JP5879399B2 - 廃棄物搬送装置及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄物搬送装置に関するものである。
従来、廃棄物を処理する廃棄物処理設備に対して廃棄物を搬送する廃棄物搬送装置が知られている。例えば、特許文献1には、廃棄物処理設備に設けられた廃棄物の投入口よりも高い位置まで廃棄物を搬送するコンベアと、このコンベアを収容するケースと、を備える廃棄物搬送装置が開示されている。コンベアは、上方から落下してきた廃棄物を水平方向に搬送する水平搬送部と、水平搬送部の下流側の端部から廃棄物を斜め上方に搬送する傾斜搬送部と、を有している。ケースは、水平搬送部を収容する水平収容部と、傾斜搬送部を収容する傾斜収容部と、を有している。水平収容部のうちコンベアの上方の部位には、廃棄物を水平搬送部へ落下させるための開口が形成されており、当該開口と傾斜収容部におけるコンベアの上方の部位の下端部との間は、閉塞壁で塞がれている。これは、廃棄物の臭気のケース外への漏出を抑制するためである。
特開2009−227416号公報
本発明者らは、特許文献1に記載されるような廃棄物搬送装置、すなわち、廃棄物を水平方向に搬送した後に当該廃棄物を斜め上方に向かって搬送する廃棄物搬送装置では、水平収容部における開口と傾斜収容部におけるコンベアの上方の部位の下端部との間に臭気漏れを抑制するための閉塞壁を設けることにより、当該廃棄物搬送装置で廃棄物を搬送する過程において前記閉塞壁の下方に廃棄物の圧密(詰まり)が生じる場合があることを見出した。具体的に、傾斜搬送部に搬送されている廃棄物は、その一部が搬送途中で水平搬送部に向かって落下することがある一方、水平搬送部は、開口を通じて上方から落下してきた廃棄物を傾斜搬送部に向かって搬送し続ける。このため、水平搬送部と傾斜搬送部との境界近傍に廃棄物が堆積することによって廃棄物の塊が形成され、その廃棄物の塊がコンベアの駆動に伴って前記閉塞壁の下面に押し付けられることによって当該閉塞壁の下方に廃棄物の圧密が生じる場合がある。そうすると、コンベアに過負荷が作用する。
そこで、閉塞壁の位置をコンベアよりもなるべく高い位置に設定することが考えられる。しかしながら、閉塞壁の上方には、メンテナンス用の通路が設けられることもあり、閉塞壁の高さ位置には制限がある。
本発明の目的は、水平搬送部と傾斜搬送部とを有するコンベア及び臭気漏れを抑制するための閉塞壁を備え、かつ、簡単に閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生を抑制可能な廃棄物搬送装置及びその運転方法を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、廃棄物を投入するための投入口を有するともに当該投入口を通じて投入された廃棄物を処理する廃棄物処理設備に対し、前記廃棄物を搬送する廃棄物搬送装置であって、前記廃棄物処理設備の投入口よりも高い位置まで前記廃棄物を搬送するコンベアと、前記コンベアを収容するケースと、前記コンベア上に堆積する廃棄物に対して外力を付与する外力付与部と、を備え、前記コンベアは、前記廃棄物を水平方向に搬送する水平搬送部及びこの水平搬送部の下流側の端部から前記廃棄物を斜め上方に搬送する傾斜搬送部を有する形状のコンベア本体を有し、前記ケースは、前記水平搬送部を収容する水平収容部と、前記水平収容部の下流側の端部につながっており前記傾斜搬送部を収容する傾斜収容部と、を有し、前記水平収容部は、前記廃棄物を前記コンベア本体上へ落下させるための開口を有するとともに、前記開口と前記傾斜収容部のうち前記コンベア本体の上方に位置する部位の下端部との間を塞ぐ閉塞壁を有し、前記外力付与部は、前記廃棄物が前記閉塞壁の下方に堆積することにより形成された前記廃棄物の塊である廃棄物塊に対して当該廃棄物塊を崩す外力を付与する、廃棄物搬送装置を提供する。
本発明では、閉塞壁の下方に形成される廃棄物塊に対して外力付与部が外力を与えることにより当該廃棄物塊が崩れるので、閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生が抑制される。具体的に、傾斜搬送部が搬送している廃棄物の一部が水平搬送部に向かって落下する一方で開口を通じて上方から落下してきた廃棄物を水平搬送部が傾斜搬送部に向かって搬送し続けることにより、閉塞壁の下方(水平搬送部と傾斜搬送部との境界近傍)に廃棄物塊が形成される場合があるものの、外力付与部がその廃棄物塊に対して外力を付与することによって当該廃棄物塊が崩れる。よって、閉塞壁によって臭気漏れが防止され、しかも、当該閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生、すなわちコンベアへの過負荷の作用が抑制される。
この場合において、前記外力付与部は、圧縮ガスが膨張する際の膨張力が前記外力として前記廃棄物塊に作用するように前記廃棄物塊に対して前記圧縮ガスを噴射するガス噴射部を有することが好ましい。
このようにすれば、圧縮ガスが膨張する際の膨張力(衝撃力)が前記外力として廃棄物塊に作用するので、廃棄物塊がより効果的に崩れる。
具体的に、前記ガス噴射部は、前記膨張力が前記廃棄物塊に対して前記コンベア本体の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む姿勢で前記ケースに接続されていることが好ましい。
このようにすれば、コンベア本体の駆動に伴って閉塞壁の下方に形成される廃棄物塊をより効果的に崩すことができる。具体的に、廃棄物塊のうち前記膨張力が作用する部位のそれ以外の部位に対する相対速度が大きくなるので、両部位の境界にせん断力が作用する。これにより、前記膨張力が作用する部位は、それ以外の部位に対して搬送方向と反対方向に向かって変位するので、廃棄物塊が効果的に崩れる。
また、本発明において、前記ガス噴射部は、その先端が前記閉塞壁の下面よりも下方に位置する姿勢で前記ケースに接続されていることが好ましい。
このようにすれば、閉塞壁の下方において当該閉塞壁の下面に接する形状の廃棄物塊が形成された際にガス噴射部の先端が廃棄物塊の上面もしくは廃棄物塊中に位置するので、圧縮ガスの膨張力が効果的に廃棄物塊に作用する。よって、廃棄物塊をより確実に崩すことができる。
また、本発明において、前記閉塞壁と前記コンベア本体との間における前記廃棄物の詰まりを検知可能な検知部と、前記検知部が前記詰まりを検知したときに前記外力付与部を駆動する駆動部と、をさらに備えることが好ましい。
このようにすれば、閉塞壁とコンベア本体との間における廃棄物の詰まり、すなわち閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生を検知部が検知したときに駆動部によって外力付与部が駆動され、これにより閉塞壁の下方における廃棄物塊が崩れる。よって、自動的かつ安定的に廃棄物の圧密の発生が抑制される。
具体的に、前記検知部は、前記コンベア本体の駆動負荷に基づいて詰まりを検知することが好ましい。
このようにすれば、廃棄物の詰まりが生じる部位(閉塞壁の下方)に特別なセンサを設けずに廃棄物の詰まりの検知が可能となる。すなわち、本発明の対象となる詰まりは、当該詰まりがコンベア本体の駆動負荷の上昇を引き起こすことを利用することにより検知される。
例えば、前記コンベアが前記コンベア本体を駆動するモータをさらに有する場合、前記検知部は、前記モータの電流値を検出するセンサと、前記センサの検出値が基準値を超えたときに前記詰まりが生じたと判定する判定部と、を有し、前記駆動部は、前記判定部が前記詰まりが生じたと判定したときに前記外力付与部を駆動することが好ましい。
このようにすれば、簡単な構成で詰まりが検知され、さらに、モータのトリップの発生が抑制される。具体的に、前記詰まりの発生(閉塞壁の下方における廃棄物の圧密の発生)に起因してコンベア本体に作用する負荷が大きくなると、モータの負荷トルクが大きくなり、これによりモータの駆動に必要な電流値が大きくなる。このため、センサの検出値(電流値)が所定の基準値を超えるという条件を満たしたときに、閉塞壁の下方に廃棄物の圧密が生じたと判定することができる。よって、センサの検出値が基準値を超えたときに外力付与部を駆動することにより、有効に廃棄物塊を崩すことができる。これにより、モータの負荷トルク、すなわち当該モータの駆動に必要な電流値が小さくなる。したがって、モータのトリップの発生、すなわちコンベア本体の停止が抑制される。
また、本発明は、前記コンベア本体として、前記廃棄物を搬送する搬送体と、前記搬送体上に立設された複数の支柱と、を有し、各支柱の前記搬送体の搬送方向と直交する幅方向の寸法は、前記搬送体の前記幅方向の寸法よりも小さく設定されており、前記複数の支柱は、前記搬送方向に沿って間欠的に並びかつ前記幅方向に沿って間欠的に並ぶように配置されているものについて、特に有効である。
具体的に、傾斜搬送部が搬送する領域では、搬送体上の廃棄物のうち各支柱に囲まれる空間に収まるものについては、支柱による下方からの支持を受けるので上方に搬送されるものの、搬送体上の廃棄物のうち前記空間から露出するもの(各支柱の上端から露出するもの)については、支柱による支持がないので下方の水平搬送部に向かって落下する。つまり、傾斜搬送部は、前記空間の体積に略相当する量の廃棄物を定量的に上方に搬送する。一方、傾斜搬送部から水平搬送部に落下した廃棄物は、閉塞壁の下方での廃棄物塊の形成の原因となるものの、当該廃棄物塊は外力付与部によって崩される。よって、傾斜搬送部によって前記空間の体積に略相当する量の廃棄物が定量的に搬送され、かつ、閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生が抑制される。
また、本発明は、廃棄物を処理する廃棄物処理設備に前記廃棄物を搬送する廃棄物搬送装置の運転方法であって、前記廃棄物搬送装置として、前記廃棄物を搬送するコンベアと、前記コンベアを収容するケースと、を備え、前記コンベアは、前記廃棄物を水平方向に搬送する水平搬送部及びこの水平搬送部の下流側の端部から前記廃棄物を斜め上方に搬送する傾斜搬送部を有する形状を有し、前記ケースは、前記水平搬送部を収容する水平収容部と、前記水平収容部の下流側の端部につながっており前記傾斜搬送部を収容する傾斜収容部と、を有し、前記水平収容部は、前記廃棄物を前記コンベア上へ落下させるための開口を有するとともに、前記開口と前記傾斜収容部のうち前記コンベアの上方に位置する部位の下端部との間を塞ぐ閉塞壁を有するものを準備する準備工程と、前記コンベアにより前記廃棄物を搬送する搬送工程と、を備え、前記搬送工程では、前記廃棄物が前記閉塞壁の下方に堆積することにより前記廃棄物の塊である廃棄物塊が形成されたときにその廃棄物塊に対して圧縮ガスを噴射することによって当該廃棄物塊を崩す、廃棄物搬送装置の運転方法を提供する。
本運転方法では、閉塞壁の下方に廃棄物塊が形成されたときにその廃棄物塊に対して圧縮ガスを噴射することによって当該廃棄物塊を崩すので、閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生が抑制される。よって、コンベアに過負荷が作用することが抑制される。
以上のように、本発明によれば、水平搬送部と傾斜搬送部とを有するコンベア及び臭気漏れを抑制するための閉塞壁を備え、かつ、簡単に閉塞壁の下方での廃棄物の圧密の発生を抑制可能な廃棄物搬送装置及びその運転方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の廃棄物処理システムの概略を示す図である。 図1に示すホッパー及び廃棄物搬送装置の一部の平面図である。 図2のIII−III線での断面図である。 図1に示す廃棄物搬送装置のコンベア本体の平面図である。 図4に示すコンベア本体の断面正面図である。 センサの検出値の推移を示すグラフである。
本発明の一実施形態の廃棄物処理システムについて、図1を参照しながら説明する。
図1に示されるように、廃棄物処理システムは、ホッパー100と、廃棄物搬送装置200と、シール部300と、供給部400と、流動床炉500と、を備えている。
ホッパー100は、上方から投入された廃棄物Wを貯留するとともに、当該廃棄物Wを下方に落下させる。
廃棄物搬送装置200は、ホッパー100から落下してきた廃棄物Wを所定の高さ位置まで搬送する装置である。この廃棄物搬送装置200の詳細については、後述する。
シール部300は、廃棄物搬送装置200の下流側に設けられている。シール部300は、空気の流動床炉500への流入を抑制する部位である。具体的に、シール部300は、廃棄物搬送装置200の下流側の端部から鉛直下向きに向かって長く延びる配管により構成される。このシール部300内に廃棄物Wが積み上げられる、あるいは仕切板を有するシール装置によって前記配管内が遮断されることにより流動床炉500の気密性が高まるので、空気の流動床炉500への流入が抑制される。
供給部400は、シール部300の下部に接続されている。供給部400は、廃棄物Wを下流側に搬送可能なスクリューコンベア410を有している。供給部400は、シール部300から落下してきた廃棄物Wをスクリューコンベア410によって流動床炉500に供給する。
流動床炉500は、炉本体510内において流動媒体が流動することによって形成される流動床520で廃棄物Wを加熱することにより当該廃棄物Wからガスを取り出す炉である。流動床炉500は、廃棄物処理設備の一部を構成する。なお、ここで発生したガスは、下流側の設備で適宜処理される。
次に、図2〜図6を参照しながら、廃棄物搬送装置200について詳細に説明する。
廃棄物搬送装置200は、廃棄物Wを搬送するコンベア20と、コンベア20を収容するケース30と、コンベア20上に堆積する廃棄物Wに外力を付与する外力付与部40と、外力付与部の駆動を制御する制御部50と、を備えている。
コンベア20は、コンベア本体22と、コンベア本体22を駆動するモータ28と、を有する。
コンベア本体22は、搬送体23と、複数の支柱24と、原動ローラ25と、従動ローラ26と、を有する。
図4及び図5に示されるように、搬送体23は、搬送方向に沿って並ぶ複数のエプロン23aと、各エプロン23aに接続されたチェーン23bと、を有する。各エプロン23aは、搬送方向の寸法よりも搬送方向と直交する幅方向の寸法の方が長い矩形状に形成されている。チェーン23bは、原動ローラ25及び従動ローラ26間に掛け回されている。
複数の支柱24は、エプロン23a上に立設されている。図4及び図5に示されるように、各支柱24の幅方向の寸法は、各エプロン23aの幅方向の寸法よりも小さく設定されている。複数の支柱24は、搬送方向に沿って間欠的に並びかつ幅方向に沿って間欠的に並ぶように配置されている。本実施形態では、搬送方向に沿って配置される複数の支柱24が立設されるエプロン23aは、一枚おきに選定されている。
原動ローラ25(図1を参照)は、搬送方向の下流側の端部に設けられている。原動ローラ25は、従動ローラ26よりも高く、かつ流動床炉500の投入口512よりも高い位置に配置されている。従動ローラ26は、搬送方向の上流側の端部に設けられている。従動ローラ26は、ホッパー100の下方に配置されている。
本実施形態では、コンベア本体22は、ホッパー100から落下した廃棄物Wを水平方向に搬送した後、斜め上方に向かって搬送する形状に形成されている。すなわち、コンベア本体22は、廃棄物Wを水平方向に搬送する水平搬送部22a及びこの水平搬送部22aの下流側の端部から廃棄物Wを斜め上方に搬送する傾斜搬送部22bを有する形状に形成される。
モータ28は、原動ローラ25に接続されており、当該原動ローラ25を駆動する。このモータ28は、図1において原動ローラ25が右回りに回転する駆動力を当該原動ローラ25に与える。これにより、チェーン23b及び複数のエプロン23aが搬送方向に駆動される。
ケース30は、コンベア本体22の水平搬送部22aを収容する水平収容部31と、水平収容部31の下流側の端部につながっており傾斜搬送部22bを収容する傾斜収容部36と、を有する。
水平収容部31は、ホッパー100から水平搬送部22a上に廃棄物Wを落下させるための開口31aを有するとともに、当該開口31aを除いて水平搬送部22aの周囲を覆う形状を有する。具体的に、水平収容部31は、水平搬送部22aの下方に配置された底壁32と、水平搬送部22aの搬送方向の右側に配置された右側壁33と、水平搬送部22aの搬送方向の左側に配置された左側壁34と、開口31aと傾斜収容部36のうち傾斜搬送部22bの上方に位置する上壁37の下端部37aとの間を塞ぐ閉塞壁35と、を有する。本実施形態では、閉塞壁35は、ホッパー100のうち搬送方向の下流側に配置されており鉛直方向と平行な後壁104の下端部105と前記上壁37の下端部37aとを接続している。閉塞壁35は、平板状に形成されており、水平と平行となるように姿勢で配置されている。図示されていないが、閉塞壁35の上方には、メンテナンス用の通路が設けられる。
以上に説明した廃棄物搬送装置200によって廃棄物Wを搬送し続けると、図3に示されるように、閉塞壁35の下方に廃棄物Wの塊(以下、「廃棄物塊Wb」という。)が形成され、さらにこの廃棄物塊Wbがコンベア本体22の駆動に伴って閉塞壁35の下面に押し付けられることによって閉塞壁35の下方に廃棄物Wの圧密(詰まり)が生じる場合がある。具体的に、本廃棄物搬送装置200では、ホッパー100から開口31aを通じて落下してきた廃棄物Wを水平搬送部22aが傾斜搬送部22bに向かって搬送し、その後、当該廃棄物Wを傾斜搬送部22bが斜め上方に向かって搬送する。ここで、傾斜搬送部22bが廃棄物Wを搬送する領域では、各エプロン23a上の廃棄物Wのうち各支柱24に囲まれる空間に収まるものについては、支柱24による下方からの支持を受けるので上方に搬送されるものの、各エプロン23a上の廃棄物Wのうち前記空間から露出するもの(各支柱24の上端から露出するもの)については、支柱24による支持がないので下方の水平搬送部22aに向かって落下する。一方、水平搬送部22aは、開口31aを通じて上方から落下してくる廃棄物Wを傾斜搬送部22bに向かって搬送し続ける。このため、閉塞壁35の下方(水平搬送部22aと傾斜搬送部22bとの境界近傍)に廃棄物Wが堆積することによって廃棄物塊Wbが形成され、その廃棄物塊Wbがコンベア本体22の駆動に伴って閉塞壁35の下面に押し付けられることによって当該閉塞壁35の下方に廃棄物の圧密が生じる場合がある。そうすると、コンベア20に過負荷が作用する。
前記外力付与部40は、閉塞壁35の下方に形成された廃棄物塊Wbに対して当該廃棄物塊Wbを崩す外力を付与する。本実施形態では、外力付与部40は、前記外力として圧縮ガスの膨張力(衝撃力)を廃棄物塊Wbに付与する。これにより、廃棄物塊Wbが崩れる。よって、閉塞壁35の下方での廃棄物Wの圧密の発生が抑制され、コンベア20への過負荷の作用が抑制される。具体的に、外力付与部40は、圧縮ガスを貯留するガスタンク(図示略)と、タンク内の圧縮ガスを噴射するガス噴射部42と、を有する。
ガス噴射部42は、前記膨張力が廃棄物塊Wbに対してコンベア本体22の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む姿勢で水平収容部31に接続されている。換言すれば、ガス噴射部42は、圧縮ガスの噴射方向がコンベア本体22の搬送方向と反対方向のベクトルの成分を含む姿勢で水平収容部31に接続されている。ここで、「噴射方向」とは、圧縮ガスの噴射形態からみてその噴射の主たる方向と認められる方向を意味する。例えば、ガス噴射部42から、圧縮ガスがその噴射起点から特定の噴射領域に広がるような噴射角をもって円錐状、あるいは扇形状に噴射される場合、その噴射領域の中央を通る直線の方向が噴射方向に相当する。本実施形態では、ガス噴射部42は、第一ガス噴射部42aと、第二ガス噴射部42bと、第三ガス噴射部42cと、第四ガス噴射部42dと、第五ガス噴射部42eと、を有している。
第一ガス噴射部42aは、閉塞壁35に接続されている。図3に示されるように、第一ガス噴射部42aは、圧縮ガスの噴射方向が傾斜搬送部22bの搬送方向と正反対の方向となる姿勢で閉塞壁35に接続されている。第一ガス噴射部42aは、その先端が閉塞壁35の下面よりも下方に位置する姿勢で閉塞壁35に接続されている。なお、第一ガス噴射部42aは、その先端が閉塞壁35の下面と面一となる姿勢で閉塞壁35に接続されてもよい。
第二ガス噴射部42bは、右側壁33のうちコンベア本体22よりも上方でかつ閉塞壁35よりも下方の部位に接続されている。第二ガス噴射部42bは、圧縮ガスの噴射方向が水平と平行となり、かつ当該噴射方向と水平搬送部22aの搬送方向とのなす角が略135度となる姿勢で右側壁33に接続されている。
第三ガス噴射部42cは、右側壁33のうちコンベア本体22よりも上方でかつ第二ガス噴射部42bよりも下方の部位に接続されている。この第三ガス噴射部42cの右側壁33に対する接続姿勢は、第二ガス噴射部42bのそれと同じである。
第四ガス噴射部42dは、左側壁34のうちコンベア本体22よりも上方でかつ閉塞壁35よりも下方の部位に接続されている。第四ガス噴射部42dは、圧縮ガスの噴射方向が水平と平行となり、かつ当該噴射方向と水平搬送部22aの搬送方向とのなす角が略135度となる姿勢で左側壁34に接続されている。
第五ガス噴射部42eは、左側壁34のうちコンベア本体22よりも上方でかつ第四ガス噴射部42dの下方の部位に接続されている。この第五ガス噴射部42eの左側壁34に対する接続姿勢は、第四ガス噴射部42dのそれと同じである。
つまり、第二ガス噴射部42b〜第五ガス噴射部42eから噴射された圧縮ガスの膨張力の廃棄物塊Wbへの作用部位及び方向はいずれも、第一ガス噴射部42aから噴射された圧縮ガスの膨張力のそれとは異なる。よって、第二ガス噴射部42b〜第五ガス噴射部42eから噴射された圧縮ガスの膨張力は、廃棄物塊Wbのうち第一ガス噴射部42aから噴射された圧縮ガスの膨張力で崩れなかったものを特に有効に崩す。なお、第二ガス噴射部42b及び第三ガス噴射部42cは、その先端が右側壁33の内面と面一となる姿勢で当該右側壁33に接続されており、第四ガス噴射部42d及び第五ガス噴射部42eは、その先端が左側壁34の内面と面一となる姿勢で当該左側壁34に接続されている。このため、これら第二ガス噴射部42b〜第五ガス噴射部42eの各先端が廃棄物Wの搬送を妨げるのが抑制され、さらに、第二ガス噴射部42b〜第五ガス噴射部42eの各先端に廃棄物Wが接触することに起因する当該ガス噴射部の損傷が抑制される。
制御部50は、閉塞壁35の下方において廃棄物Wの詰まりが生じたときに外力付与部40を駆動する。具体的に、制御部50は、閉塞壁35の下方における廃棄物Wの詰まり(圧密の発生)を検知可能な検知部52と、外力付与部40を駆動する駆動部56と、を有する。
検知部52は、コンベア本体22の駆動負荷に基づいて前記詰まりを検知する。換言すれば、前記詰まりは、当該詰まりがコンベア本体22の駆動負荷を上昇させるのを利用することにより検知される。本実施形態では、検知部52は、モータ28の電流値を検出するセンサ53と、センサ53の検出値A1(電流値)が所定の基準値A0を超えたときに前記詰まりが生じたと判定する判定部54と、を有する。具体的に、閉塞壁35の下方での前記詰まりの発生に起因してコンベア本体22に作用する負荷が大きくなると、モータ28の負荷トルクが大きくなり、これによりモータ28の駆動に必要な電流値が大きくなる(図6を参照)。判定部54は、センサ53の検出値A1(電流値)が所定の基準値A0を超えるという条件を満たしたときに閉塞壁35の下方に廃棄物Wの詰まり(圧密)が生じたと判定する。
駆動部56は、判定部54が前記詰まりが生じたと判定したときに外力付与部40を駆動する。
以上説明したように、本実施形態の廃棄物搬送装置200では、閉塞壁35の下方に廃棄物Wの詰まりが生じたときにガス噴射部42が閉塞壁35の下方の廃棄物塊Wbに向かって圧縮ガスを噴射する。そうすると、廃棄物塊Wbに対して圧縮ガスの膨張力(衝撃力)が作用するので、当該廃棄物塊Wbが崩れる。よって、閉塞壁35の下方での廃棄物Wの詰まり(圧密の発生)が抑制され、コンベア20への過負荷の作用が抑制される。
具体的に、前記詰まりの検知は、コンベア本体22の駆動負荷に基づいて行われる。よって、廃棄物Wの詰まりが生じる部位(閉塞壁35の下方)に特別なセンサ(圧力センサやレベルセンサ等)を設けずに廃棄物Wの詰まりの検知が可能となる。
上記実施形態では、モータ28の電流値を検出可能なセンサ53の検出値A1が前記基準値A0を超えたか否かによって前記詰まりが生じたかどうかが判定される。よって、簡単な構成で前記詰まりが検知され、さらに、モータ28のトリップの発生、すなわちコンベア本体22の停止が抑制される。
また、上記実施形態では、ガス噴射部42は、前記膨張力が廃棄物塊Wbに対してコンベア本体22の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む姿勢で水平収容部31に接続されている。このため、閉塞壁35の下方に形成される廃棄物塊Wbが効果的に崩れる。具体的に、廃棄物塊Wbのうち前記膨張力が作用する部位のそれ以外の部位に対する相対速度が大きくなるので、両部位の境界にせん断力が作用する。これにより、前記膨張力が作用する部位は、それ以外の部位に対して搬送方向と反対方向に向かって変位するので、廃棄物塊Wbが効果的に崩れる。
また、上記実施形態では、第一ガス噴射部42aは、その先端が閉塞壁35の下面よりも下方に位置する姿勢で閉塞壁35に接続されている。よって、閉塞壁35の下方において当該閉塞壁35の下面に接する形状の廃棄物塊Wbが形成された際に第一ガス噴射部42aの先端が廃棄物塊Wbの上面もしくは廃棄物塊Wb中に位置するので、圧縮ガスの膨張力が効果的に廃棄物塊Wbに作用する。したがって、第一ガス噴射部42aの先端が閉塞壁35の下面と面一となる姿勢で第一ガス噴射部42aが閉塞壁35に接続される場合に比べて廃棄物塊Wbがより確実に崩れる。
また、上記実施形態では、コンベア本体22として、複数の支柱24を有するものが用いられている。このコンベア本体22は、傾斜搬送部22bによって各支柱24に囲まれる空間の体積に略相当する量の廃棄物Wを定量的に搬送することが可能である一方、閉塞壁35の下方における廃棄物塊Wbの形成を促進する側面を持つ。本実施形態では、閉塞壁35の下方に形成された廃棄物塊Wbは制御部50によって自動的に崩されるので、このコンベア本体22の特性に起因するデメリット(廃棄物塊Wbの形成促進機能)を抑制しつつメリット(廃棄物Wの定量搬送機能)を享受することできる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、外力付与部40は、外力として圧縮ガスの膨張力を廃棄物塊Wbに付与可能なガス噴射部42を有する例が示されたが、外力付与部40は、前記外力として押圧力を廃棄物塊Wbに付与可能なプッシャを有していてもよい。
また、外力付与部40による前記外力の付与方向は、前記外力が廃棄物塊Wbに対してコンベア本体22の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む範囲で適宜変更されてもよい。例えば、各ガス噴射部42a〜42eの水平収容部31に対する接続姿勢は、前記膨張力が廃棄物塊Wbに対してコンベア本体22の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む姿勢であれば、上記に限られない。
また、上記実施形態では、第一ガス噴射部42aが閉塞壁35に接続された例が示されたが、廃棄物塊Wbのうち閉塞壁35の下面近傍の部位に対して傾斜搬送部22bの搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む膨張力を付与可能であれば、第一ガス噴射部42aは、例えば傾斜収容部36の上壁37に接続されてもよい。
また、上記実施形態では、センサ53がモータ28の電流値を検出する例が示されたが、センサ53は、閉塞壁35の下方での廃棄物Wの詰まりを検知可能であれば、上記に限られない。例えば、センサ53は、閉塞壁35の下面近傍に設けられた光電センサやレベルセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、センサ53は、コンベア本体22の駆動負荷を検出するためにモータ28の電流値を検出する例が示されたが、前記駆動負荷を検出可能な検出対象はモータ28の電流値に限られない。例えば、センサ53は、前記駆動負荷としてコンベア本体22に作用する荷重を検出してもよい。あるいは、センサ53は、閉塞壁35の下面の圧力を検出してもよい。この場合、センサ53として、閉塞壁35の下面に設置可能な圧力センサが用いられることが好ましい。また、センサ53は、原動ローラ25又は従動ローラ26の回転数を検出してもよい。この場合、判定部54は、センサ53の検出値(回転数)が所定の基準回転数を下回ったときに前記詰まりが発生したと判定する。
また、上記実施形態では、コンベア本体22が、複数のエプロン23a及びチェーン23bを有するいわゆるチェーンコンベアである例が示されたが、コンベア本体22は、いわゆるベルトコンベアであってもよい。
また、上記実施形態では、コンベア本体22が複数の支柱24を有する例が示されたが、コンベア本体22は、搬送方向に沿って並ぶとともにそれぞれが前記幅方向の全域にわたってつながる形状の複数の起立板を有していてもよい。
20 コンベア
22 コンベア本体
22a 水平搬送部
22b 傾斜搬送部
23 搬送体
24 複数の支柱
25 原動ローラ
26 従動ローラ
28 モータ
30 ケース
31 水平収容部
31a 開口
35 閉塞壁
36 傾斜収容部
40 外力付与部
42 ガス噴射部
50 制御部
52 検知部
53 センサ(電流計)
54 判定部
56 駆動部
100 ホッパー
200 廃棄物搬送装置
300 シール部
400 供給部
500 流動床炉
W 廃棄物
Wb 廃棄物塊

Claims (8)

  1. 廃棄物を投入するための投入口を有するともに当該投入口を通じて投入された廃棄物を処理する廃棄物処理設備に対し、前記廃棄物を搬送する廃棄物搬送装置であって、
    前記廃棄物処理設備の投入口よりも高い位置まで前記廃棄物を搬送するコンベアと、
    前記コンベアを収容するケースと、
    前記コンベア上に堆積する廃棄物に対して外力を付与する外力付与部と、を備え、
    前記コンベアは、前記廃棄物を水平方向に搬送する水平搬送部及びこの水平搬送部の下流側の端部から前記廃棄物を斜め上方に搬送する傾斜搬送部を有する形状のコンベア本体を有し、
    前記ケースは、前記水平搬送部を収容する水平収容部と、前記水平収容部の下流側の端部につながっており前記傾斜搬送部を収容する傾斜収容部と、を有し、
    前記水平収容部は、前記廃棄物を前記コンベア本体上へ落下させるための開口を有するとともに、前記開口と前記傾斜収容部のうち前記コンベア本体の上方に位置する部位の下端部との間を塞ぐ閉塞壁を有し、
    前記外力付与部は、前記廃棄物が前記閉塞壁の下方に堆積することにより形成された前記廃棄物の塊である廃棄物塊に対して当該廃棄物塊を崩す外力を付与し、
    前記外力付与部は、圧縮ガスが膨張する際の膨張力が前記外力として前記廃棄物塊に作用するように前記廃棄物塊に対して前記圧縮ガスを噴射するガス噴射部を有する、廃棄物搬送装置。
  2. 請求項に記載の廃棄物搬送装置において、
    前記ガス噴射部は、前記膨張力が前記廃棄物塊に対して前記コンベア本体の搬送方向と反対方向に作用する力の成分を含む姿勢で前記ケースに接続されている、廃棄物搬送装置。
  3. 請求項又はに記載の廃棄物搬送装置において、
    前記ガス噴射部は、その先端が前記閉塞壁の下面よりも下方に位置する姿勢で前記ケースに接続されている、廃棄物搬送装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の廃棄物搬送装置において、
    前記閉塞壁と前記コンベア本体との間における前記廃棄物の詰まりを検知可能な検知部と、
    前記検知部が前記詰まりを検知したときに前記外力付与部を駆動する駆動部と、をさらに備える、廃棄物搬送装置。
  5. 請求項に記載の廃棄物搬送装置において、
    前記検知部は、前記コンベア本体の駆動負荷に基づいて詰まりを検知する、廃棄物搬送装置。
  6. 請求項に記載の廃棄物搬送装置において、
    前記コンベアは、前記コンベア本体を駆動するモータをさらに有し、
    前記検知部は、前記モータの電流値を検出するセンサと、前記センサの検出値が基準値を超えたときに前記詰まりが生じたと判定する判定部と、を有し、
    前記駆動部は、前記判定部が前記詰まりが生じたと判定したときに前記外力付与部を駆動する、廃棄物搬送装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の廃棄物搬送装置において、
    前記コンベア本体は、前記廃棄物を搬送する搬送体と、前記搬送体上に立設された複数の支柱と、を有し、
    各支柱の前記搬送体の搬送方向と直交する幅方向の寸法は、前記搬送体の前記幅方向の寸法よりも小さく設定されており、
    前記複数の支柱は、前記搬送方向に沿って間欠的に並びかつ前記幅方向に沿って間欠的に並ぶように配置されている、廃棄物搬送装置。
  8. 廃棄物を処理する廃棄物処理設備に前記廃棄物を搬送する廃棄物搬送装置の運転方法であって、
    前記廃棄物搬送装置として、前記廃棄物を搬送するコンベアと、前記コンベアを収容するケースと、を備え、前記コンベアは、前記廃棄物を水平方向に搬送する水平搬送部及びこの水平搬送部の下流側の端部から前記廃棄物を斜め上方に搬送する傾斜搬送部を有する形状を有し、前記ケースは、前記水平搬送部を収容する水平収容部と、前記水平収容部の下流側の端部につながっており前記傾斜搬送部を収容する傾斜収容部と、を有し、前記水平収容部は、前記廃棄物を前記コンベア上へ落下させるための開口を有するとともに、前記開口と前記傾斜収容部のうち前記コンベアの上方に位置する部位の下端部との間を塞ぐ閉塞壁を有するものを準備する準備工程と、
    前記コンベアにより前記廃棄物を搬送する搬送工程と、を備え、
    前記搬送工程では、前記廃棄物が前記閉塞壁の下方に堆積することにより前記廃棄物の塊である廃棄物塊が形成されたときにその廃棄物塊に対して圧縮ガスを噴射することによって当該廃棄物塊を崩す、廃棄物搬送装置の運転方法。
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