JP5334187B2 - 発条転てつ機の状態監視装置 - Google Patents

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本発明は、発条転てつ機の状態監視装置、さらに詳しくは、発条転てつ機の転換力(復帰力)を監視する装置に関する。
転換鎖錠装置の一部を構成する転てつ機の故障は、列車運行に対する影響が大きいので、転てつ機の状態の監視により、適切な障害予防と保全が必要である。そのため、これまでは、電気転てつ機については、状態監視装置が開発・実用化されている(非特許文献1,2)。
転てつ機には、電気転てつ機と発条転てつ機がある。図9は電気転てつ機の設置状態を示す斜視図、図10は発条転てつ機の構成を示す図である。
電気転てつ機は、図9に符号SMで示すものであり、電気で駆動されるモータMの回転力を図示されていないクラッチ(フリクションクラッチ又はマグネットクラッチ)、中間歯車、転換歯車、転換ローラを介して動作かん101を往動又は復動させ、その動作かん101に連結されているスイッチアジャスターロッド102及びスイッチアジャスタ103を介してトングレール104を転換させるものである(非特許文献3)。
一方、発条転てつ機は、図10に符号SPで示すものであり、下端部にチェックバルブ201を、上端部にニードルバルブ202を備えた油圧シリンダ203とバネ204とを有し、その油圧シリンダのピストンロッド205と前記バネ204の上端及びそのバネの下端と前記油圧シリンダ203の下端とをそれぞれ上部クランク206及び下部クランク207で連結し、下部クランク207の回動力をアーム208を介して図9に示したスイッチアジャスタ103と同様のスイッチアジャスタに伝達させて、そのスイッチアジャスタを介してトングレールを転換させるものであり、対向列車に対しては、バネ圧でトングレールの基本レールに対する密着状態(定位)を確保し、列車が背向で通過するときは、車輪がバネ圧を圧してトングレールを割出し(転換し)、通過後はバネの力で自動的に定位側に復帰するように作用する(非特許文献4)。
電気転てつ機SMに関わる障害の一つとして、転換動作が終了しない「転換不能」がある。転換不能の兆候の一つとして、モータに対して通常の転換とは異なる負荷等が見られる場合がある。この点に着目して、上記の実用化された状態監視装置には、モータの電流・電圧(駆動電力)を検出し、その検出した駆動電力から転換力を推定して、監視するものがある。
発条転てつ機SPにおいても、電気転てつ機と同様の障害として、錆や傷等により、トングレールと床板の摩擦等の負荷力が増大して、復帰動作が完了しない「復帰不能」が発生する場合がある。しかし、発条転てつ機は、上記のように動作に電力を用いないので、駆動電力により転換力の推定を行う上記の実用化された状態監視装置を、発条転てつ機にそのまま適用して復帰力のモニタリングを行うことはできない。また、電気転てつ機も、動作電流が流れない密着時には、状態の測定ができない。
京三サーキュラー Vol.41,No.4,pp3-13,1990 鉄道技術研究所速報 No.A-86-102,pp1-20,1986 鉄道技術者のための電気概論 信号シリーズ 4、転てつ装置、 pp.38−54、日本鉄道電気技術協会、1992 鉄道技術者のための電気概論 信号シリーズ 4、転てつ装置、 pp.76−82、日本鉄道電気技術協会、1992
本発明者らは、上記事情に鑑みて、特願2008−315218号明細書において、駆動電力を検出対象とせずに転換力の計測が可能な転てつ機の状態監視装置を提案した。その提案に係る転てつ機の状態監視装置は、スイッチアジャスタの歪みを検出対象とし、その検出した歪みを所定の換算率により転換力に換算することを基本原理としている。そこで、本発明者らは、上記のスイッチアジャスタの歪みを検出対象とする点を利用し、発条転てつ機の復帰時間の推定が可能な発条転てつ機用状態監視装置を同明細書において提案した。さらに、同明細書において発条転てつ機の転換力の測定と復帰時間の推定が可能な発条転てつ機用状態監視装置を提案した。
上記提案に係る転てつ機の状態監視装置又は発条転てつ機用状態監視装置は、いずれも、転換動作及び密着に伴うスイッチアジャスタの歪みから転換力を測定し、また、その測定値を温度センサの検出した外気温に応じて補正するものである。
しかしながら、上記提案に係る転てつ機の状態監視装置又は発条転てつ機用状態監視装置は、復帰時間及び転換力の測定にはスイッチアジャスタに貼付した歪みゲージ及び温度センサが必要であるが、上記歪みゲージは測定可能範囲が10〜20με/mmで、出力信号も小さいため、その出力信号を増幅するためのアンプにはフィルタ性能及び分解性能が高いものを使用する必要がある。そして、その歪みゲージは、軌道回路やインバータ電車等のノイズ源に近い位置に設けられることから、耐ノイズ性能の高い、高性能で高価格のアンプを使用する必要があるという新たな問題が発生した。
本発明は、上記の点に鑑みて、復帰力の推定が可能な、より安価な発条転てつ機用状態監視装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、発条転てつ機の機内か機外に設けられ、発条転てつ機の変位要素の変位量又は回転要素の回転角度(又は回転角速度)を測定し、もしくは動作要素の復帰開始・終了を検知する手段(以下、測定・検知手段という。)と、その測定・検知手段の測定値又は検知時点から転換動作の復帰時間を算出する演算手段と、発条転てつ機の油圧シリンダの油温を測定する検温手段と、前記演算手段が得た復帰時間を前記検温手段が測定した油温を用いて所定の関係式により補正して推定復帰力を求める補正手段とから発条転てつ機用状態監視装置を構成したことを特徴としている(請求項1)。
そして、前記測定・検知手段には、発条転てつ機の変位要素としてのスイッチアジャスタのストローク、発条転てつ機内のばねの変位、油圧シリンダの変位、分岐器のトングレールのストロークを測定する変位計、発条転てつ機の回転要素としての発条転てつ機内の下部クランクの回転角度を測定する測定器、もしくは発条転てつ機の動作要素により定位密着時に動作される第1スイッチと反位側に割出された時に動作される第2スイッチとの組み合わせのいずれかを用いることができる(請求項2)。
前記演算手段は、前記測定・検知手段が発条転てつ機の変位要素の変位量又は回転要素の回転角度(又は回転角速度)を測定するものである場合は、その測定値から緩速復帰開始時点と復帰終了時点を求め、両時点から復帰時間を算出するものであることを特徴としている(請求項3)。
前記演算手段は、前記測定・検知手段が発条転てつ機の動作要素の復帰開始・終了を検知する手段である場合は、前記測定・検知手段の第1スイッチと第2スイッチの出力に基づいて緩速復帰開始時点と復帰終了時点を求め、両時点から復帰時間を算出するものであることを特徴としている(請求項4)。
前記補正手段は、前記演算手段が得た復帰時間と前記検温手段の測定値とを復帰力が一定の場合の油温と復帰時間の関係式に代入し、当該油温における復帰力を求めるものであることを特徴としている(請求項5)。
請求項1の発明によれば、発条転てつ機の変位要素の変位量又は回転要素の回転角度(又は回転角速度)を測定し、もしくは動作要素の復帰開始・終了を検知する測定・検知手段と、その測定・検知手段の測定値又は検知時点から転換動作の復帰時間を算出する演算手段と、発条転てつ機の油圧シリンダの油温を測定する検温手段と、前記演算手段が得た復帰時間と前記検温手段が測定した油温を用いて所定の補正方法により推定復帰力を求める補正手段とから発条転てつ機用状態監視装置を構成したので、復帰力の推定が可能な状態監視装置をより安価に提供することができる。
また、測定・検知手段に、発条転てつ機の変位要素としてのスイッチアジャスタのストローク、発条転てつ機内のばねの変位、油圧シリンダの変位、分岐器のトングレールのストロークを測定する変位計、発条転てつ機の回転要素としての発条転てつ機内の下部クランクの回転角度を測定する測定器、変位要素又は回転要素により定位密着時に動作される第1スイッチと反位側に割出された時に動作される第2スイッチとの組み合わせのいずれかを用いる場合は、出力信号が比較的大きいため、ノイズに対して強い状態監視装置を提供することができる。
本発明に係る発条転てつ機用状態監視装置の基本的構成を示すブロック図である。 測定・検知手段が変位センサである場合の測定部位を例示する概念図である。 測定・検知手段が回転センサである場合の測定部位を例示する概念図である。 測定・検知手段が動作検知スイッチである場合の設置例及び作用を経時的に示す概念図である。 センサの測定値と復帰時間の関係を示すグラフである。 発条転てつ機の割出し・復帰動作と動作かんに加わる力、復帰力の定義をするための図である。 油温と復帰時間の関係を示すグラフである。 本発明による復帰時間から復帰力を推定するフローを示すチャートである。 一般的な電気転てつ機の設置状態を示す斜視図である。 一般的な発条転てつ機の構成を示す図である。
続いて、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
先願発明はスイッチアジャスタの歪みを測定し、その測定値から復帰力を推定する。また、スイッチアジャスタの歪みもしくは復帰力を測定し、その測定値から復帰時間を推定する。すなわち、先願発明は、測定対象がスイッチアジャスタの歪みであったのに対し、本願発明の測定対象は構成要素の変位量、回転角度(角速度)又は復帰開始と終了である。これらを測定して復帰力を得るため、本発明では、図1に示すように、基本的構成要件として、測定・検知手段1と、演算手段2と、検温手段3と、補正手段4とを有している。以下に、各構成要件について詳述する。
(1)発条転てつ機の構成要素のうちの変位要素には、例えば、スイッチアジャスタ103(動作かん)、ばね204、油圧シリンダ203、分岐器がある。本発明では、最終的な保守対象である復帰力を求めるための原始的測定対象として、上記変位要素の転てつ機の転換・復帰時の変位を測定する手段(以下、変位センサSaという。)を発条転てつ機の機内か機外に設けた。
変位センサSaには、図2に例示するように、スイッチアジャスタ103のストロークを測定するものSa1、発条転てつ機内のばね204の変位を測定するものSa2、油圧シリンダ203の変位を測定するものSa3、分岐器のトングレール104のストロークを測定するものSa4のいずれか一つ又は複数を用いる。このような変位センサSaには、既知の歪み形変位計(例えば、共和電業株式会社製DTPシリーズ、東京測器研究所製CDP−Bシリーズなど)を用いることができる。歪み形変位計は、変位によって電気抵抗値が変わるもので、20〜500με/mmの大きい信号を出力するので、耐ノイズ性能やフィルタ性能の高いアンプを用いる必要が無い。全体の価格は、半分程度である。
(2)発条転てつ機の構成要素のうちの回転要素には、例えば、発条転てつ機内のばね204と油圧シリンダ203により動作される下部クランク207がある。したがって、本発明では、最終的な保守対象である復帰力を求めるための原始的測定対象として、上記回転要素の転てつ機の転換・復帰時の回転角度もしくは回転角速度を測定する手段(以下、回転センサという。)Sbを発条転てつ機の機内か機外に設け、図3に示すように、その回転センサSb1により下部クランク207の回転角度を測定する。このような回転センサSb1には、ロータリーエンコーダや角度計を用いることができる。上記変位センサSa1により測定された変位量と時間の関係及び回転センサSb1により測定された回転角度(又は角速度)と時間の関係は、図5(a)に例示された通りである。
(3)本発明では、最終的な保守対象である復帰力を求めるための原始的測定(検知)対象として、発条転てつ機の転換動作の際の復帰動作の開始と終了を検知する手段(以下、動作検知スイッチという。)Scを、上記変位センサや回転センサの代替手段として、発条転てつ機の機内又は機外に設けてもよい。
動作検知スイッチScには、例えば接触式のリミットスイッチや非接触式の光電スイッチを用いることができる。動作検知スイッチScは、変位センサ又は回転センサと同一測定対象に対して図4に例示するように定位密着時に動作する定位検知スイッチSc1と、反位側に割出された時点で動作する割出し検知スイッチSc2の2個を設けて、動作を検知する。定位検知スイッチSc1と割出し検知スイッチSc2は、発条転てつ機の構成要素のうち、発条転てつ機の転換動作に伴って往復移動をする部材を収容する容器、例えば、転てつ鎖錠器や回路制御器などに設置することができる。
図4の(a)(b)(c)は、それぞれ定位密着時、割出し時、復帰開始時における2つの定位検知スイッチSc1と割出し検知スイッチSc2の状態を示す。(b)は復帰過渡期の状態、(a)は復帰終了時の状態をも示す。発条転てつ機の転換動作の際の上記動作検知スイッチ(Sc1、Sc2)の出力は、図5(b)に例示されたとおりである。
上記変位センサSa、回転センサSb又は動作検知スイッチScにより、本発明の第1の構成要件である測定・検知手段1が構成されている。
(4)本発明の第2の構成要件である演算手段2は、上記変位センサSa及び回転センサSbにより得られた図5に示された測定値に基づいて、緩速復帰時間及び復帰時間を算出するものである。演算手段2は、各センサSa、Sbの出力を入力されて演算処理し、その演算結果として緩速復帰時間t1及び復帰時間t2を出力する中央処理装置(CPU)で構成される。
演算手段2は、変位センサSa又は回転センサSbから入力する変位(測定値)及び変位の微分である作動加速度を得、定位密着状態から割出しを開始した時点及び緩速復帰状態の開始・終了点、復帰動作が終了し、定位密着状態に戻る点を、図5(a)に記載したように得ることができる。
これにより、演算手段2では、「緩速復帰開始」から「緩速復帰終了」までの時間、つまり、「緩速復帰時間t1」を、また、「緩速復帰開始」から「復帰終了」までの時間、つまり「復帰時間t2」が得られる。
一方、動作検知スイッチSc1,Sc2を用いる場合は、各スイッチの設置位置と作動点により「定位密着である」と検知する地点、「緩速復帰状態である」と検知する地点を、図5(b)に例示するように得ることができる。これにより、演算手段2では「緩速復帰開始付近」から「緩速復帰終了付近」までの時間、つまり、「おおよその緩速復帰時間t2」が簡易に得られる。
(5)「緩速復帰時間」もしくは「復帰時間」は、分岐器側の負荷の大小により時間の長短が変化することが実験により知られている。一方、「緩速復帰時間」もしくは「復帰時間」は、季節によっても変化することが知られている。これは主として、発条転てつ機の油圧シリンダ203の動作流体(油)の粘性係数が油温により変化することによるものと考えられている。そこで、本発明では、上記測定手段及び演算手段により得られる復帰時間から正確な復帰力を推定(復帰時間から分岐器の負荷に正しく換算)するため、油圧シリンダ203の油温を測定する検温手段3を備え、その検温測定値をパラメータとして復帰時間を補正して、復帰力を得る補正手段4を付加した。
図7は、復帰力が一定(Fkgf)の場合の油温と復帰時間の関係(実測値)を示す。この関係は、tを復帰時間、Tを油温とすると、t=aT+bの近似式で表すことができる。
補正手段4は、CPUで構成されていて、上記関係式において、測定された復帰時間をtmes、測定された油温をTmes、油温Tmesのときの復帰力をfとし、復帰力がFkgfのときの復帰時間をtFとすると、tF=aTmes+bとなり、F:f=tF:tmesであるから、
Figure 0005334187

となる。
こうして、補正手段4は、測定された復帰時間と油温を上記式1に代入して、当該油温における補正処理を行なって推定復帰力5を出力する。
以上により、図8に示すように、測定・検知手段1の変位センサSa及び回転センサSb又は動作検知スイッチScによる測定値を入力(P1)し、演算手段2により「復帰時間」もしくは「緩速復帰時間」を算出し(P2)、その「復帰時間」もしくは「緩速復帰時間」を検温手段3による油圧シリンダ203の油温の入力(P3)に基づいて補正手段4により補正して(P4)、復帰力を推定(P5,P6)することが可能となる。
一般的に、変位を測定するための歪み測定器、もしくはその他の変位センサ、接触式スイッチ又は非接触式スイッチは、スイッチアジャスタの歪み測定器材に比べて安価であり、また、出力が大きいことからノイズに対しても比較的強い。一方、発条転てつ機の復帰時間は従来より季節的な温度変化によって変化することが知られている。さらに、ほぼ同時刻(ほぼ同温度の下)において,分岐器側の負荷を小さくした場合に、通常の負荷状態の場合と比べて復帰時間が有意に短くなることが最近の測定試験よりわかってきた。変位測定もしくは動作の開始検知と終了検知とから復帰時間が測定できる。また、同一温度条件下においては復帰時間と復帰力に相関性があり、また、同一復帰力条件下においては、復帰時間とシリンダ油温には相関性がある。
以上より、変位測定もしくは動作の開始・終了検知及びシリンダ油温測定を併用することにより、従来からの保守指標である復帰時間に加えて、復帰力の推定が可能となり、本発明に係る発条転てつ機用状態監視装置は、本発明者らの上記提案に係る「転てつ機の状態監視装置」に比べて安価になる。
1 測定・検知手段
Sa 変位センサ
Sb1 回転センサ
Sc1 定位検知スイッチ
Sc2 割出し検知スイッチ
2 演算手段
3 検温手段
4 補正手段
5 推定復帰力

Claims (5)

  1. 発条転てつ機の機内か機外に設けられ、発条転てつ機の変位要素の変位量又は回転要素の回転角度(又は回転角速度)を測定し、もしくは動作要素の復帰開始・終了を検知する測定・検知手段と、その測定・検知手段の測定値又は検知時点から転換動作の復帰時間を算出する演算手段と、発条転てつ機の油圧シリンダの油温を測定する検温手段と、前記演算手段が得た復帰時間を前記検温手段が測定した油温を用いて所定の関係式により補正して推定復帰力を求める補正手段とからなることを特徴とする発条転てつ機用状態監視装置。
  2. 前記測定・検知手段には、発条転てつ機の変位要素としてのスイッチアジャスタのストローク、発条転てつ機内のばねの変位、シリンダの変位、分岐器のトングレールのストロークを測定する歪み形変位計、発条転てつ機の回転要素としての発条転てつ機内の下部クランクの回転角度を測定する測定器、もしくは発条転てつ機の動作要素により定位密着時に動作される第1スイッチと反位側に割出された時に動作される第2スイッチとの組み合わせのいずれかを用いていることを特徴とする請求項1に記載の発条転てつ機用状態監視装置。
  3. 前記演算手段は、前記測定・検知手段が発条転てつ機の変位要素の変位量又は回転要素の回転角度(又は回転角速度)を測定するものである場合は、その測定値から緩速復帰開始時点と復帰終了時点を求め、両時点から復帰時間を算出するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の発条転てつ機用状態監視装置。
  4. 前記演算手段は、前記測定・検知手段が発条転てつ機の動作要素の復帰開始・終了を検知する手段である場合は、前記測定・検知手段の第1スイッチと第2スイッチの出力に基づいて緩速復帰開始時点と復帰終了時点を求め、両時点から復帰時間を算出するものであることを特徴とする請求項に記載の発条転てつ機用状態監視装置。
  5. 前記補正手段は、前記演算手段が得た復帰時間と前記検温手段の測定値とを復帰力が一定の場合の油温と復帰時間の関係式に代入し、当該油温における復帰力を求めるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発条転てつ機用状態監視装置。
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