JP5339730B2 - 再生弾性ローラの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真装置、プリンタ、静電記録装置等の画像形成装置において、感光ドラム周辺に配置される弾性ローラを再生する再生弾性ローラの製造方法に関する。
電子写真装置等の電子写真プロセスを利用した画像形成装置において用いられる帯電ローラ、現像ローラ、トナー供給ローラ、定着ローラ、転写ローラ等各種弾性ローラは、使用に伴いその表面に粉末現像剤(トナー)や紙粉等が異物として付着する。これらの異物は感光ドラム等他部材との圧接により物理的な力や摩擦熱等の影響を受けるため、劣化して粒子状態を保てず、潰れて弾性ローラ表面に固着するようになる。弾性ローラ表面に一旦固着したトナーは、エアブローで除去することは困難である。この固着はトナーを全周上に薄膜状として搬送する現像ローラにおいて非常に顕著であり、固着したトナーがローラ表面に層を成す場合もある。
このようにトナーが固着した弾性ローラをトナーの除去を十分に行わずに電子写真プロセスカートリッジに組み込み再利用すると、固着したトナーによって弾性ローラ表面の電気的特性が損なわれ、画像不良の原因となる。また、使用後に電子写真プロセスカートリッジが、長期間放置されていた場合には、弾性ローラに接触している他部材からの押圧によって、弾性ローラに変形が生じる。この変形が大きい場合には、この変形によって画像上に弾性ローラ周期で横スジ状の画像不良が発生する。
しかしながら、環境保護という観点から、上記電子写真装置に備えられる各種弾性ローラも、何らかの方法を用いて再生し、再利用できるようにすることが望まれており、弾性ローラを再生する方法を考える必要がある。
弾性ローラの再生方法として、表面を研磨することにより、表面に付着したトナーや紙粉などの異物を除去する方法(特許文献1、2)が提案されている。
しかし、上記方法には以下のような課題がある。研磨によって弾性ローラ表面に固着したトナーを除去する場合、弾性ローラ表面を損傷させるおそれがある。
特開平08−328375号公報 特開平08−290126号公報
本発明の課題は、弾性ローラへの物理的なダメージを抑制し、その特性を損なうことなく表面に固着したトナーを除去すると共に、長期間の放置によって生じた弾性ローラの変形を低減することである。これにより、電子写真プロセスを利用する画像形成装置の各種弾性ローラとして再利用可能な再生弾性ローラの製造方法を提供することにある。
本発明者らは、電子写真プロセスを反復して表面にトナーが固着した弾性ローラの表面を加熱することによりトナーが軟化したところでクリーニング部材によって弾性ローラの表面を摺動することにより、トナーの除去を容易に行うことができることを見出した。また、弾性ローラの表面を加熱し、弾性ローラを柔軟化させ、更にクリーニング部材による摺擦力を与えることによって、弾性ローラの変形を低減することが可能であることを見出した。
すなわち、本発明は、軸芯体と該軸芯体の周囲に弾性層を有する弾性ローラの表面に固着したトナーを除去する工程を有する再生弾性ローラの製造方法であって、
該トナーが表面に固着した弾性ローラの表面を加熱して該固着したトナーを軟化させる工程(a)と、
該弾性ローラ表面とクリーニング部材とを摺擦して該工程(a)によって軟化したトナーを該弾性ローラの表面から除去する工程(b)とを有し、
該クリーニング部材は通気性を有し、
該工程(b)が、該弾性ローラ表面と該クリーニング部材との摺擦を該クリーニング部材背面側から吸引しながら行う工程を含むことを特徴とする再生弾性ローラの製造方法に関する。
本発明によれば、弾性ローラへの物理的なダメージを抑制し、その電気特性を損なうことなく表面に固着したトナーを除去し、電子写真装置の画像形成装置の各種弾性ローラとして再利用可能な再生弾性ローラを得ることができる。
また、弾性ローラの表面を加熱し、弾性ローラを柔軟にさせ、更にクリーニング部材による摺擦力を与えることによって、弾性ローラの変形を低減することも可能である。
本発明によって製造される再生弾性ローラ、特に再生現像ローラ、電子写真プロセスカートリッジや、画像形成装置に適用することにより、資源の有効活用を促進することができる。
本発明の再生弾性ローラの製造方法は、弾性ローラの表面に固着したトナーを除去し、弾性ローラ本来の電気的特性や、物理的特性等の機能を回復させ再生を図った、再生弾性ローラの製造方法である。この再生の対象となる弾性ローラは、軸芯体と該軸芯体の周囲に弾性層を有するものである。更に、電子写真プロセスを用いた画像形成装置、又は電子写真プロセスカートリッジに用いられ、トナーが固着した弾性ローラや、長期放置による他部材との圧接によって変形が生じている弾性ローラが対象となる。
弾性ローラの軸芯体は、その外周に弾性層等を支持し、電子写真プロセスにおける負荷に十分に耐え得る強度を有するものである。軸芯体の材質としては、特に限定されるものではないが、弾性ローラに導電性が求められる場合には、炭素鋼、合金鋼及び鋳鉄、導電性樹脂等導電性素材から適宜選択することができ、強度の観点から、金属製のものが好ましい。合金鋼としては、ステンレス鋼、ニッケルクロム鋼、ニッケルクロムモリブテン鋼、クロム鋼、クロムモリブテン鋼、Al、Cr、Mo及びVを添加した窒化用鋼のような合金鋼を挙げることができる。軸芯体には防錆対策としてめっき、酸化処理を施したものを使用することができる。めっきとしては電気めっき、無電解めっき等を使用することができるが、寸法安定性の観点から無電解めっきが好ましい。無電解めっきとしては、Ni−P、Ni−B、Ni−W−P、Ni−P−PTFE複合めっき等のニッケルめっき、銅めっき、金めっき、カニゼンめっき、その他各種合金めっきを挙げることができる。めっきの厚さは0.05μm以上が好ましいが、より好ましくは0.1〜30μmである。
軸芯体周囲に設けられる弾性層は、使用される装置により要求される弾性を弾性ローラに付与するために設けられ、充実体、発泡体いずれであってもよく、1層であっても2層以上からなるものであってもよい。弾性層の材質としては、例えば、フッ素ゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴムを挙げることができ、これらを1種又は2種以上組み合わせて使用したものであってもよい。
弾性層には、弾性ローラに導電性が要求される場合、イオン導電剤、電子導電剤等の導電付与剤を含有させることができる。
イオン導電剤としては、
周期律表第I族金属の塩(LiCF3SO3、NaClO4、LiClO4、LiAsF6、LiBF4、NaSCN、KSCN、NaCl等)
周期律表第II族金属の塩(Ca(ClO42、Ba(ClO42等)
アンモニウム塩(NH4Cl、(NH42SO4、NH4NO3等)
上記塩と多価アルコール(1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール等)との錯体
上記塩とモノオール(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモノエチルエーテル等)との錯体
陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤
等を用いることができる。
また、電子導電剤としては、以下のものを挙げることができる。
炭素系物質(カーボンブラック、グラファイト等)
金属や合金(アルミニウム、銀、金、錫−鉛合金、銅−ニッケル合金)
金属酸化物(酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化錫、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化銀等)
更に、上記の電子導電剤に銅、ニッケル、銀等の導電性金属めっきを施した物質等も導電性付与剤として挙げることができる。
これらイオン導電剤、電子導電剤は粉末状や繊維状の形態で、1種又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。これらのうちカーボンブラックは導電性の制御が容易であり、また経済的であることから好ましい。
弾性層は、弾性ローラに要求される弾性を有し、その硬度としては、例えば、アスカーC硬度で20度以上80度以下、厚さとしては、2.0mm以上6.0mm以下を挙げることができる。
上記弾性ローラには、各弾性ローラに適した機能性を持たせるために、弾性層上に新たに1層又は複数層の樹脂層を設けることができる。樹脂層としては弾性ローラ表面を保護し、耐磨耗性を付与する表面層等を挙げることができる。かかる表面層の材質としては、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ポリプロピレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、珪素樹脂、ポリエステル樹脂。スチロール系樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド樹脂、繊維素系樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アクリルウレタン樹脂、水系樹脂等を挙げることができる。これらは1種又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。これらのうち耐磨耗性に優れることからウレタン樹脂が好ましい。
樹脂層には、必要に応じて導電性を付与することができ、導電性を付与する方法としては導電剤を含有させる方法を挙げることができる。導電剤としては、具体的には、上記弾性層に用いる導電剤として例示したものと同様のものを例示することができる。
樹脂層を設ける場合は、これらの材料を含有する塗布液を作成しディッピング法、ロール塗工法、リングコート法、又はスプレー法等の塗工法を用いて、下地の弾性層上に塗布することにより、作成することができる。
樹脂層の厚さとしては、1〜500μmが好ましい。樹脂層の厚さが1μm以上であれば磨耗等による劣化を抑制することができ、500μm以下であれば弾性ローラ表面が高硬度になるのを抑制し、トナーを劣化させたり、弾性ローラの表面へのトナーの融着を抑制することができる。トナーへのダメージを考慮すると、樹脂層の厚さは1〜50μmであることが好ましい。
このような弾性ローラとしては、具体的には、図1に示すものを一例として挙げることができる。図1(A)に長手方向の断面図、図1(B)に側面図を示すように、弾性ローラは、軸芯体11上に順次弾性層12、樹脂層13を有する。
本発明の再生弾性ローラの製造方法における工程(a)は、上記弾性ローラの表面を加熱して弾性ローラの表面に固着したトナーを軟化させる工程である。工程(a)における加熱は、いずれの方法によるものであってもよいが、弾性ローラと非接触に配置された熱源による加熱方法が、弾性ローラの表面のトナーが熱源上に移行、付着することによる加熱効率の低下を抑制できることから、好ましい。
このような非接触の熱源としては、オーブン等を用いることができるが、赤外線ランプ等を用いた赤外線や、水蒸気によることが好ましい。赤外線による加熱は集光条件や焦点距離等の調整を適切に行うことによって、加熱時間を大幅に短縮することができ、弾性ローラ表面近傍だけを効率的に加熱することが可能である。更に赤外線ランプを使用した場合は電力によって出力制御を行うため、温度調節が非常に容易であり、必要以上の加熱による弾性ローラへの悪影響を抑制し、エネルギーの浪費を回避することが可能である。赤外線ランプを用いる場合、例えば、弾性ローラとの対向距離を30mm以上100mm以下とするとき、100W以上1000W以下の照射電力とすることができる。このとき、加熱温度に合わせて、適宜対向距離と照射電力とを選択する必要がある。
水蒸気による加熱としては、ボイラー等の蒸気発生装置によって発生させた飽和水蒸気を、弾性ローラに対向して配置されるノズルから吐出させ、弾性ローラ表面を飽和水蒸気によって加熱する方法を挙げることができる。水蒸気は非常に高い熱容量を有するために、弾性ローラを効率的に、且つ、均一に加熱することができ、温度ムラが生じにくく、弾性ローラの全表面に亘って固着したトナーの加熱を行うことができる。水蒸気の吐出ノズルは弾性ローラの軸方向の全長に対向して水蒸気を吐出するスリットを有するものが好ましい。吐出ノズルのスリットと弾性ローラ表面間の距離は加熱効率の低減を抑制するため、例えば、1.0mm以上6.0mm以下とすることができ、弾性ローラの表面に対する水蒸気圧は、例えば、0.1MPa以上0.5MPa以下であることが好ましい。
上記加熱の手段は単独で適用しても、また、複数の加熱手段を組み合わせて適用することも可能である。この際、弾性ローラの表面温度は、80℃以上150℃以下となるように加熱することが好ましい。弾性ローラ表面温度が80℃以上であれば、弾性ローラ上のトナーを充分に軟化させることができ、150℃以下であれば、弾性ローラ自体の樹脂材料・ゴム材料の熱分解による劣化を抑制することができる。
本発明の再生弾性ローラの製造方法における工程(b)は、弾性ローラ表面とクリーニング部材とを摺擦して軟化したトナーを弾性ローラ表面から除去する工程である。工程(b)で用いるクリーニング部材としては、ブラシローラや金属ローラ等、弾性ローラ表面を摺擦し、軟化したトナーをその表面から除去できるものであればよいが、軟化したトナーをその内部に取り込むことができる吸収部材を使用することが好ましい。吸収部材としては、紙、布、不織布等の繊維性のものを挙げることができ、このような吸収部材を使用した場合、軟化したトナーを摺擦に加え、吸収によって更に効率よく弾性ローラ表面から除去することが可能である。これらの吸収部材のうち不織布は弾性ローラを損傷させず、トナーを除去することができることからクリーニング部材として特に好ましい。不織布はそれに用いられる材料や加工方法によってその特性が大きく変化するので、クリーニング部材としてトナーの吸収量、強度等、必要とする特性を有するものを適宜選択して用いることができる。また、トナーがその材質によって摩擦帯電する場合、トナーを静電的に移行可能なものを選択することが好ましい。
このような吸収部材はヘキサン等の無極性溶媒の吸収能を指標とすることができ、例えば、ヘキサンの吸収量が3.0g/g以上、10.0g/g以下であることが好ましい。ヘキサンの吸収量が上記範囲内であれば、軟化したトナーを吸収することができ、充分なクリーニング効率を得ることができる。
ここで吸収部材のヘキサンの吸収量は以下の方法による測定値を採用することができる。まず、温度20℃、湿度45%RHの環境において、テストピース(100mm×100mm×1mm)の質量を測定する。その後、20℃のヘキサンにテストピースを浸漬し5分間静置後、テストピースを回収し金網上へ5分間放置した後、テストピースの質量を測定し、テストピース1g当たりのヘキサンの吸収量を求める。
上記クリーニング部材はシート状とし、シートの新しい表面を連続的に供給して弾性ローラ表面に摺動させることが好ましい。弾性ローラ表面に対して、クリーニング部材の新しい表面が供給されることにより、連続して弾性ローラ表面からトナーの除去を行っても、トナーの除去性能を低下させずに、除去を行うことができる。
また、クリーニング部材は通気性を有し、弾性ローラとの摺擦と同時にクリーニング部材背面側から吸引し、トナーやほこりなどを弾性ローラ表面からクリーニング部材上若しくはその内部へ吸収させる。更に、クリーニング部材が通気性のみならず、弾性ローラ表面から除去したトナーやほこりなどの透過性を有するものとすることもできる。摺擦、吸引により弾性ローラ表面から除去したトナーやほこりなどをクリーニング部材から吸引、除去することが可能となり、弾性ローラ表面からのトナー等の除去を効率よく行うことができる。また、クリ−ニング部材を透過しない大きい、紙粉やごみケバ等の固着物であっても、摺擦に加えて吸引を行うことにより、弾性ローラ表面から効率よく除去し、クリーニング部材で捕捉することができる。
上記吸引による弾性ローラ表面における流速は0.5m/秒以上5.0m/秒以下であることが好ましい。流速が0.5m/秒以上であれば、吸引によるトナーの除去の効果を得ることができる。また、流速が5.0m/秒以下であれば、クリーニング部材が弾性ローラ表面を滑らかに摺擦するのを阻害するような吸引となることを抑制できる。
また、クリーニング部材と弾性ローラ表面との摺擦は、弾性ローラ表面に対するクリーニング部材表面の速度比が0.10以上、0.90以下若しくは1.10以上、1.30以下で行うことが好ましい。弾性ローラ表面に対するクリーニング部材表面の速度比が0.10以上であれば、弾性ローラ表面上のトナーをクリーニング部材に移行させることができる。0.90以下であれば、クリーニング部材の汚染によるトナー除去効率の低下を抑制し、連続してトナー除去を行うことができる。また、弾性ローラ表面に対するクリーニング部材表面の速度比が1.10以上であれば、弾性ローラ表面とクリーニング部材との間の摺擦力を充分に得ることができ、トナーの除去を効率よく行うことができる。速度比が1.30以下であれば、弾性ローラ表面に与える摺擦力が過大になることを抑制し、弾性ローラ表面の損傷等を抑制することができる。弾性ローラ表面に対するクリーニング部材表面の速度比は、(クリーニング部材表面の移動速度)/(弾性ローラ表面の移動速度)から求める。
更に、弾性ローラ表面とクリーニング部材との摺擦は、弾性ローラの外周長さをl、弾性ローラとクリーニング部材との圧接幅をnとするとき、n/lが0.10以上、0.30以下の範囲で弾性ローラを圧接して行うことが好ましい。n/lが0.10以上であれば、弾性ローラに対してクリーニング部材の圧接が充分得られ、弾性ローラ表面からトナーの除去を効率よく行うことができる。また、n/lが0.30以下であれば、適度なニップ幅となり、過大なニップ幅によりクリーニング部材に移行したトナーが再度弾性ローラ表面に付着することによる、トナー除去の効率の低下を抑制することができる。
弾性ローラとクリーニング部材との圧接幅は以下の測定方法により得られる測定値を採用することができる。予めトナーを塗布した弾性ローラを装置に組み込み、装置に固定する。その後、クリーニング部材と接触させてクリーニング部材のみを送り出す。その後、弾性ローラとクリーニング部材を離間し、弾性ローラを取り出してトナーが掻き取られている部分の周方向長さを測定し、圧接幅nとする。
更に、上記工程(a)と工程(b)は同時に行うことが好ましく、この場合、特に、クリーニング部材と摺動する部分と異なる部分において弾性ローラを加熱することが好ましい。弾性ローラ表面を加熱する工程(a)と、クリーニング部材によるトナーの除去工程(b)とを弾性ローラに対して同時に施すことによって、加熱によって軟化したトナーを冷却させず連続して除去することにより、トナー除去効率を向上させることができる。ここで工程(a)と工程(b)とを同時に施すとは、弾性ローラを停止して行う場合は、加熱温度下において、クリーニング部材による摺擦を行う場合をいう。弾性ローラを回転させて行う場合は、弾性ローラが一回転する間に、弾性ローラ表面に対して加熱工程とクリーニング部材による摺擦が行われることをいう。
生弾性ローラの製造方法を適用する装置として、図2の概略構成図に示す再生弾性ローラ製造装置を一例として挙げることができる。図2に示す再生弾性ローラ製造装置には、再生する弾性ローラ21の表面を加熱するための熱源を内蔵する加熱ローラ22が1対の支柱2a間に、クリーニング部材としてのクリーニングローラ23が1対の支柱3a間に設けられる。加熱ローラ22は、1対の支柱1a間に懸架される弾性ローラ21の表面に対向し、非接触で設けられる。クリーニングローラ23はその表面に不織布等の吸着部材が設けられ、弾性ローラ21の表面に圧接幅を有して接触して設けられる。各ローラは、モーター1b、2b、3bの回転軸にそれぞれの軸芯体が接続され、それぞれ別個にその回転速度を調整することができるようになっている。各ローラを懸架する1対の支柱2a、3aは1対の支柱1aとの距離を相対的に調整可能であり、各ローラ間の圧接力を相互に調整可能となっており、クリーニングローラと弾性ローラ間の距離を調整し、その間の圧接幅を調節できるようになっている。
この再生弾性ローラ製造装置において、加熱ローラを上述した好ましい温度範囲に設定し、弾性ローラと逆方向に同速度、例えば、10rpm以上60rpm以下で回転させる。また、クリーニングローラを、弾性ローラとの速度比が上述した好ましい範囲になるよう弾性ローラの回転と逆方向又は順方向に回転させ、弾性ローラの表面と摺擦させる。これにより、弾性ローラ上のトナーは加熱によって軟化され、クリーニング部材によって弾性ローラ表面から除去され、再生弾性ローラを得ることができる。
また、再生弾性ローラ製造装置として、図3の概略構成図に示すものを一例として挙げることができる。図3に示す再生弾性ローラ製造装置には、弾性ローラ31とクリーニングローラ32とが、図2に示す装置と同様にモーターの回転軸に各軸芯体が接続され、各ローラをそれぞれ懸架する1対の支柱を移動することにより相互間距離が調整可能に設けられる。これらのローラは図示しないオーブン中に設置され、所望の温度に加熱されると同時に、弾性ローラとクリーニングローラとが所望の圧接幅を形成するようその距離が調整され、更に上記速度比となるように回転速度がそれぞれ調整される。
この装置において、加熱により弾性ローラ表面のトナーが軟化し、クリーニングローラにより摺擦され、トナーは弾性ローラ表面から除去される。
また、再生弾性ローラ製造装置として、図4の概略構成図に示すものを一例として挙げることができる。図4に示す再生弾性ローラ製造装置には、弾性ローラ41とクリーニングローラ42とが、図2に示す装置と同様にモーターの回転軸に各軸芯体が接続され、各ローラをそれぞれ懸架する1対の支柱を移動することにより相互間距離が調整可能に設けられる。更に、赤外線ランプ等の熱源43が、弾性ローラ41の軸方向の全長に対向して、非接触に、例えば、弾性ローラ表面との距離30mm以上100mm以下に配置される。このとき、弾性ローラ表面の加熱温度に合わせて、照射電力を決める必要がある。
この装置においては、非接触に配置された熱源43から発生する熱によって弾性ローラ表面を加熱する。弾性ローラ表面を十分に加熱した後、クリーニングローラ42と弾性ローラを相互に逆回転させ、クリーニングローラと弾性ローラを摺擦させ、弾性ローラ上からトナーをクリーニングローラに移動させトナーの除去を行う。
本発明の再生弾性ローラの製造方法を適用する再生弾性ローラ製造装置の一例として、図5の概略構成図に示すものを一例として挙げることができる。図5に示す再生弾性ローラ製造装置には、弾性ローラ51の軸芯体が接続されるモーター、弾性ローラを懸架する1対の支柱、弾性ローラの軸方向の全長に亘って対向して設けられる赤外線ランプ等の熱源53及びクリーニング部材52が設けられる。クリーニング部材52は送り出し部材(不図示)によって連続的に送り出され、常に新しいクリーニング面が供給されて弾性ローラ表面を摺擦し、クリーニング性能を低下させず効率よくトナーの除去を行うようになっている。弾性ローラ51とクリーニング部材52の間の距離は調整可能であり、摺擦時以外は非接触の状態にし、クリーニング部材に余剰負荷を与えるのを抑制し、摺擦時は弾性ローラとクリーニング部材間の距離を調整して所望の圧接幅を得ることが可能である。更に、クリーニング部材の背面に吸気口が配置される吸引装置(不図示)が設けられる。これによりクリーニング部材を介して弾性ローラ表面を吸引しトナーと共に、紙粉やごみ・ケバ等の異物をクリーニング部材に補足、吸着し、非常に効果的に再生ローラを得ることができる。吸引速度としては弾性ローラ表面における流速が上記範囲となる速度とすることができる。更に、クリーニング部材として吸引したトナーの透過性を有する。
上記装置において、弾性ローラを回転させて表面のトナーの除去を行う方法について述べたが、回転させず固定した状態の弾性ローラに対して、加熱、除去を行うことも可能である。また、図2、4、5に示す装置において、熱源による加熱と、クリーニング部材による摺擦を同時に行うことも、加熱後、摺擦しトナーの除去を行うこともできる。
上記再生弾性ローラの製造方法により得られる再生弾性ローラは電子写真プロセスを利用する画像形成装置の現像ローラ用として好適に用いることができる。
上記再生弾性ローラが適用される画像形成装置として、以下のものが挙げられる。画像形成装置は、回転可能な感光ドラムに接触させて感光ドラム表面に電荷を供給する帯電部材と、感光ドラム表面に画像情報を記録する露光手段と、感光ドラム表面にトナーを供給する現像部材とを有する。更に、感光ドラムの表面のトナー像を転写材に転写する転写部材と、転写材上に転写したトナーを定着する定着部材とを有する画像形成装置において、上記再生弾性ローラを具備する
上記画像形成装置の一例として、図6の概略構成図に示すものを例示することができる。図6に示す画像形成装置には、矢印A方向に回転する感光ドラム601を帯電処理する帯電部材である帯電ローラ602、一様に帯電された感光ドラム601にレーザー光を用いて静電潜像を書き込む露光手段603が設けられる。感光ドラム表面の静電潜像にトナーを付与しトナー像を形成する現像部材604、このトナー像を紙等の転写材613に転写する転写ローラ609を有する転写部材、転写されたトナー像を定着する定着ローラ612を有する定着部材が設けられる。画像形成終了後、トナー像が定着された転写材が装置外に排出されるようになっている。
一方、転写されずに感光ドラム601上に残存するトナーを除去し、感光ドラム表面をクリーニングするためのクリーニングブレード610等のクリーニング装置や、掻き取られたトナーを収納する残存廃トナー容器611等が設けられる。
上記現像部材604には、トナー608を収容するトナー容器614、現像ローラ605、トナー供給ローラ606、トナー量規制ブレード607等が設けられる。トナー容器内において、トナー供給ローラ606により静電潜像の現像に用いられずに現像ローラ上に残留するトナーが掻き取られると共に、現像ローラ605に新たにトナーが供給される。現像ローラ上のトナーは、現像ローラ表面に当接するトナー量規制ブレード607により、均一なトナー薄膜に形成される。現像ローラはトナー容器の開口を閉塞し、トナー容器から露出する部分で感光ドラム601と対向するよう配置され、現像ローラの回転により、感光ドラム上の静電潜像にトナーが供給される。現像ローラ605には上記再生弾性ローラである再生現像ローラが適用される。帯電ローラ602、転写ローラ609、トナー供給ローラ606等も上記再生弾性ローラを適用してもよい。
上記再生弾性ローラが適用される電子写真プロセスカートリッジとして、以下のものが挙げられる。電子写真プロセスカートリッジは、回転可能な感光ドラムに接触させて感光ドラム表面に電荷を供給する帯電部材と、感光ドラム表面にトナーを供給する現像部材とを有する。そして、帯電部材及び現像部材の少なくとも一方が上記再生弾性ローラである
上記電子写真プロセスカートリッジは、現像部材と帯電部材とを一体化して、画像形成装置本体に対し着脱可能なものであるが、感光ドラム、転写部材及びクリーニング装置の少なくとも一つを更に含み一体的に保持されてなるものであってもよい。
以下に、本発明によって得られる再生弾性ローラ、これを用いた電子写真プロセスカートリッジ、画像形成装置を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例1〜9、11〜18及び20〜40は、本発明の参考例である。
[弾性ローラの調製]
[弾性層の調製]
直径6mm、長さ250mmのSUS製軸芯体の表面に、シリコーンゴムとの接着性を向上させる目的で、プライマー処理(DY39−051:東レ・ダウ・コーニング社製)を行った。
両末端をビニル基に置換したジメチルポリシロキサン100質量部に、充填剤として石英粉末7質量部、カーボンブラック(デンカブラック(粉状品):電気化学工業社製)10質量部を配合して液状シリコーンゴムのベース材料とした。このベース材料を二つに分け、一方には硬化触媒として白金化合物を微量配合した。この材料をベース材料Aとした。もう一方にはオルガノハイドロジェンポリシロキサン(Si−H基含有量0.8質量%)3質量部及び微量の硬化遅延剤を配合し、これをベース材料Bとした。その後、ベース材料Aに対してベース材料Bを質量比1:1で混合し、液状シリコーンゴムとした。
得られた液状シリコーンゴムを軸芯体を設置した金型内に形成されたキャビティに注入した。続いて、金型を温度150℃で5分間加熱し、冷却後脱型した。その後さらに、温度180℃で2時間加熱し、硬化反応を完結させ、導電性弾性層からなる弾性層ローラを作製した。得られた弾性層ローラの外径は12mmであった。
[樹脂層の調製]
以下の材料を混合し、メチルエチルケトンを加え、サンドミルで1時間分散した。
ポリウレタンポリオールプレポリマー(タケラックTE5060:三井武田ケミカル社製)100質量部
イソシアネート(コロネート2521:日本ポリウレタン社製)77質量部
カーボンブラック(MA100:三菱化学社製)24質量部
ウレタン粒子(C400透明:根上工業社製)24質量部
更に、分散後固形分が20〜30質量%になるよう、さらにメチルエチルケトンを加え、樹脂層材料とした。
上記樹脂層材料中にエキシマ処理を行った弾性層ローラを浸漬した後、弾性層ローラを引上げて自然乾燥させた。次いで、温度140℃にて60分間加熱処理することで、コーティングされた樹脂層材料の硬化を行い、導電性樹脂層を弾性層の外周面上に積層させて弾性ローラを作製した。
[固着トナーの形成(耐久手順)]
上記弾性ローラを画像形成装置(Color Laser Jet3700:Hewlett−Packard社製)の専用の電子写真プロセスカートリッジ(黒:寿命6000枚)に現像ローラとして組み込んだ。温度15℃、湿度10%RHの環境に24時間放置した後、上記電子写真プロセスカートリッジを画像形成装置本体に搭載し、同環境において印字率2%で連続画像出力を行った。公称寿命後も画像出力を続け、最終的に画像に白抜けが発生する状態まで画像出力を行った。その後、感光ドラム等の他部材と弾性ローラが当接した状態で、温度45℃、湿度95%RHの環境下に電子写真プロセスカートリッジを2ヶ月放置した。放置後、弾性ローラを電子写真プロセスカートリッジから取り出し、顕微鏡で弾性ローラ表面を観察したところ、弾性ローラ表面にはトナーが固着しているのが確認された。また、感光ドラム等他部材との当接位置において弾性ローラに変形が生じていることを確認した。同条件でトナーが固着し、変形が生じている弾性ローラを複数本作製した。これらの弾性ローラをサンプルA群とした。
[実施例1]
サンプルA群から1本の弾性ローラを選択し、図2に示す装置に組み込んだ。
また、クリーニング部材として66ナイロンからなる多数の毛が回転軸に対して起立したブラシローラ(外径100mm、軸芯体20mm)を使用した。まず加熱ローラの表面温度が120℃になるよう設定し、加熱ローラが十分に温まったところで、加熱ローラと弾性ローラの圧接幅が1.0mmとなるように接触させた。この際の加熱ローラの表面温度は非接触温度計を用いて測定した。
次に、加熱ローラと弾性ローラを共に20rpmで2分間、順方向に回転させることで、弾性ローラ表面の予備加熱を行った。その後、加熱ローラ、弾性ローラを回転させた状態で、ブラシローラを弾性ローラ表面に圧接幅4.0mmとなるように接触させ、ブラシローラによる弾性ローラ表面の摺擦を開始し、1分間摺擦した。このとき、ブラシローラの回転速度は2rpmとした。また、回転方向は各ローラ表面が順方向となるように回転させた。
摺擦後、加熱ローラ、ブラシローラの順に弾性ローラから離間して、十分に冷ました後、再生弾性ローラを取り出し、以下の評価を行った。
[評価]
[表面観察]
再生弾性ローラの表面状態を目視にて観察した。傷が存在しなければ「A」、ローラ表面に極軽微な傷や異物の付着が確認できる程度であれば「B」、ローラ表面に明確な傷が確認できる場合には「C」として、評価を行った。
[ゴースト評価および変形度合いの評価]
再生弾性ローラを新しい電子写真プロセスカートリッジに現像ローラとして組み込み、この電子写真プロセスカートリッジを温度15℃、湿度10%RHの環境に24時間放置した後、同環境において上記画像形成装置本体に搭載した。画像上部に15mm×15mmのベタ画像が15mm間隔で横一列に、さらにその下部領域にハーフトーンが印刷される画像をゴースト評価用画像として出力した。
この画像のハーフトーン領域に弾性ローラ周期で上記ベタ画像と同じ模様が現れることがあり、これをゴーストと呼ぶ。ゴースト評価用画像についてゴーストが目視でまったく確認できない場合は「A」。目視によって僅かにゴーストが確認された場合は「B」。目視によって角まではっきりと見えるゴーストが確認された場合は「C」。さらに弾性ローラ周期で何周にも亘ってゴーストが発生している場合は「D」として、評価を行った。
また、得られた画像のハーフトーン領域において、再生弾性ローラの変形による画像不良の程度を評価し、弾性ローラの変形度合いの評価とした。前記画像不良が目視で確認できない場合は「A」、目視でほとんど画像不良が確認できない場合は「B」、目視で画像不良が確認できる場合は「C」、目視で画像不良がはっきりと確認できる場合は「D」とした。
[かぶり評価]
表面にトナー固着が多く発生した弾性ローラを現像ローラとして用い、画像形成を行うとトナーの帯電量が減少する。この状態でベタ白画像の形成を行うと、帯電量が不足するトナーは感光体へと移動し、更に、転写紙上へ移動する。この現象はかぶりと呼ばれる。このため、かぶりの評価を行うことで、弾性ローラの表面汚れ、即ち固着トナーの有無の指標とした。以下にかぶりの評価方法を示す。
ゴースト評価後、ベタ白画像を出力し、かぶりの程度(かぶり値)を測定した。かぶり値は、反射濃度計(TC−6DS/A:東京電色社製)を用いて、画像形成前の転写紙の反射濃度と、ベタ白画像の画像形成を行った後の転写紙の反射濃度を測定し、その差分をかぶり値とした。転写紙の画像印刷領域を左上から順に1cm×1cmの領域に分割し、各領域における反射濃度を測定し、その値の最小値をその転写紙の反射濃度とした。このかぶり値が1.0より小さければ「A」、1.0以上かつ3.0より小さければ「B」、3.0以上かつ5.0より小さければ「C」、5.0以上であれば「D」として、評価を行った。
[実施例2]
クリーニング部材として、ブラシローラに替えて、表面粗さとしてJIS B 0601:1994の規格におけるRaが0.5μmの外径10.0mmのアルミ製ローラを使用し、弾性ローラとの圧接幅1.0mm、回転数を20rpmとした。その他は、実施例1と同様の方法で再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例3]
クリーニング部材として、ブラシローラに替えて、SUS製の軸芯体(外径6.0mm)にヘキサンの吸収量が3.0g/gである不織布(材質:ポリプロピレン)を巻きつけた不織布ローラ(外径10.0mm)を使用した。弾性ローラとの圧接幅が2.0mmになるよう調整し、クリーニング部材の回転数を20rpmとした以外は、実施例1と同様の方法で再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例4]
サンプルA群の弾性ローラを温度120℃に加熱したオーブン内に放置し、十分に加熱した後、図3に示す装置に組み込んだ。クリーニング部材として実施例1と同様のブラシローラを用い、実施例1と同様に摺擦を行い再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例5]
クリーニング部材として、ブラシローラに替えて、実施例2と同様のアルミ製ローラを使用した。弾性ローラとの圧接幅が1.0mmになるよう調整しクリーニング部材の回転数を20rpmとした以外は、実施例4と同様の方法で再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例6]
クリーニング部材として、ブラシローラに替えて、実施例3と同様の不織布ローラを使用した。弾性ローラとの圧接幅が2.0mmになるよう調整し、クリーニング部材の回転数を20rpmとした以外は、実施例4と同様の方法で再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例7]
サンプルA群の弾性ローラを図4に示す装置に組み込んだ。非接触熱源として赤外線ランプを使用し、弾性ローラを20rpmで回転させつつ、赤外線の照射を開始した。赤外線照射部の表面温度を非接触温度計でモニタリングし、弾性ローラの表面温度が120±3℃になるよう赤外線の出力を調整しながら加熱を行った。クリーニング部材として実施例1と同様のブラシローラを用い、実施例1と同様に摺擦を行い再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例8]
クリーニング部材として、ブラシローラに替えて、実施例2と同様のアルミ製ローラを使用し、弾性ローラとの圧接幅が1.0mmになるよう調整しクリーニング部材の回転数を20rpmとした以外は、実施例7と同様の方法で再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例9]
サンプルA群の弾性ローラを図5に示す装置に組み込んだ。熱源として赤外線ランプを使用し、弾性ローラを20rpmで回転させつつ、赤外線の照射を開始した。赤外線照射部の表面温度を非接触温度計でモニタリングし、弾性ローラの表面温度が120±3℃になるよう赤外線の出力を調整しながら加熱を行った。クリーニング部材として、ヘキサンの吸収量が3.0g/gであるシート状不織布(材質:ポリプロピレン)を用いた。不織布を圧接幅が5.0mmになるよう接触させ、弾性ローラの回転速度を20rpm、不織布の送り出し速度を300mm/分とし、1分間摺擦を行った。また、弾性ローラの回転方向と不織布の送り出し方向は順方向にした。摺擦後、弾性ローラと不織布を離間し、赤外線による加熱を停止し、再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例10]
不織布の背面側に吸気口を設け、弾性ローラ表面における流速が1.0m/秒になるよう吸引を行った以外は実施例9と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例11]
弾性ローラの表面温度が80±3℃になるよう、赤外線の照射電力を調整した以外は、実施例9と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例12]
弾性ローラの表面温度が70±3℃になるよう、赤外線の照射電力を調整した以外は、実施例9と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例13]
弾性ローラの表面温度が140±5℃になるよう、赤外線の照射電力を調整した以外は、実施例9と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例14]
サンプルA群の弾性ローラを図4に示す装置に組み込んだ。熱源として飽和水蒸気の供給装置を使用し、弾性ローラを20rpmで回転させつつ、クリーニング部材に対して対向する位置に、0.3MPaの圧力で噴射した。水蒸気の温度低下を防ぐため、ノズル位置は弾性ローラ表面から、2.0mmの位置にした。弾性ローラの表面温度は約100℃であった。クリーニング部材として、実施例1と同様のブラシローラを用い、弾性ローラとの圧接幅が4.0mmになるよう調整した。弾性ローラの回転数を20rpm、クリーニング部材の回転数を2rpm、回転方向は順方向とし、1分間摺擦を行った。摺擦後、水蒸気の噴射を停止し、弾性ローラとクリーニング部材を離間し、再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例15]
クリーニング部材の回転数を3rpmとした以外は、実施例14と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例16]
クリーニング部材の回転数を5rpmとした以外は、実施例14と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例17]
クリーニング部材として実施例2と同様のアルミ製ローラを用い、弾性ローラとの圧接幅が1.0mmになるよう調整しクリーニング部材の回転数を20rpmとした以外は、実施例14と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例18]
サンプルA群の弾性ローラを図5に示す装置に組み込んだ。熱源として飽和水蒸気の供給装置を使用し、弾性ローラを60rpmで回転させつつ、クリーニング部材との摺擦位置に対向する位置に、0.3MPaの圧力で飽和水蒸気を噴射した。水蒸気の温度低下を防ぐため、ノズル位置は弾性ローラ表面から、2.0mmの位置にした。弾性ローラの表面温度は100℃であった。クリーニング部材として、ヘキサンの吸収量が3.0g/gである不織布(材質:ポリプロピレン)を用いた。不織布を圧接幅が5.0mmになるよう接触させ、弾性ローラの回転速度を20rpm、不織布の送り出し速度を300mm/分とし、1分間摺擦を行った。また、弾性ローラの回転方向と不織布の送り出し方向は順方向にした。摺擦後、水蒸気の噴射を停止し、弾性ローラと不織布を離間し、再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例19]
不織布の背面側に吸気口を設け、弾性ローラ表面における流速が1.0m/秒になるよう吸引を行った以外は実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例20]
クリーニング部材の送り出し速度を10mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例21]
クリーニング部材の送り出し速度を80mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例22]
クリーニング部材の送り出し速度を650mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例23]
クリーニング部材の送り出し速度を750mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例24]
クリーニング部材の送り出し速度を850mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例25]
クリーニング部材の送り出し速度を950mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例26]
クリーニング部材の送り出し速度を1050mm/分とした以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例27]
クリーニング部材の圧接幅を3.0mmになるように不織布と弾性ローラ間距離を調整した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例28]
クリーニング部材の圧接幅を11.0mmになるように不織布と弾性ローラ間距離を調整した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例29]
クリーニング部材の圧接幅を13.0mmになるように不織布と弾性ローラ間距離を調整した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例30]
クリーニング部材としてヘキサンの吸収量が1.0g/gの不織布(材質:アクリル及びポリエステル)を使用した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例31]
クリーニング部材としてヘキサンの吸収量が9.6g/gの不織布(材質:ポリプロピレン)を使用した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。
[実施例32]
クリーニング部材としてヘキサンの吸収量が11.0g/gの不織布(材質:ポリプロピレン)を使用した以外は、実施例18と同様に再生弾性ローラを調製した。得られた再生弾性ローラについて実施例1と同様に評価を行った。。
[実施例33]
実施例1と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例34]
実施例1と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、10本の再生弾性ローラ調製後、加熱ローラが十分に冷めるまで放置した。その後、加熱ローラを図2に示す装置から取り外し、加熱ローラ表面に付着しているトナーをエタノールにより除去した。加熱ローラを再度図2に示す装置に組み込み、更に11本目〜20本目の再生弾性ローラを調製した。20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例35]
実施例1に替えて実施例3の方法を使用した他は、実施例34と同様に20本の再生弾性ローラを調製した。20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例36]
加熱ローラ表面に付着しているトナーをエタノールにより除去する際、クリーニング部材である不織布ローラから不織布を取り外し、新しい不織布を軸芯体に巻きつけた他は、実施例35と同様に再生弾性ローラを調製した。20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例37]
実施例14と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例38]
実施例17と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例39]
実施例17と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、10本の再生弾性ローラ調製後、アルミ製ローラが十分に冷めるまで放置した。その後、アルミ製ローラを図4に示す装置から取り外し、アルミ製ローラ表面に付着しているトナーをエタノールにより除去した。アルミ製ローラを再度図4に示す装置に組み込み、更に10本の再生弾性ローラを調製した。20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[実施例40]
実施例18と同様の方法で、サンプルA群の弾性ローラから再生弾性ローラの調製を反復して行い、20本目に得られた再生弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[比較例1]
サンプルA群の弾性ローラについて、実施例1と同様の評価を行った。
[比較例2]
加熱を行わず、室温(温度23℃)中で実施例1と同様にブラシローラと弾性ローラとの摺擦を行い、その後、この弾性ローラについて実施例1と同様の評価を行った。
[比較例3]
加熱を行わず、室温(温度23℃)中で実施例2と同様にアルミ製ローラと弾性ローラとの摺擦を行い、その後、この弾性ローラについて実施例1と同様の評価を行った。
[比較例4]
加熱を行わず、室温(温度23℃)中で実施例9と同様に不織布との摺擦を行い、その後、この弾性ローラについて実施例1と同様の評価を行った。
[比較例5]
実施例14と同様にして弾性ローラに飽和水蒸気を噴射後、そのまま室温(温度23℃)になるまで弾性ローラを放置した。その後、この弾性ローラについて実施例1と同様の評価を行った。
上記実施例1〜40及び比較例1〜5に係る態様を、表1に示す。また、評価結果を表2に示す。
Figure 0005339730
Figure 0005339730
結果からも、本発明の再生弾性ローラの製造方法により得られる再生弾性ローラは、画像形成装置の弾性ローラとして使用することができ、資源の有効利用を図ることが可能である.
本発明の再生弾性ローラの製造方法に用いられる弾性ローラの一例を示す概略図である。 生弾性ローラ製造装置の一例を示す概略構成図である。 生弾性ローラ製造装置の他の例を示す概略構成図である。 生弾性ローラ製造装置の他の例を示す概略構成図である。 本発明の再生弾性ローラの製造方法を適用した再生弾性ローラ製造装置の一例を示す概略構成図である。 本発明の再生弾性ローラの製造方法により得られた再生弾性ローラを適用した画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
符号の説明
11 軸芯体
12 弾性層
13 樹脂層
21 弾性ローラ
22 加熱ローラ
23 クリーニングローラ
1a、2a、3a 支柱
1b、2b、3b モーター
31 弾性ローラ
32 クリーニングローラ
41 弾性ローラ
42 クリーニングローラ
43 熱源
51 弾性ローラ
52 クリーニング部材
53 熱源
601 感光ドラム
602 帯電ローラ
603 露光手段
604 現像部材
605 現像ローラ
606 トナー供給ローラ
607 トナー量規制ブレード
608 トナー
609 転写ローラ
610 クリーニングブレード
611 残存廃トナー容器
612 定着ローラ
613 転写材
614 トナー容器

Claims (13)

  1. 軸芯体と該軸芯体の周囲に弾性層を有する弾性ローラの表面に固着したトナーを除去する工程を有する再生弾性ローラの製造方法であって、
    該トナーが表面に固着した弾性ローラの表面を加熱して該固着したトナーを軟化させる工程(a)と、
    該弾性ローラ表面とクリーニング部材とを摺擦して該工程(a)によって軟化したトナーを該弾性ローラの表面から除去する工程(b)とを有し、
    該クリーニング部材は通気性を有し、
    該工程(b)が、該弾性ローラ表面と該クリーニング部材との摺擦を該クリーニング部材背面側から吸引しながら行う工程を含むことを特徴とする再生弾性ローラの製造方法。
  2. 前記工程(a)における加熱が弾性ローラと非接触で配置された熱源による請求項1に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  3. 前記工程(a)における加熱が赤外線による請求項1又は2に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  4. 前記工程(a)における加熱が水蒸気による請求項1又は2に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  5. 前記工程(a)における加熱が弾性ローラ表面温度を80℃以上150℃以下とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  6. 前記工程(b)におけるクリーニング部材が不織布である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  7. 前記不織布が、ヘキサンの吸収量が3.0g/g以上、10.0g/g以下である請求項6記載の再生弾性ローラの製造方法。
  8. 前記クリーニング部材がシート状であり、前記工程(b)において、該クリーニング部材の新しい表面を連続的に供給して弾性ローラ表面に摺動させる請求項1乃至7のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  9. 前記工程(b)における弾性ローラ表面とクリーニング部材との摺擦を、弾性ローラ表面に対しクリーニング部材表面の速度比が0.10以上、0.90以下の範囲で行う請求項1乃至8のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  10. 前記工程(b)における弾性ローラ表面とクリーニング部材との摺擦を、弾性ローラ表面に対しクリーニング部材表面の速度比が1.10以上、1.30以下の範囲で行う請求項1乃至のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  11. 前記弾性ローラを回転させ、前記工程(a)及び前記工程(b)を同時に行う請求項1乃至10のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  12. 前記クリーニング部材と摺擦する弾性ローラの部分と異なる部分を加熱する請求項11に記載の再生弾性ローラの製造方法。
  13. 前記弾性ローラが表面にウレタン樹脂を含む請求項1乃至13のいずれか一項に記載の再生弾性ローラの製造方法。
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