JP5337881B2 - 小型ヘリオスタット - Google Patents
小型ヘリオスタット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5337881B2 JP5337881B2 JP2011538340A JP2011538340A JP5337881B2 JP 5337881 B2 JP5337881 B2 JP 5337881B2 JP 2011538340 A JP2011538340 A JP 2011538340A JP 2011538340 A JP2011538340 A JP 2011538340A JP 5337881 B2 JP5337881 B2 JP 5337881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- mirror
- sensor
- main
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01W—METEOROLOGY
- G01W1/00—Meteorology
- G01W1/12—Sunshine duration recorders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S23/00—Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
- F24S23/70—Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
- F24S23/72—Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors with hemispherical reflective surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S30/00—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules
- F24S30/40—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement
- F24S30/45—Arrangements for moving or orienting solar heat collector modules for rotary movement with two rotation axes
- F24S30/455—Horizontal primary axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S50/00—Arrangements for controlling solar heat collectors
- F24S50/20—Arrangements for controlling solar heat collectors for tracking
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S3/00—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
- G01S3/78—Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using electromagnetic waves other than radio waves
- G01S3/782—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
- G01S3/785—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of orientation of directivity characteristics of a detector or detector system to give a desired condition of signal derived from that detector or detector system
- G01S3/786—Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of orientation of directivity characteristics of a detector or detector system to give a desired condition of signal derived from that detector or detector system the desired condition being maintained automatically
- G01S3/7861—Solar tracking systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/47—Mountings or tracking
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Atmospheric Sciences (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
本発明は、太陽を追尾しながら、太陽光を反射して一点に集光させることができる小型ヘリオスタットに関する。
太陽光の有効利用のために、太陽を追尾しながら、複数のメインミラーを同時に制御し、メインミラーで反射した太陽光を一点に集光させるヘリオスタットが知られている。このようなメインミラーの制御では、メインミラーとは別に設けられた一枚のセンサーミラーにて反射された太陽光を検出する。
センサーミラーで反射された太陽光を、メインミラーの動きとは無関係な位置に設置されたセンサーにて受光し、そのセンサーミラーからの太陽光が常にセンサーにて検出されるように、メインミラーの駆動部をフィードバック制御している。センサーミラーとメインミラーは動きが一緒のため、センサーミラーからの太陽光が常に同じ方向に向けば、メインミラーからの太陽光も常に同じ方向を向くようになる。
この種のヘリオスタットの構造としては、日本国特許公開公報特開2004−333003号に例示されるように、複数メインミラーにて構成されたミラー構成体の両側をU字状の大型フレームにて支持し、メインミラーの中の1つをセンサーミラーとして選定して利用する構造になっている。
しかしながら、このような関連技術にあっては、複数のメインミラーによるミラー構成体の外側を大型フレームにより支持するため、構造が大掛かりになり、重量も増していた。そのため、従来の構造では、小型で軽量なヘリオスタットを実現することができなかった。
本発明はこのような関連する技術に着目してなされたものであり、本発明によれば、小型で軽量な構造を実現した小型ヘリオスタットを提供することができる。
本発明の技術的側面によれば、小型ヘリオスタットが、地球の自転軸と平行で且つ軸心を中心に太陽の日周運動に関連する赤経方向で回転自在な第1軸と、前記第1軸の先端に固定されたU字形のフレームと、前記フレームを貫通する第2軸であって、前記第1軸の仮想軸心と前記第2軸の仮想軸心は直交しかつ前記第2軸がその仮想軸心のまわりに太陽の年周運動に関連する赤緯方向で回転自在なものと、前記第2軸におけるフレームの両外側に支持される複数のメインミラーと、前記第2軸におけるフレームの内側に支持されるセンサーミラーと、前記第1軸及び第2軸の仮想軸心の交点に対して位置固定され、前記センサーミラーにて反射された太陽光を受光するセンサーであって、前記センサーは不動の光軸を有しその光軸の延長線は前記仮想軸心の交点を通るものと、前記センサーミラーにて反射された太陽光が常に前記センサーにて受光されるように前記第1軸及び第2軸を回転制御する駆動部とを具備することを特徴とする。
図1〜図10は、本発明の好適な実施形態を示す図である。図1はビームダウン型の太陽集光装置を示している。中央には楕円鏡1が図示せぬ支持タワーにより所定の高さ位置に下向き状態で設置されている。楕円鏡1はその鏡面形状が回転楕円体の一部で、下方には、共焦点として第1焦点Aと第2焦点Bが存在する。この楕円鏡1の下方には、太陽光Lを熱エネルギーに変換するための熱変換装置2が設置されており、該熱変換装置2の上部には、テーパ筒状の集光鏡3が設置されている。そして、熱変換装置2の周囲の地上には、楕円鏡1を取り囲むように多数のヘリオスタット4が設けられている。
各ヘリオスタット4は太陽光Lを常に第1焦点Aに向かわせるように姿勢制御される。ヘリオスタット4で反射された太陽光Lが第1焦点Aを通過しさえすれば、楕円鏡1で下向きに反射されて、必ず第2焦点Bに集光され、集光鏡3を経由して熱変換装置2に到達する。
楕円鏡1で反射された太陽光Lを狭い集光鏡3内に導入するために、ヘリオスタット4で反射される太陽光Lの光束は小さいスポットで集光する必要がある。そのため、この実施形態におけるヘリオスタット4は、メインミラー5が4枚の小型構造になっている。
次に、ヘリオスタット4の構造を説明する。ベース6には南側にはバー7が立設され、上端にセンサー8が設けられている。ベース6の北側には支柱9が設けられ、その上端には第1駆動部10が設けられている。第1駆動部10には、地球の自転軸と平行で地面に対して所定の角度を有する第1軸11設けられている。この第1軸11は第1駆動部10により軸心を中心に日周運動に関連する赤経方向X(図6参照)へ回転自在である。
第1軸11の先端にはU字形のフレーム12が固定されている。このフレーム12は小型で、その両側のフランジには第1軸11と直交する方向に第2軸13が貫通している。すなわち、U字形のフレーム12により第1軸11と第2軸13の仮想軸心が直交するように構成される。第2軸13は所定径を有する金属パイプで、フランジの外側へ両側が突出している。フレーム12と第2軸13との間には、第2軸13を年周運動に関連する赤緯方向Y(図6参照)へ回転させる第2駆動部14が設けられている。
フレーム12から外側へ突出した第2軸13の両端には支持パイプ15が直交方向に貫通している。第2軸13と支持パイプ15でH形状を形成し、その四隅となる支持パイプ15の両端に円形のメインミラー5がそれぞれ金具16により取り付けられている。メインミラー5は径が50cmで、鏡面が凹球面になっている。メインミラー5の焦点距離(球面の半径の半分)はそれぞれ楕円鏡1の第1焦点Aまでの距離に設定されている。
このメインミラー5の表面には酸化チタンの光触媒層が蒸着により形成されている。メインミラー5が小さいため、蒸着釜に入れる際も多数枚を一度に入れて蒸着できるため、コスト的に有利である。
フレーム12の内側の第2軸13には一対のブラケット17を介してセンサーミラー18が設けられている。したがって、センサーミラー18はメインミラー5に対して位置固定されている。センサーミラー18は横寸法が30cmで、縦寸法が20cmの横長の長方形である。
第1軸11の仮想軸心と第2軸13の仮想軸心が交差する構造であるため、センサーミラー18がフレーム12の内側に設けられることにより、常に2つの仮想軸心の交点近傍に位置づけられる。
センサーミラー18で反射された太陽光Lはセンサー8により受光し検出される。センサー8は、センサーミラー18と第1焦点Aの間に位置しており、センサーミラー18とセンサー8を結ぶ線の延長線上に第1焦点Aが存在する。従って、センサーミラー18からの太陽光Lを常にセンサー8にて検出されるようにセンサーミラー18の姿勢を制御すると、メインミラー5で反射された太陽光Lはセンサー8の先の第1焦点Aに必ず向かうことになる。第1焦点Aに向かう太陽光Lは、前述のように、楕円鏡1で反射されて必ず第2焦点Bに至る。
4枚のメインミラー5は、図5に示すように、センサーミラー18にて反射された太陽光Lを光軸とし、その光軸の延長上に集光するように向きが予め調整されている。したがって太陽光Lが集束すべき位置Aを各メインミラー5の太陽光Lが通過する。
センサー8の内部には太陽光Lの上下方向及び左右方向での中立位置(光学的重心)を検出する光検出素子が十字状に設けられており、センサー8から第1駆動部10及び第2駆動部14へ信号を出力している。すなわち、センサー8は太陽光Lを透過する開口部と光検出素子における中立位置によって規定される固有の光軸を有する。そして、センサーミラー18で反射される太陽光Lが必ずセンサー8にて受光されるように、第1駆動部10及び第2駆動部14をフィードバック制御し、第1軸11及び第2軸13を回転させて、センサーミラー18とメインミラー5の姿勢を一体的に制御する。
換言すれば、センサー8は開口部を透過しかつ特定の方向(光軸)を指向する反射光線を選択するものであって、太陽光Lが中立位置で検出された場合にはセンサーミラー18で反射された太陽光Lの入射光の向きがセンサー8の特定の方向と平行である。また、センサー8の光軸の延長線は第1焦点Aとメインミラー5の回動軸としての第1軸11および第2軸13の仮想軸心の交点を通る。
センサーミラー18は太陽の日周運動に関連する赤経方向Xでは第1軸11を中心に回転し、太陽の季節運動に関連する赤緯方向Yでは第2軸13を中心に回転するため、図8及び図9に示すように、センサーミラー18の表面で太陽光Lを反射する反射点はセンサーミラー18のセンターMに対してそれぞれ移動する。
この実施形態では、センサーミラー18が第1軸11に対しても、第2軸13に対してもきわめて近い位置に固定されているため、センサーミラー18の動きが小さく、センサーミラー18のセンターMに対する反射点の変位量が小さくなりセンサーミラー18を小型化することができる。なお、センサー8の光軸の延長線と交差するように第1軸11および第2軸13が位置づけられるため、センサーミラー18を回転軸11、13上の仮想位置(仮想軸心の交点)に配置した場合と同一条件でメインミラー5の姿勢を制御することができる。
太陽Sは日周運動の方が季節運動よりも回転角が大きく、日周運動に関連する赤経方向Xでの反射点の変位が多いが、センサーミラー18が赤経方向Yに対応する横寸法の大きい長方形をしているため、太陽Sの日周運動にも確実に対応することができる。
このようにセンサーミラー18及びフレーム12を小さくして、フレーム12から外側に突出した第2軸13にメインミラー5を取付ける構造にしたため、ヘリオスタット4全体の小型且つ軽量化を図ることができる。
小型のヘリオスタット4はメインミラー5で反射された太陽光Lの光束を細い状態にできるためビームダウン型の太陽集光装置に好適である。しかも、この実施形態では、メインミラー5が直径50cmの円形で、且つメインミラー5の表面が凹球面に湾曲形成されているため、メインミラー5で反射される太陽光Lを更に小さいスポットに集光して、第2焦点Bにおいて高温を得ることができる。つまり、直径50cmの小型で且つ円形であるため、メインミラー5が変形しづらく、小さなスポットが得られる。またヘリオスタット4が小型且つ軽量であることは持ち運びも便利であり、ヘリオスタット4の初期設置作業も容易である。
更に、この実施形態のメインミラー5の表面には光触媒層が蒸着されているため、表面が親水性になり、洗浄した際の汚れの再付着が防止される。すなわち、光触媒作用によって共役して起きる酸化還元反応により、表面に吸着した水分子からヒドロキシラジカルが生成されて表面の汚れを炭酸ガスや水に分解する。また、紫外線を含む太陽光照射により超親水性となって吸着した汚れを剥がす効果も期待できる。
メインミラー5は、図10に示すように、一定期間ごとに蒸留水で洗浄(クリーニング)する。メインミラー5は、新品ではある程度高い反射率を有しているが、それがフィールドに設置されると、次第に埃が付着して、徐々に反射率が低下する。その反射率が下限反射率まで低下する頃に、メインミラー5をクリーニングする。
メインミラー5はクリーニングすると、復帰反射率まで復帰する。蒸留水で洗浄した際、メインミラー5の表面が光触媒により親水性となっているため、洗浄水が水玉とならず、薄い水の膜となって瞬時に蒸発して無くなる。そのため、埃などの汚れが再付着しない。表面が親水性になっていないと、メインミラー5の表面に水が水滴となって存在し蒸発が遅れるため、その間に、埃が再付着して、メインミラー5の反射率が必要な反射率まで復帰しないことになる。このように、クリーニングした際に、必要な反射率まで確実に復帰することにより、年間を通したメインミラー5の反射能力(太陽光Lのトータルの反射量)が維持されることになる。
尚、以上の説明では、メインミラー5の径を50cmにする例を示したが、これに限定されず40〜60cmの径であれば好適である。
また、センサーミラー18からの太陽光Lを光軸として、その光軸上にメインミラー5からの太陽光Lを収束させるようにしたが、メインミラー5からの太陽光Lの集光点と、センサーミラー18からの太陽光Lの集光点を相違させても良い。すなわちセンサーミラー18からの太陽光Lがセンサー8にて受光された状態で、メインミラー5からの太陽光Lが第1焦点Aを通るようにメインミラー5が指向していれば良い。
更に、ビームダウン型の太陽集光装置の例を示したが、本発明のヘリオスタット4はタワー型の太陽集光装置にも使用可能である。
発明の効果
本発明によれば、第1軸の先端に固定されたコ字形のフレームに第2軸を貫通させ、フレームの外側に突出した第2軸にメインミラーを支持する構造にしたため、フレームは小さくて済み、ヘリオスタットの小型且つ軽量化を図ることができる。センサーミラーはフレームの内側の第2軸に支持されており、またフレーム自体は第1軸の先端に固定されているため、センサーミラーは第1軸と第2軸に近い。従って、第1軸及び第2軸を中心とした回転運動があっても、センサーミラーの動きは最小限となるため、センサーミラーが小さくても、太陽光を反射する性能に支障はない。
本発明によれば、第1軸の先端に固定されたコ字形のフレームに第2軸を貫通させ、フレームの外側に突出した第2軸にメインミラーを支持する構造にしたため、フレームは小さくて済み、ヘリオスタットの小型且つ軽量化を図ることができる。センサーミラーはフレームの内側の第2軸に支持されており、またフレーム自体は第1軸の先端に固定されているため、センサーミラーは第1軸と第2軸に近い。従って、第1軸及び第2軸を中心とした回転運動があっても、センサーミラーの動きは最小限となるため、センサーミラーが小さくても、太陽光を反射する性能に支障はない。
また、センサーミラーが横長の長方形であるため、センサーミラーを小さくしても、太陽の日周運動に関連する赤経方向での反射点の変位に対応することができる。
メインミラーが直径40〜60cmの小型であるため、メインミラーが変形しずらく、小さな集光スポットを得ることができる。また、円形の方が角形よりも変形しづらく、この点においても、同様に小さな集光スポットを得る上で有利である。
さらに、メインミラーの表面に光触媒層が形成されているため、水で洗浄した際に、表面が親水性となり、水滴が薄い膜となって水玉とならない。そのため、洗浄後の汚れの再付着がなく、メインミラーが高い反射率に復帰する。
メインミラーが第2軸の両端に2枚づつ支持された4枚構造であるため、小型で持ち運びに便利である。
(米国指定)
本国際特許出願は米国指定に関し、2009年10月27日に出願された日本国特許出願第2009−246562号(2009年10月27日出願)について米国特許法第119条(a)に基づく優先権の利益を援用し、当該開示内容を引用する。
本国際特許出願は米国指定に関し、2009年10月27日に出願された日本国特許出願第2009−246562号(2009年10月27日出願)について米国特許法第119条(a)に基づく優先権の利益を援用し、当該開示内容を引用する。
Claims (5)
- 小型ヘリオスタットであって、
地球の自転軸と平行で且つ軸心を中心に太陽の日周運動に関連する赤経方向で回転自在な第1軸と、
前記第1軸の先端に固定されたU字形のフレームと、
前記フレームを貫通する第2軸であって、前記第1軸の仮想軸心と前記第2軸の仮想軸心は直交しかつ前記第2軸がその仮想軸心のまわりに太陽の年周運動に関連する赤緯方向で回転自在なものと、
前記第2軸におけるフレームの両外側に支持される複数のメインミラーと、
前記第2軸におけるフレームの内側に支持されるセンサーミラーと、
前記第1軸及び第2軸の仮想軸心の交点に対して位置固定され、前記センサーミラーにて反射された太陽光を受光するセンサーであって、前記センサーは不動の光軸を有しその光軸の延長線は前記仮想軸心の交点を通るものと、
前記センサーミラーにて反射された太陽光が常に前記センサーにて受光されるように前記第1軸及び第2軸を回転制御する駆動部と
を具備することを特徴とする小型ヘリオスタット。 - 前記センサーミラーが横長の長方形であることを特徴とする請求項1記載の小型ヘリオスタット。
- 前記メインミラーが直径40〜60cmの円形であることを特徴とする請求項1または2記載の小型ヘリオスタット。
- 前記メインミラーの表面に光触媒層が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の小型ヘリオスタット。
- 前記メインミラーが前記第2軸の両端に2枚づつ支持された4枚構造であることを特徴とする請求項3記載の小型ヘリオスタット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011538340A JP5337881B2 (ja) | 2009-10-27 | 2010-10-13 | 小型ヘリオスタット |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009246562 | 2009-10-27 | ||
JP2009246562 | 2009-10-27 | ||
PCT/JP2010/067969 WO2011052381A1 (ja) | 2009-10-27 | 2010-10-13 | 小型ヘリオスタット |
JP2011538340A JP5337881B2 (ja) | 2009-10-27 | 2010-10-13 | 小型ヘリオスタット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011052381A1 JPWO2011052381A1 (ja) | 2013-03-21 |
JP5337881B2 true JP5337881B2 (ja) | 2013-11-06 |
Family
ID=43921807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011538340A Expired - Fee Related JP5337881B2 (ja) | 2009-10-27 | 2010-10-13 | 小型ヘリオスタット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5337881B2 (ja) |
WO (1) | WO2011052381A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7055855B1 (ja) | 2020-10-30 | 2022-04-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 取付孔を有する樹脂部品、それを備えた組立部品および鞍乗型車両 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012023108A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Mitaka Koki Co Ltd | タワー式集光型太陽光発電システムおよびその集光方法 |
JP5759298B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2015-08-05 | 三鷹光器株式会社 | センサー式小型ヘリオスタットのレーザー位置決め治具 |
JP5734803B2 (ja) * | 2011-10-05 | 2015-06-17 | 住友重機械工業株式会社 | 太陽集光システム及び太陽熱発電システム |
JP2013139958A (ja) * | 2012-01-04 | 2013-07-18 | Konica Minolta Inc | 太陽熱発電用反射装置の洗浄方法、太陽熱発電システム及び太陽熱発電システム用洗浄装置 |
AU2013227583B2 (en) * | 2012-02-29 | 2016-06-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Solar concentrator, and heat collection apparatus and solar thermal power generation apparatus including same |
CN103644658B (zh) * | 2013-12-04 | 2015-12-09 | 中国科学院电工研究所 | 太阳能槽式聚光系统 |
CN104360421A (zh) * | 2014-10-23 | 2015-02-18 | 常州慧源智能科技有限公司 | 建筑日照时数测量仪 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02198405A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-06 | Yazaki Corp | 太陽光追尾式反射鏡装置 |
JP2000123615A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-04-28 | Akira Yamabuki | 日光照射機 |
JP2004037037A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Mitaka Koki Co Ltd | 太陽光集光システム用のヘリオスタットおよびその制御方法 |
JP2004333003A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Mitaka Koki Co Ltd | 自律型ヘリオスタット |
EP2088384A2 (de) * | 2008-02-09 | 2009-08-12 | Robert Bosch GmbH | Solarkraftwerk mit sensorgestützter Justagemöglichkeit |
-
2010
- 2010-10-13 JP JP2011538340A patent/JP5337881B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2010-10-13 WO PCT/JP2010/067969 patent/WO2011052381A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02198405A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-06 | Yazaki Corp | 太陽光追尾式反射鏡装置 |
JP2000123615A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-04-28 | Akira Yamabuki | 日光照射機 |
JP2004037037A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Mitaka Koki Co Ltd | 太陽光集光システム用のヘリオスタットおよびその制御方法 |
JP2004333003A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Mitaka Koki Co Ltd | 自律型ヘリオスタット |
EP2088384A2 (de) * | 2008-02-09 | 2009-08-12 | Robert Bosch GmbH | Solarkraftwerk mit sensorgestützter Justagemöglichkeit |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7055855B1 (ja) | 2020-10-30 | 2022-04-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 取付孔を有する樹脂部品、それを備えた組立部品および鞍乗型車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2011052381A1 (ja) | 2013-03-21 |
WO2011052381A1 (ja) | 2011-05-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5337881B2 (ja) | 小型ヘリオスタット | |
US7878192B2 (en) | Adjustable solar collector and method of use | |
AU2009292906B2 (en) | Configuration and tracking of 2-D modular heliostat | |
JP3701264B2 (ja) | 太陽光集光システム用のヘリオスタットおよびその制御方法 | |
US20130092154A1 (en) | Apparatuses and methods for providing a secondary reflector on a solar collector system | |
JP2013524161A (ja) | 太陽熱集熱システム | |
JPWO2009133883A1 (ja) | 太陽光集熱装置 | |
WO2002001117A1 (fr) | Reflecteur de rayonnement solaire et systeme a energie solaire comprenant ledit reflecteur | |
JP2989179B1 (ja) | 太陽光集光システム用のヘリオスタット | |
JP5759298B2 (ja) | センサー式小型ヘリオスタットのレーザー位置決め治具 | |
JP3855165B2 (ja) | 太陽放射集中装置 | |
JP2002098415A (ja) | 太陽光集光装置 | |
WO2013129299A1 (ja) | 集光装置、その回転軸線の設定方法、集光装置を備えている集熱設備及び太陽熱発電設備 | |
JP5462359B2 (ja) | ヘリオスタット | |
JP2014119134A (ja) | 集光装置、及びこれを備えている集熱設備 | |
JP2003028514A (ja) | 太陽放射集中システム及び太陽放射の集中方法 | |
JP2012042093A (ja) | 太陽光反射装置及び太陽熱発電システム | |
EP3221650B1 (en) | Solar concentrator with spaced pivotable connections | |
CN101509707B (zh) | 聚光式太阳能热水器(旋转抛物镜居上位,保温水箱居下位) | |
US20090086348A1 (en) | System for simultaneously turning and tilting an array of mirror concentrators | |
JP2014052102A (ja) | 集光装置、及びこれを備えている集熱設備 | |
JPS59100349A (ja) | 太陽熱集熱装置 | |
JP2013108491A (ja) | ソーラーガスタービン | |
JP3163079U (ja) | 固定式短冊状平面反射鏡による分割鏡・線集光型集熱器 | |
JP2016224088A (ja) | ヘリオスタット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |