JP5344800B2 - 表面処理剤及びその製造方法 - Google Patents
表面処理剤及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5344800B2 JP5344800B2 JP2007075541A JP2007075541A JP5344800B2 JP 5344800 B2 JP5344800 B2 JP 5344800B2 JP 2007075541 A JP2007075541 A JP 2007075541A JP 2007075541 A JP2007075541 A JP 2007075541A JP 5344800 B2 JP5344800 B2 JP 5344800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium
- iron
- rust preventive
- hydroxide
- phosphorus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
近年これらの産業分野では安全性重視の観点からより安全性の高い、いわゆる無公害型の防錆顔料への転換が進められている。これらのなかではリン酸亜鉛、縮合リン酸アルミニウム、亜リン酸亜鉛カルシウム、モリブデン酸亜鉛等が、シアナミド鉛やクロム酸亜鉛等の鉛やクロム系に代わる防錆顔料として多用化されつつある。
特許文献1には、「酸化鉄に換算して40〜70重量%のFe2O3、Fe3O4及びFeOOHから選ばれる鉄化合物と酸化カルシウムに換算して30〜60重量%のカルシウム炭酸塩、カルシウム水酸化物及びカルシウム酸化物から選ばれるカルシウム化合物とを混合して700〜1150℃の温度範囲で焼成して得られる2CaO・Fe2O3を5%以上含んでなる酸化鉄−酸化カルシウム焼結複合体を粉砕した粉末を防食顔料として塗料構成基材中に配合したことを特徴とする防食塗料」、特許文献2には、「下記一般式(a) 3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O (a)
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体含有組成物」、そして、特許文献3には、「CaOに換算して29.90〜53.23重量%のカルシウム炭酸塩、カルシウム水酸化物、カルシウム酸化物から選ばれるカルシウム化合物と、P2O5に換算して46.77〜70.10重量%のH3PO4、HPO3、H4P2O7、(HPO3)6、H5P3O10、H3PO3、H3PO2及びP2O5から選ばれるリン化合物との混合物10.0〜65.0重量%に対して、Fe2O3に換算して35.0〜90.0重量%のFe2O3、FeOOH及びFe3O4から選ばれる鉄化合物を混合し、この混合物を350〜800℃の温度範囲で焼成して得られるγ−Ca2P2O7を5重量%以上含有した焼結複合体を粉砕した粉末からなる防食顔料」が記載されている。
しかしながら、これらの無公害型防錆顔料は、鉛やクロム系に比べて安全性は改善されているものの、鉛やクロム系と比べ、防錆力に劣るという欠点がある。
3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O (a)
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の改良について、鋭意検討を進めた結果、驚くべきことに上記一般式(a)で表される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体とリン酸を反応させることにより得られる、「カルシウム・鉄・リン複合化合物」が、鉛やクロム系と同等以上の防錆力を有することを見出し、本発明を完成した。
(1)下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物、
(2)下記一般式(II)
3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O (II)
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体とリン酸を反応させることを特徴とする前記(1)記載のカルシウム・鉄・リン複合化合物の製造方法、
(3)下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物からなることを特徴とする防錆顔料、
(4)下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物を配合したことを特徴とする防錆塗料、
を提供する。
なお、本発明において、「%」とは、特に断りがない場合、「重量%=質量%」を示す。
1.カルシウム・鉄・リン複合化合物
本発明の下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示されるカルシウム・鉄・リン複合化合物は、その原料に由来するリン酸カルシウム及び/又はリン酸鉄を含んでいても良い。
代表的な組成としては、特に限定されるものではないが、以下の組成が例示される。
▲1▼Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O: 50%以上(好ましくは60%以上、特に好ましくは80%以上)
▲2▼Ca3(PO4)2 :0〜30%(好ましくは、0〜5%)
▲3▼FePO4 :0〜20%(好ましくは、0〜5%)
本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物中のP2O5含有量は、好ましくは5〜40%、特に好ましくは、10〜35%である。P2O5含有量が5%未満では、リンの溶出量が少ないため防錆効果が認められない。40%を超えるとリン溶出量が過多となり防錆効果が逆に少なくなるため好ましくない。
なお、本発明において「P2O5含有量」とは、上記一般式(I)に含まれるカルシウムを「CaO」、鉄を「Fe2O3」及びリンを「P2O5」とすると共に(「CaO」+「Fe2O3」+「P2O5」=100%)とし、[「P2O5」/(「CaO」+「Fe2O3」+「P2O5」)]として得られる割合のことを意味する。
本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物の製造方法としては、特に限定されるものではないが、下記一般式(II)
3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O (II)
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体組成物とリン酸を反応させることが好ましい。
水和化は、生産効率等を考えると、湿式粉砕することが好ましく、その粉砕条件は特に限定されるものではないが、固形分を5〜40%とし、固形物:水の容積比を1:4〜10とするのが好ましい。
水和化が終わると、固液分離し乾燥させる。乾燥温度は0〜200℃、より好ましくは80〜120℃で行う。乾燥時間は、2〜100時間、より好ましくは10〜40時間乾燥する。
代表的な組成としては、特に限定されるものではないが、以下の組成が例示される。
▲1▼3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O: 50%以上(好ましくは60%以上、特に好ましくは80%以上)
▲2▼CaCO3 :0〜30%(好ましくは0〜5%)
▲3▼Ca(OH)2 :0〜20%(好ましくは0〜5%)
▲4▼Fe(OH)3 :0〜20%(好ましくは0〜5%)
カルシウムイオン溶出防止剤としては、特に限定されないが、珪酸カルシウム、珪酸、珪酸アルミニウム、珪酸鉄等の珪酸塩が例示され、特に珪酸カルシウム(CaSiO3)が好ましい。その添加量は、上記の組成物に対して、酸化ケイ素(SiO2)として、0.5〜30%、好ましくは0.5〜10%、更に好ましくは0.5〜5%、特に好ましくは1〜3%である。
反応方法としては、水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体組成物を水でスラリーとした後、リン酸を所定量加えてもよいが、上記水和化したスラリーにリン酸を直接添加することもできる。
反応条件は特に限定されるものでないが、反応温度は10〜100℃、より好ましくは20〜60℃、攪拌時間は1〜24時間、より好ましくは6〜10時間で行う。
攪拌方法は、固体と液体を均一に分散できる方法であれば特に問わない。より好ましくは水和化に用いた湿式ボールミルを用いて攪拌させリン酸を反応させる。
用いるリン酸は、リン酸、リン酸アンモニウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸カリウム等、水に溶解するリン酸塩であればどれを用いてもよい。より好ましくは、リン酸を用いる。
添加するリン酸量は、本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物の目的組成(P2O5含有量)にあわせ適宜秤量し、それを必要に応じ希釈し、添加すれば良い。
リン酸と反応させた後、固液分離し乾燥させる。乾燥温度は0〜200℃、より好ましくは80〜120℃で行う。乾燥時間は、2〜100時間、より好ましくは10〜40時間乾燥する。
その後、必要に応じて、粉砕、分級等を行うことができる。
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示されるカルシウム・鉄・リン複合化合物を製造することができる。
なお、上記で記載したように、本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物は、その製造方法に由来するリン酸カルシウム及び/又はリン酸鉄を含んでいても良い。
本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物は、防錆顔料として単独使用の場合、3〜20重量%、好ましくは5〜10重量%配合される。また他の防錆顔料と組み合わせて用いられる場合も、防錆顔料の合計で3〜20%、好ましくは5〜10%配合される。
3%未満では、防錆顔料の含有量が少ないため防錆効果が得られない、また20%を超えると防錆顔料からのリン溶出が過多となり防錆効果が逆に少なくなるため好ましくない。
なお、防錆顔料として用いる場合には、平均粒径が30μmを超えると塗料分散効率が極端に低下し、未分散の防錆顔料が残り塗料の艶引け、塗料分散効率が極端に低下し、未分散の防錆顔料が残り塗料の艶引け、ブツ残りが発生して塗膜不良の原因となるので、好ましくない。
又、比表面積は、5m2/g以上、より好ましくは10m2/g以上が好ましい。
100m2/gを超えると防錆顔料の吸油量が増大して塗料粘度が増し、塗料製造が困難となる。また、多量の溶媒が必要となって塗料の固形分が下がり、塗膜の厚膜化が不可能となるので、好ましくない。
本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物を含有する防錆塗料は、バインダー、本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物単独、又は、リン酸塩、縮合リン酸塩、亜リン酸塩の1種または2種以上との組み合わせからなる防錆顔料、溶媒、体質顔料、必要により着色顔料、粘度調整剤、沈降防止剤、たれ防止剤等の配合原料を合わせて混合機、分散機等で均一に混合して製造される。これらの原料を配合して製造された防錆塗料は、ロールコーター、エアスプレー法、バーコーター、刷毛、浸漬等によって被塗物に塗装される。
これらのなかでは特にリン酸亜鉛、縮合リン酸アルミニウム、亜リン酸亜鉛カルシウム複合塩が好ましい。さらにカルシウム・鉄・リン複合化合物とリン酸塩を組み合わせることによる同様の好ましい効果は、本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物を含有する塗料が、リン酸塩等で化成処理された鋼材、アルミニウム板に塗布される場合にも得られる。
塗料用添加剤として例えばオクチル酸ジルコニウム、ナフテン酸コバルト等のドライヤー、水添ひまし油、脂肪族アマイド、ポリエチレンワックス等のタレ止め、沈降防止剤、界面活性剤ほか、一般に塗料に使用される添加剤が用いられる。
防錆塗料としての代表的な組成としては、特に限定されるものではないが、以下の組成が例示される。
▲1▼本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物: 5〜20%
▲2▼他の防錆顔料 : 0〜10%
▲3▼バインダー :10〜30%
▲4▼溶媒 :10〜50%
▲5▼着色顔料、体質顔料 :10〜30%
▲6▼塗料用添加剤 :0.1〜20%
[参考例1]
炭酸カルシウム(CaCO3)400gと酸化鉄(Fe2O3:ヘマタイト)320gをボールミルで5時間均一に混合した後、電気炉に入れて1200℃で5時間焼成した。
得られた焼成物をジョークラッシャーを用いて粗砕して得られた粗砕焼成物の一部250gに水1400gを7.0Lの樹脂製ポットに入れ、さらに10mmジルコニアボール12Kgを加えて20時間メカノケミカル反応を行った。
取り出したスラリーをブフナーロートを用い固液分離した。そして固形分を110℃で7時間乾燥した。
得られた乾燥物の一部200gに、20重量%に希釈したリン酸溶液1059gを7.0Lの樹脂製ポットに入れ、さらに10mmジルコニアボール12Kgを加えて12時間攪拌し、リン酸と反応させた。
取り出したスラリーをブフナーロートを用い固液分離した。そして、固形分を110℃で7時間乾燥し得られた乾燥物をアトマイザーで粉砕して、カルシウム・鉄・リン複合化合物(防錆顔料)を得た。得られた防錆顔料の元素分析、熱分析から得られた化学組成を表1に示す。
得られた複合化合物のX線回折チャートを図1に示す。これは、リン酸と反応させる前の 3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体のX線回折パターンとほぼ同じであることから、本発明のカルシウム・鉄・リン複合化合物は、下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示されるものと判定した。
なお、平均粒子径は約7μmであった。
防錆試験用試験片は、塗膜にカッターナイフの刃先で、交差する二本の対角線を生地に達するように塗膜に引いて試験を行った。塩水噴霧試験には、JIS.Z.2371に準じた塩水噴霧試験機を用いた。JISK5600では96時間の試験評価であるが、本評価は240及び360時間で行った。試験後、水洗しクロスカット部分、平面部の発錆およびふくれの状態を観察し、その総合評価結果を5段階に評価した結果を表3に示す。
(1)クロスカット部片側の錆及び膨れはその最大幅により次のように評価点数を設けた。
0:5点
1mm未満:4点
1〜3mm:3点
3〜5mm:2点
5mm以上:1点
(2)平面部の錆及び膨れはその面積により次のように評価点数を設けた。
0%:5点
10%未満:4点
10〜20%:3点
20〜40%:2点
40%以上:1点
そして、(1)及び(2)の評価を総合して、次のように評価点数を設けた。
5点:(1)、(2)の評価を平均した数字が4.1以上
4点:(1)、(2)の評価を平均した数字が3.1〜4.0
3点:(1)、(2)の評価を平均した数字が2.1〜3.0
2点:(1)、(2)の評価を平均した数字が1.1〜2.0
1点:(1)、(2)の評価を平均した数字が1.0以下
Claims (4)
- 下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物。 - 下記一般式(II)
3Ca(OH)2・2Fe(OH)3・A・nH2O (II)
(式中AはCaCO3又は不存在、nは0≦n≦6の数を表す。)で示される水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体の少なくとも1種以上とCaCO3、Ca(OH)2及びFe(OH)3から選ばれる少なくとも1種以上から成る水酸化カルシウム・水酸化鉄(III)複合体とリン酸を反応させることを特徴とする請求項1記載のカルシウム・鉄・リン複合化合物の製造方法。 - 下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物からなることを特徴とする防錆顔料。 - 下記一般式(I)
Ca3Fe2(OH)12−3X(PO4)X・nH2O (I)
(式中、Xは0<X<4、nは0≦n≦6の数を表す。)で示され、P 2 O 5 含有量が5〜40%であるカルシウム・鉄・リン複合化合物を配合したことを特徴とする防錆塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007075541A JP5344800B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 表面処理剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007075541A JP5344800B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 表面処理剤及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008201659A JP2008201659A (ja) | 2008-09-04 |
JP5344800B2 true JP5344800B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=39779547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007075541A Active JP5344800B2 (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 表面処理剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5344800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2570873C2 (ru) * | 2014-04-09 | 2015-12-10 | Геннадий Хрисанфович Маркин | Способ получения железохромфосфатного продукта и огнеупорная композиция |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130887B2 (ja) * | 1973-07-27 | 1976-09-03 | ||
JPS6016477B2 (ja) * | 1976-03-29 | 1985-04-25 | 戸田工業株式会社 | 防食顔料 |
DE2840820A1 (de) * | 1978-09-20 | 1980-04-03 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung phosphorhaltiger korrosionsschutzpigmente |
JP3218401B2 (ja) * | 1991-08-02 | 2001-10-15 | 日本化学工業株式会社 | 防錆顔料組成物 |
JP2005255500A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Haruken Sangyo Kk | 水酸化カルシウム・水酸化鉄(iii)複合体含有組成物、その製造方法、これらの組成物を含有する防錆顔料及び防錆塗料 |
JP2006239676A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Daiichi Kigensokagaku Kogyo Co Ltd | 陰イオン吸着剤 |
-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007075541A patent/JP5344800B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008201659A (ja) | 2008-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006054593A1 (ja) | 防食塗料組成物 | |
US5158610A (en) | Anticorrosive pigments on the basis of tertiary alkaline-earth aluminum phosphates and a process for the production thereof | |
JPWO2005089071A1 (ja) | 無公害防錆顔料組成物 | |
KR950010657B1 (ko) | 부식 방지 안료 | |
CN101553538A (zh) | 防锈颜料及含有该防锈颜料的防锈涂料组合物 | |
JP3859731B2 (ja) | 防錆顔料組成物およびこれを含有する防錆塗料 | |
JP5175472B2 (ja) | ハイドロカルマイトの製造方法 | |
WO2016006585A1 (ja) | 塩基性シアヌル酸亜鉛粉末の製造方法及び防錆顔料組成物の製造方法 | |
JP3865907B2 (ja) | 防錆顔料組成物およびこれを含有する防錆塗料 | |
US5948147A (en) | Synergistic pigment grade corrosion inhibitor compositions and procedures | |
CN110343412A (zh) | 多磷酸铝钙防锈颜料及其制备方法 | |
JP5344800B2 (ja) | 表面処理剤及びその製造方法 | |
US8058338B2 (en) | Anticorrosive pigment composition and water-based anticorrosive coating material containing the same | |
JP3358833B2 (ja) | 防錆顔料 | |
EP0259748B1 (en) | Corrosion preventing pigment and composition | |
JP2006097023A (ja) | カルシウムと特定の金属との複合水酸化物を含有する防錆顔料 | |
JP3871403B2 (ja) | 防錆顔料組成物およびこれを含有する防錆塗料 | |
JP3131492B2 (ja) | 白色防錆顔料組成物の製造方法 | |
JP4210943B2 (ja) | 水系防錆塗料 | |
JP3207252B2 (ja) | 白色防錆顔料およびその製造方法 | |
JP3868071B2 (ja) | 防錆顔料組成物およびこれを含有する防錆塗料 | |
CN111440469B (zh) | 一种防锈颜料及其制备方法 | |
JP3909454B2 (ja) | 防錆顔料 | |
JP2003113482A (ja) | 水系塗料用防錆顔料組成物 | |
JP2005255500A (ja) | 水酸化カルシウム・水酸化鉄(iii)複合体含有組成物、その製造方法、これらの組成物を含有する防錆顔料及び防錆塗料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100113 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130723 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130813 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5344800 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |