JP2010084596A - エンジンブロワ - Google Patents
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Abstract
【課題】送風効率を向上させることができるエンジンブロワを提供すること。
【解決手段】エンジンにより回転駆動されるファンと、風管が接続されてケース本体の径方向外側に設けられたボリュートケース5を有するエンジンブロワにおいて、ボリュートケース5の風路部52を厚み方向の一方側にのみ大きく膨出した。圧送空気は、風路部52内を一方向に旋回しながら進むこととなるので、ファンから圧送された圧送空気が左右に分かれることがなく、合流することによる圧力損失がなくなり、送風効率を向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】エンジンにより回転駆動されるファンと、風管が接続されてケース本体の径方向外側に設けられたボリュートケース5を有するエンジンブロワにおいて、ボリュートケース5の風路部52を厚み方向の一方側にのみ大きく膨出した。圧送空気は、風路部52内を一方向に旋回しながら進むこととなるので、ファンから圧送された圧送空気が左右に分かれることがなく、合流することによる圧力損失がなくなり、送風効率を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、エンジンブロワに関する。
従来、圧送空気を風管から噴出することにより落ち葉等を清掃するエンジンブロワが知られている(例えば、特許文献1)。このようなエンジンブロワは、圧送空気を生成するブロワ本体と、ブロワ本体に接続された風管とを備えている。ブロワ本体は、エンジンと、このエンジンにより回転駆動されるファンと、ファンによって生成される圧送空気を風管に送るボリュートケースとを備えている。
図4は、従来のボリュートケース5Aを模式的に示す断面図である。
ボリュートケース5Aは、図4に示すように、ファン32を内部に収容するケース本体部51Aと、ケース本体部51Aの径方向外側に設けられた平面視渦状の風路部52Aとを備えている。風路部52Aは、内側が開いた断面視略C状に形成され、内側でケース本体部51Aと連通している。この風路部52Aの出口部に風管が接続される。このようなボリュートケース5Aでは、ファン32によりファン32の径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部52A内を通って平面視で渦状に回りながら風管へ送られる。
ボリュートケース5Aは、図4に示すように、ファン32を内部に収容するケース本体部51Aと、ケース本体部51Aの径方向外側に設けられた平面視渦状の風路部52Aとを備えている。風路部52Aは、内側が開いた断面視略C状に形成され、内側でケース本体部51Aと連通している。この風路部52Aの出口部に風管が接続される。このようなボリュートケース5Aでは、ファン32によりファン32の径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部52A内を通って平面視で渦状に回りながら風管へ送られる。
しかしながら、従来のボリュートケース5Aでは、図4に示すように、風路部52Aは、ボリュートケース5Aの厚み方向の両側に略均等に膨出しており、その中心が、ファン32のブレード322(羽根)の径方向外側に来るように配置されていた。そのため、ファン32によりファン32の径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部52Aの奥側の内壁に当たった後、ボリュートケース5Aの厚み方向の両側に分かれ、それぞれ風路部52Aの内壁に沿って左回りまたは右回りに旋回しながら風路部52A内を進んだ後、再び合流することとなる。そのため、合流の際に圧力損失が生じ、その分、送風効率が低下してしまうという問題があった。
本発明の目的は、送風効率を向上させることができるエンジンブロワを提供することにある。
本発明の請求項1に係るエンジンブロワは、エンジンと、前記エンジンにより回転駆動されるファンと、前記ファンを内部に収容するボリュートケースと、前記ボリュートケースに接続された風管とを備え、前記ボリュートケースは、前記ファンを内部に収容するケース本体部と、前記ケース本体部の径方向外側に設けられるとともに前記風管が接続し、前記ファンにより前記ファンの径方向外側に圧送された圧送空気を前記風管に送る風路部とを備え、前記風路部は、前記ボリュートケースの厚み方向の一方側にのみ大きく膨出していることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るエンジンブロワは、請求項1に記載のエンジンブロワにおいて、前記エンジンは、前記ボリュートケースにおいて、前記ボリュートケースの厚み方向の他方側に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るエンジンブロワは、請求項1または請求項2に記載のエンジンブロワにおいて、前記風管には、螺旋状の蛇腹部が設けられ、その螺旋の旋回方向は、前記ボリュートケースから吐出される圧送空気の旋回方向と等しくなっていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、風路部がボリュートケースの厚み方向の一方側にのみ大きく膨出しているので、ファンによりファンの径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部の奥側の内壁に当たった後、風路部の大きく膨出した部分の内壁に沿って旋回しながら風路部内を進むこととなる。すなわち、圧送空気は、風路部内を一方向に旋回しながら進むこととなる。従って、本発明では、従来のように、ファンから圧送された圧送空気が左回りの流れと右回りの流れとに分かれることがなく、分かれた後に両流れが合流することにより圧力損失が生じることが無いので、その分、送風効率を向上させることができる。よって、従来よりも風量を増大させることができ、清掃を容易化できる。
請求項2の発明によれば、エンジンを、ボリュートケースにおいて、風路部が大きく膨出していない側に設けるので、エンジンを、ボリュートケースにおいて、風路部が大きく膨出している側に設ける場合に比べ、エンジンをボリュートケースに近接させて設けることができる。そのため、ファンを回転させるためのエンジンの回転軸を短くすることができ、回転軸の耐久性を向上させることができる。また、エンジンをボリュートケースに近接させて設けることができるので、エンジンブロワの小型化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、風管に螺旋状の蛇腹部が設けられ、その螺旋の旋回方向は、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。すなわち、蛇腹部の山部の螺旋の旋回方向は、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。この蛇腹部の山部は、蛇腹部の内面においては谷部となるので、本発明では、蛇腹部の内面に、ブロワ本体から圧送される圧送空気の旋回方向と等しい旋回方向の螺旋状の谷部が形成されることとなる。そのため、圧送空気に対する蛇腹部内面の抵抗を低減させることができ、蛇腹部の内面で発生する渦流による乱れを抑制することができる。従って、圧送空気の圧力損失を低減することができ、送風効率をより向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジンブロワ1を示す全体図である。
本実施形態のエンジンブロワ1は、図1に示すように、側面視L字状に形成されたフレーム2と、このフレーム2上に支持されたブロワ本体3と、ブロワ本体3に接続された風管4とを備えている。
フレーム2は、使用者に背負われる背当て部21と、ブロワ本体3を支持する支持部22とを備えている。
図1は、本実施形態に係るエンジンブロワ1を示す全体図である。
本実施形態のエンジンブロワ1は、図1に示すように、側面視L字状に形成されたフレーム2と、このフレーム2上に支持されたブロワ本体3と、ブロワ本体3に接続された風管4とを備えている。
フレーム2は、使用者に背負われる背当て部21と、ブロワ本体3を支持する支持部22とを備えている。
図2は、ブロワ本体3の要部を示す断面図である。なお、図2では、フレーム2およびエンジン31は、模式的に描いてある。
ブロワ本体3は、図2に示すように、エンジン31と、ファン32と、ボリュートケース5とを備えている。
エンジン31は、ボリュートケース5の後方側(ボリュートケース5の厚み方向の一方側)の面50に取り付けられている。このエンジン31の回転軸311には、ファン32が取り付けられている。
ブロワ本体3は、図2に示すように、エンジン31と、ファン32と、ボリュートケース5とを備えている。
エンジン31は、ボリュートケース5の後方側(ボリュートケース5の厚み方向の一方側)の面50に取り付けられている。このエンジン31の回転軸311には、ファン32が取り付けられている。
ファン32は、遠心式であり、円盤状に形成されたハブ321と、ハブ321の片面側において、周方向に沿って所定間隔で立設された複数のブレード322と、ハブ321とブレード322を挟むように環状に形成されたシュラウド323とを備えている。このファン32は、エンジン31により回転駆動されると、その中心部から空気を吸入し、吸入した空気をブレード322により、ファン32の径方向外側に圧送空気として圧送する。
ボリュートケース5は、ケース本体部51と、風路部52とを備えている。
ケース本体部51は、ファン32を内部に収容する。このケース本体部51の前方側(ボリュートケース5の厚み方向の他方側)の面511には、ファン32が外部から空気を取り入れるための空気取り入れ口512が形成されている。
ケース本体部51は、ファン32を内部に収容する。このケース本体部51の前方側(ボリュートケース5の厚み方向の他方側)の面511には、ファン32が外部から空気を取り入れるための空気取り入れ口512が形成されている。
風路部52は、ケース本体部51の径方向外側に設けられ、平面視渦状に形成されている。また、風路部52は、内側が開いた断面視略C状に形成され、内側でケース本体部51と連通している。なお、風路部52の末端側である出口部521(図1参照)近傍は、風路部52の始端側の外側に配置されるので、筒状に形成されており、内側ではケース本体部51とは連通していない。また、風路部52は、末端側(出口部521側)に進むに従って、内部を流通する圧送空気の風量が増大するので、これに対応して、始端側から末端側に進むに従って、その断面が次第に大きくなっていくように形成されている。風路部52の出口部521には、風管4が接続している。
このような風路部52は、本実施形態では、後方側には膨出しておらず、前方側にのみ大きく膨出している。これにより、本実施形態では、ファン32によりファン32の径方向外側に圧送された圧送空気は、風路部52の奥側の内壁に当たった後、風路部52の大きく膨出した部分の内壁に沿って左回りに旋回しながら風路部52内を進むこととなる。すなわち、圧送空気は、風路部52内を左回りに旋回しながら進んでいき、風管4へ送られることとなる。具体的には、図2の下方側の風路部52では、圧送空気は左回りに旋回しながら図2の紙面手前側に進み、図2の上方側の風路部52では、圧送空気は左回りに旋回しながら図2の紙面奥側へ進んでいき、風管4へ送られることとなる。
このように、本実施形態では、ファン32から圧送された圧送空気を左回りのみに旋回させることができ、従来のように、ファン32から圧送された圧送空気が左回りの流れと右回りの流れとに分かれ、その後に合流することにより圧力損失が生じることが無いので、その分、送風効率を向上させることができる。そのため、従来よりも風量を増大させることができ、清掃を容易化できる。
また、風路部52が前方側にのみ膨出しているので、風路部52が後方側にも膨出していた従来に比べ、エンジン31をボリュートケース5の後方側の面50に近接させて取り付けることができる。そのため、ファン32を回転させるためのエンジン31の回転軸311を短くすることができ、回転軸311の剛性を向上させることができる。また、エンジン31をボリュートケース5の後方側の面50に近接させて取り付けることができるので、エンジンブロワ1の小型化を図ることができる。
図1に戻って、風管4は、ボリュートケース5の出口部521に接続されたエルボー41と、エルボー41に接続された蛇管42と、蛇管42に接続された操作管43と、操作管43に接続された接続管44と、接続管44に接続され、ブロワ本体3から圧送される圧送空気を噴出するノズル45とを備えている。
操作管43には、操作グリップ431が取り付けられている。この操作グリップ431には、エンジン31の出力調整を行うスロットルレバー432が設けられている。作業時には、使用者は、スロットルレバー432を操作してエンジン31の出力調整を行いながら、操作グリップ431を把持して風管4を支持しつつ所望の方向に風管4を向けることで、当該所望の方向に圧送空気を噴出することができる。
蛇管42は、軟質プラスチック又はゴムにより形成されている。この蛇管42には、伸縮性および屈曲性を有する螺旋状の蛇腹部6が形成されている。
蛇管42は、軟質プラスチック又はゴムにより形成されている。この蛇管42には、伸縮性および屈曲性を有する螺旋状の蛇腹部6が形成されている。
図3は、蛇腹部6を示す断面図である。
蛇腹部6は、図3に示すように、蛇管42に、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されている。この山部61は、蛇腹部6の内面6Aにおいては、螺旋状の内面谷部61Aとなる。この内面谷部61A(山部61)の旋回方向は、風管4の先端側に向かって左回りとなっており、ブロワ本体3から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。
蛇腹部6は、図3に示すように、蛇管42に、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されている。この山部61は、蛇腹部6の内面6Aにおいては、螺旋状の内面谷部61Aとなる。この内面谷部61A(山部61)の旋回方向は、風管4の先端側に向かって左回りとなっており、ブロワ本体3から圧送される圧送空気の旋回方向と等しくなっている。
ここで、風管の蛇腹部は、従来、環状の山部が、風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることにより構成されていた。また、蛇腹部の内面においては、前述の山部が内面谷部となるので、環状の内面谷部が風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることとなる。このような従来の風管を本実施形態のエンジンブロワ1に適用した場合、風管の内面に、圧送空気の旋回方向とは独立した方向に延びる内面谷部、すなわち風管の周方向に延びる内面谷部が複数設けられることとなるので、圧送空気の流れに乱流が生じやすくなり、この乱流による圧力損失により送風効率が低下してしまうという問題がある。
これに対し、本実施形態では、前述したように、蛇腹部6の内面6Aには、ブロワ本体3から圧送される圧送空気の旋回方向と等しい旋回方向の螺旋状の内面谷部61Aが設けられることとなる。そのため、本実施形態は、圧送空気に対する蛇腹部6の内面6Aの抵抗を従来より低減することができ、蛇腹部6の内面6Aで乱流が発生することを抑制することができる。よって、圧送空気の圧力損失を従来より抑えることができ、送風効率をより向上させることができる。
また、従来の蛇腹部は、前述したように、環状の山部が、風管の延長方向に沿って等間隔で連続して設けられることにより構成されていたので、蛇腹部を屈曲させた際に、応力が一部の山部や、山部間に形成される外面谷部のうちの一部の外面谷部に集中してしまい易いという問題があった。
これに対し、本実施形態では、蛇腹部6は、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されているので、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を比較的山部61全体、および山部61間に形成される外面谷部62全体に分散させることができる。そのため、風管4の耐久性を向上させることができる。また、従来よりもスムーズに蛇腹部6を屈曲させることができる。
これに対し、本実施形態では、蛇腹部6は、山部61が螺旋状に設けられることにより構成されているので、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を比較的山部61全体、および山部61間に形成される外面谷部62全体に分散させることができる。そのため、風管4の耐久性を向上させることができる。また、従来よりもスムーズに蛇腹部6を屈曲させることができる。
また、従来の蛇腹部では、山部および外面谷部は、断面視略V字状(具体的には山部は断面視逆V字状)に形成されていた。そのため、蛇腹部を屈曲させた際に、山部の頂点および外面谷部の底点に応力が集中してしまい易いという問題があった。
これに対し、本実施形態の蛇腹部6では、山部61および外面谷部62は、図3に示すように、断面視台形状に形成されている。そのため、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を山部61および外面谷部62全体に分散させることができ、風管4の耐久性をより向上させることができる。
これに対し、本実施形態の蛇腹部6では、山部61および外面谷部62は、図3に示すように、断面視台形状に形成されている。そのため、蛇腹部6を屈曲させた際に、応力を山部61および外面谷部62全体に分散させることができ、風管4の耐久性をより向上させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、風路部52は、前方側にのみ膨出していたが、風路部は、後方側にのみ膨出していてもよい。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、風路部52は、前方側にのみ膨出していたが、風路部は、後方側にのみ膨出していてもよい。
前記実施形態では、風路部52は、ボリュートケース5の厚み方向において、一方側(前方側)にのみ膨出していたが、風路部は、ボリュートケースの厚み方向の一方側への膨出が、他方側への膨出よりも大きければ、他方側へも膨出していてもよい。例えば、前記実施形態では、風路部52は、前方側への膨出よりも小さければ、後方側へも膨出していてもよい。
この場合、風路部52内には、前方側に大きく膨出した膨出部の内壁を沿って流れる左回りの流れと、後方側に膨出した膨出部の内壁を沿って流れる右回りの流れとが生じるが、後方側に膨出する膨出部は、前方側に膨出する膨出部に比べてその膨出量が小さいので、後方側に膨出する膨出部の内壁を沿って流れる右回りの流れは、前方側に膨出する膨出部の内壁を沿って流れる左回りの流れに比べ、その流量は非常に少なくなる。
従って、この場合でも、左回りの流れの流量と右回りの流れの流量とが略均等となる従来に比べ、両流れが合流することによる圧力損失を少なくすることができるので、送風効率を向上させることができる。なお、この場合、後方側に膨出する膨出部の内壁を沿って流れる右回りの流れは、前方側に大きく膨出する膨出部の内壁を沿って流れる左回りの流れに比べ、流量が少ないので、左回りの流れに吸収されることとなり、圧送空気は、全体として風路部内を左回りに旋回しながら流れることとなる。
前記実施形態および従来では、風路部52は、始端側から末端側に進むに従って、その断面が次第に大きくなっていくように形成されていたが、この始端側の断面に対する末端側の断面の大きさの比率を従来よりも小さくしてもよい。この場合、ボリュートケースの上下方向の長さを縮めることができ、エンジンブロワの小型化を図ることができる。このように、始端側の断面に対する末端側の断面の大きさの比率を従来よりも小さくしても、本発明では、風路部をボリュートケースの厚み方向の一方側に大きく膨出させることにより、送風効率を大幅に向上させることができるので、良好な送風効率を維持することができる。
本発明は、エンジンブロワに利用できる。
1…エンジンブロワ、4…風管、5…ボリュートケース、6…蛇腹部、31…エンジン、32…ファン、51…ケース本体部、52…風路部。
Claims (3)
- エンジンと、
前記エンジンにより回転駆動されるファンと、
前記ファンを内部に収容するボリュートケースと、
前記ボリュートケースに接続された風管とを備え、
前記ボリュートケースは、
前記ファンを内部に収容するケース本体部と、
前記ケース本体部の径方向外側に設けられるとともに前記風管が接続し、前記ファンにより前記ファンの径方向外側に圧送された圧送空気を前記風管に送る風路部とを備え、
前記風路部は、前記ボリュートケースの厚み方向の一方側にのみ大きく膨出している
ことを特徴とするエンジンブロワ。 - 請求項1に記載のエンジンブロワにおいて、
前記エンジンは、前記ボリュートケースにおいて、前記ボリュートケースの厚み方向の他方側に設けられている
ことを特徴とするエンジンブロワ。 - 請求項1または請求項2に記載のエンジンブロワにおいて、
前記風管には、螺旋状の蛇腹部が設けられ、
その螺旋の旋回方向は、前記ボリュートケースから吐出される圧送空気の旋回方向と等しくなっている
ことを特徴とするエンジンブロワ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008253694A JP2010084596A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | エンジンブロワ |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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2008
- 2008-09-30 JP JP2008253694A patent/JP2010084596A/ja active Pending
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