JP5332639B2 - 循環アダプタ - Google Patents

循環アダプタ Download PDF

Info

Publication number
JP5332639B2
JP5332639B2 JP2009008624A JP2009008624A JP5332639B2 JP 5332639 B2 JP5332639 B2 JP 5332639B2 JP 2009008624 A JP2009008624 A JP 2009008624A JP 2009008624 A JP2009008624 A JP 2009008624A JP 5332639 B2 JP5332639 B2 JP 5332639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
swirl
chamber
hot water
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009008624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010164275A (ja
Inventor
繁男 杉江
裕三 山本
亮二 大内
誠 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2009008624A priority Critical patent/JP5332639B2/ja
Publication of JP2010164275A publication Critical patent/JP2010164275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5332639B2 publication Critical patent/JP5332639B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

本発明は風呂給湯器から浴槽に湯水を供給するために浴槽に取付けて使用される循環アダプタに関し、特に、旋回流による気泡噴流を噴出する気泡噴流噴出口とを備えた循環アダプタに関するものである。
従来、浴槽の風呂給湯システムは、風呂給湯器から新規な高温の湯水が供給される注湯運転モード、浴槽内の湯水を再度給湯器に戻して加熱、再供給する追焚運転モード、微細な気泡を湯水に混在させて気泡噴流を噴出させる気泡運転モード、更には、湯水に超音波振動を与えて噴出させる超音波運転モード等消費者のニーズに合せて様々な湯水の供給形態を有している。
気泡運転モードでは、気泡噴流の噴出方向をユーザ自身に向け、所定圧力の噴流を直接体に当てる仕様となっている。快適性の観点から、気泡噴流に含まれる気泡は、微細で且つ均一に分布することが要求されている。
湯水の流速を高めることで、噴流中の気泡を微細化することが可能であるものの、ポンプの大型化が必要となり、施工上及びコスト上課題が存在する。また、ポンプ容量を増加したとしても、噴流中の気泡を均一に分布させることが必要となるが、流速増加のみでは気泡の十分な攪拌を図ることができない。
特許文献1は、円筒体内の内周接線方向に加圧流体を導入する開口を設け、円筒体の閉塞端に外気を導入する外気導入開口を有する気泡発生装置を提案している。特許文献1では、円筒体内に旋回流を発生させることで、円筒体の中心付近に負圧を発生させ、大量の外気を取り込み、微細な気泡噴流を形成することができる。
特開平4−126542号公報
特許文献1は、浴槽の循環アダプタではないが、循環アダプタの気泡運転モードに適用することでポンプ容量を増加することなく、微細且つ均一分布した気泡を含む気泡噴流を形成することができる。しかしながら、本来、循環アダプタは浴槽の内側側壁部分に装着されて使用されるものであり、コンパクト性が最も要求されている。
特許文献1では、微細な気泡を含む気泡噴流を形成できるものの、空気が供給される円筒体の外周に、円筒体と同軸とされる加圧流体の流路を形成する外筒を設けたため、気泡発生装置自体大型となる。この装置を浴槽に装着した場合、循環アダプタが側壁部分に占める割合が大きくなり、実用には適していない。
本発明の目的は、旋回流による気泡運転可能な循環アダプタにおいて、コンパクト性を維持しつつ、微細で均一分布した気泡を形成可能な循環アダプタを提供することである。
本発明に係る循環アダプタは、気泡運転モードで旋回流による気泡噴流を噴出させる気泡噴流噴出口と、この気泡噴流噴出口と連通すると共に旋回流を発生する旋回流発生流路と、この旋回流発生流路に湯水を供給する供給流路と、前記旋回流発生流路と前記供給流路とを接続する接続流路とを有する。
請求項1の発明は、前記旋回流発生流路は、前記供給流路と平行に配置されると共に、前記接続流路は、前記旋回流発生流路及び前記供給流路に対して直交するように形成され、前記接続流路は、前記供給流路の端部と前記旋回流発生流路の長さ方向の途中部に接続されると共に、前記接続流路の前記旋回流発生流路の反対側に位置する端部に対応する壁部に開口穴が形成され、この開口穴が閉止栓によって閉塞されることを特徴とする。
請求項1の発明では、接続流路が旋回流発生流路に対して直交するように形成されるため、旋回流発生流路の軸心付近に負圧を発生でき、ポンプ容量を増加させることなく大量の気泡を湯水中に混在させることができる。しかも、旋回流により気泡と湯水とが充分に攪拌されるため、微細な気泡が均一に分布した気泡噴流を得ることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、追焚運転モードで追焚噴流を噴出する追焚噴流噴出口と、この追焚噴流噴出口と連通する追焚噴流流路とを有し、この追焚噴流流路は、前記供給流路と平行に配置されると共に、前記供給流路を兼用するように形成されることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記閉止栓は、前記接続流路内部に配置される本体栓部と前記接続流路外部に配置される頭部とから形成されると共に、前記本体栓部には、前記供給流路を流れる湯水を前記旋回流発生流路に誘導する部分球面状の誘導部が設けられることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項またはの発明において、前記閉止栓の頭部は、その上面に湯水の誘導方向を表示する切欠部が形成されることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の何れか1項の発明において、前記閉止栓の本体栓部は、閉止栓の軸心に直交する方向の断面形状に角部を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コンパクト性を維持しつつ、微細で均一分布した気泡を形成できる。つまり、旋回流発生流路と前記供給流路とが平行に配置され、正面から見た流路面積を減少できるため、循環アダプタの装着による浴槽側壁部分の占有面積を大きくすることなく、微細な気泡が均一に分布した気泡噴流を得ることができる。
また、接続流路の旋回流発生流路の反対側に位置する端部に対応する壁部に開口穴が形成され、この開口穴が閉止栓によって閉塞されるため、接続流路を機械加工で形成可能となり、加工性に優れた循環アダプタを得ることができる。
請求項2の発明によれば、追焚噴流流路は、供給流路と平行に配置されると共に、供給流路を兼用するように形成したため、別途追焚噴流流路のために流路を形成することがなく、更にコンパクト化を図ることができる。
請求項の発明によれば、閉止栓の本体栓部には、前記供給流路を流れる湯水を前記旋回流発生流路に誘導する部分球面状の誘導部が設けられるため、湯水が停滞することなくスムーズに方向転換でき、乱流等の発生を防止できる。
請求項の発明によれば、閉止栓の頭部は、その上面に湯水の誘導方向を表示する切欠部が形成されるため、作業者による閉止栓の誤組付けを抑制できる。
請求項の発明によれば、閉止栓の本体栓部は、閉止栓の軸心に直交する方向の断面形状に角部を有するため、使用による閉止栓の回転移動を防止でき、乱流等の発生を確実に防止できる。
実施例の風呂給湯システムの全体説明図である。 循環アダプタの正面図である。 循環アダプタの側面図である。 図2におけるIV−IV線断面を示す図である。 図2におけるV−V線断面を示す図である。 図2におけるVI−VI線断面を示す図である。 切替弁ケースの正面斜視図である。 切替弁ケースの背面斜視図である。 切替弁ケースの正面図である。 図9におけるX−X線断面を示す図である。 閉止栓の斜視図である。 閉止栓における頭部の正面図である。 ガイド部材の正面図である。 図13におけるXIV−XIV線断面を示す図である。 フィルタ部材の正面図である。 図15におけるXVI−XVI線断面を示す図である。 フィルタ部材の要部断面図である。 気泡運転モードの説明図である。
以下、本発明を実施する為の最良の形態について実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、実施例の風呂供給システムは、浴槽1、風呂給湯器2、循環回路3及び循環アダプタ4から構成される。風呂給湯器2はガス等の燃焼部と熱交換部とからなる給湯用の第1熱供給部5と風呂追焚用の第2熱供給部6と水や湯水を循環させるためのポンプ7とから構成され、夫々の機器はコントローラ8によって制御される。
また、コントローラ8は操作パネル9に電気的に接続されており、ユーザが操作パネル9上に設置されている運転モード毎に設けられた押し釦を押すことによって風呂の湯張指示や各種運転モード選択信号がコントローラ8に伝達され風呂給湯器2の作動が開始される。
給湯用である第1熱供給部5で関連する水や湯水の流通回路について説明する。導入路10に導入された水が第1流量センサ11を経て第1熱供給部5に供給された後、第1熱供給部5に加熱される。加熱された湯水は、排出路12を通って浴槽1及びその他の給湯系装置に供給される経路となっている。
風呂追焚用である第2熱供給部6に関連する水や湯水の循環回路について説明する。循環回路3は復路13と往路14とから構成されている。ポンプ7の作動により循環アダプタ4から吸入された浴槽1の湯水は復路13を経て第2熱供給部6で加熱されて往路14を通り循環アダプタ4から浴槽1に供給される経路となっている。ポンプ7下流の復路13には第2流量センサ15が設けられ、安全上の観点から3.5L/分以上の湯水流量がなければ第2熱供給部6の加熱動作は行われない。尚、排出路12と復路13とは分岐排出路16で接続されており、その連通は電磁弁17により制御される。
次に、循環アダプタ4について図2〜図16に基づいて説明する。
図2は循環アダプタ4の正面図、図3は循環アダプタ4を左から見た側面図、図4は図2のIV-IV線断面図、図5は図2のV-V線断面図、図6は図2のVI-VI線断面図を示す。
循環アダプタ4は、浴槽1の側壁外側で浴室内に配設される第1筒状体18と、浴槽1の内部側から浴槽側壁に貫通状に配設され、側壁を挟んで第1筒状体18に螺合される第2筒状体19とを有している。第1、第2筒状体18,19は夫々第1フランジ部18aと第2フランジ部19aとを備えており、環状パッキン20,21により浴槽側壁とフランジ部18a,19aとのシール性を確保している。
第2筒状体19の内周側には、第2フランジ部19aにボルト22により固定される金属製の切替弁ケース23が配設される。この切替弁ケース23の表面には水平方向に開口する気泡噴流噴出口24と吸込口25とが設けられると共に、槽底方向に向かって後述する横穴状の追焚噴流噴出口26が形成されている。循環アダプタ4の浴槽側表面部分には、第2フランジ部19aと切替弁ケース23とを覆う形でメッシュ状のフィルタ部材27が装着されている。
第1筒状体18の端壁部28には、吸入管29と吐出管30と吸気管31の3つのポート部分が形成されており、吸入管29は復路13と、吐出管30は往路14とに夫々連結されている。吸気管31は、フィルタ、オリフィス及び逆止弁等を備えた図示しない吸気ユニットと吸気パイプを介して接続されている。
図4〜図6に示すように、第1切替弁部23aと同一軸心とされる第2切替弁部23bは、第2筒状体19の内周面に嵌合する外筒部32(壁部)と、外筒部32と協働して複数の機能空間を形成する内筒部33とを備える。
切替弁ケース23内部には、気泡噴流噴出口24が設けられる円柱状の旋回室34(旋回流発生流路)及び吸込口25が設けられる吸込室35、更に、後述するように、旋回室34と並設されると共に旋回室34と連通路36(接続通路)で接続される旋回予備室37、旋回予備室37と並設されると共に追焚噴流噴出口26と連通可能な供給室38及び旋回予備室37と供給室38とに対して反浴槽側に直列状に配置される吸入室39の5つの機能空間が存在している。
筒状の旋回室34、吸込室35、旋回予備室37、供給室38、吸入室39の軸心は何れも循環アダプタ4の軸心に対して平行となるよう配置され、更に、旋回予備室37と供給室38との反浴槽側の吸入室39は共通の湯水流路とされるため、各室の軸心は循環アダプタ4の軸心に近接配置することができ、浴槽側壁の占有面積を最小化できる。尚、旋回予備室37と吸入室39とが、本発明の供給流路に相当している。
旋回室34には浴槽側先端が円錐形状の吸気ノズル40が設置されている。この吸気ノズル40の内部には吸気管31と連通する吸気孔41が設けられており、吸気孔41から導入された空気を旋回室34の長さ方向中央部分に設けられた連通路開口42に向けて供給するように構成されている。
図5及び図6に示すように、連通路36はその接続方向が内周面筒状の旋回室34に対して接線方向、所謂旋回室34の軸心に対して直交するように接続されている。この構成により、旋回予備室37から連通路36を介して供給される湯水が旋回室34の内周形状に沿って高速旋回することになり、空気の吸引、気泡の微細化及び所定周波数の超音波の発生等に適した旋回回転数を得ることができる。尚、本循環アダプタ4においては、旋回回転数を30,000〜40,000回転/分となるように構成されている。また、旋回予備室37には、逆止弁としてのチェックボール80が設置されており、吸入室39からの湯水の流れのみを許容している。
図7〜図10に示すように、切替弁ケース23は、浴槽側表面に配置される円板状の第1切替弁部23aと、第1切替弁部23aの裏面に連続すると共に第1切替弁部23aより小径とされる筒状の第2切替弁部23bとから構成する。尚、図7は切替弁ケース23の正面斜視図、図8は切替弁ケース23の背面斜視図、図9は切替弁ケース23の正面図、図10は図9のX−X線断面図である。
第1切替弁部23a表面には、凹設された第1吸込部81と、テーパ状の気泡噴流噴出口24と、後述する第2凹部52と、ボルト22によって切替弁ケース23を第2筒状体19に固定すると共に軸心に対して対称配置される一対のボルト穴23cと、第1切替弁部23aの外周縁部に形成される3つの切欠部23d及び3つの締結用円弧状開口とが形成される。
第1吸込部81は、正面視で扇形状とされ、扇の要部分が吸込口25に連続すると共に第1切替弁部23aの軸心から外周方向に向かって拡開するよう構成されている。第1切替弁部23aの内部には、後述する供給室38の下流側端部に接続される直線状の追焚噴流噴出口26が第1切替弁部23aの軸心から外周方向に向かって形成されている。
第2切替弁部23bは、前述した旋回室34、吸込室35、連通路36、旋回予備室37、供給室38、吸入室39を備え、連通路36よりも大径とされる開口穴32a、この開口穴32aを閉塞する閉止栓84を備えている。
切替弁ケース23は、旋回室34、吸込室35、旋回予備室37、供給室38、吸入室39を予め備えた中間成形体を型形成し、この中間成形体を機械加工することによって形成される。具体的には、中間成形体の旋回予備室37の下流側端部と旋回室34の長さ方向の中央部分とを結ぶと共に、旋回室34と旋回予備室37との双方に直交する直線を設定する。この直線と外筒部32との交点で且つ旋回室34の反対側の端部、所謂一方の交点からドリル等の工作機械により穴加工を施し、開口穴32a及び連通路36を形成する。尚、本実施例では、閉止栓84の取付座を形成するため、連通路36を形成する穴加工の後、第2の穴加工を行い、開口穴32aの加工面積を連通路36面積よりも大きく形成している。
図11及び図12に示すように、樹脂製の閉止栓84は、開口穴32aに収容される円柱状の頭部85と、頭部85の下端面から連続し、連通路36の内方まで延設される本体栓部86とから構成している。尚、図11は閉止栓84の斜視図、図12は頭部85の正面図である。
本体栓部86は、頭部85の下端面と直交する平板状の第1平面部86a、第1平面部86aと頭部85の下端面と直交する平板状の第2平面部86b、第1平面部86aと頭部85の下端面と直交すると共に、第2平面部86bと平行な第3平面部86c、第2平面部86bと第3平面部86cとの反第1平面部86a側端部に部分円柱形状の第1円弧面部86dを有している。
更に、本体栓部86は、下端面に部分円柱形状の第2円弧面部86e、第2円弧面部86eの第1円弧面部86側端部に連続して部分球面状の部分球面部86f(誘導部)を有している。つまり、閉止栓84の軸心に直交する断面形状において、第1平面部86aと第2平面部86bとが角部を形成し、第1平面部86aと第3平面部86cとが角部を形成するよう構成している。
頭部85は、上端面に切欠部85aが形成されている。切欠部85aの正面視形状は下端面に設けられる第1円弧面部86dに対応する部分が円弧形状とされ、作業者は切欠部85aを確認するだけで、本体栓部86の設置方向が確認できるように構成されている。また、切欠部85aの形成により、閉止栓84の樹脂量を減少できるため、頭部85と本体栓部86とを一体形成した場合でも、熱引けを防止でき、寸法精度を維持することができる。
閉止栓84を切替弁ケース23に組付ける場合、第2円弧面部86eの軸心が旋回予備室37の軸心と平行となると共に、部分球面部86fを旋回予備室37の長さ方向下流側に位置するように開口穴32aに配置し、本体栓部86が連通路36内部に配置されるよう圧入する。この構成によって、旋回予備室37を流れる湯水は、第2円弧面部86eに誘導されると共に、連続して部分球面部86fによって旋回室34にスムーズに進路変更される。しかも、切欠部85aの視認によって、本体栓部86の形状を確認することなく適正な位置に組付けることができる。
図5に示すように、切替弁ケース23には、内筒部33を貫通し、湯水の噴出口を気泡噴流噴出口24と追焚噴流噴出口26とに切替え制御する噴出口切替部材43(噴流流路選択手段)が設けられている。噴出口切替部材43は、中央部分を内筒部33に形成された受部44によって摺動可能に支持される弁軸45、弁軸45の一端側である反浴槽側端部に装着される第1切替弁46、第1切替弁46と受部44を挟んで他端側に設置された第2切替弁47、第2切替弁47よりも他端側である弁軸45の浴槽側端部に固定された半球状の軸受け部材48とから構成している。
第1切替弁46は、旋回予備室37と吸入室39との連通状態を制御する遮断部49と、この遮断部49と並設され、吸入室39と供給室38とを常時連通させる連通部50とで構成されている。第2切替弁47は、供給室38と追焚噴流噴出口26とを連通可能にすると共に第2切替弁47より小径で且つ円筒形状の第1凹部51を開閉可能としている。また、第1凹部51の浴槽側の第1切替弁部23aには第1凹部51より大径の第2凹部52が一体的に形成されている。弁軸45には、第1支持部53と、吸入室39側に形成される第2支持部54とが構成されている。
受部44に設けられる第1受座55と第1支持部53との間にはバイアスバネ57が配置され、第2支持部54と内筒部33に固定される第2受座56との間には形状記憶合金製バネ58が配置されている。バイアスバネ57と形状記憶合金製バネ58との張力はバランスが保たれており、噴出口切替部材43の位置、所謂第1切替弁46と第2切替弁47との状態は形状記憶合金製バネ58の張力が変わらない限り変化しないように構成されている。第1切替弁46と第2切替弁47との位置関係は、第2切替弁47が第1凹部51を閉鎖している時は第1切替弁46の遮断部49が開弁し、逆に、遮断部49が旋回予備室37を閉鎖している時は第2切替弁47が開弁するように構成されている。
具体的に説明すると、湯水が低温或いは常温時では、形状記憶合金製バネ58は収縮状態となっている。この時、第2切替弁47は第1凹部51を閉弁すると共に遮断部49は開弁していることから湯水は旋回予備室37、連通路36を経て旋回室34に供給される。次に、高温の湯水、例えば50℃の湯水が循環アダプタ4内に供給されると、形状記憶合金製バネ58が温度変化に感応して伸張し、バイアスバネ57が圧縮されて第2切替弁47が開弁し遮断部49が閉弁する。
次に、図13及び図14に基づき、第1切替弁部23a表面に装着されるガイド部材59について説明する。図13はガイド部材59の正面図、図14は図13のXIV−XIV線断面図を示す。樹脂製のガイド部材59は、フィルタ部材27の内側で、且つ切替弁ケース23の浴槽側端面、所謂循環アダプタ本体側壁部を構成しており、ボルト22によって切替弁ケース23を貫通し、第2筒状体19に固定されている。
ガイド部材59は、気泡噴流噴出口24の外周に設けられる第1噴流開口60a、第1噴流開口60aから浴槽側に向かって拡開する断面テーパ状に形成された正面視円状のテーパ部60b、テーパ部60bの一部下方領域に沿って形成される円弧状溝部61、テーパ部60b上方位置に形成され、後述する噴流ガイド部材62と係合可能な第1係合穴63、円弧状溝部61下方位置に形成され、噴流ガイド部材62と係合可能な第2係合穴64から構成している。
更に、ガイド部材59は、後述する摺動部材65と右側端部位置で係合可能な第1突起部66、摺動部材65と左側端部位置で係合可能な第2突起部67、ガイド部材59の裏面に形成され第1吸込部81の浴槽側端部を閉塞する第2吸込部82、第2吸込部82の外周側に設けられる円弧状の吸込端部83、ボルト穴23cに対応して浴槽側に向かって凸設されると共に軸心に対して対称配置される一対のボルトボス部59a、ガイド部材59の外周縁部に形成される3つの切欠部59bと3つの円弧状開口とから構成される。
前述の構成により、吸込口25を有する吸込室35は、循環アダプタ4の軸心に対して平行とされ、吸込端部83は、循環アダプタ4の軸心に対して吸込口25よりも更に外周方向にオフセットして配置されている。また、切欠部59bと切欠部23dとは、組付けの際、切欠形状が一致するよう位置決めされるよう構成している。
円弧状溝部61は、反浴槽側に弁軸45と直交する、つまりアダプタ本体側壁部に略平行な底面68と上壁69と下壁70と側壁71,72からなる断面略コ字状をなす凹所を有しており、この凹所内を底辺68と上壁69と下壁70とにガイドされる断面矩形の摺動部材65が摺動移動可能に収容されている。
円弧状溝部61の底面68の略中央部分には、弁軸45の他端側部分を支持すると共に、弁軸45を軸方向摺動自在に貫通させる貫通口61aが形成されている。摺動部材65は、この摺動部材65を左右方向移動自在に弁軸45の他端側部分を貫通させる略円弧状に形成された円弧状貫通口79と、この円弧状貫通口79の周囲に形成され、軸受け部材48に摺接可能で且つ弁軸45と直交する面、所謂底面68に対して傾斜すると共に、断面半円状で軸受け部材48に接触する傾斜部73と、摺動部材65左側端部に浴槽側に向かって延設された操作部74とから構成する。
傾斜部73は、浴槽側に対する底面68からの高さが、右側に向かうに従って高くなるように構成している。つまり、操作部74を右側端部位置に手動操作すると、摺動部材65が円弧状溝部61内を右側に摺動移動し、バイアスバネ57が形状記憶合金製バネ58の張力よりも強い場合、傾斜部73に摺接する軸受け部材48は傾斜部73に沿って反浴槽側に移動する。一方、操作部74を左側端部位置に手動操作すると、摺動部材65が円弧状溝部61内を左側に摺動移動し、バイアスバネ57が形状記憶合金製バネ58の張力よりも強い場合、傾斜部73に摺接する軸受け部材48は傾斜部73に沿って浴槽側に移動する。
従って、軸受け部材48が傾斜部73に摺接している場合、傾斜部73の浴槽側に対する底面68からの高さは、図4〜図6に示すように、操作部74を右側端部位置に手動操作したとき、弁軸45を第2切替弁47が閉弁し遮断部49が開弁する第1位置になり、操作部74を左側端部位置に手動操作したとき、弁軸45を第2切替弁47が開弁し遮断部49が閉弁する第2位置になるように設定されている。
また、操作部74を右側端部位置に手動操作した場合であっても、湯水温度が高温になると、形状記憶合金製バネ58が温度変化に感応して伸張し、バイアスバネ57が圧縮されるため、軸受け部材48が傾斜部73から離れ、浴槽側に摺動移動し、弁軸45を第2切替弁47が開弁し遮断部49が閉弁する第2位置になるように構成されている。
操作部74のアダプタ本体側底面には、第1突起部66及び第2突起部67と係合可能な図示しない凹部が形成されており、操作部74が右側端部位置或いは左側端部位置に手動操作された場合、第1突起部66或いは第2突起部67と係合し、摺動部材65を位置決め可能で且つユーザに適度な節度感を与えるように構成している。
円形状の噴流ガイド部材62は、循環アダプタ4の軸心と同一軸心とされ、第1噴流開口60aと同径の第2噴流開口75と、三日月状の操作開口76と、第1係合穴63に係合する第1係合部77と、第2係合穴64に係合する第2係合部78とにより構成する。
第2噴流開口75は、気泡噴流噴出口24からの軌道に沿った気泡噴流を略直線状に通過可能としており、第2噴流開口75の外周部分は、気泡噴流の外周部、所謂軌道を外れた噴流を遮断するよう構成している。
また、噴流ガイド部材62の外縁側部は、第1係合部77と第2係合部78とによってガイド部材59に連結されている。また、噴流ガイド部材62の外縁側部において、ガイド部材59と噴流ガイド部材62との間に一部分離間空間が形成されており、前記操作開口76及び外縁側部の離間空間により、気泡運転モードの際、噴流ガイド部材62の外側から気泡噴流噴出口24に湯水の流れを還流させることができる。
図15〜図17に示すように、フィルタ部材27は、円環状のフィルタ本体部87、フィルタ本体部87の外縁に配置される金属製メッシュからなるメッシュ部88とから構成している。尚、図15はフィルタ部材27の正面図、図16は図15のXVI−XVI線断面図、図17はフィルタ部材27の要部断面図を示す。
フィルタ本体部87は、円状の開口部89、開口部89の裏面縁部に90°毎に設置されるリブ部90、内周面に設けられる係合部91、外周面に設けられる突起部92とから構成している。係合部91は、前述した切欠部23d,59bと係合することでフィルタ部材27を切替弁ケース23に装着可能に構成している。
リブ部90は、係合部91と切欠部23d,58bとの係合の際、メッシュ部88と吸込端部83との間隔を均一且つ所定距離に保つため、ボルトボス部59aの表面と当接するよう構成している。メッシュ部88は、湯水が通過可能なメッシュ状の正面部88aと、突出部92と係合可能な取付部88cを有する外周部88bとから構成している。
次に、各運転モードについて説明する。
循環アダプタ4は、注湯運転モード、追焚運転モード、気泡運転モードの3つの運転モードが実行可能である。尚、ユーザは、操作パネル9上の押し釦で何れかの運転モードを選択可能になっている。
(注湯運転モード)
操作部74をノーマル位置(図2参照)に操作し、操作パネル9で注湯運転モードを選択すると、水が導入管10に導入される。第1熱供給部5に移動した水は加熱された後、排出管12に進行する。この時、コントローラ8の指示により、電磁弁17が開作動して湯は分岐排出管16を経由して復路13に導かれて一部の湯水は復路13から循環アダプタ4へ導入され、吸込口25から供給される。尚、吸込口25から湯水が供給されるのは注湯運転モードの時のみである。
また、残りの湯水は往路14を通り吸入室39に導入される。吸入室39に導入された湯水の温度(例えば、50℃)を吸入室39内部に設置された形状記憶合金製バネ58が温度感応して伸張し、第1切替弁46が旋回予備室37への経路を遮断すると共に第2切替弁47を開作動する。湯水を供給室38、第1凹部51及び第2凹部52を経由した後、浴槽下向きの追焚噴流噴出口26に送られる。以上により浴槽への注湯が行われる。
(気泡運転モード)
図18に示すように、操作部74をバブル位置(図2参照)に操作し、操作パネル9上で気泡運転モードを選択すると、コントローラ8がポンプ7を作動させ、浴槽内の湯水を吸込口25から吸込室35を経て復路13に導入する。この時、第2熱供給部6は作動しておらず、復路13に導入された温度のまま湯水は循環し往路14を通り吸入室39に導入される。
吸入室39から旋回予備室37に入った湯水は旋回予備室37の下流側端部において、誘導機能を有する閉止栓84によって停滞することなく進路変更された後、連通路36を通り連通路開口42から旋回室34に導入される。連通路36は旋回室34の接線方向に接続されているため、湯水は旋回室34の長さ方向の軸心を中心に高速旋回を行い、所定の負圧が旋回室34内に発生する。この負圧により吸引された空気は吸気孔41から旋回室34の中央部分に吸引され、湯水と混合され、気泡混合湯水が旋回しながら水平方向に開口する気泡噴流噴出口24から噴出される。
(追焚運転モード)
操作部74をノーマル位置に操作し、操作パネル9上で追焚運転モードを選択すると、コントローラ8の指示によりポンプ7及び第2熱供給部6が作動を開始し、浴槽内の湯水を吸込口25から復路13に導入する。第2熱供給部6により加熱された湯水は往路14を通り吸入室39に導入される。吸入室39以降の経路は注湯運転モードと同様である。
(安全装置機能)
最後に、安全装置機能について説明する。操作部74をバブル位置に操作し、操作パネル9上で追焚運転モードを選択すると、コントローラ8の指示によりポンプ7及び第2熱供給部6が作動を開始し、浴槽内の湯水を吸込口25から復路13に導入する。第2熱供給部6により加熱された湯水は往路14を通り吸入室39に導入される。
当初、軸受け部材48が傾斜部73に摺接しているため、弁軸45を第2切替弁47が閉弁し遮断部49が開弁する第1位置となっているが、形状記憶合金製バネ58が伸張して弁軸45を第2位置、所謂軸受け部材48と傾斜部73とが離間する状態に切替え、高温の湯水を追焚噴流噴出口26に誘導する。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、3つの運転モードを実現可能な例について説明したが、少なくとも、旋回流による気泡運転モードを備えるものであれば良く、追焚運転モードと気泡運転モードとの2つの運転モードを備えるもの或いは、更に多くの運転モードを備えるものについても、本発明の循環アダプタを適用できる。
2〕前記実施例においては、噴流ガイド部材を有する循環アダプタの例について説明したが、噴流ガイド部材を備えていないアダプタについても、本発明の循環アダプタを適用できる。
〕前記実施例においては、開口穴の加工面積を連通路の断面積よりも大きなものとする例について説明したが、同形状とすることも可能である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、旋回流による気泡噴流を噴出する気泡噴流噴出口を備えた循環アダプタに利用することができる。
1 浴槽
4 循環アダプタ
24 気泡噴流噴出口
25 吸込口
26 追焚噴流噴出口
27 フィルタ部材
32 外筒部
32a 開口穴
34 旋回室
36 連通路
37 旋回予備室
38 供給室
39 吸入室
84 閉止栓
85 頭部
85a 切欠部
86 本体栓部
86a 第1平面部
86b 第2平面部
86c 第3平面部
86f 部分球面部

Claims (5)

  1. 気泡運転モードで旋回流による気泡噴流を噴出させる気泡噴流噴出口と、この気泡噴流噴出口と連通すると共に旋回流を発生する旋回流発生流路と、この旋回流発生流路に湯水を供給する供給流路と、前記旋回流発生流路と前記供給流路とを接続する接続流路とを有する循環アダプタにおいて、
    前記旋回流発生流路は、前記供給流路と平行に配置されると共に、
    前記接続流路は、前記旋回流発生流路及び前記供給流路に対して直交するように形成され
    前記接続流路は、前記供給流路の端部と前記旋回流発生流路の長さ方向の途中部に接続されると共に、前記接続流路の前記旋回流発生流路の反対側に位置する端部に対応する壁部に開口穴が形成され、この開口穴が閉止栓によって閉塞されることを特徴とする循環アダプタ。
  2. 追焚運転モードで追焚噴流を噴出する追焚噴流噴出口と、この追焚噴流噴出口と連通する追焚噴流流路とを有し、
    この追焚噴流流路は、前記供給流路と平行に配置されると共に、前記供給流路を兼用するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の循環アダプタ。
  3. 前記閉止栓は、前記接続流路内部に配置される本体栓部と前記接続流路外部に配置される頭部とから形成されると共に、
    前記本体栓部には、前記供給流路を流れる湯水を前記旋回流発生流路に誘導する部分球面状の誘導部が設けられることを特徴とする請求項に記載の循環アダプタ。
  4. 前記閉止栓の頭部は、その上面に湯水の誘導方向を表示する切欠部が形成されることを特徴とする請求項またはに記載の循環アダプタ。
  5. 前記閉止栓の本体栓部は、閉止栓の軸心に直交する方向の断面形状に角部を有することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の循環アダプタ。
JP2009008624A 2009-01-19 2009-01-19 循環アダプタ Active JP5332639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008624A JP5332639B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 循環アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008624A JP5332639B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 循環アダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010164275A JP2010164275A (ja) 2010-07-29
JP5332639B2 true JP5332639B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=42580581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008624A Active JP5332639B2 (ja) 2009-01-19 2009-01-19 循環アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5332639B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741403B2 (ja) * 2011-11-25 2015-07-01 三菱電機株式会社 浴水浄化装置
JP6362389B2 (ja) * 2014-04-10 2018-07-25 株式会社ハタノ製作所 浴槽用給湯口アダプター

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3100978B2 (ja) * 1990-11-30 2000-10-23 東陶機器株式会社 噴流発生ノズル構造
JP2001070185A (ja) * 1999-06-30 2001-03-21 Toto Ltd 浴湯吸込口カバー
JP4069810B2 (ja) * 2003-06-18 2008-04-02 松下電器産業株式会社 追焚き機能付き給湯装置
JP4887055B2 (ja) * 2006-02-09 2012-02-29 株式会社ガスター 気泡供給機能付き追焚装置
JP2008136931A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Yoshito Ogawa 液吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010164275A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3585484B1 (ja) 歯科用機器及びこれに用いる液体槽
KR101858886B1 (ko) 기액 혼합 장치 및 기액 혼합 시스템
CN104321491A (zh) 龙头以及具有煮沸水装置和该龙头的组件
JP5332639B2 (ja) 循環アダプタ
JP5228782B2 (ja) 循環アダプタ
JP5262555B2 (ja) 循環アダプタ
US11543043B2 (en) Free-standing faucet
KR20220165182A (ko) 미세 기포 발생 장치
JP2023549932A (ja) 洗浄装置用の水質調整ユニット、および送出ユニット
ITBS20010100A1 (it) Rubinetto miscelatore di acqua calda e fredda con unita' termostaticae deviatore di flusso
KR101320113B1 (ko) 온수기용 듀얼 벤추리
KR101955859B1 (ko) 조립식 샤워수전
JP2008220822A (ja) シャワー装置
JP2010164274A (ja) 循環アダプタ
JP5176586B2 (ja) 循環アダプタ
JP5212008B2 (ja) 循環アダプタ
JP5572969B2 (ja) 旋回式気泡発生装置
US11052410B2 (en) Sanitary shower device
KR20180003628U (ko) 선반형 샤워수전의 일체형 개폐 및 수로구조
JP2011130911A (ja) 泡・湯水用吐出具
JP2003239360A (ja) 吐水装置
JP5163334B2 (ja) 噴出ノズル構造および循環アダプタ
JP5278107B2 (ja) 旋回式微細気泡発生機能付き循環アダプタ
JP2003193536A (ja) 吐水装置
CN215568116U (zh) 一种龙头本体和龙头

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5332639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250