JP5349527B2 - スカッフィング検出 - Google Patents
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Description
(1)大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング前状態を検出するための方法であって、
シリンダの上部領域におけるシリンダ壁温度を連続的または断続的に測定することと、
シリンダの温度が時間と共に変動するか否かを判断することと、
測定対象のシリンダの温度変動のピーク間隔またはディップ間隔が所定の時間範囲内である場合、ならびに温度変動におけるピークとディップとの温度差が所定の閾値を超える場合に、スカッフィング前警報を発行することと、
を含む、方法。
(2)スカッフィング前警報は、前記変動が少なくとも所定数連続して発生した場合に発行される、(1)に記載の方法。
(3)前記警報が発行されたシリンダについて、通常動作レベルを上回るレベルにシリンダ潤滑レベルを上昇させることをさらに含む、(1)または(2)に記載の方法。
(4)前記警報が発行されたシリンダについて、通常動作レベルを下回るレベルに負荷レベルを低下させることをさらに含む、(1)から(3)のいずれかに記載の方法。
(5)いずれかのシリンダについてスカッフィング前警報が発行された後に対策を取った場合に、通常動作に戻す時を判断するための、大型多気筒2サイクルディーゼルエンジンにおいて使用される方法であって、
前記対策の開始から経過した時間を判断することと、
前記時間が所定の閾値を超えた後に前記スカッフィング前警報を発行した前記シリンダを通常動作に自動的に戻すことと、
を含む、方法。
(6)前記通常動作に戻すことは徐々に行われる、(6)に記載の方法。
(7)大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング状態を検出するための方法であって、
シリンダの上部領域におけるシリンダ壁温度を連続的または断続的に測定することと、
シリンダのシリンダ壁温度が、所定の値を上回って他のシリンダの平均温度よりも高い場合か、またはシリンダのシリンダ壁温度が所定の警報温度を超える場合に、シリンダへスカッフィング警報を発行することと、
を含む、方法。
(8)スカッフィング警報は、シリンダのシリンダ壁温度の温度上昇勾配が所定の閾値を超える場合にのみ発行される、(7)に記載の方法。
(9)前記警報が発行された前記シリンダについて、シリンダ潤滑を通常レベルから上昇レベルに自動的に上昇させることと、該当する前記シリンダの負荷を通常レベルから低下レベルに低下させることとをさらに含む、(7)または(8)に記載の方法。
(10)大型多気筒2サイクルディーゼルエンジンにおけるスカッフィング事象が終了したことを判断するための方法であって、
シリンダの上部領域におけるシリンダ壁温度を連続的または断続的に測定することと、
他のシリンダの平均シリンダ壁温度に対する、スカッフィング警報が発行されたシリンダのシリンダ壁温度の超過温度が既定の閾値未満であるか、またはスカッフィング警報が発行されたシリンダのシリンダ壁温度が、所定の値だけ既定のシリンダ壁警報温度を下回るかを判断することと、
を含む、方法。
(11)前記スカッフィング事象の終了の判断から所定の時間後に、前記スカッフィング警報が発行されたシリンダを通常動作に戻すことをさらに含む、(10)に記載の方法。
(12)大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング前状態を検出する装置であって、シリンダの温度が時間と共に変動するか否かを判断すると共に、測定対象のシリンダの温度変動のピーク間隔またはディップ間隔が所定の時間範囲内である場合、ならびに温度変動におけるピークとディップとの温度差が所定の閾値を超える場合に、スカッフィング前警報を発行するように構成されるプロセッサに接続される温度センサを、各シリンダについてシリンダ壁の上部領域に少なくとも1つ備える、装置。
(13)いずれかのシリンダについてスカッフィング前警報が発行された後に対策を取った場合に、通常動作に戻す時を判断するための、大型多気筒2サイクルディーゼルエンジンにおいて使用される装置であって、前記対策の開始から経過した時間を判断すると共に、前記時間が所定の閾値を超えた後に通常動作に自動的に戻すように構成されるプロセッサに接続される温度センサを、各シリンダについてシリンダ壁の上部領域に少なくとも1つ備える、装置。
(14)大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング前状態を検出する装置であって、シリンダのシリンダ壁温度が、所定の値を上回って他のシリンダの平均温度よりも高い場合か、またはシリンダのシリンダ壁温度が所定の警報温度を超える場合に、シリンダへスカッフィング警報を発行するように構成されるプロセッサに接続される温度センサを、各シリンダについてシリンダ壁の上部領域に少なくとも1つ備える、装置。
(15)大型多気筒2サイクルディーゼルエンジンにおけるスカッフィング事象が終了したことを判断する装置であって、他のシリンダの平均シリンダ壁温度に対する、スカッフィング警報が発行されたシリンダのシリンダ壁温度の超過温度が既定の閾値未満であるか、またはスカッフィング警報が発行されたシリンダのシリンダ壁温度が、所定の値だけ既定のシリンダ壁警報温度を下回るかを判断するように構成されるプロセッサに接続される温度センサを、各シリンダについてシリンダ壁の上部領域に少なくとも1つ備える、装置。
(16)(13)から(16)のいずれかに記載の装置を備える大型2サイクルディーゼルエンジン。
Claims (6)
- 各シリンダが対応するシリンダカバー上に排気弁を備えるクロスヘッド式大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング前状態を検出するための方法であって、
シリンダの上部領域におけるシリンダ壁温度を連続的または断続的に測定することと、
シリンダの温度が時間と共に変動するか否かを判断することと、
測定対象のシリンダの温度変動のピーク間隔またはディップ間隔が約6分から約18分の間であると共に、温度変動におけるピークとディップとの温度差が約25度を超える場合に、スカッフィング前警報を発行することと、
前記警報が発行されたシリンダについて、潤滑油の供給量を最大レベルまで上昇させることと、
を含む、方法。 - スカッフィング前警報は、前記変動が少なくとも所定数連続して発生した場合に発行される、請求項1に記載の方法。
- 前記警報が発行されたシリンダについて、通常動作レベルを下回るレベルに負荷レベルを低下させることをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
- 各シリンダが対応するシリンダカバー上に排気弁を備えるクロスヘッド式大型多気筒ターボ過給型2サイクルディーゼルエンジンにおいてスカッフィング前状態を検出する装置であって、
シリンダの温度が時間と共に変動するか否かを判断すると共に、測定対象のシリンダの温度変動のピーク間隔またはディップ間隔が約6分から約18分の間であると共に、温度変動におけるピークとディップとの温度差が約25度を超える場合に、スカッフィング前警報を発行するように構成されるプロセッサに接続される温度センサを、各シリンダについてシリンダ壁の上部領域に少なくとも1つ備え、
さらに前記プロセッサが、前記警報が発行されたシリンダについて、潤滑油の供給量を最大レベルまで上昇させるように構成される、
装置。 - スカッフィング前警報は、前記変動が少なくとも所定数連続して発生した場合に発行される、請求項4に記載の装置。
- 前記プロセッサは、前記警報が発行されたシリンダについて、通常動作レベルを下回るレベルに負荷レベルを低下させるように構成される、請求項4または5に記載の装置。
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