JP5339256B2 - 流体圧機器 - Google Patents

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Description

本発明は、流体圧シリンダや流体切換弁等の流体圧機器に関するものであり、さらに詳しくは、ハウジングの摺動孔内を移動するピストンやスプールなどの仕切部材に、位置検出のための被検体であるマグネットを装着した流体圧機器に関する。
例えば、流体圧シリンダは、一般に、ハウジングに形成された摺動孔内を軸線方向に移動するピストンを有していて、このピストンの外周にゴム弾性材からなるパッキンを装着し、このパッキンでピストンの外周と摺動孔の内周との間をシールしている(例えば、特許文献1、2参照)。また、従来の流体圧シリンダにおいては、ピストンの動作位置を検出するために、ピストンに装着したマグネットと、ハウジングの外面に取り付けた磁気センサとで構成される位置検出機構が用いられている(例えば、下記特許文献3〜5参照)。
特開平9−72310号公報 特開2003−120602号公報 特開2006−242341号公報 特開平11−132204号公報 特開2001−82416号公報
上述したようにピストンの外周にはパッキンが設けられているが、従来技術の位置検出機構では、シール部材からピストンの軸線方向に離れた位置にマグネットを配置している。このように、従来技術では、パッキンとマグネットは、ピストンの軸線方向に間隔をおいてピストンに装着されるため、ピストンの軸線方向の寸法が大きくなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ピストンにマグネットを装着した流体圧機器であって、軸線方向の寸法の増大を抑制できる流体圧機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る流体圧機器は、摺動孔が形成されたハウジングと、前記摺動孔内を軸線方向に往復移動する仕切部材と、前記仕切部材の外周に設けられたシール部材と、前記仕切部材に設けられた磁気構造部と、を備え、前記磁気構造部は、前記シール部材の内側に配置されたマグネットと、前記マグネット及び前記シール部材の両側に配置された磁性体からなる一対のヨークとを有する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、シール部材の内周側にマグネットが配置されているので、仕切部材の軸線方向の寸法の増大を抑制できる。また、マグネットの両側に一対のヨークが配置されているため、マグネットからの磁力線を、ヨークを介して仕切部材の外周側に導くことができ、ハウジング側に設けた磁気センサによる磁気の検知が可能である。すなわち、上記の構成によれば、マグネットはシール部材の内周側に配置されるためハウジングから離れた位置に設けられるが、ヨークにより磁力線をハウジングに近い位置まで導くことにより、仕切部材の軸線方向の寸法の増大を抑制しつつ、仕切部材の動作位置の検出を可能としている。
前記各ヨークの外周部は、前記仕切部材の外周部より突出しているとよい。
上記の構成によれば、マグネットからの磁力線をヨークにより仕切部材の外部まで導くことが可能であるため、仕切部材の外周側で磁力線を好適に形成することができ、ハウジング側に設けた磁気センサによる磁気検出をより安定化させることが可能となる。
前記仕切部材と一体的に連結され、前記仕切部材の変位を前記流体圧機器の外部に伝達する磁性体からなるロッド部材をさらに備え、前記ロッド部材と前記一対のヨークとは磁気的に絶縁されているとよい。
上記の構成によれば、ヨークとロッド部材が磁気的に絶縁されており、磁性体からなるロッド部材側に磁力線が形成されないので、仕切部材の外周側での磁力を向上させることができる。
前記一対のヨークの一方又は両方が、前記仕切部材の前部又は後部の構造部材として構成されているとよい。
上記の構成によれば、仕切部材の軸線方向の寸法を短くすることができる。
前記マグネットと前記シール部材との間に介装された保持部材をさらに備え、前記一対のヨークの互いに対向する側壁には、前記保持部材を支持する肩部が形成され、前記保持部材が前記シール部材から受ける半径方向内方の荷重を前記肩部で受けるとよい。
上記の構成によれば、保持部材は、一対のヨークに形成された肩部によって支持されるので、シール部材を介して保持部材に伝わる半径方向内方への荷重がマグネットに直接伝わらず、これによりマグネットの損傷を防止することができる。
前記マグネットを囲繞するように前記一対のヨーク間に配設され、低摩擦材からなり、外周側に環状のシール装着溝を有するサポート部材をさらに備え、前記シール部材は、前記シール装着溝に装着され、外周部が前記サポート部材よりも外側に突出して前記摺動孔の内周面に接触し、前記仕切部材に横荷重が作用したとき、前記サポート部材の外周面が、前記摺動孔の内周面に当接して前記仕切部材が前記摺動孔の内周面に接触するのを防止するとよい。
上記の構成によれば、仕切部材に横荷重が作用したときに、サポート部材が摺動孔の内周面に接触することにより、仕切部材の外周が摺動孔の内周面に当接することを防止できる。このように、サポート部材が従来のウエアリングと少なくとも同等の機能を担っているので、仕切部材の軸線方向に間隔を置いた位置にパッキンとは別のウエアリングを配置する必要がない。このため、構成が簡単であり、また、仕切部材の軸線方向の寸法の増大を抑制できる。
前記一対のヨークの、互いに対向する側壁には、前記サポート部材を支持する肩部が形成され、前記サポート部材が前記シール部材から受ける半径方向内方の荷重を前記肩部で受けるとよい。
上記の構成によれば、サポート部材が一対のヨークに形成された肩部で支持されることで、シール部材を介してサポート部材に伝わる半径方向内方への荷重がマグネットに直接伝わらず、これによりマグネットの損傷を防止することができる。
前記サポート部材は、前記シール部材の両側で前記シール部材を支持する側壁部と、両側壁部の内端を連結する底辺部とが一体的に形成されたものであるとよい。
上記の構成によれば、サポート部材は、2つの側壁部と底辺部とが一体的に形成されたものであるため、部品点数が少なく、簡素な構成とすることができるとともに、一体型であるため横荷重に対する強度を高めることができる。
本発明に係る流体圧機器によれば、仕切部材の軸線方向の寸法の増大を抑制しつつ、仕切部材の動作位置を検出できる。
第1実施形態に係る流体圧機器の概略断面図である。 ピストン及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。 第2実施形態に係る流体圧機器のピストン及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。 第3実施形態に係る流体圧機器のピストン及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。 第4実施形態に係る流体圧機器の横荷重が作用していない状態でのピストン及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。 第4実施形態に係る流体圧機器の横荷重が作用している状態でのピストン及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。
以下、本発明に係る流体圧機器について、いくつかの好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において、同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、第1実施形態に係る流体圧機器10の部分断面側面図である。本実施形態において、流体圧機器10は、ハウジング12内でピストン13が往復移動する流体圧シリンダ10Aとして構成されている。流体圧シリンダ10Aは、一対のポート14、16を備えたアルミニウム合金等の金属素材からなるハウジング12の内部に、ポート14、16にそれぞれ連通する摺動孔18を有し、この摺動孔18の内部に、金属素材からなるピストン13が配置されている。
図1において、符号L1はピストン13の軸線を示し、符号L2は摺動孔18の軸線を示す。図1の状態ではピストン13の軸線L1と摺動孔18の軸線L2とは一致している。このピストン13は、ハウジング12に収容され、一方のポート14側の圧力室20と、他方のポート16側の圧力室22とに仕切った状態で、摺動孔18の軸線L2方向(図1で、矢印X方向)に移動自在な変位体である。すなわち、本実施形態におけるピストン13は、摺動孔18内を軸線L2方向に移動する「仕切部材」を構成するものである。
ピストン13の外周には、環状溝24が形成されている。この環状溝24には、ともにリング状の磁気構造部26及びシール部材27(パッキン)が装着されている。磁気構造部26は、磁気を発生する構造体であり、ピストン13の動作位置を検出する際に被検体となるものである。
シール部材27によりピストン13の外周面と摺動孔18の内周面との間がシールされている。シール部材27は、図示例ではリング状に形成されているが、これに限らず、ピストン13の軸線L1の周りを一周する範囲で延在する形状であればよい。ピストン13にピストンロッド(ロッド部材)28の基端部が連結され、このピストンロッド28の先端部は、摺動孔18の端部を塞ぐロッドカバー30を貫通して摺動孔18の外部に延出している。本実施形態において、ピストンロッド28は磁性体により構成されている。
ロッドカバー30の内周部に形成された環状溝34には、ロッドカバー30の内周面とピストンロッド28の外周面との間をシールするシール部材34が装着されている。ロッドカバー30の外周部に形成された環状溝36には、ロッドカバー30の外周面と摺動孔18の内周面との間をシールするシール部材38が装着されている。
上記2つのポート14、16から2つの圧力室20、22の内部に圧縮エア等の圧力流体を交互に供給及び排出することにより、ピストン13が摺動孔18の軸線L2方向に往復移動してピストンロッド28が進退移動する。
ハウジング12の外面には、上記磁気構造部26とともにピストン位置検出機構を構成する2つの磁気センサ40、42が取り付けられている。一方の磁気センサ40は、ピストン13が前進ストローク端の位置に来たときに磁気構造部26からの磁気を感知し、他方の磁気センサ42は、ピストン13が後退ストローク端に来たときに磁気構造部26からの磁気を感知する。これにより、ピストン13の前進ストローク端の位置と後退ストローク端の位置を検出することができる。
図2は、図1に示した流体圧シリンダ10Aの要部拡大図であって、ピストン13及びその周辺部位を示す一部省略断面図である。
図2に示すように、ピストン13は、第1ピストン部材15と第2ピストン部材17とに軸線方向に2分割されている。第1ピストン部材15は、ピストンロッド28の基端部に設けられた小径部28aのX1方向寄りの位置に嵌挿され、第2ピストン部材17は、小径部28aのX2方向寄りの位置に嵌挿されている。
第1ピストン部材15は、中空状の円筒部44と、この円筒部44のX1方向側の端部に設けられたフランジ部45とを有する。第2ピストン部材17は、円盤状であり、そのX1方向側の側面が、第1ピストン部材15のX2方向側の端面(円筒部44の端面)に当接している。第1ピストン部材15及び第2ピストン部材17は、小径部28aに挿入されたあと、小径部28aの端部をかしめて第2ピストン部材17に係止させることにより、ピストンロッド28に連結されている。
本実施形態において、第1ピストン部材15と第2ピストン部材17は、非磁性体により構成されている。このような非磁性体としては、アルミニウム合金、銅合金、亜鉛合金、ステンレス鋼、合成樹脂等が挙げられる。
第1ピストン部材15のフランジ部45のX2方向側の側面と、円筒部44の外周面と、フランジ部45のX1方向側の側面とにより、シール部材27と磁気構造部26を収容する環状溝24が構成されている。
ピストン13は、図示例ではリング状(円形)であるが、これに限らず、ピストン13の軸線L1の周りを一周する範囲で延在する形状であればよく、楕円形もしくは角部にRをもつ四角に近い形状であってもよい。このような円形以外の形状にピストン13が形成される場合、環状溝24に代えて、非円形のピストン13の形状に合わせてピストン13の外周部を一周するように延在する溝が設けられる。
磁気構造部26は、シール部材27の半径方向内側に配置されたマグネット(永久磁石)46と、マグネット46及びシール部材27の両側に配置された磁性体からなる一対のヨーク48、49とを有する。マグネット46は、第1ピストン部材15の円筒部44に挿入されており、図示例では、リング状に形成されている。マグネット46は、炭素鋼、コバルト鋼、アルニコ、合成ゴム、またはその他の材料を用いて形成されたものである。
なお、ピストン13が非円形に形成される場合、マグネット46についても、ピストン13の軸線L1の周りを一周する範囲で延在する、ピストン13と同様の非円形に形成されてよい。また、マグネット46は、周方向のいずれかの位置に角状の部分を設けてもよい。さらに、マグネット46は、ピストン13の軸線L1の周りを一周する一体形成でなくてもよく、周方向に複数に分割されたものであってもよい。
マグネット46の軸線方向両側の端面は、それぞれヨーク48、49の一側面に当接している。ヨーク48、49は、図示例ではリング状に形成されているが、これに限らず、ピストン13が非円形に形成される場合、ヨーク48、49についても、ピストン13の軸線L1の周りを一周する範囲で延在する、ピストン13と同様の非円形に形成されてよい。
ヨーク48、49の内径は、マグネット46の内径と略同じである。ヨーク48、49の外径は、マグネット46の外径よりも大きく、摺動孔18の内径よりも小さい。好ましくは、ヨーク48、49の外径は、ピストン13の外径よりも大きく設定される。すなわち、図2に示すように、ヨーク48、49の外周端部は、ピストン13の外周面から半径方向外側に突出するのがよい。
シール部材27は、弾性材(例えば、ゴム材)からなり、軸線周りの全周にわたって延在する環状を呈する部材である。図2に示すように、シール部材27は、マグネット46を囲繞するように一対のヨーク48、49間に配置されている。シール部材27の外径は、自然状態(何らの圧縮荷重が作用してなく弾性変形していない状態)で、ピストン13の外径よりも大きく、従って、シール部材27の外周部は、ピストン13の外周面よりも半径方向外側に突出している。
本実施形態に係る流体圧機器10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について説明する。
図2に示すように、シール部材27を装着したピストン13を摺動孔18に挿入した状態では、シール部材27は、摺動孔18の内周面とマグネット46との間に挟まれ、この結果、シール部材27が弾性圧縮変形して摺動孔18の内周面に周方向の全周にわたって密着し、シール機能が発揮される。そしてこの状態で、ピストン13は摺動孔18の軸線L2方向に往復移動し、これによりシール部材27の外周面は、摺動孔18の内周面に対して接触しながら移動する。
ピストン13に装着された磁気構造部26は磁気を発生しており、その磁気をハウジング12の外面に取り付けた磁気センサ40、42(図1参照)により感知することで、ピストン13の動作位置が検出される。すなわち、磁気構造部26のマグネット46による磁気は、一対のヨーク48、49を介してピストン13の外周側まで導かれ、ピストン13の外周において磁力線が形成される。この磁力線は、非磁性体からなるハウジング12を貫通するため、ピストン13が進出ストローク端に来たときには進出側(X1方向側)の磁気センサ40により磁気が検出され、ピストン13が後退ストローク端に来たときには後退側(X2方向側)の磁気センサ42により磁気が検出される。
上述したように、本実施形態に係る流体圧機器10によれば、シール部材27の内周側にマグネット46が配置されているので、ピストン13の軸線方向の寸法の増大を抑制できる。また、マグネット46の両側に一対のヨーク48、49が配置されているため、マグネット46からの磁力線を、ヨーク48、49を介してピストン13の外周側に導くことができ、ハウジング12側に設けた磁気センサ40、42による磁気の検知が可能である。すなわち、上記の構成によれば、マグネット46自体はシール部材27の内周側に配置されるためハウジング12から離れた位置に設けられるが、ヨーク48、49により磁力線をハウジング12に近い位置まで導くことにより、ピストン13の軸線方向の寸法の増大を抑制しつつ、ピストン13の動作位置の検出を可能としている。
また、各ヨーク48、49の外周部がピストン13の外周部より突出しているので、マグネット46からの磁力線をヨーク48、49によりピストン13の外部まで効果的に導くことができる。これにより、ピストン13の外周側で磁力線を好適に形成することができ、ハウジング12側に設けた磁気センサ40、42による磁気検出をより安定化させることが可能となる。
さらに、ピストン13が非磁性体からなることでヨーク48、49とロッド部材が磁気的に絶縁されているため、磁性体からなるピストンロッド28側に磁力線が形成されない。このため、ピストン13の外周側での磁力を向上させることができ、ハウジング12側に設けた磁気センサ40、42による磁気検出を一層好適に安定化させることが可能となる。
なお、上述した構成では、ピストン13の進出ストローク端と後退ストローク端の位置に対応させて2つの磁気センサ40、42を設けたが、進出ストローク端と後退ストローク端のいずれか一方のみの検出でよい場合には、磁気センサ40または磁気センサ42を省略してもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る流体圧機器について、図3を参照して説明する。図3に示す第2実施形態において、ピストンロッド29は、非磁性体からなる。ピストンロッド29の基端部に設けられた小径部29aには、摺動孔18の軸線L2に沿って往復移動可能なピストン50が固定されている。
ピストン50は、非磁性体からなるリング状のピストン部材52を有する。ピストン部材52は、第1実施形態における第1ピストン部材15(図2参照)と略同様の構成であり、すなわち、円筒部54とフランジ部56を有するが、円筒部54の軸線方向の長さは、ヨーク49(図2参照)の厚さに相当する分だけ第1ピストン部材15の円筒部44のそれよりも短い。
第2実施形態では、第1実施形態におけるヨーク49及び第2ピストン部材17に代えて、ピストン部材52のX2方向側に、ピストン50のヘッド側の構造部材及びヨークを兼ねる磁性体からなるリング状の端部構成部材58が設けられている。端部構成部材58は第1実施形態における第2ピストン部材17よりも薄く形成され、また、小径部29aは小径部28aよりも短く形成されている。端部構成部材58の外径は、ヨーク48の外径と略同じである。
ピストン部材52及び端部構成部材58は、小径部29aに挿入されたあと、小径部29aの端部をかしめて端部構成部材58に係止させることにより、ピストンロッド29に連結されている。
このように構成された第2実施形態に係る流体圧機器によれば、一方のヨーク(端部構成部材58)が、ピストン50のヘッド側の構造部材として構成されているので、図2に示したピストン13と比較して、ピストン50の軸線方向の寸法を短くすることができる。
図3に示した構成では、ピストン50のヘッド側にヨークをピストンの構造部材と兼ねた端部構成部材58を配設したが、ピストンロッド29側においても同様に、ヨークとピストンの構造部材を兼ねた端部構成部材を配設する構成を採用してもよい。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する各構成部分については、第1の実施形態における当該共通の各構成部分がもたらす作用及び効果と同一又は同様の作用及び効果が得られることは勿論である。
次に、本発明の第3実施形態に係る流体圧機器について、図4を参照して説明する。図4に示す第3実施形態において、ピストンロッド28の基端部に設けられた小径部28aには、ピストン60が連結されている。ピストン60は、第1ピストン部材62と第2ピストン部材64とに軸線方向に2分割されている。ピストン60は、図示例ではリング状に形成されているが、第1実施形態におけるピストン13と同様に非円形に形成されてもよい。
第1ピストン部材62は、中空状の円筒部66と、この円筒部66のX1方向側の端部に設けられたフランジ部68とを有する。第2ピストン部材64は、円盤状であり、そのX1方向側の側面が、第1ピストン部材62のX2方向側の端面(円筒部66の端面)に当接している。第1ピストン部材62及び第2ピストン部材64は、小径部28aに挿入されたあと、小径部28aの端部をかしめて第2ピストン部材64に係止させることにより、ピストンロッド28に連結されている。第1ピストン部材62と第2ピストン部材64は、非磁性体により構成されている。
第1ピストン部材62のフランジ部68のX2方向側の側面と、円筒部66の外周面と、第2ピストン部材64のX1方向側の側面とにより、シール部材70、磁気構造部72及び保持部材74を収容する環状溝76が構成されている。
磁気構造部72は、ピストン60の動作位置を検出する際に被検体となるものであり、シール部材70の半径方向内側に配置されたマグネット(永久磁石)78と、マグネット78及びシール部材70の両側に配置された磁性体からなる一対のヨーク80、82とを有する。マグネット78及びヨーク80、82は、図示例ではともにリング状に形成されているが、これに限らず、第1実施形態におけるマグネット46及びヨーク48、49と同様に非円形であってもよい。マグネット78は、第1ピストン部材62の円筒部66に挿入されている。マグネット78は、炭素鋼、コバルト鋼、アルニコ、合成ゴム、またはその他の材料を用いてリング状に形成されたものである。
マグネット78の軸線方向両側の端面は、それぞれヨーク80、82の一側面に当接している。ヨーク80、82の内径は、マグネット78の内径と略同じである。ヨーク80、82の外径は、マグネット78の外径よりも大きく、摺動孔18の内径よりも小さい。好ましくは、ヨーク80、82の外径は、ピストン60の外径よりも大きく設定される。すなわち、図4に示すように、ヨーク80、82の外周端部は、ピストン60の外周面から半径方向外側に突出するのがよい。
保持部材74は、非磁性体からなる部材であり、マグネット78とシール部材70との間に挟まれ、かつ一対のヨーク80、82間に配置されている。保持部材74の軸線方向の幅は、マグネット78のそれよりも大きい。保持部材74は、マグネット78の周囲を一周するリング状に形成されてもよく、あるいは、周方向に分割された複数のセグメントからなるものであってもよい。
一対のヨーク80、82の互いに対向する側壁には、保持部材74を支持する肩部80a、82aが形成され、保持部材74がシール部材70から受ける半径方向内方の荷重を肩部80a、82aで受けるようになっている。一対のヨーク80、82の互いに対向する側面の半径方向外側の部位と、保持部材74の外周面とにより、シール部材70を収容(装着)するシール装着溝が形成されている。
シール部材70は、弾性材(例えば、ゴム材)からなり、軸線周りの全周にわたって延在する部材である。シール部材70は、図示例ではリング状に形成されているが、第1実施形態におけるシール部材27と同様に非円形であってもよい。図4に示すように、シール部材70は、マグネット78を囲繞するように一対のヨーク80、82間に配置されている。シール部材70の外径は、自然状態(何らの圧縮荷重が作用してなく弾性変形していない状態)で、ピストン60の外径よりも大きく、従って、シール部材70の外周部は、ピストン60の外周面よりも半径方向外側に突出している。
上記のように構成された第3実施形態に係る流体圧機器によれば、シール部材70の内周側にマグネット78が配置され、かつマグネット78の両側に一対のヨーク80、82が配置されているため、第1実施形態に係る流体圧機器10と同様に、ピストン60の軸線方向の寸法の増大を抑制しつつ、ピストン60の動作位置を検出することができる。
また、保持部材74が一対のヨーク80、82に形成された肩部80a、82aによって支持されるので、シール部材70を介して保持部材74に伝わる半径方向内方への荷重がマグネット78に直接伝わらず、これによりマグネット78の損傷を防止することができる。
なお、第3実施形態において、第1実施形態と同様または類似する構成部分については、第1の実施形態の該当する構成部分によりもたらされる作用及び効果と同一又は同様の作用及び効果が得られることは勿論である。
次に、本発明の第4実施形態に係る流体圧機器について、図5及び図6を参照して説明する。図5に示す第4実施形態において、ピストンロッド28の基端部に設けられた小径部28aには、ピストン60が連結されている。ピストン60は、図4に示したピストン60と同一構成である。
第1ピストン部材62のフランジ部68のX2方向側の側面と、円筒部66の外周面と、第2ピストン部材64のX1方向側の側面とにより、シール部材88、磁気構造部72及びサポート部材(サポートリング)84を収容する環状溝76が構成されている。磁気構造部72は、第3実施形態における磁気構造部72と同一構成である。
サポート部材84は、マグネット78を囲繞するように一対のヨーク80、82の間に配置され、かつ、マグネット78及びピストン60と同心状に装着されており、シール部材88の両側でシール部材88を支持する側壁部84aと、両側壁部84aの内端を連結する底辺部84bとが一体的に形成されたものである。サポート部材84は、図示例ではリング状に形成されているが、ピストン60が非円形に形成される場合には、ピストン60の軸線L1の周りを一周する範囲で延在する、ピストン60と同様の非円形に形成されてよい。
サポート部材84には、軸線周りの全周にわたって延在し、半径方向外側に開口する環状のシール装着溝86が設けられている。
各側壁部84aの外周面は、サポート面90として構成されている。このサポート面90は、サポート部材84の最外周面であり、ピストン60の軸線L1と平行であり、その外径は、ヨーク80、82の最外周面の外径よりも大きく、かつ摺動孔18の内径よりも小さい。このため、サポート部材84は、側壁部84aの箇所において、ヨーク80、82の外周面から突出した状態で配置されている。
サポート部材84は、非磁性体の性質を有する低摩擦材からなる。このため、サポート部材84(具体的には、サポート面90)と摺動孔18の内周面との間の摩擦係数は、シール部材70と摺動孔18の内周面との間の摩擦係数も小さい。このような低摩擦材としては、例えば、四フッ化エチレン(PTFE)のような低摩擦性と耐摩耗性とを兼ね備えた合成樹脂材料や、非磁性体の金属材料等が挙げられる。
一対のヨーク80、82の互いに対向する側壁に形成された肩部80a、82aは、サポート部材84を支持する部分であり、サポート部材84がシール部材88から受ける半径方向内方の荷重を肩部80a、82aで受けるようになっている。
シール部材88は、弾性材(例えば、ゴム材)からなり、軸線周りの全周にわたって延在する環状を呈する部材であり、サポート部材84のシール装着溝86に装着されている。ピストン60に横荷重が作用しない状態では、シール部材88の外周部は、サポート部材84よりも半径方向外側に突出している。
シール部材88の外径は、自然状態(何らの圧縮荷重が作用してなく弾性変形していない状態)で、摺動孔18の内径よりも大きい。このため、シール部材88を装着したピストン60が摺動孔18に挿入された状態では、図5に示すように、シール部材88が摺動孔18の内周面とシール装着溝86の底部との間に挟まれ、この結果、シール部材88が弾性圧縮変形して摺動孔18の内周面に周方向の全周にわたって密着する。
次に、上記のように構成された第4実施形態に係る流体圧機器の作用及び効果について説明する。
流体圧シリンダのピストン60に連結する部材によっては、ピストン60は、横荷重を受けることがある。この横荷重とは、ピストンロッド28の先端に連結して作業を行う部材により、ピストンロッド28を介してピストン60に作用する横向きの力(図6中、矢印A方向の力)のことで、ピストン60の軸線L1を摺動孔18の軸線L2からずらしたり、傾けたりする力である。
図5に示すように、ピストン60に横荷重が作用していない状態では、ピストン60の軸線L1と摺動孔18の軸線L2とは略一致しており、シール部材88は、周方向の全周にわたって摺動孔18の内周面に当接し、弾性圧縮変形している。一方、サポート部材84の外径は摺動孔18の内径よりも小さく、ピストン60の軸線L1と摺動孔18の軸線L2とは略一致しているため、サポート部材84の外周面であるサポート面90は、摺動孔18の内周面に接触していない。図5に示す状態で、ピストン60は摺動孔18の軸線L2方向に往復移動し、これによりシール部材88の外周面は、摺動孔18の内周面に対して接触しながら移動する。
シール部材88は弾性変形可能であるため、図6に示すように、ピストン60に矢印A方向の所定以上の横荷重が作用した場合、サポート部材84がA方向に変位して、サポート面90が摺動孔18の内周面に当接する。この場合、サポート部材84のサポート面90は、ピストン60及びヨーク80、82の最外周よりも半径方向外側に位置するので、ピストン60及びヨーク80、82の外周は摺動孔18の内周面に接触しない。すなわち、サポート部材84により、ピストン60及びヨーク80、82が摺動孔18の内周面に接触することが防止される。
上記のように構成された第4実施形態に係る流体圧機器によれば、シール部材88の内周側にマグネット78が配置され、かつマグネット78の両側に一対のヨーク80、82が配置されているため、第1実施形態に係る流体圧機器と同様に、ピストン60の軸線方向の寸法の増大を抑制しつつ、ピストン60の動作位置を検出することができる。
また、ピストン60に横荷重が作用したときに、サポート部材84が摺動孔18の内周面に接触することにより、ピストン60の外周が摺動孔18の内周面に当接することを防止できる。このように、サポート部材84が従来のウエアリングと少なくとも同等の機能を担っているので、ピストン60の軸線L1方向に間隔を置いた位置にシール部材88とは別のウエアリングを配置する必要がない。このため、構成が簡単であり、また、ピストン60の軸線方向の寸法の増大を抑制できる。
さらに、サポート部材84が一対のヨーク80、82に形成された肩部80a、82aによって支持されるので、シール部材88を介してサポート部材84に伝わる半径方向内方への荷重がマグネット78に直接伝わらず、これによりマグネット78の損傷を防止することができる。
またさらに、サポート部材84は、2つの側壁部84aと底辺部84bとが一体的に形成されたものであるため、部品点数が少なく、簡素な構成とすることができるとともに、一体型であるため横荷重に対する強度を高めることができる。
なお、第4実施形態において、第1実施形態と同様または類似する構成部分については、第1の実施形態の該当する構成部分によりもたらされる作用及び効果と同一又は同様の作用及び効果が得られることは勿論である。
上述した第1実施形態では、流体圧機器10の一例として流体圧シリンダ10Aを示したが、この流体圧機器10は、ハウジング12に形成された摺動孔18内を摺動するスプールで流体流路を切り換える流体切換弁であってもよい。この場合、前記スプールが仕切部材を形成することになる。第2〜第4実施形態においても同様に、流体圧機器は流体切換弁であってもよい。
上記において、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
10…流体圧機器 12…ハウジング
13…ピストン 18…摺動孔
26…磁気構造部 27、70、88…シール部材
28、29…ピストンロッド 40、42…磁気センサ
46、78…マグネット 48、49、80、82…ヨーク
28、29…ピストンロッド 74…保持部材
84…サポートリング(サポート部材)

Claims (8)

  1. 摺動孔が形成されたハウジングと、
    前記摺動孔内を軸線方向に往復移動する仕切部材と、
    前記仕切部材の外周に設けられたシール部材と、
    前記仕切部材に設けられた磁気構造部と、を備え、
    前記磁気構造部は、前記シール部材の内側に配置されたマグネットと、前記マグネット及び前記シール部材の両側に配置された磁性体からなる一対のヨークとを有し、
    前記一対のヨークは、前記マグネットよりも外方に突出して、外周部が前記シール部材の両側に位置する、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  2. 請求項1記載の流体圧機器において、
    前記各ヨークの前記外周部は、前記仕切部材の外周部より突出している、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  3. 請求項1または2記載の流体圧機器において、
    前記仕切部材と一体的に連結され、前記仕切部材の変位を前記流体圧機器の外部に伝達する磁性体からなるロッド部材をさらに備え、
    前記ロッド部材と前記一対のヨークとは磁気的に絶縁されている、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  4. 請求項1または2記載の流体圧機器において、
    前記一対のヨークの一方又は両方が、前記仕切部材の前部又は後部の構造部材として構成されている、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  5. 請求項1または2記載の流体圧機器において、
    前記マグネットと前記シール部材との間に介装された保持部材をさらに備え、
    前記一対のヨークの互いに対向する側壁には、前記保持部材を支持する肩部が形成され、前記保持部材が前記シール部材から受ける半径方向内方の荷重を前記肩部で受ける、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  6. 請求項1または2記載の流体圧機器において、
    前記マグネットを囲繞するように前記一対のヨーク間に配設され、低摩擦材からなり、外周側にシール装着溝を有するサポート部材をさらに備え、
    前記シール部材は、前記シール装着溝に装着され、外周部が前記サポート部材よりも外側に突出して前記摺動孔の内周面に接触し、
    前記仕切部材に横荷重が作用したとき、前記サポート部材の外周面が、前記摺動孔の内周面に当接して前記仕切部材が前記摺動孔の内周面に接触するのを防止する、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  7. 請求項6記載の流体圧機器において、
    前記一対のヨークの、互いに対向する側壁には、前記サポート部材を支持する肩部が形成され、前記サポート部材が前記シール部材から受ける内方の荷重を前記肩部で受ける、
    ことを特徴とする流体圧機器。
  8. 請求項6または7記載の流体圧機器において、
    前記サポート部材は、前記シール部材の両側で前記シール部材を支持する側壁部と、両側壁部の内端を連結する底辺部とが一体的に形成されたものである、
    ことを特徴とする流体圧機器。
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