JP5343723B2 - ワイヤーソー - Google Patents

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本発明は、シリコン、水晶、石英などの硬脆材料や金属材料を切断する固定砥粒ワイヤーソーに用いるソーワイヤー及びそのソーワイヤーの製造方法に関する。
近年、半導体デバイスの生産コストの低減、適正化をはかるために、シリコンウェーハは大口径化の一途をたどっている。特に8インチ以上に対しては、シリコンインゴットの切断方法はマルチワイヤー切断方式に置き換わられている。このマルチワイヤー切断方式によるシリコンインゴットの切断加工は、ピアノ線などのワイヤーの芯線リールから巻き取りローラーまでの所定経路中に、ダンサローラーおよび複数のメインローラーなどを設けて、インゴットに近接する所定のピッチのワイヤー列を形成するものである。スラリーノズルから高粘度の研磨剤スラリーを供給する(遊離砥粒加工)とともに、インゴットをそのワイヤー列に押し付けることにより、インゴットの切断を行うものである。しかしながら、遊離砥粒加工方法では、多量の産業廃棄物(廃液)を生じ、切断後のウエーハ洗浄が難しく、切断精度が高くない等の欠点がある。
そのため、ワイヤーに砥粒を固着させたワイヤー工具である固定砥粒ワイヤー工具が開示されている(例えば、特許文献1)。このような固定砥粒ワイヤー工具は、先述の遊離砥粒加工方式によるワイヤー切断加工の欠点を解決できる。しかし、切断加工中に切屑が工具表面上に堆積し、砥粒の突き出し高さが不十分になり、目詰まりが生じやすいという欠点があるので、目詰まりを防ぐ、固定砥粒ワイヤーソーのドレッシング方法や、クリーニング方法が提案されている(例えば、特許文献2、3、4)。
特開平11−48035号公報 特開平11−28654号公報 特開2002−113650号公報 特開2002−154044号公報
しかしながら、そもそも、固定砥粒ワイヤー工具は、砥粒の固定が必ずしも均一とは限らず、固定力の小さい砥粒等が脱落し、切削効率の低下が生じ、また、切削条件によっては、脱落した砥粒が固定砥粒の固定部であるめっき部分を磨耗させることもあると考えられる。上述するような目詰まりを防止するクリーニング方法は、切削後の対処法であるため、切削初期から生じ得るこの砥粒の脱落を防止することはできない。
上述のような課題に鑑みて、本発明では、固定砥粒方式のソーワイヤーの砥粒の固定力にバラツキがあっても安定した切削特性を発揮できるソーワイヤーを製造できる製造方法及び製造装置を提供することができる。
より具体的には、以下のようなものを提供することができる。
(1)表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイヤーの製造方法であって、金属線に砥粒を付着させて結合材により固定して固定砥粒付ワイヤー素材を作る工程と、前記固定砥粒付ワイヤー素材を目立てする工程を含み、該目立てする工程では、ルーズ砥粒を除去することを特徴とする固定砥粒付ワイヤーの製造方法を提供することができる。
(2)前記目立てする工程において、前記固定砥粒付ワイヤー素材を砥石により狭み加圧することを特徴とする上記(1)に記載の固定砥粒付ワイヤーの製造方法を提供することができる。
(3)前記目立てする工程において、前記固定砥粒付ワイヤー素材を少なくとも2つの異なる角度から砥石により狭み加圧することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の固定砥粒付ワイヤーの製造方法を提供することができる。
(4)表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイヤーの製造装置であって、金属線に砥粒を付着させて結合材により固定して固定砥粒付ワイヤー素材を作る電着部と、前記固定砥粒付ワイヤー素材を目立てする目立て部と、目立て後の固定砥粒付ワイヤーを巻き取るボビンと、前記固定砥粒付ワイヤー素材から目立て後の固定砥粒付ワイヤーまでを連続して製造可能に該ワイヤーを送る搬送装置と、前記電着部、前記目立て部、前記ボビン、前記搬送装置を制御する制御部と、を含むことを特徴とする固定砥粒付ワイヤーの製造装置を提供することができる。
(5)前記目立て部は、前記固定砥粒付ワイヤー素材を挟み加圧可能なローラー砥石対を備えることを特徴とする上記(4)記載の固定砥粒付ワイヤーの製造装置を提供することができる。
(6)前記目立て部は、前記固定砥粒付ワイヤー素材を異なる角度から挟み加圧可能な別のローラー砥石対を更に備えることを特徴とする上記(5)記載の固定砥粒付ワイヤーの製造装置を提供することができる。
(7)上記(4)から(6)のいずれかの装置により製造されるソーワイヤーを提供することができる。
以上のように、本願の発明によれば、固定砥粒付ソーワイヤーの砥粒の固定が必ずしも均一に行われない場合であっても、固定力の小さい砥粒等が脱落することを防止できる。また、脱落した砥粒による固定砥粒の固定材料であるめっき部分を磨耗させることを効果的に防止できる。
本発明の実施例のソーワイヤーの製造装置の模式図である。 ソーワイヤーの製造装置の目立て部による目立ての効果を示すソーワイヤーの模式図である。 砥粒の固定に関し、検討を試みるためのソーワイヤーの一部破断模式斜視図である。 砥粒の固定に関し、検討を試みるためのソーワイヤーの断面模式図である。 図3Bのものに比べて、芯線の径が細いソーワイヤーの断面模式図である。 芯線の径を変えたときの固定部材の厚みの相対値を示すグラフである。 本発明の実施例のソーワイヤーを用いたワイヤーソーの模式図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。各図面において同一の構成又は機能を有する構成要素及び相当部分には、同一の符号を付し、その説明は省略する。また、以下の説明では、本発明に係る実施の態様の例を示したに過ぎず、当業者の技術常識に基づき、本発明の範囲を超えることなく、適宜変更可能である。従って、本発明の範囲はこれらの具体例に限定されるものではない。また、これらの図面は、説明のために強調されて表されており、実際の寸法とは異なる場合がある。
図5は、本発明の実施例のソーワイヤー12を用いたワイヤーソー100を模式的に示す図である。左から順に、固定砥粒を用いたソーワイヤー12を巻き取った左ボビン112が備えられ、ソーワイヤー12を送り出し提供する。ソーワイヤー12は、切削部116において周回し、右ボビン118に巻き取られ、また、右ボビン118から送り出される。切削部116の上には、ワーク固定部120が設けられ、図示しない機構により、所定の速度で固定したワークを押し下げてソーワイヤー12に押し付け切断し、引き上げてソーワイヤー12から引き離すことができる。左ボビン112には、ソーワイヤー12を巻き付けた胴体部があり、安定的な送り出し供給を確保すべく、胴体部の周面122は、ほぼ同じ径となるようにソーワイヤー12が巻き取られている。ソーワイヤー12は、水平に置かれたタッチローラー対126、128の間を通り、タッチローラー対126、128に対して直角な方向に水平に置かれるガイドローラー130及び、タッチローラー対126、128に対してほぼ平行に水平に置かれるガイドローラー132を通って、切削部116を構成する3つのメインローラー134、136、138へと導かれる。ソーワイヤー12は、これらメインローラー134、136、138を図中奥行き方向に少しずつずれて、メインローラー134、136、138で作る三角柱様の切削部116において複数回周回し、上側の左右のメインローラー134、136間に切削可能なソーワイヤー12を、実質的に平行に、図中奥行き方向に複数張っている。滑らかな切断面を得るべく、また、発生する熱を逃がすべく切削液が、ワーク固定部120を挟んで上側の左右のメインローラー134、136間に配置された切削液供給装置152、154からソーワイヤー12に滴下される。ソーワイヤー12は更に右のメインローラー136を離れ、上記ガイドローラー132に対応するガイドローラー140及び上記ガイドローラー130に対応するガイドローラー142を通って、上記タッチローラー対126、128に対応するタッチローラー対144、146間を通り、ボビン118へと巻き取られる。
上述するように準備されたワイヤーソー100により、ワーク固定部120に固定治具162によって固定されたシリコンインゴット160を切断する手順について準備段階を含めて説明する。ボビン112、118を図中の矢印の正転方向に回転させ、ソーワイヤー12を所定の速度で送り出し、切削液供給装置152、154から切削液(この切削液には砥粒を含ませる必要がない)を滴下しながら、ワーク固定部120を押し下げて、所定の力でシリコンインゴット160をソーワイヤー12に押し付ける。所定距離送り出したところで、ボビン112、118の回転を止め、逆向きに回転(図中、逆転矢印)させて、右側ボビン118で巻き取ったソーワイヤー12を送り出して、左側ボビン112に巻き出した長さよりわずかに短い長さ分を巻き戻す。これにより、往復動でシリコンインゴット160を切断する。
図1は、図5に示すようなワイヤーソー100に用いるソーワイヤー12の製造装置10を模式的に示す。芯線14が、矢印に従って砥粒を固着する電着槽16を通過後、固定砥粒付ワイヤー素材18となって出てくるようすを示す。この固定砥粒付ワイヤー素材18は、目立て部20を通過することにより、そのルーズ砥粒が除去されている。このようにして得られたソーワイヤー12は、リールボビン40により巻き取られて保管される。
図1の矢印で示されるように左下に、目立て部20の詳細が斜視図で模式的に示されている。まず、固定砥粒付ワイヤー素材18は、図中ほぼ垂直に立った砥石ローラー対24、26の間を通過し、続いて、ほぼ水平に寝た砥石ローラー対28、30の間を通過する。これにより、固定砥粒付ワイヤー素材18がソーワイヤー12になるのである。この実施例では、処理される固定砥粒付ワイヤー素材18を中心に2種類の砥石ローラー対が互いにほぼ直角に配置されている。しかしながらこのようなものに限らず、例えば、3種類以上の砥石ローラー対を用いてもよく、それぞれの配置角度(固定砥粒付ワイヤー素材18を中心にした角度)を処理条件に適合するように適宜変更することができる。例えば、60度ずつずらして3種類の砥石ローラー対を配置してもよい。前記砥石ローラー対24、26は、矢印32及び34で示すように加圧され、狭持される固定砥粒付ワイヤー素材18を所定の圧力で押さえつける。一方、前記砥石ローラー対28、30は、矢印36及び38で示すように加圧され、狭持される固定砥粒付ワイヤー素材18を所定の圧力で押さえつける。このとき、前記砥石ローラー対24、26、並びに前記砥石ローラー対28、30は、固定砥粒付ワイヤー素材18の進行方向(若しくは搬送方向)に対して逆向きに回転し、固定砥粒付ワイヤー素材18との間に強い摩擦力を生じさせる。このように逆向きに回転させてもよいが、同じ方向に回転させ、接触表面でせん断力が働くように速度差を設けてもよい。同じ方向に回転させると速度差が小さくなり、よりマイルドな条件で目立てをすることができる。ここで、2つの砥石ローラー対24、26、28、30は、それぞれ同一のものでもよく、また異なるものでもよい。種類の異なる固定砥粒付ワイヤー素材18を目立てするのにより好ましい条件をそれぞれ設定することができる。また、加圧力も両砥石ローラー対24、26、28、30で同一であってもよく、異なっていてもよい。更に、各砥石ローラー24、26、28、30の回転も、目立て条件に合わせて適宜変更が可能である。特に、砥石ローラー対24、26においては、逆方向に同じ速度で回転してもよく、異なる速度で回転してもよい。また、砥石ローラー対28、30においても同様である。
ここで、直径0.12の芯線を用い、平均粒径が約20μm(最大粒径が25μm)のダイヤモンド砥粒を用い、膜厚約10μmニッケルめっきにより砥粒を固定した場合を例にして、目立ての条件を挙げると、ワイヤー18の送り速度は、約5から10m/分であり、砥石ローラーの径は約50mmであり、挟み力は0より大きく0.1kgf以下[0<挟み力≦0.1kgf]であり、両方の砥石の回転速度は逆方向に100〜200rpm/分であった。これらは、一例であり、製造するソーワイヤーにより、また、電着等、その他の製造条件や製造装置に応じて適宜調整できることは言うまでもない。
図2は、本発明の目立て部20により処理をした時のソーワイヤー12の状態を示す。目立て部20による処理前(a)では、固定砥粒付ワイヤー素材18には、芯線の周りに特に図示しないめっき層がほぼ均一に広がり、各種砥粒60a、60b、60c、60dを固定する。図中破線は、砥粒の突き出し量として好ましい範囲を示す。即ちこの破線にその砥粒の先端が並ぶと、均一なソーワイヤーとなり、切削の品質の向上につながる。(a)の処理前では、砥粒60a、60b、60dにおいて、この基準よりも先端部が突き出し不均一な砥粒の固定となっている。一方、ルーズ砥粒60cが砥粒の間隙に挟まっており、比較的弱い力で脱落することが予想される。
図2(b)では、目立て部20による処理を行った後のソーワイヤー12の状態を示す。前記の破線による基準に照らして先端部が突き出し不均一となっていた砥粒60a、60b、60dは、砥石ローラー対24、26、28、30による押し付けにより、砥粒がめっき層内に押し込まれて、各突起部が基準の破線に並んでいることがわかる。一方、ルーズ砥粒60cは、この目立て部20による処理により除去され、実際の切削において、脱落し、他の器材及びこのソーワイヤーに損傷を与えるおそれがないことがわかる。
図3Aから3Cは、芯線14の径と、砥粒60の大きさに関する1つの考察を行うためのモデルを示す。図3Aは一部破断斜視図において示し、3Bは断面図において示し、3Cは特に芯線の半径が小さい場合の例を断面図において示した。各図において、半径R1の芯線14には、砥粒60がめっき部材62により固定されている。この砥粒は、簡単のため、一辺が1.4*L1の立方体と仮定し、しっかり固定され切削に効果があるように一辺が半径方向にまっすぐ突き出し、対向する他辺が芯線14にほぼ当接するように固定されると仮定する。ここで、今回の実施例において、芯線の径が約0.12mm(半径R1)で、砥粒の平均粒径は約20μmであるとする。従って、L1=14μmとすることができる。めっき部材62は、図中実線64(半径R2)までの厚みがあるとすると、砥粒60の半分以上が埋まり、非常に強固に固定されることが分かる。一方、図3Bに示すように、二点鎖線66(半径R3)の厚みである場合は、砥粒60の固定が十分でないおそれもある。そこで、図3Aから3Cのような砥粒が表面に付着し、ほぼ半分までがめっき部材62に埋め込まれるのが好ましいとした場合、その両側でどの程度のめっき部材62の厚みが必要になるかを試算する。
図からわかるように、砥粒60の両側L1だけ離れたところのめっき部材62の厚みTは、図3Cに示すように、断面に辺の長さがR1+L1、L1、R1+Tの直角三角形OPQを考えれば、ピタゴラスの定理が使えて次の式が成り立つ。
(R1+L1)^2 + L1^2 = (R1+T)^2
従って、
T=((R1 + L1)^2 + L1^2)^0.5 −R1
である。また、芯線が断面円形状でなく断面平面状であれば、L1のめっき部材62の厚みがあれば十分ということになるが、芯線は、断面円形状であるので、厚みの増加代Tdは、図3A及びCから明らかなように、Td=T−L1 と表すことができる。このTdと芯線の径(半径R2)との関係を考慮すると、ここで、切削効率から望ましい砥粒60の大きさを決定し、例えば、L1=14μmで固定する。一方、芯線14の径は小さい方が切削の精度が向上するので、径が約0.12mm(R1=約60μm)から、径が約0.02mm(R1=約10μm)まで変化させ、半径R1に対する厚みの増加代Tdの割合(Td/R1)を調べると、図4に示すようになる。この図からわかるように、芯線の半径R1が40μm以下になると急激に割合が増加し、めっき部材62の付着が困難になってくることが予想される。
図4においてわかるように、砥粒60の固定が芯線の径を細くすることにより、より困難になり、従って、砥粒の固定の品質がばらつき易くなるので、本願の実施例のような目立てがより有効になることがわかる。
10 ソーワイヤー製造装置、 12 ソーワイヤー、 14 芯線、
18 固定砥粒付ワイヤー素材、 20 目立て部、
40 リールボビン、 24、26、28、30 砥石ローラー
60、60a、60b、60c、60d 砥粒、 62 めっき部材

Claims (7)

  1. 表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイヤーの製造方法であって、
    金属線に砥粒を付着させて結合材により固定して固定砥粒付ワイヤー素材を作る工程と
    前記固定砥粒付ワイヤー素材を目立てする工程を含み、
    該目立てする工程では、前記固定砥粒付ワイヤー素材を砥石ローラー対により狭み加圧することによりルーズ砥粒を除去することを特徴とする固定砥粒付ワイヤーの製造方法。
  2. 前記砥石ローラー対は、前記固定砥粒付ワイヤー素材の進行方向に対して逆向きに回転することを特徴とする請求項1に記載の固定砥粒付ワイヤーの製造方法。
  3. 前記目立てする工程において、前記固定砥粒付ワイヤー素材を少なくとも2つの異なる角度からそれぞれの前記砥石ローラー対により狭み加圧することを特徴とする請求項1又は2に記載の固定砥粒付ワイヤーの製造方法。
  4. 表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイヤーの製造装置であって、
    金属線に砥粒を付着させて結合材により固定して固定砥粒付ワイヤー素材を作る電着部と前記固定砥粒付ワイヤー素材を目立てする目立て部と目立て後の固定砥粒付ワイヤーを巻き取るボビンと、前記固定砥粒付ワイヤー素材から目立て後の固定砥粒付ワイヤーまでを連続して製造可能に該ワイヤーを送る搬送装置と、前記電着部、前記目立て部、前記ボビン、前記搬送装置を制御する制御部と、を含み、
    前記目立て部は、前記固定砥粒付ワイヤー素材を挟み加圧可能な砥石ローラー対を備えることを特徴とする固定砥粒付ワイヤーの製造装置。
  5. 前記砥石ローラー対は、前記固定砥粒付ワイヤー素材の進行方向に対して逆向きに回転することを特徴とする請求項4記載の固定砥粒付ワイヤーの製造装置。
  6. 前記目立て部は、前記固定砥粒付ワイヤー素材を異なる角度から挟み加圧可能な別の砥石ローラー対を更に備えることを特徴とする請求項5記載の固定砥粒付ワイヤーの製造装置。
  7. 請求項4から6のいずれかの装置により製造されるソーワイヤー。
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