JP5333973B2 - 化粧品又はトイレタリー製品用の可倒式蓋を有する箱 - Google Patents

化粧品又はトイレタリー製品用の可倒式蓋を有する箱 Download PDF

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Description

本発明は、特に粉末又はクリーム等の固形状、ペースト状、又は、粉末状の化粧品又はトイレタリー製品用の箱に関する。
そのような箱は、従来、円形、(場合によっては丸みのある隅部を有する)正方形、矩形、多角形等の形状を有し、(それらの他の寸法よりもはるかに小さい高さを有して)全体的に平坦である。それは、一般に、通常は底壁及び側壁によって形成された本体と、側壁に関節接合され且つ箱の密閉状態においてその壁と整列又はそれを覆いさえもするリムを有する蓋とから構成される。例えばユーザが蓋の内面上の鏡を使用するのを可能とするために(これは、この移動範囲が、通常は例えば約120°等の90°よりも大きい理由を説明する)等、本体に対して大きい蓋の移動範囲を確保するために、関節が一般に側壁及び蓋(通常はそのリム)の外面に沿って走る。蓋は、一般に、関節から少し離れた蓋上の突起への作用によって操作され、この突起は、大抵は、密閉状態において蓋を側壁上に保持するため又はさらにはロックするために側壁に設けられた他の突起と協働する。
また、上述したように本体及び蓋を含むが、蓋が関節接合される代わりにネジ作用によって又はさらにはクリップ留め作用によって密閉状態において保持される化粧品又はトイレタリー製品用の容器も知られている。しかしながら、そのような構造は、平坦形状についてはほとんど実施できず、したがって、これらの容器は、一般に、上述した箱(それらは、一般に「ポット」と称される)よりも大きい。さらにまた、それら容器は、蓋が本体から独立していることから、ユーザが容器の内部にアクセスすることを望む場合にユーザが本体から独立して蓋を置くのを強いるという欠点を有する。さらにまた、容器を開放する(及び密閉する)ことは、特にユーザがテーブルに着座していない場合や公共の場にいる場合には扱いにくいことがある複雑な移動について両手の使用を暗示する。これは、小型であること及び簡便さ及び使用の信頼性の理由で、その蓋が本体に常時接続されたままである箱についての優先傾向を説明する。
しかしながら、ちょうど説明したように、箱の本体に常時接続されている蓋を含む化粧品又はトイレタリー製品用の箱は、一般に、本体及び蓋に関して少なくとも視覚的な不連続を構成するという欠点を有し且つ全体的な美観を落とし得る突起を有する。そのような突起の他の欠点は、それらがポケット又はハンドバッグ内部で隣接する物体又はさらには布地をひっかけることがあるということであり、このひっかきが蓋を開放又はロックするための突起によって生じる場合には、それは箱の不測の開放をもたらす。
できる限り少ない突起を用いて小型で簡便で使用の信頼性がある、箱本体に常時接続されている蓋を含む化粧品又はトイレタリー製品用の箱に対する需要がある。
本発明は、枢動操作を妨げず且つ蓋の端縁と箱本体の自由端縁との間に過度の間隙がなく、箱本体内に引っ込んだ形態から枢動する蓋の大きい移動範囲を可能とする、関節が外部から視認可能でなく箱本体に関節接合された蓋を含む化粧品又はトイレタリー製品用の箱にある。
ここで留意すべきは、単に(単一ピボットを有する)そのような箱の従来の関節を内側に移動することは、上述した目的を実現することができないということである。実際に、ピボットは、その後に蓋の下方にあり、その結果、蓋の枢動開始時に、(ピボットに近い)その後部は、最初に自由端縁の方に逆戻りしてひっかかりを引き起こす。そのようなひっかかりを回避するために、蓋の自由端縁と本体の自由端縁との間に大きな間隙を設ける必要があるが、この間隙は、箱の美観を落とすとともに、外側からの(その逆も同様)箱の内容物の保護を危うくする。
本発明は、底面及び自由端縁を有し且つ固形状、ペースト状、又は、粉末状の製品を入れるカップを含む本体と、製品に対するアクセスが可能である形態と密閉状態との間において本体上で枢動するように取り付けられた蓋とを含む固形状、ペースト状、又は、粉末状の化粧品又はトイレタリー製品用の箱であって、
蓋が、第1のピボットまわりに本体に且つ第2のピボットまわりに蓋の下側に関節接合された上側リンクと、上側リンクと底面との間に配置され、蓋の密閉状態において底面に対して第1のリンクよりも傾斜され、第3のピボットまわりに本体に且つ第4のピボットまわりに蓋の下側に関節接合されている下側リンクとを含む、少なくとも1つの二重ヒンジによって関節領域と称される自由端縁の領域の近くにおいて本体に接続されており、これらのピボットが、平行であって関節領域の近くにおいて本体の内部に配置されており、第2及び第4のピボットが、第1及び第3のピボットよりもこの領域及び蓋の近くに配置されており、
密閉状態において、カバーが本体内に引っ込み、自由端縁と同一平面とされ、本体の底面に向かって弾性的に圧縮可能な双安定押しボタンに対して少なくとも間接的に支承する作動領域を関節領域から離れて有し、少なくとも蓋の作動領域を箱のユーザによってアクセス可能な状態にするために、底面の方への最大押し込み位置に対して、一方が、蓋が本体の自由端縁と同一平面である引っ込み位置であり、且つ、他方が、押しボタンが本体の外部に向かって本体の自由端縁を越えて作動領域を押し込む延伸位置である2つの安定した位置を有する、
ことを特徴とする箱を提案する。
このように定義される二重ヒンジの構造を考えると、外側に且つ自由端縁の関節領域の方に全体的に収束する2つのリンクについて、密閉状態からの箱本体に対する蓋の枢動は、上方への且つ本体の中心に向かう第2及び第4のピボットの平行移動によって同時に行われる。これは、蓋の開放移動の開始時に、蓋が作動領域の近くのみならず関節領域の近くにおいても自由端縁から離脱されるという効果を有し、したがって蓋が箱本体内に引っ込む間隙が小さい場合であっても、広範囲の移動をその後に可能とする。
さらに、押しボタンを使用することは、引っ込み状態にある場合に蓋の作動領域に圧力を加えることによって、押しボタンの双安定特性を考えると、蓋の一部の外側への離脱が得られ、ユーザの都合のよいときに枢動動作を完了するようにユーザが蓋を操作するのを可能とすることを保証する。勿論、この蓋の「一部」の概念は、蓋がいくつかの別個の部品から構成されることを意味しない。すなわち、蓋は、特に1つの部品であることができる。
最後に、蓋が過度の間隙なしで箱内に引っ込み、且つ、二重ヒンジが箱の内部に完全に配置され、且つ、必要に応じて蓋が外側に押されるのを双安定押しボタンが保証することから、蓋は、本体に対して突出している部分を有さず、関節も開放/密閉部材も突出せず、これにより、箱の美観は、非常に整然としている。
箱の構造は、それにもかかわらず、非常に使い勝手がよく且つ使用において非常に信頼性がありながら(特に、含まれる製品は、外部環境から有効に保護され、その逆も同様である)、厚みの観点を含め優れた小型化に適合する。
勿論、関節領域に沿ってオフセットされた多くの同様の二重ヒンジがあり得るが、簡便さの理由で、1つのみを設けるのが有利である。これは、関節領域のより大きな部分に沿って延在する代わりに、箱本体の幅の小部分のみにわたって延在することができる。
本発明の1つの特に有利な特徴によれば、カップは、本体の自由端縁に対して後退した押し込み状態と、本体の自由端縁と同一平面である使用状態との間において可動式であり、蓋は、密閉状態にある場合に、この押し込み状態において少なくとも1つの弾性部材に対してカップを保持する。これは、使用の開放状態において、蓋の引っ込みを可能とするように、蓋の密閉時にこのカップが引っ込めることができるにもかかわらず、箱が本体の略全体積を占めているカップの使用時の体裁を回復するという効果を有する。
蓋が開放された場合にカップが自由端縁と同一平面となるまでカップを移動しようとするカップに働く弾性力は、勿論、押しボタンが引っ込み状態にある場合であっても蓋の作動領域の外に押し出してはならない。この弾性力は、押しボタンが引っ込み状態にある場合に自然にカップを起こして作動領域を本体から移動することができないように、その剛性及び位置が選択されなければならない場合に、押しボタンの圧縮性部材又は押しボタンから独立した部材によって実際に与えられることができる(この部材は、1つ以上のコイルバネ又は1つの板バネ、又は、例えば埋め込みボルトの形態の1つの弾力性のある発泡体等とすることができ、それが関節領域に近ければ近いほど、その剛性はより大きくなることができ、実際に、摩擦の存在を考えると、蓋が開放された場合に、この弾性部材がカップを起こすことができるには十分である)。
勿論、カップは、蓋の引っ込みが密閉状態における本体の自由端縁と同一平面となるのを可能とするのにちょうど十分な本体の自由端縁の下方の高さにおいて、本体に対して代わりに固定されることができる。
好ましくて有利な組み合わせ特徴によれば、以下のとおりである:
−蓋の作動領域がカップを介して押しボタンを支承するように、カップは、押しボタンの外側への押圧力をさらに受ける。これの特定の結果は、蓋が開放された場合にカップが押しボタンを効果的に隠すということである。
−カップは、底面に対して所定の移動範囲内で可動式であるフレームに可逆的に係合される。このフレームは、押しボタンの外側への押圧力を受ける。その結果、カップは、箱の内部構造を変更する必要なしで又は箱本体に対して非常に正確にカップの寸法決めをする必要なしで分離(例えば交換)されることができる。フレームにおけるカップの可逆的な相互係合は、例えば、フレームの相補的な部分とカップとをともにクリップ留めすることによって実現されることができる。勿論、カップは、代わりに、補強フレームに恒久的に締着されることもできる。
−フレームは、底面に対するフレームの必要な移動に対応する間隙を有して、フレームと底面部分との間の相対的なクリップ留めによって底面に対して最大高さ状態において保持され、不測的に箱の本体からフレームが逃げるのを回避する。この間隙をともなうクリップ留めは、例えば、これらの脚部に沿って摺動することができるとともに、フレームの(又は本体の)突起がその周囲にクリップ留めされる、本体の(又はフレームの)底面に締着された脚部によって得ることができる。
−カップ(及び、適用可能な場合には係合されるフレーム)は、関節領域の対称平面に関して略対称に分配された少なくとも2つの同一な弾性部材の押圧力を受け、上述した摩擦による保持を可能とする小さい間隙を有する場合であっても、力の良好な分配を確保して容易な移動を促進する。
−関節領域の対称平面内に実質的に配置された1つの押しボタンのみがあり、ピボットまわりの容易な移動を促進するのにも役立つ。
−本体は、矩形又は正方形の全体形状を有し、カップは、隅部に実質的に配設された4つの弾性部材の押圧力を少なくとも間接的に(1つである場合にはフレームを介して)受け、フレームに加えられる力の良好な分配を確保しながら視覚的に心地良い形状に対応する。
−本体は、押しボタンの移動方向に対して略平行な底壁及び側壁を含む。これは、箱の内部断面が一定であることから、蓋の端縁のみならずフレームの端縁も容易に移動するのを保証する。
他の特に有利な特徴によれば、本体及び蓋は、密閉位置における蓋を保持するように適応された少なくとも1つの保持装置を共同で含む。これは、より信頼性のある箱の密閉を形成するのに役立ち、例えば衝撃による不測の開放のリスクを低減する。この保持装置は、(それぞれの保持部材を使用した)相補的な取り付け部材を含むことができるが、押しボタンが延伸状態まで移動される場合又は1つ以上の変形可能な弾性部材から形成されることができる場合に離れて移動されるように適応された単純な磁石等の受動的部材を含むこともできる。
したがって、以下のとおりである:
−保持装置は、好ましくは、相補的な取り付け部材を含む。
−相補的な取り付け部材は、好ましくは、全体的に蓋に向かって方向付けられ、有効なロックに対応して、蓋の密閉状態において鉤爪間に係合されるように適応された蓋によって担持された突起とともに、鉤爪が離れる上側形態と鉤爪が互いに近くに保持される下側形態との間において底面に対して垂直に摺動するように取り付けられた、本体によって担持される鉤爪を含む。
−鉤爪は、有利には、突起が鉤爪を互いの方に押し出すように適応された斜面間において鉤爪を貫通させるように押し込む支台に取り付けられ、蓋の密閉の移動が、ロックを保証するのに十分であることを確保する。
−これらの相補的な取り付け部材は、好ましくは、双安定押しボタン及び蓋によってそれぞれ担持されている。又は、これらの部材は、押しボタン及び取り付け機能とかかわらないように押しボタンから離れて配設されている。
−又は、保持装置は、有利には完全に開放状態において(この保持装置が双安定である場合)蓋を保持することができる少なくとも1つの弾性的に変形可能な部材によって形成されている。この弾性的に変形可能な装置は、有利には、二重ヒンジのいくつかのピボット間に配設されている。
本発明の他の好ましい特徴によれば、有利には以下が組み合わされる:
−リンクは、その端部がピボットを画定する孔に入るように湾曲されたロッドである。これは、これらのピボットを画定する孔の各側にこれらのロッドを配設するのが可能であることから、これらのリンクが互いの邪魔をするリスクなしで必要な二重ヒンジを提供するように適切に適合された簡便なロッドを使用した非常に容易な方法である。
−又は、リンクは、その端部がピボットを画定するハウジングを画定するように丸められた剛性板であり、これらのハウジングは、二重ヒンジに対して良好なねじり剛性を授けるとともに平行であることを保証する効果を有する。
−リンクは、略同一長であり、これらのリンクの製造を簡便化するとともに力の良好な分配に寄与し、したがって、必要に応じて同一とすることができる。
−第4のピボットは、第2のピボットよりも関節領域に近く、枢動動作が90°を上回った場合であっても枢動動作中にリンクが越えるのを防止するのに役立つ。
−上側リンクは、密閉状態における蓋の中央面に対して20°未満(好ましくは約10°)の全面的な傾斜を有し、蓋の枢動動作が開始するとすぐに(関節領域に対する)蓋の持ち上げを可能とする。
−下側リンクは、密閉状態における蓋の中央面に対して20°から50°まで(好ましくは約40°)の全面的な傾斜を有し、中程度の長さのリンクを用いた場合であっても大きい移動範囲を可能とする。
−押しボタンは、互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネによって互いに向かって付勢された2つの支承面を含み、支承面のうちの一方は、全体的に底面の中央面に対して垂直な面内に配置された密閉されたハート状の案内路に締着され、他方の支承面は、この支承面の相対移動中にこの案内路に追随するように意図された追随指部を有する。
−又は、押しボタンは、回転時及び平行移動時に互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネによって互いに向かって付勢された2つのリングから形成された2つの支承面を含み、一方のリングは、他方のリングに締着された環状路に対して押し込まれる半径方向突起を有し、この環状路は、少なくとも2つの異なる深さを有する窪みを持つ鋸歯状である。
−簡便な構造に対応するとともに蓋を開放するために圧力を加える正確な位置の特定を可能とする1つの押しボタンのみがあり、この単一の押しボタンは、好ましくは、箱の中央領域に対して、好ましくは同様に1つのみである二重ヒンジの反対側に配置されている。
−(本体に締着された)第1及び第3のピボットは、箱本体の底面における突起によって担持されており、本体の壁を取り付けず、したがって、特にそれに対して一定厚みを授けるという効果を有する。
本体が矩形又は正方形(又はさらには偶数の側面を持つ多角形)の全体形状を有する場合、それぞれ1つのみである二重ヒンジ及び押しボタンが、容易な移動を可能とするとともに小型で上品な形状に対応する、2つの対向する側面の中心に実質的に配設されている場合、等しく有利である。多くの変形例のうちの1つは、この本体が対称平面を有する任意の形状、特に円形又は楕円形であるためにあり、双方ともこの対称平面内に配置された1つの二重ヒンジ及び1つの押しボタンがある。
本発明にかかる箱の斜視図である。 蓋の密閉/開放部材がない図1の箱の分解斜視図である。 取り外し可能なカップがない図1の箱の斜視図である。 蓋と箱本体との間の関節の断面図である。 密閉状態における箱の断面図である。 限定された移動についての蓋の作動領域の下降後における図5の箱の同様の図である。 箱からの蓋の離脱の開始時における図5の箱の同様の図である。 開放状態における図5の箱の同様の図である。 図5に対応するその形態における関節の図4とは異なる実施形態を示している詳細図である。 図6に対応する図9の箱の詳細図である。 図7に対応する図9の箱の詳細図である。 図8に対応する図9の箱の詳細図である。 図5に対応する密閉状態における蓋上に支承する双安定押しボタンを示している詳細図である。 図6に対応する図13の押しボタンの図である。 図7に対応する図13の押しボタンの図である。 図5に対応する形態における取り付け要素を含む押しボタンの異なる実施形態の断面図である。 図6に対応する図16の押しボタンの図である。 図7に対応する図16の押しボタンの図である。 図5の形態にあって弾性的に変形可能な部材から形成された密閉位置における蓋を保持するための装置を含む、二重ヒンジの異なる実施形態の断面図である。 図19の二重ヒンジの斜視図である。
本発明の目的、特徴、及び、効果は、添付された図面を参照しながら、限定せず且つ例示として与えられる以下の説明から明らかになる。
図1は、本発明に適合する固形状、ペースト状、又は、粉末状の化粧品又はトイレタリー製品用の箱を図示しており、図2は、(いくつかの操作部材を除く)その分解図である。
参照符号1によって全体を指定されるこの箱は、底面2A及び自由端縁2Bを有する本体2とともに、製品に対するアクセスを可能とする状態(これは図1における場合である)と、蓋が箱の内部へのアクセスを妨げる密閉状態との間において本体上で枢動するように取り付けられた蓋3を含む。したがって、蓋は、本体に恒久的に接続されている。
この本体には、固形状である場合には「ケーキ」と称されることもある、ここでは参照符号6によって指定された対象製品を含む一般に「シフタ」と称されるカップ5が配設されている。この製品は、粉末状とすることができるが、メークアップ品等とすることもできる。
示される例において、自由端縁2Bは、その下側端縁によって底面2Aに接続された側壁2Cの上側端縁によって画定されている。さらにまた、この本体は、全体的に矩形形状、より具体的には湾曲した側面を有する略正方形形状を有する。
より具体的には、図2においてみられるように、示される例において、底面2Aは、側壁に取り付けられた要素であり、したがって、底面及びこの側壁は、必要に応じて異なる材料から作られることができ、異なる又はさらにはコントラストのある外観を有する。
図1において、蓋は、その内面に沿って、ユーザが製品6を自身の顔につけるのを支援することができる鏡7を含む。
この蓋は、一般に参照符号10によって指定される二重ヒンジを用いて本体に関節接合されている。それは、図4及び図9から図11を参照してより詳細に説明される。
この二重ヒンジは、本体の1つの側面の中心に近い、ここでは底面2Aに固定された基部から構成される本体8の領域に対して、その側面のうちの1つの中心に実質的に配置された蓋の下側領域3Bを接続する。
明らかになるように、蓋は、この自由端縁の領域に実際に配置されるピボットなしで、関節領域9において関節接合されるようにみえる(二重ヒンジは、ここでは自由端縁の1つの側面の中心に配置されている)。
カップ又はシフタ5は、有利には、本体の外側の方にフレームを付勢するここではバネ(その1つが参照符号12のもとに表されている)等の少なくとも1つの弾性部材に取り付けられたフレーム11に係合された取り外し可能な部品である。このフレームは、有利には、バネの作用に対して底面に当接することにより、このフレームの最大引っ込みの位置を画定する脚部11Aを含む。カップは、有利には、必要に応じて(例えば製品の維持又は交換のために)フレームから一時的に取り外し可能でありながら、使用時にフレームに締着されたままとするためにフレームに可逆的に接続されている。この可逆的な固定は、例えば、カップに設けられる相補的な要素とフレームとの間における相対的なクリップ留めによって達成される。示されていない異なる実施形態において、カップは、(カップを強固にするのに役立つ)そのフレームに恒久的に締着されるか、又は、カップが本質的に十分に硬い場合には、フレームを有しない。
箱の外側にカップを示す図3においてみられるように、フレーム11は、本体の自由端縁2Bに対して後退(すなわち下側に)され、一旦フレーム11に係合されると、カップ5が自由端縁2Bと同一平面となるのを可能とする(ここで、後退は、視認性の理由からカップの厚みに対して誇張されている)。さらにまた、この(カップを有する)フレームは、箱本体の底面に向かって移動して戻ることができ、その結果、密閉状態において、蓋は、この自由端縁と同一平面となることができ、したがって、本体の内部に引っ込む
実際に、カップは、有利には、それが本体の自由端縁に対して後退した押し込み状態と、この自由端縁と同一平面である使用状態との間において可動式であり、蓋は、蓋が密閉状態である場合に、弾性部材12の作用に対してこの押し込み状態においてカップを保持する。
図2においてみられるものを補足して、図3は、本体の底面に向かって弾性的に圧縮可能な双安定押しボタン20を示しており、底面に向かって最大押し込み位置に対して2つの安定位置を有し、少なくともユーザにとってアクセス可能な蓋のこの領域を形成するために、蓋が自由端縁と同一平面である引っ込み位置と、押しボタンが本体の自由端縁を越えて(したがって、その上方及び本体の外部へ)作動領域を押し込む延伸位置とを備える。この押しボタンは、図13から図15を参照してより詳細に説明される(そして、異なる実施形態が図16から図18を参照して説明される)。
押しボタンは、有利には押しボタンと一列になって垂直に製品の位置に対して関節領域の反対側にある、関節領域から離れて配置された蓋の作動領域3Aに圧力を加えることによって蓋を開放するために操作される。
蓋が押しボタン20に対して支承することが(カップ及びフレームを介して)間接的のみであるのに対して、二重ヒンジがカップ及びフレームを貫通することが、図2及び図3から明らかである。
実際に、ここでの作動領域への圧力は、フレームを用いて適用される場合には、この作動領域と押しボタンとの間に配設されたカップを介して押しボタンに伝えられる。示されていない異なる実施形態において、カップが(蓋の引っ込みを可能とするために自由端縁に対して後退する)本体に対して固定された場合に、押しボタンと蓋の作動領域との間の協働は、有利には、蓋に形成された切り込みの効力によって直接的である。
二重ヒンジ10の断面を詳細に示している図4から明らかなように、二重ヒンジ10は、上側リンク13と、上側リンクと底面の高さ間に配置され且つ(図4において表された形態である)蓋の密閉状態において底面に対して上側リンクよりも傾斜している下側リンク14とを含む。これらのリンクは、第1、第2、第3及び第4のピボット15から18と協働する。これらのピボットは、互いに平行であり、関節領域9に近い本体の内部に配置されている。蓋に対する関節のピボット(第2及び第4のピボット)は、本体に対する関節のピボット(第1及び第3のピボット)よりも、この領域9の近くに配置されている。換言すれば、リンクは、全体的に、関節領域の方向(したがって、図4中の右側及び上側に向かう方向)におおよそ集中する共通的な方向を有する。
より具体的には、上側リンク13は、第1のピボット15まわりに本体(部分8)に、且つ、第2のピボット16まわりに蓋3の下側(部分3B)に関節接合されており、下側リンク14は、第3のピボット17まわりに本体に、且つ、第4のピボット18まわりに蓋の下側に関節接合されている。示された例において、ピボット15は、「x」で示された距離だけピボット17の上方に配置されており、ピボット16は、距離「x」よりもはるかに短い距離「y」だけピボット18の上方に配置されており、ピボット17は、ピボット18がピボット16に対して右側にオフセットされる距離「l」よりもはるかに大きい距離「L」だけピボット15の右側にオフセットされていることがわかる。ピボット16及びピボット18が蓋に対して固定されているのに対して、ピボット15及びピボット17が本体に対して固定されていることから、距離「y」及び距離「l」が蓋の移動中に変化する一方で距離「x」及び距離「L」は一定であることが明らかである。
図4において、リンクは、その端部が第1、第2、第3及び第4のピボットを画定するハウジングを画定するように丸められた剛性シートである。しかしながら、図9から図12において示される異なる実施形態において、リンクは、(有利には、部分8、3Bのそれぞれの対向する側面に配設された)平行で且つピボットを画定する孔内に貫通することができるように端部が湾曲したロッドである。これらの図9から図12において、図4のものと類似した要素は、“ダッシュ符号”の添え字を追加することによって図4のものから推定される参照符号によって指定されている。
リンクが略同一長を有することがわかる。
上側リンクは、有利には、底面の中央面に対して、最大限でも20°、好ましくは約10°の小さい傾斜を有するのに対して、下側リンクは、有利には、この底面の中央面に対して、20°から50°まで、好ましくは約40°のより大きな傾斜を有する。
フレームは、有利には、本体の側壁2Cと小さい間隙を有して(それが離れることなく)本体に保持される。この保持は、有利には、フレームの下側と本体の底面とに設けられる相補的な埋め込みボルト間における間隙とのクリップ留めによって実現される(これらの埋め込みボルトは、フレームにおける脚部11Aを含むことができる)。
考えられる例において、カップは、対称平面(二重ヒンジに交差する垂直平面、例えば図4の平面)に対して略対称的に分配された少なくとも2つの同一のバネの押圧力を受けることが図3から明らかである。
ここでは中心における二重関節接合ヒンジがある反対側の側面の中心に好ましくは1つの押しボタンのみがあるが、例えば関節領域を含む側面の反対側の側面の長さの1/3及び2/3に配設された複数の押しボタンがあり得ることは明らかである。同様に、示されていない異なる実施形態において、関節領域の長手方向にオフセットされた例えば2つといった複数の二重ヒンジがあり得る。
ここでの二重ヒンジは、本体の側面よりも実質的に短い(例えば、側面の長さの多くて半分、通常は1/4から1/2まで)。実際に、この側面の長さの約4分の1(又はそれ未満)にわたって延在する1つの二重ヒンジは、ねじれることなく正確な枢動を確保するのに十分である。
フレームは、有利には、(ここでは本体の各隅部において)複数のバネの押圧力を受け、フレームのゆがみと、したがって、フレームのひっかかりのリスクを最小化する。
これらの弾性部材は、実際には、必要な場合に本体内に蓋を引っ込めるのを可能とするように、押しボタンが本体から作動領域を移動した場合に、フレーム及びそのカップを起こすのにちょうど十分である。
側壁は、有利には、押しボタンの移動方向(すなわち上側)に対して全ての地点において平行であり、これは、この壁によって区切られている内部体積が一定の横断面であることを意味する。
図5から図8は、ちょうど説明されたもののような箱を開放する際の4つの段階を示しており、一方では図9から図12、他方では図13から図15が、ヒンジ10’及び押しボタン20の対応する形態を示している。
図5において、蓋は、箱本体の自由端縁と同一平面であり、ヒンジ10’(図9)は、図4を参照して説明されたものと同様の形態にあり、押しボタンは、引っ込み状態(図13)にある。
ユーザが製品に対するアクセスを必要とする場合、ユーザは、本体の底面の方への押圧力(図6)を蓋の作動部分3Aに加える。これは、押しボタンがその最大押し込み状態まで又は最大押し込み状態の近く(図14)まで移動されるとともに、図10においてみられるように、反時計回りにおける二重ヒンジの非常に僅かな回転を引き起こす。これは、蓋への圧力が取り除かれた場合に、押しボタンが自発的にその延伸状態(図15)まで移動することをもたらす不安定な形態である。結果として、図7において示されるように、蓋は、僅かに上側に枢動するが(二重ヒンジは、ほとんど形態を変化しない、図11を参照)、これは、ユーザが蓋を握って蓋を使い勝手がよい開放状態(図8から図12)まで移動するのに十分である。
ここで留意すべきは、図5と図8との形態間において、固定ピボット15、17が、上側及び左側に向かって方向付けられて底面に対して略45°で傾斜した面を画定する一方で、底面に対して略平行な面を画定する可動ピボット16、18が、図5においてみられるように、非常に僅かに上側及び左側に傾斜しているが、図8においてみられるように、このピボット16、18の面が、それらの固定ピボット間において固定ピボット15、17の面と交差する形態まで、蓋の面と同一方向に枢動する。
示されていない異なる実施形態において、バネは、例えば、(蓋が必要な場合にその密閉状態のままとなるのを防止するのに十分ではなく)その最大開放状態へと自発的に蓋を移動させるために蓋にトルクを加えるように、二重ヒンジに付随してピボット15、18の間で引っ張り作用する。図19及び図20において示されるさらなる実施形態において、弾性的に変形可能な部材はまた、その極端な角度位置の一方又は他方において蓋を保持するのに役立つように設けられることができる(これは以下に説明される)。
蓋を密閉するために、ユーザは、蓋を折り畳み、その最大押し込み状態(又はその近く)へと押しボタンを下降させる十分な圧力を蓋に加え、その結果、蓋は、その後、その引っ込み状態から蓋を放出しようとする任意の力を蓋に及ぼすことなく、蓋が自由端縁と同一平面となるのを可能とする引っ込み状態となる。
押しボタンが、回転時及び平行移動時に互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネ23によってともに押し込まれた2つのリング21、22によって形成された2つの支承面を含む種類であることは、図13から図15から明らかである。底面に対して可動式であるリング21は、底面に締着された他のリング22に締着された環状路に対して軸方向に押し込まれる半径方向突起を含み、この下向きに方向付けられた路は、2つの異なる高さのうちの一方又は他方の(上側に面した)窪みを有する鋸歯状からなる。明らかに、半径方向突起が浅い窪み又は深い窪みと並べられるかどうかに応じて、押しボタンは、可動式リング21が固定リング22内に立ち上がることができるかどうかにしたがって、2つの形態のうちの一方又は他方をとる。
この押しボタンの種類は、ボールペンの押しボタンの原理に比較的近い。
図16から図18は、押しボタンの異なる実施形態を示している。
この押しボタン40は、互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネによって互いに対して取り付けられた2つの部品を有する。部品41は、底面の中央面に対して垂直な面内、すなわち、垂直に全体的に配置された(ここでは矢じり状の突起部分42を囲んでいる)ハート状の密閉した案内路に締着されている。他の部品43は、これらの支承面間における相対移動中に、この案内路に追随するように意図された追随指部44を有する。部品は、相対的な回転動作を有し、又は、追随指部は、(示されるように)枢動動作の範囲を有する。追随指部が経路の谷42A(下側部分)に保持される場合、押しボタンは引っ込み、これに対して、追随指部が経路の上側部品にある場合、押しボタンは延伸状態にある。
さらにまた、示された実施形態において、本体及び蓋が、密閉位置に蓋を保持するための相補的な取り付け部材を有することは、図16から図18から明らかである。
より具体的には、ここでの本体は、全体的に蓋の方に方向付けられ、且つ、これらの鉤爪が分離された上側形態と、これらの鉤爪がともに近くに保持される下側形態との間において、底面に対して垂直に摺動するように取り付けられた、本体によって担持された鉤爪45を含む。さらに、蓋は、蓋の密閉状態において鉤爪間に係合されるように適応された突起46を含む。
示された例において、取り付け鉤爪は、押しボタンの可動部品に締着される。すなわち、押しボタンは、一体取り付け(又はロック)タイプからなる。それにもかかわらず、押しボタン及びロックの機能は、代わりに、異なる要素間で分割されることができることが明らかである。
鉤爪が有利に締着される可動部品は、突起が鉤爪を互いの方に押し出すように適応された斜面47の間において鉤爪を貫通させるように支承する支台、ここでは中央支台を含む。
勿論、本発明にかかる箱は、特に、多角形、又は、円形又は楕円形といった多くの他の形状を有することができる。
図19及び図20は、密閉位置に蓋を保持するための装置の1つの実施形態を示している。
ここで、この装置は、(図1から図3の例におけるように、二重ヒンジが2つの湾曲した剛性板から形成された2つのリンク13’、14’を含む配置において)、例えば単純なコイルバネ50から構成され、4つのピボットによって断面において(図19において)画定された四角形の反対側の隅部に配置されたピボット17’、16’間において、すなわち、上側及び右側に向かって方向付けられた面を画定するピボット間において張力をもって作動する二重ヒンジ10’に組み込まれる。したがって、このバネは、下側リンクの固定ピボットと上側リンクの可動ピボットとをともに近くに保持しようとする。図5のもののように完全に密閉した形態において、この引っ張りは、密閉された蓋を保持しようとする。それにもかかわらず、ピボット16、18の面が後者間において固定ピボットの面と交差する図8の形態において、このバネによって加えられる引っ張りは、この開放状態における蓋を保持しようとする。この例において、バネ50は、したがって、密閉位置における蓋を保持するための装置を構成するが、完全に開放された形態においても、したがって、双安定要素を構成する。
限定されない例としては、以下のとおりである:
−箱の本体は、70mmの長さ及び70mmの幅(したがって、その断面が略正方形である)並びに15mmの深さを有する保護ニスによって被覆されたABSタイプのプラスチック材料からなり、底面は、2mmの厚みを有し、その壁は、1.5mmの厚みであり、埋め込みボルト11は、6mmの直径を有する。
−押しボタンは、その引っ込み状態に対して1.2mmの下降移動と、延伸状態とこの引っ込み状態との間で2.2mmの延伸移動とを有する。
−カップは、PPタイプのプラスチック材料からなり、1.5mmの厚みを有する。
−二重ヒンジは、関節領域に沿って約14mm延在し、上側リンクは、有利には陽極処理されたアルミニウム合金からなり(それに金メッキした外観を与えることができ、又は、特にステンレス鋼からなることもでき、そのような鋼リンクは、それらに必要な色を与えるためにラッカー塗装されることができる)、且つ、2つのピボット間において7mmの長さを有する一方で、下側リンクは、同様にアルミニウム合金(又はステンレス鋼)からなり、且つ、ピボット間において6.83mmの長さを有し(したがって、有利には上側リンクよりも僅かに短い)、図4において定義される距離は、それぞれ、
l=1.493mm
L=3mm
x=3mm(したがって、ここではx及びLは等しい)
y=0.301mm
である。
−蓋が開放された場合に視認可能な上側リンクは、有利には、例えば製品の出所を識別するためのロゴを持っている。
−蓋は、好ましくはその内面に鏡を有して有利にはニス塗装された適切なプラスチック材料からなる(又は、アルミニウム合金、陽極処理されたアルミニウム又は鉄合金装飾物に取り付けられたプラスチック材料からなり、鏡及び蓋は、必要に応じて、同一の材料から形成されており、1.5mmの厚みを有する)。

Claims (26)

  1. 底面及び自由端縁を有し且つ固形状、ペースト状、又は、粉末状の製品を入れるカップを含む本体と、製品に対するアクセスが可能である状態と密閉状態との間において本体上で枢動するように取り付けられた蓋とを含む固形状、ペースト状、又は、粉末状の化粧品又はトイレタリー製品用の箱であって、
    蓋(3)が、第1のピボット(15、15’)まわりに本体に且つ第2のピボット(16、16’)まわりに蓋の下側に関節接合された上側リンク(13、13’)と、上側リンクと底面との間に配置され、蓋の密閉状態において底面(2A)に対して第1のリンクよりも傾斜され、第3のピボット(17、17’)まわりに本体に且つ第4のピボット(18、18’)まわりに蓋の下側に関節接合されている下側リンク(14、14’)とを含む、少なくとも1つの二重ヒンジ(10)によって関節領域と称される自由端縁の領域の近くにおいて本体(2)に接続されており、これらのピボットが、平行であって関節領域(9)の近くにおいて本体の内部に配置されており、第2及び第4のピボット(16、18;16’、18’)が、第1及び第3のピボット(15、17;15’、17’)よりもこの領域(9)及び蓋(3)の近くに配置されており、
    密閉状態において、(3)は、本体内に引っ込んで、自由端縁(2B)と同一平面をなしており、該蓋が、本体の底面に向かって弾性的に圧縮可能な双安定押しボタン(20、40)に対して少なくとも間接的に支承される作動領域(3A)を関節領域(9)から離れて有しており、少なくとも蓋の作動領域を箱のユーザによってアクセス可能な状態にするために、底面の方への最大押し込み位置に対して、一方が、蓋が本体の自由端縁と同一平面をなすっ込み位置であり、他方が、押しボタンが本体の外部に向かって本体の自由端縁を越えて作動領域を押し込んでいる延伸位置である2つの安定した位置を有することを特徴とする、前記箱。
  2. カップ(5)が、本体の自由端縁(2B)に対して後退した押し込み状態と、本体の自由端縁と同一平面である使用状態との間において可動式であり、蓋が、密閉状態にある場合に、この押し込み状態において少なくとも1つの弾性部材(12)に対してカップを保持することを特徴とする、請求項1に記載の箱。
  3. 蓋の作動領域がカップを介して押しボタンを支承するように、カップ(5)が押しボタン(20、40)の外側への押圧力をさらに受けることを特徴とする、請求項2に記載の箱。
  4. カップ(5)が、底面に対して移動範囲内で可動式であるフレーム(11)に可逆的に係合され、このフレームが、押しボタン(20、40)の外側への押圧力を受けることを特徴とする、請求項2またはに記載の箱。
  5. フレーム(11)が、底面に対するフレームの必要な移動に対応する間隙を有して、フレームと底面部分との間の相対的なクリップ留めによって底面(2A)に対して最大高さ状態において保持されることを特徴とする、請求項4に記載の箱。
  6. カップ(5)が、関節領域(9)の対称平面に関して略対称に分配された少なくとも2つの同一な弾性部材(12)の押圧力を受けることを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載の箱。
  7. 関節領域の対称平面内に実質的に配置された1つの押しボタンのみがあることを特徴とする、請求項2から6のいずれか一項に記載の箱。
  8. 本体(2)が、矩形又は正方形の全体形状を有し、カップ(5)が、隅部に実質的に配設された4つの弾性部材(12)の押圧力を少なくとも間接的に受けることを特徴とする、請求項2から7のいずれか一項に記載の箱。
  9. 本体が、前記底面と、押しボタンの移動方向に対して略平行な側を含むことを特徴とする、請求項2から8のいずれか一項に記載の箱。
  10. 本体及び蓋が、密閉位置における蓋を保持するための装置(45、46、50)を含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の箱。
  11. 保持装置が、蓋の密閉位置において協働するように適応された相補的な取り付け部材(45、46)を含むことを特徴とする、請求項10に記載の箱。
  12. 相補的な取り付け部材が、全体的に蓋に向かって方向付けられ、蓋の密閉状態において鉤爪間に係合されるように適応された蓋によって担持された突起(46)とともに、鉤爪が離れる上側形態と鉤爪が互いに近くに保持される下側形態との間において底面に対して垂直に摺動するように取り付けられた、本体によって担持される鉤爪(45)を含むことを特徴とする、請求項11に記載の箱。
  13. 鉤爪(45)が、突起(46)が鉤爪を互いの方に押し出すように適応された斜面(47)間において鉤爪を貫通させるように押し込む支台に取り付けられていることを特徴とする、請求項12に記載の箱。
  14. これらの相補的な取り付け部材が、それぞれ、双安定押しボタン及び蓋によって担持されていることを特徴とする、請求項11から13のいずれか一項に記載の箱。
  15. 保持装置が、二重ヒンジのピボット間に配設された少なくとも1つの弾性的に変形可能な部材から形成されていることを特徴とする、請求項10に記載の箱。
  16. リンク(13’、14’)が、その端部がピボットを画定する孔に入るように湾曲されたロッドであることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の箱。
  17. リンク(13、14)が、その端部がピボットを画定するハウジングを画定するように丸められた剛性板であることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の箱。
  18. リンクが略同一長であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の箱。
  19. 第4のピボット(18、18’)が、第2のピボット(16、16’)よりも関節領域(9)に近いことを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載の箱。
  20. 上側リンク(13、13’)が、密閉状態における蓋の中央面に対して20°未満の全面的な傾斜を有することを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載の箱。
  21. 下側リンク(14、14’)が、密閉状態における蓋の中央面に対して20°から50°までの全面的な傾斜を有することを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載の箱。
  22. 押しボタンが、互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネによって互いに向かって付勢された2つの支承面(41、43)を含み、支承面のうちの一方が、全体的に底面の中央面に対して垂直な面内に配置された密閉されたハート状の案内路(42)に締着され、他方の支承面が、この支承面の相対移動中にこの案内路に追随するように意図された追随指部(44)を有することを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項に記載の箱。
  23. 押しボタンが、回転時及び平行移動時に互いに対して可動式であり且つ少なくとも1つのバネ(23)によって互いに向かって付勢された2つのリング(21、22)から形成された2つの支承面を含み、一方のリング(21)が、他方のリング(22)に締着された環状路に対して押し込まれる半径方向突起を有し、この環状路が、少なくとも2つの異なる深さを有する窪みを持つ鋸歯状であることを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項に記載の箱。
  24. 箱の中央領域に対して、同様に1つのみである二重ヒンジの反対側に配置された1つの押しボタン(20、40)のみがあることを特徴とする、請求項1から23のいずれか一項に記載の箱。
  25. 本体が、矩形又は正方形の全体形状を有し、それぞれ1つのみである二重ヒンジ(10)及び押しボタン(20、40)が、2つの対向する側面の中心に実質的に配設されていることを特徴とする、請求項24に記載の箱。
  26. 第1及び第3のピボットが、箱の本体の底面における突起(8、8’)によって担持されていることを特徴とする、請求項1から25のいずれか一項に記載の箱。
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