JP5337284B2 - 冷却水供給システムおよび流量制御システム - Google Patents
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の間のバランスを検知することとしているために、水位に変化が現れるまで送水と取水との間のバランスの変化を検知できない。また、直列に接続された水槽の数が多くなった場合に、上流側のポンプによる送水量の変化が下流側の水槽の水位に反映されるまでに若干の時間を要する。特に、冷却塔においては、上部水槽や充填材等、送水された水が滞留する箇所が多いことから、上記制御が水位に反映されるまでの時間の遅れは更に大きくなる。この時間の遅れは、直列に接続された水槽の数に応じて長くなるため、上記した外気湿球温度に近い冷却水を生成する冷却水供給システムに従来技術の応用である上記水位制御方法を採用した場合、直列に接続された冷却塔の数に応じてこの時間の遅れが大きくなってしまうという問題がある。
検出する流れ方向検出手段と、を更に備え、前記制御手段は、前記流れ方向検出手段によって検出された流れ方向に基づいて、前記水槽における水位が所定の状態に保たれるように前記取水量を制御してもよい。
水ポンプ11−2、11−3による取水量を制御する。
れ方向センサ93による手段の他、連通配管16に逆止弁を設ける方法が採用されてもよい(図示は省略する)。具体的には、上流側の下部水槽の水位を低く、下流にいくにつれて下部水槽の水位を徐々に高く設定した上で、連通配管16に逆止弁を設ける。逆止弁は、下流側下部水槽から上流側下部水槽へ冷却水が流れることを禁止し、上流側下部水槽から下流側下部水槽へ冷却水が流れることを許可するように設けられる。このようにすることで、異常時に上流側下部水槽の水位が下流側下部水槽に比べて高くなった場合に、上流側下部水槽から下流側下部水槽へ連通配管16を通って冷却水が流れ、下部水槽内の水位が是正される。
図3は、本実施形態に係る冷却水供給システムの詳細な構成を示す図である。本実施形態に係る冷却水供給システム1aは、散水された冷却水が流れる方向と送風方向とが直交する、直交流型冷却塔である。また、本実施形態に係る冷却塔は開放式で、塔内に乾式熱交換器は有さず、送風機30の直下を除く空間が気液直接接触空間である。
によって散水の混合が防止されている。このため、冷却ブロック10−1、10−2、10−3において処理される冷却水は処理の途中で互いに混合しない。
荷へ供給される冷却水の流量を計測する。連通配管16、流れ方向センサ93、および開口部17についても、図1に関する説明と概略同様である。なお、流れ方向センサ93は、例えば、プロペラを内蔵するセンサとすることが出来る。この場合、プロペラの回転方向を検出することによって、連通配管16における冷却水の流れ方向を検知する。
冷却水の流れにおいて一列に接続することとしてもよい。例えば、N個の冷却ブロック10を接続することとし、冷却水の流れにおいて上流から順に冷却ブロック10−1、10−2、・・・10−Nとした場合、送風機30は、冷却ブロック10−N・・・10−2、10−1の順に空気が通過するように送風を行う。なお、この場合、最上流の冷却ブロック10−1を除く各冷却ブロック10の取水側には、冷却水の流れにおいて上流から順に取水ポンプ11−2、11−3、・・・11−Nが設けられる。
図4は、本実施形態に係る冷却水供給システムの詳細な構成を示す図である。本実施形態に係る冷却水供給システム1bは、散水された冷却水が流れる方向と送風方向とが対向する、向流型冷却塔である。
する空気の温度との温度差を大きくすることが出来る。
上記第一、第二の実施形態では、充填材を使用する冷却塔(所謂開放式冷却塔)に本発明を適用した場合の実施形態について述べたが、本発明は、充填材に代えて多管式、フィン付き管式またはプレート式などの、熱交換器を設置して、熱交換器の外面に散布した水の蒸発潜熱を利用して管内の冷却水を冷却する方式を採用した冷却塔(所謂密閉型冷却塔)に適用されてもよい。
ンプ11の回転数(水量を制御)、およびこれらの運転台数を制御することで、よりきめ細かい制御が可能となる。
10−1、10−2、10−3 冷却ブロック
11、11−2、11−3 取水ポンプ
12−1、12−2 散水装置
13 充填材
14−1、14−2、14−3 下部水槽
15 エリミネータ(除水板)
16 連通配管
17 開口部
18 ルーバ
19 送風機
20 還水配管
30 送風機
31 ルーバ
40 往水配管
41 送水ポンプ
50−1、50−2、50−3 向流型冷却塔
90 制御装置
91、91−2、91−3 取水流量センサ
92 供給流量センサ
93 流れ方向センサ
Claims (4)
- 冷却水の流れにおける上流から下流に向けて一列に接続された複数の冷却手段であって、該複数の冷却手段の夫々に対して設けられ、各冷却手段によって冷却された冷却水を一時的に貯める水槽を有する冷却手段と、
上流側の冷却手段から冷却水を取水して下流側の冷却手段へ送る取水手段と、
最下流の冷却手段から冷却水を負荷へ供給する供給手段と、
上流側の冷却手段に対して設けられた水槽と下流側の冷却手段に対して設けられた水槽とを、これらの水槽間で冷却水が移動可能とするように連通させる連通手段と、
前記連通手段における冷却水の流れ方向を検出する流れ方向検出手段と、
前記流れ方向検出手段によって検出された流れ方向に基づいて、前記水槽における水位が所定の状態に保たれるように、前記取水手段による取水量を制御する制御手段と、
を備える、冷却水供給システム。 - 下流側の冷却手段に対して設けられた水槽における通常水位は、上流側の冷却手段に対して設けられた水槽における通常水位に比べて高く設定され、
前記連通手段には、前記下流側水槽から前記上流側水槽へ冷却水が流れることを禁止し、前記上流側水槽から前記下流側水槽へ冷却水が流れることを許可する逆止弁が設けられる、
請求項1に記載の冷却水供給システム。 - 前記水槽には、該水槽における通常水位より高い位置に設けられる開口部であって、該水槽における水位が所定の水位に達した場合に、隣接する他の水槽へ該水槽内の冷却水を逃がすための開口部が設けられる、
請求項1または2に記載の冷却水供給システム。 - 冷却水の流れにおける上流から下流に向けて一列に接続された複数の冷却手段と、上流側の冷却手段から冷却水を取水して下流側の冷却手段へ送る取水手段と、を備え、最下流の冷却手段から冷却水を負荷へ供給する冷却水供給システムにおいて、前記冷却水の流量を制御する流量制御システムであって、
前記複数の冷却手段は、該複数の冷却手段の夫々に対して設けられ、各冷却手段によって冷却された冷却水を一時的に貯める水槽を有し、
上流側の冷却手段に対して設けられた水槽と下流側の冷却手段に対して設けられた水槽とを、これらの水槽間で冷却水が移動可能とするように連通させる連通手段と、
前記連通手段における冷却水の流れ方向を検出する流れ方向検出手段と、
前記流れ方向検出手段によって検出された流れ方向に基づいて、前記水槽における水位が所定の状態に保たれるように、前記取水手段による取水量を制御する制御手段と、
を備える、流量制御システム。
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