JP5350402B2 - ホマリン及びエリスリトールの組み合わせを含む保湿用化粧品組成物 - Google Patents
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Description
本発明の組成物は、他の種々の追加成分をさらに含んでもよく、それらは、従来のものであってもそうでなくても構わない。もちろん、追加成分を含むという決定及び特定の活性成分と追加成分の選択は、特定の用途及び製品の配合によって異なる。また、「有効」成分と「追加」成分との間の境界線は人為的なものであり、特定の用途及び製品の種類によって異なる。ある用途もしくは製品において「有効」成分である物質でも、他の製品では「機能性」成分になる可能性があり、またその逆もあり得る。
糖アミン、グルコサミン、D−グルコサミン、N−アセチルグルコサミン、N−アセチル−D−グルコサミン、マンノースアミン、N−アセチルマンノースアミン、ガラクトースアミン、N−アセチルガラクトースアミン、ビタミンB3及びその誘導体、ナイアシンアミド、デヒドロ酢酸ナトリウム、デヒドロ酢酸及びその塩、植物ステロール、サリチル酸化合物、ヘキサミジン、ジアルカノイルヒドロキシプロリン化合物、ダイズ抽出物及び誘導体、エクオール、イソフラボン、フラボノイド、フィタントリオール、ファルネソール、ゲラニオール、ペプチド及びそれらの誘導体、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−及びヘキサペプチド及びそれらの誘導体、lys−thr−thr−lys−ser、パルミトイル−lys−thr−thr−lys−ser、カルノシン、N−アシルアミノ酸化合物、レチノイド、プロピオン酸レチニル、レチノール、パルミチン酸レチニル、レチニルアセテート、レチナール、レチノイン酸、水溶性ビタミン、アスコルベート、ビタミンC、アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、パルミチン酸アスコルビル、マグネシウムアスコルビルホスフェイト、ナトリウムアスコルビルホスフェイト、ビタミンそれらの塩及び誘導体、プロビタミン及びそれらの塩及び誘導体、エチルパンテノール、ビタミンB、ビタミンB誘導体、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンK、ビタミンK誘導体、パントテン酸及びその誘導体、パントテニルエチルエーテル、パンテノール及びその誘導体、デクスパンテノール、ビオチン、アミノ酸及びそれらの塩及び誘導体、水溶性アミノ酸、アスパラギン、アラニン、インドール、グルタミン酸、非水溶性ビタミン、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンD、モノ−、ジ−、及びトリ−テルペノイド、ベータ−イオノール、セドロール及びそれらの誘導体、非水溶性アミノ酸、チロシン、トリプタミン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アラントイン、ニコチン酸トコフェロール、トコフェロール、トコフェロールエステル、パルミトイル−gly−his−lys、植物ステロール、ヒドロキシ酸、グリコール酸、乳酸、ラクトビオン酸、ケト酸、ピルビン酸、フィチン酸、リソホスファチジン酸、スチルベン、桂皮酸エステル、レスベラトロール、キネチン、ゼアチン、ジメチルアミノエタノール、天然ペプチド、ダイズペプチド、糖酸の塩、グルコン酸Mn、グルコン酸Zn、粒子状材料、色素材料、天然色素、ピロクトンオラミン、3,4,4’−トリクロロカルバニリド、トリクロカルバン、ジンクピリチオン、ヒドロキノン、コウジ酸、アスコルビン酸、マグネシウムアスコルビルホスフェイト、アスコルビルグルコシド、ピリドキシン、アロエベラ、テルペンアルコール、アラントイン、ビサボロール、グリチルリチン酸二カリウム、グリセロール酸、ソルビトール酸、ペンタエリトリット酸、ピロリドン酸及びその塩、ジヒドロキシアセトン、エリトルロース、グリセルアルデヒド、タルタルアルデヒド、チョウジ油、メントール、カンファー、ユーカリ油、オイゲノール、乳酸メンチル、ハマメリス水(witch hazel distillate)、エイコセン及びビニルピロリドンコポリマー、イオドプロピルブチルカーバメート、多糖、必須脂肪酸、サリチル酸塩、グリシルレチン酸、カロテノイド、セラミド及び擬似セラミド、脂質複合体、そして、シアバター、杏仁油、マツヨイグサ油(onagre)、プルナス油、パーム油、モノイ油等の一般的に自然由来の油、HEPES;プロシステイン;O−オクタノイル−6−D−マルトース;メチルグリシンジ酢酸の2ナトリウム塩、ジオスゲニン及びDHEAの誘導体等のステロイド;DHEA又はデヒドロエピアンドロステロン及び/又は前駆体又は化学的もしくは生物学的誘導体、N−エチルオキシカルボニル−4−パラ−アミノフェノール、ビルベリー(コケモモ)抽出物;植物ホルモン;酵母(Saccharomyces cerevisiae)の抽出物;藻類の抽出物;ダイズ、ルピナス、トウモロコシ及び/又はエンドウの抽出物;アルベリン及びその塩、特にクエン酸アルベリン、ナギイカダ(butcher's bloom)の抽出物及びセイヨウトチノキ(horse chestnut)の抽出物、及びそれらの混合物、メタロプロテアーゼ阻害剤。このリストによって制限されるものではない。
本発明の組成物は、糖アミンを含んでもよく、糖アミンはアミノ糖としても知られている。本発明において有用な糖アミン化合物は、PCT公報WO02/076423及び米国特許第6,159,485号に記載されているものを含んでもよい。ある実施形態では、組成物は、組成物に対して、約0.01重量%〜約15重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より一層好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の糖アミンを含む。
本発明の組成物は、DHEA又はデヒドロエピアンドロステロン及び/又は前駆体又は生物学的又は化学的誘導体を含んでもよい。「DHEA前駆体」という用語は、代謝の間、DHEAに変化しやすい前記DHEAの生物学的前駆体だけでなく、外因性の化学反応によってDHEAに変化しやすいその化学的前駆体に関連する。生物学的前駆体の非限定的な例としては、A5−プレグネノロン、17αヒドロキシプレグネノロン、及び、17αヒドロキシプレグネノロンサルフェートが挙げられる。同様に、化学的前駆体の非限定的な例としては、サポゲニン又はその誘導体、例えば、ジオスゲニン(又は、spriost−5−エン−3−β−オール)、 ヘコゲニン、酢酸ヘコゲニン(hecogenin acetate)、スミラゲニン、及び、サルササポゲニンだけでなく、これらを含有する自然抽出物、特に、フェヌグレック及び野生のヤムイモの根、又は野生のヤムイモなどのDisocorees抽出物が挙げられる。
「メタロプロテイナーゼ阻害剤」との用語は、皮膚によって又は皮膚において発現又は合成されるメタロプロテイナーゼの少なくとも1つに対する阻害活性を有する全ての分子及び/又は植物又は細菌抽出物に関連する。Y. HEROUY and al., European Journal of Dermatology, n 3, vol. 10, Avril-Mai 2000の論文記事は、メタロプロテイナーゼを開示している(173ページ〜180ページ)。メタロプロテイナーゼのファミリーは、構造及び選択性に関して、その類似性に基づいて複数の明確な基の形状をしている(Woessner J. F., Faseb Journal, vol. 5,1991, 2145)。これらの基の中には、線維状コラーゲン(MMP−1又は間質性コラゲナーゼ、MMP−8又は好中球コラゲナーゼ、MMP−13又はコラゲナーゼ3、MMP−18又はコラゲナーゼ4)、IV型コラーゲン又は他の変性コラーゲン形状(MMP−2又はAゼラチナーゼ(72kDa)、MMP−9又はBゼラチナーゼ(92kDa))を分解するゼラチナーゼ、その抗菌スペクトルが糖タンパク質(フィブロネクチン、ラミニン)、プロテオグリカンなどの細胞外マトリックスのタンパク質を標的とする
ストロメライシン(MMP−3又はストロメライシン1、MMP−10又はストロメライシン2、MMP−11又はストロメライシン3)、マトリライシン(MMP−7)、メタロエラスターゼ(MMP−12)、又は、細胞メタロプロテイナーゼ(MMP−14、MMP−15、MMP−16、及び、MMP−17)を分解可能なコラゲナーゼが存在する。メタロプロテイナーゼ(MMPs)はプロテアーゼであり、このプロテアーゼは、金属、主に、活性部位の3システイン残基及びメチオニンに対して適合した亜鉛を用いるとともに、中性pHで細胞外マトリックス及び基底層の高分子成分を分解する。この酵素群は金属キレート剤によって不活性化される。
本発明の組成物は、ビタミンB3化合物を含んでもよい。ビタミンB3化合物は、米国特許第5,939,082号に記載されているように、皮膚の状態を調節するために特に有用である。ある実施形態では、組成物は、組成物の約0.001重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.01重量%〜約20重量%、より一層好ましくは約0.05重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約7重量%、より一層好ましくは約0.5重量%〜約5重量%のビタミンB3化合物を含む。
本発明の組成物は、次の構造(化2)を有するデヒドロ酢酸を含んでもよく、又はその医薬的に許容可能な塩、誘導体もしくはそれらの互変異性体を含んでもよい。デヒドロ酢酸の学術名は3−アセチル−6−メチル−2H−ピラン−2,4(3H)−ジオンであり、ロンザ社(Lonza)より購入可能である。
本発明の組成物は、植物ステロールを含んでもよい。例えば、β−シトステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、Δ5−アベナステロール、ルペノール、α−スピナステロール、スチグマステロール、それらの誘導体、類似体、及びそれらの組み合わせからなる群より選択される一種以上の植物ステロールを含んでもよい。より好ましくは、植物ステロールは、β−シトステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、スチグマステロール、それらの誘導体、及びそれらの組み合わせからなる群より選択される。より好ましくは、植物ステロールはスチグマステロールである。
本発明の組成物は、サリチル酸化合物、そのエステル、その塩、またはその組み合わせを含んでもよい。本発明の組成物のある実施形態では、サリチル酸化合物は、好ましくは、組成物の約0.0001重量%〜約25重量%、より好ましくは約0.001重量%〜約15重量%、より一層好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約5重量%、より一層好ましくは約0.2重量%〜約2重量%のサリチル酸化合物を含む。
本発明の組成物は、ヘキサミジン化合物、その塩、及び誘導体を含んでもよい。
ある実施形態では、組成物は、約0.0001重量%〜約25重量%、好ましくは約0.001重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、より一層好ましくは約0.02重量%〜約2.5重量%のヘキサミジンを含む。
本発明の組成物は、一種以上のジアルカノイルヒドロキシプロリン化合物及びそれらの塩及び誘導体を含んでもよい。
本発明の組成物は、フラボノイド化合物を含んでもよい。フラボノイドは、米国特許第5,686,082号、及び、第5,686,367号に広範囲に開示されている。本明細書で使用される「フラボノイド」は、置換されていないフラボノイド又は置換されているフラボノイド(すなわちモノ置換フラボノイド、又は/及びジ置換フラボノイド、又は/及びトリ置換フラボノイド)を意味する。特に本発明での使用に好適なフラボノイドの例は、一種以上のフラボン、一種以上のフラバノン、一種以上のイソフラボン、一種以上のクマリン、一種以上のクロモン、一種以上のジクマロール、一種以上のクロマノン、一種以上のクロマノール、その異性体(例えばシス/トランス異性体)、及びそれらの混合物である。
本発明の局所用組成物は、一種以上のN−アシルアミノ酸化合物を含んでもよい。アミノ酸は、本技術分野において公知のアミノ酸の何れであってもよい。本発明のN−アシルアミノ酸化合物は、次式(化3)に対応し得る。
本発明の組成物は、得られる組成物が角質組織状態の調節、好ましくは角質組織における視覚的及び/又は触覚的な不連続性(例えば皮膚の老化の兆候の調節)を安全かつ効果的に調節できるように、好ましくは安全かつ効果的な量のレチノイドを含んでもよい。組成物は、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.005重量%〜約2重量%、より一層好ましくは約0.01重量%〜約1重量%、さらに一層好ましくは約0.01重量%〜約0.5重量%のレチノイドを含んでもよい。組成物に用いられる最適な濃度は、選択された特定のレチノイドによって異なるが、それはそれらの有効性が大幅に異なるためである。
本発明の組成物は、追加ペプチドを含んでもよい。好適なペプチドは、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、及びヘキサ−ペプチド並びにその誘導体を含み得るが、これらに限定されるものではない。ある実施形態では、組成物は、追加ペプチドを、約1×10−7重量%〜約20重量%、より好ましくは約1×10−6重量%〜約10重量%、より一層好ましくは約1×10−5重量%〜約5重量%含む。
本発明の組成物は、アスコルベート(例えばビタミンC、ビタミンC誘導体、アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸パルミテート、マグネシウムアスコルビルホスフェイト、ナトリウムアスコルビルホスフェイト)等の一種以上のビタミンを含んでもよい。そのようなビタミンには、ビタミンB、ビタミンB誘導体、ビタミンB1〜ビタミンB12及びそれらの誘導体、ビタミンK、ビタミンK誘導体、ビタミンH、ビタミンD、ビタミンD誘導体、ビタミンE、ビタミンE誘導体、及びそれらのプロビタミン(パンテノール及びそれらの混合物等)が含まれ得るが、これらに限定されるものではない。ビタミン化合物は、略純粋な材料として、又は適切な物理的及び/もしくは化学的単離によって天然(例えば植物)由来のものから得られた抽出物として含まれてもよい。ある実施形態では、ビタミン化合物が本発明の組成物に存在する場合、組成物は、組成物の約0.0001重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.001重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.01重量%〜約8重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約5重量%のビタミン化合物を含む。
本発明の組成物は、一種以上の粒子状材料を含んでもよい。本発明において有用な粒子状材料の非限定的な例は、着色及び無着色色素、干渉顔料、無機パウダー、有機パウダー、複合粉、蛍光増白剤粒子、及びそれらの組み合わせを含む。これらの粒子は、例えば、血小板状形、球形、細長い形もしくは針状、又は不規則形であってもよく、表面コーティング又は非コーティングであってもよく、多孔質又は非多孔質であってもよく、荷電又は非荷電であってもよく、また現在の組成物に粉末として又は予備分散体として加えてもよい。ある実施形態では、粒子状材料は、組成物の約0.01重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.05重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約5重量%の濃度で組成物に存在する。組成物に用いられる色素、着色剤もしくは充填剤パウダーに関して、特に制限はない。
対象発明の組成物は、日焼け止め有効成分を任意で含んでもよい。本明細書において「日焼け止め有効成分」とは、日焼け止め剤及び物理的日焼け防止剤の両方を包含する。好適な日焼け止め有効成分は、有機又は無機のいずれであってもよい。
− パラ−アミノ安息香酸誘導体:PABA、エチルPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、特に「ESCALOL 507」の名称でISP社より販売されているエチルヘキシルジメチルPABA、グリセリルPABA、「UVINUL P25」の名称でBASF社より販売されているPEG−25PABA、
− サリチル酸誘導体:「EUSOLEX HMS」の名称でRONA/EM INDUSTRIES社より販売されているホモサラート、「NEO HELIOPAN OS」の名称でHAARMANN REIMER社より販売されているエチルヘキシルサリチレート、「DIPSAL」の名称でSCHER社より販売されているジプロピレングリコールサリチレート、「NEO HELIOPAN TS」の名称でハーマン・ライマー (HAARMANN and REIMER社)より販売されているTEAサリチレート
− ジベンゾイルメタン誘導体:特に「PARSOL 1789」の商標でHOFFMANN LA ROCHE社より販売されているブチルメトキシジベンゾイルメタン、イソプロピルジベンゾイルメタン、
− 桂皮酸誘導体:特に「PARSOL MCX」の商標でHOFFMANN LA ROCHE社より販売されているメトキシ桂皮酸エチルヘキシル、メトキシ桂皮酸イソプロピル、「NEO HELIOPAN E 1000」の商標でHAARMANN REIMER社より販売されているメトキシ桂皮酸イソアミル、シノキセート、DEAメトキシ桂皮酸、ジイソプロピル桂皮酸メチル、グリセリル エチルヘキサノアート ジメトキシシンナマート
− ββ’−ジフェニルアクリレート誘導体:特に「UVINULN539」の商標でBASF社より販売されているオクトクリレン、特に「UVINULN35」の商標でBASF社より販売されているエトクリレン
− ベンゾフェノン誘導体:「UVINUL400」の商標でBASF社より販売されているベンゾフェノン−1、「UVINULD50」の商標でBASF社より販売されているベンゾフェノン−2、「UVINUL M40」の商標でBASF社より販売されているベンゾフェノン−3又はオキシベンゾン、「UVINUL MS40」の商標でBASF社より販売されているベンゾフェノン−4、「HELISORB 11」の商標でNORQUAY社より販売されているベンゾフェノン−5、ベンゾフェノン−6、「SPECTRA-SORB UV-24」の商標でAMERICAN CYANAMID社より販売されているベンゾフェノン−8、「UVINULDS−49」の商標でBASF社より販売されているベンゾフェノン−9、ベンゾフェノン−12
− ベンジリデンカンファー誘導体:3−ベンジリデンカンファー、「EUSOLEX6300」の名称でMERCK社より販売されている4−メチルベンジリデンカンファー、ベンジリデンカンファースルホン酸、カンファーメト硫酸ベンザルコニウム、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー
− フェニルベンズイミダゾール誘導体:特に「EUSOLEX 232」の商標でMERCK社より販売されているフェニルベンズイミダゾールスルホン酸、「NEOHELIOPAN AP」の商標でHAARMANN and REIMER社より販売されているベンズイミダゾレート
− トリアジン誘導体:「TINOSORB S」の商標でCIBA GEIGY社より販売されているアニソトリアジン、特に「UVINUL T150」の商標でBASF社より販売されているエチルヘキシルトリアゾン、「UVASORB HEB」の商標でSIGMA 3V社より販売されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン
− フェニルベンゾトリアゾール誘導体:「SILATRIZOLE」の名称でRHODIA CHIMIE社より販売されているドロメトリゾールトリシロキサン
− アントラニル酸誘導体:「NEO HELIOPAN MA」の商標でHAARMANN REIMER社より販売されているメンチルアントラニレート
− イミダゾリン誘導体:エチルヘキシルジメトキシベンジリデン ジオキソイミダゾリン プロピオネート
− ベンザルマロネート誘導体:「PARSOL SLX」の商標でHOFFMANN LA ROCHE社より販売されているベンザルマロネート官能基を有するポリオルガノシロキサン、及びそれらの混合物
その他:ジヒドロキシ桂皮酸誘導体(ウンベリフェロン、メチルウンベリフェロン、メチルアセト−ウンベリフェロン);トリヒドロキシ−桂皮酸誘導体(エスクレチン、メチルエスクレチン、ダフネチン、及びグルコシド、エスクリン及びダフニン);炭化水素(ジフェニルブタジエン、スチルベン);ジベンザルアセトン及びベンザルアセトフェノン;ナフトールスルホン酸塩(2−ナフトール−3,6−ジスルホン酸のナトリウム塩及び2−ナフトール−6,8−ジスルホン酸のナトリウム塩);ジ−ヒドロキシナフトエ酸及びその塩;o−及びp−ヒドロキシビフェニルジスルホネート;クマリン誘導体(7−ヒドロキシ,7−メチル,3−フェニル);ジアゾール(2−アセチル−3−ブロモインダゾール、フェニルベンゾオキサゾール、メチルナフトオキサゾール、種々のアリールベンゾチアゾール);キニーネ塩(重硫酸塩、硫酸塩、塩化物、オレイン酸塩、及びタンニン酸塩);キノリン誘導体(8−ヒドロキシキノリン塩、2−フェニルキノリン);尿酸及びビオルル酸;タンニン酸及びその誘導体(例えばヘキサエチルエーテル);(ブチルカルボトール)(6−プロピルピペロニル)エーテル;ヒドロキノン;
また本発明の組成物は、抗セルライト剤も含んでよい。適した薬剤は、キサンチン化合物(例えばカフェイン、テオフィリン、テオブロミン、及びアミノフィリン)を含んでもよいが、これらに限定されるものではない。ある実施形態では、抗セルライト化合物が本発明の組成物に存在する場合、組成物は、組成物の約0.0001重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.001重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.01重量%〜約8重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約5重量%の抗セルライト化合物を含む。
組成物は、ホスホジエステラーゼ阻害剤(例えばキサンチン誘導体)、アルファ−2受容体を脂肪細胞表面で遮断可能なアルファ−2遮断剤化合物、ベータ−アドレナリン作用性の作用薬及び拮抗薬(例えばアルベリン及びその有機塩もしくは無機塩(クエン酸アルベリン等))、LDL及びVLDL受容体合成の抑制剤、アセチルCoAカルボキシラーゼ等の脂肪酸合成酵素の阻害剤、又は脂肪酸合成酵素もしくはセルレニン、ベータ受容体及び/又はGタンパク質を刺激する化合物、セルチン(serutine)又はルチン(rutine)等のグルコース輸送遮断剤、NPY受容体を脂肪細胞表面で遮断可能な神経ペプチドY(NPY)遮断薬、cAMP及びその化粧品として許容可能な誘導体、フォルスコリン等のアデニル酸シクラーゼ酵素活性剤、脂肪酸輸送を変更する薬剤、脂肪分解ペプチド及び脂肪分解タンパク質、特に特許FR2788058及びFR2781231に記載の副甲状腺ホルモンから生成されたペプチド等の様ペプチドもしくはタンパク質から選択される一種以上の脂肪分解剤を含んでもよい。
− 植物抽出物のうち、特に次のものが挙げられる。セイヨウキヅタ(Hedera Helix)、マンシュウミシマサイコ(Bupleurum chinensis)、アルニカ(Arnica Montana L)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis N)、マリゴールド(Calendula officinalis)、セージ(Salvia officinalis L)、オタネニンジン(Panax ginseng)、イチョウ(ginko biloba)、オトギリソウ(Hyperycum Perforatum)、ナギイカダ(Ruscus aculeatus L)、セイヨウナツユキソウ(Filipendula ulmaria L)、ビッグフラワー・ジャワティー(big-flowered Jarva tea : Orthosiphon Stamineus Benth)、藻類(ヒバマタ属Vesiculosus)、シラカバ(Betula alba)、緑茶、コーラナッツ(Cola Nipida)、セイヨウトチノキ、竹、ツボクサ(Centella Asiatica)、ヒース、ヒバマタ、ヤナギ、ミミナグサ(mouse-year)の抽出物、エスシン(escine)の抽出物、ソウジュツの抽出物、クリサンテルムインジクム(chrysanthellum indicum)の抽出物、アルメニアセア(Armeniacea)属の植物の抽出物、アトラクチロディスプラチコドン(Atractylodis Platicodon)、シノメニウム(Sinnomenum)、ファルビチジス(Pharbitidis)、また、フレミンギア(Flemingia)、C.フォルスコリイ(C. Forskohlii)、C.ブルメイ(C. blumei)、C.エスキロリイ(C. esquirolii)、C.スクテラリオイデス(C. scutellaroides)、C.キサンタンタス(C. xanthantus)及びC.バルバタス(C. Barbatus)(コリウス・バルバタス(Cleus barbatus)の根の抽出物等)等のコリウスの抽出物、バロタ(Ballote)の抽出物、グイオア(Guioa)の抽出物、シノブ(Davallia)、テルミナリア(Terminalia)、バリングトニア(Barringtonia)、トレマ(Trema)、アンチロビア(antirobia)、セクロピア(cecropia)、アルガニア(argania)、ディオスコレア・オッポシタ(Dioscorea opposita)もしくはメキシカン(Mexican)等のジオスコレア(dioscoreae)の抽出物、
− 海洋由来の抽出物:ラミナリア・ディジタータ(Laminaria digitata)、珪藻類、ロディステロールの抽出物等の藻類又は植物プランクトンの抽出物。これらの抽出物は、もちろん全て混合して使用できる。
本発明の局所用組成物は、BHT又はBHAを含んでもよい。
ある実施形態では、BHT及び/又はBHAは、組成物の約0.0001重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.001重量%〜約10重量%、より一層好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、さらに一層好ましくは約0.1重量%〜約0.5重量%が添加される。
本発明の組成物は、安全かつ効果的な量の局所用麻酔剤を含んでもよい。
局所用麻酔薬剤の例は、ベンゾカイン、リドカイン、ブピバカイン、クロルプロカイン、ジブカイン、エチドカイン、メピバカイン、テトラカイン、ジクロニン、ヘキシルカイン、プロカイン、コカイン、ケタミン、プラモキシン、フェノール、及びそれらの医薬的に許容可能な塩を含む。
剥離/角質溶解有効成分は、本発明の組成物に加えられてもよい。ある実施形態では、組成物は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約2重量%の剥離/角質溶解有効成分を含む。
2−ヒドロキシエタン酸(グリコール酸);2−ヒドロキシプロパン酸(乳酸);2−メチル2−ヒドロキシプロパン酸(メチル乳酸);2−ヒドロキシブタン酸;2−ヒドロキシペンタン酸;2−ヒドロキシヘキサン酸;2−ヒドロキシヘプタン酸;2−ヒドロキシオクタン酸;2ヒドロキシノナン酸;2−ヒドロキシデカン酸;2−ヒドロキシウンデカン酸;2−ヒドロキシドデカン酸(アルファ−ヒドロキシラウリン酸);2−ヒドロキシテトラデカン酸(アルファ−ヒドロキシミリスチン酸);2−ヒドロキシヘキサデカン酸(アルファ−ヒドロキシパルミチン酸);2−ヒドロキシオクタデカン酸(アルファ−ヒドロキシステアリン酸);2−ヒドロキシエイコサン酸(アルファ−ヒドロキシアラキドン酸);2−フェニル2−ヒドロキシエタン酸(マンデル酸);2,2−ジフェニル2−ヒドロキシエタン酸(ベンジル酸);3−フェニル2−ヒドロキシプロパン酸(フェニル乳酸);2−フェニル2−メチル2−ヒドロキシエタン酸(アトロラクチン酸);2−(4’−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシエタン酸;2−(4’−クロロフェニル2−ヒドロキシエタン酸;2−(3’−ヒドロキシ−4’−メトキシフェニル)2−ヒドロキシエタン酸;2−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)2−ヒドロキシエタン酸;3’−(2−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシプロパン酸;3−(4’−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシプロパン酸;及び2−(3’,4’ジヒドロキシフェニル)、及び2−ヒドロキシエタン酸、5−n−オクタノイルサリチル酸、5−n−ドデカノイルサリチル酸、5−n−デカノイルサリチル酸、5−n−オクチルサリチル酸、5−n−ヘプチルオキシサリチル酸、4−n−ヘプチルオキシサリチル酸及び2−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸、又はこれらのアルコキシ誘導体(2−ヒドロキシ−3−メチルオキシ安息香酸等)。
本発明の組成物は一種以上の抗ざ瘡有効成分を含有してもよい。
有用な抗ざ瘡有効成分の例としては、レゾルシノール、イオウ、エリスロマイシン、サリチル酸、過酸化ベンゾイル、デヒドロ酢酸及び亜鉛が挙げられる。更なる好適な抗ざ瘡有効成分の例は、米国特許第5,607,980号に記載されている。特に有用であるものは、SEDERMA社より提供されるAc.net(登録商標)という抗ざ瘡原料との組み合わせである(WO 03/028692 A2)。
本発明の組成物は、一種以上の皺防止有効成分又は萎縮防止有効成分を含んでもよい。本発明の組成物における使用に好適な皺防止有効成分/萎縮防止有効成分の例は、以下のものを含む。硫黄含有D及びLアミノ酸、並びにそれらの誘導体並びに塩、特にN−アセチル誘導体、その好ましい例であるN−アセチル−L−システイン;チオール(例えばエタンチオール)、ヒドロキシ酸(例えば乳酸等のアルファ−ヒドロキシ酸、及びグリコール酸、又はサリチル酸等及びサリチル酸誘導体(オクタノイル誘導体等)等のベータ−ヒドロキシ酸、ラクトビオン酸)、ケト酸(例えばピルビン酸)、フィチン酸、アスコルビン酸(ビタミン)、スチルベン、桂皮酸塩、レスベラトロール、キネチン、ゼアチン、ジメチルアミノエタノール、天然由来のペプチド(例えばダイズペプチド)、及び糖酸の塩(例えばグルコン酸Mn、グルコン酸Zn)、リポ酸;リソホスファチジン酸、皮膚ピーリング剤(例えばフェノール等)、ビタミンB3化合物及びレチノイド及び他のビタミンB化合物(例えばチアミン(ビタミンB1)、パントテン酸(ビタミンB5)、リボフラビン(ビタミンB2))、及びそれらの誘導体及び塩(例えばHCL塩もしくはカルシウム塩)。特に有用であるのは、SEDERMA社より提供されるDermolectine(登録商標)及びSterocare(登録商標)いう皺用薬剤との組み合わせである(WO99/18927)。
本発明の組成物は、抗酸化剤/遊離基捕捉剤を含んでもよい。ある実施形態では、組成物は、約0.01%〜約10%、より好ましくは約0.1%〜約5%の抗酸化剤/遊離基捕捉剤を含む。
本発明の組成物は、例えば、湿潤剤、保湿剤、及び皮膚コンディショナーから選択される安全かつ効果的な量のコンディショニング剤を含んでもよい。様々な種類のこれら材料を用いてもよく、ある実施形態では、組成物の約0.01重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、さらに一層好ましくは約0.5重量%〜約7重量%の濃度で存在してもよい。これらの材料は、グアニジン、尿素、グリコール酸、グリコール酸塩(例えばアンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム)、サリチル酸、乳酸、乳酸塩(例えばアンモニウム及び第4級アルキルアンモニウム)、多様な形態のうちの任意形態のアロエベラ(例えばアロエベラゲル)、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、グリセロール、ヘキサントリオール、ブタントリオール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のポリヒドロキシアルコール、ポリエチレングリコール、糖類(例えばメリビオース)、デンプン、糖及びデンプン誘導体(例えば、アルコキシ化グルコース、フルクトース、グルコサミン)、ヒアルロン酸、モノエタノールアミンラクタミド、モノエタノールアミンアセトアミド、パンテノール、アラントイン、石油及びそれらの混合物を含んでもよいが、これらに限定されるものではない。また本明細書では、米国特許第4,976,953号に記載のプロポキシル化グリセロールも有用である。
本発明の組成物は、ケルセチン、ルチン、タキシフォリン、ケンペロール、ミリセチン、クルクミン、レスベラトロール、アレコリン、アピゲニン、オウゴニン、ルテオリン、テクトリゲニン及びこれらの混合物から選択される活性酸素生成阻害剤を含んでもよい。
また本発明の組成物は、キレーター又はキレート剤も含んでよい。
本明細書で使用される「キレーター」又は「キレート剤」とは、金属イオンが容易に酸素ラジカル形成に関与する又は酸素ラジカル形成を触媒することがないように錯体を形成することによって、系から金属イオンを除去可能な有効成分を意味する。ある実施形態では、キレート剤は、組成物の好ましくは約0.00001重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.001重量%〜約5重量%、本発明の組成物に加えられる。本明細書で有用なキレーターの例は、米国特許第5,487,884号、WO91/16035及びWO91/16034号に開示されているものを含む。キレート剤の例は、N−ヒドロキシサクシンイミド、EDTA、NTA、デフェロキサミン、ヒドロキサム酸及びそれらの塩、フィチン酸、フィチン酸塩、グルコン酸及びその塩、トランスフェリン、ラクトフェリン;フリルジオキシム及びその誘導体を含む。
抗炎症剤が本発明の組成物に加えられてもよい。ある実施形態では、抗炎症剤は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で加えられる。組成物に用いられる抗炎症剤の厳密な量は、特定の抗炎症剤によって異なり、この理由は、これら薬剤の有効性には大きな幅があるためである。
本発明の組成物は、日焼け有効成分を含んでもよい。ある実施形態では、組成物は、組成物の約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約2重量%〜約7重量%、より一層好ましくは約3重量%〜約6重量%の日焼け有効成分を含む。好ましい日焼け有効成分は、ジヒドロキシアセトンであり、これは、DHA又は1、3−ジヒドロキシ−2−プロパノンとしても知られている。特に有用なのは、SEDERMA社より提供され、Fr 2 702 766及びWO03/017966に夫々記載されているTyr-ol(登録商標)及びTyr-excel(登録商標)という日焼け剤との組み合わせである。
本発明の組成物は、皮膚美白剤をさらに含んでもよい。皮膚美白剤を使用する場合、組成物は、組成物の好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.02重量%〜約5重量%、さらに好ましくは約0.05重量%〜約2重量%の皮膚美白剤を含む。好適な皮膚美白剤としては、コウジ酸、アルブチン、トラネキサム酸、アスコルビン酸及びその誘導体(例えばアスコルビルリン酸マグネシウムもしくはアスコルビルリン酸ナトリウム、アスコルビルグルコシド等)、及び抽出物(例えば、桑抽出物、胎盤抽出物)を含む、本技術分野において公知のものが挙げられる。
本発明の組成物は、一種以上の抗真菌又は抗微生物有効成分を含んでもよい。安全かつ効果的な量の抗微生物又は抗真菌有効成分を本組成物に加えてもよい。ある実施形態では、組成物は、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、及びより好ましくは約0.05重量%〜約2重量%の抗微生物又は抗真菌有効成分を含む。
アゾール抗菌剤には、ベンズイミダゾール等のイミダゾール、ベンゾチアゾール、ビフォナゾール、硝酸ブトコナゾール、クリムバゾール(climbazole)、クロトリマゾール、クロコナゾール、エベルコナゾール、エコナゾール、エルビオール、フェンチコナゾール、フルコナゾール、フルチマゾール、イソコナゾール、ケトコナゾール、ラノコナゾール、メトロニダゾール、ミコナゾール、ネチコナゾール、オモコナゾール、硝酸オキシコナゾール、セルタコナゾール、硝酸サルコナゾール、チオコナゾール、チアゾール、並びにテルコナゾール及びイトラコナゾール等のトリアゾール、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
硫化セレンは本発明の抗菌組成物に用いるのに好適な粒子状フケ防止剤であり、その有効濃度は組成物の約0.1重量%〜約4重量%、好ましくは約0.3重量%〜約2.5重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約1.5重量%の範囲である。
また本発明の抗微生物組成物における粒子状抗微生物/フケ防止剤として硫黄も使用されてよい。効果的な粒子状硫黄の濃度は、通常、組成物の約1重量%〜約4重量%、好ましくは約2重量%〜約4重量%である。
本発明の追加の抗菌有効成分は、サリチル酸、メラレウカ(ティーツリー)(melaleuca(tea tree))の抽出物及び炭等の角質溶解剤を一種以上含んでもよい。また、本発明は、抗菌有効成分の組み合わせを含んでもよい。このような組み合わせは、オクトピロックスとジンクピリチオンの組み合わせ、パインタールとイオウの組み合わせ、サリチル酸とジンクピリチオンの組み合わせ、オクトピロックスとクリムバゾールの組み合わせ、及びサリチル酸とオクトピロックスの組み合わせ、並びにこれらの混合物を含んでもよい。
本発明の組成物は、一種以上の増粘剤を含んでもよい。ある実施形態では、増粘剤は、組成物の約0.05重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.25重量%〜約4重量%の濃度で存在する。増粘剤の非限定的なクラスは、以下から選択されるものを含む。
これらのポリマー類は、アクリル酸、置換型アクリル酸、並びにこのようなアクリル酸類及び置換型アクリル酸類の塩類及びエステル類に由来する1つ以上のモノマーを含有する架橋化合物である。ここで、架橋剤は2つ以上の炭素間二重結合を含み、かつ多価アルコールに由来する。本発明に有用なポリマーは、米国特許第5,087,445号、米国特許第4,509,949号、米国特許第2,798,053号、及びCTFA国際化粧品構成成分辞書、第10刷、2004年により完全に記載されている。
本発明の組成物は、カチオン性及び非イオン性ポリマーを両方含む濃厚剤又はゲル化剤として有用な架橋ポリアクリレートポリマーを含んでもよいが、カチオン性の方が一般的に好ましい。有用な、架橋した非イオン性ポリアクリレートポリマー及び架橋カチオン性ポリアクリレートポリマーの例は、米国特許第5,100,660号、米国特許第4,849,484号、米国特許第4,835,206号、米国特許第4,628,078号、米国特許第4,599,379号及びEP228,868に記載されているものである。
本発明の組成物は、必要に応じて、ポリアクリルアミドポリマー、特に置換分岐又は非分岐ポリマーを含む非イオン性ポリアクリルアミドポリマーを任意で含んでもよい。これらのポリアクリルアミドポリマーの中でも、CTFA表記ポリアクリルアミド及びイソパラフィン及びラウレス−7の非イオン性ポリマーが好ましく、商品名Sepigel305としてSeppic Corporationより市販されている。
本明細書では、多種多様な多糖類が有用である。
「多糖類」とは、繰り返しの糖(即ち炭水化物)単位の骨格を含有するゲル化剤をいう。
多糖類ゲル化剤の非限定的な例としては、セルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、プロピオン酸カルボン酸セルロースアセテート、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル・エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、微結晶セルロース、セルロース硫酸ナトリウム、及びこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。
本明細書において有用なその他の増粘剤及びゲル化剤には、主として自然の供給源由来の物質が含まれる。このようなゲル化剤の非限定的な例としては、アカシア、寒天、アルギン、アルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アミロペクチン、アルギン酸カルシウム、カラゲナンカルシウム、カルニチン、カラギーナン、デキストリン、ゼラチン、ゲランガム、グアーガム、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ヘクトライト、ヒアルロン酸、水酸化珪素、ヒドロキシプロピルキトサン、ヒドロキシプロピルグアー、カラヤガム、ケルプ、イナゴマメガム、納豆ガム(Natto gum)、アルギン酸カリウム、カラゲナンカリウム、アルギン酸プロピレングリコール、スクレロチンガム、カルボキシメチルデキストランナトリウム、カラゲナンナトリウム、トラガカントガム、キサンタンガム、及びその混合物から選択される物質が挙げられる。
また、本発明の組成物は、制汗剤有効成分を含んでもよい。好適な制汗剤有効成分は、収斂薬金属塩、特にアルミニウムジルコニウム及び亜鉛の無機酸塩及び有機酸塩、及びそれらの混合物を含む。特に好ましいのは、アルミニウム含有及び/もしくはジルコニウム含有材料、又は、ハロゲン化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、アルミニウムヒドロキシハロゲン化物、ジルコニルオキシハロゲン化物、ジルコニルヒドロキシハロゲン化物等の塩、及びそれらの混合物である。ある実施形態では、制汗剤有効成分が本発明の組成物に存在する場合、組成物は、組成物の約0.01重量%〜約50重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約40重量%、さらに一層好ましくは約1重量%〜約30重量%の制汗剤化合物を含む。
本発明の組成物は、洗浄性界面活性剤を約1%〜約90%、より好ましくは 約5%〜約10%含んでもよい。洗浄性界面活性剤構成成分は、組成物に洗浄性能を与えるために含まれる。洗浄性界面活性剤構成成分は、同様に、アニオン性の洗浄性界面活性剤、双性又は両性の洗浄性界面活性剤、又はこれらの組み合わせを含む。本明細書の組成物に使用される好適なアニオン性の洗浄性界面活性剤構成成分には、ヘアケア又は他のパーソナルケア洗浄組成物への使用が公知であるものが挙げられる。組成物中にアニオン性界面活性剤構成成分を含む場合、その濃度は、所望の洗浄及び起泡性能を提供するのに十分であることが好ましく、一般に、約5%〜約50%、好ましくは約8%〜約30%、より好ましくは約10%〜約25%、更により好ましくは約12%〜約22%の範囲であり得る。
両性洗浄性界面活性剤は、脂肪族第二級及び第三級アミンの誘導体を含む。
本発明の組成物は、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマー等のポリマーを含有し得る。本明細書でのポリマーを説明する便宜上、ポリマー中に存在するモノマー単位をモノマーと呼び、これらモノマーからポリマーを誘導可能である。モノマーはイオン性(例えばアニオン性、カチオン性、両性、双性イオン性)でも非イオン性でもよい。
本発明の組成物に用いるのに好適なカチオン性ポリマーは、第四級アンモニウムのようなカチオン性窒素含有部分又はカチオン性プロトン化アミノ部分を含有する。ポリマーが、水に、組成物に、又は組成物のコアセルベート相に可溶なままである限り、また対イオンが組成物の必須構成成分に物理的及び化学的に適合性があるか、そうでなければ過度に製品性能、安定性又は審美性を損なわない限り、任意のアニオン性対イオンは、カチオン性ポリマーとともに使用することができる。そのような対イオンの非限定的な例には、ハロゲン化物(例、塩化物、フッ化物、臭化物、ヨウ化物)、硫酸塩及び硫酸メチルが挙げられる。こうしたポリマーの非限定的な例は、CTFAに記載されている。
アニオン性ポリマーの例は、酢酸ビニルとクロトン酸コポリマーのコポリマー、酢酸ビニル、クロトン酸とネオデカン酸ビニル等のアルファ−分枝鎖飽和脂肪族モノカルボン酸ビニルエステルのターポリマー;並びにメチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー、アクリル酸もしくはメタクリル酸を含むアクリルコポリマー及びターポリマーである。
両性モノマーの例としては、前述の(メタ)アクリル酸のアミン誘導体の双性イオン性誘導体又は(メタ)アクリルアミドのアミン誘導体(例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド)が挙げられ、これら誘導体は、モノクロロ酢酸カリウム、モノブロモプロピオン酸ナトリウム、モノクロロ酢酸のアミノメチルプロパノール塩、モノクロロ酢酸のトリエタノールアミン塩等のハロゲン化脂肪酸塩によるものである。さらに、両性モノマーの例として、プロパンスルトンで改質した前述の(メタ)アクリル酸のアミン誘導体又は(メタ)アクリルアミドのアミン誘導体も挙げられる。
本発明の組成物は、非イオン性ポリマーを含んでもよい。例えば、分子量が約1000を超えるポリアルキレングリコールを使用することができる。好適なポリエチレングリコールポリマーとしては、PEG−2M(Polyox WSR(登録商標)N−10としても知られ、Union Carbideから入手可能であり、PEG−2,000としても知られる);PEG−5M(Polyox WSR(登録商標)N−35及びPolyox WSR(登録商標)N−80としても知られ、Union Carbideから入手可能であり、PEG−5,000及びポリエチレングリコール300,000としても知られる);PEG−7M(Polyox WSR(登録商標)N−750としても知られ、Union Carbideから入手可能である);PEG−9M(Polyox WSR(登録商標)N−3333としても知られ、Union Carbideから入手可能である);及び、PEG−14M(Polyox WSR(登録商標)N−3000としても知られ、Union Carbideから入手可能である)が挙げられる。
コンディショニング剤は、角質組織に特定のコンディショニング効果を与えるために使用される任意の物質を含む。例えば、毛髪用トリートメント組成物において好適なコンディショニング剤には、光沢、柔軟性、櫛通りの良さ、静電気防止特性、濡れている時の取扱性、損傷、扱いやすさ、髪のボリューム、及び油脂潤滑性に関連した一以上の効果を提供するものを含む。本発明の組成物に有用なコンディショニング剤は、乳化液体粒子を形成する非水溶性の水分散性不揮発性液体を含み得る。本組成物に用いるのに好適なコンディショニング剤は、一般に、シリコーン(例えばシリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンゴム、屈折率の高いシリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニングオイル(例えば炭化水素油、ポリオレフィン及び脂肪酸エステル)又はこれらの組み合わせとして特徴付けられるコンディショニング剤であるか、本明細書の水性界面活性剤マトリックス中に液状の分散粒子を形成するコンディショニング剤である。
本発明の組成物のコンディショニング剤は、好ましくは不溶性シリコーンコンディショニング剤である。シリコーンコンディショニング剤粒子は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。不揮発性シリコーンコンディショニング剤が好ましく使用される。揮発性シリコーンが存在する場合、それは、典型的には、不揮発性シリコーン物質成分(シリコーンゴム及び樹脂等)を市販形態にするために溶媒又は担体として使用するのに付随して生じる。シリコーンコンディショニング剤粒子は、シリコーン流体コンディショニング剤を含んでもよく、シリコーン流体の付着効率を改善し又は毛髪の光沢度を高めるためのシリコーン樹脂等の他の構成成分を含んでもよい。
シリコーン流体としてはシリコーンオイルが挙げられ、これは25℃にて測定して、粘度が1,000,000csk未満、好ましくは約5csk〜約1,000,000csk、より好ましくは約100csk〜約600,000cskである流動性を有するシリコーン物質である。本発明の組成物に用いられる好適なシリコーンオイルには、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。また、ヘアコンディショニング特性を有する他の不溶性不揮発性シリコーン流体を使用してもよい。
本発明の組成物における使用に好適なカチオン性シリコーン流動体は、「トリメチルシリルアモジメチコン」として知られるポリマーを含むが、これに限定されるものではない。本発明の組成物に用い得る他のシリコーンカチオン性ポリマーは、シリコーン ALE 56(登録商標)であり、Union Carbide社より入手可能である。
本発明の組成物に用いるのに好適なその他のシリコーン流体は、不溶性のシリコーンゴムである。これらのゴムは、25℃で測定したときに、1,000,000csk以上の粘度を有するポリオルガノシロキサン物質である。シリコーンゴムは、米国特許第4,152,416号; Noll and Walterの「Chemistry and Technology of Silicones」(ニューヨーク、Academic Press、1968年);General Electric社のシリコーンゴム製品データシートSE30、SE33、SE54、及びSE76に記載されている。本発明の組成物に用いられるシリコーンゴムの具体的な非限定的な例には、ポリジメチルシロキサン、(ポリジメチルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の組成物に用いるのに好適なその他の不揮発性の不溶性シリコーン流体コンディショニング剤は、少なくとも約1.46、好ましくは少なくとも約1.48、より好ましくは少なくとも約1.52、より好ましくは少なくとも約1.55の屈折率を有する「高屈折率シリコーン」として既知のものである。ポリシロキサン流体の屈折率は、一般に約1.70未満、典型的には約1.60未満である。この状況では、ポリシロキサン「流体」には、油と同様にガム類が含まれる。
シリコーン樹脂は、本発明の組成物のシリコーンコンディショニング剤に含まれてもよい。これらの樹脂は、高度に架橋した高分子シロキサン系である。架橋は、シリコーン樹脂の製造時に、三官能性及び四官能性のシランを一官能性もしくは二官能性、又はその両方のシランとともに取り込むことによって導入される。
本発明の組成物はまた、有機コンディショニングオイルを含んでもよい。ある実施形態では、組成物の約0.05重量%〜約20重量%、好ましくは約0.08重量%〜約1.5重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約1重量%の少なくとも1つの有機コンディショニングオイルをコンディショニング剤として、単独で含んでもよく、シリコーン(上述)のような他のコンディショニング剤と組み合わせて含んでもよい。
本発明の組成物におけるコンディショニング剤として用いるのに好適な有機コンディショニングオイルには、少なくとも約10個の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、ポリマー及びその混合物を含む、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)及び分枝鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)等の炭化水素油が挙げられるが、これらに限定されない。直鎖状炭化水素油は、好ましくは、炭素数が約12〜約19である。分枝鎖炭化水素油は、炭化水素ポリマーを含み、典型的には、19個より多くの炭素原子を含有する。
本発明の組成物に用いられる有機コンディショニングオイルはまた、液体ポリオレフィン、より好ましくは液体ポリ−α−オレフィン、より好ましくは水素添加液体ポリ−α−オレフィンを含む。本明細書で使用されるポリオレフィンは、C4−約C14、好ましくはC6−約C12のオレフィン系モノマーの重合によって調製される。
本明細書のポリオレフィン液を調製する際に使用されるオレフィンモノマーの好適な非限定例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセンから1−ヘキサデセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、4−メチル−1−ペンテン等の分枝鎖異性体及びこれらの混合物が挙げられる。また、ポリオレフィン液の調製に好適なものは、オレフィン含有精製供給材料又は廃液である。
本発明の組成物におけるコンディショニング剤として用いられる好適な他の有機コンディショニングオイルには、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪酸エステルが挙げられるが、これに限定されない。これらの脂肪酸エステルには、脂肪酸又はアルコールから誘導されるヒドロカルビル鎖を有するエステル(例えば、モノエステル、多価アルコールエステル、並びにジ−及びトリ−カルボン酸エステル)が挙げられる。本明細書の脂肪酸エステルのヒドロカルビルラジカルは、アミド及びアルコキシ部分(例えば、エトキシ又はエーテル結合等)のような他の適合性のある官能基を含んでもよく、又はそれら官能基と共有結合してもよい。
また本発明の組成物は、フケ防止剤を含んでもよい。フケ防止粒子状物質の好適な非限定例としては、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、粒子状イオウ、及びこれらの混合物が挙げられる。好ましくはピリジンチオン塩、特に好ましくは1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン塩である。ピリジンチオンフケ防止粒子状物質の濃度は、典型的には、組成物の約0.1重量%〜約4重量%、好ましくは約0.1重量%〜約3重量%、より好ましくは約0.3重量%〜約2重量%の範囲である。好ましいピリジンチオン塩には、亜鉛、スズ、カドミウム、マグネシウム、アルミニウム、及びジルコニウム等の重金属から形成されるものが挙げられ、好ましくは亜鉛、より好ましくは1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオンの亜鉛塩(「ジンクピリジンチオン」又は「ZPT」として既知である)が挙げられる。ピリジンチオンフケ防止剤は、例えば、米国特許第2,809,971号、米国特許第3,236,733号、米国特許第3,753,196号、米国特許第3,761,418号、米国特許4,345,080号、米国特許第4,323,683号、米国特許第4,379,753号、及び米国特許第4,470,982号に記載されている。
本発明の組成物は保湿剤を含有してもよい。保湿剤は、多価アルコール、水溶性アルコキシル化非イオン性ポリマー、及びこれらの混合物からなる群より選択され得る。本明細書で使用される場合、保湿剤は、好ましくは、約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の濃度で使用される。
本発明の組成物は、さらに懸濁剤を含んでもよく、好ましくは、組成物中で非水溶性物質を分散させた形態で懸濁するために、又は組成物の粘度を調節するために、有効な濃度の懸濁剤が含まれる。このような濃度は、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.3重量%〜約5.0重量%の範囲であり得る。
本発明の組成物は、テルペンアルコール又はテルペンアルコール類の組み合わせを含んでもよい。本明細書で使用する時、「テルペンアルコール」とは、2つ以上の5−炭素イソプレン単位[CH2=C(CH3)−CH=CH2]から構成され、末端ヒドロキシル基を有する有機化合物を指す。当該組成物は、組成物の約0.001重量%〜約50重量%、好ましくは約0.01重量%〜約20重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約15重量%、より一層好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%、一層より好ましくは約1重量%〜約5重量%のテルペンアルコールを含んでもよい。
ファルネソールは、天然に存在する物質で、スクアラン及びステロール類、とりわけコレステロールの生合成において、前駆体及び/又は中間体の役割を果たすと考えられている。ファルネソールはまた、タンパク質の修飾及び制御(例えば、たんぱく質のファルネシル化)に関わる。そしてファルネソールに応答する細胞核受容体が存在している。
ゲラニオールは、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエン−1−オールとして知られる化学物質に対する一般名である。本明細書で使用する時、「ゲラニオール」には、その異性体及び互変異性体が包含される。ゲラニオールは、Aldrich Chemical Companyから市販されている。好適なゲラニオールの誘導体としては、ゲラニルアセテート、ゲラニルゲラニオール、ピロリン酸ゲラニル、ピロリン酸ゲラニルゲラニルが挙げられ、それらはすべてSigma Chemical Companyから市販されている。例えば、ゲラニオールは、クモ状脈管/赤斑治療剤、目の周りのくま/腫れた目の治療剤、血色の悪さの治療剤、たるみ治療剤、かゆみ止め剤、皮膚濃厚剤、毛穴低減剤、油分/光沢低減剤、炎症後色素沈着治療剤、創傷処置剤、抗セルライト剤として、並びに、皺及び小皺を含む皮膚の肌目の調整に有用である。
フィタントリオールは、3,7,11,15,テトラメチルヘキサデカン−1,2,3,−トリオールとして知られる化学物質に対する一般名である。フィタントリオールはBASFから市販されている。例えば、フィタントリオールは、クモ状脈管/赤斑治療剤、目の周りのくま/腫れた目の治療剤、血色の悪さの治療剤、たるみ治療剤、かゆみ止め剤、皮膚濃厚剤、毛穴低減剤、油分/光沢低減剤、炎症後色素沈着治療剤、創傷処置剤、抗セルライト剤として、並びに、皺及び小皺を含む皮膚の肌目の調整に有用である。
本発明の組成物は、所望の製品形態によって、経口的にもしくは皮膚科学的に許容可能な担体を含んでもよく、又は注射液を含んでもよい。
本発明の局所用組成物はまた、組成物に皮膚科学的に許容可能な担体も含有してよい。ある実施形態では、担体は、約50%〜約99.99%、好ましくは約60%〜約99.9%、より好ましくは約70%〜約98%、及びより一層好ましくは約80%〜約95%の濃度で存在する。
シリコーン中水型エマルションは、連続的なシリコーン相及び分散した水性相を含むことが可能である。
本発明の好ましいシリコーン中水型エマルションは、約1重量%〜約60重量%、好ましくは約5重量%〜約40重量%、より好ましくは約10重量%〜約20重量%の連続的なシリコーン相を含むことが可能である。連続的なシリコーン相は、以下に説明する不連続な水性相を含む又は取り囲む外部相として存在する。
本発明の局所用組成物は、約30%〜約90%、より好ましくは約50%〜約85%、及び更により好ましくは約70%〜約80%の分散水性相を含むことが可能である。エマルション技術では、「分散相」という用語は、当業者には周知であり、相が、連続相中に懸濁した及び連続相に囲まれた小粒子又は液滴として存在することを意味する。分散相は、内部相又は不連続相としても知られている。この分散水性相は、前述の連続的なシリコーン相中に懸濁し同相に囲まれた小さな水性粒子又は液滴の分散系である。
本発明のシリコーン中水型エマルションは、好ましくは乳化剤を含む。好ましい実施形態では、組成物は、組成物の約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約7.5重量%、一層より好ましくは約1重量%〜約5重量%の乳化剤を含む。乳化剤は、連続的なシリコーン相に水性相を分散し、懸濁することを促進する。
また本発明の組成物は、組成物の約0.1重量%〜約30重量%のシリコーンエラストマー成分を含んでもよい。好ましくは、組成物は、組成物の約1重量%〜約30重量%、より好ましくは約2重量%〜約20重量%のシリコーンエラストマー成分を含む。
本発明の局所用組成物は、前述の架橋オルガノポリシロキサンエラストマー成分に好適な担体を、組成物の約1重量%〜約80重量%含んでもよい。この担体は、本発明の架橋オルガノポリシロキサンエラストマー粒子と組み合わせると、エラストマー粒子を懸濁し、膨潤させ、弾性のゲル様網状構造又はマトリックスを提供する役目を果たす。架橋シロキサンエラストマー用の担体は周囲条件下では液体であり、好ましくは低い粘度を有し、皮膚に対する拡散力を向上させる。
本発明の組成物は、非極性で揮発性の油を含んでもよい。非極性で揮発性の油は、本発明の組成物に極めて望ましい審美的特性を付与する傾向がある。従って、非極性で揮発性の油をかなり高い濃度で使用することが好ましい。本発明で特に有用な非極性で揮発性の油は、シリコーン油、炭化水素、及びこれらの組み合わせである。このような非極性で揮発性の油は、例えば、Balsam and Sagarin編の「Cosmetics, Science andTechnology」(1972年、第1巻、27〜104ページ)に開示されている。好ましい非極性で揮発性の炭化水素の例には、イソドデカン及びイソデカン(例えば、Presperse Inc.から入手可能なPermethyl−99A)などのポリデカン類、及びC7〜C8からC12〜C15までのイソパラフィン類(例えば、Exxon Chemicals社から入手可能なIsoparシリーズ)が挙げられる。直鎖状揮発性シリコーンは、一般的には25℃で約5センチストークス未満の粘度を有するが、環状シリコーンは25℃で約10センチストークス未満の粘度を有する。非常に好ましい揮発性シリコーン油の例としては、様々な粘度のシクロメチコン、例えば、Dow Corning200、Dow Corning244、Dow Corning245、Dow Corning344及びDow Corning345(Dow Corning Corp.より市販)、SF−1204及びSF−1202 Silicone Fluid(G.E. Silicones社より市販)、GE7207及び7158(General Electric Co.より市販)、及びSWS−03314(SWS Silicones Corpより市販)が挙げられる。
本発明の組成物は、比較的極性の高い不揮発性油を含んでもよい。この不揮発性油は、上記に示した非極性で揮発性の油に比べて「比較的極性が高い」。従って、不揮発性共担体は、非極性で揮発性の油の少なくとも1つよりも極性が大きい(即ち、高い溶解度パラメータを有する)。本発明で潜在的に有用性のある比較的極性の高い不揮発性油は、例えば、Balsam and Sagarin編の「Cosmetics, Science andTechnology」(1972年、第1巻、27〜104ページ);米国特許第4,202,879号;米国特許第4,816,261号に開示されている。好ましくは、本発明で有用な比較的極性の高い不揮発性油は、シリコーン油;炭化水素油;脂肪アルコール;脂肪酸;モノ及びジ塩基カルボン酸とモノ及び多価アルコールのエステル;ポリオキシエチレン;ポリオキシプロピレン;脂肪アルコールのポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンエーテルの混合物;及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
架橋シロキサンエラストマーの担体は、上記の液体に加え、任意選択的に不揮発性で非極性の油を含んでもよい。典型的な不揮発性で非極性の皮膚軟化剤は、例えば、Balsam and Sagarin編の「Cosmetics, Science andTechnology」(1972年、第1巻、27〜104ページ)、米国特許第4,202,879号、米国特許第4,816,261号に開示されている。本発明で有用な不揮発性の油は、本質的に不揮発性のポリシロキサン、パラフィン状の炭化水素油、及びこれらの組み合わせである。
その他の好ましい局所用担体は、連続的な水性相及びそこに分散している疎水性、水不溶性の相(「油相」)を有する水中油型エマルションを含む。「油相」は、油、シリコーン又はそれらの混合物を含んでもよく、また、上述の油中水エマルションの欄に記載の油及びシリコーンを含むがこれらに限定されない。エマルションが水中油と水中シリコーンエマルションのどちらの特徴を有するのかの識別は、油相が主に油又はシリコーンのどちらから構成されているかという機能による。これらのエマルションの水相は主に水からなるが、上述の油中水エマルションの欄に列記された水相原料等の種々の他の原料を含んでもよい。好ましい水中油型エマルションは、組成物全体の約25重量%〜約98重量%、好ましくは約65重量%〜約95重量%、より好ましくは約70重量%〜約90重量%の水を含む。
好ましい水中油型エマルションは、液状結晶ゲル網状構造の形成を支えるための構造剤を含有する。理論によって限定されるものではないが、構造剤は、組成物の安定性に貢献するレオロジー特性を組成物に供給するのに役立つと考えられている。構造剤はまた、乳化剤又は界面活性剤としても機能し得る。本発明の好ましい組成物は、組成物の約0.5重量%〜約20重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%、更により好ましくは約1重量%〜約5重量%の構造剤を含む。
好ましい水中油型エマルションは、約0.05重量%〜約10重量%、好ましくは約1重量%〜約6重量%、より好ましくは約1重量%〜約3重量%の少なくとも1つの親水性界面活性剤を含み、この親水性界面活性剤は、疎水性の物質を水相に分散できる(比率は局所用担体の重量に対する比率)。界面活性剤は少なくとも、水に分散するのに充分な程度に親水性でなければならない。
好ましい水中油型エマルションは、局所用担体の約25重量%〜約98重量%、好ましくは約65重量%〜約95重量%、より好ましくは約70重量%〜約90重量%の水を含む。
また本発明の組成物は、それらが摂取されるものである場合、経口的に許容可能な担体を含んでもよい。本明細書では、本技術分野において公知のもしくは公知ではない任意の好適な経口的に摂取可能な担体もしくは担体の形態が、使用できる。経口パーソナルケア組成物の非限定的な例には、錠剤、丸剤、カプセル剤、飲料(drinks、beverages)、シロップ剤、顆粒剤、パウダー、ビタミン、栄養補給剤、ヘルスバー、キャンディー、チューズ、及びドロップ剤が含まれ得るが、これらに制限されない。
また本発明の組成物は、組成物が注射されるものである場合、皮膚内及び/もしくは皮下への注射剤として許容可能な液を含んでもよい。本技術分野において公知のもしくは公知ではない任意の好適な許容可能な液を使用可能である。
本発明の方法に有用な組成物は、一般に、局所用及び経口用組成物、並びに注射用組成物を調製する場合に当業界において公知である従来の方法によって調製される。かかる方法は一般的に、加熱、冷却等を含む又は含まざると、1以上の段階で行うことができる。
任意の理論に縛られることなく、本出願人は、ホマリンとエリスリトールの送達がイオンの不均衡を平衡化するとともに皮膚の保水能力を高めることができるものとみている。加えて、本出願人は、ホマリン/エリスリトールとの関係が浸透圧を平衡にさせる実体を形成し、これが水和効果を著しく強化するとみている。
A.インビトロ試験
1−高浸透圧ショック後の組み合わせ(ホマリン+エリスリトール)の浸透圧保護効果の実証
高浸透圧ショックの場合、水の流出は、細胞の体積及び形状の変化をもたらし、細胞は収縮し、ストレスが続けばアポトーシスが始まる。
本試験の目的は、等価用量における、ホマリン+エリスリトールの組み合わせと、ベタイン+エリスリトールの組み合わせの浸透圧保護の効果を比較することである。化合物の浸透圧活性は、NaClによって誘発された高浸透圧ショック後に評価された。化合物の浸透圧保護効果は、反応物(Resazurine)が細胞代謝活性(細胞の呼吸)に基づく成長因子として機能するUPTIBLUE方法を用いて、細胞の生存を数値で表すことによって評価された。
ヒトのケラチノサイトが、培地(DMEMc+FCS)で24時間培養され、その後、コンフルエンスが得られるまでインキュベートされた。この段階において、細胞は、化合物と24時間、事前接触するよう設置された。翌日、化合物の存在下でNaClによる5時間のストレスが、150mMのNaClを含有するDMEMc培地(FCSを含まないが、BSAを含む)の細胞に適用された。このストレス後、細胞をリンスし、前述(T0)と同じ培地で試験された化合物を有して又は化合物を有さずに回復させた。回復は、ストレス開始(T0)後T5日とT7日の生存を測定することによって、長期間評価された。化合物は以下の濃度、エリスリトール(0.6%)、ホマリン(0.006%)(1Xに相当)、及び、ホマリン(0.06%)(10Xに相当)で試験された。
低浸透圧ショックの場合、流入する水の浸入は細胞体積の膨潤を誘発し、ストレスが長引けば、その後アポトーシスを誘発する。
研究モデルは極端な方法に基づいた。プレコンフルエント単層のヒトのケラチノサイトが、異なる濃度の(ホマリン+エリスリトール)の組み合わせの存在又は不在下で培養された。その後、細胞は、全培地の吸引によって乾燥にさらされた。細胞はすぐに顕微鏡下に置かれ、数分にわたって観察された。
ケラチノサイトは、正常の浸透圧が完全な培地において、半コンフルエンスで培養され、その後、移され、濃度を上昇させたエリスリトール(0.06%及び1%)とホマリン(0.006%及び0.06%)の存在下において、培地(FCSを含まないがBSAを含む)で、24時間培養された。24時間後、細胞は、30mJのUVBにさらされた。照射後、細胞は、(ホマリン+エリスリトール)の組み合わせの存在又は不在下における正常な浸透圧培地に再度移された。48時間後、細胞層の状態が観察され、ヘシュット反応(the Hoescht reactant)による細胞の数が完了した。
P1※は、2000ppmから20000ppmのホマリンと、20%エリスリトールとを含む溶液である。P1の調製物は本発明の好適な実施形態である。化粧品組成物中のこのような調製物の量は、大幅に変更可能であり、好ましくは、化粧品組成物の総重量に対して、0.1重量%から50重量%の範囲である。
これらの臨床研究は、処方例1の保湿ジェル製剤と、8日間、一日に2度塗布された、対応するプラシーボ製剤とを用いて、実現化された。
試験対象患者基準:目視検査の際に鉛白を脚につけた(保湿剤の測定のための標準的な部位)、乾燥又は超乾燥皮膚を除く特定の基準に含まれない、様々な年齢層の成人女性。臨床試験の一般的な条件はそれぞれであり、研究の5日前に使用する化粧品又は皮膚用医薬品の洗い出しを行う。最初の測定日には保湿シャワージェルは用いない。評価可能なマクロ撮影を行うために、T0以前にシェービング(2日)又は脱毛(3日)を実施する。研究期間中に提供される化粧品を独占的に使用する。
研究タイプ及び期間:単純盲検のプラシーボ対照臨床試験が、平均年齢52歳(23歳から67歳)の20人の志願女性に対して行われた。この研究は無作為の半身設計(half-body design)を有するため、各被検体は自身の対照群としての機能を果たす。
−主に角質層及び表面表皮を調べるためのコルネオメーターCM825(COURAGE+KHAZAKA社)
−主に表面表皮+表皮内部を調べるための水分計変換器(MOISTURE METER transducer)XS5、及び、
−真皮を調べるための近赤外線分光法又はNIRシステム6500(FOSS NIR Systems Inc社)
脚部をマクロ撮影し、事前及び事後製品が適用される部位で、このようなマクロ撮影の黒色及び白色デジタル化がなされることによって、皮膚の表面上に見られる分離した薄片縁を示す白色の骨折線が黒色の背景に鮮明に表れることが可能となる。白色網の密度は、薄片の密度を反映する。「乾燥領域の割合」は、その後、処理される領域を、処方例1のジェルとそのプラシーボでt0及びt6時間比較することによって決定された。
キャパシタンス測定は、表皮中に存在する水に直接的に関連している。1Mhzのコルネオメトリー変換器(corneometer CM 825)は、100μmの深さの解析範囲まで水分含量を測定するものであり、その信号は主にその層及び表面表皮から得られると報告されている。
測定はインピーダンス測定法に基づき、分析された組織の水分含量に直接的に関する。測定変換器(Measurement transducer)(300MHzの電磁波)は、表面表皮及び基底表皮の間で主に獲得された信号を用いて、500μMの深さまで分析すると報告されている。
NIR法によって測定された吸光度スペクトルは、H2Oについて1450および1940nmに2つの特徴的な吸光度ピークを示した。1つ目の吸光度ピークを目的とするピークとみなした。最大値をより容易に定めることができたためである。深さ方向の水分の変化は、ゆっくりと効果が出るため、24時間時点前に得られた値は有意でない。
Claims (13)
- (a)少なくとも、ホマリン、ホマリンの塩の1つ、及び/又は、好ましくはN−エチル、N−プロピル、N−ブチルタイプの誘導体から選択される、C2−C6のN−アルキルタイプのホマリンの類似体の1つ、
並びに
(b)少なくともエリスリトール、
を生理的に許容可能な媒体内に活性成分として含む、ことを特徴とする局所使用用の化粧品又は皮膚用医薬組成物。 - 前記ホマリンが、前記組成物の総重量に対して、0.00001重量%から50重量%、好ましくは0.0001重量%から30重量%、さらに好ましくは0.001重量%から10重量%の量含有する、ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 前記ホマリンが、前記組成物の総重量に対して、0.00001重量%から50重量%の量含有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記エリスリトールが、前記組成物の総重量に対して、0.00001重量%から80重量%の量含有する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の組成物。
- 前記ホマリンと前記エリスリトールが、1:1000から10:1の重量比で含有する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の組成物。
- 保湿剤、湿潤剤、閉塞剤、剥離剤、皮膚のバリア機能に作用する薬剤、紫外線フィルタ、細胞恒常性を調節する薬剤、膜形成剤、アクアポリンの発現を調節する薬剤、老化防止剤、皺防止剤、酸化防止剤、抗炎症薬、脱色剤又はプロピグメント剤、セルフタンニング剤、抗グリケーション剤、非シンターゼ阻害剤、真皮又は表皮の高分子の合成を刺激する及び/又はそれらの分解を妨げる薬剤、繊維芽細胞及び/又はケラチノサイトの増殖を刺激する、又は、ケラチノサイトの分化を刺激する薬剤、汚染防止剤及び/又は抗ラジカル剤、微小循環に作用する薬剤、抗皮膚線条薬(anti-vergeture agents)、細胞のエネルギー代謝に作用する薬剤、抗ざ瘡剤、リンパ液排出を促進する薬剤、抗発毛剤、及び、これらの混合物からなる群から選択される活性成分をさらに含む、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の組成物。
- 前記活性成分の少なくとも1つが、溶液、分散系、エマルション、ペースト、又は、パウダーの形態であり、単独で含有されるか、又はマクロカプセル、マイクロカプセル、もしくはナノカプセル、マクロスフィア、マイクロスフィア、もしくはナノスフィア、リポソーム、オレオソームもしくはカイロミクロン、マクロ粒子、マイクロ粒子、もしくはナノ粒子、マクロスポンジ、マイクロスポンジ、もしくはナノスポンジ、マイクロエマルションもしくはナノエマルション等の賦形剤中にプレミックスとして含有されるか、又は、有機ポリマーパウダー、タルク、ベントナイト、及び他の無機もしくは有機支持体上に吸着される、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の組成物。
- 前記組成物が、クリーム、ローション、軟膏、ミルク又はクリーム、ゲル、エマルション、分散系、液剤、懸濁剤、清浄剤、ファンデーション、無水製剤(スティック、特に口紅、ボディーオイル及びバスオイル)、シャワージェル及びバスジェル、シャンプー及び頭皮トリートメントローション、皮膚もしくは毛髪ケア用クリーム又はローション、サンスクリーンローション、ミルク又はクリーム、人工日焼けローション、クリーム又はミルク、シェービングクリームもしくはフォーム、アフターシェーブローション、口紅、マスカラ又はマニキュア、皮膚「エッセンス」、セラム、絆創膏もしくは吸収剤材料、経皮性パッチ、又は、パウダーの形態で製剤される、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の組成物。
- 皮膚の張り、及び/又は、堅さ、及び/又は、弾力性、及び/又は、柔軟性を改善させるための、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の組成物の使用。
- 皮膚の張り、及び/又は、堅さ、及び/又は、弾力性、及び/又は、柔軟性を改善させるための、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の組成物の化粧品としての使用。
- 敏感肌の治療のための、皮膚の乾燥の兆候を予防又は再吸収するための、老化に関連する皮膚の脱水症を予防及び/又は治療するための、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の組成物の使用。
- 皮膚の乾燥の兆候を予防又は再吸収するための、老化に関連する皮膚の脱水症を予防するための、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の組成物の化粧品としての使用。
- 皮膚及び/又は頭皮の通常の水和を回復させるための、即時の及び長時間続く水和を提供するための、水分の流出を調節するための、及び/又は、鎮静効果を発揮するための、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の組成物の化粧品としての使用。
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