JP5336172B2 - 打撃工具 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、クランクハウジングにおける軸受の位置決めを、軸受とギヤとの間に配置されてクランクハウジングに固定される板状のベアリングリテーナによって行うと共に、クランクハウジングの前方に、打撃機構を収容する筒状のバレルと連結され、前方へ行くに従って拡開するテーパ部を備えた開口を形成する一方、ベアリングリテーナの前端に、開口のテーパ部に嵌合してベアリングリテーナの前端を位置決めする立ち上げ部を連設したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、ベアリングリテーナの組付けをより簡単に行うために、ベアリングリテーナを、平面視でギヤ及び軸受と重ならない位置でクランクハウジングに螺着したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、軸受を確実に位置決めできるベアリングリテーナを簡単に得るために、ベアリングリテーナを、クランクシャフトを挟んで軸受の上面を通過する左右一対の押さえ部を備えた平面視U字状としたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、押さえ部を簡単に固定して組立性の一層の向上を図るために、クランクハウジング内に、押さえ部の先端が係止する係止溝を形成したことを特徴とするものである。
さらに、ワッシャーによってベアリングリテーナとシリンダとの位置決めが同時に行える合理的な構成となる。
請求項2に記載の発明によれば、クランクシャフトと軸受とをクランクハウジングに組み付けた後でベアリングリテーナを組み付ける手順となり、クランクシャフトの組付けに係る構造を簡略化して組立性を向上させることができる。また、ベアリングリテーナも板状のシンプルな形態となるため、省スペース化やコストダウンにも繋がる。
さらに、立ち上げ部の採用により、クランクハウジングのみでベアリングリテーナの固定が可能となってボルト等による螺着を省略でき、部品点数が少なくなって組立性がより良好となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、クランクハウジング内でのベアリングリテーナの組付けがより簡単に行える。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、軸受を確実に位置決めできるベアリングリテーナを簡単に得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、押さえ部をクランクハウジングを利用して簡単に固定可能となり、組立性の一層の向上に繋がる。
図1は、打撃工具の一例である電動ハンマーの縦断面図で、電動ハンマー1は、モータ3を出力軸4を上向きにして収容するモータハウジング2の上方に、クランクシャフト6を内設して前方(図1の左側)を開口するクランクハウジング5を収容し、クランクハウジング5の開口に、打撃機構8を収容する筒状のバレル7を連結している。モータハウジング2の後方にはハンドル9が連結されている。
次に、ベアリングリテーナ12を、クランクハウジング5の前方の開口から押さえ部26,26を先にしてギヤ11とボールベアリング14との間に差し込み、押さえ部26,26の先端を係止溝30に係止させた状態で、ベアリングリテーナ12の両サイドでボルト29,29をねじ込む。すると、ベアリングリテーナ12がクランクハウジング5に固定されてボールベアリング14を嵌合凹部13内で位置決めすることになる。このようにベアリングリテーナ12は、上側開口から出し入れされるクランクシャフト6と異なり、クランクハウジング5の前方の開口から出し入れされる。
また、ベアリングリテーナ12を、クランクシャフト6を挟んでボールベアリング14の上面を通過する左右一対の押さえ部26,26を備えた平面視U字状としたことで、ボールベアリング14を確実に位置決めできるベアリングリテーナ12を簡単に得ることができる。
さらに、クランクハウジング5内に、押さえ部26,26の先端が係止する係止溝30を形成したことで、押さえ部26,26をクランクハウジング5を利用して簡単に固定可能となり、組立性の一層の向上に繋がる。
Claims (5)
- クランクハウジング内に位置決めされる軸受によってクランクシャフトを軸支し、そのクランクシャフトにおける前記軸受より上方部位に設けたギヤに、モータの出力軸の回転を伝達し、前記クランクシャフトの上端に設けた偏心ピンを、前方に設けた打撃機構のピストンにコネクティングロッドを介して連結した打撃工具であって、
前記クランクハウジングにおける前記軸受の位置決めを、前記軸受とギヤとの間に配置されて前記クランクハウジングに固定される板状のベアリングリテーナによって行うと共に、
前記クランクハウジングの前方に、前記打撃機構を収容する筒状のバレルと連結される開口を形成し、前記開口に、下端が前記ベアリングリテーナの前端上面に当接して前面が前記打撃機構のシリンダの後端に当接するワッシャーを嵌合させたことを特徴とする打撃工具。 - クランクハウジング内に位置決めされる軸受によってクランクシャフトを軸支し、そのクランクシャフトにおける前記軸受より上方部位に設けたギヤに、モータの出力軸の回転を伝達し、前記クランクシャフトの上端に設けた偏心ピンを、前方に設けた打撃機構のピストンにコネクティングロッドを介して連結した打撃工具であって、
前記クランクハウジングにおける前記軸受の位置決めを、前記軸受とギヤとの間に配置されて前記クランクハウジングに固定される板状のベアリングリテーナによって行うと共に、
前記クランクハウジングの前方に、前記打撃機構を収容する筒状のバレルと連結され、前方へ行くに従って拡開するテーパ部を備えた開口を形成する一方、前記ベアリングリテーナの前端に、前記開口のテーパ部に嵌合して前記ベアリングリテーナの前端を位置決めする立ち上げ部を連設したことを特徴とする打撃工具。 - 前記ベアリングリテーナを、平面視で前記ギヤ及び軸受と重ならない位置で前記クランクハウジングに螺着したことを特徴とする請求項1又は2の記載の打撃工具。
- 前記ベアリングリテーナを、前記クランクシャフトを挟んで前記軸受の上面を通過する左右一対の押さえ部を備えた平面視U字状としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の打撃工具。
- 前記クランクハウジング内に、前記押さえ部の先端が係止する係止溝を形成したことを特徴とする請求項4に記載の打撃工具。
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