JP5336809B2 - ブロワの風管 - Google Patents

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本発明は、ブロワの風管に関する。
従来、圧送空気を生成するブロワ本体と、ブロワ本体に接続された風管とを備え、ブロワ本体から圧送される圧送空気を風管から噴出することにより落ち葉等を清掃するブロワが知られている(例えば、特許文献1)。このようなブロワでは、風管を上下左右に動かし、適宜の方向に圧送空気を噴出することができるように、風管の途中に屈曲性を有する蛇腹部が設けられる。蛇腹部は、環状の山部が、風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることにより構成される。また、蛇腹部の内面においては、前述の山部が谷部となるので、環状の谷部が風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることとなる。
特開2008−106660号公報
しかしながら、ブロワ本体から風管に圧送される圧送空気は、一般に、左回りまたは右回りに旋回しているので、このように風管の内面に、圧送空気の流れ方向とは独立した方向に延びる谷部、すなわち風管の周方向に延びる谷部が設けられていると、圧送空気の流れに谷部に発生する渦流による乱れが生じやすくなり、この乱れによる圧力損失により送風効率が低下してしまうという問題があった。
本発明の目的は、送風効率を向上させることができるブロワの風管を提供することにある。
本発明の請求項1に係るブロワの風管は、圧送空気を生成するブロワ本体に接続されるブロワの風管であって、螺旋状の蛇腹部を備え、その螺旋の旋回方向は、前記ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るブロワの風管は、請求項1に記載のブロワの風管において、前記蛇腹部の螺旋状の山部および前記山部間の螺旋状の谷部は、断面視台形状に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、風管に設けられた螺旋状の蛇腹部の螺旋の旋回方向は、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。すなわち、蛇腹部の山部の螺旋の旋回方向は、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。この蛇腹部の山部は、蛇腹部の内面においては谷部となるので、本発明では、蛇腹部の内面に、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しい旋回方向の螺旋状の谷部が形成されることとなる。そのため、蛇腹部の内面に、風管の周方向に延びる谷部、すなわち圧送空気の流れ方向とは独立した方向に延びる谷部が設けられていた従来に比べ、圧送空気に対する蛇腹部内面の抵抗を低減させることができ、蛇腹部の内面で乱流が発生することを抑制することができる。従って、圧送空気の圧力損失を低減させることができ、送風効率を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、蛇腹部の螺旋状の山部および山部間の螺旋状の谷部は、断面視台形状に形成されている。そのため、蛇腹部を屈曲させた際に、応力を山部および谷部全体に分散させることができ、風管の耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジンブロワ1を示す全体図である。
本実施形態のエンジンブロワ1は、図1に示すように、側面視L字状に形成されたフレーム2と、このフレーム2上に支持されたブロワ本体3と、ブロワ本体3に接続された風管4とを備えている。
フレーム2は、使用者に背負われる背当て部21と、ブロワ本体3を支持する支持部22とを備えている。
図2は、ブロワ本体3の要部を示す断面図である。なお、図2では、フレーム2およびエンジン31は、模式的に描いてある。
ブロワ本体3は、図2に示すように、エンジン31と、ファン32と、ボリュートケース5とを備えている。
エンジン31は、ボリュートケース5の後方側(ボリュートケース5の厚み方向の一方側)の面50に取り付けられている。このエンジン31の回転軸311には、ファン32が取り付けられている。
ファン32は、遠心式であり、円盤状に形成されたハブ321と、ハブ321の片面側において、周方向に沿って所定間隔で立設された複数のブレード322と、ハブ321とブレード322を挟むように環状に形成されたシュラウド323とを備えている。このファン32は、エンジン31により回転駆動されると、その中心部から空気を吸入し、吸入した空気をブレード322により、ファン32の径方向外側に圧送空気として圧送する。
ボリュートケース5は、ケース本体部51と、風路部52とを備えている。
ケース本体部51は、ファン32を内部に収容する。このケース本体部51の前方側(ボリュートケース5の厚み方向の他方側)の面511には、ファン32が外部から空気を取り入れるための空気取り入れ口512が形成されている。
風路部52は、ケース本体部51の径方向外側に設けられ、平面視渦状に形成されている。また、風路部52は、内側が開いた断面視略C状に形成され、内側でケース本体部51と連通している。なお、風路部52の末端側である出口部521(図1参照)近傍は、風路部52の始端側の外側に配置されるので、筒状に形成されており、内側ではケース本体部51とは連通していない。また、風路部52は、末端側(出口部521側)に進むに従って、内部を流通する圧送空気の風量が増大するので、これに対応して、始端側から末端側に進むに従って、その断面が次第に大きくなっていくように形成されている。風路部52の出口部521には、風管4が接続している。
このような風路部52は、前方側に大きく膨出している。これにより、本実施形態では、ファン32によりファン32の径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部52の奥側の内壁に当たった後、風路部52の大きく膨出した部分の内壁に沿って左回りに旋回しながら風路部52内を進むこととなる。すなわち、圧送空気は、風路部52内を左回りに旋回しながら進んでいき、風管4へ送られることとなる。具体的には、図2の下方側の風路部52では、圧送空気は左回りに旋回しながら図2の紙面手前側に進み、図2の上方側の風路部52では、圧送空気は左回りに旋回しながら図2の紙面奥側へ進んでいき、風管4へ送られることとなる。
図1に戻って、風管4は、ボリュートケース5の出口部521に接続されたエルボー41と、エルボー41に接続された蛇管42と、蛇管42に接続された操作管43と、操作管43に接続された接続管44と、接続管44に接続され、ブロワ本体3から圧送される圧送空気を噴出するノズル45とを備えている。
操作管43には、操作グリップ431が取り付けられている。この操作グリップ431には、エンジン31の出力調整を行うスロットルレバー432が設けられている。作業時には、使用者は、スロットルレバー432を操作してエンジン31の出力調整を行いながら、操作グリップ431を把持して風管4を支持しつつ所望の方向に風管4を向けることで、当該所望の方向に圧送空気を噴出することができる。
蛇管42は、軟質プラスチックまたはゴムにより形成されている。この蛇管42には、伸縮性および屈曲性を有する螺旋状の蛇腹部6が形成されている。
図3は、蛇腹部6を示す断面図である。
蛇腹部6は、図3に示すように、蛇管42に、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されている。この山部61は、蛇腹部6の内面6Aにおいては、螺旋状の内面谷部61Aとなる。この内面谷部61A(山部61)の旋回方向は、風管4の先端側に向かって左回りとなっており、ブロワ本体3から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。
このように、本実施形態では、蛇腹部6の内面6Aに、ブロワ本体3から圧送される圧送空気の旋回方向と等しい旋回方向の螺旋状の内面谷部61Aが設けられているので、蛇腹部の内面に、風管の周方向に延びる谷部、すなわち圧送空気の流れ方向とは独立した方向に延びる谷部が設けられていた従来に比べ、圧送空気に対する蛇腹部6の内面6Aの抵抗を低減することができる。従って、本実施形態は、蛇腹部6の内面6Aで渦流による乱れが発生することを抑制することができ、圧送空気の圧力損失を抑えることができる。よって、送風効率をより向上させることができる。
また、従来の蛇腹部は、前述したように、環状の山部が、風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることにより構成されていたので、蛇腹部を屈曲させた際に、応力が一部の山部や、山部間に形成される外面谷部のうちの一部の外面谷部に集中してしまい易いという問題があった。
これに対し、本実施形態では、蛇腹部6は、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されているので、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を比較的山部61全体、および山部61間に形成される外面谷部62全体に分散させることができる。そのため、風管4の耐久性を向上させることができる。また、従来よりもスムーズに蛇腹部6を屈曲させることができる。
また、従来の蛇腹部では、山部および外面谷部は、断面視略V字状(具体的には山部は断面視逆V字状)に形成されていた。そのため、蛇腹部を屈曲させた際に、山部の頂点および外面谷部の底点に応力が集中してしまい易いという問題があった。
これに対し、本実施形態の蛇腹部6では、山部61および外面谷部62は、図3に示すように、断面視台形状に形成されている。そのため、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を山部61および外面谷部62全体に分散させることができ、風管4の耐久性をより向上させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、蛇腹部6の山部61および外面谷部62は、断面視台形状に形成されていたが、蛇腹部の山部および外面谷部は、断面視V字状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、風管4は、背負い式のブロワに適用されていたが、本発明の風管は、手持ち式のブロワやウォークビハインド式のブロワに適用されてもよい。
本発明は、ブロワの風管に利用できる。
本発明の一実施形態に係るエンジンブロワを示す全体図。 ブロワ本体の要部を示す断面図。 蛇腹部を示す断面図。
符号の説明
1…エンジンブロワ(ブロワ)、3…ブロワ本体、4…風管、6…蛇腹部、61…山部、62…外面谷部、421…蛇腹部。

Claims (2)

  1. 圧送空気を生成するブロワ本体に接続されるブロワの風管であって、
    螺旋状の蛇腹部を備え、
    その螺旋の旋回方向は、前記ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている
    ことを特徴とするブロワの風管。
  2. 請求項1に記載のブロワの風管において、
    前記蛇腹部の螺旋状の山部および前記山部間の螺旋状の谷部は、断面視台形状に形成されている
    ことを特徴とするブロワの風管。
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