JP5344378B2 - 計器装置 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車やオートバイ、建設機械、農耕機械、船舶、雪上バイク、水上バイクをはじめとする各種移動体の計器装置に関するものである。
従来の計器装置として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されるものが知られている。この計器装置は、表示板が前面側に設けられた指示計器と、その指示計器を収納するケースと、そのケースの開口部に配置され前記指示計器を密閉状態で覆う透視可能な透視板と、前記ケースに設けられ前記透視板と前記ケースによって構成される収納空間と外気とを連通する通気孔(通気部)と、を備えて構成されている。このような通気孔にあっては、内部部品である指示計器や照明用の光源や表示用の光源等の内部部品との干渉を避けるためにケースの底面に専用に複数の通気孔が設けられるものであった。
また、特許文献3に開示されているように、表示板上には例えば各種移動体の異常な状態を知らせるための警告表示用としての発光体が臨んで配置されている。
特開平8−219817号公報 実公平4−39532号公報 実公平3−26542号公報
ところで、前述の特許文献1や特許文献2などの通気孔を有する計器装置にあっては、ケースの底面に複数の通気孔を設けることによって通気効果が高められるものとなるが、ケース内には指示計器や照明用の光源あるいは表示用の発光体等の内部部品を収容する必要があるため、通気孔を設ける位置に制約を受けてしまうことがある。このため、小型のケースでは多くの通気孔を設けることができずケースの前面側を覆う透視板の曇り止め効果を低下させてしまうという問題があった。このような現象を避けるためには、内外気の通気性能を良好に保つためにケース自体を大きくして通気孔の数を増やしたり、通気孔の設置位置を余裕を持たせた状態にて形成したりしなければならないという問題がある。
そこで本発明は、前述の問題点に着目し、小型のケースであったとしても充分な曇り止め効果を得ることが可能な計器装を提供することを目的とするものである。
本発明は前述した課題を解決するため、請求項1では、表示板が前面側に設けられた指示計器と、前記指示計器を収納するケースと、前記表示板上に臨んで設置される表示用の発光体と、前記ケースの開口部に配置され前記指示計器を密閉状態で覆う透視可能な透視板と、前記ケースに設けられ前記透視板と前記ケースによって構成される収納空間と外気とを連通する通気孔を有する通気部と、を備えた計器装置において、前記通気部に設けられた通気孔位置に対応するように前記ケースの底面から高さ方向へ延設される筒状の保持部と、この保持部の上端部に配置される前記表示用の発光体と、を備えてなることを特徴とする計器装置である。
このように構成することにより、表示用の発光体を支持する筒状の保持部とケースの底面に設けられる通気孔箇所とを同軸上に設けることにより、ケース内に指示計器等の内部部品を収容するスペースに加えて通気孔を設置するスペースを確保することができるものであり、これにより小型のケースであったとしても充分な曇り止め効果を得ることが可能となる。
また請求項2では、請求項1に記載の計器装置において、前記通気孔の内壁箇所または前記保持部の内壁箇所に障壁部を一体に突出してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、通気孔の通気性を保ちながら、障壁部によって筒状の保持部の内壁箇所を迷路状に連通することができ、これによりケースの外部から水や埃が直接侵入することを未然に防ぐことができる。
また請求項3では、請求項1または請求項2に記載の計器装置において、前記発光体は、前記筒状の保持部と前記表示板との間に配置してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、発光体は筒状の保持部と表示板との間に挟まれた状態にて保持することができ、簡単に発光体をセットすることもできる。
また請求項4では、請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置において、前記発光体の周囲に弾性材料からなるソケットを設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、発光体は弾性材料からなるソケットを介して表示板と筒状の保持部との間に挟着保持されるため、耐震性に優れたものとなり、振動雰囲気中においても軋みなどによる異音も抑えることができる。
本発明による計器装置においては、表示用の発光体を支持する筒状の保持部とケースの底面に設けられる通気孔箇所とを同軸上に設けることにより、ケース内に指示計器等の内部部品を収容するスペースに加えて通気孔を設置するスペースを確保することができるものであり、これにより小型のケースであったとしても充分な曇り止め効果を得ることが可能となり、初期の目的を達成することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態である計器装置を示す正面図である。 図2は、図1の主要部である計器装置を示すA−A線断面図である。
図1および図2は本発明の第1の実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の実施形態をたとえばオートバイに搭載される計器装置に適用した場合について説明する。
同図において、本実施形態による計器装置においては、ケース1は合成樹脂材料にからなり、このケース1内には例えば速度計などの指示計器である計器本体2が収納固定され、この計器本体2の回転軸3の先端側に回転軸3を中心に回転する指針4が固着され、この指針4の背面側に位置し透過照明される目盛や数字や記号などからなる指標部が施された表示板5が配設されている。
また、ケース1の前面開口部側を覆いつつ計器本体2や表示板5を含んでケース1内部に外部からの塵埃などの侵入を防ぐために例えばアクリル樹脂などからなる透視板6が設けられている。
また、ケース1には、前記透視板6が曇ることがないように外気とケース1内の内気とを連通する通気孔7を有する筒状の形状からなる通気部8が所定の箇所に複数設けられている。また、ケース1には、この実施形態においては表示板5の指標部を透過照明するための計器照明用の光源9(照明ランプ)が組み付けられている。
また、本実施形態にあっては、表示板5上に設けられた開口部5aに、例えばオートバイなどの燃料計の残量を知らせたり、温度計の水温状態を知らせたり、あるいは速度計の超過速度を知らせるための表示用(警告も含む)としての発光体10(発光ダイオード)などが臨んで配置されている。この際、発光体10は合成ゴムなどの弾性材料からなるソケット11に収容されて保持されている。
このソケット11に組み付けられた発光体10は、ケース1の底面部から内側に向けて一体に延設された筒状の保持部12と表示板5との間にソケット11を介して挟着保持されている。この際、本実施形態にあっては、複数の通気部8の中において、発光体10を設置する位置に沿う箇所に設けられる通気孔7を有する通気部8と同軸上となるように位置を合わせて表示用の発光体10を支持する筒状の保持部12が構成されている。
また、通気孔7の内壁箇所あるいは筒状の保持部12の内壁箇所には、ケース1から一体に水平方向に障壁部13が突出するように形成されており、この障壁部13によって通気孔7の通気性を保ちながら、障壁部13によって筒状の保持部12の内壁箇所を迷路状に連通することができ、これによりケース1の外部から水や埃が直接侵入することを未然に防ぐことができるようにしている。
また、発光体10の背後から外部へと引き出しは移設される配線コード14が設けられ、この配線コード14は前記筒状の保持部12に形成された切り欠き案内溝15を介して外部へと引き回し案内され、オートバイなどのバッテリー側である電源側と電気的に接続しており、本実施形態においては、この切り欠き案内溝15によってケース1の内部と外部とを連通する通気用通路を構成している。
このように構成された計器装置においては、表示用の発光体10を支持する筒状の保持部12とケース1の底面に設けられる通気孔7箇所とを同軸上に設けることにより、ケース1内に指示計器2や照明用の光源9等の内部部品を収容するスペースに加えて通気孔7を有する通気部8を設置するスペースを確保することができるものであり、これにより小型のケース1であったとしても充分な透視板6の曇り止め効果を得ることが可能な計器装置を提供することができる。
この際、通気孔7の内壁箇所または保持部12の内壁箇所に障壁部13を一体に突出してなることにより、通気孔7の通気性を保ちながら、障壁部13によって筒状の保持部12の内壁箇所を迷路状に連通することができ、これによりケース1の外部から水や埃が直接侵入することを未然に防ぐことができる。
また、表示板5に設けられた開口部5aに一部を挿入して配設された発光体10は、筒状の保持部12と表示板5との間に挟まれた状態にて保持することができるものであり、この際、発光体10の周囲に弾性材料からなるソケット11によって覆うように設けてなることにより、発光体10は弾性材料からなるソケット11を介して表示板5と筒状の保持部12との間に挟着保持されるため、耐震性に優れたものとなり、振動雰囲気中においても軋みなどによる異音も抑えることができるという効果も期待できる。
なお、筒状の保持部12の上端に柔軟材料からなるソケット11を介して発光体10を配置することによって発光体10を直接外気に晒すことなく、かつソケット11によって防水性を保つこともできる。
また、筒状の保持部12が設けられていない箇所に形成された通気孔7を有する通気部8においては、外気がケース1の外部から通気部8の通気孔7を通してケース1の内部へと流れ込むことにより、一般的に行われている通気効果が得られるものである。
なお本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であり、例えば実施形態においては、ケース1には、透視板6が曇ることがないように外気とケース1内の内気とを連通する通気孔7を有する通気部8がケース1の底面の所定の箇所に複数設けて構成しているが、通気部8の個数や配置位置などケースの大きさや形状などによって適宜設定すればよいものであり、また通気孔7の内壁や筒状の保持部12の内壁に設けられる障壁部13の配置や形状なども適宜変更可能である。また、保持部12の形状として円筒状からなる筒部によって形成していたが、断面角形状からなる筒状保持部として形成しても良いものであり、また筒状の形態としても円錐形状からなる筒体による保持部としても同様の効果を得ることが可能である。また、発光体として本実施形態にあってはLEDを例にしていたが小型のランプなども可能である。
また、前述した実施形態において詳述したように、オートバイなどの車両用の計器装置を例にして説明したが、車両用計器に限らず船舶用計器あるいは農業用機械や建設機械などの特殊車両の計器装置などにおいても適用することが可能である。
1 ケース
2 計器本体(指示計器)
3 指針軸
4 指針
5 表示板
6 透視板
7 通気孔
8 通気部
9 計器照明用の光源
10 表示用の発光体
11 ソケット
12 保持部
13 障壁部
14 配線コード
15 切り欠き案内溝(通気用通路)

Claims (4)

  1. 表示板が前面側に設けられた指示計器と、前記指示計器を収納するケースと、前記表示板上に臨んで設置される表示用の発光体と、前記ケースの開口部に配置され前記指示計器を密閉状態で覆う透視可能な透視板と、前記ケースに設けられ前記透視板と前記ケースによって構成される収納空間と外気とを連通する通気孔を有する通気部と、を備えた計器装置において、前記通気部に設けられた前記通気孔位置に対応するように前記ケースの底面から高さ方向へ延設される筒状の保持部と、この保持部の上端部に配置される前記表示用の発光体と、を備えてなることを特徴とする計器装置。
  2. 前記通気孔の内壁箇所または前記保持部の内壁箇所に障壁部を一体に突出してなることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記発光体は、前記筒状の保持部と前記表示板との間に配置してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記発光体の周囲に弾性材料からなるソケットを設けてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の計器装置。
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