JP5337881B2 - 小型ヘリオスタット - Google Patents

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Description

本発明は、太陽を追尾しながら、太陽光を反射して一点に集光させることができる小型ヘリオスタットに関する。
太陽光の有効利用のために、太陽を追尾しながら、複数のメインミラーを同時に制御し、メインミラーで反射した太陽光を一点に集光させるヘリオスタットが知られている。このようなメインミラーの制御では、メインミラーとは別に設けられた一枚のセンサーミラーにて反射された太陽光を検出する。
センサーミラーで反射された太陽光を、メインミラーの動きとは無関係な位置に設置されたセンサーにて受光し、そのセンサーミラーからの太陽光が常にセンサーにて検出されるように、メインミラーの駆動部をフィードバック制御している。センサーミラーとメインミラーは動きが一緒のため、センサーミラーからの太陽光が常に同じ方向に向けば、メインミラーからの太陽光も常に同じ方向を向くようになる。
この種のヘリオスタットの構造としては、日本国特許公開公報特開2004−333003号に例示されるように、複数メインミラーにて構成されたミラー構成体の両側をU字状の大型フレームにて支持し、メインミラーの中の1つをセンサーミラーとして選定して利用する構造になっている。
しかしながら、このような関連技術にあっては、複数のメインミラーによるミラー構成体の外側を大型フレームにより支持するため、構造が大掛かりになり、重量も増していた。そのため、従来の構造では、小型で軽量なヘリオスタットを実現することができなかった。
本発明はこのような関連する技術に着目してなされたものであり、本発明によれば、小型で軽量な構造を実現した小型ヘリオスタットを提供することができる。
本発明の技術的側面によれば、小型ヘリオスタットが、地球の自転軸と平行で且つ軸心を中心に太陽の日周運動に関連する赤経方向で回転自在な第1軸と、前記第1軸の先端に固定されたU字形のフレームと、前記フレームを貫通する第2軸であって、前記第1軸の仮想軸心と前記第2軸の仮想軸心は直交しかつ前記第2軸がその仮想軸心のまわりに太陽の年周運動に関連する赤緯方向で回転自在なものと、前記第2軸におけるフレームの両外側に支持される複数のメインミラーと、前記第2軸におけるフレームの内側に支持されるセンサーミラーと、前記第1軸及び第2軸の仮想軸心の交点に対して位置固定され、前記センサーミラーにて反射された太陽光を受光するセンサーであって、前記センサーは不動の光軸を有しその光軸の延長線は前記仮想軸心の交点を通るものと、前記センサーミラーにて反射された太陽光が常に前記センサーにて受光されるように前記第1軸及び第2軸を回転制御する駆動部とを具備することを特徴とする。
ビームダウン型の集光装置を示す側面部。 ヘリオスタットを示す斜視図。 ヘリオスタットを示す分解斜視図。 センサーミラーによる太陽光の反射を示す側面部。 メインミラーによる太陽光の反射を示す断面図。 メインミラーの支持構造を示す概略説明図。 センサーミラーを示す正面図。 センサーミラーによる太陽の日周運動に関連した赤経方向での反射を示す断面図。 センサーミラーによる太陽の季節運動に関連した赤緯方向での反射を示す断面図。 メインミラーの洗浄後の反射率の復帰を示すグラフ。
図1〜図10は、本発明の好適な実施形態を示す図である。図1はビームダウン型の太陽集光装置を示している。中央には楕円鏡1が図示せぬ支持タワーにより所定の高さ位置に下向き状態で設置されている。楕円鏡1はその鏡面形状が回転楕円体の一部で、下方には、共焦点として第1焦点Aと第2焦点Bが存在する。この楕円鏡1の下方には、太陽光Lを熱エネルギーに変換するための熱変換装置2が設置されており、該熱変換装置2の上部には、テーパ筒状の集光鏡3が設置されている。そして、熱変換装置2の周囲の地上には、楕円鏡1を取り囲むように多数のヘリオスタット4が設けられている。
各ヘリオスタット4は太陽光Lを常に第1焦点Aに向かわせるように姿勢制御される。ヘリオスタット4で反射された太陽光Lが第1焦点Aを通過しさえすれば、楕円鏡1で下向きに反射されて、必ず第2焦点Bに集光され、集光鏡3を経由して熱変換装置2に到達する。
楕円鏡1で反射された太陽光Lを狭い集光鏡3内に導入するために、ヘリオスタット4で反射される太陽光Lの光束は小さいスポットで集光する必要がある。そのため、この実施形態におけるヘリオスタット4は、メインミラー5が4枚の小型構造になっている。
次に、ヘリオスタット4の構造を説明する。ベース6には南側にはバー7が立設され、上端にセンサー8が設けられている。ベース6の北側には支柱9が設けられ、その上端には第1駆動部10が設けられている。第1駆動部10には、地球の自転軸と平行で地面に対して所定の角度を有する第1軸11設けられている。この第1軸11は第1駆動部10により軸心を中心に日周運動に関連する赤経方向X(図6参照)へ回転自在である。
第1軸11の先端にはU字形のフレーム12が固定されている。このフレーム12は小型で、その両側のフランジには第1軸11と直交する方向に第2軸13が貫通している。すなわち、U字形のフレーム12により第1軸11と第2軸13の仮想軸心が直交するように構成される。第2軸13は所定径を有する金属パイプで、フランジの外側へ両側が突出している。フレーム12と第2軸13との間には、第2軸13を年周運動に関連する赤緯方向Y(図6参照)へ回転させる第2駆動部14が設けられている。
フレーム12から外側へ突出した第2軸13の両端には支持パイプ15が直交方向に貫通している。第2軸13と支持パイプ15でH形状を形成し、その四隅となる支持パイプ15の両端に円形のメインミラー5がそれぞれ金具16により取り付けられている。メインミラー5は径が50cmで、鏡面が凹球面になっている。メインミラー5の焦点距離(球面の半径の半分)はそれぞれ楕円鏡1の第1焦点Aまでの距離に設定されている。
このメインミラー5の表面には酸化チタンの光触媒層が蒸着により形成されている。メインミラー5が小さいため、蒸着釜に入れる際も多数枚を一度に入れて蒸着できるため、コスト的に有利である。
フレーム12の内側の第2軸13には一対のブラケット17を介してセンサーミラー18が設けられている。したがって、センサーミラー18はメインミラー5に対して位置固定されている。センサーミラー18は横寸法が30cmで、縦寸法が20cmの横長の長方形である。
第1軸11の仮想軸心と第2軸13の仮想軸心が交差する構造であるため、センサーミラー18がフレーム12の内側に設けられることにより、常に2つの仮想軸心の交点近傍に位置づけられる。
センサーミラー18で反射された太陽光Lはセンサー8により受光し検出される。センサー8は、センサーミラー18と第1焦点Aの間に位置しており、センサーミラー18とセンサー8を結ぶ線の延長線上に第1焦点Aが存在する。従って、センサーミラー18からの太陽光Lを常にセンサー8にて検出されるようにセンサーミラー18の姿勢を制御すると、メインミラー5で反射された太陽光Lはセンサー8の先の第1焦点Aに必ず向かうことになる。第1焦点Aに向かう太陽光Lは、前述のように、楕円鏡1で反射されて必ず第2焦点Bに至る。
4枚のメインミラー5は、図5に示すように、センサーミラー18にて反射された太陽光Lを光軸とし、その光軸の延長上に集光するように向きが予め調整されている。したがって太陽光Lが集束すべき位置Aを各メインミラー5の太陽光Lが通過する。
センサー8の内部には太陽光Lの上下方向及び左右方向での中立位置(光学的重心)を検出する光検出素子が十字状に設けられており、センサー8から第1駆動部10及び第2駆動部14へ信号を出力している。すなわち、センサー8は太陽光Lを透過する開口部と光検出素子における中立位置によって規定される固有の光軸を有する。そして、センサーミラー18で反射される太陽光Lが必ずセンサー8にて受光されるように、第1駆動部10及び第2駆動部14をフィードバック制御し、第1軸11及び第2軸13を回転させて、センサーミラー18とメインミラー5の姿勢を一体的に制御する。
換言すれば、センサー8は開口部を透過しかつ特定の方向(光軸)を指向する反射光線を選択するものであって、太陽光Lが中立位置で検出された場合にはセンサーミラー18で反射された太陽光Lの入射光の向きがセンサー8の特定の方向と平行である。また、センサー8の光軸の延長線は第1焦点Aとメインミラー5の回動軸としての第1軸11および第2軸13の仮想軸心の交点を通る。
センサーミラー18は太陽の日周運動に関連する赤経方向Xでは第1軸11を中心に回転し、太陽の季節運動に関連する赤緯方向Yでは第2軸13を中心に回転するため、図8及び図9に示すように、センサーミラー18の表面で太陽光Lを反射する反射点はセンサーミラー18のセンターMに対してそれぞれ移動する。
この実施形態では、センサーミラー18が第1軸11に対しても、第2軸13に対してもきわめて近い位置に固定されているため、センサーミラー18の動きが小さく、センサーミラー18のセンターMに対する反射点の変位量が小さくなりセンサーミラー18を小型化することができる。なお、センサー8の光軸の延長線と交差するように第1軸11および第2軸13が位置づけられるため、センサーミラー18を回転軸11、13上の仮想位置(仮想軸心の交点)に配置した場合と同一条件でメインミラー5の姿勢を制御することができる。
太陽Sは日周運動の方が季節運動よりも回転角が大きく、日周運動に関連する赤経方向Xでの反射点の変位が多いが、センサーミラー18が赤経方向Yに対応する横寸法の大きい長方形をしているため、太陽Sの日周運動にも確実に対応することができる。
このようにセンサーミラー18及びフレーム12を小さくして、フレーム12から外側に突出した第2軸13にメインミラー5を取付ける構造にしたため、ヘリオスタット4全体の小型且つ軽量化を図ることができる。
小型のヘリオスタット4はメインミラー5で反射された太陽光Lの光束を細い状態にできるためビームダウン型の太陽集光装置に好適である。しかも、この実施形態では、メインミラー5が直径50cmの円形で、且つメインミラー5の表面が凹球面に湾曲形成されているため、メインミラー5で反射される太陽光Lを更に小さいスポットに集光して、第2焦点Bにおいて高温を得ることができる。つまり、直径50cmの小型で且つ円形であるため、メインミラー5が変形しづらく、小さなスポットが得られる。またヘリオスタット4が小型且つ軽量であることは持ち運びも便利であり、ヘリオスタット4の初期設置作業も容易である。
更に、この実施形態のメインミラー5の表面には光触媒層が蒸着されているため、表面が親水性になり、洗浄した際の汚れの再付着が防止される。すなわち、光触媒作用によって共役して起きる酸化還元反応により、表面に吸着した水分子からヒドロキシラジカルが生成されて表面の汚れを炭酸ガスや水に分解する。また、紫外線を含む太陽光照射により超親水性となって吸着した汚れを剥がす効果も期待できる。
メインミラー5は、図10に示すように、一定期間ごとに蒸留水で洗浄(クリーニング)する。メインミラー5は、新品ではある程度高い反射率を有しているが、それがフィールドに設置されると、次第に埃が付着して、徐々に反射率が低下する。その反射率が下限反射率まで低下する頃に、メインミラー5をクリーニングする。
メインミラー5はクリーニングすると、復帰反射率まで復帰する。蒸留水で洗浄した際、メインミラー5の表面が光触媒により親水性となっているため、洗浄水が水玉とならず、薄い水の膜となって瞬時に蒸発して無くなる。そのため、埃などの汚れが再付着しない。表面が親水性になっていないと、メインミラー5の表面に水が水滴となって存在し蒸発が遅れるため、その間に、埃が再付着して、メインミラー5の反射率が必要な反射率まで復帰しないことになる。このように、クリーニングした際に、必要な反射率まで確実に復帰することにより、年間を通したメインミラー5の反射能力(太陽光Lのトータルの反射量)が維持されることになる。
尚、以上の説明では、メインミラー5の径を50cmにする例を示したが、これに限定されず40〜60cmの径であれば好適である。
また、センサーミラー18からの太陽光Lを光軸として、その光軸上にメインミラー5からの太陽光Lを収束させるようにしたが、メインミラー5からの太陽光Lの集光点と、センサーミラー18からの太陽光Lの集光点を相違させても良い。すなわちセンサーミラー18からの太陽光Lがセンサー8にて受光された状態で、メインミラー5からの太陽光Lが第1焦点Aを通るようにメインミラー5が指向していれば良い。
更に、ビームダウン型の太陽集光装置の例を示したが、本発明のヘリオスタット4はタワー型の太陽集光装置にも使用可能である。
発明の効果
本発明によれば、第1軸の先端に固定されたコ字形のフレームに第2軸を貫通させ、フレームの外側に突出した第2軸にメインミラーを支持する構造にしたため、フレームは小さくて済み、ヘリオスタットの小型且つ軽量化を図ることができる。センサーミラーはフレームの内側の第2軸に支持されており、またフレーム自体は第1軸の先端に固定されているため、センサーミラーは第1軸と第2軸に近い。従って、第1軸及び第2軸を中心とした回転運動があっても、センサーミラーの動きは最小限となるため、センサーミラーが小さくても、太陽光を反射する性能に支障はない。
また、センサーミラーが横長の長方形であるため、センサーミラーを小さくしても、太陽の日周運動に関連する赤経方向での反射点の変位に対応することができる。
メインミラーが直径40〜60cmの小型であるため、メインミラーが変形しずらく、小さな集光スポットを得ることができる。また、円形の方が角形よりも変形しづらく、この点においても、同様に小さな集光スポットを得る上で有利である。
さらに、メインミラーの表面に光触媒層が形成されているため、水で洗浄した際に、表面が親水性となり、水滴が薄い膜となって水玉とならない。そのため、洗浄後の汚れの再付着がなく、メインミラーが高い反射率に復帰する。
メインミラーが第2軸の両端に2枚づつ支持された4枚構造であるため、小型で持ち運びに便利である。
(米国指定)
本国際特許出願は米国指定に関し、2009年10月27日に出願された日本国特許出願第2009−246562号(2009年10月27日出願)について米国特許法第119条(a)に基づく優先権の利益を援用し、当該開示内容を引用する。

Claims (5)

  1. 小型ヘリオスタットであって、
    地球の自転軸と平行で且つ軸心を中心に太陽の日周運動に関連する赤経方向で回転自在な第1軸と、
    前記第1軸の先端に固定されたU字形のフレームと、
    前記フレームを貫通する第2軸であって、前記第1軸の仮想軸心と前記第2軸の仮想軸心は直交しかつ前記第2軸がその仮想軸心のまわりに太陽の年周運動に関連する赤緯方向で回転自在なものと、
    前記第2軸におけるフレームの両外側に支持される複数のメインミラーと、
    前記第2軸におけるフレームの内側に支持されるセンサーミラーと、
    前記第1軸及び第2軸の仮想軸心の交点に対して位置固定され、前記センサーミラーにて反射された太陽光を受光するセンサーであって、前記センサーは不動の光軸を有しその光軸の延長線は前記仮想軸心の交点を通るものと、
    前記センサーミラーにて反射された太陽光が常に前記センサーにて受光されるように前記第1軸及び第2軸を回転制御する駆動部と
    を具備することを特徴とする小型ヘリオスタット。
  2. 前記センサーミラーが横長の長方形であることを特徴とする請求項1記載の小型ヘリオスタット。
  3. 前記メインミラーが直径40〜60cmの円形であることを特徴とする請求項1または2記載の小型ヘリオスタット。
  4. 前記メインミラーの表面に光触媒層が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の小型ヘリオスタット。
  5. 前記メインミラーが前記第2軸の両端に2枚づつ支持された4枚構造であることを特徴とする請求項3記載の小型ヘリオスタット。
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