JP5344851B2 - 簡易回転伝達ユニットおよび研削盤 - Google Patents

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Description

この発明は、簡易回転伝達ユニットおよび研削盤に関し、軸状円形物の切削加工や研削加工で用いられる、ケレおよびケレ回し周辺の構造に関する。
従来の回転伝達ユニットの例として、図7に示すように、ケレ1の環状部1aにワーク2を挿通して、ボルト3によりこのケレ1をワーク2に固定する。このワーク2を主軸4の止めセンタ5と心押し軸6のセンタ7とで支持し、主軸4に装着されている回し板8のピン部材9を、ケレ1の腕部1bに当てて主軸4を回転させることにより、ワーク2が回転するようになっている(特許文献1)。すなわち、軸状円形物ワーク2にケレ1を取り付け、そのケレ1を、主軸4に取り付けたケレ回しで一方向に回転駆動させるもので、ケレ1とケレ回しとは片側のみで接触している。その他の同様な例も公開されている(特許文献2,3)。
特許第3370698号公報(第2頁左上欄、第9図,第10図) 特公昭62−47658号公報 特公平4−59107号公報
図8、図9に、円錐ころのセンタレス研削や超仕上げ加工で用いられるねじ状ドラムのねじ研削盤を示す。
このねじ状ドラム10は、軸方向一方側つまり図8の右側から見て反時計方向に回転させ、このねじ状ドラム10を図8における左から右へ研削砥石11に対し相対的に移動させながら、案内ねじ面10a等が研削される。前記ねじ状ドラム10を軸回りに時計方向に回転させ、このねじ状ドラム10を図8における右から左へ研削砥石11に対し相対的に移動させながら、案内ねじ面10a等が研削される。このように、研削方向、すなわちねじ状ドラム10の回転方向が変わるので、従来のように、ケレ12とケレ回し13とが片側のみで接触している回転伝達ユニットでは、回転位相がずれ、円周方向に沿ってうまく研削できない。
そのため、例えば図10、図11に示すように、従動側であるケレ12を、駆動側であるケレ回し13Aに付けたボルト14,14で挟み、回転方向隙間を無くしている。これにより、ドラム10の回転方向が変わることによる回転位相ずれをなくすことができ、逆回転でも良好な研削を行うことができる。
しかしながら、ケレ回し13Aに取付けたボルト14,14で、ケレ12を挟んだ回転伝達ユニットの場合、駆動側である主軸15の回転中心L1と、従動側であるドラムスピンドル16の回転中心L2とに、例えば、数μmの僅かな芯ずれがある。このため、ケレ回し13Aのボルト14,14で挟み込んだケレ12、ドラムスピンドル16の軸方向一端部を振れ回し、その結果、ドラム10の研削面の振れ精度を悪化させる。
この発明の目的は、主軸と回転スピンドルとの芯ずれにより生じ得る振れ回しを小さくし、被加工物の加工精度の向上を図ることができる簡易回転伝達ユニットおよび研削盤を提供することである。
この発明の第1の発明に係る簡易回転伝達ユニットは、回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構とを有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
前記伝達機構は、前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しと、一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材との間に、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在に挟み込んだケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、
前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする。
この構成により、主軸を回転駆動させて、伝達機構を介して主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達し、この回転スピンドルの外周に装着した被加工物を加工または測定する。伝達機構は、複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しとケレとを備え、これらのうちケレを、一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材との間に、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在に挟み込んだため、回転スピンドルの回転方向が変わるとき、前記回転方向隙間を無くしたことにより、回転位相のずれを防止することができる。
この場合において、駆動側である主軸の回転中心と、従動側である回転スピンドルの回転中心とに、例えば数μm程度の僅かな芯ずれがあっても、ケレがケレ回しに対して主軸の径方向に円滑に相対移動し、前記芯ずれを許容する。これにより、回転スピンドルの軸方向一端部の振れ回しが生じ難くなる。したがって、回転スピンドルに装着した被加工物の加工面の振れ精度の向上を図ることが可能となる。それ故、被加工物の加工精度を簡単に向上することができる。ケレを回転スピンドル側に設け、ケレ回しを主軸側に設けても良い。逆に、ケレを主軸側に設け、ケレ回しを回転スピンドル側に設けても良い。
ケレとケレ回しという名称は、一般的に伝達装置において、従動側をケレ、駆動側をケレ回しと呼ぶが、ここではどちらも両方の役目を果たすことができるため、部材の名称を区別するための名称とし、駆動側、従動側には限定しない。
この発明の第2の発明に係る簡易回転伝達ユニットは、回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構とを有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
前記伝達機構は、前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しと、一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材の外側に配置し、これら摩擦低減部材を挟み込み、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在であるケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする。この第2の発明に係る簡易回転伝達ユニットの構成においても、前述の第1の発明と同様の作用、効果を奏する。
この発明の第3の発明に係る簡易回転伝達ユニットは、回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構とを有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
前記伝達機構は、前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材で、一の摩擦低減部材をケレ接触部に接するように設けたケレ回しと、他の摩擦低減部材をケレ回しに接するように設け、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在であるケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする。この第3の発明に係る簡易回転伝達ユニットの構成においても、前述の第1の発明と同様の作用、効果を奏する。
前記摩擦低減部材は、外輪が、前記ケレに転接する転がり軸受を含むもの、または前記ケレにすべり接触させる部材を含むものであっても良い。前記転がり軸受の場合、外輪外径面間にケレを前記径方向に移動自在に挟み込み、このケレと外輪外径面との間の回転方向隙間を無くすことで、伝達機構を簡単に実現し得る。汎用性の高い転がり軸受を摩擦低減部材に適用することで、簡易回転伝達ユニットの製造コストの低減を図ることができる。
前記複数の摩擦低減部材の少なくともいずれか1つまたは全部を、前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能にする。この場合、回転スピンドルの回転方向が変わるとき、回転位相のずれをより確実に防止することができる。また、この簡易回転伝達ユニットを連続運転することで、前記回転方向隙間が大きくなった場合であっても、摩擦低減部材を回転方向隙間を無くす方向に移動させて回転位相のずれを未然に防止することができる。
前記複数の摩擦低減部材の少なくともいずれか1つまたは全部を、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設ける。この押付具により、摩擦低減部材の移動調整を容易に行うことができ、簡易回転伝達ユニットの稼動効率を高めることができる。これにより、製造コストの低減を図ることができる。押付具は例えばボルト等を適用することができる。
この発明の研削盤は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項の簡易回転伝達ユニットと、この簡易回転伝達ユニットのうちの回転スピンドルと平行な軸心回りで回転駆動され、この回転スピンドルの外周に装着された被加工物を研削加工する砥石とを有するものである。前記簡易回転伝達ユニットを適用することで、被加工物の加工精度の向上を図ることができるうえ、研削盤の稼動率を高めることが可能となる。
この発明の簡易回転伝達ユニットは、回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構とを有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
前記伝達機構は、前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しと、一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材との間に、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在に挟み込んだケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたため、主軸と回転スピンドルとの芯ずれにより生じ得る振れ回しを小さくし、被加工物の加工精度の向上を図ることができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図6と共に説明する。本実施形態に係る簡易回転伝達ユニットは、例えば、ねじ状ドラムのねじ研削盤に好適に適用される。ねじ研削盤で研削加工されたねじ状ドラムは、転がり軸受用円錐ころのセンタレス研削や超仕上げ加工等で用いられる。以下の説明は、ねじ状ドラム等の被加工物の研削方法についての説明をも含む。ただし、被加工物はねじ状ドラムだけに限定されるものではない。また、研削盤だけに限定されるものではなく、旋盤でも良い。
図4、図5に示すように、前記ねじ研削盤20は、簡易回転伝達ユニット21と、回転砥石22と、簡易回転伝達ユニット21と回転スピンドル23をこの回転スピンドル23の軸方向に沿ってトラバースさせる図示外のスライド機構とを有する。また、ねじ研削盤20は、回転砥石22、回転スピンドル23を回転駆動する図示外の駆動源が設けられている。これらのうち回転砥石22は、回転スピンドル23の軸心L3と平行な軸心L4回りで回転駆動され、この回転砥石22に対し同期回転する回転スピンドル23の外周に装着されたワークWを研削加工する。後述する主軸24から伝達機構25を介して回転スピンドル23に回転駆動力を伝達することにより、被加工物であるワークWを回転スピンドル23の軸回り一方に回転させ、ワークW等を軸方向一方にトラバースさせる。また、ワークW等を回転スピンドル23の軸回り他方に回転させ、このワークW等を軸方向他方にトラバースさせる。このように、回転駆動する回転砥石22に対して、ワークWを軸方向一方および他方に往復動させ、ワークWの外周面Waに所定角度αの円錐形状部を研削加工するようになっている。
簡易回転伝達ユニット21について、主に図1〜図3と共に説明する。図4、図5も参照しつつ説明する。
図2に示すように、簡易回転伝達ユニット21は、従動側の回転スピンドル23と、駆動側の主軸24と、伝達機構25とを有する。図5に示すように、回転スピンドル23は、一対の受け台26,26により図示外の転がり軸受等を介して回転可能に支持されている。これら受け台26,26は、図4に示す回転スピンドル23の軸方向一端、他端に離隔して配置されている。図4、図5に示すように、この回転スピンドル23のうち、受け台26が支持される部位を除く外周に、前記ワークWが回転スピンドル23に一体的に外嵌装着される。
主軸24は、回転スピンドル23に回転駆動力を与えるものである。図2に示すように、この回転スピンドル23の軸方向一端23aに対向して伝達機構25を介して主軸24が設けられる。図1に示すように、この主軸端部の回転軸心L5と回転スピンドル23の回転軸心L3とは同心位置となるように配置される。前記「同心位置」は、必ずしも厳密に言う同心位置になくてもよく、厳密に言う同心位置に対して誤差があっても良い。このように誤差を含むものであっても、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
伝達機構25について説明する。
図1、図2に示すように、伝達機構25は、主軸24から回転スピンドル23に回転駆動力を伝達する機構である。この伝達機構25は、主に、ケレ28と、ケレ回し27とを有する。本実施形態では、ケレ28を回転スピンドル23に設け、ケレ回し27を主軸24に設けている。逆に、ケレ28を主軸24に設け、ケレ回し27を回転スピンドル23に設けても良い。この場合であっても本実施形態と同様の効果を奏する。
図2に示すように、回転スピンドル23の軸方向一端23aには、ケレ28が固定される。このケレ28は、主軸24からの回転駆動力を伝達される部材である。図1、図2に示すように、ケレ28は、前記軸方向一端23aから軸方向に所定小距離突出する突出部28aと、この突出部28aから半径方向外方に突出するケレ接触部28bとを有する。これらのうちケレ接触部28bが後述する転がり軸受33,33に挟み込まれる。また、これら突出部28aおよびケレ接触部28bは一体に形成されている。
図1、図2に示すように、前記ケレ回し27は、主に、円形部材29と、ベースブロック30と、ケレ回しブロック31と、ガイド部材32,32とを有する。前記ケレ回しブロック31に、後述する転がり軸受33,33、軸受ホルダー34,34、軸受ホルダーガイド部35,36、押し付けボルト固定部材37、押し付けボルト38、およびロックボルト39が設けられる。
前記円形部材29は、主軸端部24aと同心位置または略同心位置に固定されている。図2に示すように、この円形部材29の軸方向一端面29aのうち半径方向外径側の端面の一部に、ベースブロック30が例えば4本のボルト40により取外し可能に固定される。このベースブロック30は、ケレ回しブロック31を主軸軸方向に移動可能に取付けるための部材である。
図1、図2に示すように、ベースブロック30の一側面および他側面には、ケレ回しブロック31を案内するガイド部材32,32がボルト41により取外し可能に設けられている。図1に示すように、ベースブロック30の上面部には、ケレ回しブロック31のガイド部42,42をそれぞれ軸方向に沿って案内する被案内溝30a,30aが形成され、各被案内溝30aに、ケレ回しブロック31を固定するボルト43が螺合可能になっている。ケレ回しブロック31のガイド部42は、図1に示すように、その先端部分が切欠き状に開放し軸方向に延びて形成される長孔42aを有する。前記ボルト43が完全に螺合していない状態で、前記ケレ回しブロック31のガイド部42は、被案内溝30aに沿って移動可能に構成されている。
図1に示すように、ケレ回しブロック31のガイド部42,42のうち、外側の一側面42b,42bの大部分は、ガイド部材32,32に案内される。ガイド部42の長孔42aとボルト43とだけでは、図1に示す平面視において、ケレ回しブロック31が主軸軸方向に対し不所望に傾斜するおそれがあるが、これらガイド部材32,32により、ケレ回しブロック31におけるガイド部42,42の一側面42b,42bが挟まれるように案内される。ベースブロック30に対するケレ回しブロック31の軸方向位置が確定した状態で、ケレ回しブロック31はボルト43により強固に固定される。したがって、ケレ回しブロック31をベースブロック30に対して簡単に且つ不所望に傾斜することなく移動することが可能となる。またケレ回しブロック31の軸方向位置を簡単に変更し得るため、ケレ28の軸方向位置が異なる種々のサイズの回転スピンドルに適用することができ、よって汎用性を高めることができる。
主に図3に示すように、前記ケレ回しブロック31に、保持手段である軸受ホルダー34を介して、摩擦低減部材としての転がり軸受33が設けられている。すなわち、図2、図3に示すように、ケレ回しブロック31の表面部はケレ28のケレ接触部28bに対向しており、このケレ回しブロック31の表面部における一側縁部および他側縁部に沿って、第1および第2の軸受ホルダーガイド部35,36(図3)が設けられている。本実施形態では、これら第1および第2の軸受ホルダーガイド部35,36は、ケレ回しブロック31に一体のものである。例えば、前記表面部を、軸受ホルダーガイド部35,36に対して、所定の段差を成すように加工しても良い。ただし、軸受ホルダーガイド部35,36を別体の部品とし、ケレ回しブロック31に固着させることも可能である。ケレ回しブロック31の表面部において、これら第1,第2の軸受ホルダーガイド部35,36の間に、一対の軸受ホルダー34,34が、前記一側縁部および他側縁部に沿って移動可能に保持される。
前記転がり軸受33は、例えばカムフォロワー等として商品化されているローラ軸受によって実現される。このローラ軸受の軸部が、軸受ホルダー34に嵌合され、前記軸部の先端部分に図示外のナットが螺着されている。軸受ホルダー34にローラ軸受の軸部が嵌合され、前記ナットで螺着されて支持される。ケレ回しブロック31には、少なくともローラ軸受の軸部および前記ナットとの干渉を防止する長孔31a(図3)が形成されている。この長孔31aは、ローラ軸受の移動を許容するための逃がし孔である。図3に示すように、右側の軸受ホルダー34の左端部に一のローラ軸受が支持され、左側の軸受ホルダー34の右端部に他のローラ軸受が支持されている。これら転がり軸受の外輪は、互いに平行な軸心回りに回転可能に設けられ、転がり軸受の外輪外径面33a,33a間に、回転方向隙間δを無くし且つこれら転がり軸受に対して移動自在にケレ28を挟み込んでいる。
図3に示すように、右側の軸受ホルダー34の左端縁部と上端縁部との角部、左端縁部と下端縁部との角部には、ケレ28等との干渉を防ぐ面取りCがそれぞれ形成されている。また、左側の軸受ホルダー34の右端縁部と上端縁部との角部、右端縁部と下端縁部との角部にも、ケレ28等との干渉を防ぐ面取りCがそれぞれ形成されている。
また、図3に示すように、押し付けボルト固定部材37、押し付けボルト38、およびロックボルト39等は、同図において左右同一構造であるため左側のものだけ説明し、右側のものは同一の符号を付してその説明を省略する。
前記ケレ回しブロック31の表面部のうち左端付近に、ボルト孔が形成され、このボルト孔に、ロックボルト39を螺合するようになっている。これらロックボルト39をボルト孔に完全に螺合していない状態において、前述のように、保持手段である軸受ホルダー34が、第1,第2の軸受ホルダーガイド部35,36の間に移動可能に保持される。つまり、図3に示すように、軸受ホルダー34の左端付近部には、その左端部分が切欠き状に開放しこの軸受ホルダー34の移動方向に所定小距離延びる長孔34aが形成されている。前記ロックボルト39がボルト孔に完全に螺合していない状態で、この長孔34aにより、ケレ回しブロック31に対して軸受ホルダー34の移動が許容される。
前記ケレ回しブロック31の側面部には、ボルト44,44により押し付けボルト固定部材37が固定されている。この押し付けボルト固定部材37に、押付具としての押し付けボルト38が設けられている。この押し付けボルト38は、例えば、六角穴付き止めねじによって実現される。ただし、押付具は、必ずしも六角穴付き止めねじに限定されるものではない。
前記軸受ホルダー34の移動が許容された状態において、押し付けボルト38の先端部が、軸受ホルダー34の左端縁部に当接し同軸受ホルダー34を押圧する。これにより、転がり軸受の外輪外径面33aが、ケレ28の一側面部に当接する。よって、左右の転がり軸受の外輪外径面33a,33a間に、回転方向隙間δを無くし且つこれら転がり軸受に対して移動自在にケレ28が挟み込まれる。このように軸受ホルダー34の位置決めをした段階で、ロックボルト39をボルト孔に螺合するように構成されている。
以上説明した簡易回転伝達ユニット21によれば、主軸24を回転駆動させて、伝達機構25を介して主軸24から回転スピンドル23に回転駆動力を伝達し、この回転スピンドル23の外周に装着したワークWを加工または測定する。伝達機構25は、複数の転がり軸受等を設けたケレ回し27とケレ28とを備え、ケレ28を、一対の軸受33,33の外輪外径面33a,33a間に、回転方向隙間δを無くし且つこれら軸受33,33に対して主軸24の径方向(図3矢符d1方向)に移動自在に挟み込んだため、回転スピンドル23の回転方向が変わるとき、前記回転方向隙間δを無くしたことにより、回転位相のずれを防止することができる。
この場合において、駆動側である主軸24の回転軸心L5と、従動側である回転スピンドル23の回転軸心L3とに、例えば数μm程度の僅かな芯ずれがあっても、ケレ28が外輪外径面33a,33aに対して主軸24の径方向に円滑に相対移動し、前記芯ずれを許容する。換言すれば、軸受33,33がケレ接触部28bに転接し、前記回転軸心L5、L3の芯ずれを許容する。これにより、回転スピンドル23の軸方向一端部の振れ回しが生じ難くなる。したがって、回転スピンドル23に装着したワークWの加工面の振れ精度の向上を図ることが可能となる。それ故、ワークWの加工精度を簡単に向上することができる。また、ワークWの測定精度を簡単に向上することもできる。
汎用性の高い転がり軸受33を、ケレ28を挟み込む摩擦低減部材に適用し、この軸受33の外輪外径面33aを、ケレ接触部28bに転接させることで、簡易回転伝達ユニット21の製造コストの低減を図ることができる。
転がり軸受の外輪外径面33aを、回転方向隙間δを無くす方向に押し付ける押し付けボルト38を設けたため、転がり軸受の移動調整を容易に行うことができる。この移動調整の際、軸受ホルダー34,34は、第1,第2の軸受ホルダーガイド部35,36の間に規制して保持されているため、軸受ホルダー34,34を、前記一側縁部および他側縁部に沿って円滑に移動させることができる。図3左右の軸受ホルダー34,34の径方向位置を調整する必要等がなくなるため、転がり軸受の移動調整を容易に行うことができる。したがって、簡易回転伝達ユニット21の組み付け工数が少なくなり、ワークWの加工時間を短縮でき、製造コストの低減を図ることができる。
また前述の研削盤20の構成部品として、前記簡易回転伝達ユニット21を適用することで、ワークWの加工精度の向上を図ることができるうえ、研削盤20の稼働率を高めることが可能となる。
また前記簡易回転伝達ユニット21を旋盤に適用する場合でも同様の効果を奏する。
ここで、図6は、回転スピンドルの振れを比較する図であり、図6(a)はケレを一対のボルトで挟み込んだユニットの場合の回転スピンドルの振れを表す図、図6(b)はケレを一対の軸受で挟み込んだユニットの場合の回転スピンドルの振れを表す図である。
この比較結果によれば、図6(b)に示す軸受を用いた方が、回転スピンドルの振れが小さいことが分かる。
本実施形態では、2個の軸受でケレを挟み込んでいるが、図12に示すように、ケレ50に移動ブロック51,51を設け、移動ブロック51,51の軸受との接触部51a,51aを、ケレ回し55に外輪が回転可能に取り付けられた2個の軸受33,33の外側に配置し、2個の軸受を挟み込んでも良い。
また、図13に示すように、一方の軸受33がケレ50の移動ブロック51に取り付けられ、他方の軸受がケレ回し55に取り付けられても良い。なお、移動ブロック51,51は、押し付けボルト53,53で軸受に押しつけられ、ケレブロック52に図示外のボルト等で固定される。また、ケレ回し55とケレ50は、いずれか一方が前記主軸端部に取り付けられ、いずれか他方が前記回転スピンドルの軸方向端部に取り付けられる。
本実施形態では、2個の転がり軸受を設けているが、3個以上の転がり軸受を適用しても良い。また摩擦低減部材として、ローラ軸受以外の転がり軸受を適用することも可能である。
本実施形態では、摩擦低減部材として転がり軸受を適用したが、他の摩擦低減部材として、すべり軸受を適用しても良い。
また、この軸受に代えて、図14に示すように、合成樹脂等の低摩擦材料から成る、あるいは低摩擦材料65,65が貼り付けられ、押し付けボルト66,66で内側に押された、ケレ回し62の移動ブロック64,64でケレ接触部60bを挟み込んでも良い。あるいは、移動ブロック64ではなく、ケレ接触部60bが合成樹脂等の低摩擦材料から成るブロックである、あるいはケレ接触部60bの両側に低摩擦材料を貼り付けても良い。あるいは、一方が低摩擦材料から成る、あるいは低摩擦材料65が貼り付けられたケレ回し62の移動ブロック64で、他方が低摩擦材料から成る、あるいは低摩擦材料65が貼り付けられたケレ接触部60bでも良い。
なお、移動ブロック64,64はケレ回しブロック63に図示外のボルト等で固定される。また、ケレ回し62とケレ60は、いずれか一方が前記主軸端部に取り付けられ、いずれか他方が前記回転スピンドルの軸方向端部に取り付けられる。
この発明の一実施形態に係る簡易回転伝達ユニットの要部平面図である。 同簡易回転伝達ユニットの要部正面図である。 同簡易回転伝達ユニットの要部を軸方向に見た側面図である。 この発明の一実施形態に係るねじ研削盤の平面図である。 同ねじ研削盤の側面図である。 回転スピンドルの振れを比較する図であり、図6(a)はケレを一対のボルトで挟み込んだユニットの場合の回転スピンドルの振れを表す図、図6(b)はケレを一対の軸受で挟み込んだユニットの場合の回転スピンドルの振れを表す図である。 従来例にかかるケレの着脱装置の一部破断した正面図である。 従来例のねじ状ドラムのねじ研削盤の平面図である。 同ねじ研削盤の要部を軸方向に見た側面図である。 他の従来例のねじ状ドラムのねじ研削盤の平面図である。 同ねじ研削盤の要部を軸方向に見た側面図である。 この発明の別の実施形態に係る簡易回転伝達ユニットの要部側面図である。 この発明の更に別の実施形態に係る簡易回転伝達ユニットの要部側面図である。 この発明の更に別の実施形態に係る簡易回転伝達ユニットの要部側面図である。
符号の説明
20…ねじ研削盤
21…簡易回転伝達ユニット
22…回転砥石
23…回転スピンドル
24…主軸
25…伝達機構
27…ケレ回し
28…ケレ
33…転がり軸受
34…軸受ホルダー
38…押し付けボルト
51…移動ブロック
δ…回転方向隙間

Claims (7)

  1. 回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、
    この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、
    この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構と、
    を有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
    前記伝達機構は、
    前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しと、
    一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材との間に、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在に挟み込んだケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、
    前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする簡易回転伝達ユニット。
  2. 回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、
    この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、
    この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構と、
    を有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
    前記伝達機構は、
    前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材を設けたケレ回しと、
    一の摩擦低減部材と他の摩擦低減部材の外側に配置し、これら摩擦低減部材を挟み込み、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在であるケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、
    前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする簡易回転伝達ユニット。
  3. 回転可能に設けられ、外周に被加工物が装着される従動側の回転スピンドルと、
    この回転スピンドルの軸方向一端に対向して設けられ、同回転スピンドルの回転軸心と同心位置に設けられる端部を含む主軸であって、この主軸端部から前記回転スピンドルに回転駆動力を与える駆動側の主軸と、
    この主軸から回転スピンドルに回転駆動力を伝達する伝達機構と、
    を有する簡易回転伝達ユニットにおいて、
    前記伝達機構は、
    前記主軸の径方向に沿う線を挟んで互いに離隔して配置した複数の摩擦低減部材で、一の摩擦低減部材をケレ接触部に接するように設けたケレ回しと、他の摩擦低減部材をケレ回しに接するように設け、回転方向隙間を無くし且つこのケレ回しに対して主軸の径方向に移動自在であるケレとを備え、前記ケレ回しまたはケレに、少なくともいずれか1つまたは全部を前記回転スピンドルまたは前記主軸に対して前記回転方向隙間を無くす方向に移動可能に取り付けた移動ブロックを設け、前記いずれか1つまたは全部の前記移動ブロックに対し、前記回転方向隙間を無くす方向に押し付ける押付具を設け、この押付具で押し付けられた前記移動ブロックを移動不能にロックするロック手段を設け、
    前記ケレ回しおよびケレのいずれか一方を、前記回転スピンドルの軸方向一端部に設けると共に、いずれか他方を前記主軸端部に設けたことを特徴とする簡易回転伝達ユニット。
  4. 請求項1または請求項3において、前記摩擦低減部材は、外輪が前記ケレまたはケレ回しに転接する転がり軸受を含む簡易回転伝達ユニット。
  5. 請求項1または請求項3において、前記摩擦低減部材は、外輪が前記ケレまたはケレ回しに転接するすべり軸受を含む簡易回転伝達ユニット。
  6. 請求項1または請求項3において、前記摩擦低減部材は、前記ケレまたはケレ回しにすべり接触させる低摩擦部材を含む簡易回転伝達ユニット。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれか1項の簡易回転伝達ユニットと、この簡易回転伝達ユニットのうちの回転スピンドルと平行な軸心回りで回転駆動され、この回転スピンドルの外周に装着された被加工物を研削加工する砥石とを有する研削盤。
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