JP5351198B2 - マルチディスプレイシステム - Google Patents

マルチディスプレイシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5351198B2
JP5351198B2 JP2011063742A JP2011063742A JP5351198B2 JP 5351198 B2 JP5351198 B2 JP 5351198B2 JP 2011063742 A JP2011063742 A JP 2011063742A JP 2011063742 A JP2011063742 A JP 2011063742A JP 5351198 B2 JP5351198 B2 JP 5351198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
video
input
display device
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011063742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012198446A (ja
Inventor
謙二 秋友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2011063742A priority Critical patent/JP5351198B2/ja
Priority to US13/425,942 priority patent/US8988314B2/en
Priority to CN2012100791649A priority patent/CN102695033A/zh
Publication of JP2012198446A publication Critical patent/JP2012198446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5351198B2 publication Critical patent/JP5351198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1446Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display display composed of modules, e.g. video walls
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0407Resolution change, inclusive of the use of different resolutions for different screen areas
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2356/00Detection of the display position w.r.t. other display screens
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2370/00Aspects of data communication
    • G09G2370/20Details of the management of multiple sources of image data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、マルチディスプレイシステムに関し、特に、システムに入力される映像信号の数、映像の解像度、周囲の人の位置等に応じて表示レイアウトを自動的に変更可能なマルチディスプレイシステムに関する。
大画面の映像表示システムとして、複数のディスプレイ装置を配列して大画面映像を表示するマルチディスプレイシステムが普及している。マルチディスプレイシステムは、例えば、街中での広告表示、展示会、スポーツ施設等での観客への情報提供のために利用されている。
マルチディスプレイシステムは、1つの映像を大画面で表示する以外に、予め表示レイアウトを決定して、複数の映像を同時に表示することもできる。表示レイアウトは、マルチディスプレイシステムを構成する各ディスプレイ装置に表示する映像を特定するだけでは決定されず、これに加えて、各映像の拡大率と、各ディスプレイ装置に表示する、拡大された映像の部分領域とを特定することによって決定される。
一方、下記特許文献1には、会議テーブルとして使用可能なテーブル形状の大型ディスプレイ装置を開示している。本装置は、1つの大型ディスプレイ装置の表示画面がテーブル面となっており、周囲のユーザの着席位置に合わせて、表示領域を分割して表示する。
また、下記特許文献2には、ユーザが表示画面のサイズを変更できるポータブルコンピュータ用の表示装置が開示されている。本表示装置は、複数の平面パネル装置を接続して大画面を構成する。
また、下記特許文献3は、複数の小型ディスプレイ装置を組合せて大型ディスプレイを形成するスケーラブルディスプレイシステムを開示している。本システムでは、各小型ディスプレイ装置の表示を担う各クライアント(コンピュータ)に対して、中間コンピュータから、1つの映像を分割して再フォーマットした映像を送信する。
特開2008−269044号公報 特開2002−196741号公報 特開2005−165335号公報
マルチディスプレイシステムにおいて、複数の映像を同時に表示する場合、表示レイアウトを人が予め決定する。したがって、表示する映像の数及び解像度等の表示条件が変更される度に、人が新たに表示レイアウトを決定する必要があり、煩雑である。また、頻繁な映像の変更に柔軟に対応することもできない。
ディスプレイ装置をテーブルとして使用する場合、上記特許文献1のように1つの大型ディスプレイを使用すると、非常に高価になり、実現できるテーブルの大きさにも限界がある。このため、マルチディスプレイシステムを応用することが考えられる。しかし、その場合、上記したように表示レイアウトを柔軟に変更できないことが問題となる。例えば、マルチディスプレイシステムを会議用テーブルとして使用する場合、参加者が異なる度に表示レイアウトを人が変更しなければならない。また、会議中に参加者が増減した場合に柔軟に対応することもできない。
上記特許文献2及び3は、複数の映像を同時に表示するものではなく、これらによっても上記の問題を解決することはできない。
したがって、本発明は、入力される映像信号の数、映像の解像度、周囲の人の位置等の外部環境に応じて、表示レイアウトを自動的に変更可能なマルチディスプレイシステムを提供することを目的とする。
上記の目的は、下記によって達成することができる。
即ち、本発明に係るマルチディスプレイシステムは、複数のディスプレイ装置を備えるマルチディスプレイシステムであって、入力される複数の映像信号を受信する受信部と、入力される複数の映像信号の数、又は、映像信号の受信部への入力位置に応じて、入力される映像信号から生成する映像の、複数のディスプレイによって形成される映像表示面上における表示レイアウトを決定する表示レイアウト決定部と、決定された表示レイアウト及びディスプレイ装置の配置情報に応じて、入力される映像信号から映像を生成して映像表示面に表示する表示部とを備える。
好ましくは、マルチディスプレイシステムは、入力される複数の映像信号の数である入力数を検出する信号検出手部をさらに備え、表示レイアウトは、信号検出部により検出された入力数に応じて決定される。
より好ましくは、表示レイアウトは、入力される複数の映像信号の中から、各々のディスプレイ装置が表示する映像を生成するために使用する映像信号を特定する情報と、各々のディスプレイ装置が使用する映像信号に対応する映像全体において、各々のディスプレイ装置が表示する映像領域を特定する情報と、各々のディスプレイ装置が表示する映像領域の拡大率を特定する情報とにより決定される。
さらに好ましくは、マルチディスプレイシステムは、入力される複数の映像信号の解像度を検出する解像度検出部をさらに備え、表示レイアウト決定部は、入力数及び解像度の順に応じて、表示レイアウトを決定する。
好ましくは、複数のディスプレイ装置によって形成される映像表示面は水平に配置され、マルチディスプレイシステムは、映像表示面の周囲の人を検出する人検出部をさらに備え、表示レイアウト決定部は、入力数及び検出された人の位置に応じて、表示レイアウトを決定する。
より好ましくは、マルチディスプレイシステムは、映像表示面全体に1つの映像全体を表示した場合における、この映像の上の縁部及び下の縁部の近傍に、人検出部によって人が検出された場合、映像表示面を、映像表示面全体に1つの映像全体を表示した場合における、この映像の上下方向に平行な線で、2つの領域に分割し、分割された一方の領域に、上の縁部及び前記下の縁部の一方の縁部側から見た正立映像を表示し、分割された他方の領域に、上の縁部及び前記下の縁部の他方の縁部側から見た正立映像を表示する。
さらに好ましくは、複数のディスプレイ装置によって形成される映像表示面は水平に配置され、受信部は、各映像信号を受信する個別受信部を複数備え、各々の個別受信部は、映像表示面全体に1つの映像全体を表示した場合における、この映像の上の縁部及び下の縁部の何れかの縁部を形成するディスプレイ装置の各々の近傍に、1対1に対応して位置し、表示レイアウトは、個別受信部に入力される映像信号から生成される映像が、この個別受信部に対応するディスプレイ装置と、このディスプレイ装置に隣接し且つ個別受信部に映像信号が入力されていないディスプレイ装置とを含む領域に表示されるように決定される。
本発明によれば、マルチディスプレイシステムにおいて、入力される映像信号の数、映像の解像度、周囲の人の位置等の外部環境に応じて、表示レイアウトを自動的に変更して映像を表示することができる。
マルチディスプレイシステムの映像表示面を水平に配置する場合、周囲の人の位置を検出して、それに応じた表示レイアウトを自動的に決定して映像を表示することができる。例えば、マルチディスプレイシステムの一方の側にのみ人がいて、映像表示面全体を使用して1つの映像全体を表示している状態から、両側に人がいるようになれば、自動的に映像表示面を2つに分割するように表示レイアウトを変更して、人が両側から正立した同じ映像を見ることができるように表示することができる。
また、マルチディスプレイシステムを会議用テーブルとして使用する場合、周囲に着席した人を検出して、それに応じた表示レイアウトを自動的に決定して映像を表示することができる。したがって、会議中に人の増減、及び着席位置の変更等があった場合に柔軟に映像の表示を変更することができる。
また、マルチディスプレイシステムをテーブルとして使用し、複数のユーザが自由に入力する映像を同時に表示することができる。このとき、各ユーザの前のディスプレイ装置を基準として、映像信号が外部から直接入力されていないディスプレイ装置にも、そのユーザが入力した映像を表示するので、可能な範囲で最大の映像を表示することができる。したがって、ユーザは、自分の携帯型コンピュータ、携帯型端末等の小さい表示画面の代わりに、より大きい画面で映像の細部を確認することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るマルチディスプレイシステムの構成の概要を示すブロック図である。 図1に示したマルチディスプレイシステムの表示部の配置を示す図である。 図1に示したマルチディスプレイシステムにおいて表示レイアウトを、入力信号の数に応じて自動的に変更する機能を実現するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 マルチディスプレイシステムの表示画面例を示す図である。 マルチディスプレイシステムの表示画面例を示す図である。 マルチディスプレイシステムの表示画面例を示す図である。 マルチディスプレイシステムの表示画面例を示す図である。 図1に示したマルチディスプレイシステムにおいて、表示レイアウトを、入力信号の解像度に応じて自動的に変更する機能を実現するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 マルチディスプレイシステムの表示画面例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るマルチディスプレイシステムの構成の概要を示すブロック図である。 図10に示したマルチディスプレイシステムにおける映像入力の例を示す図である。 図10に示したマルチディスプレイシステムにおいて、入力信号の位置に応じて表示レイアウトを自動的に決定する機能を実現するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 表示レイアウトを表す配列が決定される過程を示す図である。 図11の映像入力に対応する表示画面を示す図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
一般にマルチディスプレイシステムに1つの映像を表示する場合、2つの方法がある。1つの方法は、映像出力側で、1つの映像をディスプレイ構成(複数のディスプレイ装置の配列)に合わせて分割し、各ディスプレイ装置に対して、その位置に応じた映像信号を出力する。この方法では、各ディスプレイ装置は入力される映像をそのまま表示する。別の方法では、映像出力側は、1つの映像信号を全てのディスプレイ装置に出力する。即ち、同じ映像信号が、各ディスプレイ装置に入力され、ディスプレイ装置側で、入力される映像を分割し、該当する部分映像を拡大して表示する。
以下の説明においては、後者のディスプレイ装置側で分割する方法で映像を表示するマルチディスプレイシステムを前提としている。また、表示される映像のサイズに関する記載において、映像を画像とも記載する。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るマルチディスプレイシステム100は、複数のディスプレイ装置110、130と、入力される映像信号を分配する映像信号分配器(以下、分配器という)160、162とを備えている。図1では、代表的に、2つのディスプレイ装置110、130、及び、2つの分配器160、162のみを示している。複数のディスプレイ装置110、130は、図2に示すように全体として長方形を形成するように配列される。図2では、縦に3台、横に4台、合計12台のディスプレイ装置が配置されている。
複数のディスプレイ装置110、130の各々は、マルチディスプレイ構成判定部(以下、構成判定部という)112、132と、CPU114、134と、信号処理部116、136と、メモリ118、138と、表示部120、140と、分配器122、142と、マルチプレクサ(以下、MUXという)124、144とを備えている。
構成判定部112、132は、各ディスプレイ装置110、130で表示する映像の表示条件を設定する。具体的には、各ディスプレイ装置110、130に入力される映像情報(各入力ポートの信号の有無、映像サイズ等)を取得し、各ディスプレイ装置110、130に表示すべき映像、拡大率、表示開始位置等の条件を決定し、各CPU114、134に伝送する。構成判定部112、132は、センサ、カメラ等から、マルチディスプレイシステムの周囲の人の位置情報を取得し、各ディスプレイ装置110、130で表示する映像の表示条件として使用する。
CPU114、134は、構成判定部から伝送された情報にしたがって、信号処理部、MUX124、144を制御する。信号処理部116、136は、CPU114、134の制御を受けて、ディスプレイ装置110、130に入力された映像を拡大し、表示開始位置の変更等を行ない、表示部120、140の入力に適した信号を生成する。拡大等の処理は、入力される映像信号を一旦メモリ118、138に記憶し、メモリ118、138の一部を作業領域として実行される。
分配器122、142、160、162は、入力された映像信号を複数のディスプレイ装置110、130に分配する。分配器122、142、160、162は、信号増幅機能を有していてもよい。ディスプレイ装置110、130に内蔵された分配器122、142は、1入力2出力の分配器であり、デイジーチェイン形式で信号を相互に伝送する。ディスプレイ装置110、130の外部の分配器160、162は、全てのディスプレイ装置110、130に信号を並列に出力する1入力N出力(Nはディスプレイ装置数)の分配器である。
MUX124、144は、CPU114、134の制御を受けて、複数の入力映像信号(入力ポート)から1つを選択して出力ポートから出力するか、又は、何れの入力映像信号も出力しない。各MUX124、144において、同じ入力ポートには同じ映像信号が入力される。例えば、映像信号170は、デイジーチェイン方式で各MUX124、144の1番目の入力ポートに入力され、映像信号172は、分配器160によって分配されて各MUX124、144の2番目の入力ポートに入力され、映像信号174は、分配器162によって分配されて各MUX124、144の3番目の入力ポートに入力される。
表示部120、140は、液晶パネル等であり、信号処理部116、136からの入力信号を映像として表示する。
マルチディスプレイシステム100において、複数のディスプレイ装置110、130で1枚の画像全体(以下、1フレームともいう)を表示する場合、各信号処理部116、136は、拡大した画像上で、対応するディスプレイ装置110、130が表示する領域を決定し、その領域の画像データを用いて出力信号を生成し、表示部120、140に伝送する。例えば、図2に示した12台のディスプレイ装置で1つの画像全体を表示する場合、ディスプレイ装置110は、元画像を縦3×横4に均等に分割し、そのうちの左下の1/12の領域の画像データを縦3倍横4倍に拡大して表示する。
以下に、本マルチディスプレイシステム100において、入力信号に応じて自動的に表示レイアウトを変更する機能について具体的に説明する。各ディスプレイ装置110、130は同じ内部構成を有するので、以下においては、代表的にディスプレイ装置110の構成部品に付した参照番号を用いる。
(入力信号数に応じた表示レイアウト変更機能)
MUX124への入力信号数に応じて自動的に表示レイアウトを変更する機能を実現するプログラムについて説明する。図3は、構成判定部112が行なう処理を示している。
ステップ200において、構成判定部112は、MUX124に入力される映像信号数nを、CPU114を介して取得し、内部の記憶装置(図示せず)に記憶する。具体的には、構成判定部112は、MUX124に入力される映像信号数を、CPU114に要求する。これを受けて、CPU114はMUX124からMUX124に入力される映像信号数を取得し、その値を構成判定部112に伝送する。
ステップ202において、構成判定部112は、ステップ200で取得した入力信号数nから、対応するMUX124から出力する映像信号(入力ポート)、映像の拡大率、及び、1フレームの画像データ上で使用する部分データの領域を決定する。
例えば、図2に示したディスプレイ構成(縦3台横4台)の場合、MUX124への入力信号が1つの場合、全12台で1フレームの画像を表示する。MUX124への入力信号が2つであり、2フレームの画像を左右に表示する場合、左の台で一方の画像の1フレームを表示し、右の台で、他方の画像の1フレームを表示する。入力信号の数に応じて、各映像信号にどのディスプレイ装置を割当てるかは、ディスプレイ構成を考慮して予め決定され、例えば構成判定部112内部の不揮発性記憶装置にルックアップテーブルとして記憶されている。したがって、入力数nが決まれば、各映像の拡大率が特定され、各ディスプレイ装置110が、MUX124のどの入力ポートの信号を使用するか、拡大されたフレームのどの部分のデータを使用するかが特定される。
以下、記憶されるルックアップテーブルを、Input(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h)で表す。mは、MUX124への入力信号数を表し、w及びhはそれぞれ、ディスプレイ構成の横位置及び縦位置を表す。したがって、m、w及びhは、0以上の整数値である。w及びhは、例えば図2のように設定される。図2において、各ディスプレイ装置上に、対応する(w,h)を記載している。各構成判定部112は、自己を特定する(w,h)を記憶している。
Input(m,w,h)は、MUX124に入力される映像信号のうち、どの映像信号を使用するかを特定するための情報である。即ち、m、w及びhで特定されるテーブルの値Input(m,w,h)を、(w,h)に対応するディスプレイ装置110が、MUX124の入力ポートを特定するために使用する。Input(m,w,h)は、例えば入力ポート番号である。
Enlarge(m,w,h)は、映像の拡大率を特定するための情報である。即ち、m、w及びhで特定されるテーブル値Enlarge(m,w,h)を、(w,h)に対応するディスプレイ装置110が、入力される映像の拡大率として使用する。
Position(m,w,h)は、拡大される前の元画像上で、各ディスプレイ装置が表示すべき部分領域を特定するための情報である。即ち、m、w及びhで特定されるテーブル値Position(m,w,h)を、(w,h)に対応するディスプレイ装置が、表示を担う領域を特定するための情報として使用する。1つの元画像を複数のディスプレイ装置で分割して表示(拡大表示)することになるので、Position(m,w,h)は、1つの元画像上における、各ディスプレイ装置に対応する長方形領域の例えば左上の点の座標である。
ステップ204において、構成判定部112は、CPU114にステップ202で決定した情報(Input(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h))を伝送する。これを受けて、CPU114は、Input(m,w,h)に対応する入力ポートの信号を出力するようにMUX124を制御する。また、CPU114は、信号処理部116に、拡大率としてEnlarge(m,w,h)を設定し、入力される映像のうち表示すべき領域の位置情報としてPosition(m,w,h)を設定する。信号処理部116はこれらの値を用いて、MUX124から入力される映像データの一部をメモリ上で拡大して、表示部120に出力する信号を生成する。
ステップ206において、構成判定部112は、終了するか否かを判定する。終了の指示を受けた場合終了し、そうでなければ、ステップ208に移行する。
ステップ208において、構成判定部112は、MUX124の入力信号に変化があるか否かを判定する。即ち、構成判定部112は、ステップ200と同様にMUX124に入力される映像信号数nを取得し、前回取得して記憶した値から変化したか否かを判定する。変化していないと判定された場合、ステップ206に戻る。変化したと判定された場合、ステップ202に戻り、新たな入力数nを用いてルックアップテーブルを参照し、ステップ202〜206の処理を繰返す。
以上によって、MUX124への入力信号数nに応じて、予め設定されたルックアップテーブルを参照し、各ディスプレイ装置110の表示条件を自動的に決定することができる。
図4に、1つの映像300の信号がMUX124に入力された場合のマルチディスプレイシステム100の表示例を示す。この場合、マルチディスプレイシステム100の表示画面全体に映像300が表示される。
該当するルックアップテーブルInput(1,w,h)、Enlarge(1,w,h)、Position(1,w,h)は、例えば、Input(1,w,h)は、(w,h)に依らず、全て“1”(1番目の入力ポートを表す)である。Enlarge(1,w,h)は、(w,h)に依らず、全て縦3倍、横4倍を表すデータである。Position(1,w,h)は、(w,h)に応じたデータであり、画像1フレームを縦3×横4に分割した場合の各長方形の左上の座標値(画素単位)である。
図5に、2つの映像302及び304の信号がそれぞれ、MUX124の1番目及び2番目の入力ポートに入力される場合のマルチディスプレイシステム100の表示例を示す。この場合、マルチディスプレイシステム100の表示画面を2つに分割して、映像302及び304を表示する。
該当するルックアップテーブルInput(2,w,h)、Enlarge(2,w,h)、Position(2,w,h)は、Input(2,w,h)(w=0又は1、h=0〜2)は、hに依らず全て“1”(1番目の入力ポートを表す)であり、Input(2,w,h)(w=2又は3、h=0〜2)は、hに依らず全て“2”(2番目の入力ポートを表す)である。Enlarge(2,w,h)は、(w,h)に依らず、全て縦3倍、横2倍を表すデータである。Position(2,w,h)は、(w,h)に応じたデータであり、元画像1フレームを、縦3×横2に分割した場合の各長方形の左上の座標値(画素単位)である。マルチディスプレイシステム100の表示画面が左右に2分割されるので、Position(2,0,h)とPosition(2,2,h)とは同じデータである。また、Position(2,1,h)とPosition(2,3,h)とは同じデータである。
本マルチディスプレイシステム100を水平に配置することができる。図6は、その場合に、2つの映像306及び308の信号がMUX124に入力された場合のマルチディスプレイシステム100の表示例を示す。この場合、マルチディスプレイシステム100の表示画面を2つに分割し、映像の表示方向を逆にして映像30及び30を表示する。
該当するルックアップテーブルInput(2,w,h)、Enlarge(2,w,h)は、例えば、図5の場合と同じ値に設定することができる。一方、Position(2,w,h)は、映像306及び308を逆方向に表示(一方を正立映像、他方を倒立映像という)するための情報を含む必要がある。例えば、Position(2,0,h)及びPosition(2,1,h)を、図5の場合と同じデータとし、Position(2,2,h)及びPosition(2,3,h)を、図5の場合の値に、負の符号を付したデータとすることができる。そして、負のデータ(座標)であれば、負の符号を除いた座標を、元画像の右下を原点とする座標と解釈して、その座標の点を右下の点とする長方形領域を対象として、メモリ118上で拡大及び180度回転させればよい。
また、該当するルックアップテーブルInput(2,w,h)、Position(2,w,h)を、図5の場合と同じ値に設定してもよい。その場合には、例えば、Enlarge(2,w,h)に、映像306及び308を逆方向に表示するための情報を含めてもよい。例えば、Enlarge(2,0,h)及びEnlarge(2,1,h)を図5の場合と同じ値とし、Enlarge(2,2,h)及びEnlarge(2,3,h)を、図5の場合の値に負の符号を付した値とすればよい。負の符号の値であれば、上記と同様に座標を解釈し、180度回転すればよい。
また、映像306及び308を逆方向に表示するための情報を別途設けてもよい。
このようにルックアップテーブルを設定すれば、図3を参照して説明した処理によって、水平に配置されたマルチディスプレイシステム100の表示レイアウトは自動的に図6のようになる。したがって、周囲の人は2方向から正立した映像を見ることができる。なお、映像306及び308は同じ映像であってもよい。
本実施の形態に係るマルチディスプレイシステム100を水平に配置する場合、周囲の人をカメラ等で検出して、それに応じて、表示レイアウトを変更してもよい。人の検出は、例えば、マルチディスプレイシステム100の周囲をカメラで撮影し、得られた画像に対して、動き検出等の画像処理を行なって人を検出すればよい。例えば、図6に示したマルチディスプレイシステム100の上下の両側に人が検知された場合、図6に示したように映像を表示し、一方の側にしか人が検知されなかった場合、人が検出された方向から見て2つの映像が正立するように表示してもよい(図5参照)。また、1つの映像を表示する場合、一方の側にしか人が検知されなかった場合、図のように全画面表示し、両側に人が検知された場合、同じ映像を図6のように表示してもよい。これらの場合、人の検出に応じて、構成判定部112が、参照するルックアップテーブルを変更するようにすればよい。
また、本実施の形態に係るマルチディスプレイシステムを水平に配置して、会議用テーブルとして使用する場合、着席した人の位置に応じて表示レイアウトを変更することもできる。図7は、1つの映像324の信号がMUX124に入力され、2人の人320及び322が椅子に着席している場合における、マルチディスプレイシステム100の表示例を示す。マルチディスプレイシステム100の上下の四角形は椅子を表す。
具体的には、カメラ、センサ等によって、各ディスプレイ装置に配置された椅子への人の着席状況を検出し、これに応じて、構成判定部112が参照するルックアップデーブルを変更すればよい。カメラを使用する場合は、上記と同様に画像処理によって検出することができる。センサを使用する場合には、各椅子の座面又は背もたれに圧力センサ等を配置し、センサからの信号を各構成判定部112が受信するようにすればよい。図7のように人が着席している場合、ルックアップテーブルは、図6の場合と同じのものを使用すればよい。これによって、対面する人が、それぞれの向きから正立した同じ映像を見ることができるので、効率的に議論、意見交換等を行なうことができる。
(入力信号の解像度に応じた表示レイアウト変更機能)
MUX124への入力信号の解像度に応じて自動的に表示レイアウトを変更する機能について説明する。図8は、構成判定部112が行なう処理を示している。
ステップ400において、構成判定部112は、MUX124に入力される映像信号の入力ポート及びその入力信号の解像度の情報を、CPU114を介して取得し、内部の記憶装置に記憶する。具体的には、構成判定部112は、それらの情報をCPU114に要求する。これを受けて、CPU114はMUX124から、信号が入力されている入力ポート及び各入力信号の解像度の情報を取得し、それらの情報を対応させて、構成判定部112に伝送する。
解像度の特定には、公知技術を使用すればよい。映像信号は公知の規格に従って生成されるので、例えば、MUX124への入力信号の垂直同期信号を検出することで、解像度を特定することができる。この解像度の検出は、MUX124、CPU114の何れが行なってもよい。
ステップ402において、構成判定部112は、ステップ400で取得した情報を、解像度に応じて(解像度の高い順又は低い順に)ソートする。これによって、MUX124の入力ポートが、入力される映像の解像度に応じた順にソートされる。
例えば、MUX124が3つの入力ポートP1〜P3を備え、対応する信号の解像度がそれぞれA1〜A3とすると、構成判定部112は(P1,A1)〜(P3,A3)を得る。解像度の高い順が、A2、A1、A3とした場合、解像度の高い順にソートすると、入力ポートは、P2、P1、P3の順に並ぶ(以下、これを順序情報ともいう)。なお、各MUX124において、同じ番号の入力ポートには、同じ映像信号が入力される。
ステップ404において、構成判定部112は、ステップ402で決定した入力ポートの順序情報を用いて、対応するMUX124から出力する映像信号(即ち入力ポート番号)、映像の拡大率、及び、元画像上で使用する部分データの領域を決定する。図3で説明したのと同様に、構成判定部112は、予め設定されたルックアップテーブルを参照して、これらを決定する。
図3の場合と同様に、予め記憶されているルックアップテーブルを、Input(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h)で表す。m、w、h、Enlarge(m,w,h)及びPosition(m,w,h)の意味は、図3の場合と同じである。したがって、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h)は、図3の場合と同じものを使用することができる。
Input(m,w,h)は、図3の場合とは異なり、(w,h)に対応するディスプレイ装置に、何番目の解像度の入力映像を表示するかを特定するための情報である。Input(m,w,h)は、順番を表す整数値(“1”、“2”、“3”等)である。なお、Input(m,w,h)=0の場合、(w,h)で特定されるディスプレイ装置には映像を表示しない。
(w,h)で特定されるディスプレイ装置110に装備された構成判定部112は、ステップ402で解像度に応じてソートされた入力ポート列(順序情報)の中から、Input(,w,h)の整数値に対応する順番に位置する入力ポートを特定する。例えば、=3で、解像度の高い順にソートされる場合、Input(3,w,h)の値が“1”であれば最も解像度の高い映像を表示することを意味し、“2”であれば2番目に解像度の高い映像を表示することを意味し、“3”であれば3番目に解像度の高い映像を表示することを意味する。各構成判定部112は、ソート後の入力ポートの順序情報のうち、Input(3,w,h)の値(“1”、“2”又は“3”)に応じて、入力ポート番号を決定する。順序情報がP2、P1、P3であり、Input(3,w,h)が“1”であれば、(w,h)で特定されるディスプレイ装置110に装備された構成判定部112は、MUX124から出力する信号の入力ポートとして番号P2を決定する。Input(3,w,h)が“2”であれば、(w,h)で特定されるディスプレイ装置110に装備された構成判定部112は、MUX124から出力する信号の入力ポートとしてP1を決定する。決定された入力ポート番号をConv(m,w,h)で表す。
ステップ406において、構成判定部112は、CPU114にステップ402で決定した情報(Conv(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h))を伝送する。これを受けて、CPU114は、Conv(m,w,h)に対応する入力ポートの信号を出力するようにMUX124を制御する。また、CPU114は、信号処理部116に、拡大率としてEnlarge(m,w,h)を設置し、入力される映像のうち表示すべき領域の位置情報としてPosition(m,w,h)を設定する。信号処理部116はこれらの値を用いて、MUX124から入力される映像データの一部をメモリ上で拡大して、表示部120に出力する信号を生成する。
ステップ408において、構成判定部112は、終了するか否かを判定する。終了の指示を受けた場合終了し、そうでなければ、ステップ410に移行する。
ステップ410において、構成判定部112は、MUX124の入力信号に変化があるか否かを判定する。即ち、構成判定部112は、ステップ400と同様にMUX124に入力される映像信号の入力ポート及びその入力信号の解像度の情報を取得し、前回取得して記憶した値から変化したか否かを判定する。変化していないと判定された場合、ステップ408に戻る。変化したと判定された場合、ステップ402に戻り、新たな映像信号の入力ポート及びその入力信号の解像度の情報を用いてルックアップテーブルを参照し、ステップ402〜408の処理を繰返す。
以上によって、MUX124に入力される映像信号の入力ポート及びその入力信号の解像度の情報に応じて、予め設定されたルックアップテーブルを参照して、各ディスプレイ装置110の表示条件を自動的に決定することができる。
図9に、2つの映像420及び422の信号がMUX124に入力された場合のマルチディスプレイシステム100の表示例を示す。ここで、映像420がMUX124の1番目の入力ポートに入力され、映像422がMUX124の2番目の入力ポートに入力され、映像422の解像度(例えば、横1920×縦1080画素)は、映像420の解像度(例えば、横640×縦480画素)よりも高いとする。
図9のような表示レイアウトを実現するためには、ルックアップテーブルを次のように設定すればよい。Input(2,w,h)(w=0〜2、h=0〜2)は、(w,h)に依らず、全て“1”(最も解像度が高い映像を表す)であり、Input(2,3,2)=2(2番目に解像度が高い映像を表す)であり、Input(2,3,0)=Input(2,3,3)=0(映像を表示しないことを表す)である。
Enlarge(2,w,h)(w=0〜2、h=0〜2)は、(w,h)に依らず、全て縦3倍、横3倍を表すデータであり、Enlarge(2,3,1)=1であり、Enlarge(2,3,0)=Enlarge(2,3,2)=0(映像を表示しないことを表す)である。
Position(2,w,h)(w=0〜2、h=0〜2)は、(w,h)に応じたデータであり、元画像(映像420)の1フレームを、縦3×横3に分割した場合の各長方形の左上の座標値(画素単位)である。Position(2,3,1)は、元画像(映像422)の左上の位置座標である。Position(2,3,0)とPosition(2,3,2)とは、映像を表示しないディスプレイ装置に対する値であるので、任意である。
映像420及び422の信号を、各MUX124の同じ入力ポートに入力しておき、このようなルックアップテーブルを用いて、図8のフローチャートで示した処理を実行すれば、マルチディスプレイシステム100において、図9に示した表示を実現できる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るマルチディスプレイシステム500は、水平に配置されてテーブルとして使用され、映像信号が入力される位置に応じて自動的に表示レイアウトを変更する。
図10を参照して、本実施の形態に係るマルチディスプレイシステム500は、複数のディスプレイ装置510、530と、入力される映像信号を分配する映像信号分配器(以下、分配器という)522、542、562とを備えている。図10では、代表的に、2つのディスプレイ装置510、530、及び、3つの分配器522、542、562のみを示している。複数のディスプレイ装置510、530は、図2に示すように全体として長方形を形成するように配列される。マルチディスプレイシステム500の構成は、マルチディスプレイシステム100と類似するので、異なる点のみを説明し、同じ構成部品の説明は繰返さない。
また、各ディスプレイ装置510、530は同じ内部構成を有するので、以下においては、代表的にディスプレイ装置510の構成部品に付した参照番号を用いる。また、分配器522、542、562は、マルチディスプレイシステム500のシステム構成において、同等であるので、以下においては、分配器522を代表として記載する。
マルチディスプレイシステム100では各ディスプレイ装置内に構成判定部112、132を備えているが、マルチディスプレイシステム500では、各ディスプレイ装置内に構成判定部を備えず、マルチディスプレイシステム500全体で1つの構成判定部502を備えている。各ディスプレイ装置510は、デイジーチェイン方式で映像を分配する映像分配器を備えていない。分配器522は、ディスプレイ装置の外部に配置されており、入力される信号を全てのディスプレイ装置510に並列に分配する。
マルチディスプレイシステム500は、表示画面が水平に配置されている。分配器522は、マルチディスプレイシステム500の上下の2辺(映像を全画面表示した場合に映像の上下に対応する2辺)を構成するディスプレイ装置510の数だけ装備される。各分配器522は、上下2辺を構成するディスプレイ装置510に1対1に対応する。例えば、図2の場合、(w,h)(w=0〜3、h=0又は2)で特定されるディスプレイ装置510の数(8台)だけ、分配器522が装備される。分配器522の信号入力端子は、1対1に対応するディスプレイ装置510の近傍に配置されている。複数のユーザは、この信号入力端子に、自分の携帯型コンピュータ、携帯型端末等から出力される映像信号を入力して、マルチディスプレイシステム500を使用する。
以下に、マルチディスプレイシステム500の、映像信号の入力位置(分配器の入力端子の位置)に応じて表示レイアウトを自動的に変更する機能について説明する。ここでは、図11に示すように、4つの映像信号が入力されているとする。即ち、(1,2)で特定されるディスプレイ装置700の分配器には映像710が、(3,2)で特定されるディスプレイ装置702の分配器には映像712が、(2,0)で特定されるディスプレイ装置704の分配器には映像714が、(3,0)で特定されるディスプレイ装置706の分配器には映像716が入力されているとする。また、各分配器522には、通し番号が付与されており、(i,2)(i=0〜3)で特定されるディスプレイ装置に対応する分配器には、それぞれ番号1〜4が付与され、(i,0)(i=0〜3)で特定されるディスプレイ装置対応する分配器には、それぞれ番号5〜8が付与されているとする。即ち、図11のディスプレイ装置700に対応する分配器の入力端子には“2”が、ディスプレイ装置702に対応する分配器の入力端子には“4”が、ディスプレイ装置704に対応する分配器の入力端子には“7”が、ディスプレイ装置706に対応する分配器の入力端子には“8”が付与されている。これらの番号は、MUX524の入力ポートの番号にも対応する。即ち、n番の分配器から各MUXに入力される映像信号は、各MUXのn番の入力ポートに入力される。
構成判定部502は、各ディスプレイ装置510に、外部から入力される複数の映像信号のうちどの映像信号を表示するかを決定し、それに応じて、各ディスプレイ装置のCPU514に、MUX524で選択する入力ポート、画像の表示対象領域、及び画像の拡大率に関する情報を、伝送する。
まず、図12を参照して、構成判定部502が行なう、表示レイアウトを決定するプログラムの制御構造について説明する。ステップ600において、構成判定部502は、各分配器522に映像信号が入力されているか否かを判定し、マルチディスプレイシステム500のディスプレイ構成に対応して予め記憶装置上に確保された配列(全ての配列要素に“0”がセットされている)の該当位置(配列要素)に、判定結果に応じた値を書込む。即ち、構成判定部502は、分配器に信号が入力されている場合、該当する配列要素に、その分配器に付与した番号を書込む。図11の場合、配列には図13の左上に示したように値が入力される。
ステップ602において、構成判定部502は、繰返し処理の開始位置、即ち最初に処理対象とするディスプレイ装置を設定する。具体的には、左上のディスプレイ装置を指定するために(0,0)を設定する。
ステップ604において、構成判定部502は、処理対象である配列要素(ステップ604が最初に実行される場合には、ステップ602で設定された配列要素)の値が“0”か否かを判定する。“0”であると判定された場合、ステップ610に移行する。“0”でないと判定された場合、ステップ606に移行する。
ステップ606において、構成判定部502は、処理対処である配列要素の左側に、値が“0”の配列要素があるか否かを判定する。“0”の配列要素がないと判定された場合、ステップ610に移行し、“0”の配列要素があると判定された場合、ステップ608に移行する。
ステップ608において、構成判定部502は、処理対象である配列要素の左側の、値が“0”の配列要素全てに、処理対象である配列要素の値を上書きする。
ステップ610において、全ての配列要素に関して上記の処理が終了したか否かを判定する。全て終了したと判定された場合、ステップ602に移行し、そうでなければ、ステップ612に移行する。
ステップ612において、構成判定部502は、処理対象とする配列要素をシフトする。具体的には、直前に処理された配列要素の右側の配列要素を設定して、ステップ604に戻る。但し、直前に処理された配列要素が、右端の配列要素であれば、1行下の左端の配列要素を設定する。
以上の処理(以下、左側処理という)により、配列において、“0”以外の値である配列要素の左側の、“0”である配列要素に“0”以外の値が書込まれる。図13の左側中断の配列は、(0,0)及び(1,0)の配列要素に“7”が書込まれた状態である。図13の左側下段の配列は、さらに(0,2)の配列要素に“2”が書込まれた状態である。図13の右側上段の配列は、さらに(2,2)の配列要素に“4”が書込まれた状態である。
次に、上記と同様に、最初に“0”以外の値である配列要素の右側の、“0”である配列要素に“0”以外の値を書込む処理(以下、右側処理という)を行なう。具体的には、上記のステップ606、608において、「左側」を「右側」に変更した処理をステップ614、616において行なう。それ以外は上記の左側処理と同じであるので、説明を繰返さない。
図11に示したように映像信号が入力される場合、図13の右側上段の配列(左側処理が終わった直後の配列)として示したように、右側処理を実行しても、各配列要素の値に変化は無い。
次に、ステップ618において、構成判定部502は、“0”以外の値である配列要素の上側の、“0”である配列要素に“0”以外の値を書込む処理と、“0”以外の値である配列要素の下側の、“0”である配列要素に“0”以外の値を書込む処理とを、順次行なう。この処理は、上記した左側処理及び右側処理と同様である。具体的には、ステップ606、608における「左側」を「上側」に変更して、上記のステップ600〜612の処理を行なった後、ステップ606、608における「左側」を「下側」に変更して、上記のステップ600〜612の処理を行なう。それ以外は上記の左側処理と同じであるので、説明を繰返さない。
図13の右側中断の配列は、上側処理によって、(0,1)及び(1,1)の配列要素に“2”が書込まれた状態である。また、図13の右側下段の配列は、上側処理によって、(2,1)及び(3,2)の配列要素に“4”が書込まれた状態である。なお、図11に示したように映像信号が入力される場合、上側処理が終了すれば、全ての配列要素は“0”以外の値になるので、下側処理を実行しても、各配列要素の値に変化は無い。
以上によって、構成判定部502は、マルチディスプレイシステム500において、各ディスプレイ装置が表示する映像信号を決定することができる。図11のように映像信号が入力される場合、図13の右側下段の配列のように決定される。ディスプレイ装置と表示する映像信号との対応を表すこの配列は、第1の実施の形態において使用される、MUX524に入力される映像信号のうち、どの映像信号を使用するかを特定するルックアップテーブルInput(m,w,h)に対応する。
ディスプレイ装置と表示する映像信号との対応を表す配列が決まれば、構成判定部502は、同じ値を有する配列要素によって構成される長方形領域全体に1つの映像全体が表示されるように表示レイアウトを決定する。即ち、各映像の拡大率を決定し、拡大されたフレーム上で、各ディスプレイ装置が表示すべき部分領域の位置を決定する。これらは、第1の実施の形態において説明したEnlarge(m,w,h)及びPosition(m,w,h)と同様に決定される。このとき、マルチディスプレイシステム500において、映像信号が入力される分配器に対応するディスプレイ装置には、直近の外周辺から見て正立映像が表示されるように、映像の表示方向(正立又は倒立)の情報を付加する。映像の表示方向の情報は、例えば、図6に関して説明したのと同様に行なうことができる。即ち、Enlarge(m,w,h)及びPosition(m,w,h)の一方において、符号の正負を映像の表示方向の情報とすることができる。また、映像の表示方向の情報を別途に設けてもよい。
構成判定部502は、各ディスプレイ装置510のCPU514に、以上によって決定された情報(Input(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h))を伝送する。これを受けて、各CPU514は、Input(m,w,h)に対応する入力ポートの信号を出力するようにMUX524を制御する。また、CPU514は、信号処理部に、拡大率としてEnlarge(m,w,h)を、拡大されたフレーム上で使用するデータ領域の位置情報としてPosition(m,w,h)を設定する。信号処理部516はこれらの値を用いて、MUX524から入力される映像データの一部をメモリ上で拡大して、表示部520に出力する信号を生成する。これによって、マルチディスプレイシステム500に、決定された表示レイアウトで映像が表示される。
例えば、図11のように映像信号が入力される場合、図13の右側下段の配列に応じて、マルチディスプレイシステム500の表示は、図14に示すようになる。1つの映像のみが入力される場合、マルチディスプレイシステム500の表示は、図4のようになる。また、2つの映像信号が入力される場合、映像信号の入力位置によって、マルチディスプレイシステム500の表示は、図5、図6、図7のようになる場合もある。
その後、構成判定部502は、第1の実施の形態と同様に、各分配器への映像信号の入力に変化があった場合(映像信号が入力されていた分配器に入力されなくなった場合、又は、映像信号が入力されていなかった分配器に映像信号が入力されるようになった場合)、ステップ600〜618の処理を再度実行して新たに表示レイアウトを決定し、各CPU514に新たな情報(Input(m,w,h)、Enlarge(m,w,h)、Position(m,w,h))を伝送する。これによって、入力される映像信号の変化に応じて、マルチディスプレイシステム500の表示が自動的に変更される。
このように、複数のユーザがマルチディスプレイシステム500に映像信号を入力すると、映像信号が入力される位置(これは、ユーザの位置に対応する)に応じて、マルチディスプレイシステム500の全画面を使用して適切な表示レイアウトで、映像を表示することができる。
上記では、第2の実施の形態として、1つの構成判定部502を備える場合を説明したが、これに限定されない。第1の実施の形態と同様に、各ディスプレイ装置に構成判定部を備えてもよい。その場合、各構成判定部が、全ての分配器への信号の入力の有無に関する情報を取得できるようになっていれば、各構成判定部は、上記と同様に表示レイアウトを決定することができる。
また、上記では、第1の実施の形態として、各ディスプレイ装置が構成判定部を備える場合を説明したが、これに限定されない。第2の実施の形態と同様に、各ディスプレイ装置に構成判定部を備えず、マルチディスプレイシステム全体として1つの構成判定部を備えてもよい。
また、マルチディスプレイシステムのディスプレイ構成は、縦3台、横4台に限定されず、それ以外の構成であってもよい。
さらには、マルチディスプレイシステムを構成する複数のディスプレイの配置は、全体として1つの長方形の映像表示面(表示画面)を形成する配置に限定されない。複数のディスプレイが全体として1つの映像表示面を形成すればよく、形成される映像表示面の形状は任意である。ここで、1つの映像表示面を形成するとは、全体として1つの映像を表示し得ることを意味する。
また、第2の実施の形態において、マルチディスプレイシステムの映像表示面の左下に近い映像信号を優先する場合、即ち、映像信号の入力位置が、映像表示面の左下に近いほど、大きい映像を表示する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、マルチディスプレイシステムの映像表示面の右下、左上、又は右上に近い映像信号を優先してもよい。
図2及び図6の表示レイアウトにおいて、2つの映像を同じ大きさで表示する場合に限定されず、異なる大きさで2つの映像を表示してもよい。例えば、映像302を、縦3台×横3台の大きさに表示し、映像304を縦3台×横1台の大きさに表示してもよい。図6においても同様である。
映像信号の各分配器への入力は、有線での入力に限らず、無線で入力可能にすることができる。例えば、映像のデジタルデータ(MPEG2等)を、2.4GHz帯の電波を使用して、マルチディスプレイシステムに入力することができる。複数の映像を同時に入力するには、各分配器が異なるチャネルで映像信号を受信するようにすればよい。
第2の実施の形態において、無線によって映像信号を入力する場合、分配器への入力端子の代わりに無線受信装置をディスプレイ装置の近傍に配置し、受信強度に応じて、映像ソースであるユーザの携帯型コンピュータ、携帯型端末等に、通信に使用するチャネルを自動的に割当ててもよい。また、分配器への入力端子に対応する無線受信装置はディスプレイ装置の近傍になくてもよい。上記で映像信号が入力される端子が配置されていたディスプレイ装置と1対1に対応する無線チャネルを決定し、ユーザの前のディスプレイ装置に対応する無線チャネルが、そのユーザに分かるようになっていれば、ユーザは携帯型コンピュータ、携帯型端末等の通信チャネルを設定することができる。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
100、500 マルチディスプレイシステム
110、130、510、530 ディスプレイ装置
112、132、502 マルチディスプレイ構成判定部
114、134、514、534 CPU
116、136、516、536 信号処理部
118、138、518、538 メモリ
120、140、520、540 表示部
122、142、160、163、522、542、562 映像信号分配器
124、144、524、544 マルチプレクサ(MUX)

Claims (4)

  1. 複数のディスプレイ装置を備えるマルチディスプレイシステムであって、
    入力される複数の映像信号を受信する受信手段と
    記映像信号の前記受信手段への入力位置に応じて、入力される前記映像信号から生成する映像の、複数の前記ディスプレイ装置によって形成される映像表示面上における表示レイアウトを決定する表示レイアウト決定手段と、
    決定された前記表示レイアウト及び前記ディスプレイ装置の配置情報に応じて、入力される前記映像信号から映像を生成して前記映像表示面に表示する表示手段とを備え
    複数の前記ディスプレイ装置によって形成される前記映像表示面は、水平に配置され、
    前記受信手段は、各映像信号を受信する個別受信手段を複数備え、
    各々の前記個別受信手段は、前記映像表示面全体に1つの映像全体を表示した場合における当該映像の上の縁部及び下の縁部の何れかの縁部を形成するディスプレイ装置の各々の近傍に、1対1に対応して位置し、
    前記表示レイアウトは、前記個別受信手段に入力される映像信号から生成される映像が、当該個別受信手段に対応するディスプレイ装置と、当該ディスプレイ装置に隣接し且つ個別受信手段に映像信号が入力されていないディスプレイ装置とを含む領域に表示されるように決定されることを特徴とするマルチディスプレイシステム。
  2. 前記表示レイアウトは、
    入力される複数の前記映像信号の中から、各々の前記ディスプレイ装置が表示する映像を生成するために使用する映像信号を特定する情報と、
    各々の前記ディスプレイ装置が使用する映像信号に対応する映像全体において、各々の前記ディスプレイ装置が表示する映像領域を特定する情報と、
    各々の前記ディスプレイ装置が表示する前記映像領域の拡大率を特定する情報とにより決定されることを特徴とする請求項1に記載のマルチディスプレイシステム。
  3. 各映像信号から生成される映像が表示される前記領域は、当該映像信号が入力される個別受信手段に対応するディスプレイ装置と、個別受信手段に映像信号が入力されていないディスプレイ装置とによって形成される矩形領域として決定され、
    前記矩形領域は、相互に重複しないことを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチディスプレイシステム。
  4. 前記矩形領域を画定する4辺のうちの1辺は、前記縁部を形成するディスプレイ装置のうち、各映像信号が入力される個別受信手段に対応するディスプレイ装置と、当該ディスプレイ装置の一方の側に相互に隣接して配置され、個別受信手段に映像信号が入力されていないディスプレイ装置とを含むように決定され、
    前記縁部を形成するディスプレイ装置のうち、各映像信号が入力される個別受信手段に対応するディスプレイ装置の他方の側に相互に隣接して配置され、個別受信手段に映像信号が入力されていないディスプレイ装置が、何れかの前記矩形領域の前記1辺を構成するように決定されていなければ、前記矩形領域の前記1辺は、当該ディスプレイ装置をさらに含むように決定され、
    前記矩形領域は、前記1辺に直交する一方の側に、相互に隣接して配置されているディスプレイ装置を含むことを特徴とする請求項3に記載のマルチディスプレイシステム。
JP2011063742A 2011-03-23 2011-03-23 マルチディスプレイシステム Active JP5351198B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011063742A JP5351198B2 (ja) 2011-03-23 2011-03-23 マルチディスプレイシステム
US13/425,942 US8988314B2 (en) 2011-03-23 2012-03-21 Multi-display system
CN2012100791649A CN102695033A (zh) 2011-03-23 2012-03-23 多显示器系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011063742A JP5351198B2 (ja) 2011-03-23 2011-03-23 マルチディスプレイシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012198446A JP2012198446A (ja) 2012-10-18
JP5351198B2 true JP5351198B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=46860297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011063742A Active JP5351198B2 (ja) 2011-03-23 2011-03-23 マルチディスプレイシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8988314B2 (ja)
JP (1) JP5351198B2 (ja)
CN (1) CN102695033A (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010263A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Mitsubishi Electric Corp マルチディスプレイシステム
WO2014155508A1 (ja) 2013-03-26 2014-10-02 Necディスプレイソリューションズ株式会社 マルチディスプレイシステム
JP2014238537A (ja) 2013-06-10 2014-12-18 ソニー株式会社 映像伝送システム及び映像伝送方法
KR102091005B1 (ko) * 2013-06-17 2020-03-19 삼성전자주식회사 디스플레이 시스템 및 그 제어방법
US9516263B2 (en) * 2013-08-02 2016-12-06 Apple Inc. Automatic configuration of the logical orientation of multiple monitors based on captured images
US10474407B2 (en) * 2013-10-10 2019-11-12 Pushd, Inc. Digital picture frame with automated interactions with viewer and viewer devices
JP2015102567A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 三菱電機株式会社 マルチビジョン用表示制御装置およびマルチビジョンシステム
NL2011867C2 (en) * 2013-11-29 2015-06-01 Jasper Vis Method and device for processing content for display.
CN103744638A (zh) * 2014-01-21 2014-04-23 国家电网公司 一种多终端组合显示方法
KR102198783B1 (ko) * 2014-04-11 2021-01-05 삼성전자주식회사 복수 개의 디스플레이 장치를 이용하여 영상을 표시하는 방법 및, 복수 개의 디스플레이 장치를 제어하는 전자 장치
KR101974200B1 (ko) 2014-04-14 2019-04-30 삼성전자주식회사 멀티 디스플레이 시스템과, 전자 장치 및 콘텐트 표시방법
JP6305242B2 (ja) * 2014-06-25 2018-04-04 三菱電機株式会社 マルチ画面表示装置
US20160062725A1 (en) * 2014-08-26 2016-03-03 Mitsubishi Electric Corporation Multiscreen display apparatus
GB201509008D0 (en) * 2015-05-26 2015-07-08 Giroux Verreault Mathieu And Tourigny Gilles Jr Interactive clothing incorporating electronic components
JP2016225694A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 ファンテック株式会社 画像表示システム
KR101675804B1 (ko) * 2015-05-27 2016-11-15 한화테크윈 주식회사 비디오 월(video wall)이 형성되는 감시 시스템
US10572209B2 (en) 2015-09-16 2020-02-25 Nec Display Solutions, Ltd. Multi-display system
JP2017129770A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 キヤノン株式会社 投影装置及び投影方法
CN105786431A (zh) * 2016-03-04 2016-07-20 京东方科技集团股份有限公司 拼接屏以及实现拼接屏的显示内容自动分配的方法和装置
CN105824593B (zh) * 2016-03-09 2018-11-13 京东方科技集团股份有限公司 拼接屏显示系统及拼接显示方法
US10168976B2 (en) 2016-05-20 2019-01-01 International Business Machines Corporation Dynamic display arrangement
WO2018016809A1 (en) 2016-07-19 2018-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Display device, method of controlling thereof and display system
US10534571B2 (en) * 2017-02-16 2020-01-14 Xevo Inc. Object-based presentation system
WO2019045144A1 (ko) * 2017-08-31 2019-03-07 (주)레벨소프트 의료용 항법 장치를 위한 의료 영상 처리 장치 및 의료 영상 처리 방법
JP2019078892A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 シャープ株式会社 表示装置、制御プログラムおよび制御方法
JP7125085B2 (ja) * 2018-03-12 2022-08-24 Necプラットフォームズ株式会社 マルチディスプレイ制御システム、マルチディスプレイ制御方法及びマルチディスプレイ制御プログラム
KR102385270B1 (ko) * 2018-07-02 2022-04-12 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
KR102397441B1 (ko) * 2019-01-18 2022-05-13 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
US11132981B2 (en) 2019-05-16 2021-09-28 Silicon Motion, Inc. Method and device for processing display information
US11036456B1 (en) * 2019-10-18 2021-06-15 Splunk Inc. Control of a display device included in a display grid
WO2021138281A1 (en) * 2019-12-30 2021-07-08 Dfx: Sound Vision Systems and methods for masking pinsetters of bowling lanes
JP7498019B2 (ja) * 2020-04-27 2024-06-11 シャープ株式会社 表示システム、表示方法、及び表示プログラム
CN111741349B (zh) * 2020-07-14 2022-08-02 北京简元科技有限公司 多媒体信息异形屏发布方法和装置及设备
JP7488730B2 (ja) 2020-09-02 2024-05-22 シャープ株式会社 表示システム、表示方法、及び表示プログラム
CN114546309A (zh) * 2020-11-27 2022-05-27 西安诺瓦星云科技股份有限公司 拼接屏的配屏方法及配屏装置、拼接屏
CN114138222B (zh) * 2021-12-10 2023-11-14 中国人寿保险股份有限公司上海数据中心 一种数据可视化大屏自动构建方法及系统

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6473088B1 (en) * 1998-06-16 2002-10-29 Canon Kabushiki Kaisha System for displaying multiple images and display method therefor
JP3582382B2 (ja) * 1998-11-13 2004-10-27 株式会社日立製作所 マルチディスプレイ装置の表示制御装置、表示装置及びマルチディスプレイ装置
JP2002175068A (ja) * 2000-09-22 2002-06-21 Canon Inc 画像表示システム、画像表示方法、記憶媒体及び画像表示装置
CN1172233C (zh) 2000-10-24 2004-10-20 惠普公司 用于便携式计算机的可变尺寸的多面板显示器
JP4612779B2 (ja) * 2001-06-14 2011-01-12 キヤノン株式会社 通信装置及び通信装置の映像表示制御方法
US7737910B2 (en) 2003-12-04 2010-06-15 Microsoft Corporation Scalable display
CN100401250C (zh) * 2004-10-28 2008-07-09 南京Lg同创彩色显示系统有限责任公司 多视频系统
JP2006145986A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Canon Inc 画像表示装置
US8606949B2 (en) * 2005-04-20 2013-12-10 Jupiter Systems Interconnection mechanism for multiple data streams
JP5093884B2 (ja) * 2007-04-17 2012-12-12 シャープ株式会社 表示制御装置及び表示制御プログラム
JP2009116274A (ja) 2007-11-09 2009-05-28 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
JP2009139492A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8988314B2 (en) 2015-03-24
JP2012198446A (ja) 2012-10-18
US20120242893A1 (en) 2012-09-27
CN102695033A (zh) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351198B2 (ja) マルチディスプレイシステム
KR101107979B1 (ko) 다중 입력 소스 포맷으로부터 이미지 데이터를디스플레이하기 위한 개선된 다중 모드를 가진 디스플레이시스템
WO2017012300A1 (zh) 显示基板、显示装置以及显示基板分辨率调节方法
US20140184547A1 (en) Information processor and display control method
TW201528815A (zh) 無模式之視訊及靜止訊框擷取
US20070065010A1 (en) Method for segmenting an image
CN106559657A (zh) 利用多个投影屏幕进行拼接显示的方法、控制装置和系统
JP2006284990A (ja) 画像伝送マルチ表示システム
US20110102671A1 (en) Picture in Picture Video Display for Low Power Device
KR101323608B1 (ko) Uhd급 매트릭스 스위치 장치 및 그 방법
JP2017072644A (ja) 表示制御装置
US10572209B2 (en) Multi-display system
CN110569013A (zh) 基于展示屏幕的图像展示方法以及装置
US8873074B2 (en) Document camera apparatus and method for capturing, processing, and displaying image data
US20140300935A1 (en) Image processing apparatus and control method thereof
US12112425B2 (en) Information processing apparatus, method of operating information processing apparatus, and program for generating virtual viewpoint image
CN111586377A (zh) 投影系统及其投影拼接方法
JP2018037765A (ja) 映像信号処理装置
JPWO2018087856A1 (ja) 映像合成装置及び映像合成方法
JP6531275B2 (ja) 画像表示装置
US6816202B1 (en) Picture frame generating circuit and digital television system using the same
JP3823884B2 (ja) 大画面表示方式
KR20180113149A (ko) 다중 디스플레이 시스템을 구성하는 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
US20160070522A1 (en) Multi-display system
US20190050962A1 (en) Display control system and display control method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5351198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150