JP5343774B2 - コークス乾式消火設備の装入装置 - Google Patents

コークス乾式消火設備の装入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5343774B2
JP5343774B2 JP2009206014A JP2009206014A JP5343774B2 JP 5343774 B2 JP5343774 B2 JP 5343774B2 JP 2009206014 A JP2009206014 A JP 2009206014A JP 2009206014 A JP2009206014 A JP 2009206014A JP 5343774 B2 JP5343774 B2 JP 5343774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coke
charging
red hot
bucket
fire extinguishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009206014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011057752A (ja
Inventor
廣信 有永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority to JP2009206014A priority Critical patent/JP5343774B2/ja
Publication of JP2011057752A publication Critical patent/JP2011057752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5343774B2 publication Critical patent/JP5343774B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Description

本発明は、コークバケット内の赤熱コークスを乾式消火チャンバーへ装入するためのコークス乾式消火設備の装入装置に関する。
従来、コークス炉から窯出しされた赤熱コークスは、コークバケットで受けた後、コークバケットから乾式消火チャンバーへ装入され、赤熱コークスの冷却が行われると共に、赤熱コークスが有する熱量も回収されている。なお、コークバケットは、下向きに開放可能な底蓋を備えるものであり、バケット台車に載置され、コークス炉と乾式消火チャンバーとの間で往復搬送される。
この赤熱コークスの乾式消火チャンバーへの装入は、コークバケットをバケット台車からクレーンで持ち上げ、下向きに開放可能な装入蓋(防塵ゲート)が設けられた装入装置上に載置した後、コークバケットの底蓋と装入装置の装入蓋とを開放することで、装入シュートを介して行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−272500号公報
しかしながら、コークバケットの底蓋は、下方に傾斜した状態で開放されるため、コークバケットの開放支点部分、即ち、底蓋が取り付けられた容器の下端部(底蓋を除くコークバケットの下端部)と、底蓋との隙間に、赤熱コークスが残留し易くなる。このため、乾式消火チャンバーへの赤熱コークスの装入が終了した後、コークバケットの底蓋を閉めようとした場合には、上記した開放支点部分で、残留した赤熱コークスの噛み込みが発生し、底蓋が完全に閉じなくなる。
このように、底蓋が完全に閉じていないコークバケットを、バケット台車上に降ろした場合、コークバケットが傾くため、バケット台車の走行時にコークバケットが他の設備に接触し、設備損傷を招く恐れがある。また、コークバケットには、コークス炉から窯出しされた赤熱コークスを、旋回しながら受ける構成になっているものもあるが、この場合も、旋回中にコークバケットが他の設備に接触し、設備損傷を招く恐れがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、コークバケットの底蓋での赤熱コークスの噛み込みを防止し、赤熱コークスの受入れと搬送を安定に行えるコークス乾式消火設備の装入装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明の要旨は、以下の通りである。
(1)側端部を支点として下向きに開放可能な底蓋を備えたコークバケットを載置可能で、かつ、下向きに開放可能な装入蓋が設けられた装入シュートを有し、該装入シュートに前記コークバケットを載置して前記底蓋を開放すると共に前記装入蓋を開放して、前記コークバケット内の赤熱コークスを前記装入シュートを介して乾式消火チャンバーへ装入するコークス乾式消火設備の装入装置において、
前記装入シュートには、前記底蓋の開放支点の側方で、開放する前記底蓋とは非接触の位置に、前記開放支点に向けて気体噴出ノズルを設け、しかも該気体噴出ノズルは基側から先側へかけて下方へ傾斜させた状態で位置決めされ、前記底蓋を開放する際に、開放した前記底蓋の上面で前記開放支点の部分に溜まった前記赤熱コークスの裾部に向けて気体を吹き付け、該赤熱コークスを下方へ落下させることを特徴とするコークス乾式消火設備の装入装置。
(2)前記気体噴出ノズルの傾斜角度は、水平位置に対して下方へ15度以上20度以下の範囲内であることを特徴とする(1)記載のコークス乾式消火設備の装入装置。
本発明に係るコークス乾式消火設備の装入装置は、装入シュートに気体噴出ノズルを設け、しかもこの気体噴出ノズルを、底蓋の開放支点の側方で、開放する底蓋とは非接触の位置に、開放支点に向けて配置するので、簡単な構成で、開放した底蓋の上面で開放支点の部分に溜まった赤熱コークスに気体を吹き付け、下方へ落下させることができる。
ここで、気体噴出ノズルは、基側から先側へかけて下方へ傾斜させた状態で位置決めされ、溜まった赤熱コークスの裾部に向けて気体を吹き付けるので、主として赤熱コークスの落下の妨げになっている部分に対し、気体の吹き付けを行うことができる。これにより、残留した赤熱コークス全体に気体を吹き付けることなく、短時間で効率的に、残留した赤熱コークスを落下させることができる。
従って、コークバケットの底蓋での赤熱コークスの噛み込みを防止し、赤熱コークスの受入れと搬送を安定に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るコークス乾式消火設備の装入装置の使用状態の正断面図である。 (A)は同コークス乾式消火設備の装入装置を平面視したときの説明図、(B)は同装入装置上に載置したコークバケットの使用状態の側断面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係るコークス乾式消火設備の装入装置(以下、単に装入装置ともいう)10は、下向きに開放可能な底蓋11を備えたコークバケット12を載置可能で、下向きに開放可能な装入蓋13が設けられた装入シュート14を有し、この装入シュート14にコークバケット12を載置して底蓋11を開放すると共に装入蓋13を開放して、コークバケット12内の赤熱コークスを装入シュート14を介して乾式消火チャンバー15へ装入する装置である。以下、詳しく説明する。
乾式消火チャンバー15は、上端部と下端部に、赤熱コークスの装入口16と排出口(図示しない)がそれぞれ設けられ、内部に不活性ガスを循環させるものである。これにより、装入口16から装入された1000℃程度の赤熱コークスを100℃程度まで冷却して排出口から排出すると共に、赤熱コークスが有する熱量も回収している。
この乾式消火チャンバー15の装入口16には、装入装置10の装入シュート14の下端部が取り付け可能になっている。この装入装置10は、乾式消火チャンバー15の装入口16に対して、水平方向に移動可能であり、赤熱コークスの装入時以外は、装入口16が閉塞蓋(図示しない)で塞がれている。
装入シュート14は、その上側が角筒状となって、その高さ方向中央部が、下方へ向けて縮幅している。
この装入シュート14の上側には装入蓋13が設けられ、この装入蓋13が、閉じた状態では四角形となる両開き(観音開き)する2つの装入扉部17、18で構成されている。
各装入扉部17、18は、装入シュート14の両側に配置された回動軸19、20により、下向きに開放可能になっている。また、各装入扉部17、18には、その回動軸19、20とは反対側にバランサー(図示しない)が設けられ、自由状態では各装入扉部17、18が閉じた状態を維持し、各装入扉部17、18に上方から力が加わった状態では下向きに開放する。
装入装置10上に載置されるコークバケット12は、円筒状部の下部に下方へ向けて縮径するテーパ状の縮径部22を有する容器21と、この容器21の下端部に設けられた底蓋11とを有し、例えば、1000℃程度の赤熱コークスを収納可能な従来公知のものである。なお、コークバケット12を装入装置10上に載置すると、装入シュート14内に、縮径部22の下部と底蓋11とが位置する。
底蓋11は、閉じた状態では円形となる両開き(観音開き)する2つの半円状の底扉部23、24で構成され、この各底扉部23、24が、容器21下端部の径方向両側端部に設けられた回動軸(開放支点の一例)25、26で、下向きに開放可能になっている。
容器21の周囲には、クレーン等のフックを引っ掛けるための枠体(図示しない)が、容器21に対して上下動可能に設けられ、しかも、この枠体と各底扉部23、24とが連結されている。
これにより、クレーンのフックを枠体に引っ掛け、コークバケット12を持ち上げると、上限位置に移動する枠体によって各底扉部23、24が引き上げられ、各底扉部23、24の閉状態を維持できる。一方、コークバケット12を装入装置10上に降ろすと、容器21に対して枠体が下がり、これに連動して各底扉部23、24が自由状態になって、各底扉部23、24が開放される。
従って、赤熱コークスが収納されたコークバケット12を、装入装置10上に載置すると、底蓋11の各底扉部23、24が下向きに開放する。このとき、各底扉部23、24が下向きに開放しようとする力によって、各底扉部23、24の先側下面に取り付けられた当接部27、28の押圧により、装入装置10の装入蓋13の装入扉部17、18を下向きに開放して、赤熱コークスが乾式消火チャンバー15へ装入される。
なお、各底扉部23、24は、回動軸25、26を支点として、水平位置に対し40〜45度の範囲内で下方に傾斜した状態で開く。
そして、赤熱コークスの乾式消火チャンバー15への装入が終了すると、装入装置10上からコークバケット12を取り外すため、コークバケット12を上昇させる。
このとき、各底扉部23、24を枠体が引き上げるため、各底扉部23、24は閉じようとするが、上記したように、各底扉部23、24が傾斜していたことにより、各底扉部23、24の上面の回動軸25、26側には、その軸心方向の300mm程度の範囲に渡って赤熱コークスが残留(堆積)する。このため、赤熱コークスの噛み込みが発生して、各底扉部23、24が完全に閉じない。
そこで、図1、図2(A)、(B)に示すように、装入シュート14に、赤熱コークスを下方へ落下させるための気体噴出ノズル29〜32を複数(ここでは、半円状の左右の底扉部23、24に対して各々2本ずつの合計4本)設ける。
この気体噴きノズル29〜32は、コンプレッサー(図示しない)に接続された配管33〜36の先端にそれぞれ連結されており、その内径は、例えば、5〜15mm程度であり、気体の噴出圧力(元圧)は、例えば、0.3〜0.5MPa程度である。なお、噴き出す気体としては、例えば、空気や窒素(不活性ガス)を使用できる。
一対の気体噴出ノズル29、30は、一方の底扉部23の回動軸25の両側方に、また他の一対の気体噴きノズル31、32は、他方の底扉部24の回動軸26の両側方に、それぞれ各回動軸25、26に向けて配置している。
具体的には、対となる気体噴出ノズル29、30(対となる気体噴出ノズル31、32も同様)を、底扉部23が取り付けられた容器21の下端部と、底扉部23との間に向けて、気体が吹き付けられるように配置する。
このとき、気体噴出ノズル29、30は、開放する底扉部23とは非接触の位置(平面視して重ならない位置)に配置され、気体噴出ノズル29、30の対向する先端の間隔を、底扉部23の大きさに応じて、例えば、1000mm以上2000mm以下の範囲内にすることが好ましい。これは、気体噴出ノズルの先端の間隔が近過ぎると、気体噴出ノズルが落下する赤熱コークスに接触して破損する恐れがあり、一方、先端の間隔が離れ過ぎると、赤熱コークスに吹き付ける気体の吹き付け強さが弱くなり、また、気体を吹き出すためのコンプレッサーの圧力を更に高める必要があることによる。
気体噴出ノズル29(気体噴出ノズル30〜32も同様)は、基側から先側へかけて、下方へ傾斜させた状態で位置決めされている。これは、図2(A)、(B)に示すように、開放した(最大に傾斜した状態の)底蓋11の上面で回動軸25の部分に溜まった赤熱コークスの裾部37(残留(堆積)した赤熱コークスの下側)に向けて気体を吹き付け、赤熱コークスを下方へ落下させるためである。従って、気体噴出ノズル29の傾斜角度θを、水平位置に対して下方へ15度以上20度以下(好ましくは、下限を16度、上限を19度)の範囲内にすることが好ましい。ここで、気体噴出ノズルの傾斜角度θが15度未満の場合、傾斜角度が小さ過ぎて、残留赤熱コークスの裾部を払う効果が減少する。一方、気体噴出ノズルの傾斜角度θが20度を超える場合、傾斜角度が大き過ぎて、気体が赤熱コークスにあたる前に底蓋11の上面にあたって勢いが弱まる。
続いて、本発明の一実施の形態に係るコークス乾式消火設備の装入装置10の使用方法について説明する。
まず、コークス炉(図示しない)から窯出しされた赤熱コークスを、バケット台車上に旋回しながら載置されているコークバケット12で受ける。
そして、バケット台車を乾式消火チャンバー15まで移動させ、クレーンのフックをコークバケット12の枠体に引っ掛け、コークバケット12を装入装置10の上方高さ位置まで持ち上げる。このとき、各底扉部23、24を枠体が引き上げるため、各底扉部23、24は閉状態を維持する。
次に、コークバケット12を、乾式消火チャンバー15の装入口16の上方位置まで水平移動させる。このとき、装入口16を塞いでいた閉塞蓋を取り外すと共に、装入口16に装入装置10の装入シュート14を取り付け、この装入シュート14に向けてコークバケット12を降ろす。ここで、コークバケット12を、装入装置10上に載置すると、コークバケット12の底蓋11の各底扉部23、24が自由状態となって下向きに開放し、この力によって、装入シュート14の装入蓋13の各装入扉部17、18も下向きに開放して、赤熱コークスが乾式消火チャンバー15へ装入される。
このとき、各気体噴出ノズル29〜32により、各底扉部23、24の上面で、回動軸25、26の部分に溜まった赤熱コークスの裾部37に向けて、気体を吹き付け、赤熱コークスを下方へ落下させる。
そして、乾式消火チャンバー15への赤熱コークスの装入が終了した後、コークバケット12の枠体に引っ掛けたクレーンのフックを上昇させ、コークバケット12を装入装置10上から取り外す。このとき、枠体が引き上げられるため、各底扉部23、24が閉状態となった後、コークバケット12が上昇する。これに伴い、装入シュート14の各装入扉部17、18も閉状態となるため、装入装置10を乾式消火チャンバー15の装入口16から取り外した後、装入口16に閉塞蓋を取り付ける。
ここで、各気体噴出ノズル29〜32からの気体の吹き付けは、タイマー等を利用して自動的に、コークバケット12の各底扉部23、24が開いてから閉じるまでの間中、連続的に、又は、例えば、1〜5秒の間隔で断続的に、行ってもよい。
そして、コークバケット12をバケット台車上に配置し、枠体からクレーンのフックを取り外して、バケット台車をコークス炉側へ移動させ、空状態のコークバケット12で赤熱コークスを受ける。
上記した方法を繰り返し行い、乾式消火チャンバー15への赤熱コークスの装入を行う。
これにより、コークバケット12の底蓋11の各底扉部23、24での赤熱コークスの噛み込みを防止できるので、コークバケット12をバケット台車上に傾けることなく配置でき、赤熱コークスの受入れと搬送を安定に行える。
次に、本発明の作用効果を確認するために行った実施例について説明する。
ここでは、気体噴出ノズルからの気体の吹き付け位置を変更すると共に、気体噴出ノズルの水平方向に対する下方への傾斜角度θを0〜30度の範囲で種々変更して、底蓋を開放する際に、開放した底蓋の上面で、回動軸の部分に溜まった赤熱コークスを、下方へ落下させたときの赤熱コークスの除去率を測定した結果について説明する。
なお、気体噴出ノズルは、各底扉部の回動軸の両側であって、非接触の位置に配置され、この気体噴出ノズルの対向する先端の間隔を1700mm(片側850mm)とした。また、ノズル径は15Aであり、気体の噴出圧力(元圧)を0.37MPaとした。
この結果を、表1に示す。
Figure 0005343774
この表1において、除去率とは、回動軸の部分に溜まった全赤熱コークス量に対する落下した赤熱コークス量の割合(体積%)であり、目視により得た結果である。
表1から明らかなように、気体噴出ノズルからの気体の吹き付け位置を、残留した赤熱コークスの裾部とした場合、残留した赤熱コークスの中央部とした場合よりも、赤熱コークスの除去率が上昇する傾向にあることが分かった。
また、気体噴出ノズルからの気体の吹き付け位置を、残留した赤熱コークスの裾部とした場合、気体噴出ノズルを水平状態としたときよりも、傾斜させたときの方が、赤熱コークスの除去率が上昇する傾向にあることが分かった。特に、気体噴出ノズルの傾斜角度θを15度以上20度以下の範囲にした場合は、残留した赤熱コークスの全部を下方へ落下させることができた(赤熱コークスの除去率:100体積%)。
従って、本発明のコークス乾式消火設備の装入装置を使用することで、コークバケットの底蓋での赤熱コークスの噛み込みを防止でき、赤熱コークスの受入れと搬送を安定に行えることを確認できた。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のコークス乾式消火設備の装入装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記実施の形態においては、円筒状の容器の底部に、閉じた状態では円形となる2つの半円状の開閉蓋で構成された底蓋を設けたコークバケットについて説明したが、下向きに開放可能な底蓋を備えていれば、これに限定されるものではない。例えば、容器の形状は角筒状でもよく、また底蓋の形状を角形や楕円形にしてもよく、更に底蓋を1つの開閉蓋で構成してもよい。
そして、前記実施の形態においては、コークバケットの底蓋を開放する回動軸の両側方に、気体噴出ノズルを配置した場合について説明したが、底蓋への赤熱コークスの残留状況や、気体噴出ノズルからの気体の噴出速度に応じて、回動軸の片側側方のみに気体噴出ノズルを配置してもよい。また、気体噴出ノズルは、回動軸の片側に1本配置した場合について説明したが、片側に複数本(例えば、2〜5本程度)配置してもよい。
10:コークス乾式消火設備の装入装置、11:底蓋、12:コークバケット、13:装入蓋、14:装入シュート、15:乾式消火チャンバー、16:装入口、17、18:装入扉部、19、20:回動軸、21:容器、22:縮径部、23、24:底扉部、25、26:回動軸(開放支点)、27、28:当接部、29〜32:気体噴出ノズル、33〜36:配管、37:裾部

Claims (2)

  1. 側端部を支点として下向きに開放可能な底蓋を備えたコークバケットを載置可能で、かつ、下向きに開放可能な装入蓋が設けられた装入シュートを有し、該装入シュートに前記コークバケットを載置して前記底蓋を開放すると共に前記装入蓋を開放して、前記コークバケット内の赤熱コークスを前記装入シュートを介して乾式消火チャンバーへ装入するコークス乾式消火設備の装入装置において、
    前記装入シュートには、前記底蓋の開放支点の側方で、開放する前記底蓋とは非接触の位置に、前記開放支点に向けて気体噴出ノズルを設け、しかも該気体噴出ノズルは基側から先側へかけて下方へ傾斜させた状態で位置決めされ、前記底蓋を開放する際に、開放した前記底蓋の上面で前記開放支点の部分に溜まった前記赤熱コークスの裾部に向けて気体を吹き付け、該赤熱コークスを下方へ落下させることを特徴とするコークス乾式消火設備の装入装置。
  2. 請求項1記載のコークス乾式消火設備の装入装置において、前記気体噴出ノズルの傾斜角度は、水平位置に対して下方へ15度以上20度以下の範囲内であることを特徴とするコークス乾式消火設備の装入装置。
JP2009206014A 2009-09-07 2009-09-07 コークス乾式消火設備の装入装置 Expired - Fee Related JP5343774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206014A JP5343774B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 コークス乾式消火設備の装入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206014A JP5343774B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 コークス乾式消火設備の装入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011057752A JP2011057752A (ja) 2011-03-24
JP5343774B2 true JP5343774B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=43945761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009206014A Expired - Fee Related JP5343774B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 コークス乾式消火設備の装入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5343774B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108977207A (zh) * 2017-06-01 2018-12-11 科利特环能科技(大连)有限公司 一种熄焦炉焦罐及装焦装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439485Y2 (ja) * 1975-09-19 1979-11-21
JPH0535837U (ja) * 1991-03-29 1993-05-14 川崎製鉄株式会社 コークス乾式冷却塔への赤熱コークス装入バケツト

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011057752A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230042516A1 (en) Stack Lifting Assembly
JP2011079094A (ja) 連続式のコンベア式ショットピーニング装置及びショットピーニング方法
JP5343774B2 (ja) コークス乾式消火設備の装入装置
KR101834420B1 (ko) 원료 공급장치
CN207992074U (zh) 一种瓶盖自动成像检测系统
JP5344304B2 (ja) トラフ揺動式ショットブラスト装置及びトラフ揺動式ショットブラスト処理方法
JP6372020B2 (ja) ショットブラスト装置
CN107737763A (zh) 一种特种玻璃废弃物资源回收用自动彻底清洗机器人
US1159707A (en) Apparatus for cleansing castings.
CN106086915A (zh) 一种金属除锈铁浆制备装置
KR101383101B1 (ko) 다열분체 흡입이송장치
JP4130890B2 (ja) ホッパ投入装置
CN208246601U (zh) 一种轨道交通部件表面处理设备
JP2001003061A (ja) コークス炉装炭孔掃除装置
CN201058877Y (zh) 灰斗泄压除尘回收装置
CN109160300A (zh) 一种双层烟箱的侧式翻箱方法及翻箱系统
KR101778611B1 (ko) 경주통장치
CN209020494U (zh) 一种研磨体装卸装置
KR102214926B1 (ko) 곡물가루 하역 장치
CN109940520A (zh) 钢瓶内壁自动清洗系统
JP5879399B2 (ja) 廃棄物搬送装置及びその運転方法
JP2005001806A (ja) ボール供給機
CN109015410A (zh) 抛丸机
CN217700543U (zh) 一种笼式空罐翻转吹扫设备
CN209359614U (zh) 一种便于进料的葡萄除梗破碎机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130729

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5343774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees