JP2012500076A - 格納式のヒンジを有する化粧品または身体衛生用品のケース - Google Patents

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Abstract

化粧品または身体衛生用品のためのケースが、底部および自由縁2Bを有しており、固形、ペースト状、または粉末状の製品を収容している皿5を収容する本体と、本体に枢動可能に取り付けられる蓋3とを備えている。さらにケースは、皿と蓋が枢支されるヒンジ領域10とを備えており、底部に対して垂直な方向に平行移動することができる可動設備11、および最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有しており、本体と可動設備との間に挿入され、可動設備の最大押し込み状態および最小押し込み状態を定める少なくとも1つの弾性的に圧縮することができるアセンブリ40を備えている。これらの状態が、可動設備が最大押し込み状態にあり、かつ蓋が閉じられた状態にあるとき、設備のヒンジ領域およびこの蓋の少なくとも一部分が、本体内に格納される一方で、この設備が最小押し込み位置にあるときは、ヒンジ領域が少なくとも部分的に本体の外に位置して、この状態の間で蓋の枢動が可能にされるとともに、蓋はユーザがこの枢動を実行するための充分な手掛かりを有するような状態である。

Description

本発明は、特に粉末またはクリームなどの固形、ペースト状、または粉末状の化粧品または身体衛生用品のためのケースに関する。
そのようなケースは、伝統的に、おおむね平坦(高さが他の寸法よりも大幅に小さい)であって、円形、正方形(おそらくは、角が丸みを帯びている)、矩形、多角形、などであってもよい形状を有している。そのようなケースは、通常は、典型的には底部および横壁で形成される本体と、横壁に連接された蓋とで構成され、蓋が、ケースが閉じた状態にあるときに横壁に整列し、場合によっては横壁にかぶさる縁を有している。本体に対する蓋の動きの角度を大きくして、例えば蓋の内面に設けられることがある鏡をユーザが使用できるようにする(これが、この角度の運動が、典型的には90°を超える(例えば約120°である)理由である)ために、連接部が、通常は横壁および蓋(通常は、蓋の縁)の外面に沿って延びている。結果として、このヒンジが視認され、ケースの全体としての美観を損なう可能性がある。
さらには、そのようなケースの蓋は、通常は、連接部から離れて位置する蓋の突起への働きかけによって操作され、この突起が、多くの場合に、閉じた状態において蓋を横壁に保持またはロックするために、横壁に設けられる別の突起と協働する。これらの突起は、例えば蓋と本体との間の境界の付近に位置する。
また、上述のように本体および蓋を備えているが、この蓋が連接されているのではなく、ねじ込み式またはクリップ式で閉じた状態に保持される化粧品または身体衛生用品のための容器も知られている。しかしながら、そのような構造は、平坦な形状においてはほとんど使用できず、したがって、通常は、これらの容器は、上述のケースよりもかさばっている(一般に、「ポット」と呼ばれる)。さらには、蓋が本体から独立しているため、ユーザが容器の内部にアクセスしようとする場合に、蓋を本体とは別に置かなければならないばかりか、容器の開放(および、閉鎖)に、厄介に感じられる可能性がある複雑な動作(特に、ユーザがテーブルに着席しておらず、または公共の場所に居る場合)にて両手を使用しなければならないという欠点を有している。これが、コンパクトさ、使用の簡単さ、および信頼性の理由で、蓋が恒久的に本体に接続されているケースが好まれる理由である。
蓋が本体に恒久的に接続されている化粧品または身体衛生用品のケースが、一般に、1つ以上の視認されるヒンジおよび突起を有しており、これが、少なくとも全体としての美観を損ないかねない本体および蓋に対する視覚的な不連続を構成するという欠点を有することは、すでに説明したとおりである。そのようなヒンジまたは突起のもう1つの欠点は、それらが近隣の物体や、ポケットまたはハンドバッグの内張りに引っ掛かる可能性があり、そのような引っ掛かりが、蓋の開放またはロックの解除に使用される突起によって生じた場合に、ケースが意図せずに開いてしまいかねない点にある。
したがって、蓋がケース本体に恒久的に接続されている化粧品または身体衛生用品のケースであって、コンパクトであり、使用が簡単かつ確実であり、突起、特に、目につくヒンジが可能なかぎり少ないケースが必要とされている。
したがって、本発明は、蓋が連接されてなる化粧品または身体衛生用品のためのケースであって、閉じた状態にあるときに連接部が外部から見えないが、枢動が妨げられることがなく、かつ蓋の縁とケース本体の自由縁との間に過度に大きいすき間が存在せず、ケースの本体に格納された状態からの蓋の大きな相対の枢動運動が可能であるケースを提供する。
ここで、ケース本体を有するケースの従来の連接部の単純な内側への移動は、この目的の達成を可能としないことに留意すべきである。この場合、連接部が、蓋の下方かつケース本体の空間の内部に配置され、結果として蓋の枢動の開始時に、蓋の後部(連接の軸に近い)が自由縁に向かう後方移動を開始すると考えられるが、これは引っ掛かりを生じると考えられ、そのような引っ掛かりを防止するために、蓋の自由縁と本体の自由縁との間にかなりのすき間を設けることが必要になると考えられるが、これはケースの美観および外部環境からの中身の保護(および、その反対)の両方を損なうと考えられる。
本発明は、底部および自由縁を有しており、固形、ペースト状、または粉末状の製品を収容する皿を収容する本体と、本体に取り付けられ、製品へのアクセスが可能である状態と閉じた状態との間を本体に対して枢動する蓋とを備えている固形、ペースト状、または粉末状の化粧品または身体衛生用品のためのケースであって、皿と蓋が連接される連接領域とを備えており、底部に対して垂直な方向に平行移動することができる可動アセンブリ、および最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有しており、本体と可動アセンブリとの間に挿入され、可動アセンブリの最大押し込み状態および最小押し込み状態を定める少なくとも1つの弾性的に圧縮することができるアセンブリをさらに備えており、これらの状態が、可動アセンブリが最大押し込み状態にあり、かつ蓋が閉じられた状態にあるとき、アセンブリの連接領域およびこの蓋の少なくとも一部分が、本体内に格納される一方で、この可動アセンブリが最小押し込み状態にあるときは、連接領域が少なくとも部分的に本体の外に位置して、この状態の間で蓋の枢動が可能にされ、蓋がユーザにこの枢動をもたらすための充分な把持を提供するような状態であることを特徴とするケースを提供する。
蓋が本体の底部に対して可動であるアセンブリに連接されることに鑑み、蓋が閉じた状態にあるとき、蓋が可動アセンブリと協働して、大きなすき間を存在させることなく、連接部を隠し、蓋が意図せず開いてしまう程度にまで周囲の何かに引っ掛かる可能性を最小限にすべく、本体に充分に格納することができるアセンブリを形成することが明らかである。さらには、蓋が本体から突出する部分を有さず、突き出す連接部または開放/閉鎖用の突起を有さないため、ケースの見た目がきわめてすっきりする。
対照的に、このアセンブリが、連接部および蓋が少なくとも部分的に本体から展開されている安定な状態も有するということが、ユーザが1本の指またはただ1本の指の爪を蓋に置くことによって蓋の枢動を意のままにすることを可能にするとともに、蓋の内面に配置される鏡(存在する場合)の使用を可能にする大きな振幅の枢動も可能にする。
弾性的に圧縮することができるアセンブリを使用することで、蓋を押す(したがって、蓋が閉じた状態にある場合、可動アセンブリが押される)ことによって、このアセンブリの2安定という性質の結果として、アセンブリが枢動を可能にする状態に達することを保証することが可能になる。
それにもかかわらず、ケースの構造が、厚さ方向を含む顕著なコンパクトさに矛盾せず、しかもきわめてユーザフレンドリーかつきわめて使用が容易である(特に、製品の中身が外部の環境から有効に保護され、さらには外部の環境が製品の中身から有効に保護される)。
本発明の一特定の有利な特徴によれば、可動アセンブリの最小押し込み状態は、皿が本体の自由縁と同一面に位置するような状態である。これは、使用時の開放状態において、ケースが、本体の空間の実質的にすべてが皿によって占められる通常の外観を呈すると同時に、蓋が閉じられるときに、この皿が蓋の格納を可能にすべく底部に向かって引っ込むという利点を有している。
やはり有利には、可動アセンブリおよび本体が、平行移動案内足を形成する相補的要素を含んでいる。これは、ケース本体に対する可動アセンブリの平行移動を、たとえユーザが弾性的に圧縮することができるアセンブリを作動させるために蓋の中央を押さなくても、確実に実現できるという特段の利点を有している。
前記足は、好ましくは、可動アセンブリが最小押し込み状態を過ぎて本体から分離することを防止するように設計される。これは、アセンブリがケースの本体から意図せずに外れることを防止するという特段の利点を有している。
足は、好ましくは、弾性的に圧縮することができるアセンブリの構成要素から離れて位置している。これは、案内の機能と、可動アセンブリの押し込み状態を規定するという機能とが、分離されるという特段の利点を有している。
これらの足は、有利には、可動アセンブリを本体の底部から離れる方向に動かそうとする弾性的に圧縮することができる要素を含んでいる。当然ながら、これらの弾性的に圧縮することができる要素は、それ自身では、弾性的に圧縮することができるアセンブリがケース本体内の最も沈んだ安定位置にあるときに、可動アセンブリを最小押し込み状態にするために充分であってはならない。このばね付勢は、弾性的に圧縮することができるアセンブリが可動アセンブリを上昇させるべく作動する際に、たとえこのアセンブリがケース本体に対して偏って位置している場合でも、可動アセンブリの外方向への平行移動を容易にするという利点を有することができる。
別の有利な特徴によれば、蓋を閉じた状態に一時的に保持することができるよう、相補的取り付け手段が、蓋および可動アセンブリで形成されるアセンブリとケース本体との間に設けられる。これは、特に激しい衝撃の後で蓋がケース本体から意図せずに離れてしまうことを最小限にするという特段の利点を有している。
これらの相補的手段は、好ましくは、蓋および弾性的に圧縮することができるアセンブリのプランジャに保持される。これは、蓋のケース本体への固定および/または蓋のケース本体からの分離を、状態の変化によって思いのままにできるという特段の利点を有している。
他の有利な特徴によれば、可動アセンブリが、連接領域を含む可動フレームを備えており、この可動フレームが、弾性的に圧縮することができるアセンブリと協働し、この可動フレームに、皿が可逆に係合する。これは、皿を可動アセンブリの残りの部分を変更することなく交換することができるうえに、このフレームが、ケース本体の内部の断面の全体を有利に占めて、全体的な動きの案内の促進に貢献するとともに、可動アセンブリにある程度の剛性を付与するという特段の利点を有している。
別の有利な特徴によれば、弾性的に圧縮することができるアセンブリが、互いに対して可動であって、少なくとも1つのばねによって互いに向かってばね付勢されている2つの当接面を有する少なくとも1つのプランジャを備えており、一方の当接面が、底部の平均平面に垂直な平面におおむね位置した閉じたハート形の案内トラックに取り付けられ、他方の当接面が、この当接面の相対移動の際にこの案内トラックをたどるように構成されたフォロワフィンガを有している。
同等の利点の変形例においては、弾性的に圧縮することができるアセンブリが、互いに対して回転および相対の平行移動が可能であって、少なくとも1つのばねによって押し合わせられている2つのリングで形成された2つの当接面を有している少なくとも1つのプランジャを備えており、一方のリングが、他方のリングに取り付けられた環状のトラックに対して押し付けられる放射状の突起を備えており、この環状のトラックが、少なくとも2つの異なる深さを有する歯を備えている鋸歯状である。
当然ながら、他の構成も可能である。
プランジャの考え方は、可動アセンブリが単にプランジャに当接し、分離の方向には保持されないことにある。あるいは、ケース本体に取り付けられるのではない方の当接面を、可動アセンブリに取り付けることが可能であり、これにより、可動アセンブリとケース本体との間の平行移動について両方向の結合が確立される。
さらなる有利な特徴によれば、弾性的に圧縮することができるアセンブリが、最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有している少なくとも2つの弾性的に圧縮することができるプランジャを、連接領域を通過するケースの断面の各側にそれぞれ位置させて備えている。これは、弾性的に圧縮することができるアセンブリの可動アセンブリへの作用の領域が分散させられるという特段の利点を有している。弾性的に圧縮することができるアセンブリは、有利には、同期要素を備える少なくとも2つの弾性的に圧縮することができるプランジャを備える。
本体が矩形または正方形(または、辺の数が偶数である多角形)の全体形状を有することが、やはり有利である。この場合、連接領域が1つだけ存在すればよく、弾性的に圧縮することができるアセンブリが、プランジャを1つだけ備えればよく、この領域およびこのプランジャが、向かい合う2つの辺の実質的に真ん中に配置され、これがコンパクトかつ洗練された形状をもたらすとともに、動きを容易にする。一変形例(他にもあるが)においては、この本体が、対称の平面を有する任意の形状、特に、円形または楕円形を有することができ、連接部およびプランジャがそれぞれ1つだけ存在し、いずれもこの対称の平面に位置する。
本発明の目的、特徴、および利点が、あくまでも本発明を限定するものではない説明用の例として添付の図面を参照しつつ提示される以下の説明から、明らかになる。
本発明のケースの斜視図である。 本発明のケースの分解斜視図である。 本発明のケースの斜視図である。 ケースの本体内に収容された蓋と可動アセンブリとの間の連接部の断面図である。 閉じた状態にあるケースの断面図である。 図5と同様の図であり、蓋の操作領域を限られた移動量だけ押し込んだ後である。 図6と同様の図であり、蓋がケースから展開した後である。 図7と同様の図であり、開放状態にある。 固定要素を備えるプランジャの別の実施形態の断面図であり、図5に相当する状態にある。 図6に相当する図9のプランジャの図である。 図7に相当する図9のプランジャの図である。 蓋の2安定の押し込みプランジャの別の例を示している詳細図であり、図5に相当する閉じた状態にある。 図6に相当する図12のプランジャの図である。 図7に相当する図12のプランジャの図である。
図1が、本発明による(固形、ペースト状、または粉末状の)化粧品または身体衛生用品のためのケースを図式的に示しており、図2は、その分解図(操作要素は省略されている)である。
このケース(全体が参照符号1によって示されている)が、底部2Aと自由縁2Bとを有する本体2を、製品へのアクセスが可能な状態(これが、図1のケースである)と蓋がケースの内部へのアクセスを妨げる閉じた状態との間を枢動するように取り付けられた蓋3とともに備えている。このように、蓋が、(後述されるように間接的にではあるが)本体に恒久的に接続されている。
この本体に、対象とされる製品(ここでは参照符号6によって指し示されており、固形である場合には「ケーキ」と称されることもある)を収容している皿5(通常は、「シフタ」と称される)が配置されている。この製品は、粉末または化粧用の成分などであってもよい。
図示の例では、自由縁2Bが、下縁によって底部2Aに接続された横壁2Cの上縁によって形成されている。さらに、この本体が、おおむね矩形の形状を有しており、さらに詳しくは、湾曲した辺を有する実質的に正方形の形状を有している。
より正確には、図2からさらに明らかであるとおり、図示の例においては、底部2Aが横壁に取り付けられる部材であり、したがって、必要であれば、底部およびこの横壁が、2つの異なる素材であってもよく、異なる見た目、さらには、対照的な見た目を有することができる。一変形例(図示せず)においては、本体が一体部品からなる。
図1において、蓋は、ユーザによる自身の顔への製品6の適用を助けることができる鏡7を、内面に有している。
蓋がケース本体に直接的に連接される従来のアセンブリと対照的に、蓋3は、皿を含んでおり、底部に対して垂直な方向に平行移動することができる可動アセンブリに、領域9において連接される。さらに、ケースは、最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有している弾性的に圧縮可能なアセンブリを備えており、この弾性的に圧縮可能なアセンブリが、可動アセンブリの最大押し込み状態および最小押し込み状態を定めるように、本体と可動アセンブリとの間に配置されている。最大押し込み状態および最小押し込み状態は、可動アセンブリが最大押し込み状態にあり、かつ蓋が閉じられた状態にあるとき、可動アセンブリと蓋の少なくとも一部分との間の連接の領域が、本体内に格納される一方で、可動アセンブリが最小押し込み状態にあるときは、連接の領域が少なくとも部分的に本体の外に位置して、その状態の間で蓋の枢動が可能にされ、ユーザにこの枢動をもたらすための充分な把持が提供されるような状態である。これらの種々の状態を、以下で説明する。
可動アセンブリは、主としてフレーム11を備えており、図示の例では、蓋3が、全体が参照符号10によって指し示されているヒンジによって、このフレームに連接される。このヒンジは、任意の適切な知られている種類のヒンジである。ここで検討されている例では、ヒンジが、単純に、一方では蓋に取り付けられたラグ3Bを通過し、他方ではフレームに取り付けられたラグ8を通過する連接ピンによって形成されている。あるいは、この連接部を、蓋のラグ3Bおよびフレームのラグ8をそれぞれ通過する2つのリベットで構成してもよい。他の知られている種類の連接部および/またはヒンジも、当然ながら可能である。
この単純なヒンジは、ケース本体が多角形の断面を有していることに鑑み、実質的にケース本体の一辺の中央に位置している。
皿またはシフタ5は、有利には、フレーム11に係合した取り外し可能な部品であり、ここでは、このフレームそれ自体が、好ましくはフレームを本体の外に付勢する少なくとも1つの弾性部材(ここでは、ばねであり、そのうちの1つが参照符号12で示されている)に取り付けられている。このフレームは、有利には、ばねの作用に逆らって動いて底部に当接することによってこのフレームの最大押し込み位置を形成する足11Aを備えている。この皿は、有利には、使用時に取り付けられたままであることができる一方で、(例えば、手入れまたは製品の交換のために)必要であれば一時的に取り外すことができるように、このフレームに可逆に接続される。この可逆の固定は、例えばこの皿およびこのフレーム上の相補的部材(図示せず)を一体に留めることによって生み出される。図示されていない一変形例においては、皿がフレームに恒久的に取り付けられ、またはフレームと一緒に可動アセンブリを構成する単一部品を形成する。
図示の例では、ケースが開いた状態(図3を参照)であるとき、フレーム11が、好ましくは本体の自由縁2Bに対して引っ込んでおり(すなわち、自由縁2Bよりも低い)、フレーム11に係合した皿5が、自由縁2Bと同一面になることを可能にしている。このフレームを、蓋を閉じた状態においてこの自由縁と同一面にでき、すなわち蓋をこの本体に充分に引き込んで、蓋が不都合にも強制的に開かれてしまうような程度まで外部の要素に引っ掛かることがないようにするために、(皿と一緒に)ケース本体の底部に向かってさらに引っ込めることができる。
皿は、本体の自由縁に比べて引っ込んでいる押し込み状態(図4を参照)と、有利にはこの自由縁と同一面に位置する使用状態との間で、可動である。
最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み状態を有している弾性的に圧縮可能なアセンブリは、実際には、図2に参照符号40で示されており、図9から図11を参照してさらに詳しく説明されるような少なくとも1つのプランジャを備えている。
フレームは、有利には、本体の横壁2Cに対して小さなすき間を有しつつ、本体内に保持されている(本体から出ることがない)。この保持は、有利には、フレームの下面および本体の底部に設けられた相補的スタッドの間の緩い固定の相互係合によって達成される(スタッドが、フレームに設けられた足11A、および底部に取り付けられ、ここではばねによって囲まれている円筒形の筒11Bを含んでもよい)。
ここで検討されている実施形態において、フレームが、対称の平面(例えば図4の平面であるが、連接の領域9と交わる垂直面)に対して実質的に対称な形式で分布した少なくとも2つの同一なばねによって押されることが、図3から明らかである。
単一連接領域9に代え、蓋を複数の領域において連接することも可能であり、例えば2つの連接領域を、ケースの対称の平面(存在する場合)に関して対称に配置することができる。
連接領域9は、近くに位置する本体の辺よりも短い(例えば、そのような辺の長さの半分以下であり、典型的には1/4から1/2の間である)。ねじれのない精密な枢動を保証するためには、ヒンジがこの辺の長さの約4分の1にわたって延びれば充分(さらに短くてもよい)である。
フレームは、有利には、複数のばね(ここでは、本体の各々の角に1つのばね)によって押され、これによって案内が最適化されるとともに、フレームの座屈の恐れが最小限にされ、したがって可動アセンブリが引っ掛かって動かなくなる恐れが最小限にされる。あるいは、ばねが別の数(とりわけ、より少数)であってもよい。
これらの弾性要素は、実際には、可動アセンブリ(および、蓋)の最大押し込み状態への保持を妨げることなく、フレームおよび皿をケースの開放状態に持ち上げるために充分である。
横壁は、有利には、すべての地点においてプランジャの移動の方向(すなわち、上方)に平行であり、すなわち、この壁によって画定される内部の空間が、一定の水平断面である。
図5から図8が、上述のようなケースの開放における4つの段階を示している。
図5においては、蓋が、ケースの本体の自由縁と同一面に位置しており、2安定のアセンブリ(すなわち、2つの安定位置を有している弾性的に圧縮可能なアセンブリ)が、引っ込んだ状態(図9)にある。この位置において、連接の軸は、ケース本体の横壁の上部自由縁の高さよりも下方にある。
ユーザは、製品へのアクセスを望む場合、蓋(したがって、可動アセンブリ)のどこか(好ましくは、実質的に中央)に、本体の底部に向かう押しPを加える(図6)。この結果として、2安定のアセンブリ(すなわち、プランジャ40)が、最大押し込み状態(図10)またはその付近まで動かされるが、これは不安定な最大押し込み状態であり、蓋への圧力が取り除かれるとプランジャが自発的に自由な状態(図11)に移動し、したがって可動アセンブリおよび蓋が、わずかに上方に移動(図7を参照)する。このわずかな上方移動は、充分な把持(図7にDによって示されている)を提供するために充分であり、可動アセンブリと蓋との組み合わせが移動することで連接部10がケース本体の横壁の自由縁よりも充分に上方に持ち上げられ、典型的には90°を超え、例えば120°に達し、さらには120°を超えることもできる大きな角度の枢動が可能になるということのおかげで、ユーザがただ1本の指または指の爪を使用して蓋をユーザに適した開放状態(図8)に動かすことができる。
一変形例(図示せず)においては、蓋が自発的に最大開放状態に移動するように蓋にトルクを加えるために、ヒンジにばねが組み合わせられる(このトルクは、蓋が必要なときに閉じた状態にとどまることを妨げるためには充分でない)。他の変形例においては、弾性的に変形することができる部材を、蓋を両極端な角度位置のうちの他方、すなわち閉じた状態に保持するうえで役立つように設けることも可能であり、例えば突起を、閉じた状態にある蓋を軽く保持するために、自由縁の内側に沿って延ばすことが可能である。両極端な状態のうちの一方および/または他方への蓋の保持を、ヒンジのピンの変形によってもたらされ、板ばね、磁石、または任意の他の適切な要素と協働するあたり(hard spot)によって、補助することも可能である。
蓋を格納状態から解放するような力は加えないようにして、蓋を閉じるために、ユーザは、蓋を畳み、プランジャが蓋を自由縁と同一面に位置させる引き込み状態に至るように、プランジャを最大押し込み状態またはその付近まで押すために充分に強く蓋を押す。可動アセンブリを最小押し込み状態よりも上方に持ち上げようとする力の存在は、上述のスタッド11Aおよび11Bの間に戻り止めが存在して、可動アセンブリの上方位置を画定する当接部を構成している場合、容認することができる。これらの戻り止めは、有利には外すことができる。
蓋が閉じた状態にあるときに不慮の開放のための手掛かりをもたらさないということは、特にここで検討されている場合のように蓋がドーム状である場合に、蓋全体がケースの空間内に格納されることを必ずしも意味しないことは、明らかである。蓋の自由縁の厚さの一部だけがケース本体の空間内に格納されるだけでも、充分である。
2安定のアセンブリは、少なくとも1つの2安定のプランジャを備えている(好ましくは、2つの同一なプランジャが互いに大きく離して配置される)。
図9から図11に図式的に示されているように、プランジャ40は、互いに対して可動であり、少なくとも1つのばねによって互いに対してばね付勢されている2つの部品を備えている。これらの部品の一方、すなわち部品41は、底部の平均平面に垂直な平面におおむね位置した、すなわち、垂直であるハート形の閉じた案内トラック(ここでは、矢じり形の突出部42を囲んでいる)に取り付けられている。他方の部品43は、フォロワフィンガを有するアーム44を備えており、フォロワフィンガが、フォロワフィンガおよび案内トラックの当接面の間の相対移動の際に、案内トラックに沿うように構成されている。これらの部品は、回転の相対運動を有し、またはフォロワフィンガが、枢動の相対運動を有する(図示の状況)。フォロワフィンガが経路の切り欠き42A(すなわち、その下部)に保持されるとき、プランジャが引き込まれる一方で、フォロワフィンガが経路のうちの上方部分に位置するとき、プランジャは展開状態である。
ここで、部品41がケース本体に取り付けられている一方で、部品43は、可動アセンブリが状態を変化させるように当接している可動部品である。
プランジャ41が、垂直な平面内におおむね位置するトラックを備えているということの結果として、このプランジャは、ケース本体の横壁2Cの一部分に沿って位置することを可能にする平たい断面を有することができる。
図9から図11において、アーム44が、フォロワフィンガを過ぎて端部48まで延びていることに、留意することができる。そのように延びている(ここでは直線状であるが、代わりに曲がっていてもよい)ことで、複数のプランジャのフォロワフィンガの間の接続が、例えば図2のリンク48によって可能になる。これにより、2安定のアセンブリの一部を形成する種々のプランジャの同期が可能になる。
プランジャのうちの少なくとも1つは、有利には、可動アセンブリに(または、可動アセンブリを介して蓋に)設けられた相補的取り付け要素と最大押し込み状態において互いに係合するように構成され、これにより、ばね12の力にかかわらず、蓋の閉鎖位置への堅固な保持を保証することができ、全体としてケースに対して偏心して位置する1つのプランジャしか存在しない場合であっても、可動アセンブリの正確な案内を保証することができる。
より正確には、ここではプランジャの可動部品43が、おおむね蓋の方向に向けられた爪45を備えており、そのような爪45が、この部品43と一緒に、爪が開いている上方位置と、爪が閉じ合わせられる下方位置との間を、底部に対して垂直な方向にスライドするように取り付けられている。さらに、可動アセンブリまたは蓋が、蓋が閉じた状態にあるときに爪の間に係合する突起46(図2を参照)を備えている。
図示の例では、留め爪が、プランジャの可動部品に取り付けられ、すなわちプランジャが、留め(または、ロック)を一体化させた形式である。しかしながら、一変形例において、プランジャとロック機能とを別々の構成要素に分離させてもよいことは、明らかである。
爪が取り付けられた可動部品は、有利には、爪を斜面47(爪を互いに向かって押し合わせるように構成されている)の間に進入させるべく突起が当接する当接部(ここでは、中央の当接部)を備えている。
図12から図14は、2安定のアセンブリの一部を形成するプランジャの変形例を示している。このプランジャ60は、互いに対して回転および平行移動が可能であり、少なくとも1つのばね63によって押し合わせられている2つのリング61および62で形成された2つの当接面を備えている形式である。底部に対して可動である一方のリング61が、底部に取り付けられた他方のリング62に取り付けられた環状のトラックに対して軸方向に押し付けられる放射状の突起を備えており、底部の方向を向いているこのトラックが、2つの異なる高さのうちの一方または他方を有する(上向きの)歯を備えている鋸歯状である。放射状の突起が浅い歯または深い歯のいずれに面するかによって、可動リング61が固定リング61の内側で上昇できるか否かが決まり、その結果として、プランジャが2つの状態のうちの一方または他方をとることが、明らかである。
この形式のプランジャは、原理的には、ボールペンの押しボタンにある程度似ている。
この形式のプランジャは、ケース本体の横壁から離れた場所においては、プランジャ40よりも好適であると考えられる。しかしながら、ケースの内部への収容がより容易である点で、プランジャ40が好ましいと考えられる。
蓋の開放が、可動アセンブリが高い位置にある場合に限って可能であり、反対に、可動アセンブリの下降が、蓋が可動アセンブリに向かって畳まれた場合に限って可能であるように、蓋の開放と可動アセンブリの下降との間に(受動的な)結合を使用することが可能である。例えば、蓋に取り付けられるフィンガと協働するように、ヒンジの付近において本体2の横壁にくさびを設けることができる。
当然ながら、本発明のケースは、多数の他の形状を有することができ、とりわけ多角形であってもよく、あるいは円形または長円形であってもよい。
さらに、これらのケースの構成要素が、本明細書において明示的に上述された構成要素から相違してもよい。すなわち、特に、コイルばね12を、板ばねまたは任意の他の種類のばね部材で置き換えることができる。
本発明を限定するものではない例示のための例として:
ケースの本体は、ABSタイプのプラスチック材料であり、保護用のニスで覆われ、70mmの長さおよび70mmの幅(したがって、断面が実質的に正方形である)ならびに15mmの厚さを有しており、底部が2mmの厚さを有し、壁の厚さが1.5mmであり、スタッド11の直径が6mmであり、
プランジャが、その引き込み状態に関して1.2mmの押し込み移動量を有し、突き出し状態とこの引き込み状態との間に2.2mmの延び移動量を有し、
皿が、PPタイプのプラスチック材料であって、1.5mmの厚さを有し、
蓋が、適切なプラスチック材料であって、有利にはニスが施され、好ましくは内面に鏡を備えていて(あるいは、アルミニウム合金、陽極酸化アルミニウム合金、または鉄合金の飾りが設けられたプラスチック材料であり、鏡と蓋とがおそらくは同じ材料で形成されている)、1.5mmの厚さを有している。

Claims (13)

  1. 底部(2A)および自由縁(2B)を有しており、固形、ペースト状、または粉末状の製品を収容する皿(5)を収容する本体(2)と、
    本体に取り付けられ、製品へのアクセスが可能な状態と閉じた状態との間を本体に対して枢動する蓋(3)とを備えている固形、ペースト状、または粉末状の化粧品または身体衛生用品のためのケースであって、
    皿(5)と蓋(13)が連接される連接領域(9、10)とを備えており、底部に対して垂直な方向に平行移動することができる可動アセンブリ(11)と、
    最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有しており、本体と可動アセンブリ(11)との間に挿入され、可動アセンブリの最大押し込み状態および最小押し込み状態を定める少なくとも1つの弾性的に圧縮することができるアセンブリ(40)とをさらに備えており、
    これらの状態が、可動アセンブリ(11)が最大押し込み状態にあり、かつ蓋(3)が閉じられた状態にあるとき、アセンブリの連接領域(9、10)およびこの蓋の少なくとも一部分が、本体内に格納される一方で、この可動アセンブリ(11)が最小押し込み状態にあるときは、連接領域(9、10)が少なくとも部分的に本体の外に位置して、この状態の間で蓋の枢動が可能にされ、蓋がユーザにこの枢動をもたらすための充分な把持を提供するような状態であることを特徴とする、ケース。
  2. 可動アセンブリの最小押し込み状態が、皿(3)が本体の自由縁(2B)と同一面に位置するような状態であることを特徴とする、請求項1に記載のケース。
  3. 可動アセンブリ(11)および本体が、平行移動案内足を形成する要素(11A)を含んでいることを特徴とする、請求項1または2に記載のケース。
  4. 前記足(11A)は、可動アセンブリが最小押し込み状態を過ぎて本体から分離することを防止するように設計されていることを特徴とする、請求項3に記載のケース。
  5. 足(11A)が、弾性的に圧縮することができるアセンブリの構成要素から離れて位置していることを特徴とする、請求項3または4に記載のケース。
  6. 前記足(11A)が、可動アセンブリを本体の底部から離れる方向に動かそうとする弾性的に圧縮することができる要素を含んでいることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載のケース。
  7. 蓋を閉じた状態に一時的に保持することができるよう、相補的取り付け手段(45、46)が、蓋および可動アセンブリで形成されるアセンブリとケース本体との間に設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のケース。
  8. 手段(45、46)が、蓋および弾性的に圧縮することができるアセンブリのプランジャに保持されていることを特徴とする、請求項7に記載のケース。
  9. 可動アセンブリが、連接領域(9、10)を含む可動フレーム(11)を備えており、弾性的に圧縮することができるアセンブリ(40)と協働し、該可動フレーム(11)に、皿(3)が可逆に係合することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のケース。
  10. 弾性的に圧縮することができるアセンブリが、互いに対して可動であって、少なくとも1つのばねによって互いに向かってばね付勢されている2つの当接面(41、43)を有する少なくとも1つのプランジャを備えており、一方の当接面が、底部の平均平面に垂直な平面におおむね位置したハート形の閉じた案内トラック(42)に取り付けられ、他方の当接面が、該当接面の相対移動の際にこの案内トラックをたどるように構成されたフォロワフィンガ(44)を有していることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のケース。
  11. 弾性的に圧縮することができるアセンブリが、互いに対して回転および相対の平行移動が可能であって、少なくとも1つのばね(23)によって押し合わせられている2つのリング(21、22)で形成された2つの当接面を有している少なくとも1つのプランジャを備えており、一方のリング(21)が、他方のリング(22)に取り付けられた環状のトラックに対して押し付けられる放射状の突起を備えており、この環状のトラックが、少なくとも2つの異なる深さを有する歯を備えている鋸歯状であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のケース。
  12. 弾性的に圧縮することができるアセンブリが、最大押し込み位置に対して2つの安定な引っ込み位置を有している少なくとも2つの弾性的に圧縮することができるプランジャ(60)を、連接領域を通過するケースの断面の各側にそれぞれ位置させて備えていることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載のケース。
  13. 弾性的に圧縮することができるアセンブリが、同期要素を備えている少なくとも2つの弾性的に圧縮することができるプランジャを備えていることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のケース。
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