JP5348850B2 - ビーム照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透光領域と遮光領域とを有するマスクを用いて、加工対象物にビームを照射して加工を行うビーム照射装置に関する。
たとえばガラス基板上に形成されたアモルファスシリコン膜にレーザビームを照射して、アモルファスシリコン膜の結晶化を行うレーザアニール技術が知られている。レーザアニールにおいては、たとえば高解像度のイメージングレンズを用いマスク転写により加工を行う。
図5(A)〜(D)を参照して、アモルファスシリコン膜の結晶化アニールについて説明する。
図5(A)は、結晶化アニールに使用するマスクパターンを示す概略図である。
結晶化アニールに用いられるマスクは、たとえば列方向に互い違いに形成された、一方向(本図においては左右方向)に長い開口(スリット)30を備える。開口30は2列に多数形成されている。開口30以外はマスクの遮光領域である。マスクの遮光領域に入射したレーザビームは遮蔽され、開口30に入射したレーザビームはマスクを透過して、ガラス基板上のアモルファスシリコン膜に照射される。
図5(B)に、アモルファスシリコン膜に照射されるレーザビームのビーム照射領域31を示す。
イメージングレンズにより、アモルファスシリコン膜上にはマスクの開口30が結像される。レーザビームは、開口30が結像されたスリット状領域(ビーム照射領域31)に入射し、入射した領域のアモルファスシリコン膜を溶融する。溶融したアモルファスシリコン膜は凝固し、スリット状領域(ビーム照射領域31)の短手方向の両端から中央部に向かって結晶化が生じる。本図においては矢印で結晶化の方向を示した。
図5(C)は、レーザビームが照射され、アモルファスシリコン膜の結晶化が行われたビーム照射領域31の一つを示す。
スリット状領域(ビーム照射領域31)の短手方向の両端から中央部に向かって結晶が成長する結果、成長した結晶がぶつかる短手方向の中央部付近には、ビーム照射領域31の長手方向に沿ってのびるリッジ40が形成される。
図5(D)を参照する。
高解像度のイメージングレンズを用いマスクを転写して行う結晶化アニールにおいては、ビーム照射位置と焦点位置とが一致した場合に膜飛び(アブレーション)を生じない程度のエネルギ密度でレーザビームを照射すると、ビーム照射位置と焦点位置とがずれた場合に、照射面におけるレーザビームのエネルギ密度が低くなり、結晶の成長が十分に行われないことがある。
結晶成長が不十分である場合、たとえば本図に示すように、ビーム照射領域31の短手方向中央部付近に、長手方向に沿ってのびる2本のリッジ41、42が形成される。リッジが2本形成された結晶は、リッジが1本形成された結晶に比べ、結晶の電気特性が悪い。
矩形状のパターンが市松模様状に配置されたエネルギビームを前駆体半導体薄膜に照射し、前駆体半導体薄膜の結晶化を行う半導体薄膜の製造方法に関する発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、第1のセットのスリットとそれに対したとえば90°をなす第2のセットのスリットを含んで構成されるマスクを用いてビームを照射し、薄膜状の材料を結晶化する方法の発明が開示されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−167007号公報 特開2003−151907号公報
本発明の目的は、高品質の加工を行うことのできるビーム照射装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
レーザビームを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射したレーザビームの光路上に配置されたマスクであって、入射するレーザビームを透過する透光領域と、入射するレーザビームを遮蔽する遮光領域とを有し、前記透光領域は、スリット状の第1の開口部と、前記第1の開口部の長さ方向の少なくとも一方側に隣接して形成され、前記第1の開口部の長さ方向に長く、前記第1の開口部の幅より狭い幅を備えるスリット状の第2の開口部とを含むマスクと、
加工対象物を保持するステージと、
前記マスクの位置を、前記ステージに保持された加工対象物上に結像させる結像光学系と
を有し、
前記マスクの透光領域には、前記第1の開口部と前記第2の開口部の組が、前記第1及び第2の開口部の幅方向に繰り返し形成されており、
前記第1の開口部の幅は、前記レーザ光源から出射されたレーザビームが、前記第1の開口部を透過して、前記第1の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像されたとき、加工対象物の表面に形成されたアモルファスシリコン膜の、レーザビームの照射領域が溶融し、レーザビームの照射領域の短手方向の両端から中央部に向かって結晶が成長した結果、成長した結晶がぶつかってリッジを形成する大きさであり、
前記ステージは、前記第1の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像された領域を、前記第2の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像される領
域まで、前記第1の開口部の長さ方向に移動させ、
前記第2の開口部は、前記移動後、前記第2の開口部を透過したレーザビームが、前記リッジを含む領域に照射されるように構成されているビーム照射装置が提供される。
本発明によると、高品質の加工を行うことのできるビーム照射装置を提供することができる。
図1は、実施例によるビーム照射装置を示す概略図である。
実施例によるビーム照射装置は、たとえば全固体レーザを含むレーザ光源10、ホモジナイザ11、透光領域と遮光領域とを備えビームの断面形状を整形するマスク13、マスク移動機構14、イメージング光学系15、吸着板17を備えるXYステージ16、及び制御装置18を含んで構成される。
レーザ光源10が、たとえばパルスエネルギ30mJのパルスレーザビーム20を出射する。パルスレーザビーム20は、ホモジナイザ11を経て、折り返しミラー12で反射されマスク13に入射する。
ホモジナイザ11は、入射するレーザビーム20を分割して出射し、ホモジナイズ面において、ビーム形状を整形し、ビーム強度を均一に近づける。マスク13は、ホモジナイザ11のホモジナイズ面に、マスク13面がレーザビーム20の光軸方向と垂直となるように、配置されている。
たとえばガラス基板上にアモルファスシリコン膜が形成された基板19が、吸着板17によってXYステージ16に吸着固定されている。XYステージ16は、基板19を基板面内方向に移動させることができる。
マスク13で断面形状を整形されたレーザビーム20が、イメージング光学系15を経て基板19のアモルファス膜に入射することで、アモルファス膜の結晶化アニールが行われる。イメージング光学系15は、マスク13の開口を基板19のアモルファスシリコン膜上に結像させる。
マスク移動機構14は、必要に応じてマスク13をその面内方向に移動させ、レーザビーム20のマスク13への入射位置を変化させる。
制御装置18は、レーザ光源10によるレーザビーム20の出射、XYステージ16による基板19の移動、及び、マスク移動機構14によるマスク13の移動を制御する。たとえばこれらを同期させる制御を行うことも可能である。
以下、実施例によるビーム照射装置を用いて行うビーム照射方法(レーザアニール方法)を説明する。
図2(A)〜(D)を用いて実施例によるビーム照射方法を説明する。
図2(A)はマスク13の一部を示す概略的な平面図である。
マスク13の透光領域は、開口(スリット)35a及び35bを含んで構成される。開口(スリット)35aのサイズは、たとえば長手方向の長さが1mm、短手方向の長さが3μmである。また、開口(スリット)35bのサイズは、たとえば長手方向の長さが1mm、短手方向の長さが1μmである。両開口35a、35bは行方向(本図においては左右方向)に隣接し、両開口35a、35bの短手方向についての中心線は共通している。本図には、当該中心線を一点鎖線で示した。行方向に見た場合、開口35bは開口35aの一方向側(本図においては左側)に形成されている。なお、開口(スリット)35a及び35bの長手方向は行方向と平行であり、短手方向は列方向(本図においては上下方向)と平行である。
行方向に隣接する開口35a及び35bを一組として見たとき、開口35a、35bの組は、1行おきに1列分(1mm)同方向(たとえば左方向)にずらされて列方向に多数配置されている。
すなわち開口35a及び35bは、マスク13上に3列に渡って多数形成されており、本図においては、左の列に開口35bが1行おきに配置される。中央の列には開口35a及び35bが交互に配置される。また、右の列には開口35aが1行おきに配置される。
また、列方向に隣り合う開口35a及び35bの組に含まれる2つの開口35aは、列方向に関して相互にたとえば0.5μmだけ位置座標的に重なっている。
開口35a及び35b以外の領域はマスク13の遮光領域である。マスク13の遮光領域に入射したレーザビームは遮蔽され、開口35a及び35bに入射したレーザビームはマスク13を透過して、基板19のアモルファスシリコン膜に照射される。
図2(B)に、マスク13を透過して基板19上に照射されるレーザビーム20のビーム照射領域36の一部を示す。ビーム照射領域36の形状は、マスク13の開口35aの形状と相似形である。
ビーム照射領域36のうち実線で描いた領域には、開口35aを透過したレーザビーム20が照射される。また、XYステージ16により基板19が移動された後、ビーム照射領域36のうち破線で描いた領域に、開口35bを透過したレーザビーム20が照射される。
図2(C)にビーム照射領域36の一つを示す。
1ショットめのパルスレーザビーム20がマスク13を透過して、基板19のアモルファスシリコン膜に照射される。図2(A)に示した開口35aを透過したレーザビーム20が、本図に示すビーム照射領域36の実線領域に入射する。ビーム照射領域36の実線領域のアモルファスシリコン膜が厚さ方向の全域に渡って溶融し、ビーム照射領域36の短手方向の両端から中央部に向かって結晶化が進行する。
適正なエネルギ密度でビームが照射された場合には問題は生じないが、何かしらの不具合により適正なエネルギ密度よりも低いエネルギ密度でビームが照射された場合、前述したように、結晶の成長が十分に行われず、ビーム照射領域36の短手方向中央部付近に、長手方向に沿ってのびる2本のリッジ41、42が形成される。
制御装置18から送られる制御信号を受けて、XYステージ16が駆動され、XYステージ16に吸着されている基板19が、図2(B)における左方向に移動される。 2ショットめのパルスレーザビーム20が出射され、マスク13の開口35bを透過したレーザビーム20が、ビーム照射領域36の短手方向中央部付近に、長手方向に沿ってのびる2本のリッジ41、42を含む領域に照射される。開口35bを透過したレーザビーム20が照射される領域を、本図においては、ビーム照射領域36のうちに破線で描いた。
図2(D)を参照する。
2本のリッジ41、42を短手方向について挟む領域に2ショットめのレーザビーム20を入射させることによってビーム入射領域のシリコン膜が厚さ方向の全域に渡って再び溶融し、結晶化が生じる。この結晶化によって、リッジ41、42の2本のリッジは消滅し、ビーム照射領域36の短手方向中央部付近に、長手方向に沿ってのびる1本のリッジ43が形成される。
実施例によるビーム照射方法によれば、1ショットめのビーム照射でリッジが2本発生した場合であっても、2ショットめのビーム照射によりリッジを1本にすることができるため、電気特性の良好な、高品質の結晶を形成することができる。
図3(A)〜(D)を参照して、変形例によるビーム照射方法を説明する。
図3(A)は、変形例によるビーム照射方法に用いるマスク13の概略的な平面図である。
変形例によるビーム照射方法に用いるマスク13は、たとえば矩形状の2つの開口形成領域13a、13bを備える。
図3(B)に、開口形成領域13aに形成されている開口パターンを示す。
本図に示す開口パターンは、図2(A)に示したそれと同一である。
図3(C)に、開口形成領域13bに形成されている開口パターンを示す。
本図に示す開口パターンは、図3(B)に示した開口パターンを左右反対にしたものである。
図3(D)は、基板19を示す概略的な平面図である。
基板19には、レーザビーム20を照射してレーザアニールを行う、たとえば縦730mm、横920mmの矩形状領域が画定されている。また、矩形状領域には、帯状のアニール領域19a、19b、・・が、横方向に沿って矩形状領域を分割するように画定されている。
まず、アニール領域19aのレーザアニールを行う。アニール領域19aのレーザアニールにおいては、マスク13の開口形成領域13aを透過したレーザビーム20を基板19(アニール領域19a)に照射し、図2(A)〜(D)を用いて説明したビーム照射方法を用いて、アモルファスシリコン膜の結晶化を行う。
すなわち、図3(B)に示した開口パターンを通して、レーザビーム20の第1レーザパルスをアニール領域19aに照射する。その後XYステージ16を駆動し基板19を図面左方向に移動させる。
続いてレーザビーム20の第2レーザパルスをアニール領域19aに照射する。基板19の図面左方向への移動により、レーザビーム20の基板19(アニール領域19a)への入射位置が図面右方向(アニール領域19a中の矢印方向)に移動される結果、開口35aが転写されて第1レーザパルスが照射された領域の短手方向中央部付近に、開口35bが転写されて第2レーザパルスが入射する。
これらの工程が繰り返され、アニール領域19aの結晶化アニールが終了する。前述したように、アニール領域19aには、電気特性の良好な、高品質の結晶が形成される。
次に、XYステージ16を用いて基板19を図面下方向に移動させ、アニール領域19bのレーザアニールを行う。アニール領域19aのレーザアニールは、レーザビーム20を基板19上において図面左から右に走査して行ったが、アニール領域19bのレーザアニールは、レーザビーム20を図面右から左に走査して行う。そこでアニール領域19bのレーザアニールにおいては、図3(C)に示した開口パターン(図3(B)に示した開口パターンとは左右が反対に形成されている開口パターン)を用いる。
レーザビーム20がマスク13上において、開口形成領域13bの形成位置に入射するように、マスク移動機構14を用いてマスク13を移動する。
アニール領域19bの結晶化アニールとアニール領域19aの結晶化アニールとは、XYステージ16による基板19の移動方向が反対である点以外は同様である。このため、アニール領域19bについても、高品質に結晶化が行われる。
以後、上記工程を繰り返すことにより、基板19のアモルファスシリコン膜を高品質に結晶化することができる。
図4に、マスク13に形成される開口パターンの変形例を示す。
図2(A)、図3(B)及び(C)に示した開口パターンは、すべて開口(スリット)35aの長手方向の一方側に開口35bが形成されていた。図4に示す開口パターンは、開口35aの長手方向の両方側に開口35bが形成されている。
図4に示す開口パターンは、レーザビーム20を基板19上において右側に走査する場合は、図3(B)に示した開口パターンと同様の機能を果たす。また、レーザビーム20を基板19上において左側に走査する場合は、図3(C)に示した開口パターンと同様の機能を果たす。
このため、図4に示す開口パターンを有するマスク13を、図3(A)に示したマスク13の代わりに用いて、図3(A)〜(D)を参照して説明した変形例によるビーム照射方法と同様のビーム照射方法を実施することができる。この場合、マスク移動機構14が不要であるというメリットがある。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。
たとえば、変形例によるビーム照射方法においては、2つの開口領域13a、13bを備えるマスク13を用い、アニール領域19aと19bをアニールする場合では、マスク移動機構14によってマスク13を移動させ、マスク13へのレーザビーム20の入射位置を変化させた。開口領域13aのみを備えるマスクを使用した場合であっても、マスク移動機構14によってマスク13を面内方向に180°回転移動させることで、アニール領域19aと19bを同様の効果をもってアニールすることができる。
その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
レーザ加工、とりわけレーザアニール加工に好適に利用することができる。
実施例によるビーム照射装置を示す概略図である。 (A)〜(D)は、実施例によるビーム照射方法を説明するための図である。 (A)〜(D)は、変形例によるビーム照射方法を説明するための図である。 マスク13に形成される開口パターンの変形例を示す平面図である。 (A)〜(D)は、アモルファスシリコン膜の結晶化アニールについて説明するための図である。
符号の説明
10 レーザ光源
11 ホモジナイザ
12 折り返しミラー
13 マスク
13a、13b 開口形成領域
14 マスク移動機構
15 イメージング光学系
16 XYステージ
17 吸着板
18 制御装置
19 基板
19a、19b アニール領域
20 レーザビーム
30、35a、35b 開口
31、36 ビーム照射領域
40〜43 リッジ

Claims (3)

  1. レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射したレーザビームの光路上に配置されたマスクであって、入射するレーザビームを透過する透光領域と、入射するレーザビームを遮蔽する遮光領域とを有し、前記透光領域は、スリット状の第1の開口部と、前記第1の開口部の長さ方向の少なくとも一方側に隣接して形成され、前記第1の開口部の長さ方向に長く、前記第1の開口部の幅より狭い幅を備えるスリット状の第2の開口部とを含むマスクと、
    加工対象物を保持するステージと、
    前記マスクの位置を、前記ステージに保持された加工対象物上に結像させる結像光学系と
    を有し、
    前記マスクの透光領域には、前記第1の開口部と前記第2の開口部の組が、前記第1及び第2の開口部の幅方向に繰り返し形成されており、
    前記第1の開口部の幅は、前記レーザ光源から出射されたレーザビームが、前記第1の開口部を透過して、前記第1の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像されたとき、加工対象物の表面に形成されたアモルファスシリコン膜の、レーザビームの照射領域が溶融し、レーザビームの照射領域の短手方向の両端から中央部に向かって結晶が成長した結果、成長した結晶がぶつかってリッジを形成する大きさであり、
    前記ステージは、前記第1の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像された領域を、前記第2の開口部が前記結像光学系により前記加工対象物上に結像される領域まで、前記第1の開口部の長さ方向に移動させ、
    前記第2の開口部は、前記移動後、前記第2の開口部を透過したレーザビームが、前記リッジを含む領域に照射されるように構成されているビーム照射装置。
  2. 前記マスクの透光領域は、前記第2の開口部が、前記第1の開口部の長さ方向の一方側に隣接して形成された第1の透光領域と、前記第2の開口部が、前記第1の開口部の長さ方向の他方側に隣接して形成された第2の透光領域とを含む請求項1に記載のビーム照射装置。
  3. 更に、前記マスクを、前記マスクに入射するレーザビームの光軸に垂直な方向に移動させるマスク移動機構を有する請求項1または2に記載のビーム照射装置。
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