JP5343601B2 - アクティブヘッドレスト - Google Patents
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この構成によれば、支承板が飛び出し途中または飛び出し完了した後に乗員の後頭部からの大きな荷重によって支承板が飛び出し前の初期位置側へ押し戻されることをストッパによって規制するとき、その規制の衝撃によってストッパの先端を座屈した状態に変形させることができる。そのため、この請求項1のアクティブヘッドレストでも、従来技術(特許文献1)で説明したアクティブヘッドレスト(ダンパを備えたアクティブヘッドレスト)と同様の作用効果(支承板の戻しをストッパによって規制するとき、その規制時に乗員の後頭部Mに生じる衝撃を緩衝させる効果)を得ることができる。すなわち、ストッパの先端を脆弱な構造にするだけで(例えば、ストッパの先端にリブを設けるだけで)、従来技術で説明したアクティブヘッドレストと同様の作用効果を得ることができる。したがって、部品点数の増加を必要とすることなく、簡便な構造で従来技術のアクティブヘッドレストと同様の作用効果を有するアクティブヘッドレストを実施できる。
この構成によれば、支承板が飛び出し途中または飛び出し完了した後に乗員の後頭部からの大きな荷重によって支承板が飛び出し前の初期位置側へ押し戻されることをストッパによって規制するとき、その規制の衝撃によってストッパのピン孔の内面を座屈した状態に変形させることができる。そのため、この請求項2のアクティブヘッドレストでも、従来技術(特許文献1)で説明したアクティブヘッドレスト(ダンパを備えたアクティブヘッドレスト)と同様の作用効果(支承板の戻しをストッパによって規制するとき、その規制時に乗員の後頭部Mに生じる衝撃を緩衝させる効果)を得ることができる。すなわち、ストッパのピン孔の内面を脆弱な構造にするだけで(例えば、ストッパのピン孔の内面にリブを設けるだけで)、従来技術で説明したアクティブヘッドレストと同様の作用効果を得ることができる。したがって、部品点数の増加を必要とすることなく、簡便な構造で従来技術のアクティブヘッドレストと同様の作用効果を有するアクティブヘッドレストを実施できる。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1を、図1〜11を用いて説明する。なお、上述した図1では、アクティブヘッドレスト3の内部構造を分かり易く示すために、そのクッション構造および表皮構造を省略し内部のフレーム構造のみを示している。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、アクティブヘッドレスト3を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。このことは、後述する実施例2においても同様である。
次に、本発明の実施例2を、図12〜15を用いて説明する。この実施例2のアクティブヘッドレスト103を、実施例1のアクティブヘッドレスト3と比較すると、実施例1のアクティブヘッドレスト3では、ストッパ50の脆弱な構造は、ラチェット40の両段差40a、40bに係合する側(先端52側)に設ける構造であった。これに対し、これから説明する実施例2のアクティブヘッドレスト103では、ストッパ50の脆弱な構造は、ピンP3と接触する側(ピン孔50a側)に設ける構造である。以下の説明にあたって、実施例1と同一もしくは均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで、重複する説明は省略することとする。
24 支承板
26 背面カバー
40 ラチェット
40a 第1の段差
40b 第2の段差
50 ストッパ
52 先端
R ロック機構
M 後頭部
Claims (2)
- シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承板と、このベース部材を収納する格好で支承板の背面側をカバーリーングする背面カバーとを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、そのロック解除に伴ってリンク機構が作動することで支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中または飛び出し完了後に支承板が乗員の後頭部から荷重を受けることで、支承板が飛び出す前の初期位置側へと戻されることを規制するストッパを備えたアクティブヘッドレストであって、
ストッパは、その先端がリンク機構に形成されたラチェットの外周面の段差に係合可能にベース部材側に枢着されており、
ベース部材は、ストッパの先端がラチェットの段差に係合した状態で支承板が飛び出し途中または飛び出し完了後に乗員の後頭部から大きな荷重を受けると、ストッパがラチェットとベース部材自身との間で底付くように形成されており、
ストッパの先端は、自身がラチェットの段差に係合した状態で支承板が飛び出し途中または飛び出し完了後に乗員の後頭部から大きな荷重を受けると座屈する脆弱な構造となっていることを特徴とするアクティブヘッドレスト。 - シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承板と、このベース部材を収納する格好で支承板の背面側をカバーリーングする背面カバーとを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、そのロック解除に伴ってリンク機構が作動することで支承板が飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造となっており、その飛び出し途中または飛び出し完了後に支承板が乗員の後頭部から荷重を受けることで、支承板が飛び出す前の初期位置側へと戻されることを規制するストッパを備えたアクティブヘッドレストであって、
ストッパは、その先端がリンク機構に形成されたラチェットの外周面の段差に係合可能にベース部材側にピンを介して枢着されており、
ベース部材は、ストッパの先端がラチェットの段差に係合した状態で支承板が飛び出し途中または飛び出し完了後に乗員の後頭部から大きな荷重を受けると、ストッパがラチェットとベース部材自身との間で底付くように形成されており、
そのピンを挿入するストッパのピン孔の内面は、ストッパの先端がラチェットの段差に係合した状態で支承板が飛び出し途中または飛び出し完了後に乗員の後頭部から大きな荷重を受けると座屈する脆弱な構造となっていることを特徴とするアクティブヘッドレスト。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006027575A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Johnson Controls Technol Co | 乗物用ヘッドレスト |
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2009
- 2009-02-13 JP JP2009031226A patent/JP5343601B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010184653A (ja) | 2010-08-26 |
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