JP5336495B2 - 磁性粒子を用いて液体を処理する装置及び方法 - Google Patents

磁性粒子を用いて液体を処理する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁性粒子を用いて液体を処理する装置及び方法に関する。該装置及び該方法は、例えば、生化学、臨床化学、分子生物学、微生物学、医療診断又は法医学における応用に好適である。
多くの磁性粒子で液体を処理する方法が、先行技術において知られており、これら方法は、通常、溶液から、核酸又はその他の生物学的若しくは生化学的に関連する物質を分離することに関連するものである。
特異的及び/又は非特異的な結合磁性粒子を用いることによる磁性分離に基づいた方法は、診断又は分析検査の検体の調製、特に核酸、タンパク質及び細胞の分離のための検体の調製の分野において多大な重要性を有するようになっている。
このことは、特に、自動化された方法に適用される。なぜなら、そのような方法により、多数の検体を短時間で調製することが可能となり、多大な労力を要する遠心分離の工程を省くことができるからである。このようにして、効率的かつ高い検体のスループットの要求が満たされる。非常に多い検体数を純粋に手作業で操作することは事実上不可能であることから、これは、計り知れない重要性を有している。
複合混合物からの物質の磁気分離の基本原則は、例えば、磁性粒子の表面を化学的に処理することにより、分離される目的物質に対する特異的な結合性を磁性粒子に付与することに基づいている。このような磁性粒子の大きさは、約0.05〜500μmの範囲にあることから、磁性粒子は結合反応のための大きな表面積を有する。磁性粒子の大きさ及び組成に依存して、磁性粒子は、懸濁される液体の密度に近い密度を有することになるだろう。この際、磁性粒子の沈降は、数時間で容易に起こるであろう。
公知の分離方法では、磁性粒子は、磁力又は磁場を用いて、例えば、永久磁石を用いることにより、特定の場所に固定される。また、この磁性粒子の蓄積は、ペレット又は磁石沈殿物と称される。その液体の上清は、続いて、例えば、吸引やデカントで捨てることにより、取り除かれ、廃棄される。磁性粒子が磁力により固定されているという事実は、磁性粒子が上清と共に取り除かれることを実質的に防止する。
典型的には、該固定された磁性粒子は、続いて、再懸濁される。結合した目的物質を濃縮するために、溶出液や溶出バッファーが使用される。目的物質と磁性粒子との間の結合が壊れると、目的物質分子は、磁性粒子から放出される。そして、磁性粒子は磁場の作用により固定化された状態のままで、目的物質の分子を溶出液と共に取り除くことができる。結合のための始めの出発容積との関係で、溶出液の容積を減らすために、目的物質分子を豊富にすることだけでなく、濃縮することもできるであろう。溶出工程前に、1回以上の洗浄工程を行うこともできるだろう。
このような磁性粒子を用いた分離方法を行うために、様々な種類の装置が記載されている。例えば、特許文献1には、液体に懸濁された磁性粒子を含む第一の反応容器に磁性ロッドが浸漬された装置が記載されている。
特許文献1のものでは、磁性ロッドが磁性粒子を誘引し、磁性粒子は該ロッドに付着する。次いで、該磁性ロッドは、付着した磁性粒子と共に反応容器から取り出され、第二の反応容器に挿入される。そこで、該ロッドの磁力を減じるか、あるいは切ることが可能であり、該ロッドから磁性粒子は放出され、反応容器中に含まれる液体に懸濁される。類似の方法として、特許文献2及び3のものも知られている。
一方、特許文献4には、懸濁される液体と共に磁性粒子がピペットに吸い上げられる装置が開示されている。該ピペットのチップは、特別の分離領域であって、該チップに磁石を用いて磁場がかけられる。これによって、磁性粒子は、ピペットのチップの内部にペレット又は磁石沈殿物として固定される。続いて、吸引された液体は、当該装置のピペット機能により、該ピペットのチップから取り除かれる。
前記分離領域の磁場が、続いて取り除かれ、ペレット中に固定されていた磁性粒子は再び放出される。類似の方法及び装置として、特許文献5のものも知られている。
磁性粒子の分離の別の原理が、特許文献6に記載されている。この場合、磁性粒子は同一の反応容器に残ったままであり、当該容器中の液体が交換される。特別のプロセスの工程に適応させるために、磁石沈殿物を反応容器の側壁上に望まれる高さで固定することができる。これは、回転自在に据え付けられるキャリアーの様々なアーム上に、回転軸から異なった距離にそれぞれ配置される磁石を提供することによって達成される。該キャリアーを回転させることにより、特定のアーム、つまり、特定の磁石を反応容器の側壁近傍に持って来ることができる。そして、磁性粒子は、この場所にペレットとして固定される。
米国特許出願公開公報第2001/0022948号 米国特許第6,065,605号 国際公開第WO2005/005049号 欧州特許出願公開第0965842号 米国特許第6,187,270号 欧州特許出願公開第015905520号
上述の従来の装置及び方法の全ては、いわゆる、「開放系(open system)」として構成されているという共通の特徴を有する。なぜならば、これらの各機能上の原則によると、磁性ロッド又はピペットは、反応容器に一回以上導入されなければならないからである。したがって、これらの従来の装置及び方法は、エアゾル及び/又は小滴形成により、他の反応容器をクロスに汚染させるリスクを伴う。検査結果が損なわれ、あるいは使用不可能でさえあるかもしれない。
本発明の目的は、上述の先行技術において直面する困難を解決することであり、特に、広い範囲の応用のための、液体を直接的に磁性粒子で処理する装置及び方法を提供することである。
上記目的は、本発明の請求項1に請求される装置によって達成される。すなわち、液体中に配置される複数の第一の磁性粒子と、液体中に配置される、好ましくは、棒、ダンベル及び/又は楕円の形状に構成された、少なくとも一つの磁性及び/又は磁化可能な中心素子とを含む、磁性粒子を用いて液体を処理する装置であって、前記磁性粒子の平均直径d1に対する前記少なくとも一つの中心素子の最長の直径d2の比が、少なくともd2(mm)≧15×d1(mm)である磁性粒子を用いて液体を処理する装置が提供される。
本発明の背景における「中心素子」という用語は、特に、磁場の作用により、また、任意にさらなる「外部」の磁石(以下に記載の通り)の作用の下に、静止状態において、それ自体に少なくとも大多数の磁性粒子を結合させることが可能である、あらゆる物体を意味するものと意図されている。
本発明の好ましい実施態様によれば、前記少なくとも一つの中心素子は、磁石、好ましくは永久磁石を含み、本発明の別の好ましい実施態様によれば、少なくとも一つの中心素子は、磁化可能な材料、例えば、鉄を含む。
本発明の背景において「液体」という用語(これに限定されないが)は、特に、生体分子を含有する、水溶液、懸濁液及び/又は一の相が水である二相のエマルジョンを意味するものと意図されている。
本発明の背景において「処理する」という用語は、特に、分離工程において、特定の生体分子が磁性粒子上に蓄積できることを意味するものと意図される。しかし、本発明は、明確にこれに限定されるわけではない。
磁性粒子の「直径」という用語は、特に、磁性粒子が球状又は実質的に球状ではない場合に、磁性粒子の各最長の直径を意味する。
「平均直径」という用語は、特に、特に、ランダムなサンプリングにより計測されることもできる(しかし、これに限定されることはない)、磁性粒子の直径の算術平均を意味する。
上記装置は、本発明内において、広範囲の適用について以下の利点のうち少なくとも一つを提供する。
−少なくとも一つの中心素子が提供されている事実のために、磁性粒子の均一化及び溶液からの磁性粒子の分離を、とりわけ以下に記載の通り、容易に可能とする。
−当該装置は、「閉鎖」系("closed system")における使用を可能とする。この点で、このことは、本発明の好ましい態様を意味している。
−液体に直接浸漬させ、それゆえに汚染の原因となる他の手段(例えば、棒磁石)は何ら必要としない。
−多くの応用において、磁性粒子の極めて迅速かつ簡便な均一化がもたらされる。
−さらに、磁性粒子の迅速な分離が通常可能である。
−当該装置の単純な構造に加え、同時に、消費される技術上の費用が通常極めて低い。
本発明の好ましい態様によれば、磁性粒子の平均直径d1に対する前記少なくとも一つの中心素子の最長の直径d2の比は、d2(mm)≧50×d1(mm)、より好ましくはd2(mm)≧100×d1(mm)、さらにより好ましくはd2(mm)≧200×d1(mm)、最も好ましくはd2(mm)≧300×d1(mm)である。
これは、本発明において、広範囲の応用に対して有利であることが証明されている。なぜならば、望まれる発明の効果がこのようにしばしば直接に達成されるからである。
本発明の好ましい態様によれば、磁性粒子の平均体積V1に対する少なくとも一つの中心素子の体積V2の比は、V2(mm3)≧10×V1(mm3)である。
これについても、好ましいと証明されている。なぜならば、このように、磁性粒子が、均一化(再懸濁)後に、再び磁石上に蓄積することを確かにできるからである。
本発明の好ましい態様によれば、磁性粒子の平均体積V1に対する少なくとも一つの中心素子の体積V2の比は、V2(mm3)≧100×V1(mm3)、より好ましくはV2(mm3)≧1000×V1(mm3)、最も好ましくはV2(mm3)≧105×V1(mm3)である。
本発明の好ましい態様によれば、中心素子当たりの磁性粒子の数は、≧10 4 、好ましくは≧104から≦108さらに好ましくは≧5×105から≦5×106である。
本発明の好ましい態様によれば、前記磁性粒子は、常磁性材料、超常磁性材料、強磁性材料、フェリ磁性材料、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含有する。
本発明の好ましい態様によれば、前記磁性粒子の平均飽和磁化が、≧1Am2/kgかつ250Am2/kg、好ましくは≧10Am2/kgかつ240Am2/kg、最も好ましくは≧20Am2/kgかつ235Am2/kgである。これは、本発明の多くの応用に対して有利であることが証明されている。
本発明の好ましい態様によれば、前記少なくとも一つの中心素子が、棒、ダンベル及び/又は楕円の形状に構成され、その最短の直径bに対するその最長の直径aの比が、a/b≧1.1からa/b≦10である。
これは、特に、多くの応用において磁性粒子の直接的な均一化のために好ましいことが証明されている。本発明の好ましい態様によれば、前記少なくとも一つの中心素子が、棒、ダンベル及び/又は楕円の形状に構成され、その最短の直径bに対するその最長の直径aの比が、a/b≧1.5からa/b≦8、好ましくはa/b≧2からa/b≦5である。
本発明の好ましい態様によれば、前記磁性粒子及び少なくとも一つの中心素子は密閉容器に配置されている。
本発明の好ましい態様によれば、磁性粒子Vmと前記少なくとも一つの中心素子との合計した体積は、容器の全体積Vgの≧0.25%から≦50%である。これは、多くの応用に対して好ましいことが証明されている。
好ましくは、磁性粒子Vmと前記少なくとも一つの中心素子との合計した体積は、容器の全体積Vgの≧0.5%から≦20%、さらに好ましくは≧1%から≦15%である。
本発明の好ましい態様によれば、本発明による装置は、前記少なくとも一つの中心素子と相互作用するように構成された少なくとも一つの外部磁石をさらに含む。
本発明の好ましい態様により、前記中心素子が永久磁石である場合、少なくとも一つ中心素子の磁力H2に対する少なくとも一つの外部磁石の磁力H3の比が、H3≧1.1×H2からH3≦10×H2である。
これは、好ましいことが証明されている。なぜならば、少なくとも一つの中心素子は、したがって、一方で、本発明により極めて良くしばしば影響を受けることが可能であり、他方で、少なくとも一つの中心素子上の磁性粒子の均一化又は蓄積が不必要に影響を受けないからである。
本発明の好ましい態様によれば、少なくとも一つ中心素子の磁力H2に対する少なくとも一つの外部磁石の磁力H3の比は、H3≧1.5×H2からH3≦8×H2、さらに好ましくはH3≧2×H2からH3≦5×H2である。
本発明の好ましい態様によれば、磁性粒子を均一化するために、前記少なくとも一つの外部磁石は、交流電圧により機能する電磁石であるか、及び/又は当該電磁石を含む。この態様では、そして、中心素子は、好ましくは(永久)磁石である。
本発明の好ましい態様によれば、少なくとも一つの外部磁石は、(永久)磁石であるか、及び/又は(永久)磁石を含む。
さらに、本発明は、液体中に配置される複数の第一の磁性粒子と、液体中に配置される、好ましくは、棒、ダンベル及び/又は楕円の形状に構成された、少なくとも一つの中心素子とを含む、磁性粒子を用いて液体を処理する方法であって、
a)液体中に磁性粒子を分布させ、続いて、
b)該磁性粒子を少なくとも一つの中心素子上に蓄積させる、
工程を有する磁性粒子を用いて液体を処理する方法に関する。
上記方法は本発明内の広範囲の応用に対して以下の利点のうち少なくとも一つをもたらす。
−少なくとも一つの中心素子が提供されている事実のために、磁性粒子の均一化及び溶液からの磁性粒子の分離を、とりわけ以下に記載の通り、容易に可能とする。
−当該方法は、「閉鎖」系("closed system")における使用を可能とする。この点で、このことは、本発明の好ましい態様を意味している。
−液体に直接浸漬させ、それゆえに汚染の原因となる他の手段(例えば、棒磁石)は何ら必要としない。
−多くの応用において、磁性粒子の極めて迅速かつ簡便な均一化がもたらされる。
−さらに、磁性粒子の迅速な分離が通常可能である。
−当該方法の単純な構造に加え、同時に、消費される技術上の費用が通常極めて低い。
本発明の好ましい態様によれば、工程a)は、液体中における磁性粒子の再懸濁を含む。
本発明の好ましい態様によれば、工程a)の前に、前記磁性粒子は少なくとも一つの中心素子上に少なくとも部分的に蓄積されており、工程a)は、少なくとも一つの中心素子に力を作用させることにより達成される。
本発明の好ましい態様によれば、工程b)は、さらなる、外部永久磁石の手段により補助される。これは、磁性粒子及び少なくとも一つの中心素子を含む容器の近傍に外部永久磁石を配置することにより、好ましく達成される。このようにして、本発明の多くの態様において、少なくとも一つの中心素子上における磁性粒子の蓄積を、大いに、より迅速にすることができる。この態様は、特に、少なくとも一つの中心素子が永久磁石でない場合に、効果的であることがまた証明されている。
本発明の好ましい態様によれば、本発明の方法は、本発明による装置を有する。
さらに、本発明は、好ましくは水溶液からの/中における生体分子の少なくとも部分的な分離への、本発明による装置及び/又は本発明による方法の使用に関する。
本発明の背景における「生体分子」なる用語(これに限定されないが)は、全ての生体分子、例えば、脂質、炭水化物、代謝体、代謝産物、全ての種類の核酸、置換され又は機能化されたペプチド及び/又はタンパク質を含む全ての種類のペプチド及びタンパク質を意味することが意図されている。
本発明の背景における「生体分子」なる用語(これに限定されないが)は、さらに、生体試料中に天然に生じるか又は人工的に導入される全ての分子を意味するものと意図される。
本発明の好ましい態様によれば、本発明による装置及び/又は本発明による方法は、好ましくは水溶液からの/中における核酸の少なくとも部分的な分離のために使用される。
本発明の背景における「核酸」なる用語(これに限定されないが)は、特に、RNAのような、天然の、好ましくは抽出された直鎖状、分岐状又は環状の核酸、特に、mRNA、siRNA、miRNA、snRNA、tRNA、hnRNAリボソーム、DNA等、合成又は修飾核酸、例えば、オリゴヌクレオチド、特に、プライマー、プローブ又はPCRに使用される標準、ジゴキシゲニン−、ビオチン−又は蛍光色素−標識核酸、又はいわゆるPNA(「ペプチド核酸」)を意味することが意図されている。
上述し、請求項に記載され、また、実施例に記載される、本発明により使用される要素は、大きさ、形、材料の選択及び技術上の概念について、何ら特に排除される条件の対象とはならない。したがって、当該応用分野におおいて知られる選択の基準が制限されることなく使用されるであろう。
本発明の主題のその他の詳細、特徴及び利点は、従属項および以下の関連する図及び実施例の記載に見出されるであろう。これら記載において、実施例により、本発明の例となる実施態様および可能な使用が提供されている。
磁性粒子の「均一化」前における、本発明の一例となる実施態様による本発明の装置の概略図である。 「均一化」後における図1の装置を示す図である。 実施例1によるゲノムDNAの調製を行った後のDNA溶出溶液のUV曲線を示す図である。
図1は、本発明の一例となる実施態様による本発明の装置の概略図を示す。図1及び2は、高度に概略に示したものであることに理解が必要であり、本発明の多くの応用においては、現実の条件(磁性粒子の数等の大きさの比率)は異なるであろう。
当該装置は、「静止状態」において中心ユニット20上に蓄積される複数の第一の磁性粒子10を含む。磁性粒子10及び中心磁石20は、(模式的に線で示されている)注入口110及び排出口120をそれぞれ任意に有してもよい(好ましくは閉鎖された)容器100に配置されている。容器100は、磁性粒子10及び中止素子20が液体中に位置する程度まで、液体150で好ましくは満たされている。
本実施態様では、中心素子20は永久磁石であるが、これに限定されるものではない。既に説明した通り、中心素子20は、また、鉄等の磁化可能な材料を含有してもよい。
さらなる磁石(不図示)を用いることにより好ましくは実行されるが前記中心素子20を動かすことにより(例えば、矢印Aの方向に回転させるか、あるいは振動させることにより)、中心素子20から磁性粒子を「放出」("release")(実質的には「振り払う」("shake off")し、それらを容器に分布させることが可能となり、(特定の応用に応じて)生体分子を、例えば、磁性粒子上に蓄積することができる。
ここで、本発明の多くの応用において、中心素子20の円状の(又は準円状の)運動が起こる時、当該「想像上」の円の中心が、容器100の中心近傍に位置しないことが好ましいと判明している。この配置によってしばしば達成される効果は、磁性粒子10が、均一化の間、中心素子20から、十分に「回転して離れ」("spun away")、さらに、均一化の工程を容易にする。したがって、これは、本発明の好ましい態様を示している。
少なくとも一つの中心素子を動かす別の態様は、一次元の振動の動きである。一つの線上を行き来する磁場の作用下、少なくとも一つの中心素子を、反対方向の容器の壁に対して「強打」してもよく、その結果、磁性粒子は、中心素子20から再び効率的に振り落とされる。
電磁石が交流電圧で作動し、磁場の磁極が二者択一的に変わるのなら、少なくとも一つの中心素子の振動運動は、また、そのような電磁石を用いることにより達成されてもよく、この程度において、同様に、本発明の好ましい態様といえる。操作モードを直流に変えた場合には、磁性分離が生じる。
この「均一化」の後の状態は、図2に極めて模式的に示されている。
中心素子20の運動が止まった場合、磁性粒子10は再び中心素子20上に蓄積し、(実質的に)図1における状態に再び達する。この際、特定の応用に準じて、液体150が、例えば、容器から取り除かれてもよいし、さらなる試薬を添加してもよい。
本発明について、以下に、実施例により同様に説明する。これらは、単に説明のためのものであると理解されるべきであり、クレームによってのみ定義される本発明を制限するものと意図されていないことを理解しなければならない。
また、特に、本実施例は、記載される大きさ/体積/量のデータ、または反応容器の幾何学的な構成について、単に説明するためのものであると理解されなければならない。多くの応用及び例となる実施態様に示されるように、本発明は広い大きさの範囲で利用されてもよく、当業者は他の寸法又は配置を対応して選択するであろう。当該方法を閉鎖系として実施する利点に加え、開放系(実施例1を参照)として構成する選択肢も、当然に利用可能である。特に、本発明の好ましい態様を表す、多くの応用におけるマイクロミキサー等のマイクロシステムにおいてもまた、本発明は十分に満足に使用されてもよいことが判っている。
(実施例1):全血5mLからのゲノムDNAの調製
以下の手順により、全血5mLからゲノムDNAを抽出した。
血液5mLを、中心素子[標準テフロン・コート・スターラー・フリー(stirring flea);長さ2cm;直径7mm]を有する30mLのビーカーに投入した。
ALバッファー(QIAGEN社のブランド商品)5mL及びプロテアーゼK(QIAGEN社)500μLを、続いて加えた。遅い攪拌速度により、マグネット・ヒート・スターラー上で、60℃、30分間、インキュベートした。
次いで、イソプロパノール5mL、及び磁性粒子を含むMagAttract Suspension G(QIAGEN社)500μLを添加した。磁性粒子の平均直径は8μmである。
ゲノムDNAを磁性粒子に結合させるため、外部マグネット・スターラーを用いることにより、5分間攪拌を行った。
スターラーを続いて停止させ、磁性粒子を当該中心素子上に蓄積させた。上清を取り除き、AW1洗浄バッファー(QIAGEN社)15mLを添加した。60秒間攪拌することにより、磁性粒子の均一化を行い、続いて、スターラーを停止させることにより再び磁性分離を行った。
上清を再び除去し、AW2洗浄バッファー(QIAGEN社)15mLを添加した。続いて、60秒間攪拌することにより、磁性粒子を均一化させた。スターラーを停止させた後、中心素子上への磁性粒子の蓄積が生じた。
上清を除去し、次いで、磁性粒子を20分間風乾した。
DNAを溶出するために、TEバッファー(DNA溶出、QIAGEN社)5mLを添加した。次いで、5分間攪拌することにより、磁性粒子を均一化させ、攪拌を停止させた後、磁性粒子は中心素子に蓄積した。
DNAを含有する上清を適当な保存チューブに移し、DNA濃度を、UV定量及びODスキャンにより測定した。
上清のUV曲線を図3に示す。UVスペクトラムを活用して収量を推定し、実施例1においてほぼ定量的になされた(全血5mLから約170μgのゲノムDNA)。

Claims (5)

  1. 注入口及び排出口を有する容器と、液体中に配置される複数の磁性粒子と、液体中に配置され、かつ棒、ダンベル又は楕円の形状に構成された、少なくとも一つの磁性及び/又は磁化可能な中心素子とを含む、磁性粒子を用い液体処理に用いるための装置であって、前記磁性粒子の平均直径d1に対する前記少なくとも一つの中心素子の最長の直径d2の比が、少なくともd2(mm)≧15×d1(mm)である、装置。
  2. 前記磁性粒子の平均体積V1に対する前記少なくとも一つの中心素子の体積V2の比が、V2(mm3)≧10×V1(mm3)である請求項1に記載の装置。
  3. a)液体中に複数の磁性粒子を分布させること
    b)続いて、該磁性粒子を少なくとも一つの磁性及び/又は磁化可能な
    中心素子上に蓄積させること
    を含む、磁性粒子を用いて液体を処理する方法であって、
    前記少なくとも1つの中心素子は、前記液体中に配置され、かつ、棒、ダンベル又は楕円の形状に構成されており、
    前記液体は、注入口及び排出口を有する容器に存在する、
    方法
  4. 前記磁性粒子の平均直径d1に対する前記少なくとも一つの中心素子の最長の直径d2の比が、少なくともd2(mm)≧15×d1(mm)である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記磁性粒子の平均体積V1対する前記少なくとも一つの中心素子の体積V2の比が、V2(mm 3 )≧10×V1(mm 3 )である、請求項3又は4に記載の方法。
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