JP5345508B2 - 半導体メモリテスト装置 - Google Patents

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本発明は、フラッシュメモリ等の半導体メモリの不良セルを自動的に判定する半導体メモリテスト装置に関する。
数百Kビット単位の複数のメモリセルを一括で消去する方式の、所謂フラッシュメモリはセル面積が小さく、大容量化が容易なEEPROM (Electrically Erasable & Programable Read Only Memory)としてよく知られている。
このフラッシュメモリについて、シンプルなメモリセル構造と大規模の複数セルを一括で同時に消去することにより、消去時にばらつきが生じて、1〜数ビットの不良セルが発生するチップが存在する。この不良セルが存在すると後々消去不良となるので、テスト工程で不良と判定する必要がある。
図5は、フラッシュメモリの書き込みセルと消去セルとの閾値分布を示す説明図である。
書き込み時は、ホットエレクトロン注入により閾値が高くなり、設定された書き込み判定レベル(例えば6V)を超えると、内部の自動判定回路により書き込み完了と判定される。
また、消去時には数百Kビット単位で一括消去され、ファウラーノルトハイムのトンネル電流によって閾値が下がり、設定された消去判定レベル(例えば3.75V)より閾値が下がれば自動判定回路により消去終了と判定される。
例えば、128Mbitのフラッシュメモリの場合には、書き込みセルも消去セルも1億2千8百万セル分の分布となり、書き込みを行ったセルも消去を行ったセルも理論的には正規分布を示す。
しかしながら、特に消去に関して不良ビットがあると消去が遅くなり、正規分布を外れて図6に示すような離れビットになる。離れビットが存在すると消去時の閾値分布が見かけ上広がるので、最も消去が早いセルは過消去状態となり不良となってしまう。したがって、テスト時にこの離れビットの存在を検知して不良と判断する必要が有る。
従来技術では、図7に示すように、通常は内部回路により設定される消去判定レベルである3.75Vを外部からテスターで入力した後、消去判定レベルから例えば0.05Vステップで判定電圧レベル(この場合はメモリセルのゲート電圧)を順次入力し、閾値分布における離れビットを1ビット毎にチェックし判定していた。
特開2003−223800号公報
しかしながら、従来技術にかかる判定方法では、テスト時間が長くなることから、高価なテスターを長時間使用し、テストコストが大幅に高くなるという問題があった。
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、高価なテスターを長時間使用することなく離れビット判定を行うことが可能な半導体メモリテスト装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、半導体メモリのメモリセルについて離れビットを有する不良セルであるか否かを、所定のビット単位で判定する第1の判定部であって、前記ビット単位内の不良ビットの数が1ビット又は2ビットであるか否かを判定し、当該判定結果を示す第1の判定信号を出力する第1判定回路と、前記ビット単位内の不良ビットの数が0ビットであるか否かを判定し、当該判定結果を示す第2の判定信号を出力する第2判定回路とを有する第1の判定部と、前記第1の判定部で不良セルと判定されたメモリセルに関する情報が記憶される記憶部と、前記メモリセルを所定のビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号に基づいて、前記ビット単位内での離れビットの数を前記記憶部に記憶させて計数する計数部と、前記計数部により計数された前記離れビットの数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルが不良セルであるか否かを判定する第2の判定部と、を前記半導体メモリを有する半導体チップ内に備えることを特徴とする半導体メモリテスト装置である。
また、請求項2に記載の発明は、前記半導体メモリのテストを制御するプログラムを記憶する不揮発性記憶部を前記半導体チップ内に備えずに構成され、前記計数部は、前記メモリセルを前記ビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号に基づいて、当該ビット単位内に1又は2ビットの離れビットが生じている個数を計数し、前記第2の判定部は、前記計数部で計数された前記1又は2ビットの離れビットが生じている個数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルを不良セルと判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリテスト装置である。
また、請求項3に記載の発明は、前記半導体メモリのテストを制御するプログラムを記憶する不揮発性記憶部を前記半導体チップ内に備えずに構成され、前記第1判定回路は、前記ビット単位内の不良ビットの数が1ビット又は2ビットである場合に、当該不良ビットの数が2ビットであるか否かを示す第3の判定信号を出力し、前記計数部は、前記メモリセルを前記ビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号及び前記第3の判定信号に基づいて、当該ビット単位内に1ビットの離れビットが生じている個数を計数するとともに、当該ビット単位内に2ビットの離れビットが生じている個数を計数し、前記第2の判定部は、前記計数部で計数された前記1ビットの離れビットが生じている個数と前記2ビットの離れビットが生じている個数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルを不良セルと判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリテスト装置である。
本発明によれば、チップ内部に離れビットを自動的に判定する機能ブロックを組み込むことにより、高価なテスターを長時間使用することなく離れビット判定を行うことが可能な半導体メモリテスト装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリテスト装置の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリテスト装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体メモリテスト装置の構成を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体メモリテスト装置の動作を示すフローチャートである。 フラッシュメモリの書き込みセルと消去セルとの閾値分布を示す説明図である。 フラッシュメモリの消去セルの閾値分布における離れビットについて示す説明図である。 従来技術でのフラッシュメモリ消去セルの閾値分布における離れビット判定方法を示す説明図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態における半導体メモリテスト装置の構成を示すブロック図である。図1の半導体メモリテスト装置は、判定回路部(第1の判定部、第2の判定部、計数部)100と、カウンタ回路部(記憶部)200とを有し、判定回路部100は、離れBit用Verify回路101と、Verify回路102と、ラッチ素子103、104と、SRフリップフロップ素子105と、NOR素子R1、R2と、NOT素子N1〜N3と、NAND素子A1〜A4と、EXNOR素子E1とを具備している。
カウンタ回路部200は、カウンタ素子201、202と、NOR素子R3と、NOT素子N4とを具備している。また、半導体メモリテスト装置内には、離れビット判定時の不良セルのアドレス等の情報を記憶するためのレジスタを有するものとする。
信号A_BLKADは、ブロックアドレスを進める際に「H」にされる。信号CMPSETは、判定電圧との比較結果の取り込み信号である。信号CMPRSTは、比較結果の初期化のための信号である。信号INHMDは、ブロックアドレスのインクリメント時に遷移する準備ステートに対応する信号である。信号PONRSTはPower On時のリセット信号である。信号FAILSETは、レジスタに不良セルに関する情報を記憶するときに出力される信号である。
この信号A_BLKAD、信号CMPSET、信号CMPRST、信号INHMD、および、信号PONRSTは、それぞれ、当該半導体メモリテスト装置を制御する上位制御装置から、当該半導体メモリテスト装置に入力される信号である。そして、当該半導体メモリテスト装置からは、信号FAILSETが、出力される。
離れBit用Verify回路101は、離れビット判定を16ビット単位で行った場合に、NGビットが0又は3ビット以上のときに「H(ハイ)」を出力する。またVerify回路102は、NGビットが0ビットのときに「H」を出力する。
判定回路部100では、判定結果Compare[15:0]が離れBit用Verify回路101、Verify回路102にそれぞれ入力され、信号VFYOK、ITVOKがそれぞれ出力されている。信号VFYOKはNOT素子N2を介しラッチ素子103に入力され、信号ITVOKはラッチ素子104に入力される。信号CMPSETがラッチ素子103、104のそれぞれのクロック端子に接続される。また信号ITVRSTがラッチ素子103、104のそれぞれのリセット端子に接続されている。
ラッチ素子103の出力はNAND素子A1に入力され、ラッチ素子104の出力はNAND素子A1とNOR素子R1に入力される。また信号CMPRST、FULLNGがNOR素子R1に入力され、NOR素子R1からは信号NGCOUNTUPが出力されている。
また、信号NGCOUNTUPはNOT素子N1の入力端子に入力され、このNOT素子N1の出力端子からは信号NGCOUNTUPBが出力される。
NAND素子A2はSRフリップフロップ素子105のSET端子に接続され、SRフリップフロップ素子105からは信号OKFIXが出力される。また信号ITVRSTはSRフリップフロップ素子105のRESET端子に接続されている。
信号NGCOUNT0、NGCOUNT1はNAND素子A3及びEXNOR素子E1に入力され、NAND素子A3の出力はNAND素子A2とNOT素子N3に入力されている。
NOT素子N3からは信号FULLNGが出力される。EXNOR素子E1の出力は、信号OKFIXと共にNOR素子R2に入力され、NOR素子R2の出力と信号INHMDとがNAND素子A4に入力され、NAND素子A4からは信号FAILSETが出力されている。
カウンタ回路部200では、信号A_BLKAD、PONRSTがNOR素子R3に入力され、NOR素子R3の出力がNOT素子N4を介しカウンタ素子201、202のRESET端子にそれぞれ入力される。信号NGCOUNTUP、NGCOUNTUPBがカウンタ素子201に入力され、カウンタ素子201、202が接続されている。カウンタ素子201、202からはそれぞれ信号NGCOUNT0、NGCOUNT1が出力されている。
次に、図1を用いて説明した本発明の第1の実施形態による半導体メモリテスト装置の動作について説明する。図2は本発明の実施形態の半導体メモリテスト装置の動作内容を示すフローチャートである。
ステップS0では、離れビット測定のためのテスト条件の設定が行われる。即ち、全メモリセルを消去状態にしてテストモードに入り、判定開始電圧レベル、判定終了電圧レベル、判定電圧ステップ等が設定される。このときの消去判定レベルは例えば3.75Vとしている。また、たとえば、判定開始電圧レベル(判定電圧レベルの初期値)を、3.5Vに設定し、判定終了電圧レベルを3.75Vに設定し、判定電圧ステップを0.05Vに設定する。
ステップS1では、チップイレースコマンドを出力し、テスト対象となる全メモリセルを消去状態にする。
ステップS2では、判定電圧レベルでの離れビット判定を行う。なお、最初にこのステップS2が実行される場合、判定電圧レベルは、判定開始電圧レベルである3.5V。この時の判定は1ワード(16ビット)単位で行う。
具体的には、信号CMPSETが入力されたことに応じて、ラッチ素子103、104は、離れBit用Verify回路101とVerify回路102とから出力される信号VFYOK及び信号ITVOKを取り込む。尚、信号CMPSET=Hとなるまでに、Compareの結果によって生成されるVFYOK、および、ITVOKは確定している。ここでは、本実施形態では離れビット判定を16ビット単位で行う場合について記載するが、このビット単位数に限るものではない。
このステップS2で判定した結果、離れビットがある場合には、ステップS3に進み、離れビットがない場合には、後述するステップS7に進む。
ステップS3では、ステップS2の判定した結果、離れビットが有る場合であって、判定結果Compare[15:0]が入力された後の離れBit用Verify回路101の出力ITVOKが、「H」の場合はステップS6へ進み、「L(ロー)」の場合はステップS4へ進む。
ステップS4では、信号NGCOUNTUPが「H」、信号NGCOUNTUPBが「L」で、カウンタ素子201、202でのカウントが加算されることにより、16ビット内にNGビットがあるのでNGカウントを“1”加算する。
ステップS5は、信号OKFIXの状態により、NGカウントが2以内であるかを判定する。信号OKFIXが「L」であり、即ちNGカウントが2以内である場合はステップS7へと進み、信号OKFIXが「H」であり、即ちNGカウントが3以上である場合はステップS6へと進む。なお、このステップS5において、NGカウントが2以内であるかを判定は、信号NGCOUNT0〜1の結果に基づいて判定する。
ステップS6は、不良ビットが0もしくは3以上の場合の処理に相当し、このステップS6では、離れビットが無い状態と判定し、Verify回路102の出力を「H」にする。ここで、不良ビットが3以上の場合については、そのときの判定電圧が閾値分布の勾配部分にあるものとみなし、離れビットで無いと判定している。
次に、ステップS7では、メモリアドレスがブロック内の最終アドレスであるかどうかを判定する。最終アドレスである場合はステップS9へと進み、最終アドレスでない場合はステップS8へと進む。
ステップS8では、メモリアドレスをインクリメントして、次の1ワード分にあたるアドレスのメモリセルへと進み、ステップS2に戻って、当該メモリセルについて同様の測定を行う。
ステップS9では、NGカウントが1又は2のメモリセルがあるかどうかを判定する。この判定は、具体的には、信号NGCOUNT0と信号NGCOUNT1とのうち、いずれか一方がHighであるか否かを判定することにより、判定する。このステップS9で判定した結果、NGカウントが1又は2のメモリセルがある場合はステップS10へと進み、ない場合はステップS11へと進む。
ステップS10では、離れビットありで不良セルであると判定する。この時、信号FAILSETが「H」になることにより判定し、不良セルのアドレス等の情報を内部のレジスタに記憶する。ステップS11では、最終ブロックまで全セルをチェックしたかどうかを判定する。チェックした場合はステップS14に進み、チェックしていない場合はステップS12へと進む。
ステップS12では、ブロックアドレスをインクリメントして、信号A_BLKADを「H」とすると共に、次のブロックに移り、ステップS13へ処理を進める。ステップS13では、Verify結果をリセットする。このVerify結果のリセットは、ITVRST信号を「H」とすることにより、実行する。このステップS13に続いて、上述したステップS2からの処理が繰り返される。
ステップS14では、判定電圧レベル(Verify電圧)の電圧値が、判定終了電圧レベルである3.75Vであるか否かを判定する。この判定した結果が、判定電圧レベルの電圧値が3.75Vである場合には、処理を終了する。一方、この判定した結果が、判定電圧レベルの電圧値が3.75Vでない場合には、処理をステップS15に進める。
ステップS15では、判定電圧レベルの電圧値をインクリメントするとともに、アドレスをリセットし、処理をステップS16に進める。このステップS15において、具体的には、判定電圧レベルの電圧値を、0.05V上げる。この0.05Vとは、上述したステップS0で設定された判定電圧ステップ単位に相当する。また、信号A_BLKADを「H」とすることにより、アドレスをリセットする。
ステップS16では、ステップS13の場合と同様に、Verify結果をリセットする。このVerify結果のリセットは、ITVRST信号を「H」とすることにより、実行する。このステップS16に続いて、上述したステップS1からの処理が繰り返される。
このようにして、ステップS0で設定された判定電圧ステップ単位で判定電圧レベルを順次変更していき、上記と同様の判定を各判定電圧レベルについて行う。
図1および図2を用いて説明したように、判定回路部100では、離れビット測定のためのテスト条件設定を行い、判定開始電圧レベル、判定終了電圧レベル、判定電圧ステップ等の設定が行われる。判定電圧レベルを判定開始電圧レベルである3.5Vに設定して離れビット判定を行う。判定単位の16ビット内にNGビットがあればNGカウントを順次加算していく。ここで、16ビット内でNGビットが1又は2ビットの場合は離れビットありと判定し、不良セルと判定する。NGビットが0又は3ビット以上の場合については離れビットで無いと判定する。
これにより、高価なテスターを長時間占有せずに、離れビットの有無を判定できる半導体メモリテスト装置が提供できる。
<第2の実施形態>
次に、図3のブロック図を用いて、第2の実施形態における半導体メモリテスト装置の構成について説明する。この第2の実施形態における半導体メモリテスト装置は、図1を用いて説明した第1の実施形態における半導体メモリテスト装置と同様の構成を備えている。そのため、ここでは、第2の実施形態における半導体メモリテスト装置と、第1の実施形態における半導体メモリテスト装置との、相違点のみについて説明する。
この第2の実施形態における半導体メモリテスト装置は、第1の実施形態における半導体メモリテスト装置の判定回路部100と、カウンタ回路部200とに対応して、判定回路部110と、カウンタ回路部210とを備えている。
まず、判定回路部110の構成について説明する。この判定回路部110は、判定回路部100に対比して、判定回路部100の離れBit用Verify回路101とNAND素子A3とに対応する、離れBit用Verify回路101BとNAND素子A3Bとを備えている。
また、判定回路部110は、判定回路部100に対比して、NOT素子N11と、NOT素子N12と、NOT素子N13と、NAND素子A11と、NAND素子A12とを、NOT素子N1に代えて、備えている。また、判定回路部110は、判定回路部100に対比して、NOT素子N10を、更に備えている。
離れBit用Verify回路101Bは、離れBit用Verify回路101と同様に、離れビット判定を16ビット単位で行った場合に、NGビットが0又は3ビット以上のときに「H」となる信号ITVOKを出力するとともに、NGビットが2ビットの場合にだけ「H」となる信号NGBIT2を出力する。
NAND素子A3Bは、NAND素子A3が2入力のNAND素子なのに対して、3入力のNAND素子である。このNAND素子A3Bには、信号NGCOUNT0とNGCOUNT1とに加えて、更に、信号NGCOUNTがNOT素子N10を介して入力される。
離れBit用Verify回路101Bから出力される信号NGBIT2は、NAND素子A12に入力されるとともに、NOT素子N11を介してNAND素子A11に入力される。また、NOR素子R1から出力される信号NGCOUNTUPは、NAND素子A11とA12とに入力される。
NAND素子A11からは、信号NG1COUNTUPBが出力される。この信号NG1COUNTUPは、NOT素子N12に入力され、NOT素子N12から信号NG1COUNTUPが出力される。
NAND素子A12からは、信号NG2COUNTUPBが出力される。この信号NG2COUNTUPは、NOT素子N13に入力され、NOT素子N13から信号NG2COUNTUPが出力される。
次に、カウンタ回路部210の構成について説明する。カウンタ回路部210は、カウンタ回路部200に対比して、カウンタ素子201B、202B、203Bを、カウンタ素子201、202に代えて備えている。また、カウンタ回路部210は、カウンタ回路部200に対比して、OR素子R11と、NAND素子A13と、NOT素子N14、NOT素子N15とを、更に備えている。
このカウンタ回路部210において、カウンタ回路部200の場合と同様に、NOR素子R3の出力がNOT素子N4を介しカウンタ素子201B、202Bおよび203BのRESET端子にそれぞれ入力される。
信号NG1COUNTUP、NG1COUNTUPBがカウンタ素子203Bに入力され、カウンタ素子203Bの出力は、OR素子R11とNOT素子N14とを介して、および、NAND素子A13とNOT素子N15とを介して、カウンタ素子201Bに入力される。そして、カウンタ素子201Bとカウンタ素子202Bとが接続されている。なお、OR素子R11には信号NG2COUNTUPが入力され、NAND素子A13には信号NG2COUNTUPBが入力されている。
そして、カウンタ素子201B、202B、203Bからは、それぞれ信号NGCOUNT0、NGCOUNT1、NGCOUNT2が出力されている。
次に、図4のフローチャートを用いて、図3を用いて説明した本発明の第2の実施形態による半導体メモリテスト装置の動作について説明する。ここでは、図4のフローチャートによる第2の実施形態による半導体メモリテスト装置の動作について、上記に図2のフローチャートを用いて説明した第1の実施形態による半導体メモリテスト装置の動作との相違点のみについて説明する。
図4のフローチャートにおいては、図2のフローチャートにおけるステップS4に代わって、次に説明するステップS41、S42、S43とが実行される。
上述したステップS3で、判定結果Compare[15:0]が入力された後の離れBit用Verify回路101の出力ITVOKが、「L(ロー)」の場合、ステップS41で、NGBitの個数が1個であるか否かを判定する。このステップS41で判定した結果が、NGBitの個数が1個である場合には、16ビット内に1つのNGビットがあるので、ステップS42で、NGカウントを“1”加算する。
一方、ステップS41で判定した結果が、NGBitの個数が1個でない場合には、16ビット内に2つのNGビットがあるので、ステップS43で、NGカウントを“2”加算する。そして、ステップS42またはステップS42に続いて、上述したステップS5が実行される。
上述した第1の実施形態における半導体メモリテスト装置では、離れBit用Verify回路でNGBit数が1or2でITVOK=Lとし、カウントアップしていた。すなわち、NGBit数が1でも2でもカウンターは+1されるので、Block当たりで1〜4のNGBitがあると不良Blockとしていた。
これに対して、第2の実施形態における半導体メモリテスト装置では、離れBit用Verify回路から2BitNGの時に「H」となるNGBIT2の信号が追加されている。そして、上記構成により、2BitNGの時は、カウンターに+2、1BitNGの時は+1するようにされている。
そのため、第2の実施形態における半導体メモリテスト装置は、第1の実施形態における半導体メモリテスト装置に対比して、より詳細にNGビットを計数することができるため、より詳細に、離れビットの有無を判定できる半導体メモリテスト装置が提供できる。
なお、従来、テスターにて離れBitを判定している場合、Block当たりで1〜2個のNGBit数がある場合、不良であると判定されている。第2の実施形態における半導体メモリテスト装置では、上記のように構成されていることにより、従来のテスターでのテストと同じ基準で結果判定ができる。
尚、本発明の実施形態の各構成は各種の変形、変更が可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲について、本実施形態の記述に限定されるものではない。
100,110…判定回路部、200,210・‥カウンタ回路部、101・‥離れBit用Verify回路、102…Verify回路

Claims (3)

  1. 半導体メモリのメモリセルについて離れビットを有する不良セルであるか否かを、所定のビット単位で判定する第1の判定部であって、前記ビット単位内の不良ビットの数が1ビット又は2ビットであるか否かを判定し、当該判定結果を示す第1の判定信号を出力する第1判定回路と、前記ビット単位内の不良ビットの数が0ビットであるか否かを判定し、当該判定結果を示す第2の判定信号を出力する第2判定回路とを有する第1の判定部と、
    前記第1の判定部で不良セルと判定されたメモリセルに関する情報が記憶される記憶部と、
    前記メモリセルを所定のビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号に基づいて、前記ビット単位内での離れビットの数を前記記憶部に記憶させて計数する計数部と、
    前記計数部により計数された前記離れビットの数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルが不良セルであるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記半導体メモリを有する半導体チップ内に備えることを特徴とする半導体メモリテスト装置。
  2. 前記半導体メモリのテストを制御するプログラムを記憶する不揮発性記憶部を前記半導体チップ内に備えずに構成され、
    前記計数部は、
    前記メモリセルを前記ビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号に基づいて、当該ビット単位内に1又は2ビットの離れビットが生じている個数を計数し、
    前記第2の判定部は、
    前記計数部で計数された前記1又は2ビットの離れビットが生じている個数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルを不良セルと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリテスト装置。
  3. 前記半導体メモリのテストを制御するプログラムを記憶する不揮発性記憶部を前記半導体チップ内に備えずに構成され、
    前記第1判定回路は、
    前記ビット単位内の不良ビットの数が1ビット又は2ビットである場合に、当該不良ビットの数が2ビットであるか否かを示す第3の判定信号を出力し、
    前記計数部は、
    前記メモリセルを前記ビット単位で判定するときに、前記第1判定回路が出力する前記第1の判定信号及び前記第3の判定信号に基づいて、当該ビット単位内に1ビットの離れビットが生じている個数を計数するとともに、当該ビット単位内に2ビットの離れビットが生じている個数を計数し、
    前記第2の判定部は、
    前記計数部で計数された前記1ビットの離れビットが生じている個数と前記2ビットの離れビットが生じている個数と、前記第2判定回路が出力する前記第2の判定信号とに基づいて、前記メモリセルを不良セルと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリテスト装置。
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JP4921953B2 (ja) * 2006-12-25 2012-04-25 株式会社東芝 半導体集積回路装置及び半導体記憶装置のテスト方法

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