JP5333428B2 - 研磨パッド用ドレッサー及びその製造方法及びガラス基板及びその製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板 - Google Patents

研磨パッド用ドレッサー及びその製造方法及びガラス基板及びその製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板 Download PDF

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Description

本発明は研磨パッドの研磨面を調整する研磨パッド用ドレッサー及びその製造方法及びガラス基板及びその製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板に関する。
例えば、被研磨体(ワーク)の上側の主平面及び下側の主平面を研磨する研磨工程においては、上定盤に取り付けられた上側研磨パッドと下定盤に取り付けられた下側研磨パッドにより、複数の被研磨体の両主平面を同時に研磨している。尚、被研磨体としては、磁気記録媒体用ガラス基板(以下「ガラス基板」という)を例に挙げて説明する。
研磨工程では、ガラス基板を研磨する前に上定盤に取り付けられた上側研磨パッドと下定盤に取り付けられた下側研磨パッドの研磨面を、研磨パッド用ドレッサーを用いてドレス処理を施し所定の研磨面形状と表面粗さに調整する。
また、ガラス基板の研磨を継続すると、各研磨パッドの研磨面には、スラリーや研磨屑が固着する。そのため、ガラス基板の研磨を継続する場合、所定の間隔で研磨パッド用ドレッサーを用いて各研磨パッドの研磨面に付着したスラリーや研磨屑を除去すると共に、研磨面形状と表面粗さを調整する作業が行われる(例えば、特許文献1、2参照)。研磨パッド用ドレッサーでは、円盤状に加工された台座の平面に微細な砥粒を電着した砥粒層が形成される。
特許第4347146号公報 特開2006−7385号公報
研磨パッド用ドレッサーは、金属製の台座の平面を切削加工した後に当該平面の円周方向に所定パターンの砥粒層を電着させるため、台座の平面に微小なうねりがあると、砥粒層もうねりを有することになる。このように、従来の研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨パッドの表面を調整する際に研磨パッドの表面にうねりが生じ、当該研磨パッドによって研磨されたガラス基板の主平面にもうねりが生じることになり、高密度磁気記録に対応する平面精度が得られないという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、台座の平面精度を上げて上記課題を解決した研磨パッド用ドレッサー及びその製造方法及びガラス基板及びその製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、板形状に形成された台座と、前記台座の平面に形成された砥粒層とを有し、前記台座を研磨パッドの研磨面に対して相対的に動かしながらガラス基板の主平面を研磨する研磨パッドの研磨面を前記砥粒層により調整する研磨パッド用ドレッサーにおいて、
前記台座の平面の表面粗さRaを0.23μm以下に加工した後、当該加工された平面に前記砥粒層を形成したことを特徴とする。
(2)本発明前記台座の平面は、最大高さRyが2.0μm以下である。
(3)本発明の前記砥粒層は、微細なダイヤモンド砥粒を前記平滑に加工された平面に電着により形成される。
(4)本発明の前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である。
(5)本発明の前記研磨パッドは、軟質ウレタン製の研磨パッドであり、コロイダルシリカを含む研磨液を用いて前記被研磨体を研磨する。
)本発明は、板形状に形成された台座と、前記台座の平面に形成された砥粒層とを有し、前記台座を研磨パッドの研磨面に対して相対的に動かしながらガラス基板の主平面を研磨する研磨パッドの研磨面を前記砥粒層により調整する研磨パッド用ドレッサーの製造方法において、
前記台座の平面の表面粗さRaを0.23μm以下に加工した後、当該加工された平面に前記砥粒層を形成することを特徴とする。
(7)本発明は、前記台座の平面は、最大高さRyが2.0μm以下である。
)本発明は、ガラス基板を研磨する研磨工程と、ガラス基板を洗浄する洗浄工程と、を有するガラス基板の製造方法であって、
前記研磨工程は、(1)乃至(5)の何れかの研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨面を調整された研磨パッドによりガラス基板を研磨する工程を有する
(9)本発明は、前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である。
10)本発明は、(1)乃至()の何れかの研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨面を調整された研磨パッドにより研磨されるガラス基板であって、
前記研磨面を調整された研磨パッドにより研磨されたガラス基板の主平面は、波長405nmのレーザ光を用いて測定した60μm〜160μmの表面うねりnWaが0.nm以下である。
11)本発明の前記ガラス基板は、磁気記録媒体用である(10)に記載の磁気記録媒体用ガラス基板である。
本発明によれば、台座の平面の表面粗さRaを0.23μm以下に加工した後、当該加工された平面に砥粒層を形成するため、砥粒層のうねりを抑制でき、研磨パッドにドレス処理を施して研磨面を調整する際の平面精度を高めて研磨工程による被研磨体の主平面の研磨精度がより高められる。
本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程1を示す平面図である。 本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程3を示す平面図である。 本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程3を示す縦断面図である。 両面研磨装置の構成を示す正面図である。 研磨パッド用ドレッサーによる各パッドの調整工程を示す斜視図である。 研磨パッド用ドレッサーによる各パッドの調整工程を示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
〔ガラス基板の調整〕
磁気記録媒体用ガラス基板を製造する工程では、先ず、フロート法で成形されたSiOを主成分とするガラス素基板を製作し、外径65mm、内径20mm、板厚0.635mmの寸法のガラス基板を加工する。ガラス基板は、内周端面と、外周端面と、両主平面とを有し、中央部に円形孔を有する円盤状に形成される。
また、当該ガラス基板の内周端面及び外周端面を面取り幅0.15mm、面取り角度45度の面取り加工を施す。その後、アルミナ砥粒などの遊離砥粒を用いてガラス基板の上下主平面をラッピングし、ガラス基板の表面に付着した砥粒を洗浄し、除去する。
ガラス基板の内周端面及び内周面取り部と外周端面及び外周面取り部を、研磨ブラシと酸化セリウム砥粒を用いて研磨して微細なキズを除去する。次いでガラス基板の表面に付着した砥粒を洗浄し、除去する。
磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面は、研磨工程により例えば、波長405nmのレーザ光を用いて測定した60μm〜160μmの表面うねりnWaが0.nm以下となるように研磨される。
〔ガラス基板の1次〜3次研磨〕
上記端面加工が終了したガラス基板は、両面研磨装置により上下主平面を1次研磨する。1次研磨工程では、例えば、研磨具として硬質ウレタン製の研磨パッドと、酸化セリウム砥粒を含有する研磨液(平均粒子直径、1.3μmの酸化セリウムを主成分とした研磨液組成物)とを用いる。
また、1次研磨では、主研磨加工圧力は8.5kPa、定盤回転数は30rpm、研磨時間は研磨量が上下主平面の厚さ方向で合計40μmとなるように設定する。この設定条件により1次研磨を行う。
1次研磨終了後のガラス基板は、研磨具として軟質ウレタン製の研磨パッドと、平均粒子直径が1.3μmよりも小さい酸化セリウムを主成分とした研磨液とを用いて上記両面研磨装置により上下主平面を2次研磨する。2次研磨では、研磨加工圧力は9.5kPa、定盤回転数は9rpm、研磨時間は研磨量が上下主平面の厚さ方向で合計5μmとなるように設定する。この設定条件により2次研磨を行う。
2次研磨終了後のガラス基板は、研磨具として軟質ウレタン製の研磨パッドと、コロイダルシリカを含有する研磨液を用いて上記両面研磨装置により上下主平面が3次研磨される。3次研磨では、一次粒子の平均粒子直径が20〜30nmのコロイダルシリカを主成分とする研磨液を用いてガラス基板の上下主平面を研磨して仕上げる。なお、上定盤と下定盤に装着された研磨パッドは、ガラス基板を研磨する前に、研磨パッド用ドレッサーによりドレス処理を施し、研磨パッドの研磨面の形状と表面粗さを調整してある。
さらに、3次研磨が終了したガラス基板は、アルカリ性洗剤によるスクラブ洗浄、アルカリ性洗剤溶液に浸漬した状態での超音波洗浄、純水に浸漬した状態での超音波洗浄、を順次行い、イソプロピルアルコール蒸気にて乾燥される。
また、上記3次研磨工程の後、洗浄と乾燥したガラス基板は検査工程へ搬送され、ガラス基板主平面の表面うねりnWaを測定する。そして、両面研磨装置においては、上定盤と下定盤に装着された各研磨パッドの研磨面に固着した研磨液又はコロイダルシリカ砥粒と、研磨屑を除去するために、ドレス処理を行う。
ドレス処理では、ダイヤモンド砥粒の砥粒層が形成された研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨パッドの研磨面を削ることにより研磨面が調整される。このドレス処理によって研磨パッドの表面の微細な孔内に吸収された研磨液や研磨屑などが除去される。
尚、ドレス処理は、研磨パッドの研磨面の形状調整したいとき(例えば、研磨パッド交換直後、研磨開始時)、研磨速度が低下してきたときや、研磨を終了してしばらく研磨装置を停止するときなどに行われる。
また、本実施例においては、ドレス処理は、全ての研磨工程(1次〜3次研磨)において実施される。本発明の研磨パッド用ドレッサーは、最終研磨工程において、特に好適に適用されるものである。本実施例においては、本発明の研磨パッド用ドレッサーは3次研磨工程で使用されるが、1次研磨工程または2次研磨工程が最終研磨工程である場合には、本発明の研磨パッド用ドレッサーは1次研磨工程または2次研磨工程で使用される。
〔研磨パッド用ドレッサーの製造工程〕
(工程1) 図1Aは本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程1を示す平面図である。図1Aに示されるように、例えば、ステンレス又はアルミニウム合金等の金属を円盤形状に加工して台座10を得る。台座10は、中央孔12を有するドーナツ状に形成されており、上・下平面14、15が切削加工される。尚、台座10の厚さは、ドレス処理の加圧圧力に耐える強度を有するように設定する。
また、両面研磨装置を用いて台座10の上・下平面14、15を平滑に加工する。両面研磨装置としては、台座10を一枚ずつ装着して上・下平面14、15を同時に研磨するように構成された両面研磨装置でも良いし、あるいは、上記複数の台座10を台座10用のキャリアの保持孔に挿入して同時に複数枚を研磨するように構成された両面研磨装置を用いても良い。また、台座10の上・下平面14、15の表面粗さは、Raが0.23μm以下であることが望ましい。尚、本実施例では、両面研磨装置におけるドレス処理について説明するが、片面研磨装置においても同様に、本発明の研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨パッドの研磨面のドレス処理を行うことができる。
台座10の上・下平面14、15の表面粗さRaが0.23μmを超える場合、台座10に形成される砥粒層18(図1B参照)のうねりが大きくなる。砥粒層18のうねりが大きな研磨パッド用ドレッサーで研磨パッドの研磨面にドレス処理を施しても、最終研磨に適する所望の研磨パッドの研磨面に調整できない。そのため、ガラス基板の主平面の表面うねりnWaに優れる硝子基板を安定して研磨することが難しくなるおそれがある。
よって、台座10の上・下平面14、15の表面粗さRaは0.23μm以下であることが好ましく、0.21μm以下であることが更に好ましく、0.20μm以下であることが特に好ましい。
(工程2) 図1Bは本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程3を示す平面図である。図1Cは本発明による研磨パッド用ドレッサーの製造工程3を示す縦断面図である。
図1B及び図1Cに示されるように、台座10の上平面14に微細なダイヤモンド砥粒を電着し、上平面14上に砥粒層18を所定パターンで形成し、本発明の研磨パッド用ドレッサー20が完成する。また、砥粒層18の積層パターンの一例としては、周方向に複数の扇形状を並べたように形成される。
砥粒層18は、上平面14上に盛り上がるように形成されるため、下平面15からの厚さがダイヤモンド砥粒の電着量に応じた寸法となる。尚、本実施例では、台座10の上・下平面14、15を平滑に加工しているため、ダイヤモンド砥粒が電着される平面精度が極めて高く、電着量を均一に制御することで砥粒層18の平面精度が平滑に加工された上平面14と同程度に調整される。
〔両面研磨装置の構成〕
図2は両面研磨装置の概略構成を示す正面図である。尚、図2においては、後述する、図3に示すサンギヤ203とインターナルギヤ205を省略する。
図2に示されるように、両面研磨装置200は、複数のガラス基板の上主平面及び下主平面を同時に研磨するように構成されており、基台220と、上定盤201と、下定盤202と、昇降機構208とを有する。基台220の上部には、下定盤202が回転可能に支持されており、基台220の内部には、上定盤201を駆動する定盤駆動モータが取り付けられている。
上定盤201は、下定盤202の上方に対向配置され、キャリア110に保持された複数のガラス基板の上主平面を研磨する上側研磨パッド130を有する。また、下定盤202は、キャリア110に保持された複数のガラス基板の下主平面を研磨する下側研磨パッド140を有する。また、ガラス基板と研磨パッド用ドレッサー20との外径寸法が異なることからキャリア110には、ガラス基板用のキャリアとドレッサー用のキャリアとが用意されている。尚、ガラス基板用のキャリアとドレッサー用のキャリアとは、研磨工程、ドレス処理の各工程に応じて入れ替えることになるが、各図中では、説明の便宜上、ガラス基板用のキャリア及びドレッサー用のキャリアの符合を共に「110」とする。
昇降機構208は、基台220の上方に起立する門型のフレーム206により支持されており、ガラス基板交換時に上定盤201を上昇させる昇降用シリンダ装置209を有する。昇降用シリンダ装置209は、フレーム206の中央に取り付けられている。昇降用シリンダ装置209のピストンロッド254は、下方に延在しており、その下端部には上定盤201を支持する支持機構207が連結されている。
支持機構207は、下方に延在する支柱207aと、上定盤201の上面に固定された固定ベース207bとを有する。固定ベース207bには、定盤駆動モータの回転軸150に設けられた溝262aに結合されるロック機構260が設けられている。
ロック機構260は、溝262aに結合されるロックピン281と、ロックピン281を固定ベース207bに連結する軸282とを有する。
上定盤201は、昇降用シリンダ装置209のピストンロッド254の昇動作によりガラス基板交換時に上昇し、研磨時には降下する。また、昇降機構208の昇降用シリンダ装置209、及び定盤駆動モータは、制御部210により制御される。
〔キャリアの取付構造〕
図3は研磨パッド用ドレッサー20による各パッドの調整工程を示す斜視図である。図4は研磨パッド用ドレッサー20による各パッドの調整工程を示す平面図である。
図3及び図4に示されるように、上定盤201は、回転軸150により回転可能に支持されている。また、回転軸150に設けられたサンギヤ203は、複数のキャリア110の外周に形成されたギヤ204に噛合している。さらに、複数のキャリア110のギヤ204は、インターナルギヤ205に噛合している。これらの各ギヤ203、204、205は遊星歯車機構を構成しており、各キャリア110はサンギヤ203とインターナルギヤ205の回転により自転しながら回転軸150の周囲を公転する。
これにより、ガラス基板用の各キャリア110の保持孔112に挿入されたガラス基板は、上定盤201に固定された上側研磨パッド130及び下定盤202に固定された下側研磨パッド140に摺接しながら両面研磨される。また、ドレス処理を行う際は、ドレッサー用の各キャリア110の保持孔112に研磨パッド用ドレッサー20を挿入する。研磨パッド用ドレッサー20は、ドレッサー用の各キャリア110の保持孔112内に安定的に保持される。
また、各研磨パッド用ドレッサー20は、片面側(上面側)にのみ砥粒層18が形成されているので、砥粒層18が上面側になるように挿入したものと、砥粒層18が下面側となるように挿入したものとが交互となるように配置する。これで、キャリア110の各保持孔112に装填された各研磨パッド用ドレッサー20は、上定盤201の上側研磨パッド130及び下定盤202の下側研磨パッド140を同時にドレス処理できる。すなわち、研磨パッド用ドレッサー20は、台座10を各研磨パッド130、140の研磨面に対して相対的に動かしながら被研磨体の主平面を研磨する各研磨パッド130、140の研磨面を砥粒層18により調整する。
〔ガラス基板の研磨及びドレス処理の作業手順〕
ここで、ガラス基板の研磨及びドレス処理の作業手順について説明する。
(手順1) ガラス基板を研磨する前に研磨パッドのドレス処理を行うため、昇降用シリンダ装置209のピストンロッド254を上昇させて上定盤201を下定盤202から離間させる。
(手順2) 上記研磨パッド用ドレッサー20(図1B、図1Cを参照)を下定盤202上に載置されたドレッサー用のキャリア110の各保持孔112に挿入する。各研磨パッド用ドレッサー20は、片面側にのみ砥粒層18が形成されているので、図4に示されるように、砥粒層18を上面側に配した研磨パッド用ドレッサー20Aと、砥粒層18を下面側に配した研磨パッド用ドレッサー20Bとが周方向の各保持孔112に交互に配置する。
そのため、ドレッサー用のキャリア110の各保持孔112に装填された各研磨パッド用ドレッサー20は、1回のドレス処理で上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140の研磨面を同時に均一に調整できる。
(手順3) 図2に示されるように、両面研磨装置200の昇降用シリンダ装置209を作動させてピストンロッド254を降下させ、上定盤201の上側研磨パッド130をキャリア110の上面に対向させる。
(手順4) ロック機構260のロックピン281を、回転軸150の溝262aに結合させる。この後は、駆動モータにより上定盤201及び下定盤202、サンギヤ203及びインターナルギヤ205を回転させて上記キャリア110の各保持孔112に挿入された各研磨パッド用ドレッサー20を自転させながら公転させての上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140の研磨面に砥粒層18を加圧した状態で摺接させる。このドレス処理により上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140の研磨面を削り、研磨面の形状と研磨面の表面粗さ等を調整し、研磨面の表面に付着した研磨液や研磨屑などの汚れを除去する(ドレス処理)。
(手順5) 上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140のドレス処理が終了すると、上定盤201及び下定盤202の回転を停止し、両面研磨装置200の昇降用シリンダ装置209を作動させてピストンロッド254を上昇させ、上定盤201の上側研磨パッド130をドレッサー用のキャリア110から離間させる。
(手順6) 研磨パッド用ドレッサー20によるドレス処理が終了すると、ドレッサー用の各キャリア110の保持孔112から研磨パッド用ドレッサー20を取り出す。
(手順7) 上記のように各研磨パッド用ドレッサー20の回収作業が終了した後、ドレッサー用の各キャリア110も回収し、ガラス基板用のキャリア110を下定盤202上に装着する。そして、未研磨のガラス基板をガラス基板用のキャリア110の各保持孔112に挿入する。
(手順8) 次に、図2に示されるように、両面研磨装置200の昇降用シリンダ装置209を作動させてピストンロッド254を降下させ、上定盤201の上側研磨パッド130を被研磨体であるガラス基板の上主平面に当接させる。
(手順9) ロック機構260のロックピン281を、回転軸150の溝262aに結合させる。この後は、駆動モータにより上定盤201及び下定盤202、サンギヤ203及びインターナルギヤ205を回転させて上記キャリア110の各保持孔112に挿入された各ガラス基板の上主平面、下主平面を同時に研磨する。
(手順10) ガラス基板の研磨終了後、両面研磨装置200の昇降用シリンダ装置209を作動させてピストンロッド254を上昇させ、上定盤201の上側研磨パッド130をガラス基板用のキャリア110から離間させる。そして、各ガラス基板を取出して各ガラス基板の主平面の表面うねりnWaを測定する。
(手順11) 次バッチの研磨を継続して実施する場合、研磨を継続するうちに研磨パッドの研磨面に研磨液や研磨屑が固着して研磨速度が低下する。研磨速度が低下した段階で、研磨パッド用ドレッサー20によるドレス処理を施して研磨パッドの研磨面を削ることで研磨面を調整し、当該研磨面を再生する。これにより、研磨速度が回復する。
(手順12) ガラス基板の研磨を終了したときは、両面研磨装置による研磨を停止し、各ガラス基板を取出して洗浄して検査工程へ搬送する。
このように、上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140は、研磨開始前あるいは各研磨パッドの研磨面に研磨液や研磨屑が固着した段階で、研磨パッド用ドレッサー20によりドレス処理されるため、研磨したガラス基板の上下主平面のうねりが極めて微小に抑えられる。また、後述する表面検査装置により本発明の研磨パッド用ドレッサー20によりドレス処理された上側研磨パッド130及び下側研磨パッド140により研磨されたガラス基板の上下主平面の表面うねりnWaが0.4nm以下(表1の本発明の欄を参照)に抑えられることが確認された。
〔研磨パッド用ドレッサー20の台座10の表面粗さ及びガラス基板の表面うねりの測定結果〕
Figure 0005333428
尚、研磨パッド用ドレッサー20の台座10の表面粗さは、ミツトヨ社製の表面粗さ測定機(SURFTEST SV−400)で測定した。
また、ガラス基板の主平面の表面うねりnWaは、光学式表面検査装置(例えば、KLA−Tencor社製のOSA(Optical Surface Analyzer)6300)で測定した。表面うねりの測定条件としては、1バッチ(両面研磨装置で同時に研磨したガラス基板であり、キャリアの直径の大きさや保持穴の数によって決まる枚数、例えば、90枚〜250枚)から2枚のガラス基板を抜き取り、ガラス基板の両主平面の表面うねりnWaを測定し、計4つの測定値の平均値を求め、表1に記入した。
また、主平面の表面うねりnWaは、波長405nmのレーザ光を使用し、60μm〜160μmの周期を有するうねりを、ガラス基板の直径65mmに対し、上下主平面の半径15mm〜31mmの範囲(磁気録媒体用ディスクの記録再生領域に相当する)を被測定領域として測定した。
上記表1に示す測定結果より、比較例(台座10の表面粗さが高い研磨パッド用ドレッサー)の台座10の表面粗さRaが0.52μmであるのに対し、本発明の研磨パッド用ドレッサー20は台座10を平滑に加工することで例1の表面粗さRaが0.20μm、例2のRaが0.23μmに高められた。
また、比較例(台座10の表面粗さが高い研磨パッド用ドレッサー)の砥粒層の表面粗さRaが5.1μm、砥粒層の最大高さRyが32.2μmであるのに対し、本発明の研磨パッド用ドレッサー20は台座10を平滑に加工することで砥粒層18の例1の表面粗さRaが1.7μm、例2のRaが2.1μm、砥粒層18の例1の最大高さRyが14.7μm、例2のRyが17.6μmである。この測定結果から台座10を平滑に加工することによって、砥粒層18の表面粗さRa及び砥粒層18の最大高さRyが小さくなることが確認された。
また、ガラス基板の表面うねりnWaの平均値を比較すると、台座10の表面粗さが高い研磨パッド用ドレッサーでドレス処理した場合は、nWaが0.45nm、0.40nm、0.41nmであるのに対し、本発明の研磨パッド用ドレッサー20によりドレス処理した場合は、例1のnWaが0.20nm、0.19nm、0.18nm、例2のnWaが0.37nm、0.35nm、0.30nmと従来よりも小さい値になっていることが確認された。
このように、本発明の研磨パッド用ドレッサー20を用いて研磨パッドのドレス処理を行うことでガラス基板の表面うねりnWaを従来の台座10の表面粗さが高い研磨パッド用ドレッサーを用いた場合よりも表面うねりnWaを大幅に改善できる。
上記実施例では、磁気記録媒体用のガラス基板の研磨工程を例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の用途で使用されるガラス基板を研磨加工する各工程にも本発明を適用することができるのは勿論である。
また、本発明が適用できるガラス基板としては、磁気記録媒体用、フォトマスク用、液晶や有機EL等のディスプレイ用、光ピックアップ素子や光学フィルタ等の光学部品用などのガラス基板が具体的なものとして挙げられる。
また、上記実施例では、研磨パッド用ドレッサー20を用いて両面研磨装置の上定盤及び下定盤の各研磨パッドの研磨面を同時に調製する場合について説明したが、これに限らず、定盤に研磨パッドを有する片面研磨装置にも研磨パッド用ドレッサー20を用いることができるのは勿論である。
また、上記実施例では、ガラス基板と同様の円盤形状の研磨パッド用ドレッサー20を用いて両面研磨装置の上定盤及び下定盤の各研磨パッドの研磨面を同時に調製する場合について説明したが、これに限らず、円盤状以外の板形状(例えば、四角形や六角形の板形状)のドレッサーにも本発明が適用できるのは勿論である。
10 台座
12 中央孔
12a 内周端面
14 上平面
15 下平面
16 外周端面
18 砥粒層
20 研磨パッド用ドレッサー
110 キャリア
130 上側研磨パッド
140 下側研磨パッド
150 回転軸
200 両面研磨装置
201 上定盤
202 下定盤
203 サンギヤ
204 ギヤ
205 インターナルギヤ
206 フレーム
207 支持機構
208 昇降機構
209 昇降用シリンダ装置
210 制御部
220 基台
254 ピストンロッド
260 ロック機構
281 ロックピン

Claims (11)

  1. 板形状に形成された台座と、前記台座の平面に形成された砥粒層とを有し、前記台座を研磨パッドの研磨面に対して相対的に動かしながらガラス基板の主平面を研磨する研磨パッドの研磨面を前記砥粒層により調整する研磨パッド用ドレッサーにおいて、
    前記台座の平面の表面粗さRaを0.23μm以下に加工した後、当該加工された平面に前記砥粒層を形成したことを特徴とする研磨パッド用ドレッサー。
  2. 前記台座の平面は、最大高さRyが2.0μm以下である請求項1に記載の研磨パッド用ドレッサー。
  3. 前記砥粒層は、微細なダイヤモンド砥粒を前記平滑に加工された平面に電着により形成される請求項1又は2に記載の研磨パッド用ドレッサー。
  4. 前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である請求項1〜3いずれか一項に記載の研磨パッド用ドレッサー。
  5. 前記研磨パッドは、軟質ウレタン製の研磨パッドであり、コロイダルシリカを含む研磨液を用いて前記ガラス基板を研磨する請求項1〜4いずれか一項に記載の研磨パッド用ドレッサー。
  6. 板形状に形成された台座と、前記台座の平面に形成された砥粒層とを有し、前記台座を研磨パッドの研磨面に対して相対的に動かしながらガラス基板の主平面を研磨する研磨パッドの研磨面を前記砥粒層により調整する研磨パッド用ドレッサーの製造方法において、
    前記台座の平面の表面粗さRaを0.23μm以下に加工した後、当該加工された平面に前記砥粒層を形成することを特徴とする研磨パッド用ドレッサーの製造方法。
  7. 前記台座の平面は、最大高さRyが2.0μm以下である請求項6に記載の研磨パッド用ドレッサーの製造方法。
  8. ガラス基板を研磨する研磨工程と、ガラス基板を洗浄する洗浄工程と、を有するガラス基板の製造方法であって、
    前記研磨工程は、請求項1乃至5の何れかの研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨面を調整された研磨パッドによりガラス基板を研磨する工程を有するガラス基板の製造方法。
  9. 前記ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板である請求項8に記載のガラス基板の製造方法。
  10. 請求項1乃至の何れかの研磨パッド用ドレッサーを用いて研磨面を調整された研磨パッドにより研磨されるガラス基板であって、
    前記研磨面を調整された研磨パッドにより研磨されたガラス基板の主平面は、波長405nmのレーザ光を用いて測定した60μm〜160μmの表面うねりnWaが0.nm以下であるガラス基板。
  11. 前記ガラス基板は、磁気記録媒体用である請求項10に記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
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