JP5340194B2 - 遠隔制御システム、ポーリング制御方法、及びプログラム - Google Patents

遠隔制御システム、ポーリング制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク通信可能なテレビ録画装置やエアコン等の情報家電機器を、携帯電話機等のユーザ端末から遠隔で制御する技術に関するものである。
近年、携帯電話機等のユーザ端末からテレビ録画装置等の情報家電機器を遠隔で制御できる技術が普及してきている。このような遠隔制御技術では、一般に、インターネット上に遠隔制御システムが備えられ、遠隔制御システムを介して情報家電機器の制御が行われる。
より詳細には、ユーザ端末から情報家電機器に対して録画予約等の制御を行う場合、ユーザ端末から制御情報を遠隔制御システムに送り、遠隔制御システムは、その制御情報を蓄積しておく。
一方、情報家電機器は、定期的に遠隔制御システムに対してポーリングを行って、制御情報の有無を確認しており、上記のように、ポーリング間隔の間にユーザ端末からの制御情報の蓄積が行われていれば、その後のポーリングのタイミングで、遠隔制御システムから制御情報を受信し、制御情報に基づき録画予約等の動作を行う。
なお、遠隔制御システムが設置された外部ネットワークと、宅内のプライベートネットワークとの間に設置されるNAT機器により、外部ネットワークから宅内のプライベートネットワークへのアクセスは困難であることから、宅内に設置された情報家電機器から遠隔制御システムに対するアクセスを行う上記の方式が採用されている。本願に関連する先行技術文献として、特許文献1がある。
特開2009-110300号公報
上記の従来の技術において、例えば、特定の番組の録画をすぐに開始して欲しい等の要求に応えるために、ユーザ端末から制御情報が送信されてから、情報家電機器に当該制御情報が反映されるまでの時間は短いほうがよい。
ユーザ端末から制御情報が送信されてから、情報家電機器に当該制御情報が反映されるまでの時間を短くするには、情報家電機器から遠隔制御システムに対するポーリング間隔を短いものとすればよい。
しかし、遠隔制御システムには、多数の情報家電機器が接続されることから、多数の情報家電機器が一律にポーリング間隔を短くしてしまうと、遠隔制御システムが受信するポーリングの量が膨大なものとなり、遠隔制御システムにおいて処理能力以上の負荷がかかる恐れがある。これに対処するために、遠隔制御システムの設備を増設することとした場合、そのためのコストがかかる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザによる遠隔制御の利用状況を考慮することにより、各情報家電機器のポーリング間隔を動的に制御して、ポーリング間隔を一律に短縮することなく、遠隔制御を利用するユーザに対する利便性を向上させるための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであり、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムであって、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段と、情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段と、前記制御情報の受信があった場合に、前記第1のタイムスロットから、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮した時間だけ後の第2のタイムスロットを、次にポーリング信号を送出するタイムスロットとして、前記情報家電機器に割り当て、当該割り当てたタイムスロットに対応するアクセス時刻を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段とを備えることを特徴とする遠隔制御システムとして構成される。
前記遠隔制御システムは、タイムスロットと、当該タイムスロットに割り当てられている情報家電機器の機器識別情報とを対応付けて格納する割当情報格納手段を備え、前記割当手段は、前記割当情報格納手段を参照し、前記第2のタイムスロットに既に割り当てられている情報家電機器の数が、所定の閾値未満か否かを判定し、所定の閾値未満であれば、当該第2のタイムスロットを前記情報家電機器に割り当て、所定の閾値未満でなければ、割り当てられている情報家電機器の数が所定の閾値未満である他のタイムスロットを検出し、当該タイムスロットを前記情報家電機器に割り当てることとしてもよい。
前記所定の時間長さは、前記制御情報有無判定時間内に受信した制御情報の数又は種類に応じた時間長さであることとしてもよい。
また、本発明は、通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであり、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムであって、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段と、情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロット群のうちの最後のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段と、前記制御情報の受信があった場合に、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮したポーリング間隔で並んだ第2のタイムスロット群を、前記情報家電機器に割り当て、当該ポーリング間隔を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段とを備えることを特徴とする遠隔制御システムとして構成してもよい。
本発明によれば、ユーザによる遠隔制御の利用状況を考慮することにより、各情報家電機器のポーリング間隔を動的に制御することができ、その結果、ポーリング間隔を一律に短縮することなく、遠隔制御を利用するユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るシステムの全体構成図である。 遠隔制御システム1の機能構成図である。 制御情報格納部13に格納される情報の例を示す図である。 割当情報格納部15が格納する情報の例を示す図である。 情報家電機器3の機能構成図である。 第1の実施の形態におけるシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 第1の実施の形態におけるタイムスロットの割当処理を示すフローチャートである。 制御情報有無判定処理の概念を説明するための図である。 第1の実施の形態におけるタイムスロットの空きを検出する処理を説明するための図である。 第2の実施の形態におけるシステムの動作を示すシーケンスチャートである。 第2の実施の形態におけるタイムスロットの割当処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるタイムスロットの空きを検出する処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明は、宅内に設置される情報家電機器であれば、どのような機器にでも適用可能であるが、以下の実施の形態では、一例として、本発明をテレビ録画装置に適用した場合を想定している。
<第1の実施の形態>
(システム構成)
図1に、本発明の実施の形態に係るシステムの全体構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態のシステムは、遠隔制御システム1と、ユーザ端末2と、情報家電機器3とを備えている。遠隔制御システム1は、グローバルIPネットワークであるインターネット4に接続され、情報家電機器3は、プライベートIPネットワークである宅内ネットワーク5に接続されている。インターネット4と宅内ネットワーク5は、NAT装置等を介して接続されている。
本実施の形態では、ユーザ端末2は、メールやWeb閲覧等のインターネットサービスを利用可能な携帯電話機を想定しているが、ユーザ端末2として、一般的なPC端末を用いることとしてもよい。
図2に、遠隔制御システム1の機能構成図を示す。図2に示すように、遠隔制御システム1は、対ユーザ端末サービス提供部11、制御情報処理部12、制御情報格納部13、スケジューリング部14、割当情報格納部15、アクセス情報送信部16、通信処理部17とを備える。各機能部の概要は以下のとおりである。
対ユーザ端末サービス提供部11は、ユーザ端末2に対して、情報家電機器3を制御するための画面を提供する機能を有する。本実施の形態では、対ユーザ端末サービス提供部11は、例えば、番組表画面、VODコンテンツ一覧画面、録画予約の入力画面等をユーザ端末2に対して提供する。
制御情報処理部12は、遠隔制御システム1とユーザ端末2との間で送受信する制御情報と、遠隔制御システム1と情報家電機器3との間で送受信する制御情報との間の変換(フォーマット変換等)を行う機能、通信処理部17を介してユーザ端末2から制御情報を受信し、現在時刻(受信時刻)とともに制御情報格納部13に格納する機能、ポーリング信号に応じて、制御情報を通信処理部17を介して情報家電機器3に送信する機能、情報家電機器3から送信される処理の実行結果情報をユーザ端末2に返す機能等を有する。
制御情報格納部13は、制御情報と、制御情報をユーザ端末2から受信した時刻とを、情報家電機器3の識別情報(機器IDと呼ぶ)毎に格納する機能部である。図3に、機器ID−Aの情報家電機器3に対して制御情報格納部13に格納される情報の例を示す。
スケジューリング部14は、情報家電機器3から受信するポーリング信号に応じて、当該情報家電機器3が、次に遠隔制御システム1にアクセス(つまり、ポーリング信号を送信)するべきタイムスロットを当該情報家電機器3に割り当て、割り当てたタイムスロットの情報を割当情報格納部15に格納する機能を有する。なお、タイムスロットとは、一定の時間幅(例えば1分)を持った時間のことである。タイムスロットは、当該時間の開始時刻で識別することができ、本実施の形態では、この開始時刻をアクセス時刻と呼ぶ。
割当情報格納部15は、スケジューリング部14により割り当てられたタイムスロットの情報を格納する格納部である。図4に、割当情報格納部15が格納する情報の例を示す。図4に示すように、タイムスロット毎(つまり、アクセス時刻毎)に、そのタイムスロットに割り当てられた情報家電機器の機器IDが格納されている。
アクセス情報送信部16は、情報家電機器3から受信したポーリング信号に応じて割り当てられたタイムスロット(アクセス時刻)を含むアクセス情報を、情報家電機器3に送信する機能部である。アクセス情報には、上記アクセス時刻の他に、遠隔制御システム1が正当なものであることを示すデジタル証明書を含めることとしてもよい。通信処理部17は、ネットワークを介して他の装置とデータ通信を行うための機能部である。
遠隔制御システム1は、1つのコンピュータで実現してもよいし、複数のコンピュータをネットワークで接続することにより実現してもよい。遠隔制御システム1における各機能部は、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現可能である。また、当該プログラムは、メモリ等の記録媒体に記録して配布することが可能である。
図5に、情報家電機器3の機能構成図を示す。図5に示すように、本実施の形態に係る情報家電機器3は、ポーリング処理部31、アクセス情報格納部32、機器制御部33、動作実行部34、通信処理部35を有する。
ポーリング処理部31は、通信処理部35を介して、遠隔制御システム1からアクセス情報を受信し、アクセス情報をアクセス情報格納部32に格納するとともに、現在時刻が、アクセス情報に含まれるアクセス時刻になったときに、ポーリング信号を遠隔制御システム1に送信する機能を有する。
機器制御部33は、通信処理部35を介して、遠隔制御システム1から制御情報を受信し、当該制御情報に基づき、動作実行部34に処理や動作を行うよう命令する機能を有する。動作実行部34は、テレビ録画処理等、家電としての本来の処理動作を行う機能部である。通信処理部35は、ネットワークを介して他の装置とデータ通信を行うための機能部である。
(システムの動作)
次に、図1〜図5に示した構成を有するシステムの動作を、図6〜図9を参照して説明する。以下の動作においては、情報家電機器3と遠隔制御システム1との間では、例えばNTP(Network Time Protocol)を用いることにより、時刻同期がとられているものとする。また、情報家電機器3には、ユーザ操作により入力されたポーリング間隔(ポーリングを行ってから、次のポーリングを行うまでの時間)、もしくは、デフォルトで定義されているポーリング間隔がアクセス情報格納部32に格納されているものとする。以下では、このポーリング間隔を初期ポーリング間隔と呼ぶことにする。
図6において、情報家電機器3のポーリング処理部3は、現在時刻が、既にアクセス情報格納部32に格納されているアクセス情報に含まれるアクセス時刻になったときに、ポーリング信号を遠隔制御システム1に送信する(ステップ1)。ポーリング信号には、情報家電機器3の機器ID−Aと、アクセス情報格納部32から読み出された初期ポーリング間隔が含まれている。
ポーリング信号を受信した遠隔制御システム1では、制御情報処理部12が、制御情報格納部13を参照し、ポーリング信号に含まれる機器ID−Aに対応する制御情報が、新たに格納されているかどうかチェックする(ステップ2)。つまり、ステップ1でのポーリング信号受信の直前のポーリング信号受信から、ステップ1のポーリング信号受信までの間に、機器ID−Aに対応する制御情報がユーザ端末2から受信されたかどうかをチェックする。本実施の形態では、ここでの制御情報はなかったものとする。
次に、スケジューリング部14が、ポーリング信号に含まれる機器ID−Aと初期ポーリング間隔とに基づき、情報家電機器3が、次にアクセスすべきアクセス時刻を決定し、決定したアクセス時刻をアクセス情報送信部16に渡すスケジューリング処理を行う(ステップ3)。スケジューリング処理の詳細については後述する。
そして、アクセス情報送信部16は、アクセス時刻を含むアクセス情報を、通信処理部17を介して情報家電機器3に送信する(ステップ4)
アクセス情報を受信した情報家電機器3において、ポーリング処理部31は、受信したアクセス情報をアクセス情報格納部32に格納する。既にアクセス情報が格納されているときには、上書きされる。順次格納されるアクセス情報に含まれるアクセス時刻に基づき、ステップ1からの処理と同様のポーリング送出、アクセス情報受信処理が繰り返されることになる。
本実施の形態では、遠隔制御システム1が、ステップ1でポーリング信号を受信した後、次にポーリング信号の受信の前に、ユーザ端末2から、録画予約の指示等を含む制御情報を受信するものとする。
より詳細には、ユーザ端末2が、遠隔制御システム1にアクセスし(ステップ5)、遠隔制御システム1の対ユーザ端末サービス提供部11から、番組予約の入力画面等のサービス画面を受信し、表示する(ステップ6)。そして、ユーザ操作に基づき、録画予約の指示等と、制御の対象とする情報家電機器3の機器ID−Aとを含む制御情報が、ユーザ端末2から遠隔制御システム1に送信される(ステップ7、8)。
制御情報を受信した遠隔制御システム1において、制御情報処理部12は、受信した制御情報と、現在時刻(制御情報を受信した時刻)とを制御情報格納部13に格納する(ステップ9)。
そして、ステップ10にて、遠隔制御システム1が情報家電機器3からポーリング信号を受信したときに、遠隔制御システム1の制御情報処理部12は、機器ID−Aの制御情報があるかどうかを制御情報格納部13を参照することによりチェックする(ステップ11)。今回は、制御情報があるので、制御情報処理部12は、該当制御情報を制御情報格納部13から取得し、機器ID−Aで識別される情報家電機器3に制御情報を送信する(ステップ12)。
また、スケジューリング部14が、ステップ3と同様にしてアクセス時刻を決定し(ステップ13)、ステップ4と同様にしてアクセス情報が情報家電機器3に送信される(ステップ14)。なお、制御情報とアクセス情報を、一度に送信することとしてもよい。
情報家電機器3が制御情報を受信すると、機器制御部33が、制御情報の内容に基づき、動作実行部34に命令を行う(ステップ15)。これにより、情報家電機器3において、録画予約等の所望の処理が実行されることになる。
その後、動作の実行結果情報が、機器制御部33に返され、機器制御部33は、実行結果情報をメモリ等に保持しておき、例えば、次のポーリング信号送出のタイミングにあわせて実行結果情報を遠隔制御システム1に送信する(ステップ16)。遠隔制御システム1では、制御信号処理部12が、実行結果情報を制御情報格納部13に格納しておき、例えば、ユーザ端末2から問い合わせがあったときに、実行結果情報をユーザ端末2に送信する(ステップ17)。
なお、遠隔制御システム1が、負荷分散のために複数サーバから構成されている場合に、アクセス情報の中に、次に情報家電機器3がアクセスすべきサーバを示す識別情報を含ませ、情報家電機器3は、当該識別情報に対応するサーバに、次のポーリング信号を送信することとしてもよい。
次に、図7のフローチャートを参照して、遠隔制御システム1のスケジューリング部14が実行するタイムスロットの割当処理(アクセス時刻の決定処理)について説明する。
ステップ101にて情報家電機器3からポーリング信号を受信したスケジューリング部14は、制御情報格納部15を参照し、現在時刻(現在のタイムスロット)から予め定めた時間(この時間を制御情報有無判定時間と呼び、例えば1日である)だけ前の時刻と、現在時刻との間に、情報家電機器3(機器ID−A)に対する制御情報がユーザ端末2から送られていたか否かをチェックする(ステップ102)。
ステップ102の判定処理の概念を図8を用いて説明する。図8において、タイムスロットAが、今回のポーリング信号受信に対応するタイムスロットであり、タイムスロットAの開始時刻Tが、今回のポーリング信号送出に対応するアクセス時刻である。ステップ102では、時刻Tから制御情報有無判定時間だけ前の時刻である時刻Kから、時刻Tまでの間に、制御情報があったか否かの判定を行う。
ステップ102での判定の結果、制御情報がなかった場合、ステップ103に進み、制御情報があった場合は、ステップ107に進む。
制御情報がなかった場合、ステップ103において、スケジューリング部14は、図4に示した割当情報格納部15を参照することにより、現在のタイムスロットから、ポーリング信号に含まれている初期ポーリング間隔だけ後のタイムスロットに空きがあるか否かを調べる。ステップ103の処理を図9を参照して具体的に説明する。
ここでは、例えば、遠隔制御システム1が、1つのタイムスロットにおいて処理できる、ポーリングの数(ポーリング信号を送信する情報家電機器の数)を3個であるとし、現在のタイムスロットがタイムスロット1で、初期ポーリング間隔(5とする)後のタイムスロットがタイムスロット6であるとする。この場合、スケジューリング部14は、割当情報格納部15におけるタイムスロット6に対応して割り当てられている情報家電機器の総数を計算し、その総数が3以上であれば、タイムスロット6には空きがないと判定する。総数が3個未満であれば空きがあると判定する。図9に示す例では、空きがあると判定される。
図7のステップ103にて、空きがあると判定された場合、スケジューリング部14は、情報家電機器3に、現在のタイムスロットから初期ポーリング間隔後のタイムスロットを、ポーリング信号送信のために割り当てる(ステップ104)。つまり、スケジューリング部14は、割当情報格納部15において、現在のタイムスロットから初期ポーリング間隔後のタイムスロットに対応する機器IDとして、情報家電機器3の機器ID―Aを記録する。その後、割り当てたタイムスロットの開始時刻が、アクセス時刻としてアクセス情報送信部16に渡され、アクセス情報送信部16が、当該アクセス時刻を含むアクセス情報を情報家電機器3に送信する(ステップ105)。
ステップ103の空き判定において、空きがなかった場合、現在のタイムスロットから初期ポーリング間隔後のタイムスロット(初期タイムスロットと呼ぶことにする)から、1タイムスロット分ずらしたタイムスロットに着目し(ステップ106)、当該タイムスロットの空きをチェックする(ステップ103)。タイムスロットをずらす場合の時間的方向は、時間的に前の方向(つまり、現在時刻に近づく方向)としてもよいし、後の方向(現在時刻から離れる方向)でもよい。また、前の方向に1つずらしてチェックした結果、空きがなかった場合、次にずらず場合には、初期タイムスロットから後の方向とし、ここでも空きがなかった場合は、今度は初期タイムスロットから前の方向に2タイムスロット分ずらすというように、空きタイムスロットが見つかるまで、前後のタイムスロットをサーチする。
例えば、図9の例において、仮に、現在のタイムスロットから初期ポーリング間隔後のタイムスロットがタイムスロット4であった場合、タイムスロット3、タイムスロット5、タイムスロット2の順番で空きチェックを行い、タイムスロット2に空きがあるので、タイムスロット2が割り当てられることになる。
ただし、後述するように、ステップ102において、所定時間の間に制御情報があった場合には、ポーリングの間隔を短くする必要があるので、タイムスロットのサーチは、時間的に前の方向(ポーリングの間隔を短くする方向)でのみ行うようにする。
空きタイムスロットが見つかった場合は、当該タイムスロットに基づき、ステップ104、105の処理が行われる。
ステップ102において、制御情報有無判定時間の間に制御情報があった場合、初期ポーリング間隔を所定の数であるM個のタイムスロット分だけ短縮し(ステップ107)、短縮したポーリング間隔を新たな初期ポーリング間隔として用いてステップ103でのチェックを行い、それ以降の処理を行う。
Mは固定値(例えば1)としてもよいし、制御情報有無判定時間の間に存在した制御情報の数に応じた数(例えば、比例する数)としてもよい。例えば、制御情報の数が1の場合は、1個のタイムスロット分だけ短縮し、制御情報が2個であれば、2個のタイムスロット分だけ短縮させる。また、制御情報有無判定時間の間に存在した制御情報のうち、特定の種類の制御情報(例えば、今すぐ録画等の迅速性を有する制御)が存在した場合にのみ、ポーリング間隔の短縮を行うこととしてもよい。また、Mを、制御情報有無判定時間の間に存在した制御情報のうち、上記特定の種類の制御情報の数に応じた数(例えば、比例する数)としてもよい。また、Mを、制御情報の数によらずに、制御情報の種類に応じた数としてもよい。
例えば、図9の例において、現在のタイムスロットがタイムスロット1で、初期ポーリング間隔が5で、それを2タイムスロット分だけ短縮させた場合、ステップ103では、タイムスロット4の空きチェックが行われ、空きがないので、タイムスロット2が割り当てられることになる。
なお、本実施の形態において、遠隔制御システム1は、情報家電機器3に通知するアクセス時刻を、情報家電機器3から遠隔制御システム1に信号が到達するのにかかる時間(到達時間:トリップタイム)を考慮して決めてもよい。すなわち、この場合、遠隔制御システム1は、割り当てたタイムスロットに基づき決定したアクセス時刻から、到達時間を減算した時刻(上記アクセス時刻より前の時刻)を、アクセス時刻として情報家電機器3に通知する。上記到達時間は、種々の方法で測定可能である。例えば、情報家電機器3が、ポーリング送信時刻をポーリング信号に含めることにより、遠隔制御システム1は、ポーリング受信時刻とポーリング送信時刻とから到達時間を算出できる。
上記のように、現時点から過去の一定時間内に制御情報を受けた場合に、ポーリングの間隔が短くなるようにスケジューリングを行うことにより、遠隔制御を頻繁に使用する可能性が高いユーザに対してのみポーリング間隔を短縮させ、遠隔制御を用いないユーザに対してはポーリング間隔の短縮を行わない制御を実現することが可能となる。一般に、ユーザ全体の中での遠隔制御を使用するユーザの割合は高くないから、上記の制御により、遠隔制御システムの負荷の増大を回避しながら、遠隔制御を使用するユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
<第2の実施の形態>
上記の実施の形態では、情報家電機器3から遠隔制御システム1に対してポーリングがなされる度にアクセス時刻(ポーリング間隔)を決定し、情報家電機器3に通知していたが、本実施の形態では、遠隔制御システム1において所定の期間(以下、アクセス情報有効期間と呼ぶ)だけ有効なポーリング間隔を決定し、当該アクセス情報有効期間に対応する複数のタイムスロットを一括で割り当て、当該アクセス情報有効期間、初回アクセス時刻、及びポーリング間隔を含むアクセス情報を情報家電機器3に通知し、情報家電機器3では、当該アクセス情報有効期間の間、上記ポーリング間隔でポーリングを行うようにする。以下、第2の実施の形態について、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。
本実施の形態におけるシステム構成は、図1〜5に示した第1の実施の形態における構成と同じである。また、本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、情報家電機器3には、ユーザ操作により入力されたポーリング間隔、もしくは、デフォルトで定義されているポーリング間隔(これらを初期ポーリング間隔と呼ぶ)がアクセス情報格納部32に格納されているものとし、このポーリング間隔が、ポーリング信号に含められて遠隔制御システム1に通知されるものとする。
以下、第2の実施の形態におけるシステムの動作を、図10のシーケンスチャートを参照して説明する。
本実施の形態では、アクセス情報有効期間、初回アクセス時刻、及びポーリング間隔を含むアクセス情報が、遠隔制御システム1から情報家電機器3に送られ、アクセス情報格納部32に格納され、情報家電機器3は、初回アクセス時刻でのポーリング以降、受信したポーリング間隔でポーリングを行っている。遠隔制御システム1は、アクセス情報を、機器IDに対応付けて、割当情報格納部15の中に保持している。
図10において、情報家電機器3のポーリング処理部3は、現在時刻が、前回のポーリングの時刻から、アクセス情報に含まれるポーリング間隔後の時刻になったときに、ポーリング信号を遠隔制御システム1に送信する(ステップ201)。ポーリング信号には、情報家電機器3の機器ID−Aと、初期ポーリング間隔が含まれている。
ポーリング信号を受信した遠隔制御システム1では、制御情報処理部12が、制御情報格納部13を参照し、ポーリング信号に含まれる機器ID−Aに対応する制御情報が、新たに格納されているかどうかチェックする(ステップ202)。つまり、ステップ201でのポーリング信号受信の直前のポーリング信号受信から、ステップ201のポーリング信号受信までの間に、機器ID−Aに対応する制御情報がユーザ端末2から受信されたかどうかをチェックする。ここで制御情報があれば、第1の実施の形態と同様に、制御情報が情報家電機器3に送信されることになる。
また、本実施の形態では、ポーリング信号を受信したときに、遠隔制御システム1のスケジューリング部14が、割当情報格納部15に格納されているアクセス情報を参照し、現在時刻(あるいは、現在時刻にポーリング間隔を足した時刻)が、アクセス情報有効期限内かどうかをチェックする(ステップ203)。ここでは、アクセス情報有効期限内であるものとする。
遠隔制御システム1は、次のポーリング信号を受信すると(ステップ204)、ステップ202、203と同様にして、制御情報チェック、及びアクセス情報有効期限チェックを行う(ステップ205、206)。ここでは、ステップ206において、アクセス情報有効期限内でないと判定されたものとする。つまり、このときのポーリング送信は、情報家電機器3に対してアクセス情報有効期限内に割り当てられたタイムスロット群のうちの最後のタイムスロットにおいてなされたものである。
アクセス情報有効期限内でないと判定された場合、スケジューリング部14は、ポーリング信号に含まれる機器ID−Aと初期ポーリング間隔とに基づき、情報家電機器3が、次回以降に用いるアクセス情報(初回アクセス時刻、ポーリング間隔、アクセス情報有効期間)を決定してタイムスロットの予約を行い、決定したアクセス情報を格納するとともに、アクセス情報送信部16に渡すスケジューリング処理を行う(ステップ207)。スケジューリング処理の詳細については後述する。
そして、アクセス情報送信部16は、アクセス情報を、通信処理部17を介して情報家電機器3に送信する(ステップ208)
アクセス情報を受信した情報家電機器3において、ポーリング処理部31は、受信したアクセス情報をアクセス情報格納部32に格納する。既にアクセス情報が格納されているときには、上書きされる。以降、新しいアクセス情報に従って、初回アクセス時刻でのポーリング送信、ポーリング間隔でのポーリング送信等が行われる。
なお、初回アクセス時刻は、スケジューリング処理を行うタイムスロットから、スケジューリング処理で決定したポーリング間隔後の時刻としてよい。また、初回アクセス時刻は、後述するように、信号の伝送時間(トリップタイム)を考慮した時刻とすることもできる。
次に、図11のフローチャートを参照して、遠隔制御システム1のスケジューリング部14が実行するスケジューリング処理(図10のステップ207)について説明する。
ステップ301にて、アクセス情報有効期限内でない(有効期限切れ)と判断したスケジューリング部14は、制御情報格納部15を参照し、現在時刻(現在のタイムスロット)から予め定めた時間(制御情報有無判定時間)だけ前の時刻と、現在時刻との間に、情報家電機器3(機器ID−A)に対する制御情報がユーザ端末2から送られていたか否かをチェックする(ステップ302)。
ステップ302での判定の結果、制御情報がなかった場合、ステップ303に進み、制御情報があった場合は、ステップ307に進む。
制御情報がなかった場合、ステップ303において、スケジューリング部14は、割当情報格納部15を参照することにより、現在のタイムスロットから、予め定めたアクセス情報有効期間(制御情報有無判定時間と同じでもよい)までの間で、ポーリング間隔(ポーリング間隔の短縮が無い場合は、初期ポーリング間隔)毎の全てのタイムスロットに空きがあるか否かを調べる。
例えば、図12に示すように、遠隔制御システム1が、1つのタイムスロットにおいて処理できるポーリングの数(ポーリング信号を送信する情報家電機器の数)を3個であるとし、現在のタイムスロットがタイムスロット1で、ポーリング間隔(5とする)毎のタイムスロットがタイムスロット6、タイムスロット11、・・・であり、タイムスロット6以降、アクセス情報有効期間までの間の割当数は2以下であるものとする。この場合、ポーリング間隔毎の全てのタイムスロットに空きがあると判定される。
図11のステップ303にて、空きがあると判定された場合、スケジューリング部14は、情報家電機器3に対して、現在のタイムスロット以降、アクセス情報有効期間まで、ポーリング間隔毎のタイムスロットを一括して割り当てる(ステップ304)。つまり、スケジューリング部14は、割当情報格納部15において、現在のタイムスロット以降、アクセス情報有効期間まで、ポーリング間隔毎の各々のタイムスロットに対応する機器IDとして、情報家電機器3の機器ID―Aを記録する。その後、初回アクセス時刻、ポーリング間隔、アクセス情報有効期間を含むアクセス情報がアクセス情報送信部16に渡され、アクセス情報送信部16が、アクセス情報を情報家電機器3に送信する(ステップ305)。
なお、アクセス情報有効期間切れ以前に用いていたポーリング間隔が、初期ポーリング間隔より短いものであった場合は、上記の処理において、ポーリング間隔が初期ポーリング間隔に広げられることになる。
ステップ303の空き判定において、空きがなかった場合、第1の実施の形態の場合と同様に、タイムスロットをずらして空きをチェックする。ただし、本実施形態では、ポーリング間隔毎のタイムスロット群をまとめて(ポーリング間隔を変えずに)ずらしてチェックし、全て空きであるポーリング間隔毎のタイムスロット群を決定して、ステップ304、305の処理を行う。
また、空きでないタイムスロットの数が所定数以下となった場合に、当該ポーリング間隔毎のタイムスロット群を、割り当てるタイムスロット群であると決定してもよい。ただし、この場合、空きでないタイムスロットの割り当ては行われないことになり、当該タイムスロットは、情報家電機器3に通知され、情報家電機器3は、ポーリング間隔毎にポーリング送信を行う中で、当該タイムスロットに該当するときには、ポーリング送信を行わないようにする。
また、空きがない所定数以下のタイムスロットだけ、タイムスロット群の前後に割り当ててもよい。ただし、その場合、情報家電機器3へ通知するアクセス情報には、ポーリング間隔だけではなく、当該割り当てたタイムスロットのアクセス時刻を含める。
ステップ302において、制御情報有無判定時間の間に制御情報があった場合、初期ポーリング間隔を、第1の実施の形態と同様にして、所定の数であるM個のタイムスロット分だけ短縮し(ステップ307)、短縮したポーリング間隔を新たなポーリング間隔として用いてステップ303でのチェックを行い、それ以降の処理を行う。また、ここで、アクセス情報有効期間の短縮を行ってもよい。Mの決め方は第1の実施の形態と同様である。
なお、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、遠隔制御システム1は、情報家電機器3に通知する初回アクセス時刻を、情報家電機器3から遠隔制御システム1に信号が到達するのにかかる時間(到達時間:トリップタイム)を考慮して決めてもよい。すなわち、現在のタイムスロットから、決定されたポーリング間隔後のタイムスロットに該当する時刻から、上記到達時間だけ前の時刻を初回アクセス時刻として情報家電機器3に通知する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、現時点から過去の一定時間内に制御情報を受けた場合に、ポーリングの間隔が短くなるようにスケジューリングを行うことにより、遠隔制御を頻繁に使用する可能性が高いユーザに対してのみポーリング間隔を短縮させ、遠隔制御を用いないユーザに対してはポーリング間隔の短縮を行わない制御を実現することが可能となる。また、本実施の形態では、第1の実施の形態に比べて、遠隔制御システム1における処理負荷を低減させることができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
1 遠隔制御システム
2 ユーザ端末
3 情報家電機器
4 インターネット
5 宅内ネットワーク
11 対ユーザ端末サービス提供部
12 制御情報処理部
13 制御情報格納部
14 スケジューリング部
15 割当情報格納部
16 アクセス情報送信部
17 通信処理部
31 ポーリング処理部
32 アクセス情報格納部
33 機器制御部
34 動作実行部
35 通信処理部

Claims (8)

  1. 通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであり、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムであって、
    ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段と、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段と、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記第1のタイムスロットから、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮した時間だけ後の第2のタイムスロットを、次にポーリング信号を送出するタイムスロットとして、前記情報家電機器に割り当て、当該割り当てたタイムスロットに対応するアクセス時刻を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記遠隔制御システムは、タイムスロットと、当該タイムスロットに割り当てられている情報家電機器の機器識別情報とを対応付けて格納する割当情報格納手段を備え、
    前記割当手段は、前記割当情報格納手段を参照し、前記第2のタイムスロットに既に割り当てられている情報家電機器の数が、所定の閾値未満か否かを判定し、所定の閾値未満であれば、当該第2のタイムスロットを前記情報家電機器に割り当て、所定の閾値未満でなければ、割り当てられている情報家電機器の数が所定の閾値未満である他のタイムスロットを検出し、当該タイムスロットを前記情報家電機器に割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記所定の時間長さは、前記制御情報有無判定時間内に受信した制御情報の数又は種類に応じた時間長さであることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔制御システム。
  4. 通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムが実行するポーリング制御方法であって、
    前記遠隔制御システムと情報家電機器との間において時刻同期がとられており、前記遠隔制御システムは、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段を備えており、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定ステップと、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記第1のタイムスロットから、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮した時間だけ後の第2のタイムスロットを、次にポーリング信号を送出するタイムスロットとして、前記情報家電機器に割り当て、当該割り当てたタイムスロットに対応するアクセス時刻を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当ステップと
    を備えることを特徴とするポーリング制御方法。
  5. コンピュータを、通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであって、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムとして機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータは、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段を備えており、当該コンピュータを、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記第1のタイムスロットから、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮した時間だけ後の第2のタイムスロットを、次にポーリング信号を送出するタイムスロットとして、前記情報家電機器に割り当て、当該割り当てたタイムスロットに対応するアクセス時刻を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段
    として機能させるためのプログラム。
  6. 通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであり、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムであって、
    ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段と、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロット群のうちの最後のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段と、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮したポーリング間隔で並んだ第2のタイムスロット群を、前記情報家電機器に割り当て、当該ポーリング間隔を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  7. 通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムが実行するポーリング制御方法であって、
    前記遠隔制御システムと情報家電機器との間において時刻同期がとられており、前記遠隔制御システムは、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段を備えており、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロット群のうちの最後のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定ステップと、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮したポーリング間隔で並んだ第2のタイムスロット群を、前記情報家電機器に割り当て、当該ポーリング間隔を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当ステップと
    を備えることを特徴とするポーリング制御方法。
  8. コンピュータを、通信ネットワークに接続された情報家電機器から受信するポーリング信号に基づき、当該情報家電機器に、ユーザ端末から受信した制御情報を送信する遠隔制御システムであって、情報家電機器との間において時刻同期がとられる遠隔制御システムとして機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータは、ユーザ端末から受信した制御情報を、受信時刻と、制御対象機器の機器識別情報とに対応付けて格納する制御情報格納手段を備えており、当該コンピュータを、
    情報家電機器から、当該情報家電機器に割り当てられている第1のタイムスロット群のうちの最後のタイムスロットにおいて、機器識別情報と初期ポーリング間隔とを含むポーリング信号を受信したことに応じて、前記制御情報格納手段を参照し、予め定めた制御情報有無判定時間内に、前記ポーリング信号を送出した情報家電機器に対する制御情報の受信があったか否かを判定する判定手段、
    前記制御情報の受信があった場合に、前記初期ポーリング間隔を所定の時間長さだけ短縮したポーリング間隔で並んだ第2のタイムスロット群を、前記情報家電機器に割り当て、当該ポーリング間隔を含むアクセス情報を、当該情報家電機器に送信する割当手段
    として機能させるためのプログラム。
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