JP5350995B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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本発明は、半導体集積回路に関し、特にクロックに同期して動作し、所定の論理演算を行うデジタル回路と、信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理するアナログ回路とを混載して成る半導体集積回路に関する。
前記のようなデジタル回路とアナログ回路とを混載して成る半導体集積回路の一例を、図6で示す。この図6は、特許文献1に示されたものである。その従来技術によれば、デジタル回路102は、図示しない信号源がクロックに同期して動作して、所定の論理演算を行い、作成されたデータ信号で外部負荷103を駆動(充放電)する、たとえばアドレスバスやデータバスへの出力ICなどとして実現され、端子104に接続される前記外部負荷103としては、メモリなどが用いられる。一方、アナログ回路105は、信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理を行い、たとえば入力信号を所定の閾値と比較することでデータを復元し、通信を行う。
このようなデジタル回路102とアナログ回路105とを混載して成る半導体集積回路101において、データ信号で外部負荷103を駆動するにあたって、そのデータ信号は、プリドライバ回路106を介してメインドライバ回路107に与えられるようになっている。そして、メインドライバ回路107は、端子108に接続される電圧VDD_Dの電源と、端子109に接続されるGNDとの間に介在されるバッファ用のPchMOSFETq1と、NchMOSFETq2との直列回路によって構成され、MOSFETq1,q2のドレイン端子が共に前記端子104から外付け抵抗110を介して外部負荷103に接続され、ゲート端子に共に前記プリドライバ回路106からの出力が与えられるようになっている。
前記プリドライバ回路106は、多段階電圧制御型のプリドライバ回路であり、前記信号源からのデータ信号を、ドライブ素子である3段のインバータinv1,inv2,inv3を介して増幅する。そして、前記MOSFETq1,q2のゲート端子を並列に駆動するインバータinv1,inv3には、それぞれ降圧回路b1,b2を介して、前記電源の電圧VDD_Dが降圧された電圧v1,v2が電源電圧として与えられ、v1≦v2≦VDD_Dの関係に設定されている。一方、反転用のインバータinv2には、電源電圧VDD_Dがそのまま電源電圧として与えられるとともに、その出力は、遅延コンデンサc1で遅延されてインバータinv3に与えられる。
したがって、たとえばv1<v2<VDD_Dの場合、このプリドライバ回路106では、前記データ信号に応答して、先ず1段目のインバータinv1が比較的低い電圧v1でMOSFETq1,q2のゲート容量の充電を開始し、所定時間遅れて3段目のインバータinv3が少し高い電圧v2でMOSFETq1,q2のゲート容量の充電を開始し、所定の電荷量となると該MOSFETq1,q2がONして、比較的高い電源電圧VDD_Dで外部負荷103を駆動することになる。こうして、プリドライバ回路106は、各インバータinv1,inv3が、電源電圧VDD_Dと同じか、それ以下の電圧値v1,v2で、段階的に電圧出力を行うことで、前記メインドライバ回路107の駆動のためのトリガ電圧(ゲート電圧)や電流を段階的に増大してゆくことができるようになっている。
ここで、前記外部負荷103としては、一定の負荷容量vcが存在する。したがって、MOSFETq1,q2が“H”、すなわちPchMOSFETq1がONした場合には、電流i1が前記外部負荷103に流れ出し、その容量vcが充電される。その後、MOSFETq1,q2が“L”、すなわちNchMOSFETq2がONした場合には、前記外部負荷103の容量vcから半導体集積回路101内に電流i2が流れ込む。このとき、等価的なリードインダクタンスlとΔi2/Δtとの積に比例してグランドバウンスが発生する。たとえば、前記電流i1,i2は数mAであり、前記インダクタンスlは数nHである。
このようなグランドバウンスが発生すると、端子111に接続される電圧VDD_Aの電源と、前記端子109に接続されるGNDとの間に介在されるアナログ回路105に影響が生じ、たとえばアナログ受信動作の閾値がずれて受信データを誤判定してしまう。そこで、このようなグランドバウンスに対しても、アナログ回路105に所期の性能発揮できる(誤動作のないように)ように、前記多段階電圧制御プリドライバ回路106が設けられ、“H” “L”の切換わり時に、前記MOSFETq1,q2のゲート電圧をなだらかに変化させている(Δi2/Δtを小さくしている)。
特開平5−67960号公報
しかしながら、図6のような多段階電圧制御プリドライバ回路106を設けた場合、グランドバウンス量を低減することはできるが、予め固定された段階数に応じた異なるタイミングのパルスを出力するので、MOSFETq1,q2のON/OFF動作速度が遅くなってしまい(緩慢になり)、それに伴い外部負荷103(メモリIC)側で、デジタルデータとして入力される矩形波パルスを受信するにあたって、ON/OFF(「1」/「0」)判定のマージンが小さくなるという問題がある。このため、場合によっては、アクセス速度を落とさざるを得ないこともある。
本発明の目的は、グランドバウンスによるアナログ回路への影響を抑えつつ、デジタル回路の出力による外部負荷のマージンを最大にすることができる半導体集積回路を提供することである。
本発明の半導体集積回路は、クロックに同期して動作するデジタル回路と、信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理するアナログ回路と、外部負荷を駆動するメインドライバ回路と、複数段のドライブ素子を備えて成り、前記デジタル回路からの出力に応答して前記メインドライバ回路を駆動し、その駆動のためのトリガ電圧を前記複数段のドライブ素子が順次動作することで段階的に出力することができる多段階電圧制御型のプリドライバ回路と、前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を切換えることができる切換え回路と、前記メインドライバ回路による前記外部負荷の駆動に伴い、その外部負荷の負荷容量から該メインドライバ回路への電流の少なくとも吸込みによって生じるグランドバウンスのレベルを判定し、その判定結果に応答して、前記切換え回路に前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を切換えさせるグランドバウンス判定回路とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、クロックに同期して動作し、所定の論理演算を行うデジタル回路と、信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理するアナログ回路とを混載して成る半導体集積回路において、前記デジタル回路によってメモリなどの外部負荷を駆動(充放電)するにあたって、前記外部負荷をバッファ用のCMOSFETから成るメインドライバ回路で駆動し、前記デジタル回路は、多段階電圧制御型のプリドライバ回路を介して前記メインドライバ回路における前記MOSFETのゲート電極を駆動する。前記多段階電圧制御型のプリドライバ回路は、複数段のドライブ素子を備えて成り、前記デジタル回路からの出力に応答して、前記各ドライブ素子が、電源電圧と同じか、それ以下の電圧値で、前記メインドライバ回路の駆動のためのトリガ電圧(ゲート電圧)を段階的に出力してゆくことができるようになっている。
そこで、この多段階電圧制御型のプリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を切換えることができる切換え回路を設ける一方、グランドバウンス判定回路を設け、このグランドバウンス判定回路が、前記メインドライバ回路による前記外部負荷の駆動に伴い、その外部負荷の負荷容量から該メインドライバ回路への電流の少なくとも吸込みによって生じるグランドバウンスのレベルを判定し、その判定結果に応答して前記切換え回路を切換える。具体的には、グランドバウンスのレベルが、予め設定された基準値より大きい場合には前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を最大とし、当該レベルが小さくなる程、たとえば小さなトリガ電圧(ゲート電圧)や電流を出力する前段側のドライブ素子をバイバスして、後段側のドライブ素子のみを使用するようにし、ドライブ素子の使用段数を、前記グランドバウンスのレベルが許容レベルに収まる必要最小限の段数とする。
したがって、前記グランドバウンスによるアナログ回路への影響、たとえばアナログ受信動作の閾値がずれて受信データを誤判定するようなことを抑えつつ、前記MOSFETのON/OFF速度を最大に、すなわち前記外部負荷がデジタル回路からの矩形波パルスを受信するにあたって、前記ON/OFF(「1」/「0」)判定のマージンを最大にすることができる。
また、本発明の半導体集積回路では、前記グランドバウンス判定回路は、前記デジタル回路が発生する雑音のレベルから前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記グランドバウンスのレベルを判定するにあたって、そのグランドバウンスの原因となる雑音を漏らさず前記ドライブ素子の使用段数の切換えに反映させることができる。
さらにまた、本発明の半導体集積回路では、前記グランドバウンス判定回路は、前記アナログ回路における受信誤りから前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記グランドバウンスのレベルを判定するにあたって、アナログ回路で前記閾値のずれによる受信誤りが検出されるか否かを判定基準として、前記グランドバウンスのレベルを推定することで、前記受信誤りを漏らさず前記ドライブ素子の使用段数の切換えに反映することができる。なお、一定のデータ量当りの受信誤りの割合、すなわち受信誤り率が前記グランドバウンスのレベルの判定基準として用いられてもよい。
また、本発明の半導体集積回路では、前記グランドバウンス判定回路は、グランドバウンス電圧を検出することで前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記グランドバウンスのレベルを判定するにあたって、バウンスの電圧を判定基準とすることで、前記アナログ回路における受信誤り率を用いる場合のように、前記グランドバウンス以外の要因による受信誤りを除外して、前記グランドバウンスのみを正確に判定することができる。これによって、ドライブ素子の使用段数を切換えた場合、グランドバウンスを必ず低減することができる。
さらにまた、本発明の半導体集積回路では、前記グランドバウンス判定回路は、前記外部負荷の駆動中は、前記切換え回路に前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を、最少段数から1段階増加させて前記グランドバウンスのレベルを判定する動作を行い、前記グランドバウンスのレベルが許容レベルでない場合は前記動作を繰返すことで、前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を、前記グランドバウンスのレベルが前記許容レベルを満足する最少の段数に探索を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、所定周期毎なでに行う探索(掃引)によって、上述のようにグランドバウンスによるアナログ回路への影響が許容できる範囲で、前記MOSFETのON/OFF速度を最大に維持し、前記負荷容量の変化に対応(適応)することができる。
また、本発明の半導体集積回路では、前記の構成を、アドレスバスまたはデータバスの出力段に備えることを特徴とする。
本発明の半導体集積回路は、以上のように、デジタル回路とアナログ回路とを混載して成る半導体集積回路において、前記デジタル回路によってメモリなどの外部負荷を駆動するにあたって、前記外部負荷を駆動するメインドライバ回路を、多段階電圧制御型のプリドライバ回路を介して駆動するようにし、そのプリドライバ回路における複数段のドライブ素子の使用段数を、前記メインドライバ回路による前記外部負荷の駆動に伴い発生するグランドバウンスのレベルに応じて切換える。
それゆえ、ドライブ素子の使用段数を、前記グランドバウンスのレベルが許容レベルに収まる必要最小限の段数とすることができ、前記グランドバウンスによるアナログ回路への影響を抑えつつ、前記外部負荷がデジタル回路からの矩形波パルスを受信するにあたって、ON/OFF(「1」/「0」)判定のマージンを最大にすることができる。
デジタル回路とアナログ回路とを混載して成る本発明の実施の第1の形態に係る半導体集積回路のブロック図である。 図1で示す半導体集積回路における雑音検出回路の一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の第2の形態に係る半導体集積回路のブロック図である。 図3で示す半導体集積回路における受信誤り検出回路の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態に係る半導体集積回路のブロック図である。 デジタル回路とアナログ回路とを混載して成る従来の半導体集積回路のブロック図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る半導体集積回路1のブロック図である。この半導体集積回路1は、デジタル回路2とアナログ回路5とを混載して成る。前記デジタル回路2は、図示しない信号源がクロックに同期して動作して、所定の論理演算を行い、作成されたデータ信号で外部負荷3を駆動(充放電)する、たとえばアドレスバスやデータバスへの出力ICなどとして実現され、端子4に接続される前記外部負荷3としては、メモリなどが用いられる。一方、アナログ回路5は、信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理を行い、たとえば入力信号を所定の閾値と比較することでデータを復元し、通信を行う。
このような半導体集積回路1において、データ信号で外部負荷3を駆動するにあたって、そのデータ信号は、プリドライバ回路6を介してメインドライバ回路7に与えられるようになっている。そして、メインドライバ回路7は、端子8に接続される電圧VDD_Dの電源と、端子9に接続されるGNDとの間に介在されるバッファ用のPchMOSFETQ1と、NchMOSFETQ2との直列回路によって構成され、MOSFETQ1,Q2のドレイン端子が共に前記端子4から外付け抵抗10を介して外部負荷3に接続され、ゲート端子に共に前記プリドライバ回路6からの出力が与えられるようになっている。
前記プリドライバ回路6は、多段階電圧制御型のプリドライバ回路であり、前記信号源からのデータ信号を、ドライブ素子である2段のインバータINV1,INV3を介して増幅し、それらの間には反転用のインバータINV2が設けられている。そして、前記MOSFETQ1,Q2のゲート端子を並列に駆動することができるインバータINV1,INV3には、それぞれ降圧回路B1,B2を介して、前記電源の電圧VDD_Dが降圧された電圧V1,V2が電源電圧として与えられ、V1≦V2≦VDD_Dの関係に設定されている。一方、反転用のインバータINV2には、電源電圧VDD_Dがそのまま電源電圧として与えられるとともに、その出力は、遅延コンデンサC1で遅延されてインバータINV3に与えられる。
したがって、たとえばV1<V2<VDD_Dの場合、このプリドライバ回路6では、前記データ信号に応答して、先ず1段目のインバータINV1が比較的低い電圧V1でMOSFETQ1,Q2のゲート容量の充電を開始し、所定時間遅れて3段目のインバータINV3が少し高い電圧V2でMOSFETQ1,Q2のゲート容量の充電を開始し、所定の電荷量となると該MOSFETQ1,Q2がONして、比較的高い電源電圧VDD_Dで外部負荷3を駆動することになる。こうして、プリドライバ回路6は、各インバータINV1,INV3が、電源電圧VDD_Dと同じか、それ以下の電圧値V1,V2で、段階的に電圧出力を行うことで、前記メインドライバ回路7の駆動のためのトリガ電圧(ゲート電圧)や電流を段階的に増大してゆくことができるようになっている。以上の構成は、前述の図6で示す従来の半導体集積回路101と同様である。
しかしながら、前述の半導体集積回路101では、多段階電圧制御のプリドライバ回路106は、設計時点で予め固定された段数にて、インバータinv1,inv3から異なるタイミングのパルスを発生するのに対して、注目すべきは、本実施の形態の半導体集積回路1のプリドライバ回路6は、パルスの発生段数を切換えられることである。このため、プリドライバ回路6において、インバータINV2とインバータINV3との間には、それらの間を高インピーダンスに接続するバッファ回路11が設けられるとともに、データ信号を前記インバータINV1とインバータINV3との何れに与えるかを切換える切換え回路12が設けられる。また、グランドバウンス判定回路として、デジタル回路2の発生する雑音のレベルを検出し、その検出結果に応じて前記切換え回路12の切換えを制御する雑音検出回路13が設けられる。
したがって、データ信号がインバータINV1に与えられるときには、従来と同様に、そのインバータINV1の出力が、メインドライバ回路7のMOSFETQ1,Q2に直接与えられるとともに、インバータINV2で反転され、遅延コンデンサC1で遅延され、バッファ回路11を経て、インバータINV3からもMOSFETQ1,Q2に与えられる。
これに対して、データ信号がインバータINV3に与えられるときには、そのインバータINV3の出力がメインドライバ回路7のMOSFETQ1,Q2に直接与えられるだけであり、インバータINV2とインバータINV3との間は、バッファ回路11によって、高インピーダンスで遮断されている。前記バッファ回路11は、前記電圧VDD_Dの電源とGNDとの間に介在されるバッファ用のPchMOSFETQ11と、負荷抵抗R1との直列回路によって構成され、それらの接続点からの出力が前記インバータINV3に与えられ、PchMOSFETQ11のゲート端子に遅延コンデンサC1を介して前記インバータINV2の出力が与えられる。
図2は、前記雑音検出回路13の一構成例を示すブロック図である。この雑音検出回路13は、大略的に、ソースホロワアンプ131と、コンパレータ132とを備えて構成される。この雑音検出回路13の入力端子133は、前記GNDの端子9に接続される。そして、前記デジタル回路2およびアナログ回路5などの共通のグランドライン14のリードインダクタンスL1に対して、この雑音検出回路13は、GNDの端子9に専用のグランドライン15を備え、そのリードインダクタンスL2は充分小さい。
したがって、前記入力端子133から結合コンデンサC11を介して、前記グランドバウンス(雑音)の電圧を取出すことができ、前記ソースホロワアンプ131の非反転入力端に入力される。このソースホロワアンプ131の非反転入力端の電位は、端子16に入力される電源電圧VDD_DETを、分圧抵抗R11,R12で分圧した値に設定され、前記グランドバウンスで変動する。その変動成分は、負帰還されているこのソースホロワアンプ131で増幅され、コンパレータ132の反転入力端に入力される。
コンパレータ132の非反転入力端には、前記電源電圧VDD_DETを、分圧抵抗R13,R14で分圧した基準電圧が入力されており、前記ソースホロワアンプ131の出力電圧が前記基準電圧より高くなると、すなわち前記グランドバウンスが予め設定される基準値より大きくなると、コンパレータ132は出力端子134から切換え回路12にハイレベルを出力し、前記データ信号をインバータINV1に与える。これに対して、前記グランドバウンスが前記所定値より以下であるときには、コンパレータ132は切換え回路12にローレベルを出力し、前記データ信号をインバータINV3に与える。
したがって、前記外部負荷3として、たとえばフラッシュメモリにSDRAMなどの複数のメモリICが並列に接続され、その負荷容量Vcが比較的大きい場合には、MOSFETQ1,Q2が“H”、すなわちPchMOSFETQ1がONした場合には、比較的大きな電流I1が前記外部負荷3に流れ出し、その容量Vcが充電され、MOSFETQ1,Q2が“L”、すなわちNchMOSFETQ2がONした場合には、前記外部負荷3の容量Vcから半導体集積回路1内に比較的大きな電流I2が流れ込む。この電流I2によって、前記リードインダクタンスL1と大きなグランドバウンスが発生しようとしても、前記多段階電圧制御のプリドライバ回路6は、インバータINV1,INV3によって、小さなトリガ電圧V1から大きなトリガ電圧V2へと段階的にメインドライバ回路7におけるMOSFETQ1,Q2のゲート容量を充電するので、前記電流I2の変化ΔI2/Δtを小さくし、グランドバウンスを抑えることができる。こうして、端子17に接続される電圧VDD_Aの電源と、前記端子9に接続されるGNDとの間に介在されるアナログ回路5は、所期の性能を(誤動作のない)発揮することができる。
これに対して、前記外部負荷3として、たとえばフラッシュメモリなどの単一のメモリICだけが接続され、その負荷容量Vcが比較的小さい場合には、前記電流I2、したがってグランドバウンスは元々小さく、前記多段階電圧制御のプリドライバ回路6は、インバータINV1をバイパスして、インバータINV3のみによって、始めから大きなトリガ電圧V2でメインドライバ回路7におけるMOSFETQ1,Q2のゲート容量を充電する。これによって、外部負荷3であるメモリICなどが、デジタル回路2からの矩形波パルスを受信するにあたって、その矩形波パルスの立上がりおよび立下がり時間が短くなる。
このように構成することで、グランドバウンスによるアナログ回路5への影響、たとえばアナログ受信動作の閾値がずれて受信データを誤判定するようなことを抑えつつ、MOSFETQ1,Q2のON/OFF速度を最大に、すなわち外部負荷3がデジタル回路2からの矩形波パルスを受信するにあたって、前記ON/OFF(「1」/「0」)判定のマージンを最大にすることができる。
また、グランドバウンス判定回路として、雑音検出回路13がデジタル回路2の発生する雑音のレベルを検出することで、グランドバウンスの原因となる雑音を漏らさず、前記インバータINV1〜INV3と、インバータINV3のみとの使用段数の切換えに反映させることができる。
さらにまた、前記雑音検出回路13が、前記デジタル回路2の発生する雑音の検出をグランドバウンス電圧から行うことで、前記グランドバウンス以外の要因による受信誤りを除外して、前記グランドバウンスのみを正確に判定することができる。これによって、前記のようにインバータINV1〜INV3と、インバータINV3のみとで使用段数を切換えた場合、グランドバウンスを必ず低減することができる。
なお、上述のように雑音検出回路13がグランドバウンスを検出し、そのレベルに応じて切換え回路12を切換えるだけでなく、外部負荷3、すなわち該半導体集積回路1の搭載ボードが決定すると、それによって一義的に負荷容量Vcが決定され、グランドバウンスのレベルが大きく変らない場合には、前記雑音検出回路13としてフリップフロップなどの記憶素子を用い、切換え回路12の切換え状態を固定するようにしてもよい。また、雑音検出回路13は、グランドバウンスの電流を検出してもよく、電源電圧VDD_DETのゆらぎを検出するようにしてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の第2の形態に係る半導体集積回路21のブロック図である。この半導体集積回路21は、前述の半導体集積回路1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この半導体集積回路21では、グランドバウンスの判定のために、アナログ回路25の受信誤りを用いることである。具体的には、前記アナログ回路25は、イーサーネット(登録商標)の物理回路251とMAC回路252とを備えて構成され、前記物理回路251内に設けた受信誤り検出回路251aで受信誤りが検出されると、該受信誤り検出回路251aは前記切換え回路12をインバータINV1側に切換え、そうでない場合には前記切換え回路12をインバータINV3側に切換える。
前記受信誤りは、受信したシンボルの組合わせが、前記イーサーネットで定められた組合わせとは異なっていることで判定することができる。前記受信誤り検出回路251aは、必ずしもイーサーネットの物理回路251内に設けなくてもよい。また、一定のデータ量当りの受信誤りの割合、すなわち受信誤り率が前記グランドバウンスのレベルの判定基準として用いられてもよい。
図4は、前記受信誤り検出回路251aの動作を説明するためのフローチャートである。前記受信誤り検出回路251aは、初期状態では、前記切換え回路12をインバータINV3側に切換えている。該半導体集積回路21の電源投入でステップS1に移り、受信誤り検出回路251aは、所定時間受信を行って、受信誤りが検出されたか否かを判断し、検出されない場合はそのまま処理を終了、すなわち前記切換え回路12をインバータINV3側に切換えたままとする。これに対して、前記ステップS1で受信誤りが検出されると、誤り検出回路251aは、ステップS2で前記切換え回路12に切換え出力を与え、ステップS3で前記切換え回路12はインバータINV1側に切換えを行う。
このように前記グランドバウンスのレベルを判定するにあたって、アナログ回路25で前記閾値のずれによる受信誤りが検出されるか否か、或いは受信誤り率を判定基準として、前記グランドバウンスのレベルを推定することで、前記受信誤りを漏らさず前記インバータINV1,INV3の使用段数の切換えに反映することができる。
また、前述の半導体集積回路1では、雑音検出回路13のグランドライン15のリードインダクタンスL2は、デジタル回路2およびアナログ回路5などの共通のグランドライン14のリードインダクタンスL1に対して充分小さい値でないと、リードインダクタンスL1で発生するグランドバウンス量と、このリードインダクタンスL2で発生するグランドバウンス量との相対差がなくなり(基準グランド電位が同時に揺れてしまうことになり)、電圧変動が検出し難くなる。これに対して、この半導体集積回路21では、アナログ回路25での受信誤りの有無、或いはその割合からグランドバウンスを推定することで、パッケージ上の制約が無くなり、該アナログ回路25は、デジタル回路2と共通のグランドライン14に接続することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の第3の形態に係る半導体集積回路31のブロック図である。この半導体集積回路31は、前述の半導体集積回路1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この半導体集積回路31では、デジタル回路32のプリドライバ回路36が、3段階の電圧を出力可能なことである。このため、前記インバータINV3からの出力は、さらにインバータINV4,INV5を介して前記MOSFETQ1,Q2のゲート端子に与えられ、該MOSFETQ1,Q2は、最大で3つのインバータINV1,INV3,INV5によって並列に駆動可能である。
前記インバータINV5には、降圧回路B3を介して、前記電源の電圧VDD_Dが降圧された電圧V3が電源電圧として与えられ、V1≦V2≦V3≦VDD_Dの関係に設定されている。一方、反転用のインバータINV4には、インバータINV2と同様に、電源電圧VDD_Dがそのまま電源電圧として与えられるとともに、その出力は、遅延コンデンサC2で遅延され、バッファ回路41を介してインバータINV5に与えられる。バッファ回路41は、前記バッファ回路11と同様に、前記電圧VDD_Dの電源とGNDとの間に介在されるバッファ用のPchMOSFETQ12と、負荷抵抗R2との直列回路によって構成され、それらの接続点からの出力が前記インバータINV5に与えられ、PchMOSFETQ12のゲート端子に遅延コンデンサC2を介して前記インバータINV4の出力が与えられる。
一方、前記データ信号を切換える切換え回路42は3つの個別接点を有し、それぞれインバータINV1,INV3,INV5に接続される。そしてまた注目すべきは、グランドバウンス判定回路である雑音検出回路43が、前記外部負荷3の駆動中は、予め定める周期毎に、前記切換え回路42に前記プリドライバ回路36における前記インバータINV1,INV3,INV5の使用段数を、先ず1段のみのインバータINV5だけで前記グランドバウンスのレベルを判定し、前記グランドバウンスのレベルが許容レベルでない場合は次のインバータINV3を加えるというように、1段階ずつ増加させてゆく動作を繰返すことで、前記プリドライバ回路36における前記インバータINV1,INV3,INV5の使用段数を、前記グランドバウンスのレベルが前記許容レベルを満足する最少の段数に探索を行うことである。
このように構成することで、雑音検出回路43は、所定周期毎の探索(掃引)によって、グランドバウンスによるアナログ回路5への影響が許容できる範囲で、前記MOSFETQ1,Q2のON/OFF速度を最大に維持し、負荷容量3の変化に対応(適応)することができる。なお、切換え回路42の切換えの判断基準には、図3の半導体集積回路21のように、受信誤りや、その割合が用いられてもよい。
1,21,31 半導体集積回路
2,32 デジタル回路
3 外部負荷
5,25 アナログ回路
6,36 プリドライバ回路
7 メインドライバ回路
10 外付け抵抗
11,41 バッファ回路
12,42 切換え回路
13,43 雑音検出回路
131 ソースホロワアンプ
132 コンパレータ
14,15 グランドライン
251 物理回路
251a 受信誤り検出回路
252 MAC回路
B1,B2,B3 降圧回路
C1,C2 遅延コンデンサ
C11 結合コンデンサ
INV1,INV2,INV3,INV4,INV5 インバータ
L1,L2 リードインダクタンス
Q1;Q11,Q12 PchMOSFET
Q2 NchMOSFET
R1,R2 負荷抵抗
R11,R12;R13,R14 分圧抵抗

Claims (6)

  1. クロックに同期して動作するデジタル回路と、
    信号の時間的な変化を連続的に捕らえて処理するアナログ回路と、
    外部負荷を駆動するメインドライバ回路と、
    複数段のドライブ素子を備えて成り、前記デジタル回路からの出力に応答して前記メインドライバ回路を駆動し、その駆動のためのトリガ電圧を前記複数段のドライブ素子が順次動作することで段階的に出力することができる多段階電圧制御型のプリドライバ回路と、
    前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を切換えることができる切換え回路と、
    前記メインドライバ回路による前記外部負荷の駆動に伴い、その外部負荷の負荷容量から該メインドライバ回路への電流の少なくとも吸込みによって生じるグランドバウンスのレベルを判定し、その判定結果に応答して、前記切換え回路に前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を切換えさせるグランドバウンス判定回路と、を含み、
    前記切換え回路は、前記グランドバウンスのレベルが大きいと判定された場合、前記ドライブ素子の使用段数を増やす切り換えをし、前記グランドバウンスのレベルが小さいと判定された場合、前記ドライブ素子の使用段数を減らす切り換えをすることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記グランドバウンス判定回路は、前記デジタル回路が発生する雑音のレベルから前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記グランドバウンス判定回路は、前記アナログ回路における受信誤りから前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 前記グランドバウンス判定回路は、グランドバウンス電圧を検出することで前記グランドバウンスのレベルを判定することを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積回路。
  5. 前記グランドバウンス判定回路は、前記外部負荷の駆動中は、前記切換え回路に前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を、最少段数から1段階増加させて前記グランドバウンスのレベルを判定する動作を行い、前記グランドバウンスのレベルが許容レベルでない場合は前記動作を繰返すことで、前記プリドライバ回路における前記ドライブ素子の使用段数を、前記グランドバウンスのレベルが前記許容レベルを満足する最少の段数に探索を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記の構成を、アドレスバスまたはデータバスの出力段に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
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