JP5043583B2 - 冷却水供給システムおよび流量制御システム - Google Patents
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Description
の時間を要する。特に、冷却塔においては、上部水槽や充填材等、送水された水が滞留する箇所が多いことから、上記制御が水位に反映されるまでの時間の遅れは更に大きくなる。この時間の遅れは、直列に接続された水槽の数に応じて長くなるため、上記した外気湿球温度に近い冷却水を生成する冷却水供給システムに従来技術の応用である上記水位制御方法を採用した場合、直列に接続された冷却塔の数に応じてこの時間の遅れが大きくなってしまうという問題がある。
1、10−2、10−3と、上流側の冷却ブロックから冷却水を取水して下流側の冷却ブロックへ送るための取水ポンプ11−2、11−3と、最下流の冷却ブロック10−3から冷却水を負荷へ供給するための送水ポンプ41と、負荷へ供給される冷却水の供給量を計測するための供給流量センサ92と、供給流量センサ92による計測結果に従って取水ポンプ11−2、11−3の能力を操作する制御装置90と、を備える。以降、本実施形態において、例えば冷却ブロック10−1、10−2、10−3等、冷却水供給システムが複数備える構成のうちの一つを特定して示す場合には、符号に「−1」、「−2」等の番号を付して区別することとする。なお、複数備える構成のうち全部または特定されない何れかを示す場合には、「−1」、「−2」等の番号を付さずに示す。なお、本実施形態において、「ブロック」の語は、管理単位としての「区画」や「空間」を示す意味で用いられる。例えば、1台の冷却塔の送風機や充填材を、複数のブロックにおいて共用することとしてもよい。
一となるように制御した場合であっても、実際には送水量と取水量との間に微差が生じる場合がある。このため、常に送水量と取水量とが同一となるように制御していた場合であっても、微差が積み重なり、下部水槽間の水位にずれが生じる可能性がある。また、この水位のずれは、微差が積み重なり以外の要因によっても起こりうる。そこで、冷却ブロック10−1、10−2、10−3の下部に設けられた下部水槽14−1、14−2、14−3は、一列に接続されたときに隣り合う下部水槽と、通常の水位よりも低い位置に設けられた連通配管16で連通している。この連通配管16には、流れ方向センサ93が設けられる。
れた高さまで下部水槽14−1、14−2、14−3内の水位が上昇したときに、下部水槽14−1、14−2、14−3内の水を外(本実施形態においては、隣接する下部水槽)へ逃がすことにより、下部水槽14−1、14−2、14−3内の水位が異常水位まで上昇することを防止する。
図3は、本実施形態に係る冷却水供給システムの詳細な構成を示す図である。本実施形態に係る冷却水供給システム1aは、散水された冷却水が流れる方向と送風方向とが直交する、直交流型冷却塔である。また、本実施形態に係る冷却塔は開放式で、塔内に乾式熱交換器は有さず、送風機30の直下を除く空間が気液直接接触空間である。
隔で直径数mmから十数mmの孔が設けられた水槽(上部水槽)であり、この孔から冷却水を重力落下させる方式が用いられる。但し、充填材13に対して冷却水を散布することが可能であれば、他の散水方式を採用してもよい。例えば、散水装置12の他の方式として、スプレーノズル方式、特殊ノズル方式等が知られている。このようにして、冷却水は、塔体の内側から外気の取入口に向けて冷却ブロック10ごとに直接空気と接触する。即ち、冷却ブロック10を経るごとに、より温度および湿度の低い空気と直接気液接触する。
図4は、本実施形態に係る冷却水供給システムの詳細な構成を示す図である。本実施形態に係る冷却水供給システム1bは、散水された冷却水が流れる方向と送風方向とが対向する、向流型冷却塔である。
上記第一、第二の実施形態では、充填材を使用する冷却塔(所謂開放式冷却塔)に本発明を適用した場合の実施形態について述べたが、本発明は、充填材に代えて多管式、フィン付き管式またはプレート式などの、熱交換器を設置して、熱交換器の外面に散布した水の蒸発潜熱を利用して管内の冷却水を冷却する方式を採用した冷却塔(所謂密閉型冷却塔)に適用されてもよい。
10−1、10−2、10−3 冷却ブロック
11、11−2、11−3 取水ポンプ
12−1、12−2 散水装置
13 充填材
14−1、14−2、14−3 下部水槽
15 エリミネータ(除水板)
16 連通配管
17 開口部
18 ルーバ
19 送風機
20 還水配管
30 送風機
31 ルーバ
40 往水配管
41 送水ポンプ
50−1、50−2、50−3 向流型冷却塔
90 制御装置
91、91−2、91−3 取水流量センサ
92 供給流量センサ
93 流れ方向センサ
Claims (7)
- 冷却水の流れにおける上流から下流に向けて一列に接続された複数の冷却手段と、
上流側の冷却手段から冷却水を取水して下流側の冷却手段へ送る取水手段と、
最下流の冷却手段から冷却水を負荷へ供給する供給手段と、
前記供給手段によって前記負荷へ供給される冷却水の供給量を計測する供給量計測手段と、
前記供給量計測手段によって計測された供給量に従って、前記取水手段による取水量を制御する制御手段と、
を備える、冷却水供給システム。 - 前記取水手段は、前記複数の冷却手段の夫々に対して設けられた複数の取水ポンプを用いて冷却水を取水し、
前記制御手段は、前記複数の取水ポンプによる取水量が同一となるように前記複数の取水ポンプの能力を操作し、前記取水量を制御する、
請求項1に記載の冷却水供給システム。 - 前記制御手段は、前記取水手段による各冷却手段への取水量が、前記供給量計測手段によって計測された供給量と同一となるように、前記複数の取水ポンプの能力を操作する、
請求項2に記載の冷却水供給システム。 - 前記複数の冷却手段は、該複数の冷却手段の夫々に対して設けられ、各冷却手段によって冷却された冷却水を一時的に貯める水槽を有し、
上流側の冷却手段に対して設けられた水槽と下流側の冷却手段に対して設けられた水槽とを、これらの水槽間で冷却水が移動可能とするように連通させる連通手段と、
前記連通手段における冷却水の流れ方向を検出する流れ方向検出手段と、を更に備え、
前記制御手段は、前記流れ方向検出手段によって検出された流れ方向に基づいて、前記水槽における水位が所定の状態に保たれるように前記取水量を制御する、
請求項1から3の何れか一に記載の冷却水供給システム。 - 下流側の冷却手段に対して設けられた水槽における通常水位は、上流側の冷却手段に対して設けられた水槽における通常水位に比べて高く設定され、
前記連通手段には、前記下流側水槽から前記上流側水槽へ冷却水が流れることを禁止し、前記上流側水槽から前記下流側水槽へ冷却水が流れることを許可する逆止弁が設けられる、
請求項4に記載の冷却水供給システム。 - 前記水槽には、該水槽における通常水位より高い位置に設けられる開口部であって、該水槽における水位が所定の水位に達した場合に、隣接する他の水槽へ該水槽内の冷却水を逃がすための開口部が設けられる、
請求項4または5に記載の冷却水供給システム。 - 冷却水の流れにおける上流から下流に向けて一列に接続された複数の冷却手段と、上流側の冷却手段から冷却水を取水して下流側の冷却手段へ送る取水手段と、を備え、最下流の冷却手段から冷却水を負荷へ供給する冷却水供給システムにおいて、前記冷却水の流量を制御する流量制御システムであって、
前記最下流の冷却手段から前記負荷へ供給される冷却水の供給量を計測する供給量計測手段と、
前記供給量計測手段によって計測された供給量に従って、前記取水手段による取水量を制御する制御手段と、
を備える、流量制御システム。
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