JPH02148500A - Icカードにおけるデータ書き換え能力診断方式 - Google Patents

Icカードにおけるデータ書き換え能力診断方式

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JPH02148500A
JPH02148500A JP63302852A JP30285288A JPH02148500A JP H02148500 A JPH02148500 A JP H02148500A JP 63302852 A JP63302852 A JP 63302852A JP 30285288 A JP30285288 A JP 30285288A JP H02148500 A JPH02148500 A JP H02148500A
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JP
Japan
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writing
data
erasing
voltage
threshold voltage
Prior art date
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JP63302852A
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English (en)
Inventor
Shigeru Furuta
茂 古田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は情報を記憶するICカードに関し、特に内蔵
されたプログラム可能な不揮発性メモリの消去時および
書き込み時におけるデータを保障できるICカードにお
けるデータ書き換え能力診断方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のICカードではプログラム可能な不揮発性メモリ
内のデータの保持、データ書き込みを保障するためにデ
ータの1バイト毎にError checking  
and correcting  code (ECC
コード)を付加する方式が知られている。
第6図は従来(あるいは後記実施例)のICカードの全
体的な要部構成を示すブロック図である。
図において、1はシステムバス、60はデータ処理に必
要な演算・制御を行うCPU (中央処理装置)、61
はCPU60の動作に必要なデータを格納したROM、
62はCPU60の動作に必要なデータを一時的に格納
するRAM、63はプログラム可能な不揮発性メモリで
あるEEPROM、64はEEPROM63に対してデ
ータの消去、書き込みおよび読み出しを行うための情報
などのTはリセット端子、CLKはクロック端子、■D
カは電源端子、GNDはグランド端子である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような構成を有する従来のICカードにおいて、E
CCコードを用いてデータの誤り検出訂正を行い救済で
きる誤りは多くてもたかだか数ビットであり、通常1ビ
ツト不良モードの保障しかできず、更にECCコードを
付加すると、例えばデータが8ビツトの場合では1ビツ
トの誤りを訂正するためにECCコードが4ビツト必要
であり、実際のメモリセルの数としてはデータメモリ容
量の1.5倍となってチップ面積や経済性の上で非常に
不利である。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、メモリセルのデータ書き換え能力を自己診断
できるようにし、ECCコードを付加する必要がなく、
根本的なメモリセルの不良を検出し、記憶データの信顛
性を図れるICカードにおけるデータ書き換え能力診断
方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るデータ書き換え能力診断方式において、
プログラム可能な不揮発性メモリ (EEFROM63
)の消去時および書き込み時のしきい値電圧を規格値と
比較し、あるいは消去時および書き込み時のしきい値電
圧を測定し、その比較結果あるいは測定結果により上記
不揮発性メモリのデータ書き換え能力を診断することを
特徴とするものである。
〔作用〕
不揮発性メモリ (EEFROM63)の消去時および
書き込み時のしきい値電圧を規格値と比較し、この比較
結果により不揮発性メモリのデータ書き換え能力を診断
する。または不揮発性メモリの消去時および書き込み時
のしきい値電圧を測定し、この測定結果により不揮発性
メモリのデータ書き換え能力を診断する。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例に係るICカードに含まれ
るEEFROMの構成を示すブロック図である。図にお
いて、工はシステムバス、2はセンスアンプ、3は基準
電圧発生回路、4はYゲート、5はメモリセルアレイ、
6はコラムラッチ回路、7はアドレスレジスタデコーダ
、8は制御回路、9は消去・書き込み電圧発生回路であ
る。このEEPROMの構成で特徴となる基準電圧発生
回路3は、数種の基準電圧を同時に発生し、センスアン
プ2の基準電圧印加端子(第2図(d)の26)および
Yゲート4を介してメモリセルアレイ5のコントロール
ゲート(第2図(a)、 (b)の19)にそれぞれ与
えられる。他の部分は通常のFROMと同様である。
次にメモリセルの書き込み時、消去時のしきい値電圧レ
ベルの検出方法の原理について第2図を用いて説明する
。ただし、この実施例の場合、以下FROMとしては電
気的に消去、書き込み可能なEEFROMを用いるもの
とする。メモリセル構造としてはダブルポリシリコント
ンネル酸化膜構造を想定した。
第2図(a)はメモリセルの回路図であり、1ビツトの
メモリセルは選択トランジスタ23とメモリトランジス
タ22の2トランジスタ構成である。
また、第2図(blはメモリトランジスタ22の断面図
である。第2図(a)、 (b)において、データ消去
時には、ビット線17よりワード線18によって選択さ
れたトランジスタ23を介してメモリトランジスタ22
のドレイン31に高電圧が印加され、コントロールゲー
ト19およびソ・−ス32は接地される。このとき発生
する高電界によって非常に薄い(〜100人程度ストン
ネル酸化膜21を通してドレイン31およびドレイン近
傍からフローティングゲート20に電子が注入され、フ
ローティングゲート20には電子が蓄積し、結果として
メモリトランジスタ22のしきい値電圧を高くする(第
2図(C)の24参照)。
書き込み時にはソース32はフローティングとしてコン
トロールゲート19を高電圧に、ドレイン31をグラン
ド電位にバイアスすると、フローティングゲート20に
蓄積された電子がトンネル酸化膜21を通じてドレイン
側に移動しフローティングゲート20には正札が蓄積さ
れて、メモリトランジスタ22のしきい値電圧をひき下
げる(第2図[01の25参照)。
第2図(C)は消去時および書き込み時(“00゜書き
込み)のメモリトランジスタ22の電気的特したときに
流れる電流で、V(6はコントロールゲート10への印
加電圧である。24が消去時(“FF、 ”が書かれて
いる)の特性でエンハンスメントとなっており、’25
が0o)I ”書き込み時の特性でデプレッションにな
っている。
第2図(dlはデータ読み出し時の等価的な回路である
。センスアンプは差動増幅器で端子26に与えられる基
準電圧より高い電圧が入力端子30に加えられると出力
端子27より“H”が出力され、入力端子30に基準電
圧より低い電圧が印加されると出力27より“L”が出
力される。なお、読み出し時にはコントロールゲート1
9の電圧VC(+は適当にバイアスすればよいが、この
例では電圧V ca =O(v)で読み出しを行うこと
にする。また、読み出し時に基準電圧印加端子26に与
える電圧をVll*f とすると出力27の反転する時
にメモリセル29に流れる電流は負荷抵抗33より計算
できる。この電流値を反転しきい値電流1thとする。
(簡単のために過渡状態は無視する。)以下書き込み時
(“00.I”書き込み)、消去時(“FFH”書き込
み)のメモリトランジスタ22のしきい値電圧の測定方
法について述べる。
(1)、消去時(“FFH”書き込み)のしきい値電圧
V cc (erase)の測定は端子26に通常の読
出し動作の時に印加するのと同じ値の基準電圧を与え、
コントロールゲート19に正の電圧を印加してゆくとあ
る電圧で出力27が“H”−“L”に反転する。この電
圧が消去時のしきい値電圧VCa(erase)である
。第2図(C1にこの関係を示す。通常の読み出し時に
端子26に印加される基準電圧に対する反転しきい値電
流がIthlであり、コントローゲート電圧■、Gを増
加してゆくと、上記消去時のしきい値電圧で■。6 (
erase)でメモリトランジスタ22に流れる電流が
上記反転しきい値電流r th 1を越えるようになり
出力27が反転する。
この電圧V ca (erase)の値が十分大きくな
いとブタ化けを起こす。
(2)、書き込み時(“oo、”書き込み)のしきい値
電圧は、消去時のしきい値電圧の測定と同様にコントロ
ールゲートに電圧を印加して出力27が反転する電圧を
測定すればよいが、この場合、しきり値電圧が負であり
(第2図(C)の25)5V単一電流のICでは負の電
圧を内部発生することが難しいので第2図(C1の電流
1oの大きさで書き込み時のしきい値電圧マージンを検
出することにする。ここで電流I0は電圧■、。= O
(v)のときにメモリトランジスタ22に流れる電流で
あり、■い=T、となる時に端子26に印加すべき電圧
V罠。fをv貢。t(賀rite)とすると・電圧Vl
af(write)を測定すれば、しきい値電圧マージ
ン(oo、”書き込み深さ)の大きさを間接的に定量化
できることになる。電圧VR*f (write)の測
定では■。=0(ν)として端子26に印加する基準電
圧Vl*fをだんだん低くしてゆ(。すると出力27が
“L”−“H″′に反転する電圧があり、これが書き込
み時のしきい値電圧VRef (write)である。
第2図(C)について説明すると電圧Vllafが高い
時はIthくlOとなり入力30に印加される電圧は電
圧■。、より低く、出力27には“L”が出力されてい
るが、電圧VRafを下げてゆくと電流■いの大きさが
矢印のように大きくなってゆき電流I0を越える。この
時、入力30に印加されている電圧より電圧VRefが
低くなり、出力27は反転して“H”となる。
以上のように消去時(“FFo ”書き込み時)のしき
い値電圧■。、 (erase)は、直接その値が測定
でき、書き込み時(“008”書き込み時)のしきい値
電圧は電圧VRafによって間接的に定量化できる。
第3図はこの実施例によるデータ書き込みシケンスを表
すフローチャートである。以下、この実施例によるデー
タ書き込みを第3図を第1図と関連づけて説明する。
第3図のステップ40で外部装置からICカードに対し
てデータ書き込み命令が入力されると、CPU (第6
図の60)はデータが書き込まれるべきアドレスを第1
図のアドレスバス10を介してアドレスレジスタデコー
ダ7に与える。アドレスレジスタデコーダ7は与えられ
たアドレスをデコードしてワード線16によってページ
を選択し、信号線15によってYゲート4を開いてバイ
トを選択する。さらにCPU60はデータバス11を介
してYゲート4で選択したバイトにデータ“FF、”を
入力し、コラムラッチ6がこれを保持する。この後CP
U60は制御回路8を動作させて、制御回路8は消去・
書き込み電圧発生回路9で発生した高電圧を適所に印加
するとともに、消去、書き込み時間の管理等を行い選択
された番地に“FF”を書き込む(第3図のステップ4
1の“FF、l′書き込み)。
次にCPU60は書かれたデータを読みに行くのである
が、この時第1図のアドレスデータバス3aを介して基
準電圧発生回路3に適切な電圧を発生させ、信号線13
を介してセンスアンプ2の基準電圧印加端子(第2図(
d)の26)に通常の読み出し時に与えられる電圧を印
加し、さらに信号線14およびYゲート4を介してメモ
リトランジスタ(第2図(alの22)のコントロール
ゲート(第2図(a)の19)に電圧V ca(Rat
ing)を与える。
第3図のステップ42の基準電圧印加(1)VCG(R
ating)は“FFH”書き込み時(消去時)のしき
い値電圧の規格値であり、あらかじめ設計者が設定する
ものである。
次にこの状態で読み出しを行う (第3図のステップ4
3)。読み出されたデータはデータバス12を介してC
PU60に読まれ、書き込みデータである“FF、”と
照合される(第3図のステップ44)、この結果、一致
すれば当該メモリセルがしきい値電圧の規格を満足して
いることになり、不一致の場合は不良と判定され第3図
のステップ50に進む。“FF、”ベリフアイがOKな
らば次は“00.  ”書き込み時のしきい値電圧の判
定に移り、第3図のステップ45に進み、CPU60に
よって“FF、”書き込みと同様に当該番地に“00H
”が書き込まれる。この後、ステップ46で基準電圧を
印加する。この時は第1図の基準電圧発生回路3より信
号線14およびYゲート4を介してメモリトランジスタ
のコントロールゲート(第2図(a)の19)にO(ν
)が印加され、また、信号線13を介してセンスアンプ
2の基準電圧印加端子(第2図(d)の26)にo08
”書き込み時のしきい値電圧に対応した規格電圧値V、
1.. (Rating)が印加される。この状態でス
テップ43の読み出しが行われ、CPU60はステップ
48でこのデータを“00.”と照合して合否を判定す
る。この結果OKならば当該セルは良好と判定され、実
際のデータ書き込み(ステップ49)が前述“FF)I
  、”00.”書き込みと同様なシーケンスで実行さ
れてデータ書き込みが終了する。また、ステップ48の
”oo、”  ベリファイでNGならばステップ44の
FF。
ベリファイと同様にステップ50の処理に進む。
ここでステップ50の内容としては以下のものが考えら
れる。
■EEFROMに不良番地のアドレスを記憶する領域を
設けて不良番地のアドレスを書き込で終了する。
■メモリセルの不良を表示するレジスタを設けてエラー
フラグを立てて終了する。
■外部装置に不良の発生を示すコードを出力して終了す
る。
■EEFROMに不良の発生を記録する領域を設けて、
この領域に1ビット書き込んで終了する。
■データ記憶領域の空き領域にアドレスをシフトして再
度線路13を通ってメモリセルの判定を行い、データを
書き込んで終了する。
また、これらの項目を適当に組合わせることも可能であ
る。以上のデータ書き込みシーケンスにより不良セルを
含む番地にデータを書き込むことがなくなり記憶データ
の高倍転性が達成できる。
また、この機能をEEPROMの検査に用いることも可
能であり、外部装置より逐次コマンド入力する必要なく
、自動的に自己検査が行える。
以上の例ではVca(Rating)、VRst (R
ating)を固定して(あらかじめ一定値に設定して
)メモリセルの不良判定を行ったが、このVcc(Ra
ting)。
■8゜、 (Rating)の値を複数個用意して切換
えを行うこと、またはこの値をプログラム可能とするこ
ともできる。プログラム可能とするためには、例えば第
1図の基準電圧発生回路3にD−Aコンバータを内蔵す
ればよい。
以下D−Aコンバークを内蔵させたものについて述べる
。D−Aコンバークを内蔵させることで生じる一番のメ
リットはV CG (erase) r  V II@
 t (inr i te)の値を測定できることであ
る。この測定シーケンスについて第4図のフローチャー
トを用いて説明する。
まず、第4図のステップ41で前述と同様のシーケンス
により当該番地にFFII ”を書き込む。
次にステップ52で第3図のステップ42と同様に基準
電圧を印加する。このときCPU60は第1図のアドレ
スデータバス3aを介して基準電圧発生回路3(第1図
)に基準電圧(コントロールゲートに印加する電圧VC
G)を設定するデータを書き込む。基準電圧発生回路3
には基準電圧値設定のためのレジスタが含まれており、
また、このレジスタはCPU60によってデータ書き込
みおよびデータ読み出しが可能である。この場合、電圧
VC6の初期設定は十分低い値に設定することが必要で
あり、例えば0(ν)に設定する。
次にステップ43でこれら基準電圧を印加した状態で第
3図のステップ43と同様に読み出しを行い、ステップ
44で第3図のステップ44のように@ F F、 I
Iベリファイを行いOKならばステップ54に移行して
、CPU60は基準電圧発生回路3内のレジスタの設定
値を書き換えて電圧VCGを増加させ再度ステップ43
の読み出し、ステップ44の“FF、  ”ベリファイ
を行い、ベリファイがNGとなるまでこのループをくり
返す。
ステップ44のへリファイでNGになると、この時のV
eGへの印加電圧が■。(、(erase)であり、ス
テップ53でCPU60は、基準電圧発生回路3内のレ
ジスタの内容を読み出し、記憶する(RAMまたはEE
PROM所定のエリアに記憶する)。
次にステップ45に移行し、今度はV□、 (writ
e)の測定に移る。測定シーケンスは前述のVCG(e
rase)の測定と同様であるが、ステップ55の初期
基準電圧印加(ff)では、第2図(d)の端子26に
印加する電圧■3゜、を順次設定して読み出し、”00
M”ベリファイのループをくり返す。
また、VRafの初期値は十分大きしておく必要があり
、例えば5(ν)に設定する。
次にステップ48の“OOM”ベリファイでNGとなっ
た時のVlef設定電圧がV IImt (wri t
e)であるから前述ステップ53と同様にステップ56
で基準電圧発生回路3内のレジスタの値を読み出し記憶
する。なお、VRat *  vccの設定値の間隔は
十分小さくしておく必要がある。
前述のVcG(erase) 、  Vast (wr
ite)の自己測定機能はEEOROMの検査手段とし
て非常に有効であり、以下のような用途がある。
■測定したVcG(erase)、  Vlaf (w
rite)を逐次比較して最大値、最小値を記憶する。
■測定したV、G(erase) 、 VRef (w
rite)を比較、分類してその度数を記憶して分布を
みることができる。
■Vca(erase) +  VRaf (writ
e)の平均値を求めて、通常のデータ読み出し時の基準
電圧Vllafの値の最適化およびVCGのバイアス電
圧の最適化が行える。
上記のような有益な利用法があり、さらに次のよな重要
な利用法がある。
EEPROMのVca(erase) + VRaf 
(write)は書き換え回数に対して第5図のような
特性を示す。この特性を利用してICカードの寿命の設
定ができる。また、異常な取り扱い環境のためにEEP
ROMの素子劣化が加速された場合、これを検出して外
部装置に知らせたり、ICカードの無効化を行ったりす
る等の機能を持たせることが可能である。この方法とし
てはEEFROMの特定番地をモニター用EEPROM
と定義してICカードの活性化が行われるたびに、この
モニター用メモリセルに消去、書き込みを行い、その都
度VC,(erase) 、  V、、、 (writ
e)を測定し、必要があればEEPROMの所定の領域
に記憶する。これによってVcc(erase)、 V
Raf (write)の値が規定値以下になった場合
には、rcカードを無効化したり、外部装置へ規定値以
下になったことを知らせるコードを出力する等の処理を
行う。また、EEPROMの所定領域にV CG (e
rase) +  V mat(write)の履歴が
記憶されている場合は、これを読み出し故障解析のデー
タに使用できる。
以上V CG (erase) 、 V IIs ((
wri te)の自己測定および自己判定の手段および
その機能を用いた応用例、または検査方式について述べ
、さらにモニタmmEEPROMメモリセルを設けてI
Cカードの使用回数を制限する方法およびtCカードの
異常検知の方法について述べた。
前記実施例ではVcc(erase) 、 Vast 
(write)の判定方法および測定方法はソフトウェ
アによってCPUを使用して行っていたが、ハードロジ
ックで実現しても同様な効果が得られる。さらに本例で
は基準電圧は、すべて内部発生としたが、外部装置から
与える方法も考えられ、これも同様な効果を奏する。
このような実施例によるデータ書き換え機能自己診断回
路では、データ書き換えが行われるメモリセルに対して
データ書き換えに先行して、消去、書き込みを行い、消
去時、書き込み時のしきい値電圧を検出し、基準電圧と
比較できる構成としたものであり、メモリセルの消去時
、書き込み時のしきい値電圧マージンが検出でき記憶デ
ータの信頼性が保障できる。
上記実施例によれば、測定した消去時のしきい値電圧V
 ca (erase)および測定した書き込み時のし
きい値電圧■。r (write)が規格値をそれぞれ
満足しているか否かの判定を行うか、または実際のしき
い値電圧Vca(erase) 、  VRaf (w
rite)の測定を行うことができるように構成したの
で、ICカードが自己のEEPROMの能力を管理して
記憶データの信頼性を非常に向上させられる。
さらにこの機能によってEEPROMの検査がICカー
ド自体で行え、非常に容易になり、多様な検査が行える
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、プログラム可能な不揮発
性メモリの消去時および書き込み時のしきい値電圧を規
格値と比較し、あるいは消去時および書き込み時のしき
い値電圧を測定し、その比較結果あるいは測定結果によ
り上記不揮発性メモリのデータ書き換え能力を診断する
ようにしたので、メモリセルのデータ書き換え能力を自
己診断でき、FCCコードを付加する必要がなく、根本
的なメモリセルの不良が検出でき、したがって記憶デー
タの信頼性が図れるICカードを提供できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るEEPROMの構成
を示すブロック図、第2図(a)は上記EEFROMの
メモリセルの回路図、第2図(b)は第2図(a)のメ
モリトランジスタの断面図、第2図(C)は上記メモリ
トランジスタの電圧−電流特性図、第2図(d)は上記
メモリセルの読み出し回路図、第3図はこの実施例にお
いてV (G(erase) +  V l* f(’
write)の規格値との判定シーケンスを示すフロチ
ャート、第4図はこの実施例においてVCC(eras
e) *  VRaf (wrHe)の測定シーケンス
を示すフローチャート、第5図はこの実施例においてV
c、、(erase) 、  vRaf (write
)の書き換え回数に対す特性を示す図、第6図はこの実
施例および従来例のICカードの全体的な要部構成を示
すブロック図である。 60・・・CPU(中央処理装置)63・・・EEPR
OM (プログラム可能な不揮発性メモ1月、3・・・
基準電圧発生回路。 代理人  大  岩  増  m<ほか2名)第3図 朱5図 第 図 ■ろ R5T CLK Voo GNLI

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. データ処理に必要な演算・制御を行う中央処理装置と、
    プログラム可能な不揮発性メモリとを備えたICカード
    において、上記不揮発性メモリの消去時および書き込み
    時のしきい値電圧を規格値と比較し、又は消去時および
    書き込み時のしきい値電圧を測定し、その比較結果又は
    測定結果により上記不揮発性メモリのデータ書き換え能
    力の良否を診断することを特徴とするICカードにおけ
    るデータ書き換え能力診断方式。
JP63302852A 1988-11-29 1988-11-29 Icカードにおけるデータ書き換え能力診断方式 Pending JPH02148500A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63302852A JPH02148500A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 Icカードにおけるデータ書き換え能力診断方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0358400A (ja) * 1989-07-24 1991-03-13 Seiko Instr Inc 半導体不揮発性メモリ
US5561628A (en) * 1994-12-19 1996-10-01 Sharp Kabushiki IC card and a method for parallel processing flash memories
JPH10326334A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nisetsuto Kk Icカードおよびその認証装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0358400A (ja) * 1989-07-24 1991-03-13 Seiko Instr Inc 半導体不揮発性メモリ
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