JP5351499B2 - 非接触型電力伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、電磁誘導を利用して送電装置から受電装置へ電力を伝送する非接触型電力伝送システムに関するものである。
この種の非接触型電力伝送システムとして、下記特許文献1に開示されたデータキャリアシステムで利用されている非接触型電力伝送システムが知られている。このデータキャリアシステムは、応答器と、応答器へ電力を供給するために高周波の搬送波を送信すると共に応答器との間でデータを送受信する質問器とを備えている。また、質問器には、質問器を制御するための制御手段と、質問器のアンテナから送信された電力の強さをモニタするためのモニタ手段と、質問器のアンテナと送信回路とのインピーダンス整合を行うための整合手段と、整合手段に配置された複数のコンデンサを連続的な合成容量として指示させるための変換テーブル手段とが設けられている。この非接触型電力伝送システムによれば、アンテナから送信された電力の強度をモニタ手段によってモニタしつつ、これを基にして制御手段が整合手段のコンデンサ合成容量を加減して最も大きな電力が得られる点に整合させることができるため、アンテナの製造上のバラツキ、経年変化および湿度温度の変化などに対しても自動的に最適な整合状態に移行させることが可能となっている。
特開平10−303790号公報(第2−4頁、第1図)
ところが、上記したデータキャリアシステムで利用されている従来の非接触型電力伝送システムには、以下の改善すべき課題が存在している。すなわち、この非接触型電力伝送システムでは、質問器と応答器との間の距離や、応答器に対する質問器のアンテナの向きによってさまざまに変化する質問器側でのアンテナのインピーダンスに対しては、質問器に設けた整合手段のコンデンサ合成容量を加減することにより、送信回路のインピーダンスと整合させて、効率のよい電力の送信を可能としている。
しかしながら、本願発明者が上記した従来の非接触型電力伝送システムについて鋭意研究を行ったところ、応答器側にはインピーダンス整合を任意に実行可能な整合手段が設けられていないため、応答器側ではアンテナと整流平滑回路との整合状態を変更できないことに起因して、良好に電力伝送できる質問器と応答器との間の距離の範囲に制限があるという解決すべき課題が存在していることを見出した。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送できる距離の範囲を広げ得る非接触型電力伝送システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の非接触型電力伝送システムは、交流信号を発生する信号発生部、および前記交流信号の供給を受けて電磁場を発生させる送信アンテナを有する送電装置と、前記電磁場によって誘導電圧を発生する受信アンテナ、および当該誘導電圧に基づいて負荷に供給する電圧を生成する電圧生成部を有する受電装置とを備えた非接触型電力伝送システムであって、前記送電装置は、前記信号発生部と前記送信アンテナとの間に配設された第1整合部を備え、前記受電装置は、前記受信アンテナと前記電圧生成部との間に配設された第2整合部と、前記電圧生成部から前記負荷に供給される電力値を計測する電力計測部とを備え、前記第1整合部を制御して前記信号発生部と前記送信アンテナとを整合させる第1処理と、前記第2整合部を制御して前記受信アンテナと前記電圧生成部とを整合させる第2処理とを実行する処理部を備え、前記信号発生部は、前記交流信号の出力電力値を制御可能に構成され、前記処理部は、前記信号発生部での前記出力電力値を規定電力値未満に規定した状態において前記第1処理および前記第2処理を実行し、当該各処理の完了後において、前記出力電力値に対する前記電力計測部によって計測される前記電力値の比率が所定値以上のときに、当該信号発生部での当該出力電力値を当該規定電力値に規定する電力制御処理を実行する
また、請求項2記載の非接触型電力伝送システムは、請求項1記載の非接触型電力伝送システムにおいて、前記送電装置は、前記送信アンテナからの反射波電力値を計測する反射電力計測部を備え、前記処理部は、前記第1処理において、前記反射波電力値が予め規定されたしきい値以下または最小となるように前記第1整合部を制御する。
また、請求項記載の非接触型電力伝送システムは、請求項1または2記載の非接触型電力伝送システムにおいて、前記処理部は、前記送電装置に配設されて前記第1処理を実行すると共に前記第1整合部の整合状態に関する第1情報を出力する第1処理部と、前記受電装置に配設されて前記第1情報を入力すると共に当該入力した第1情報に基づいて前記第2処理を実行する第2処理部とを備えている。
請求項1記載の非接触型電力伝送システムでは、送電装置の信号発生部と送信アンテナとの間に第1整合部が配設されると共に、受電装置の受信アンテナと電圧生成部との間に第2整合部が配設され、処理部が、例えば受電装置の存在を検出したときに、第1整合部を制御して信号発生部と送信アンテナとを整合状態に移行させると共に、第2整合部を制御して受信アンテナと電圧生成部との整合状態に移行させる。したがって、この電力伝送システムによれば、送電装置に対して受電装置が様々な距離に配置されたとしても、送電装置だけでなく、受電装置についても、常に送電装置および受電装置間の距離の長短に応じた整合状態に移行させることができ、この結果、電力伝送を伝送効率のよい状態で行うことができる。このため、この電力伝送システムによれば、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送できる送電装置と受電装置との間の距離の範囲を広げることができる。
また、この非接触型電力伝送システムでは、信号発生部が交流信号の出力電力値を制御可能に構成され、処理部が、交流信号の出力電力値を規定電力値未満の電力値にした状態で送電装置および受電装置の双方を不整合状態から整合状態に移行させ、整合状態に移行させた後に、交流信号の出力電力値を規定電力値に規定する電力制御処理を実行して、規定電力値での電力伝送を開始する。したがって、この電力伝送システムによれば、電力の伝達効率が低下する不整合状態において、交流信号の出力電力を小さく規定しているため、交流信号の出力電力値を規定電力値とした状態で整合状態に移行させる構成とは異なり、電力伝送システムでの消費電力を大幅に低減することができる。
また、この非接触型電力伝送システムでは、受電装置が負荷に供給される電力値を計測する電力計測部を備え、処理部が、信号発生部から出力される交流信号の電力値に対する負荷への電力値の比率が所定値以上のときに、規定電力値での交流信号の電力伝送を実行する。したがって、この電力伝送システムによれば、送電装置および受電装置が整合状態に移行した場合であっても、何らかの原因で実際の電力の上記比率が低下しているときには、規定電力値での電力伝送の実行を回避することができ、電力伝送システムでの電力ロスの発生を防止することができる。
請求項2記載の非接触型電力伝送システムによれば、送電装置が送信アンテナからの反射波電力値を計測する反射電力計測部を備え、処理部が、この反射波電力値がしきい値以下または最小となるように第1整合部を制御するため、信号発生部と送信アンテナとを確実かつ短時間で整合状態に移行させることができる。また、処理部が反射電力計測部で計測された反射波電力値が最小となるように第1整合部を整合させる構成では、整合状態への移行に要する時間が長くなるものの、最も良好な整合状態に移行させることができる。
請求項記載の非接触型電力伝送システムでは、第1整合部に対する制御を実行すると共に、第1整合部における整合状態に関する第1情報を受電装置に出力させる第1処理部を送電装置に配設すると共に、送電装置からの第1情報を受信して、この第1情報に基づいて受電装置内の第2整合部に対する制御を実行する第2処理部を受電装置に配設したことにより、送電装置と受電装置とが物理的に切り離される構成においても、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送できる送電装置と受電装置との間の距離の範囲を広げることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る非接触型電力伝送システムの最良の形態について説明する。
図1に示す非接触型電力伝送システム(以下、単に「電力伝送システム」ともいう)1は、一例として送電装置2および受電装置3を備え、受電装置3が送電装置2から非接触で電力を受電すると共に、受電した電力を負荷(本例では、一例としてバッテリ)4に対して出力可能に構成されている。
送電装置2は、信号発生部11、送信アンテナ12、第1整合部13、反射電力計測部14、第1処理部15および第1通信部16を備えて構成されている。信号発生部11は、交流信号S1を発生して出力する。また、信号発生部11は、第1処理部15によって制御されて、交流信号S1の出力電力値を変更可能に構成されている。具体的には、信号発生部11は、交流信号S1を規定電力値W1aで出力する状態、および交流信号S1を規定電力値W1a未満の電力値W1bで出力する状態のうちの任意の一方の状態で動作可能となっている。また、信号発生部11は、出力している交流信号S1の出力電力値W1(規定電力値W1aと電力値W1bとを特に区別しないときには「電力値W1」ともいう)を出力電力情報として第1処理部15に出力する機能を備えている。
送信アンテナ12は、一例としてコイル形状(つるまきバネ形状や平面コイル形状)に形成されている。また、送信アンテナ12は、受電装置3に配設された後述の受信アンテナ21と電磁結合する。第1整合部13は、信号発生部11と送信アンテナ12との間に配設されて(具体的には、信号発生部11と送信アンテナ12とを接続する伝送路に介装されて)、受信アンテナ21との間の距離に応じて変化する送信アンテナ12のインピーダンス(入力インピーダンス)に信号発生部11側のインピーダンスを整合させる(信号発生部11と送信アンテナ12とを整合状態に移行させる)。本例では、一例として、第1整合部13は、図3に示すように、送信アンテナ12に対して並列に接続された可変コンデンサ13aと、送信アンテナ12に対して直列(具体的には、送信アンテナ12および可変コンデンサ13aからなる並列回路に対して直列)に接続された可変コンデンサ13bとを備えて構成されている。また、第1整合部13は、可変コンデンサ13a,13bの各静電容量が第1処理部15から出力される制御信号S2によって別個独立して制御されることにより、送信アンテナ12(詳しくは、信号発生部11側から見た送信アンテナ12の入力インピーダンス)と信号発生部11(詳しくは、送信アンテナ12側から見た信号発生部11側の出力インピーダンス)とを整合可能となっている。反射電力計測部14は、信号発生部11と第1整合部13との間に配設されて(具体的には、信号発生部11と第1整合部13とを接続する伝送路に介装されて)、信号発生部11から送信アンテナ12に出力された交流信号S1のうちの送信アンテナ12で反射されて信号発生部11側に戻る交流信号S1の電力値(反射波電力値)W2を計測して反射電力情報として第1処理部15に出力する。
第1処理部15は、一例としてCPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を含んで構成されて、信号発生部11に対する制御処理、第1整合部13を制御して信号発生部11(具体的には反射電力計測部14および信号発生器11)と送信アンテナ12との間を上記の整合状態に移行させる制御処理(本発明における第1処理)、この整合状態における第1整合部13のパラメータ情報(本発明における第1情報であって、本例では、各可変コンデンサ13a,13bの静電容量値に関する情報)D1を第1通信部16を経由して受電装置3に送信する送信処理、および受電装置3の電力計測部24で計測された後述の電力値W3を第1通信部16を経由して受信する受信処理を実行する。第1通信部16は、一例として無線送受信器で構成されて、受電装置3の後述する第2通信部26と通信可能に構成されている。また、第1通信部16は、受電装置3の無線信号についての受信強度D2を検出して受信強度情報として第1処理部に出力する機能を備えている。
受電装置3は、受信アンテナ21、第2整合部22、整流部23、電力計測部24、第2処理部25および第2通信部26を備えて構成されている。受信アンテナ21は、一例として送信アンテナ12と同一のコイル形状に形成されて、送信アンテナ12と同一のインダクタンスを有している。また、受信アンテナ21は、送電装置2の送信アンテナ12と電磁結合して(つまり、送信アンテナ12によって発生させられた電磁場により)、その両端間に誘導電圧V1を発生させる。第2整合部22は、受信アンテナ21と整流部23との間に配設されて(具体的には、受信アンテナ21と整流部23とを接続する伝送路に介装されて)、送信アンテナ12との間の距離に応じて変化する受信アンテナ21のインピーダンス(出力インピーダンス)と整流部23側のインピーダンスとを整合させる(受信アンテナ21と整流部23とを整合状態に移行させる)。本例では、一例として、第2整合部22は、図4に示すように、受信アンテナ21に対して並列に接続された可変コンデンサ22aと、受信アンテナ21に対して直列(すなわち、受信アンテナ21および可変コンデンサ22aからなる並列回路に対して直列)に接続された可変コンデンサ22bとを備え、第1整合部13と同一の回路に構成されている。また、第2整合部22は、可変コンデンサ22a,22bの各静電容量が第2処理部25から出力される制御信号S3によって別個独立して制御されることにより、受信アンテナ21(詳しくは、整流部23側から見た受信アンテナ21の出力インピーダンス)と整流部23(詳しくは、受信アンテナ21側から見た整流部23の入力インピーダンス)とを整合可能となっている。
整流部23は、本発明における電圧生成部の一例であって、受信アンテナ21に生じる誘導電圧V1を第2整合部22を介して入力すると共に、この誘導電圧V1に基づいて、バッテリ4に供給する電圧(本例では直流電圧)Voを生成する。具体的には、整流部23は、整流回路および平滑回路で構成されて、第2整合部22から出力される誘導電圧(交流電圧)V1を整流・平滑して電圧Voを生成すると共に、生成した電圧Voをバッテリ4に出力する。また、本例では、一例として、受電装置3内の各構成要素は、この電圧Voを整流部23から供給されて作動する。なお、整流部23から供給された電圧Voを充電するバッテリを備え(図示せず)、このバッテリの電圧で受電装置3内の各構成要素を作動させてもよい。また、整流部23に代えて、電圧生成部を、例えば、DC−DCコンバータ、AC−DCコンバータ、またはAC−ACコンバータで構成することもできる。
電力計測部24は、整流部23とバッテリ4とを接続する伝送路に介装されて、受電装置3からバッテリ4に供給されている電圧Voの電力値W3を計測して供給電力情報として第2処理部に出力する。第2処理部25は、一例としてCPUおよび内部メモリ(いずれも図示せず)を含んで構成されて、送電装置2からパラメータ情報D1を受信する受信処理、このパラメータ情報D1に基づいて第2整合部22を制御して受信アンテナ21とバッテリ4(具体的には整流部23およびバッテリ4)とを上記の整合状態に移行させる制御処理(本発明における第2処理)、および電力計測部24で計測された電力値W3を第2通信部26を経由して送電装置2に送信する送信処理を実行する。第2通信部26は、一例として無線送受信器で構成されて、送電装置2の第1通信部16と通信可能に構成されている。また、第2通信部26は、送電装置2に受電装置3の存在を検出させるために、無線信号を定期的に出力する。
次に、電力伝送システム1の動作について説明する。一例として、送電装置2が所定位置に予め配設された状態において、バッテリ4に接続された受電装置3をバッテリ4と共に送電装置2の近傍に移動させて、バッテリ4を充電する例を挙げて説明する。
電力伝送システム1は、図2に示す電力伝送処理50を繰り返し実行する。この電力伝送処理50では、送電装置2の第1処理部15が、まず、受電装置3を検出する処理を実行する(ステップ51)。具体的には、送電装置2では、第1通信部16が、受電装置3の第2通信部26から出力される無線信号による受信強度D2を繰り返し検出して出力する。このため、この処理では、第1処理部15は、この受信強度D2が予め規定された基準強度に達したか否かを判別することにより、受電装置3の存在を検出する。
上記処理において受電装置3の存在を検出したとき(つまり、受信強度D2が基準強度に達したとき)には、第1処理部15は、小電力での送電を開始する(ステップ52)。具体的には、第1処理部15は、信号発生部11に対する制御を実行して、交流信号S1を電力値W1bで出力させる。これにより、信号発生部11から出力された交流信号S1が、反射電力計測部14および第1整合部13を経由して送信アンテナ12に供給されて、小電力での送電が開始される。また、反射電力計測部14は、反射波電力値W2を計測して出力する。
一方、受電装置3では、送信アンテナ12と電磁結合する受信アンテナ21に誘導電圧V1が発生し、整流部23が、第2整合部22を介して出力されるこの誘導電圧V1を整流して電圧Voを生成する。これにより、バッテリ4に対する電圧Voの供給が開始されると共に、受電装置3内の電力計測部24、第2処理部25および第2通信部26がこの電圧Voの供給を受けて作動を開始する。具体的には、電力計測部24は、整流部23からバッテリ4に供給される電圧Voについての電力値W3の計測および第2処理部25への出力を開始する。また、第2通信部26は、送電装置2の第1通信部16との通信を開始する。
次いで、第1処理部15は、反射電力計測部14から出力される反射波電力値W2を取得し(ステップ53)、反射波電力値W2が予め規定されたしきい値以下であるか否かを判別する(ステップ54)。この比較の結果、反射波電力値W2がしきい値以下でないときには、第1処理部15は、整合処理を実行する(ステップ55)。また、第1処理部15による送電装置2での整合処理と同時に、第2処理部25も受電装置3において整合処理を実行する。
具体的には、この整合処理では、送電装置2において、第1処理部15が、第1整合部13に対して制御信号S2を出力して、反射波電力値W2が減少するように第1整合部13の可変コンデンサ13a,13bの各静電容量を変更する処理を実行する。次いで、第1処理部15は、パラメータ情報D1(可変コンデンサ13a,13bの各静電容量)を第1通信部16を経由して受電装置3に送信する送信処理を実行する。一方、受電装置3では、第2通信部26が、このパラメータ情報D1を受信して、第2処理部25に出力する。また、第2処理部25は、このパラメータ情報D1で示される可変コンデンサ13a,13bの各静電容量に基づいて、第2整合部22内の対応する可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を制御する処理を実行する。本例では、一例として、第2処理部25は、可変コンデンサ22aの静電容量を可変コンデンサ13aの静電容量に一致させ、かつ可変コンデンサ22bの静電容量を可変コンデンサ13bの静電容量に一致させるように可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を制御する。
第1処理部15は、上記の各ステップ53,54,55を反射波電力値W2がしきい値以下となるまで繰り返し実行する。また、受電装置3では、第2処理部25が、送電装置2からの新たなパラメータ情報D1を取得する都度、可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を上記したように繰り返し制御する。
この結果、ステップ54において、反射波電力値W2がしきい値以下となったときには、第1処理部15は、第1整合部13による送信アンテナ12と反射電力計測部14との整合が完了したと判別して、送電・受電電力測定処理を実行する(ステップ56)。この場合、第1整合部13による送信アンテナ12と反射電力計測部14との整合が完了したときには、受信アンテナ21が送信アンテナ12と同一に構成されると共に、第2整合部22が第1整合部13と同一に構成され、かつ第2整合部22の各可変コンデンサ22a,22bが第1整合部13の対応する各可変コンデンサ13a,13bと同一の静電容量に制御されるため、受電装置3においても、受信アンテナ21と整流部23との整合が完了した状態となる。なお、本例では、一例として、反射波電力値W2がしきい値以下となったときに、第1処理部15が第1整合部13による送信アンテナ12と信号発生部11との整合が完了したと判別する構成を採用して、整合状態への移行時間の短縮を図っているが、反射波電力値W2が最小となったときに、第1処理部15が第1整合部13による送信アンテナ12と信号発生部11との整合が完了したと判別する構成を採用することもできる。
この送電・受電電力測定処理では、第1処理部15は、まず、信号発生部11から交流信号S1の電力値W1bを取得して、内部メモリに記憶する。次いで、第1処理部15は、受電装置3の第2処理部25に対して電力計測部24で計測された電力値W3を第2通信部26を介して送信させる。続いて、第1処理部15は、第1通信部16を介して電力値W3を取得して、内部メモリに記憶する。これにより、送電・受電電力測定処理が完了する。なお、受電装置3の第2処理部25が、電力計測部24からの電力値W3の取得と、第2通信部26からの電力値W3の送信とを繰り返し実行する構成を採用してもよい。この構成では、第1処理部15は、受電装置3から送信されてくる電力値W3を第1通信部16を介して受信すればよいため、第1処理部15が第2処理部25に対して電力値W3を送信させる処理は不要となる。
続いて、第1処理部15は、内部メモリに記憶されている各電力値W1b,W3に基づいて、伝達効率(本発明における比率)A(=W3/W1b)を算出して、予め決められた所定値以上であるか否かを判別する(ステップ57)。この判別の結果、伝達効率Aが所定値未満のときには、第1処理部15は、送信アンテナ12と受信アンテナ21との電磁的な結合状態が電力伝送には適さない状態にあると判別して、信号発生部11に対する制御を実行して、電力値W1bでの交流信号S1の出力を停止させて(ステップ58)、電力伝送処理を終了させる。これにより、非効率な電力伝送が回避される。
一方、伝達効率Aが所定値以上と判別したときには、第1処理部15は、送信アンテナ12と受信アンテナ21との電磁的な結合状態が電力伝送に適した状態にあると判別して、大電力での送電を開始させる(ステップ59)。これにより、効率の良い電力伝送が可能な状態において、大電力での送電が開始される。具体的には、第1処理部15は、信号発生部11に対する制御(本発明における電力制御処理)を実行して、交流信号S1を規定電力値W1aで出力させる。これにより、送電装置2から受電装置3に対して、規定の電力が供給されて、受電装置3に接続されたバッテリ4が電圧Voで充電される。また、第1処理部15は、この大電力での送電の実行中に、予め規定された停止条件が満たされたか否かを判別して(ステップ60)、この停止条件が満たされたと判別したときには、信号発生部11に対する制御を実行して、交流信号S1の出力を停止させる(ステップ61)。これにより、電力伝送システム1での電力伝送処理が完了する。この場合、停止条件としては、例えば、第1処理部15への電力伝送処理の強制停止信号の入力や、バッテリ4の充電が完了した旨の信号の入力などが挙げられる。
このように、この電力伝送システム1では、送電装置2の信号発生部11と送信アンテナ12との間に第1整合部13が配設されると共に、受電装置3の受信アンテナ21と整流部23との間に第2整合部22が配設され、受電装置3の存在を検出したときに、第1整合部13を制御して信号発生部11と送信アンテナ12とを整合状態に移行させると共に、第2整合部22を制御して受信アンテナ21と整流部23との整合状態に移行させる。したがって、この電力伝送システム1によれば、送電装置2に対して受電装置3が様々な距離に配置されたとしても、送電装置2だけでなく、受電装置3についても、常に各装置2,3間の距離の長短に応じた整合状態に移行させることができ、この結果、規定電力値W1aでの電力伝送を伝送効率Aのよい状態で行うことができる。このため、この電力伝送システム1によれば、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送できる送電装置2と受電装置3との間の距離の範囲を広げることができる。
図5に、送電装置2と受電装置3との間の距離を変えて、送信アンテナ12と受信アンテナ21との結合係数kを変化させたときの、結合係数k毎の(距離毎の)伝達効率Aを測定した測定結果とシミュレーションで算出した算出結果とについて、本願発明(電力伝送システム1)と、2つの比較例1,2とを対比して示す。ここで、比較例1は、一例として、受電装置3側が結合係数k=0.2において整合状態となる構成とし、送電装置2および受電装置3間の距離を変えつつ、送電装置2の第1整合部13のみを制御して、送電装置2側のみを整合状態に移行させる電力伝送システムである。また、比較例2は、一例として、受電装置3側が結合係数k=0.02において整合状態となる構成とし、送電装置2および受電装置3間の距離を変えつつ、送電装置2の第1整合部13のみを制御して、送電装置2側のみを整合状態に移行させる電力伝送システムである。
図5に示すシミュレーション結果によれば、比較例1,2共に、送電装置2および受電装置3の双方が整合状態となる結合係数k(距離)のときには、本願発明と同じ伝達効率Aを確保することが可能であるが、それ以外の結合係数k(距離)では、いずれの場合においても、本願発明の伝達効率には及ばないことが理解される。一方、本願発明についての測定結果によれば、送電装置2に対して受電装置3を様々な距離に配置したとしても、送電装置2にだけ整合部を配置して送電装置2内でのみ整合状態に移行させる構成とは異なり、広い範囲の距離において高い伝達効率を確保できることが明らかである。
また、この電力伝送システム1によれば、送電装置2が送信アンテナ12からの反射波電力値W2を計測する反射電力計測部14を備え、第1処理部15がこの反射波電力値W2がしきい値以下となるように第1整合部13を制御するため、信号発生部11と送信アンテナ12とを確実かつ短時間で整合状態に移行させることができる。また、第1処理部15が反射電力計測部14で計測された反射波電力値W2が最小となるように第1整合部13を整合させる構成では、整合状態への移行に要する時間が長くなるものの、最も良好な整合状態に移行させることができる。
また、この電力伝送システム1では、信号発生部11が交流信号S1の出力電力値を制御可能に構成され、第1処理部15は、交流信号S1の出力電力値を規定電力値W1a未満の電力値W1bにした状態で送電装置2および受電装置3の双方を不整合状態から整合状態に移行させ、整合状態に移行させた後に、交流信号S1の出力電力値を規定電力値W1aに規定する電力制御処理を実行して、規定電力値W1aでの電力伝送を開始する。したがって、この電力伝送システム1によれば、電力の伝達効率が低下する不整合状態において、交流信号S1の出力電力を小さく規定しているため、交流信号S1の出力電力値を規定電力値W1aとした状態で整合状態に移行させる構成とは異なり、電力伝送システム1での消費電力を大幅に低減することができる。
また、この電力伝送システム1では、受電装置3がバッテリ4に供給される電力値W3を計測する電力計測部24を備え、送電装置2の第1処理部15は、信号発生部11から出力される交流信号S1の電力値W1に対する電力値W3の比率(伝送効率A)が所定値以上のときに、規定電力値W1aでの交流信号S1の電力伝送を実行する。したがって、この電力伝送システム1によれば、送電装置2および受電装置3が整合状態に移行した場合であっても、何らかの原因で実際の電力の伝達効率Aが低下しているときには、規定電力値W1aでの電力伝送の実行を回避することができ、電力伝送システム1での電力ロスの発生を防止することができる。
また、この電力伝送システム1では、第1整合部13に対する制御を実行すると共に、第1整合部13における整合状態に関する第1情報を受電装置3に出力させる第1処理部15を送電装置2に配設すると共に、送電装置2からの第1情報を受信して、この第1情報に基づいて受電装置3内の第2整合部22に対する制御を実行する第2処理部25を受電装置3に配設したことにより、送電装置2と受電装置3とが物理的に切り離される構成においても、電力の伝送効率の低下を最小限に抑えつつ、良好に電力伝送できる送電装置2と受電装置3との間の距離の範囲を広げることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に示した構成に限定されない。例えば、上記の実施の形態では、受電装置3とバッテリ4とが別体に構成された例を挙げて説明したが、受電装置3にバッテリ4が内蔵されている構成にも適用できるのは勿論である。また、各第1通信部16,26が無線で通信する構成を例に挙げて説明したが、無線以外の非接触型の通信方式(光などを利用した通信方式)を採用することもできる。
また、各整合部13,22については、アンテナに1つのコンデンサを直列に接続し、アンテナとこのコンデンサの直列回路に対してもう一つのコンデンサを並列に接続して構成することもできる。また、3つ以上のコンデンサで構成することもできる。さらには、コンデンサだけではなく、インダクタをコンデンサと併用することもできるなど、整合回路として公知となっている種々の回路を採用することができる。また、インダクタとコンデンサを併用して各整合部を構成する場合において、コイル状に形成されたアンテナにタップを複数設け、アンテナの一部をインダクタとして使用すると共に、このタップを切り替えることで、インダクタのインダクタンスを可変する構成を採用することもできる。
また、送電装置2における送信アンテナ12および第1整合部13の構成と、受電装置3における受信アンテナ21および第2整合部22の構成とを同一とし、かつ第1整合部13の可変コンデンサ13a,13bの各静電容量に、第2整合部22の可変コンデンサ22a,22bの各静電容量を一致させるという簡単かつ迅速に送電装置2および受電装置3の双方を整合状態に同時に移行させ得る好適な構成を採用した例について上記したが、送電装置2における送信アンテナ12および第1整合部13の構成と、受電装置3における受信アンテナ21および第2整合部22の構成とを相違させる構成を採用することもできる。この構成においては、一例として、送電装置2および受電装置3のいずれか一方の処理部(例えば、第2処理部25)の内部メモリに、送電装置2および受電装置3の他方内での整合状態としたときの整合部(この例では第1整合部13)での整合条件(信号発生部11と送信アンテナ12とを整合状態としたときの第1整合部13のパラメータ情報D1)に基づいて整合部(この例では第2整合部22)を制御するための整合条件をデータテーブルとして記憶させることで、双方に対する整合処理を同時に実行させることが可能となる。
また、本発明に係る電力伝送システム1は、非接触で充電を行う様々な電気機器(電気カミソリ、電動歯ブラシ、バッテリ駆動方式の自動車)に適用することができると共に、送電装置2から電力が供給されているときにのみ作動して、この電力の供給が停止したときに作動を停止するバッテリ4を有さない電気機器(例えば、RFIDなどのICカード)にも適用できるのは勿論である。このようにバッテリ4を有さない電気機器に電力伝送システム1を適用したときには、これらの電気機器を構成する電気回路が電力伝送システム1の負荷となる。
電力伝送システム1のブロック図である。 電力伝送システム1における電力伝送処理の動作を説明するためのフローチャートである。 送電装置2における第1整合部13の回路図である。 受電装置3における第2整合部22の回路図である。 送電装置2と受電装置3との間の距離を変えて結合係数kを変えたときの各結合係数kでの本願発明(電力伝送システム1)の伝達効率の測定結果および各比較例1,2の伝達効率のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1 電力伝送システム
2 送電装置
3 受電装置
4 バッテリ
11 信号発生部
12 送信アンテナ
13 第1整合部
14 反射電力計測部
15 第1処理部
21 受信アンテナ
22 第2整合部
23 整流部
24 電力計測部
25 第2処理部
S1 交流信号
V1 誘導電圧
Vo 電圧(負荷に供給する電圧)

Claims (3)

  1. 交流信号を発生する信号発生部、および前記交流信号の供給を受けて電磁場を発生させる送信アンテナを有する送電装置と、
    前記電磁場によって誘導電圧を発生する受信アンテナ、および当該誘導電圧に基づいて負荷に供給する電圧を生成する電圧生成部を有する受電装置とを備えた非接触型電力伝送システムであって、
    前記送電装置は、前記信号発生部と前記送信アンテナとの間に配設された第1整合部を備え
    前記受電装置は、前記受信アンテナと前記電圧生成部との間に配設された第2整合部と、前記電圧生成部から前記負荷に供給される電力値を計測する電力計測部とを備え
    前記第1整合部を制御して前記信号発生部と前記送信アンテナとを整合させる第1処理と、前記第2整合部を制御して前記受信アンテナと前記電圧生成部とを整合させる第2処理とを実行する処理部を備え
    前記信号発生部は、前記交流信号の出力電力値を制御可能に構成され、
    前記処理部は、前記信号発生部での前記出力電力値を規定電力値未満に規定した状態において前記第1処理および前記第2処理を実行し、当該各処理の完了後において、前記出力電力値に対する前記電力計測部によって計測される前記電力値の比率が所定値以上のときに、当該信号発生部での当該出力電力値を当該規定電力値に規定する電力制御処理を実行する非接触型電力伝送システム。
  2. 前記送電装置は、前記送信アンテナからの反射波電力値を計測する反射電力計測部を備え、
    前記処理部は、前記第1処理において、前記反射波電力値が予め規定されたしきい値以下または最小となるように前記第1整合部を制御する請求項1記載の非接触型電力伝送システム。
  3. 前記処理部は、前記送電装置に配設されて前記第1処理を実行すると共に前記第1整合部の整合状態に関する第1情報を出力する第1処理部と、前記受電装置に配設されて前記第1情報を入力すると共に当該入力した第1情報に基づいて前記第2処理を実行する第2処理部とを備えている請求項1または2記載の非接触型電力伝送システム。
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