JP5347471B2 - 遠隔制御装置および遠隔制御システム - Google Patents
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Description
前記取得部は、前記第1の被制御機器から、第2の被制御機器を入力機器として選択するコマンドを含むコマンド群を取得するとともに、前記第2の被制御機器からコマンド群を取得し、前記操作部は、先に前記第1の被制御機器のコマンド群を前記それぞれ異なる操作に対応づけ、前記第2の被制御機器を前記入力機器として選択する操作がされたとき、前記第2の被制御機器のコマンド群を前記それぞれ異なる操作に対応づけることを特徴とする。
図1は、この発明が適用されるオーディオシステムの構成を示す図である。この種のオーディオネットワークシステムは、カスタムインストレーションと呼ばれ大型の戸建て住宅に施工されるものである。
このように、オーディオ機器群10を構成するオーディオ機器の構成は任意であり、上記に限定されない。図示以外のソース機器としては、マイクロHDDドライブを内蔵したオーディオ再生装置やPC等がある。
図2はコマンダ16の外観図である。また、図3はコマンダ16のブロック図である。
コマンダ16は略ハガキ大の平面形状を有する薄い直方体形状を成しており、その上面が操作面である。図2は、その操作面を示す平面図である。中央部やや左に液晶のディスプレイ36が設けられている。このディスプレイ36の右側上部にタッチパッド37が設けられている。タッチパッド37は、ディスプレイ36上のカーソルを移動させたり、カーソルが指しているオブジェクトを選択したりするためのデバイスである。利用者が指先で触れ、その指先を移動させることによりカーソルが移動する。また、使用者が指先が軽く叩くことにより、カーソルが指しているオブジェクトが選択される。
自己記述ファイルは、コマンダ16が、被制御機器であるオーディオ機器11〜14を制御可能にするために、オーディオ機器11〜14からコマンダ16に送信されるファイルである。コマンダ16は、自己記述ファイルを受信することにより、少なくとも、そのオーディオ機器の電源(オン/オフ、スリープ設定)、ボリューム(音量、ミュートのオン/オフ)、入力切換(接続されている各種ソース機器の選択)、再生制御(プレイ、ポーズ、ストップなど)、再生情報表示(アーチスト、アルバム名、曲名)、コンテンツブラウズ(コンテンツリスト表示、カーソル操作など)などの制御が可能になる。なお、ここに掲げた機能を「既知の機能」と呼ぶ。
図7に示すように、Cmdタグ要素105には必ず“Param_x”という文字列が付属し、これと同名のタグであるParam_xタグがCmdタグに引き続いて記述される。このParam_xタグ要素106にメニューの最下位項目として選択可能なパラメータが記述される。なお、Param_xタグは、複数記述されることがあるため識別のためxには1から順の数字を設定される。Param_xタグの下層には以下のタグが少なくとも1つ配置される。
Rangeタグ<Range>:パラメータの範囲とステップを記述
Textタグ<Text>:パラメータの文字数範囲と文字タイプを記述
Indirectタグ<Indirect>:パラメータをGETコマンドで取得する場合の記述
図7の例では、Rangeタグによって数値範囲とステップが指定されている。
上に説明した自己記述ファイルで表現される階層化メニューの一部を図示すると図8のようになる。メインゾーン(Main Zone)の下位に入力選択(Input)、ボリューム制御(Volume)、電源制御(Power Control)のメニューがツリー状に配置されている。ボリューム制御の下位には、音量レベル制御(Level)、ミュート制御(Mute)メニューがツリー状に配置されている。また、電源制御の下位には、電源オン/オフ制御(Power)、スリープ設定(Sleep)のメニューがツリー状に配置されている。各ツリーの最下位のメニュー項目には複数のパラメータが準備されており、利用者の操作内容およびそのときの被制御機器の状態に応じたパラメータが選択される。そして、その最下位のメニュー項目のコマンド本体と選択されたパラメータが組み合わされてコマンドが構成され、被制御機器であるオーディオ機器に向けて発行(送信)される。
図11のフローチャート、図12のディスプレイ36の表示例を参照して、コマンダ16の動作を説明する。
まず、図11(A)はゾーン選択キー41がオンされたときの動作を示すフローチャートである。利用者がいずれかのゾーン(部屋)内でコマンダ16を操作するとき、最初にゾーン選択キー41をオンする。ゾーン選択キー41がオンされると(S1)、アクセスポイント22を経由してLAN15にアクセスし、通信可能なオーディオ機器を検索する(S2)。発見したオーディオ機器のなかから、AVレシーバを全て選択し、選択されたAVレシーバの自己記述ファイルおよび演奏情報を取得する(S3)。取得した自己記述ファイルおよび演奏情報に基づき、ゾーン構成および各ゾーンで演奏中の曲を割り出す(S4)。各ゾーンのアイコンをそのゾーンを担当するAVレシーバから取得してメニュー画面を編集する(S5)。そしてこの画面をゾーン選択画面(図12(A))として表示する(S6)。
図11(B)において、ゾーンの選択が行われると(S10)、選択されたゾーンを担当するAVレシーバと通信して自己記述ファイルを取得する(S11)。なお、S3で受信した自己記述ファイルを保存していれば、S11の再度自己記述ファイル取得処理は不要である。受信した自己記述ファイルに含まれるメニュー項目のうち、上述の「既知の機能」を制御するメニュー項目をキースイッチ41〜56に割り当てる(S12)。「既知の機能」を除いて(未知の機能のみで)メニューツリーを再構築する(S13)。選択されたゾーンの最上位のメニューである入力選択画面を編集する(S14)。なお、このとき、入力選択画面はアイコンによるリスト表示形式が推奨されているため、選択されたゾーンを担当するAVレシーバにアクセスして各入力のソース機器のアイコンを取得する。取得したアイコンを用いた入力選択画面(図12(B))をディスプレイ36に表示する(S15)。
なお、選択されたソース機器が、AVレシーバに内蔵のチューナであった場合、S21では新たに自己記述ファイル、演奏情報を取得する必要はなく、既に取得しているAVレシーバの自己記述ファイルからチューナに関する記述を解析して取り出せばよい。
また、この実施形態では各被制御機器とコマンダがネットワークを介して接続されるような形態になっているが、図13に示すように、各被制御機器とコマンダとがそれぞれ個別に通信する形態であっても本発明は適用可能である。
11,12…AVレシーバ
13…チューナ
14…DVDプレイヤ
16…コマンダ
36…ディスプレイ
37…タッチパッド
41〜56…キースイッチ
Claims (3)
- オーディオ信号を入力する第1の被制御機器、および、該第1の被制御機器に対してオーディオ信号を出力する第2の被制御機器から、それぞれ自機を制御するコマンド群を取得する取得部と、
取得したコマンド群を利用者によるそれぞれ異なる操作に対応づける操作部と、
前記操作部が操作されたとき、その操作に対応づけられたコマンドを発行するコマンド発行部と、
を備えた遠隔制御装置であって、
前記取得部は、前記第1の被制御機器から、第2の被制御機器を入力機器として選択するコマンドを含むコマンド群を取得するとともに、前記第2の被制御機器からコマンド群を取得し、
前記操作部は、先に前記第1の被制御機器のコマンド群を前記それぞれ異なる操作に対応づけ、前記第2の被制御機器を前記入力機器として選択する操作がされたとき、前記第2の被制御機器のコマンド群を前記それぞれ異なる操作に対応づける
遠隔制御装置。 - 前記取得部は、前記第2の被制御機器を選択する操作がされたとき、前記第2の被制御機器のコマンド群を取得する請求項1に記載の遠隔制御装置。
- 請求項1または請求項2に記載の遠隔制御装置と、
前記コマンド群を記憶するコマンド記憶手段と、前記遠隔制御装置からの要求に応じて前記コマンド記憶手段に記憶されているコマンド群を前記遠隔制御装置に送信する通信手段と、を備えた第1および第2の被制御機器と、
を含む遠隔制御システム。
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