JP5347259B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本願は、非接触で電力を給電する非接触給電装置に関する。
近年、筋力の衰えた老人や傷病者の、歩行動作、階段の昇降動作、着座姿勢からの起立動作、起立姿勢からの着座動作などを補助することで、筋力低下の抑制を図る歩行補助装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の歩行補助装置は、利用者の腹部に巻きつけられる腹帯の側面に固定される第一リンクと、利用者の大腿部に巻きつけられる脚当ての側面に固定される第二リンクとを、電気アクチュエータにより連結し、当該電気アクチュエータで第一リンクに対して第二リンクを前後方向に揺動させることで、利用者の大腿部の動きを補助するものである。なお、当該歩行補助装置における電気アクチュエータなど電気部品に電気を供給するための蓄電池などは、背中に背負うようになっている。
また、当該歩行補助装置は、電気アクチュエータなどの電気部品を使用するため、当該電気部品に電気を供給する必要があり、そのための配線が必ず必要となる。通常、この種の装置は、外部に露出した接点を有するコネクタなどによって接続されている。
特開2002−301124号公報
しかしながら、コネクタなど電気的な接点を介して接続されている場合、利用者にとっては、接続も容易でなく、また、何度も着脱を繰り返すことで電気的な接触度が低下(接点における抵抗値が増大)し、これにより電気の供給が非効率になる場合や、接触不良になる場合があるという問題がある。
また、電気的な接点の場合、金属部分が外気に露出することとなり、腐食又は錆などの問題がある。
また、人体に装着するものであるため、長期間(時間)に渡り使用すれば、埃、汗などで脚当てが汚れ、洗濯したい場合があるが、一般に洗濯などすることについては考慮されておらず、且つコネクタを利用している場合には、そのまま洗えないという問題がある。
また、利用者にあっては、手軽に使用可能であって、安価な装置が要求されている。
そこで、このような課題の一例を解消するために、本願は、容易に接続可能であって、電気的な不具合が生じにくい非接触給電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の非接触給電装置(50)は、非接触の電磁誘導作用により給電及び受電する非接触伝送装置であって、第1ハウジング(56)と、前記第1ハウジング内を第1の空間(C1)と第2の空間(C2)に仕切る仕切体(58)と、前記第1の空間に配置される前記給電又は受電用の第1ユニット(33)と、前記第2の空間に配置される前記第1ユニットと電気的に接続される第1回路(31a)と、前記第1ハウジングに挿抜可能に独立して設けられる第2ハウジング(51)と、前記第2ハウジング内に配置される前記給電又は受電のための第2ユニット(23)と、を具備し、前記第1ハウジングには、前記第2の空間内に非導電性の充填材を注入するための単一の第2貫通孔(57c)が形成され、前記第の空間に接する前記仕切体には、前記第の空間内に前記充填材を注入するための単一の第貫通孔(58b)が形成され、前記第1の空間、前記第2の空間、及び前記第2ハウジング内に前記充填材が充填されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の非接触給電装置は、請求項1に記載の非接触伝送装置において、前記第1及び第2貫通孔は、それぞれの軸線が同一方向であることを特徴とする。
また、請求項3に記載の非接触給電装置は、請求項1、又は2に記載の非接触伝送装置において、前記第1の空間及び前記第2ハウジングの内部には、所定の波長により非接触にて通信可能な通信端子(27、37)と、前記通信端子の周りを取り囲んで配置される筒状のスペーサ(28、38)と、が設けられ、前記充填材は前記スペーサの内部を除く前記第1の空間内に充填されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の非接触給電装置は、請求項3に記載の非接触伝送装置において前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングには、前記第1ハウジングに対して前記第2ハウジングを位置決めし、その移動を規制する係合部(51d、60、61)が設けられ、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに対して位置決めされた際に、前記第1ユニットと前記第2ユニット、及び前記通信端子同士は同軸上に対向して配置されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の非接触給電装置は、請求項3又は4に記載の非接触伝送装置において、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに挿入された状態において、前記通信端子間には、可視光を遮断し且つ通信可能な波長のみを透過させるカバーシート(61、62)が前記第1ハウジング及び第2ハウジングのそれぞれに配置されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の非接触給電装置は、請求項5に記載の非接触伝送装置において、前記カバーシートは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに挿入された状態において、前記第1ハウジング及び第2ハウジングの接触面が平滑面となるように設けられていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の非接触給電装置は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の非接触伝送装置において、前記第2ハウジングには、前記第2ユニットを配置する第3の空間(52)を有し、複数のリード線が束線状に構成されている多芯ケーブル(W1)を外部から前記第3の空間に導くための貫通孔(53)が形成され、前記貫通孔は、前記第2ハウジングに形成された単一の孔部(54)と、前記単一の孔部とそれぞれが連絡する複数の孔部(55)と、を有しており、前記多芯ケーブルは、前記単一の孔部に挿入されつつ、前記多芯ケーブルの束線状態が解除された複数のリード線が前記複数の孔部に区分けされて挿入されて前記第2ユニットに接続され、前記貫通孔には前記充填材が充填されていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の非接触給電装置の製造方法は、請求項1に記載の非接触伝送装置の製造方法であって、前記第1の空間に第1ユニットを配置するとともに、前記第2の空間に第1回路を配置する第1ユニット及び第1回路配置工程と、前記第1貫通孔から前記第1の空間内に前記充填材を注入する第1の充填材注入工程と、前記第1の空間内に樹脂を注入した後に、前記第2貫通孔から前記第2の空間内に前記充填材を注入する第2の充填材注入工程と、前記第2ハウジング内に第2ユニットを配置する第2ユニット配置工程と、前記第2ハウジング内に前記充填材を注入する第3の充填材注入工程と、を備えていることを特徴とする。
以下、本願の最良の実施形態について添付図面に基づいて説明する。図1は関節補助装置の構成図、図2は利用者の膝部に関節補助装置を装着した際の状態図、図3は連結部材の外観を示す斜視図、図4は給電ハウジングの構成図、図5は受電ハウジングの構成図、図6は給電ハウジングと受電ハウジングを組み付けた時の断面図、図7は給電及び受電ユニットの構成図である。なお、以下に説明する実施の形態は、人体の膝部における関節の動きを補助する関節補助装置に対して本願を適用したものである。
―関節補助装置の構成及び機能の概要―
関節補助装置Sは、図1及び図2に示すように、利用者2の両足の膝部の関節部分2aに取り付けられるリンク機構部5と、当該利用者2の膝部の動作に応じてリンク機構部5を駆動する駆動部7と、蓄電池などの電源部9と、電磁誘導作用により非接触で駆動部7に対して当該電源部9の電力を伝送し、且つ駆動部7を駆動制御するための駆動信号を伝送する通信機能付きの電力伝送部10と、各部を統括的に制御する制御部15と、を含んで構成されている。
電力伝送部10は、電源部9と接続される給電部20と、駆動部7(例えば、DCモータ)と接続される受電部30と、を備え、制御部15による制御によって非接触にて給電部20から受電部30へと電力を供給、及び駆動信号を送信可能になっている。
電力伝送部10の給電部20は、受電部30に電力を供給するための給電回路を含む給電基板(図示なし)と給電ヘッド23を備え、一方、受電部30は、給電部20から電力を受電するための受電回路31aを含む受電基板31と受電ヘッド33を備えている。
なお、本実施形態の給電ヘッド23は、本願の第2ユニットとして機能し、受電ヘッド33は本願の第1ユニットとして機能する。また、本実施形態の受電回路31aは、本願の第1回路として機能するものである。
図2に示すように、利用者2の腹部と大腿部には所定のケーシング80、85が装着され、当該ケーシング80、85は連結部材50を介して連結される。腹部に装着される一方のケーシング85には、電源部9、制御部15、及び給電部20の給電基板が内部に収容され、各部9、15、20は電気的に接続されている。一方、大腿部に装着される他方のケーシング80には、駆動部7が収容される。
図3に示すように、連結部材50は、突出部51aを有する給電ハウジング51と、当該突出部51aを挿抜可能な開口部56aを有する受電ハウジング56と、を含んで構成される。この給電ハウジング51は、利用者の腹部に装着されるケーシング85とケーブルW1によって接続され、一方、受電ハウジング56は、利用者の大腿部に装着されるケーシング80とケーブルW2によって接続される。当該ケーブルW1の一端は、ケーシング85内で給電基板と接続され、ケーブルW2の一端は、ケーシング80内で駆動部7と接続される。
なお、本実施形態の給電ハウジング51は、本願の第2ハウジングとして機能し、受電ハウジング56は、本願の第1ハウジングとして機能するものである。
図4及び図6に示すように、給電ハウジング51の突出部51aは、その内部に本願の第3の空間として機能する空間部52が形成され、当該空間部52は、突出部51aの下端側に有する開口51bと連絡している。当該空間部52には給電ヘッド23が装着され、当該開口51bには、図6に示すように、外部から当該給電ヘッド23が遮蔽されるようにカバーシート61が配置される。開口51bの内側には段差51cが設けられ、カバーシート61はこの段差51cに配置される。この段差51cによってカバーシート61を取り付ける際の位置決めが容易になるとともに、カバーシート61の周囲端面が露出しないため当該カバーシート61を剥がれにくくすることができる。カバーシート61を装着後、突出部51aの下端面は、この段差51cによって平滑面となる。
また、図4に示すように、ケーブルW1は、複数のリード線53aが束線状に構成される多芯ケーブルであって、当該給電ハウジング51にはケーブルW1を内部に引き込むための貫通孔53が形成されている。当該貫通孔53は、給電ハウジング51の左端部外側に形成された単一の孔部54と、給電ハウジング51の内側に形成された複数の孔部55と、を有しており、外部と給電ハウジング51の空間部52とを連絡している。ケーブルW1は、当該孔部54から挿入され、給電ハウジング51の内部において、ケーブルW1の束線状態が解除された複数のリード線53aが複数の孔部55にそれぞれ区分けされて挿入され、給電ヘッド23に接続される。このようにすれば、ケーブルW1と給電ヘッド23との接続強度を容易に高めることが可能となり、例えば、ケーブルW1に対する負荷によるケーブルW1の抜け出しや給電ヘッド23との接続部分での接点不良を容易に防ぐことが可能となる。
また、給電ハウジング51の右端部には、開口51cが形成され、当該開口51cを介して給電ハウジング51の空間部52には、樹脂など非導電性の充填材が充填される。
一方、受電ハウジング56は、図5及び図6に示すように、上部に開口57aを有するケース本体57と、当該ケース本体57の開口57aを塞ぐ上部が湾曲して形成された蓋体59と、を備えている。当該ケース本体57の左端部には、給電ハウジング51の突出部51aを受け入れるための切欠部57bが形成されている。
ケース本体57には、受電回路31aと受電ヘッド33が装着された受電基板31が収容される。当該受電基板31上には、ケース本体57の内部を2つの領域に仕切る仕切体58が設けられ、ケース本体57の内部は、当該仕切体58によって受電ヘッド33が収容される第1の空間C1と、受電回路31aが収容される第2の空間C2と、に区分けされる。当該仕切体58は、上下に開口を有し、受電ヘッド33を囲むように略矩形状に形成されており、その左側の一辺の上部は受電ハウジング56に形成された切欠部57bに対応する部分が切欠かかれて形成されている。そして、受電ハウジング56には、当該受電ハウジング56の切欠部57bと仕切体58によって、給電ハウジング51の突出部51aを受け入れる空間部56aが形成されている。
また、図6に示すように、受電ハウジング56の切欠部57bの端面に沿って連絡する仕切体58の内側には、段差58aが設けられ、当該段差58aには、外部から受電ヘッド23が遮蔽されるようにカバーシート62が配置される。この段差58aによってカバーシート62を取り付ける際の位置決めが容易になるとともに、カバーシート62の周囲端面が露出しないため当該カバーシート62を剥がれにくくすることができる。カバーシート62を装着後、切欠部57bを含む空間部56aの下端面は、この段差58aによって平滑面となる。
また、仕切体58の右端部には、空間C1内に樹脂など非導電性の充填材を注入するために、空間C1と空間C2を連絡する第1の連絡孔58bが形成されている。また、受電ハウジング56のケース本体57の右端部には、空間C2の内部に樹脂など非導電性の充填材を注入するために、外部と空間C2を連絡する第2の連絡孔57cが形成されている。この第1及び第2の連絡孔58b、57cは、空間C1及びC2に前記充填材を注入する上で、それぞれの軸線が同一方向となるように形成されていることが好ましい。
なお、本実施形態の第1の連絡孔58bは、本願の第1貫通孔として機能し、本実施形態の第2の連絡孔57cは、本願の第2貫通孔として機能するものである。
また、受電ハウジング56の右端部には、ケーブルW2を内部に引き込むための貫通孔59が形成されており、当該貫通孔59には、ケーブルW2が挿入され、その一端が受電回路31aに接続されている。
図4乃至図6に示すように、給電ヘッド23は、給電ユニット25と、情報の送受信を行う通信端子27と、当該通信端子27の周りを取り囲んで配置される筒状のスペーサ28と、を備え、当該給電ユニット23、通信端子27、及びスペーサ28は、例えば、ガラスエポキシ基板21上に位置決めされて給電ハウジング51の空間部52に固定される。一方、受電ヘッド33は、受電ユニット35と、情報の送受信を行う通信端子37と、当該通信端子37の周りを取り囲んで配置される筒状のスペーサ38と、を備え、当該受電ユニット35、通信端子37、及びスペーサ38は、は、例えば、ガラスエポキシ基板からなる受電基板31上に位置決めされて受電ハウジング56内に固定される。この通信端子27、37は、例えば、IR−フォトトランジスタやIR−LEDを用い、所定の波長による通信(赤外線通信など)によって、所定の情報を送受信可能になっている。
なお、空間C1には充填材が充填されるが、その際に充填材の漏洩を防ぐため、仕切体58を充填基板31上に密着させる必要がある。よって、受電ヘッド35及び通信端子27と受電回路31aとを接続する接続線は、受電基板31の下方を通して電気的に接続される。
また、給電ハウジング51の空間部52及び貫通孔53には、開口51cを介して充填材が充填され、給電ヘッド23及び露出したリード線53aが当該充填材により覆われて、外部から空気や水の侵入による侵食を防ぐようになっている。なお、スペーサ28が通信端子27の周囲を取り囲んで配置されているため、給電ハウジング51の内部に充填材を充填した際に通信端子27が充填材で封止されて通信が阻害されることが防止されるようになっている。
一方、受電ハウジング56の空間C1、空間C2、及び貫通孔59には、貫通孔58b、57cを介して充填材が充填され、受電ヘッド33、受電回路31a、及び露出したリード線が当該充填材により覆われて、外部から空気や水の侵入による侵食を防ぐようになっている。なお、スペーサ38が通信端子37の周囲を取り囲んで配置されているため、受電ハウジング56の空間C1に充填材を充填した際に通信端子37が充填材で封止されて通信が阻害されることが防止されるようになっている。
また、特に、通信端子27、37としてIR−LEDを用いる場合、このスペーサ28、38により、例えば、通信端子27から広角放射されるIR光が隣接して配置される他の通信端子27で受信されることを容易に防止でき、且つ、当該IR光がスペーサ28、38内で集光されるため、当該IR光を受光する通信端子37はIR光を受光しやすくなり、通信を良好に行うことができる。
給電及び受電ユニット25、35は、図7に示すように、環状の給電及び受電コイル41、46と、当該給電及び受電コイル41、46が取り付けられるフェライトなどの磁性体からなる給電及び受電コア42、47と、を備えている。給電及び受電コア42、47は、それぞれ環状の凹部42a、47aを有し、当該凹部42a、47aの中央には円柱状の突起42b、47bを有している。そして、給電及び受電コイル41、46が当該突起42b、47bの周りであって凹部42a、47aに配置されている。
そして、図6に示すように、受電ハウジング56の開口部56aに給電ハウジング51の突出部51aを挿入して、当該受電ハウジング56に対して給電ハウジング51を取り付けた状態において、受電コイル46及び給電コイル41は互いに近接し、且つ同軸上で対向するように配置される。
そして、給電時には、当該給電ヘッド23の給電コイル41に電圧を印加することによって、給電コイル41と受電コイル46との間に電磁誘導回路が形成されて、受電コイル46が電磁誘導作用により誘電起電力を発生し、受電ヘッド33が当該給電ヘッド23から非接触で電力を受電することが可能になっている。
一方、双方の通信端子27、37も、互いに近接し、且つ同軸上で平行に対向するように配置され、且つ、通信端子27、37の周囲にはスペーサ28、38が設けられているため、双方の通信端子27、37との間で良好に所定の情報を通信可能になっている。
また、図4乃至図6に示すように、給電ハウジング51の一側面には半円状の凹部51dが形成され、一方、給電ハウジング51の開口部56aの入口に相当するケース本体57の一側面には、当該凹部51dと係合する球状の係合部材60が弾性部材61を介して内側に突出して設けられている。そして、当該給電ハウジング51の突出部51aが受電ハウジング56の開口部56aに挿入された際に、当該凹部51dに対して当該弾性部材61の弾性力により係合部材60が押圧され当該係合部材60と凹部51dが嵌合することによって、受電ハウジング56に対して給電ハウジング51が位置決めされるとともにその移動が規制されるようになっている。なお、本実施形態の凹部51d、係合部材60、弾性部材61は、本願の係合部として機能する。
また、当該給電ヘッド23及び受電ヘッド33上に配置されるカバーシート61、62は、可視光を遮断し、所定の波長(例えば、赤外線)のみを透過する材料が好適に用いられる。さらに好適には、耐熱性を重視し、例えば、ポリカーボネイト(PC)系の材料が用いられ、給電ヘッド23側と対向する面に黒色の赤外線を透過する着色剤(IRインキ)が塗布されて形成される。これにより給電ヘッド23及び受電ヘッド33上にカバーシート55を配置した状態で、当該給電ヘッド23及び受電ヘッド33上に樹脂を充填する上で、耐熱性を考慮することなく、樹脂を充填することが可能となる。また、着色剤は外部に露出しないため、経年劣化などによる剥がれなどが防止され、その耐久性にも優れる。
駆動部7は、図示しないが、例えば、回転機構を有するDCモータと、駆動信号に基づいて当該DCモータを所定の回転方向及び速度で駆動制御する駆動制御部と、を含んで構成されている。DCモータは、回転軸が所定の歯車群を含んで構成されるギアボックスを介してリンク機構部5と接続され、回転軸が回転することによって得られる回転駆動力が前記歯車群を介して直線運動に変換されてリンク機構部5に伝達されるようになっている。そして、リンク機構部5が所定の動作を行うことによって利用者の膝部5における関節の動きを補助するようになっている。
制御部15は、主として演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、作業用RAM、及び各種データやプログラムを記憶するROMを備えて構成されている。当該CPUが、例えばROMに記憶された各種プログラムを実行することにより、各部を制御するとともに関節補助装置S全体を統括制御する。具体的には、制御部15は、図1に示すように、例えば、DCモータの回転方向や速度など当該DCモータを駆動制御するための駆動信号Shを給電部20に出力するようになっている。また、制御部15は、給電する電力を制御するための電力制御信号Sbを給電部20に出力するようになっている。
このように構成された関節補助装置Sは、制御部15によって出力される電力制御信号Sbに基づいて電磁誘導作用により非接触で駆動部7に蓄電池の電力が供給されるとともに、駆動信号Shに基づいてDCモータ7aを所定の回転数で駆動させリンク機構部5を動作させて利用者の膝部の動きを補助するようになっている。
よって、本実施形態の関節補助装置Sでは、非接触で電源部9の電力を駆動部7に伝送、及び制御部15から出力される駆動信号Shを駆動部7に伝送し、リンク機構部5を動作させることが可能となっている。
次に、連結部材の製造方法について、図8及び図9を用いて詳述する。図8は給電ハウジングにおける樹脂の注入例を示し、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図、図9は受電ハウジングにおける樹脂の注入例を示し、図9(a)は空間C1に対する樹脂の注入例を示す図、図9(b)は空間C2に対する樹脂の注入例を示す図である。
上述したように、連結部材50は、給電ハウジング51と受電ハウジング56で構成されており、当該給電ハウジング51及び受電ハウジング56は樹脂成形などにより形成される。また、給電ハウジング51及び受電ハウジング56の内部には、給電ヘッド23、受電ヘッド33、通信端子27、37、及び受電回路31aなどの各種部品が収容されている。当該給電ハウジング51及び受電ハウジング56の内部には充填材が注入されて、外部からの空気や水の侵入による侵食から各種部品が保護される。
このような給電ハウジング51及び受電ハウジング56を製造する上で、充填材を注入する場合には、以下に説明する金型を用いて行うことが可能となっている。以下、給電ハウジングの製造方法と受電ハウジングの製造方法とに分けて説明を行なう。まず、給電ハウジングの製造方法について説明する。
図8に示すように、給電ハウジング用の金型90は、上金型91及び下金型92を含んで構成される。下金型92には給電ハウジング51の突出部51aを挿入する空間部92aが形成されており、金型90は、当該突出部51aの開口51cを露出した状態で上下を挟みこむように配置され、固定具93によって上金型91と下金型92とを密着させるようになっている。
給電ハウジング51は、その内部に形成された空間部52に給電ヘッド23及びカバーシート61を装着するとともに、貫通孔54にケーブルW1を挿入し、その先端を給電ヘッド23と接続した上で(図4及び図5参照)、当該空間部52及び貫通孔53を充填材により封止することによって製造される。
図8(b)に示すように、給電ハウジング51内への充填材の充填は、カバーシート61上に、当該カバーシート61の上面を保護するため、裏面に微粘着性を有する保護シート94を配置した上で、突出部51aの上下を上金型91と下金型92とで挟みこみ、固定具93により固定し、その後、側面から露出した突出部51aの開口51cから充填材を注入することで行われる。なお、充填材を注入する際には、突出部51aの開口51cを上側にして行うことが望ましい。このようにして充填材を注入することにより、容易に当該充填材を空間部52に隙間なく行き渡らせることが可能となる。
一方、受電ハウジング用の金型95は、図9に示すように、ケース本体57の空間部56aを塞ぐ補助金型96と、ケース本体57の背面を支持する下金型97と、補助金型96上に配置され、ケース本体57の平面を覆う上金型98と、を含んで構成される。上金型98は、図9(a)、(b)に示すように、空間C1に樹脂を注入する際に用いられる第1の上金型98aと、図9(b)に示すように、空間C2に樹脂を注入する際に用いられる下金型98bと、を備えている。金型95は、補助部材96を開口部56aに挿入した上で、ケース本体57の上下を挟みこむように配置され、固定具99によって上金型97と下金型98とを密着させるようになっている。
受電ハウジング56は、ケース本体57に受電ヘッド33及び受電回路31aが実装された基板31を装着するとともに、貫通孔59にケーブルW2を挿入してその先端を受電回路31aと接続し、更に仕切体58を基板31上に配置するとともに、カバーシート62を配置した上で(図5及び図6参照)、ケース本体57の空間C1、空間C2、及び貫通孔59を樹脂により封止することによって製造される。
受電ハウジング56内への充填材の充填は、まず、空間C1を充填材で充填することで行われる。この充填材の充填は、図9(a)に示すように、カバーシート62上に図示しない裏面に微粘着性を有する保護シートを配置した上で、開口部56aに補助金型96を挿入し、下金型97、及び第1の上金型98aを用いてケース本体57を挟みこみ、固定具99により当該下金型97と第1の上金型98aとを密着させて固定し、その後、仕切体58の貫通孔58bから充填材を注入することで行われる。
次に、空間C2を充填材で充填する。この充填材の充填は、図9(b)に示すように、固定具99を取り外して第1の上金型98aを取り外し、ケース本体57に蓋59を取り付け、下金型97及び第2の上金型98bを用いて受電ハウジング56を挟みこみ、固定具99により当該下金型97と第2の上金型98bとを密着させて固定し、その後、ケース本体57の貫通孔57cから充填材を注入することで行われる。なお、樹脂を注入する際には、仕切体58の貫通孔58b及びケース本体57の貫通孔57cを上側にして行うことが望ましい。このようにして樹脂を注入することにより、容易に樹脂を空間C1及びC2に隙間なく行き渡らせることが可能となる。
特に、受電ハウジングに樹脂を注入する際には、上記に示すように、空間C1に樹脂を注入する工程と、空間C2に樹脂を注入する工程と、に分けて行うことにより、容易に樹脂を受電ハウジング内に行き渡らせることが可能となる。
また、カバーシート61、62は耐熱性を有した材料を用いるため、熱変形を考慮しなくてよく、樹脂の注入工程において処理時間を短縮可能となっている。また、カバーシート55はインキ面が外部に露出しないため、経年劣化などによるインキ面の剥がれなどが防止され、その耐久性にも優れる。
このように構成された関節補助装置Sは、コネクタなど外部に露出した接点を用いる必要性がなくなるとともに、容易に着脱可能であって、防水処理が施されているため、例えば、脚当てをそのまま洗っても、従来のように当該接点に腐食や錆などが発生し、電力の供給が減少、及びリークなどの発生を防止できるので、不具合を生じないようにすることが可能となっている。
なお、本実施形態は一形態であって、この形態に限定されるものではない。例えば、給電ヘッド23と受電ヘッド33が収容される給電及び受電ハウジング51、56の形状は、それぞれ逆の形状をしていても構わない。その場合には、給電ハウジング51に対して受電ハウジング56が抜き差し可能になる。
また、本実施形態の給電ハウジング51には、小型化を図るために、電磁誘導回路を構成するための一部である給電ヘッド23のみが取り付けられるようになっているが、給電ヘッド23に接続される給電回路を含む給電基板を給電ヘッド23と一緒に給電ハウジング51に取り付けるようにしても構わない。
関節補助装置の構成図である。 利用者の膝部に関節補助装置を装着した際の状態図である。 連結部材の外観を示す斜視図である。 給電ハウジングの構成図である。 受電ハウジングの構成図である。 給電ハウジングと受電ハウジングを組み付けた時の断面図である。 給電及び受電ユニットの構成図である。 給電ハウジングにおける樹脂の注入例を示し、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図である。 受電ハウジングにおける樹脂の注入例を示し、図9(a)は空間C1に対する樹脂の注入例を示す図、図9(b)は空間C2に対する樹脂の注入例を示す図である。
符号の説明
C1 第1の空間
C2 第2の空間
W1 ケーブル
23 給電ヘッド
27、37 通信端子
31a 受電回路
33 受電ヘッド
50 連結部材
51 給電ハウジング
56 受電ハウジング
57c、58b 貫通孔
58 仕切体
61、62 カバーシート

Claims (8)

  1. 非接触の電磁誘導作用により給電及び受電する非接触伝送装置であって、
    第1ハウジングと、
    前記第1ハウジング内を第1の空間と第2の空間に仕切る仕切体と、
    前記第1の空間に配置される前記給電又は受電用の第1ユニットと、
    前記第2の空間に配置される前記第1ユニットと電気的に接続される第1回路と、
    前記第1ハウジングに挿抜可能に独立して設けられる第2ハウジングと、
    前記第2ハウジング内に配置される前記給電又は受電のための第2ユニットと、を具備し、
    前記第1ハウジングには、前記第2の空間内に非導電性の充填材を注入するための単一の第2貫通孔が形成され、
    前記第1の空間に接する前記仕切体には、前記第1の空間内に前記充填材を注入するための単一の第1貫通孔が形成され、
    前記第1の空間、前記第2の空間、及び前記第2ハウジング内に前記充填材が充填されていることを特徴とする非接触伝送装置。
  2. 前記第1及び第2貫通孔は、それぞれの軸線が同一方向であることを特徴とする請求項1に記載の非接触伝送装置。
  3. 前記第1の空間及び前記第2ハウジングの内部には、所定の波長により非接触にて通信可能な通信端子と、前記通信端子の周りを取り囲んで配置される筒状のスペーサと、が設けられ、前記充填材は前記スペーサの内部を除く前記第1の空間内に充填されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の非接触伝送装置。
  4. 前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングには、前記第1ハウジングに対して前記第2ハウジングを位置決めし、その移動を規制する係合部が設けられ、
    前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに対して位置決めされた際に、前記第1ユニットと前記第2ユニット、及び前記通信端子同士は同軸上に対向して配置されることを特徴とする請求項3に記載の非接触伝送装置。
  5. 前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに挿入された状態において、前記通信端子間には、可視光を遮断し且つ通信可能な波長のみを透過させるカバーシートが前記第1ハウジング及び第2ハウジングのそれぞれに配置されていることを特徴とする請求項3、又は4に記載の非接触伝送装置。
  6. 前記カバーシートは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに挿入された状態において、前記第1ハウジング及び第2ハウジングの接触面が平滑面となるように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の非接触伝送装置。
  7. 前記第2ハウジングには、前記第2ユニットを配置する第3の空間を有し、複数のリード線が束線状に構成されている多芯ケーブルを外部から前記第3の空間に導くための貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、前記第2ハウジングに形成された単一の孔部と、前記単一の孔部とそれぞれが連絡する複数の孔部と、を有しており、
    前記多芯ケーブルは、前記単一の孔部に挿入されつつ、前記多芯ケーブルの束線状態が解除された複数のリード線が前記複数の孔部に区分けされて挿入されて前記第2ユニットに接続され、
    前記貫通孔には前記充填材が充填されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の非接触伝送装置。
  8. 請求項1に記載の非接触伝送装置の製造方法であって、
    前記第1の空間に第1ユニットを配置するとともに、前記第2の空間に第1回路を配置する第1ユニット及び第1回路配置工程と、
    前記第1貫通孔から前記第1の空間内に前記充填材を注入する第1の充填材注入工程と、
    前記第1の空間内に樹脂を注入した後に、前記第2貫通孔から前記第2の空間内に前記充填材を注入する第2の充填材注入工程と、
    前記第2ハウジング内に第2ユニットを配置する第2ユニット配置工程と、
    前記第2ハウジング内に前記充填材を注入する第3の充填材注入工程と、
    を備えていることを特徴とする非接触伝送装置の製造方法。
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