JP5349063B2 - 運動データ管理システム - Google Patents

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本発明は、運動をする利用者に運動支援のための支援情報を提供する運動データ管理システムに関するものである。
特開2006−164286号公報[特許文献1]には、利用者の歩数を含むデータに基づいて運動履歴データ等を蓄積し、利用者に適切な運動を指導するための情報を提供する運動データ管理システムが開示されている。
また最近は、利用者の運動を促進させるために、歩数計の歩数結果をゲームの進行に利用したゲーム装置が内蔵された歩数計も提案されている(特開2007−301381号公報[特許文献2])。
特開2006−164286号公報 特開2007−301381号公報
しかしながら、従来の運動データ管理システムや歩数計等の運動量測定器では、利用者に運動を長期間にわたって継続する意欲を持たせることは難しかった。また利用者が運動情報を入出力するために、システムのサーバーにアクセスする回数を増やすことも難しかった。そのため運動データ管理システムの活用が十分に図られない問題があった。
本発明の目的は、利用者の運動意欲を増進させることができる運動データ管理システム及び該管理システム用サーバーを提供することにある。
上記目的に加えて、本発明の他の目的は、運動データ管理システムの活用を促進することができる運動データ管理システム及び該管理システム用サーバーを提供することにある。
本発明の運動データ管理システムは、基本的な構成要素として、管理データ保存部と、支援情報提供部と、アプリケーション用データ保存部と、アプリケーション実行部とを備えており、複数の利用者によって共用されるシステムである。
管理データ保存部は、各利用者の運動量に相当する運動量データを測定する運動量測定器のそれぞれから、運動量データを取得して健康管理に必要な管理データの一つとして保存する。本願明細書において、運動量に相当する運動量データとは、利用者が体を動かした度合いを示す量を演算処理可能なデータとしたものである。例えば、携帯タイプの運動量測定器が歩数計測機能を持った測定器であれば、歩数そのものが運動量データである。また運動量に相当する運動量データには、所定の期間内の運動量データを集積した集積運動量データが含まれていてもよいのは勿論である。運動量測定器には、利用者が携帯する携帯タイプの運動量測定器の他に、据え置きタイプのトレーニングマシンに付随して利用者の運動量を測定する固定タイプの運動量測定器も含まれる。具体的な運動量測定器としては、例えば、二つのタイプを利用することができる。一つのタイプの運動量測定器は、利用者の運動量に相当する運動量データを、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間ごとに集計して集計運動量データとして保存する機能を備えているものである。ここで「単位期間」とは、1日等のように、定期的に運動量を集計するために定めることができる時間間隔であり、日々の運動時間を考慮して定められる。別のタイプの運動量測定器は、利用者の運動量に相当する運動量データを測定し、運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存する機能を備えた携帯タイプの運動量測定器である。代表的な携帯タイプの運動量測定器は、歩数計測機能を持った歩数計である。なお利用者の心拍や脈拍等の生体情報から運動量を測定する運動量測定器を用いることができるのは勿論である。また各利用者のそれぞれが種類の異なる運動量測定器を利用する場合も本発明に含まれる。
運動量測定器が集計運動量データを保存するタイプの場合または運動量測定器が運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存するタイプの場合のいずれでも、運動量測定器を直接管理データ保存部に接続してデータを保存してもよいし、通信ネットワークを介して管理データ保存部にデータを保存してもよい。管理データ保存部には、運動量データ、集計運動量データまたは定期保存運動量データだけでなく、利用者を識別するための個人識別情報も一緒に保存されている。また管理データ保存部には、その他の情報(例えば利用者の身体情報、健康状態等)が保存されていてもよいのは勿論である。
なお運動量測定器が、運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存するタイプの場合には、管理データ保存部が保存運動量データを取得して、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間中に得られた運動量データを集計して集計運動量データを得る機能を備えている必要がある。
支援情報提供部は、利用者が操作する通信端末器からの要求信号の入力に応じて、管理データ保存部に保存されている利用者の管理データに基づいて利用者の運動を支援する支援情報を通信端末器に提供する。
ここで通信端末器は、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA等であり、通信機能を有する携帯タイプの運動量測定器を通信端末器として使用することもできる。別の見方をすると、携帯タイプの運動量測定器が通信端末器に内蔵されている場合も、本発明に含まれる。「要求信号」は、通信端末器からシステムに情報を送信することを要求するリクエスト信号である。「支援情報」は、過去の運動履歴や、運動メニュー等のように、利用者が運動を継続するにあたって役に立つ情報である。
アプリケーション用データ保存部には、利用者の運動意欲を増進させる目的で作成されたアプリケーション(プログラム)が保存されている。そしてアプリケーション実行部は、通信端末器により各利用者にアプリケーションを利用させる機能を有する。
本発明では、アプリケーションとして、各利用者ごとに運動量データに基づいて決定されるポイントを用いて各種のイベントを実行する利用者共用のアプリケーションを用いる。ここで利用者共用のアプリケーションとは、例えば複数の利用者によって共通のイベントを実行するゲーム・アプリケーションであり、またゲーム・アプリケーションにおけるイベントとは、アプリケーションの実行で発生する重要な出来事を意味し、例えばイベントには、ゲームにおける「キャラクタの進化」、「場面の変更」、「対戦処理」等のようにゲームの進行中に発生する各種の重要な出来事が含まれる。そして各種のイベントには、イベントの開始を宣言してからイベントの実行までに所定の必要待機期間の経過を必要とする特別なイベントが含まれている。特別なイベントの一例は、「対戦処理」等である。本発明では、利用者共用のアプリケーションが、必要待機期間中に得られた各利用者の運動量データに基づいて特別なイベントの実行結果の判定に用いられる判定用ポイントを決定する。
また具体的には、運動量測定器が、各利用者の運動量に相当する運動量データを、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間ごとに集計して集計運動量データとして保存する機能を備えた運動量測定器である場合には、管理データ保存部は、集計運動量データを取得して健康管理に必要な管理データの一つとして保存する。そしてゲーム・アプリケーションは、必要待機期間を、1単位期間以上に設定し、且つ必要待機期間中に得られた利用者の集計運動量データに基づいて判定用ポイントを決定する。
さらに運動量測定器が、各利用者の運動量に相当する運動量データを測定し、運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存する機能を備えた運動量測定器からなる場合には、管理データ保存部は、保存運動量データを取得して、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間ごとに単位期間中に得られた運動量データを集計して集計運動量データを得る機能を備えている。そしてゲーム・アプリケーションは、必要待機期間を、1単位期間以上に設定し、且つ必要待機期間中に得られた利用者の集計運動量データに基づいて判定用ポイントを決定する。
対戦ゲームプログラムであれば、例えば、「特別なイベント」には、「対戦処理」、「援助処理」等が含まれる。「ポイント」とは、ゲームを進行する際に必要なゲーム上の料金またはコストとして支払われるゲーム上の資金に相当するものである。また「判定用ポイント」とは、実行結果を判定する際に使用される得点に相当するものである。
なおイベントの実行に使用されるポイントは、適宜に決定すればよい。例えば、その時点で管理データ保存部に蓄積されている集計運動量データまたは定期保存運動量データに基づいて常用のポイントを決定してもよい。特別なイベントの開始を宣言するためにポイントを必要とする場合には、この常用のポイントを使用すればよい。
本発明のように、特別なイベント(例えば対戦)の開始(例えば対戦の開始)を宣言してから特別なイベント(例えば対戦)の実行が可能になるまでの必要待機期間を設定するため、この必要待機期間内において、利用者は運動をする必要がある。そして必要待機期間が経過するまでは、特別なイベント(例えば対戦)の実行ができないので、必要待機期間を適宜の長さに設定することにより、無理のない運動をして、しかもゲーム・アプリケーションを楽しむために、運動データ管理システムにアクセスする回数を増やすことができる。
また本発明では、具体的には、特別なイベント(例えば対戦)の開始(例えば対戦の開始)を宣言してから特別なイベント(例えば対戦)の実行が可能になるまでの必要待機期間を、前述の1単位期間またはそれよりも長く設定しているので、必要待機期間内において少なくとも1単位期間が終了することになる。必要待機期間は、日々の運動習慣を考慮して定めるのが好ましく、例えば、半日、一日といった長さに設定するのが好ましい。そして本発明では、必要待機期間中に得られた利用者の集計運動量データに基づいて特別なイベントの実行に必要とされる判定用ポイントを決定する。そのため、利用者は特別なイベントを実行するのに必要とされるポイントを獲得するためには、必ず必要待機期間中に運動をする必要がある。本発明では、必要待機期間を1単位期間よりも長くしているので、短時間に運動を行ったからといって直ちに判定用ポイントを獲得してイベントを実行できるのではなく、必要待機期間中に日々の運動を行うことによって判定用ポイントを獲得し、必要待機期間が終了した後にイベントを実行することになる。
いずれにしても本発明によれば、必要待機期間中に行われる日々の運動の結果に基づいて、特別なイベントを実行するので、ゲームのために無理な運動を行っているという感想を利用者が抱くことはない。そしてゲーム・アプリケーションの実行が付随することにより、ゲームの進行に対する期待が、利用者の運動意欲を増進する。またアプリケーションが利用者共用のものであり、各利用者の運動量に基づいてイベントの判定を行うので、他の利用者との関係を感じながら運動を行うことができ、単独で運動を行うよりも利用者の運動意欲を増進する。またゲーム進行のために、日々の運動結果の保存作業を意識的に利用者は行うことになり、各利用者からの運動データ管理システムへのアクセス及びデータ保存の割合が高くなる。その結果、本発明によれば、運動データ管理システムが有効に活用できるようになる。
判定用ポイントの使用方法は任意であるが、特別なイベントが対戦であれば、この対戦では必要待機期間中に得られた判定用ポイントの大小により勝敗を決定することができる。このようにすると獲得しなければならない判定用ポイントを意識して運動をすることも可能になる。
特別なイベントが対戦の場合、運動データ管理システムを利用する他の利用者と対戦することも可能である。その場合には、利用者が必要待機期間中に得た判定用ポイントと、利用者が対戦相手として選択した他の利用者が必要待機期間中に得た判定用ポイントとの大小により勝敗を決定することができる。このようにすると他の利用者との関係が生まれて、運動意欲が増進する効果が得られる。なおこのような他の利用者との対戦を行う場合には、利用者が使用する通信端末器と他の利用者が使用する通信端末器の両方で、利用者及び他の利用者がそれぞれ必要待機期間中の1単位期間が終了するごとに取得した判定用ポイントを確認できるように、ゲーム・アプリケーションが構成されているのが好ましい。このようにすると必要待機期間の終了前に、対戦相手の運動状況を知ることができ、運動のメニューの見直しが可能になる。
なお必要待機期間は、特別なイベントの開始を宣言する際に設定が可能であるのが好ましい。設定が可能であれば、利用者自身の体調を考慮して、必要待機期間を定めることができるので、ゲーム進行のために無理な運動をしなければならない事態が発生するのを防止することができる。
なおゲーム・アプリケーションのコンテンツの内容は任意であるが、複数の利用者が参加して、対戦によってエリアを取り合うエリア獲得型の対戦ゲーム・アプリケーションとすると、獲得エリアの多少により、運動の成果とゲーム成果との関係を直感的に知ることができ、ゲームの進行の戦略の立て方の情報を簡単に得ることができる。
本願発明は、上記管理データ保存部と、支援情報提供部と、アプリケーション用データ保存部と、アプリケーション実行部とを備えた運動データ管理用システム用サーバーとして把握することもできる。
通信ネットワークを利用して運動データ管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態の一例の主要部の構成の一例を示す図である。 携帯タイプの運動量測定器に使用するプログラムのアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 センターサーバーで使用するプログラムのアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 通信端末器の表示装置の表示画面に表示される支援情報の一例を示す図である。 表示装置に表示されるゲームの表示画面の一例を示す図である。 獲得した判定用ポイントの表示の異なる例を示す図である。 必要待機期間の設定画面の例を示すである。
以下図面を参照して、本発明の運動データ管理システムの実施の形態を詳細に説明する。以下に説明する本発明の運動データ管理システムの実施の形態は、図1に示すように、複数の利用者がそれぞれ操作する複数の通信端末器1から、通信ネットワーク5を介して送信されてくるデータを受信するセンターサーバー7内に構築される。通信端末器1は、外部接続されるかまたは内蔵するタイプの運動量測定器3の測定データを通信ネットワーク5を介してセンターサーバー7に送信する機能と、センターサーバー7からの情報データを受信して表示画面に表示する機能を有している。なお通信端末器1及び運動量測定器3が、室内に設置される各種の運動器具に実装されていてもよいのは勿論である。
センターサーバー7は、下記の要素(a)〜(e)を備えている。
(a)CPU,ROMまたはRAMに格納されている制御プログラムなどに基づいて、後述する複数の機能を実現する。
(b)RAM:制御プログラム、個人データなどを一時的に記憶する。
(c)ROM:制御プログラムなどを記憶する。
(d)ネットワーク通信部:通信ネットワーク5を介し、通信端末器1との間でデータの送受信を行う。
(e)データ蓄積部:通信端末器1から送信されてくる利用者毎の個人データを蓄積する。個人データとしては、利用者ID、パスワードを含む認証情報などが挙げられる。
図2は、センターサーバー7、通信端末器1及び運動量測定器3によって構成される実施の形態の構成の主要部の一例を示す。通信端末器1は、CPUを搭載した携帯電話端末、モニタに接続されたコンピュータ端末、ノートブックPC、PDAなどであっても良い。図2のブロック図で示される構成要素のうち、ハードウエアに相当する部分を除く大部分の構成要素は、それそれ図3及び図4にアルゴリズムを示すプログラムが、通信端末器1及びセンターサーバー7内のコンピュータにインストールされて実現される。
以下図3及び図4のアルゴリズムと一緒に図2の本実施の形態の運動データ管理システムを含む複数の構成要素について説明する。本実施の形態では、CPUを内蔵して、各種の演算動作と保存動作を行う、いわゆる電子歩数計からなる携帯タイプの運動量測定器3を用いる。電子歩数計の公知例としては、例えば、特開2005−63288号公報等に開示されている。本実施の形態で用いる運動量測定器3は、利用者が携帯し、利用者の運動量に相当する運動量データ(歩数)を、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間ごとに集計して集計運動量データとして保存する機能を備えた携帯タイプの運動量測定器である。本実施の形態で用いる携帯タイプの運動量測定器3は、運動量データ測定部31と、タイマ部32と、運動量データ集計保存部33とを備えている。運動量データ測定部31は、利用者の運動量に相当する運動量データ(本例では利用者の歩数)を測定する。測定結果は、累積値として測定され続け、現在の累積値及び1時間ごとの累積値または1時間の間の増加分データが所定の形式の保存運動量データとして内部メモリに保存される。内部メモリには、予め定めた日数分のデータが保存される。タイマ部32は、定期的に運動量を集計するために予め定められた期間を1単位期間として該単位期間を繰り返しカウントする。タイマ部32は、1単位期間のカウントを終了すると、次の1単位期間のカウントを開始し、単位期間のカウントを繰り返す機能を有する。ここで「単位期間」とは、1日、1週間等のように、定期的に運動量を集計するために定めることができる時間間隔であり、日々の運動時間を考慮して定められる。本実施の形態では、1日を単位期間と定めている。
運動量データ集計保存部33は、タイマ部32が単位期間のカウントを完了するたびに、測定された運動量データ(運動量データ測定部31の内部メモリ内のデータ)を集計して集計運動量データとして時系列で保存する。携帯タイプの運動量測定器3の運動量データ集計保存部33に保存されたデータは、通信端末器1及び通信ネットワーク5を介してセンターサーバー7送信される。
本実施の形態で用いる携帯タイプの運動量測定器3は、パーソナルコンピュータからなる通信端末器1のUSB接続端子に接続可能なUSB端子を備えており、USB端子を経由して通信端末器1に接続される。通信端末器1の制御部11は、パーソナルコンピュータのCPUであり、通信端末器1は運動量データ集計保存部33に保存された集計運動量データを通信ポート12からセンターサーバー7へと送信する。なお運動量データ集計保存部33を通信端末器1内に実現してもよいのは勿論である。特に、歩数計機能を有する携帯電話等では、運動量測定器3が通信端末器1内に内蔵された形になるため、運動量データ集計保存部33が通信端末器1内に実現されている。見方を変えると、携帯タイプの運動量測定器3が通信端末器1の機能を備えているものと見ることができる。通信端末器1の表示装置13は、パーソナルコンピュータのモニタである。通信端末器1のそれぞれにはキーボード等の操作部(図示せず)が備えられており、利用者は操作部を操作することにより通信端末器1へ各種の指示を与えることができる。すなわち、利用者は操作部を通じて、運動量データ集計保存部33内のデータをセンターサーバー7に送信することや、情報を得るためにセンターサーバー7にアクセスするための要求信号(リクエスト信号)を送信することを制御部11に指示することができる。また、これらの処理を制御部11が所定時刻に実行するようにしてもよい。
図3は、運動量測定器3内のCPUを制御するためのプログラムのアルゴリズムの一例を示している。このアルゴリズムでは、ステップST1で歩数測定を実行する。測定された歩数は、内部メモリに累積値として保存されている。そしてステップST2では、CPUの内蔵時計が1時間経過したか否かを判定する。1時間の経過が判定されると、ステップST3で、この1時間の間の歩数が内部メモリに保存される。この歩数は、1時間前の累積値から1時間後の累積値を引くことにより求めることができる。次にステップST4へと進み1日(24時間)が経過したかが判定される。1日が経過するまでは、1時間ごとに歩数が計算されて内部メモリに保存される。1日が経過すると、ステップST5へと進み、過去24時間分の歩数が集計されて保存される。本実施の形態では、ステップST2〜ST4によってタイマ部32が実現され、ステップST5によって運動量データ集計保存部33が実現されている。ステップST6では、運動量データ集計保存部33に保存されているデータを通信端末器1に送信するか否かの判定が行われる。送信する場合には、ステップST7へと進み、送信しない場合にはステップST8へと進む。ステップST7では、運動量データ集計保存部33に保存されているデータのほか、内部メモリ内に保存されている累積値も管理データの一つとして送信される。ステップST8では、1年が経過したか否かの判定が行われる。この例では、1年が経過した時点がリセットされる。なお内部メモリの容量が大きければ、特にリセットの必要はない。1年が経過するまでは、ステップST1乃至ST8が繰り返される。また内部メモリの容量が大きければ、ステップST8では、積極的なリセット信号の入力の有無の判定を行い、リセット信号が入力されたときにだけ、測定動作をリセットするようにしてもよいのは勿論である。
センターサーバー7内に構築される本実施の形態の運動データ管理システムは、基本的な構成要素として、通信機能を有する通信ポート71と、システム全体の制御に用いられる制御部72と、管理データ保存部73と、支援情報提供部74と、アプリケーション実行部75と、アプリケーション用データ保存部76とを備えている。センターサーバー7では、ある利用者の通信端末器1から要求信号が通信ポート71を介して送信されてくると、パスワード等の識別子を利用して、利用者を識別する。利用者の識別が完了した後は、保存すべきデータがあれば、通信端末器1を介して集計運動量データを取得して健康管理に必要な管理データの一つとして管理データ保存部73に保存する。また支援情報提供部74が、管理データ保存部73に保存されている利用者の管理データに基づいて利用者の運動を支援する支援情報を通信端末器1に提供する。管理データ保存部73には、集計運動量データだけでなく、利用者を識別するための個人識別情報も一緒に保存されている。また管理データ保存部73には、その他の情報(例えば利用者の身体情報、健康状態等)も保存されている。支援情報提供部74が提供する「支援情報」は、消費カロリー、過去の運動履歴や、運動メニュー等のように、利用者が運動を継続するにあたって役に立つ情報である。
図5には、通信端末器1の表示装置13の表示画面13Aに表示される支援情報の一例が示されている。この例では、「利用者の名称」「今回の消費カロリー」、「総歩数」及び「アドバイス」が表示されている。またこの表示画面13Aには「終了」の選択ボタン13Bが表示されている。この選択ボタン13Bは、アクセスを終了する際に、カーソルとマウスのクリックとを利用して選択される。
アプリケーション用データ保存部76には、利用者の運動意欲を増進する目的で作成されたアプリケーション(プログラム)が保存されている。また本実施の形態では、アプリケーション用データ保存部76には、複数の利用者それぞれについてのイベントの実行に必要なポイント及び前述の判定用ポイント等のゲームの進行に必要なデータも一緒に保存される。各利用者のイベントの実行に必要なポイント及び判定用ポイントは管理データ保存部73に保存された各利用者の集計運動量データからそれぞれ算出されたものである。本実施の形態においては、センターサーバー7内に備えられたタイマ(図示せず)が所定の時刻になると、制御部72が管理データ保存部73から各利用者それぞれの集計運動量データの読み出し処理を行い、その値をアプリケーション用データ保存部76に転送する。アプリケーション用データ保存部76には前回の読み出し処理時において管理データ保存部73から転送された集計運動量データの値も保存されており、この値と今回の読み出し処理において転送された集計運動量データ値との差を制御部72が算出し、アプリケーション用データ保存部76に記憶されている各利用者のポイントに加算する。
そしてアプリケーション実行部75は、通信端末器1により利用者にアプリケーションを利用させる機能を有する。
本発明では、アプリケーションとして、利用者ごとに決定されるポイントを用いて各種のイベントを実行するゲーム・アプリケーションを用いる。本実施の形態においては、ゲーム・アプリケーションとして、複数の利用者が参加して、対戦によってエリアを取り合うエリア獲得型の対戦ゲーム・アプリケーションを用いる。この種のゲーム・アプリケーションでは、獲得エリアの多少により、運動の成果とゲームの成果との関係を直感的に知ることができる。本実施の形態では、各種のイベントに、イベントの開始を宣言してからイベントの実行までに所定の必要待機期間の経過を必要とする特別なイベントが含まれている。そしてこの必要待機期間を、前述の1単位期間よりも長く設定し、且つ必要待機期間中に得られた利用者の集計運動量データに基づいて特別なイベントの実行結果の判定に用いられる判定用ポイントを決定する。
本実施の形態で用いるエリア獲得型の対戦ゲーム・アプリケーションでは、「特別なイベント」の一つとして「対戦処理」を含んでいる。本実施の形態では、対戦の開始(特別なイベントの開始)を宣言してから対戦処理の実行が可能になるまでの必要待機期間を、1単位期間以上に設定している。そのため対戦の開始を宣言してから対戦処理が開始されるまでの間に、少なくとも1単位期間が終了する。そこで利用者は、この必要待機期間内に対戦で使用するポイントを確保するために、新たな集計運動量データを獲得することになる。本実施の形態では、必要待機期間を、日々の運動習慣を考慮して定めている。具体的な例では、例えば、必要待機期間を3日に設定した。本実施の形態では、必要待機期間中に得られた利用者の集計運動量データに基づいてポイントを決定するので、利用者は特別なイベント(対戦)の実行結果の判定に使用する判定用ポイントを獲得するためには、必ず必要待機期間中に運動をする必要がある。しかし必要待機期間を1単位期間よりも長くしているので、短時間(例えば10分間)に運動を行ったからといって直ちに判定用ポイントを獲得してイベント(対戦)の実行結果を得ることができるわけではない。必要待機期間中に日々の運動を行うことによって判定用ポイントを獲得し、必要待機期間が終了した後にイベント(対戦)の実行結果を判定することになる。このように必要待機期間中(例えば3日間)に行われる日々の運動の結果に基づいて、特別なイベント(対戦)を実行すれば、ゲームのために無理な運動を行っているという感想を利用者が抱くことはない。そしてセンターサーバー7へのアクセスには、ゲーム・アプリケーションの実行が付随することにより、日々の運動結果の保存作業を意識的に利用者は行うことになり、各利用者からの運動データ管理システムへのアクセス及びデータ保存の割合が高くなる。
なお本実施の形態においては、特別なイベント以外のイベントにポイントを使用する場合に必要な常用のポイントは、適宜に決定すればよい。例えば、その時点で管理データ保存部73に蓄積されている集計運動量データに基づいて常用のポイントを決定してもよい。例えば、特別なイベントの開始を宣言するためにポイントを必要とする場合や、後述する他の利用者の援助を受ける場合にポイントを必要とする場合等には、この常用のポイントを使用すればよい。
図4に示したセンターサーバー7側で使用するプログラムにおいて、対戦を行う際のアルゴリズムの一例を説明する。このアルゴリズムでは、ステップST11でいずれかの利用者からの要求信号の送信(入力)があるか否かの判定を行う。ステップST11で、要求信号を確認するとステップST12において要求信号を送信してきた利用者を識別する。要求信号の有無及び利用者の識別は、管理データ保存部73内の管理データに基づいて制御部72が実行する。利用者の識別が完了すると、ステップST13で運動量測定器3内のデータを通信端末器1経由で受け取って管理データ保存部73に保存する。次にステップST14で図5に示すような画面を表示するために支援情報の送信が行われる。支援情報の送信は、支援情報提供部74により実行される。その後、ステップST15で、ゲーム・アプリケーションが実行される。ゲーム・アプリケーションは、アプリケーション用データ保存部76から読み出されて、アプリケーション実行部75で実行される。実行結果のうち利用者の通信端末器1の表示装置13に表示すべき情報は、通信端末器1に送信される。図6は、表示装置13に表示されるゲームの表示画面の一例を示している。図6には、対戦状態を示す拡大した対戦マップ13Cが表示されている。対戦マップ中の「T12」〜「T15」の表示は領域の名称であり、「A」から「C」の表示は利用者の名前である。この図では、領域T12が利用者Aによって占領され、領域T13が利用者Bによって占領され、領域T15が利用者Cによって占領されていることを示している。領域T14は、誰にも占領されていない領域である。また対戦マップ中において黒色の「→」の表示は、ある利用者が他の利用者が占領する領域獲得のために対戦を宣言していることを示している。図6の例では、利用者Aが利用者Bの領域T13を獲得するために対戦を宣言していることを示している。対戦開始の宣言はカーソル13Dを対戦相手の領域に入れてクリックした後、対戦ボタン13Eをクリックすることにより完了する。図6の画面には、対戦ボタン13Eの横に援助要請ボタン13Fが設けられている。このボタン13Fの用途については後に説明する。また対戦マップ13Cの左横にはランキング表示欄(カーソル)13Dが表示されている。ランキング表示欄13D中の、例えば「5国」の表示は、利用者Xが5つの領域(国)を占領していることを示している。さらに対戦マップ13Cの下には、必要待機期間中における利用者が獲得した判定用ポイントが示されている。図6では、利用者Aが1日目に5450ポイント獲得し、2日目に6353ポイント獲得していることが示されている。また「目標」は、対戦相手(利用者B)が現在までに獲得している合計の判定用ポイントを示している。必要待機期間の満了時において、利用者Aの合計評価用ポイントが利用者Bの合計評価用ポイントを超えていなければ、対戦に勝利することはできない。すなわち利用者Aが領域T13を利用者Bから奪うことはできない。
ステップST16で対戦開始宣言の有無が確認される。対戦開始宣言が無い場合には、対戦開始宣言が入力されるか否かの確認のために後述するステップST22へと進む。ステップST16で、アクセスした利用者に関して対戦開始宣言が確認されると、対戦開始が宣言されてから単位期間が経過したか否かの判定がステップST17で行われる。この単位期間のカウントはアプリケーション実行部75内の図示しないタイマーで実行される。ステップST17で単位期間のカウントが実行されると、ステップST18では対戦開始が宣言されてから1単位期間が経過するまでに管理データ保存部73に保存された利用者の集計運動量データに基づいて、判定用ポイントを演算して表示する。演算結果は、アプリケーション用データ保存部76に保存される。利用者が、単位期間内に全く運動をしないか、または単位期間終了後に要求信号を発信しない場合には、集計運動量データはゼロであり、判定用ポイントは当然ゼロとなる。この期間内に、利用者が運動をし且つ通信端末器1から要求信号を発信すれば、その単位期間内における集計運動量データが管理データ保存部73に保存され、判定用ポイントの演算が行われる。そして演算結果は、利用者がセンターサーバー1にアクセスしてステップST15でアプリケーションが実行されると、図6に示す「1日目」、「2日目」の判定用ポイントのように、利用者が操作する通信端末器1の表示画面に表示される。ステップST17で、単位期間の経過が判定されない場合には、ステップST23へと進み、アプリケーションを終了するか否かが判定される。終了する場合には、ステップST11ヘ戻り、再度利用者からの要求信号の送信を待つ。終了しない場合には、ステップST15へと戻り、アプリケーションの実行が継続される。
ステップST18で判定用ポイントの演算が終了すると、ステップST19へと進んで、必要待機期間が経過したか否かが判定される。必要待機期間が経過してないときには、ステップST22へと進む。ステップST19で必要待機期間の経過を判定すると、ステップST20へと進んで必要待機期間内で得られる判定用ポイントの合計値(最終ポイント)を演算して表示する。図6では「3日目」の欄に最終ポイントを表示する。図6の3日目の下に合計値を表示してもよいのは勿論である。なお例えば3日目が終了した後に、利用者が要求信号を通信端末器から送信しない場合には、3日目の運動量データは管理データ保存部73には何も保存されない。この場合でもアプリケーション実行部75が動作状態にあるため、3日目の判定用ポイントはゼロと演算される。
利用者が必要待機期間が経過した後に要求信号をセンターサーバー7に送信した場合であっても、また送信しない場合であっても、必要待機期間が経過した後にステップST21で対戦イベント(対戦処理)の実行結果の判定が実行される。実行結果の判定では、例えば、利用者が獲得した判定用ポイントと、対戦相手が獲得した判定用ポイントの大小により勝敗を決定する。例えば、図6の場合において、利用者Aが利用者Bが有する領域T13を獲得するために対戦開始を宣言して、対戦処理が行われた結果、必要待機期間内において利用者Aが獲得した判定用ポイントが、必要待機期間内において利用者Bが獲得した判定用ポイントよりも多い場合には、領域T13の占有権は利用者Bから利用者Aに移る。
なお対戦処理において、他の利用者に援助を求めることを可能にするようにアプリケーションを構成してもよいのは勿論である。そして援助を求める場合には、管理データ保存部73に予め必要な常用のポイントを備えていて、その常用のポイントから必要なポイントを使用することを条件としてもよい。この場合には、例えば、隣接する領域を占有する利用者の援助を受けることを認めることができる。図6の例であれば、利用者AまたはBは、利用者Cの援助を受けることができるようにすることができる。援助を受けることができる条件としては、利用者が獲得した判定用ポイントの合計値の範囲内において、他の利用者の判定用ポイントを借りることを認めるようにしてもよい。すなわちこの条件では、利用者が10000ポイント獲得しているときに他の利用者が12000ポイント獲得しているとした場合には、他の利用者からは10000ポイントまでの援助を受けることができる。またこのような条件とは異なって、必要待機期間内における自分の集計運動量データから求めた判定用ポイントの合計が、援助を要請する他の利用者の必要待機期間内における集計運動量データから求めた判定用ポイントの合計よりも大きいことを条件とすることができる。このようにすれば利用者自らは運動をせずに、他の利用者の判定用ポイントを頼ってゲームを進行することができないので、他の利用者の援助が、利用者の運動促進の障害となることはない。援助を受ける際には図6の援助要請ボタン13Fとカーソル13Dを利用する。
対戦イベントの実行が完了した後はステップST22へと進む。ステップST22では、新たな対戦開始宣言が入力されたか否かの判定が行われる。新たな対戦開始宣言が入力されていない場合には、ステップST23へと進んでアプリケーションの終了の可否を判定する。アプリケーションを終了しない場合には、ステップST15へと戻ってアプリケーションの実行が継続される。またアプリケーションを終了する場合には、ステップST11へと戻って、新たな要求信号の入力に待機する。ステップST22で対戦開始宣言の入力が判定された場合には、ステップST24へと進み、新たな対戦開始宣言に基づく新たな必要待機期間の計数(カウント)を開始し、その後ステップST11へと戻り、新たな要求信号の入力に待機する。
図6に示した表示画像例の他に、種々の表示画像を使用することができる。例えば、獲得した判定用ポイントを示すためには、図7に示すように、必要待機期間内において、要求信号が入力された時刻と、一人の利用者Aが獲得した判定用ポイントと、対戦相手の利用者Bが獲得した判定用ポイントと、両者それぞれの合計値とを、表形式で表示する表示形式を用いることができる。なお図7の例では、援助者である利用者Cの判定用ポイントの表示もするようになっている。
本実施の形態では、必要待機期間の長さを、特別なイベントの開始を宣言する際に設定可能である。この設定は、図8に示すような設定画面を利用して設定することができる。図8の設定画面では、対戦を宣告する利用者が、必要待機期間を日数で設定する。日数を増やすには「増」のボタンをクリックし、日数を減らすには「減」のボタンを押す。そして確定する際には、「確定」のボタンをクリックする。なお必要待機期間を時間で設定するようにしてもよいのは勿論である。
上記実施の形態では、運動量測定器3内に運動量データ集計部33を備えて、運動量測定器3から集計運動量データをセンターサーバー7へ通信端末器1を介して送信する構成を採用している。しかしながら本発明では、利用者の運動量に相当する運動量データを測定し、運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存する機能を備えた運動量測定器を用いることができる。この種の運動量測定器は、図2の運動量データ測定部31の機能だけを備えた構成になる。そしてこのような運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存するタイプの運動量測定器を用いる場合には、図2の管理データ保存部73に保存運動量データを取得して、予め定められた期間を1単位期間として、単位期間中に得られた運動量データを集計して集計運動量データを得る機能を設ければよい。その他の構成は、上記実施の形態と同様である。
また上記実施の形態では、携帯タイプの運動量測定器を用いたが、トレーニングマシンに付随する固定タイプの運動量測定器から運動量データを得る場合にも、本発明は当然にして適用できる。さらに上記実施の形態では、必要待機期間を1単位期間以上に設定しているが、必要待機期間の長さを、利用者の運動の促進を考慮して、任意に定めるようにしてもよいのは勿論である。
また各利用者における運動測定器が利用者ごとに異なっていたり、一人の利用者が複数種類の運動測定器を用いたりしてもよい。
また運動測定器から運動量データを得るときに運動測定器の種類を特定するためのデータも得て、運動測定器ごとの運動量データを集計し、それぞれの集計運動量データからポントを算出してもよい。またこの場合に、運動測定器の種類に応じた係数を用いてポイントを算出してもよい。
なお上記実施の形態において、管理データ保存部73及びアプリケーション用データ保存部76は、1つのデータベースとして構成してもよいが、それぞれ別のデータベースとして構成してもよい。また上記実施の形態では1つのセンターサーバー7で、運動の管理とゲーム・アプリケーションの実行を行っているが、運動の管理とゲーム・アプリケーションの実行とをそれぞれ別のサーバーを用いて実行してもよいのは勿論である。
本発明によれば、必要待機期間中に行われる日々の運動の結果に基づいて、特別なイベントを実行するので、ゲームのために無理な運動を行っているという感想を利用者が抱くことはない。そしてゲーム・アプリケーションの実行が付随することにより、利用者の運動の意欲が増進される。また日々の運動結果の保存作業を意識的に利用者は行うことになり、各利用者からの運動データ管理システムへのアクセス及びデータ保存の割合が高くなって、運動データ管理システムが有効に活用できるようになる利点が得られる。
1 通信端末器
3 携帯タイプの運動量測定器
5 通信ネットワーク
7 センターサーバー(運動データ管理システム用サーバー)
11 制御部
13 表示装置
72 制御部
73 管理データ保存部
74 支援情報提供部
75 アプリケーション実行部
76 アプリケーション用データ保存部

Claims (10)

  1. 複数の利用者の運動量に相当する運動量データをそれぞれ測定する複数の運動量測定器から、前記運動量データを取得して健康管理に必要な管理データとして保存する管理データ保存部と、
    前記複数の利用者のそれぞれが操作する通信端末器からの要求信号の入力に応じて、前記管理データ保存部に保存されている各利用者の前記管理データに基づいて前記各利用者の運動を支援する支援情報を前記通信端末器に提供する支援情報提供部と、
    前記各利用者の運動意欲を増進させる目的で作成されたアプリケーションに関するデータを保存するアプリケーション用データ保存部と、
    前記通信端末器により前記各利用者に前記アプリケーションを利用させるアプリケーション実行部とを備え、
    前記アプリケーションは、前記各利用者ごとの前記運動量データに基づいてそれぞれ決定されるポイントを用いて各種のイベントを実行する利用者共用のアプリケーションであり、
    前記各種のイベントには、要求に応じて前記イベントの開始を宣言してから前記イベントの実行までに所定の必要待機期間の経過を必要とする特別なイベントが含まれており、
    前記アプリケーションは、前記必要待機期間中に得られた前記各利用者の前記運動量データに基づいて前記特別なイベントの実行結果の判定に用いられる判定用ポイントを決定し、
    前記必要待機期間は、前記特別なイベントの開始を宣言する際に設定が可能であることを特徴とする運動データ管理システム。
  2. 前記運動量測定器は、前記各利用者の運動量に相当する運動量データを、予め定められた期間を1単位期間として、前記単位期間ごとに集計して集計運動量データとして保存する機能を備えた運動量測定器であり、
    前記管理データ保存部は、前記集計運動量データを取得して健康管理に必要な管理データの一つとして保存するように構成され、
    前記アプリケーションは、前記必要待機期間を、前記1単位期間以上に設定し、且つ前記必要待機期間中に得られた前記利用者の前記集計運動量データに基づいて前記判定用ポイントを決定することを特徴とする請求項1に記載の運動データ管理システム。
  3. 前記運動量測定器は、前記各利用者の運動量に相当する運動量データを測定し、前記運動量データを所定の形式の保存運動量データとして保存する機能を備えた運動量測定器からなり、
    前記管理データ保存部は、前記保存運動量データを取得して、予め定められた期間を1単位期間として、前記単位期間ごとに前記単位期間中に得られた前記運動量データを集計して集計運動量データを得る機能を備え、
    前記アプリケーションは、前記必要待機期間を、前記1単位期間以上に設定し、且つ前記必要待機期間中に得られた前記各利用者の前記集計運動量データに基づいて前記判定用ポイントを決定することを特徴とする請求項1に記載の運動データ管理システム。
  4. 前記特別なイベントは対戦であり、前記対戦は前記必要待機期間中に得られた前記判定用ポイントの大小により前記対戦の勝敗を決定するように前記アプリケーションが定められている請求項1,2または3に記載の運動データ管理システム。
  5. 前記対戦は、前記各利用者が前記必要待機期間中に得た前記判定用ポイントと、前記管理データ保存部に前記管理データが保存されており且つ前記各利用者のうちの一人が対戦相手として選択した他の利用者が前記必要待機期間中に得た前記判定用ポイントとの大小により勝敗を決定する請求項4に記載の運動データ管理システム。
  6. 前記複数の利用者のうちの1の利用者が使用する前記通信端末器と前記他の利用者が使用する前記通信端末器の両方で、前記1の利用者及び前記他の利用者がそれぞれ必要待機期間中の1単位期間が終了するごとに取得した前記ポイントを確認できるように、前記アプリケーションが構成されている請求項5に記載の運動データ管理システム。
  7. 前記運動量測定器が歩数計である請求項1に記載の運動データ管理システム。
  8. 前記運動量測定器は前記通信端末器内に含まれており、前記通信端末器は前記利用者が携帯可能な携帯電話を含む通信端末器である請求項1に記載の運動データ管理システム。
  9. 前記アプリケーションは、複数の利用者が参加して、対戦によってエリアを取り合うエリア獲得型の対戦ゲーム・アプリケーションである請求項1に記載の運動データ管理システム。
  10. 複数の利用者の運動量に相当する運動量データをそれぞれ測定する運動量測定器から、前記運動量データを取得して健康管理に必要な管理データとして保存する管理データ保存部と、
    前記複数の利用者のそれぞれが操作する通信端末器からの要求信号の入力に応じて、前記管理データ保存部に保存されている前記利用者の前記管理データに基づいて前記利用者の運動を支援する支援情報を前記通信端末器に提供する支援情報提供部と、
    前記各利用者の運動意欲を増進させる目的で作成されたアプリケーションに関するデータを保存するアプリケーション用データ保存部と、
    前記通信端末器により前記各利用者に前記アプリケーションを利用させるアプリケーション実行部とを備え、
    前記アプリケーションは、前記利用者ごとの前記運動量データに基づいてそれぞれ決定されるポイントを用いて各種のイベントを実行する利用者共用のアプリケーションであり、
    前記各種のイベントには、前記イベントの開始を宣言してから前記イベントの実行までに所定の必要待機期間の経過を必要とする特別なイベントが含まれており、
    前記アプリケーションは、前記必要待機期間中に得られた前記各利用者の前記運動量データに基づいて前記特別なイベントの実行結果の判定に用いられる判定用ポイントを決定し、
    前記必要待機期間は、前記特別なイベントの開始を宣言する際に設定が可能であることを特徴とする運動データ管理システム用サーバ。
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