JP5342875B2 - 自動取引装置および紙幣枚数管理方法 - Google Patents
自動取引装置および紙幣枚数管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5342875B2 JP5342875B2 JP2008335049A JP2008335049A JP5342875B2 JP 5342875 B2 JP5342875 B2 JP 5342875B2 JP 2008335049 A JP2008335049 A JP 2008335049A JP 2008335049 A JP2008335049 A JP 2008335049A JP 5342875 B2 JP5342875 B2 JP 5342875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknote
- unit
- banknotes
- bill
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
また、特許文献2では、出金時に重送があった場合でも、リジェクトボックス内の紙幣枚数等を確定させることが可能な現金自動取引装置が示されている。
なお、以下の説明では、現金自動取引装置のうちで、入出金処理を行なうものをATM(Automated Teller Machine)、出金処理のみを行なうものをCD(Cash Dispenser)と呼ぶ。
図1に示すように、ATMは紙幣入出金部1を有し、紙幣入出金部1は紙幣を格納する複数台(図1では4台)の着脱可能な収納ボックス2を有する。収納ボックス2は、収納ボックス2への入金枚数あるいは、収納ボックスからの出金枚数をカウントするための計数センサ4を入出金口5の付近にそれぞれ有するとともに、重送が発生した場合に、その重送が発生した紙幣を格納するリジェクト部3を有する。
なお、収納ボックス2内の紙幣枚数というとき、リジェクト部3の枚数も含めてカウントする。
図2のステップS1で、運用開始に先立って、収納ボックス2の紙幣枚数の確定処理が行われる。現金自動取引装置(ATM)に未計数の現金を装填し、紙幣識別部6を通して同一もしくは別の収納ボックスに格納することで計数を行ったり、または、収納ボックス2に封入する際に計数を行なう等する。収納ボックス2毎の確定した紙幣枚数は、紙幣枚数記憶部8に記憶される。
ステップS3で紙幣の出入り有りと判定された場合、ステップS4において、現在の取引が入金処理であるか出金処理であるかが判定される。
例えば、この出金処理において、複数枚の紙幣が搬送されるものとし、ステップS8においてその複数枚の紙幣のいずれにも重送が発生しなかったと判定された場合、ステップS11において、紙幣枚数計算部9は、現在の取引が出金であることに基づいて、計数センサ4から取得した値を、紙幣枚数記憶部8から取得した値から減算して、減算結果を紙幣枚数記憶部8に書き込み、ステップS2に戻る。
図3に示すように、CDは紙幣出金部11を有し、紙幣出金部11は紙幣を格納する複数台(図3では3台)の着脱可能な収納ボックス12を有する。収納ボックス12は、収納ボックス12からの出金枚数をカウントするための計数センサ14を出金口15の付近にそれぞれ有するとともに、重送が発生した場合に、その重送が発生した紙幣を格納するリジェクト部13を有する。
図4のステップS21で、運用開始に先立って、収納ボックス12の紙幣枚数の確定処理が行われる。現金自動取引装置(CD)に未計数の現金を装填し、紙幣識別部16を通して同一もしくは別の収納ボックスに格納することで計数を行ったり、または、収納ボックス12に封入する際に計数を行なう等する。収納ボックス12毎の確定した紙幣枚数は、紙幣枚数記憶部18に記憶される。
出金があったかどうかが検出される。
ステップS23で紙幣の出金有りと判定された場合、例えば、複数台ある収納ボックス12のうちの該当するものから紙幣が出金されて、紙幣識別部16に搬送され、紙幣識別部16において、紙幣種類(千券、万券、等)、重送有無などを識別され、その後、紙幣識別部16から、ATMの顧客が紙幣を受け取る入出金口(図3では不図示)まで紙幣が搬送されることになる。
例えば、この出金処理において、複数枚の紙幣が搬送されるものとし、ステップS24においてその複数枚の紙幣のいずれにも重送が発生しなかったと判定された場合、ステップS27において、紙幣枚数計算部19は、計数センサ14から取得した値を、紙幣枚数記憶部18から取得した値から減算して、減算結果を紙幣枚数記憶部18に書き込み、ステップS22に戻る。
図5は、本実施形態の変形例に係る現金自動取引装置(ATM)の構成を示すブロック図である。
また、紙幣入出金部20は、紙幣を識別する紙幣識別部23、紙幣を搬送するための搬送路7、各収納ボックス21内の紙幣枚数を記憶する紙幣枚数記憶部8、紙幣枚数を計算する紙幣枚数計算部24、を有する。
た紙幣は計数センサ4を通過することなく、同じ収納ボックス21内のリジェクト部3まで搬送されて格納される。なお、上記したように、重送した紙幣分は再度収納ボックス21から繰り出すようにする。
図6に示すように、CDは紙幣出金部30を有し、紙幣出金部30は紙幣を格納する複数台(図6では3台)の着脱可能な収納ボックス32を有する。
重送の有無が判定される。
2、12、21、32 収納ボックス
3、13 リジェクト部
4、14 計数センサ
5 入出金口
6、16、23、34 紙幣識別部
7、17 搬送路
8、18 紙幣枚数記憶部
9、19、24、35 紙幣枚数計算部
11、30 紙幣出金部
15 出金口
22、33 重送検知センサ
Claims (8)
- 紙幣繰り出しを伴う取引時に繰り出す紙幣を収納し着脱可能な複数の紙幣収納部と、
前記紙幣繰り出しを伴う取引に伴い前記各紙幣収納部内の紙幣枚数を記憶する紙幣枚数記憶部と、
前記複数の紙幣収納部からの紙幣の繰り出しの際に紙幣の重送が発生したことおよび重送発生回数を検知する検知部と、
前記複数の紙幣収納部のそれぞれの内部に設けられ、前記重送した紙幣を収納するリジェクト部と、
前記紙幣収納部、前記検知部、および前記リジェクト部の間で紙幣を搬送する搬送部と、
前記検知部により重送が検知された場合、前記重送した紙幣が繰り出された紙幣収納部内のリジェクト部まで重送した紙幣を搬送させるように前記搬送部を制御する搬送制御部と、
前記検知部により重送が検知された場合、前記重送発生回数を前記紙幣枚数記憶部に記憶された紙幣枚数に加算し前記紙幣収納部内の紙幣枚数として計算し、計算結果を前記紙幣枚数記憶部に書き込む紙幣枚数計算部と、を有することを特徴とする自動取引装置。 - 紙幣を識別する紙幣識別部、をさらに有し、
前記検知部は、前記紙幣識別部の内部に設けられている、ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。 - 前記検知部は、前記各紙幣収納部に設けられる、ことを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。
- 前記紙幣収納部毎に設けられ、その紙幣収納部を出入りする紙幣をカウントする計数部をさらに有し、
前記紙幣枚数計算部は、さらに前記計数部がカウントした出金紙幣の枚数を、前記紙幣枚数記憶部から取得した紙幣枚数から減算して、減算結果を前記紙幣枚数記憶部に書き込む、ことを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。 - 前記複数の紙幣収納部は、さらに紙幣の格納を伴う取引時に紙幣を収納し、
前記紙幣枚数計算部は、前記複数の紙幣収納部のいずれかへの紙幣の収納を伴う取引時に、重送有無を問わず、前記紙幣識別部により入金すべきものとして識別された枚数の紙幣が入金されたものとして、前記入金した紙幣に対応する紙幣収納部内の紙幣枚数を計算することを特徴とする請求項4記載の自動取引装置。 - 前記紙幣枚数計算部は、前記紙幣の収納を伴う取引の場合、前記計数部がカウントした入金紙幣枚数と前記紙幣識別部により識別された紙幣枚数が異なる場合、前記計数部の入金紙幣枚数の値を前記紙幣識別部により識別された紙幣枚数の値に補正して入金紙幣枚数とし、前記補正された入金紙幣枚数と、前記紙幣枚数記憶部から取得した紙幣枚数を加算して前記紙幣収納部内の紙幣枚数として計算し、計算結果を前記紙幣枚数記憶部に書き込む、ことを特徴とする請求項5記載の自動取引装置。
- 前記検知部は、前記複数の紙幣収納部から紙幣を繰り出す処理中に重送の発生および不良紙幣を検知し、
前記リジェクト部は、前記複数の紙幣収納部のそれぞれの内部に設けられ前記重送紙幣および前記不良紙幣を収納し、
前記搬送制御部は、前記検知部により重送が発生したか、または、不良紙幣が検知された場合に、その重送が発生した紙幣または不良紙幣を、その紙幣収納部内のリジェクト部に収納すべく搬送させるように前記搬送部を制御し、
前記紙幣枚数計算部は、前記紙幣繰り出しを伴う取引において繰り出されることになっている紙幣枚数分を前記紙幣枚数記憶部に記憶された紙幣枚数から減算し前記紙幣収納部内の紙幣枚数として計算し、計算結果を前記紙幣枚数記憶部に書き込むことを特徴とする請求項3記載の自動取引装置。 - 紙幣繰り出しを伴う取引時に繰り出す紙幣を収納する着脱可能な複数の紙幣収納部と、
前記紙幣繰り出しを伴う取引に伴い前記各紙幣収納部内の紙幣枚数を記憶する紙幣枚数記憶部と、
前記複数の紙幣収納部からの紙幣の繰り出しの際に紙幣の重送が発生したことおよび重送発生回数を検知する検知部と、
前記複数の紙幣収納部のそれぞれの内部に設けられ、前記重送した紙幣を収納するリジェクト部と、
前記紙幣収納部内の紙幣を前記リジェクト部まで搬送する搬送部と、を有する自動取引装置が実行する紙幣枚数管理方法において、
前記検知部により重送が検知された場合に、前記搬送部により重送した紙幣を搬送して前記重送した紙幣が繰り出された紙幣収納部内のリジェクト部に収納するとともに、前記重送を検知した際の前記重送発生回数を前記紙幣枚数記憶部に記憶された紙幣枚数に加算し前記紙幣収納部内の紙幣枚数として計算し、計算結果を前記紙幣枚数記憶部に書き込むステップと、を有することを特徴とする紙幣枚数管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335049A JP5342875B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動取引装置および紙幣枚数管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008335049A JP5342875B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動取引装置および紙幣枚数管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010157100A JP2010157100A (ja) | 2010-07-15 |
JP5342875B2 true JP5342875B2 (ja) | 2013-11-13 |
Family
ID=42574994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008335049A Active JP5342875B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 自動取引装置および紙幣枚数管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5342875B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6500647B2 (ja) * | 2015-07-03 | 2019-04-17 | 沖電気工業株式会社 | 紙幣処理装置 |
KR102024102B1 (ko) * | 2017-10-12 | 2019-11-14 | 주식회사 에이텍에이피 | 매체보관함, 금융기기, 및 금융기기의 제어방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3215373B2 (ja) * | 1998-07-01 | 2001-10-02 | 株式会社東芝 | 自動取引システム |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008335049A patent/JP5342875B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010157100A (ja) | 2010-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5271158B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
WO2011030438A1 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP2010108197A (ja) | 自動取引装置 | |
JP5844885B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2012208828A (ja) | 紙幣入出金機 | |
US20120241283A1 (en) | Money handling apparatus | |
KR20150142517A (ko) | 보충회수박스가 구비된 계원용 환류식 금융자동화기기 및 그에 적용되는 지폐 처리 방법 | |
EP2690606B1 (en) | Bill processing device | |
US8944316B2 (en) | Device for handling currency notes and method for dealing with a currency note jam | |
JP2013109382A (ja) | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 | |
JP5342875B2 (ja) | 自動取引装置および紙幣枚数管理方法 | |
JP4932908B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP2008304991A (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JP6401005B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP5468452B2 (ja) | 紙葉類取扱装置、現金自動取扱装置、および、紙葉類取扱方法 | |
JP6242005B2 (ja) | 貨幣処理機 | |
JP6882219B2 (ja) | 自動取引装置、入金処理方法 | |
JP5543295B2 (ja) | 紙葉類処理装置および紙葉類処理システム | |
JP6500647B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP7477387B2 (ja) | 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法 | |
JP5638358B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP2012178058A (ja) | 現金処理装置 | |
JP6044456B2 (ja) | 媒体処理装置、及び情報出力方法 | |
JP6695651B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2011170417A (ja) | 貨幣類取扱装置および現金自動取引装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130528 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5342875 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |