JP5331661B2 - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Description
読取対象表示および該読取対象表示の周辺の背景を含む判定対象領域内の各画素を二次微分することにより二次微分画像を生成する二次微分画像生成工程と、
前記二次微分画像における各画素の二次微分値の絶対値を相加平均することによって、絶対平均値を算出する絶対平均値算出工程と、
前記判定対象領域の濃度ヒストグラムを生成する濃度ヒストグラム生成工程と、
前記濃度ヒストグラムを高輝度側のクラスと低輝度側のクラスとに分けるための閾値を算出し、該閾値によって分けられた2つのクラスの各平均濃度の差分によって、濃度分布幅を算出する濃度分布幅算出工程と、
前記絶対平均値を前記濃度分布幅で除することによって、合焦度または鮮明度を算出するパラメータ算出工程と、
算出された合焦度または鮮明度と、予め定める閾値とを比較するパラメータ判定工程とを含むことを特徴とする画像処理方法である。
読取対象表示および該読取対象表示の周辺の背景を含む判定対象領域内の各画素を二次微分することにより二次微分画像を生成する二次微分画像生成部と、
前記二次微分画像における各画素の二次微分値の絶対値を相加平均することによって、絶対平均値を算出する絶対平均値算出部と、
前記判定対象領域の濃度ヒストグラムを生成する濃度ヒストグラム生成部と、
前記濃度ヒストグラムを高輝度側のクラスと低輝度側のクラスとに分けるための閾値を算出し、該閾値によって分けられた2つのクラスの各平均濃度の差分によって、濃度分布幅を算出する濃度分布幅算出部と、
前記絶対平均値を前記濃度分布幅で除することによって、合焦度または鮮明度を算出するパラメータ算出部と、
算出された合焦度または鮮明度と、予め定める閾値とを比較するパラメータ判定部とを含むことを特徴とする画像処理装置である。
撮像装置10は、光学レンズおよび該光学レンズによって結像された光の受光量をアナログ画像信号として出力する電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)を備えるCCDカメラ11と、CCDカメラ11から出力されたアナログ画像信号をデジタルデータに変換し、デジタル画像データとして出力するA/D(Analog/Digital)変換器12と、デジタル画像データを1フレームごとに格納可能なフレームメモリ13と、デジタル画像データを1フレームごとにフレームメモリ13に格納するとともに、表示装置40に画像を表示させるためにデジタル画像データをD/A(Digital/Analog)変換器15に出力するカメラコントローラ14と、カメラコントローラ14から出力されたデジタル画像データを表示装置40に応じたアナログ画像信号に変換して表示装置40に出力するD/A変換器15とを含んで構成される。
シャッタ速度=移動速度/(分解能×移動許容量) …(1)
ステップs2では、読取対象表示が付されたテスト用の被写体2を撮像して得られたデジタル画像データを画像処理したときの処理結果、および表示画面に表示された読取対象表示を含む撮像対象領域の画像の目視などに基づいて、CCDカメラ11におけるフォーカス機構および絞り機構を駆動することによりフォーカス調整および絞り調整を行うとともに、光源31に供給する電力量を調整することにより照射光量の調整を行う。調整によってフォーカス、絞りおよび照射光量が所望の設定値に設定され、これらの設定が終了すると、ステップs3に進む。
ステップs35では、画像処理装置20の濃度ヒストグラム生成部64によって、m×n画素の判定対象領域に関し、濃度頻度をヒストグラムで表した濃度ヒストグラムが生成される。図6は、濃度ヒストグラムの一例を示す図である。本実施形態では、前述するように、判定対象領域が、読取対象表示に対応する表示領域と、背景に対応する背景領域とから成り、したがって、図6に示すような双峰性の濃度ヒストグラムが生成される。濃度ヒストグラムが生成されると、ステップs36に進む。
S2=w0×w1×(u1−u0)2 …(3)
B=f1−f0 …(4)
ステップs37では、画像処理装置20の合焦度算出部66によって、絶対平均値算出部63によって算出された絶対平均値Mを、濃度分布幅算出部65によって算出された濃度分布幅Bで除することによって、合焦の程度を表す合焦度Qが算出される。具体的には、次式(5)によって、合焦度Qが算出される。
Q=M÷B×10000 …(5)
ステップs38では、画像処理装置20の合焦判定部67によって、合焦度算出部66によって算出された合焦度Qに基づいて、合焦度判定が行われる。具体的には、算出された合焦度Qと、予め設定されてRAM22に記憶されている合焦度判定用の閾値Q0とが比較され、Q≧Q0であると判定されると、合焦度Qが適正であるとしてステップs40に進み、Q<Q0であると判定されると、合焦度Qが不適正であるとしてステップs39に進む。合焦度判定用の閾値Q0は、たとえば経験則によって得られた値が予め設定され、ユーザが入力装置50を介してその値を入力することにより、RAM22に記憶される。
マスク画像=膨張画像−収縮画像 …(6)
ステップa35では、画像処理装置20aの濃度分布幅検出対象画像生成部73によって、ステップa31において抽出された判定対象候補領域の画像と、ステップa34において生成されたマスク画像との論理積演算を行うことによって、濃度分布幅検出対象画像が生成される。この濃度分布幅検出対象画像は、判定対象候補領域の画像から、判定対象領域である検査対象の文字の輪郭領域内における画素を抽出したものに対応する。具体的には、次式(7)によって、濃度分布幅検出対象画像が生成される。
濃度分布幅検出対象画像=候補領域の画像&マスク画像 …(7)
ステップa36では、画像処理装置20aの濃度ヒストグラム生成部74によって、濃度分布幅検出対象画像について、すなわち判定対象領域に関する濃度ヒストグラムが生成される。濃度ヒストグラムが生成されると、ステップa37に進む。
鮮明度検出候補画像=判定対象候補領域の二次微分画像&マスク画像 …(8)
ステップa44では、画像処理装置20aの鮮明度検出画像生成部78によって、鮮明度検出候補画像生成部77によって生成された鮮明度検出候補画像の各画素のうち、ゼロクロスに寄与する画素を抽出することによって、鮮明度検出画像が生成される。すなわち、本実施形態では、判定対象領域の二次微分画像(鮮明度検出候補画像)の各画素から、さらに不要な画素を取り除くことにより、新たな判定対象領域に対応する二次微分画像(鮮明度検出画像)が生成される。
R=M÷B×10000 …(9)
ステップa6では、画像処理装置20aの鮮明度判定部81によって、鮮明度算出部80によって算出された鮮明度Rに基づいて、鮮明度判定が行われる。具体的には、算出された鮮明度Rと、予め設定されてRAM22に記憶されている鮮明度判定用の閾値R0とが比較され、R≧R0であると判定されると、鮮明度Rが適正であるとしてステップa37に進み、R<R0であると判定されると、鮮明度Rが不適正であるとしてステップa38に進む。鮮明度判定用の閾値R0は、たとえば経験則によって得られた値が予め定められ、ユーザが入力装置50を介してその値を入力することにより、RAM22に記憶される。
10 撮像装置
11 CCDカメラ
20 画像処理装置
21 CPU
22 RAM
23 ROM
30 照明装置
31 光源
32 電源
40 表示装置
50 入力装置
61 概略位置検出部
62 二次微分画像生成部
63 絶対平均値算出部
64 濃度ヒストグラム生成部
65 濃度分布幅算出部
66 合焦度算出部
67 合焦判定部
Claims (3)
- 所定の読取対象表示を含む撮像対象領域を撮像することによって、読取対象表示を読取る光学系の合焦度または読取対象表示の鮮明度を判定するための画像処理方法であって、
読取対象表示および該読取対象表示の周辺の背景を含む判定対象領域内の各画素を二次微分することにより二次微分画像を生成する二次微分画像生成工程と、
前記二次微分画像における各画素の二次微分値の絶対値を相加平均することによって、絶対平均値を算出する絶対平均値算出工程と、
前記判定対象領域の濃度ヒストグラムを生成する濃度ヒストグラム生成工程と、
前記濃度ヒストグラムを高輝度側のクラスと低輝度側のクラスとに分けるための閾値を算出し、該閾値によって分けられた2つのクラスの各平均濃度の差分によって、濃度分布幅を算出する濃度分布幅算出工程と、
前記絶対平均値を前記濃度分布幅で除することによって、合焦度または鮮明度を算出するパラメータ算出工程と、
算出された合焦度または鮮明度と、予め定める閾値とを比較するパラメータ判定工程とを含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記二次微分画像生成工程において生成された二次微分画像の各画素から、ゼロクロスに寄与する画素だけを抽出するゼロクロス画素抽出工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
- 所定の読取対象表示を含む撮像対象領域を撮像することによって、読取対象表示を読取る光学系の合焦度または読取対象表示の鮮明度を判定するための画像処理装置であって、
読取対象表示および該読取対象表示の周辺の背景を含む判定対象領域内の各画素を二次微分することにより二次微分画像を生成する二次微分画像生成部と、
前記二次微分画像における各画素の二次微分値の絶対値を相加平均することによって、絶対平均値を算出する絶対平均値算出部と、
前記判定対象領域の濃度ヒストグラムを生成する濃度ヒストグラム生成部と、
前記濃度ヒストグラムを高輝度側のクラスと低輝度側のクラスとに分けるための閾値を算出し、該閾値によって分けられた2つのクラスの各平均濃度の差分によって、濃度分布幅を算出する濃度分布幅算出部と、
前記絶対平均値を前記濃度分布幅で除することによって、合焦度または鮮明度を算出するパラメータ算出部と、
算出された合焦度または鮮明度と、予め定める閾値とを比較するパラメータ判定部とを含むことを特徴とする画像処理装置。
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JP2009268138A JP5331661B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 画像処理方法および画像処理装置 |
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