JP5329521B2 - サージカルガイド - Google Patents

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Description

本発明は、デンタルインプラントのフィクスチャーを埋入するためのガイド孔をドリルで患者の歯槽骨に穿孔する際の、ドリルの3次元的位置及び方向をガイドするために使用するサージカルガイドに関するものである。
インプラント治療に使用されるデンタルインプラント(以下単に「インプラント」という。)は、歯がなくなった歯槽骨に埋入されるフィクスチャー(インプラント体、例えばチタン製)と、フィクスチャーに接続されて支台となるアッバメントと、アッバメントに装着される上部構造(人工歯冠)とによって構成されている。このインプラントを使用するインプラント治療においては、フィクスチャーを埋入するためのガイド孔を歯槽骨に正確に穿孔することが肝要となっている(例えば、特許文献1参照)。
インプラント治療には、補綴主導型(トップダウントリートメント)と外科主導型の2種類があるが、前者の補綴主導型は、患者の歯及び顎提のモックアップ(実寸大の石膏模型)を作製して咬合器に装着し、機能的・審美的に最適な補綴物(上部構造)の形態及び位置を決め、これに基づいてフィクスチャーの埋入位置を決定するものである。後者の外科主導型は、患者の歯槽骨の状態(歯槽骨の幅、厚みや密度及び神経の走行等)から判断して、外科的・解剖学的に最適と思われる位置にフィクスチャーの埋入位置を決定するものである。
現在、フィクスチャーの埋入位置については、CTを応用したシミュレーションソフトを使用することにより、患者の歯槽骨の状態等を考慮した上で補綴的(機能的・審美的)にも妥当なフィクスチャーの埋入位置を決定することが可能である。またCT撮影時に造影剤入りのステントを使用することにより、CT画面上で決定したフィクスチャーの埋入位置をモックアップ上に表示することも可能である。
しかし、フィクスチャーを埋入するためのガイド孔を患者の歯槽骨にドリルで穿孔する際には、患者の口腔内でのドリルの3次元的な位置及び方向付けが必要となるため、CT画面やモックアップを見ながらフリーハンドで、フィクスチャーの埋入位置に正確にガイド孔を穿孔することは極めて困難である。このため様々な治具、すなわちサージカルガイドが考案されている。
その代表的なものは、フィクスチャーの埋入位置へドリルをガイドするための金属製のガイドリングを設けたサージカルガイドである。このガイドリングの孔にドリルを通し、このガイドリングの孔に倣ってドリルを進入させることで、フィクスチャーの埋入位置にガイド孔を穿孔するようにドリルをガイドするものである。
特開2001−170080号公報
しかしながら、上述の、ガイドリングを設けたサージカルガイドには、以下のような問題があった。
(1)術野がサージカルガイドで覆われて見えないため、ドリルの先端が歯槽骨を削っている部分を視認することができないので術者が不安になる、
(2)ドリルとガイドリングの孔との間には、わずかな間隙(遊び)が必要であるが、ドリルの長さに比べて、ガイドリングの厚さが薄いため、この間隙(遊び)によってドリルが必要以上に傾斜し、穿孔方向が不正確になるおそれがある、
(3)穿孔の対象となる歯槽骨が、ガイドリング及びこれを保持する周縁部によって覆われ、さらにドリルによってガイドリングの孔が塞がれて、歯槽骨周辺には閉空間が形成されるため、削られる歯槽骨に対して冷却水を十分に供給することが困難となり、骨火傷を起こしてしまうおそれがある、
(4)フィクスチャーを埋入するためのガイド孔を穿孔するには、直径が細いパイロットドリルから始まって、徐々に直径が大きくなる数種類のドリルを使用することになるため、それぞれのドリルの直径に合わせたガイドリングを設けた数種類のサージカルガイドが必要となり、その分、コストがかさむ、
という問題があった。
そこで、本発明は、ドリルの先端を視認することができ、ドリルが必要以上に傾斜することなく、また冷却水を十分に供給することが可能で骨火傷を起こしにくく、しかも、1つで直径の異なる数種類のドリルに対応することができるサージカルガイドを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、デンタルインプラントのフィクスチャーを埋入するためのガイド孔をドリルによって口腔内の歯槽骨に穿設する際の、前記ドリルの3次元的位置決めを行うためのサージカルガイドに関する。この発明に係るサージカルガイドは、患者の口腔内を模したモックアップに、穿孔時のドリルの位置に対応して植立されたワイヤに対し、相互に異なる角度から面状の光を照射する少なくとも2つの光照射部を有する光照射装置と、前記2つの光照射部を、前後左右上下移動可能及び回転可能に支持する調整機構と、前記調整機構を支持するとともに、前記モックアップの歯部、及び前記モックアップの歯部に対応する患者の実際の歯部に嵌合されて前記調整機構の位置決めを行う着脱自在なガイド部材と、を備え、前記ガイド部材を前記モックアップの歯部に嵌合させ、前記調整機構により、前記2つの面状の光が前記ワイヤ上で直線状に交差するように前記光照射部を調整した後、前記ガイド部材を前記モックアップから取り外して前記患者の実際の歯部に嵌合させ、前記2つの面状の光が直線状に交差する箇所に前記ドリルを合わせた状態で前記ドリルにより穿設を行う、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るサージカルガイドにおいて、前記2つの光照射部から照射される光の色が異なる、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1に係るサージカルガイドにおいて、前記光照射装置は、前記調整機構によって調整可能に支持された前記光照射部と、光を発光する発光部と、前記光発光部と前記光照射部とを連結する光ファイバーとを有する、ことを特徴としている。
請求項1の発明によると、モックアップの歯部にガイド部材を嵌合させて、調整機構によって2つの光照射部を調整することにより、モックアップに植立されたフィクスチャーの埋入位置を示すワイヤの軸上で、2つの平面状の光が交差するようにできる。言い換えると、2つの平面状の光が交差してできる交差線をワイヤの軸に重ね合わせる(一致させる)ことができる。つまり、光の交差線により、ワイヤの植立位置及び方向を特定することができる。この状態を維持したままで、ガイド部材をモックアップの歯部から外して、患者の歯部に嵌合させる。このとき、光の交差線が、ワイヤの植立位置及び方向、つまり、フィクスチャーの埋入位置を示すことになるので、この光の交差線にドリルの軸を合わせた状態でドリリングすれば、フィクスチャーの埋入位置に正確にガイド孔を穿孔することができる。また、術野が見えるため、ドリルの先端部分を、目で確認しながら歯槽骨を削ることができる。また、ドリルが必要以上に傾斜しないように、つまり、光の交差線からドリルの軸が外れないように目で確認しながら切削することができる。また、冷却水を十分に供給することができるので、骨火傷を起こしにくい。さらに、異なる直径のドリルを使用する場合でも、同一のサージカルガイドを使用することができるため、その分、コストを抑制することができる。
請求項2の発明によると、2つの光の色が異なるので、2つの平面上の光が交差してできる交差線の色が混色されてこれらとは異なる色になるので、交差線を視認しやすい。なお、光のライン幅が狭いものを使用すれば、ドリルに照射された2本のラインが近接した2色の平行線となるため、交差線をより視認しやすくなる。さらにドリルの表面を低反射処理しておけば、交差線をいっそう視認しやすくなる。
請求項3の発明によると、光照射装置は、口腔内に取り付けられる光照射部と発光部とが分離されて光ファイバーによって連結されているので、光照射装置のうち口腔内に取り付けられる部分の構成を非常に小さくすることができる。これにより、患者が治療中大きな口を開ける負担を軽減することできる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図4を参照して、本発明に係るサージカルガイド及びドリルの位置決め方法について説明する。このうち、図1は、2本の第1ワイヤ41,第2ワイヤ42が植立されたモックアップ(石膏模型)40にサージカルガイド1を取り付けた状態を示す斜視図である。なお、同図においては、モックアップ40は上下逆さまに配置されていて、モックアップ40の右上奥の欠損部位に2本のワイヤ、すなわち第1ワイヤ41と第2ワイヤ42が植立されている。図2は、サージカルガイド1の調整機構20を説明する図である。図3は、ドリル50の位置決め方法を構成する各工程を説明する図である。図4は、インプラント70を説明する図である。なお、以下の説明では、患者が失った右上奥の2本の歯がかつてあった部位にインプラント治療を施す場合を例に説明する。
図1に示すように、サージカルガイド1は、レーザ装置(光照射装置)10と、調整機構20と、ガイド部材30とを備えており、サージカルガイド1全体は、ガイド部材30を介してモックアップ40に着脱自在であり、また患者の口腔内(モックアップ40と同形、不図示)にも着脱自在である。
図4を参照して、インプラント70について説明する。同図に示すように、歯(不図示)を喪失した後には、柔らかい海面骨60と硬い皮質骨61とからなる骨62と、これを覆う粘膜63とが残る。インプラント70は、骨62にガイド孔を穿孔して埋入したフィクスチャー71と、フィクスチャー71に接続されて支台となるアッバメント72と、アッバメント72に装着される上部構造(人工歯冠)73とによって構成されている。
図1に示すように、モックアップ40は、患者の口腔内から印象(型取り)して作られた上顎の歯及び顎提の実寸大の石膏模型である。なお、同図においては、右奥の1本の歯43を除いて、他の歯には、後述するサージカルガイド1のガイド部材30が嵌合されている(被せられている)。モックアップ40には、インプラント治療を施す予定の右上奥の欠損部位に、2本のワイヤ、すなわち、第1ワイヤ41,第2ワイヤ42が植立されている。これら第1ワイヤ41及び第2ワイヤ42の植立位置及び方向は、以下のようにして決定される。
CTを応用したシミュレーションソフトによって決定されたフィクスチャー71(図4参照)の埋入位置と、造影剤入りのCT撮影用ステントとの相互の位置関係をCT画面上で計測し、この計測値を基に造影剤入りのCT撮影用ステントに、フィクスチャー71の埋入位置を示すことのできる複数のマークを付けてからモックアップ40に装着し、この複数のマークをガイドとしてモックアップ40上に直径1mm程度、深さ10mm程度の孔を開け、そこに第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)を植立する。これにより、シミュレーションにより決定したフィクスチャー71の埋入位置をモックアップ40上の第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の植立位置及び方向として表示することができる。言い換えると、患者の口腔内で、この第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の植立位置及び方向と同一の位置及び方向にフィクスチャー71を埋入するためのガイド孔を穿孔すればよいことになる。
図1に示すように、サージカルガイド1は、光照射装置としてのレーザ装置10と、調整機構(保持具)20と、ガイド部材30とによって構成されている。このうち、レーザ装置10は、2台のラインレーザモジュール11,12と、リード線11b,12bを介してこれらに接続された電源(不図示)とによって構成されている。ラインレーザモジュール11,12は、レーザ発光部(発光部)と、コリメータレンズ及びラインジェネレーターを有するレーザ照射部(光照射部)11a,12aを有していて、平面状のレーザ光H1,H2を発光する。図1においては、レーザ光H1は、右上がりの斜線を引いた三角形で図示し、また、レーザ光H2は、右下がりの斜線を引いた三角形で図示している。このレーザ光H1,H2は、例えば、平面を照射した際には、平面上にラインを描画する。本実施形態では、例えば、一方のラインレーザモジュール11は赤色のレーザ光H1を、他方のラインレーザモジュール12は緑色のレーザ光H2を発光するものとする。なお、光照射装置としては、上述のレーザ装置10の他に、例えば、ラインLEDなどがある。
図2に示すように、調整機構20は、後述するガイド部材30に固定された第1環状部材21と、この第1環状部材21によって支持された回転可能な棒状の支持部材22と、この支持部材22の径方向に穿設された孔によって支持された左右方向へ揺動可能な第2環状部材23,24とを有している。第2環状部材23,24は、それぞれ上述のラインレーザモジュール11,12を支持している。ラインレーザモジュール11,12は、調整機構20のねじN1を緩めて、支持部材22を回転させることにより、上下方向に向きを変えることができ、また、ねじN2,N3を緩めて、第2環状部材23,24を左右方向に揺動させることにより、左右方向の向きを変えることができる。さらに、ねじN4,N5を緩めて、ラインレーザモジュール11,12をその軸心(不図示)に沿って移動させることで、平面状のレーザ光H1,H2を軸心方向に移動させることができ、さらに、ラインレーザモジュール11,12を回転させることで、平面状のレーザ光H1,H2を回転させることができる。
ラインレーザモジュール11,12は、調整機構20によってその向きや回転を調整することにより、レーザ光H1の作る平面を第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の軸に、重ね合わせることができる。このとき第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の軸上に赤色のラインが描かれる。同様に、ラインレーザモジュール12は、調整機構20によってその向きや回転を調整することにより、レーザ光H2の作る平面を第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の軸に、重ね合わせることができる。このとき第1ワイヤ41(または第2ワイヤ42)の軸上に緑色のラインが描かれる。
なお、上述のラインレーザモジュール11,12は、先端のレーザ照射部11a,12aを回転可能に構成して、これらを回転することにより、レーザ光H1,H2を回転させるようにしてもよい。この場合には、例えば、ラインレーザモジュール11,12を、ねじN4,N5を緩めて軸心方向に移動させて位置決めした後、ねじN4,N5を締めた状態で、先端のレーザ照射部11a,12aを回転させることで、レーザ光H1,H2を回転させることができる。また、例えば、ラインレーザモジュール11,12を軸心方向に移動させる必要がない場合には、ねじN4,N5を緩めることなく、先端のレーザ照射部11a,12aのみを回転させることで、簡単にレーザ光H1,H2を回転させることができる。
なお、図1では、赤色、緑色のレーザ光H1,H2の双方の作る平面が第1ワイヤ41の軸上で交差している例を示している。言い換えると、平面状の赤色のレーザ光H1と、同じく平面状の緑色のレーザ光H2とが交差してできる交差線Lが第1ワイヤ41の軸上に位置している(乗っている)ことになる。このとき交差線Lは赤緑2色が重なって黄色になる。
この調整機構20を効率的に調整する方法として、一方のラインレーザモジュールのみを点灯させた状態で調整すること、及びワイヤに10mm×20mm程度の紙片を貼り付け、紙の上にレーザ光を当ててラインを描かせた状態で大まかな調整を行うことが有効である。
ここで、上述では、レーザ光H1,H2がいずれも第1ワイヤ41を、その下端から上端まで照射する例、つまり平面上のレーザ光H1,H2の下縁が第1ワイヤ41の下端に一致し、また、上縁が第1ワイヤの上端に一致する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1ワイヤ41の長さの範囲内、すなわち下端よりも上に位置する部分から上端よりも下方に位置する部分までを照射するようにしてもよく、また、レーザ光H1,H2が第1ワイヤ41の長さを超えて照射するようにしてもよい。特にレーザ光H1,H2が第1ワイヤ41の下端をはみ出して照射する場合、つまり、ラインレーザモジュール11,12を、少し下向きにして、レーザ光H1,H2がモックアップ40を、第1ワイヤ41の下端よりも手前側から照射するようにした場合には、一方のレーザ光H1によってモックアップ40の表面に描かれるラインと、他方のレーザ光H2によってモックアップ40上に描かれるラインとが、モックアップ40の表面で交差して交点を形成することになる。この交点は、後に、サージカルガイド1のガイド部30をモックアップ40から取り外して、患者の歯部に装着(嵌合)させた際に、口腔内の粘膜上では、図5(a),(b)に示すように、フィクスチャー71を埋め込むためのガイド孔の位置(同図では、マークMに対応する位置)を示すことになる。つまり、他の特別な治具等を使用することなく、ガイド孔の位置を特定することができる。
このように、後述する調整工程P2において、2つのラインレーザモジュール11,12からそれぞれ照射された面状の光によってモックアップ40上に形成される2本の線が、モックアップ40上において交差して交点を形成するようにすることで、上述のように、口腔内でのガイド孔の位置決めが容易となる。
なお、調整機構については、後に図8参照して、別の調整機構20Aについて説明する。
ガイド部材30は、例えば、レジンまたはポリカーボネイトを材料として、患者の残存歯部に対応したモックアップ40の歯部に合わせて形成されている。また、ガイド部材30は、上述の調整機構20を支持している。ガイド部材30は、モックアップ40の歯部に対して着脱自在であり、装着された際には嵌合させることにより、モックアップ40の歯部を、調整機構20の、ひいてはラインレーザモジュール11,12の固定源とすることができる。また、患者の残存歯部に対しても着脱自在であり、装着された際には嵌合させることにより、患者の残存歯部を、調整機構20の、ひいてはラインレーザモジュール11,12の固定源とすることができる。
上述構成のサージカルガイド1は、図3に示す各工程に沿って、ドリル50の位置決めを行う。
(第1嵌合工程P1)
図1に示すように、サージカルガイド1のガイド部材30を、モックアップ40の歯部に嵌合させて、サージカルガイド1全体をモックアップ40に取り付ける。
(調整工程P2)
まず、ラインレーザモジュール11のみを点灯させて、赤色の平面状のレーザ光H1を発光させる。調整機構20により、ラインレーザモジュール11の向きや回転を調整して、レーザ光H1による赤色のラインが第1ワイヤ41の軸上に描かれるようにする。同様に、ラインレーザモジュール12のみを点灯させて、レーザ光H2による緑色のラインが第1ワイヤ41の軸上に描かれるようにする。つづいて両方のラインレーザモジュール11、12を同時に点灯させる。これにより、赤緑2色のレーザ光H1,H2が重なって、黄色のライン(交差線L)が第1ワイヤ41の軸上に描かれる。
また、この際、図1に示すように、ラインレーザモジュール11,12の向きや回転を調整して、2色のレーザ光H1,H2のそれぞれの下縁が、丁度、第1ワイヤ41の下端で一致して(交差して)交点を形成するように調整すれば、この交点は、後に、サージカルガイド1のガイド部30をモックアップ40から取り外して、患者の歯部に装着(嵌合)させた際に、口腔内の粘膜上では、図5(a),(b)に示すように、フィクスチャー71を埋め込むためのガイド孔の位置(同図では、マークMに対応する位置)を示すことになる。
さらに、上述の、2つのレーザ光H1,H2のそれぞれの下縁が、丁度、第1ワイヤ41の下端で交差する状態から、ラインレーザモジュール11,12のそれぞれの先端側(レーザ光H1,H2を照射する側)の向きをやや下方に向けることにより、レーザ光H1,H2の下縁がモックアップ40の表面を、第1ワイヤ41の下端よりも手前側からそれぞれライン状に照射する。この場合には、2つのレーザ光H1,H2の下縁によってモックアップ40の表面に描かれる2本のラインの交点が、第1ワイヤ41の下端と一致する。したがって、この位置決め状態を維持したまま、後の取り外し工程P3、第2嵌合工程P4を経て、サージカルガイド1を患者の歯部に装着(嵌合)させた際には、上述の交点は、図5(a),(b)に示すように、患者の口腔内では、2つのレーザ光H1,H2のそれぞれの下縁によって粘膜63に描かれる2本のラインの交点として再現される。そして、この交点は、フィクスチャー71を埋め込むためのガイド孔の位置(同図では、マークMに対応する位置)を示すことになる。つまり、ガイド孔の位置を、2本のラインの交点として視認することができるので、その視認が容易であり、また、その位置を確実に特定することができる。
(取り外し工程P3)
モックアップ40の歯部に対するガイド部材30の嵌合を解除して、サージカルガイド1全体をモックアップ40から取り外す。
(第2嵌合工程P4)
ガイド部材30を患者の口腔内の残存歯部に嵌合させて、サージカルガイド1全体を口腔内に取り付ける。
(位置決め工程P5)
2つのレーザ光H1,H2の粘膜面上での交点に電気メス(不図示)等によって骨面まで達するような印を付ける。つづいてその印をつけた部位の粘膜63(図4参照)をパンチング又はフラップにより除去した後、骨面上の印の位置にマーキングバー(不図示)で窪みマークMを付ける。(フラップする場合では、フラップした後、2つのレーザ光H1、H2の骨面上での交点にマーキングバーで窪みマークMを付けても良い。)つづいて、コントラヘッド51に取り付けたドリル(パイロットドリル)50の先端をそのマークMに合わせ、かつそのドリル50の軸上に、赤緑2色のレーザ光H1,H2が重なってできる黄色のラインが描かれるように、つまり、2つのレーザ光H1,H2の交差線Lがドリル50の軸上に位置する(乗る)ように、コントラヘッド51の向きを調整する。(コントラヘッド51に予め10mm×20mm程度の紙片を貼り付けておくと調整が容易である。)この状態を維持したまま、ドリリングを開始する。この際、ドリル50の軸が交差線Lに沿って移動するようにする。以下、順次、直径が大きいドリルに交換して、フィクスチャー71を埋入するためのガイド孔を徐々に拡大していく。
なお、図1においては2つのレーザ光H1、H2の下縁がそれぞれモックアップ40の表面と当たる位置が一致しているように描かれているが、ラインレーザモジュール11,12の向きをやや下方に向けることにより、粘膜面上に十字に交わる2本のラインが描かれるようになる。このようにすることにより2つのレーザ光H1、H2の粘膜面上での交点の位置が視認しやすくなる(図5参照)。
また、上述では、2つのレーザ光H1、H2の粘膜面上での交点によってマークMの位置を決めるようにしたが、使用環境等により、この粘膜面上での交点の位置が視認しにくい場合には、これに代えて、図6(a),(b)に示すようなサージカルガイド(ガイド孔位置決め治具)80を治具として使用してマークMの位置を決めるようにしてもよい。すなわち、前述する第2嵌合工程P4の前に、ガイド孔位置決め工程を設け、このガイド孔位置決め工程において、モックアップ40の歯部及び患者の歯部に係脱可能であってかつモックアップ40に立設されたワイヤ41,42の基端部の位置が転写されたサージカルガイド(ガイド孔位置決め治具)80を使用して、患者の口腔内におけるガイド孔の位置を決定する。さらに、具体的に説明すると、図6(a),(b)に示すように、サージカルガイド80は、ガイド部材81とワイヤガイド82とが、レジン又は、ポリカーボネイトを材料として、モックアップ40の歯部及びワイヤ41,42に合わせて一体に形成されている。(b)に示すように、ワイヤガイド82は、ワイヤ41,42より頬側(図では左側)の半分を切り欠いたように形成されていて、ワイヤ41,42に対応する部分は、半円状の基端ガイド82a,82bとなっている。ガイド部材81を患者の残存歯部に装着して嵌合させ、基端ガイド82a,82bの位置する部位の粘膜面に電気メス(不図示)等によって骨面まで達するような印を付ける。つづいて、この印を付けた部位の粘膜63をパンチング又はフラップにより取り除いた後、骨面上の印の位置にマーキングバー(不図示)で窪みマークMを付ける。これにより、フィクスチャー71の埋入するためのガイド孔をドリル50によって穿孔する際の、ドリル50の先端の位置マークMが決定される。
こうして形成されたガイド孔に、フィクスチャー71を埋入すれば、その位置は、シミュレーションソフトで決定したフィクスチャーの埋入位置と一致する。これは上述のように、口腔内でのドリル50の3次元的位置及び方向が、モックアップ40上の第1ワイヤ41の植立位置及び方向と一致するからである。
以上説明した本実施形態によると、
(1)術野が見えるため、ドリル50の先端が歯槽骨を削っている部分を目で確認しながら、ドリリングを行うことができるので術者が不安にならずにすむ、
(2)2つのレーザ光H1,H2の交差線Lに沿ってドリル50を移動させることにより、ドリル50が必要以上に傾斜するのを避けることができる、
(3)穿孔の対象となる歯槽骨にたいして冷却水を十分に供給できるので、骨火傷を起こすおそれが少ない、
(4)フィクスチャー71を埋入するためのガイド孔を穿孔するには、直径が細いドリル(パイロットドリル)50から始まって、徐々に直径が大きくなる数種類のドリル50を使用することになるが、それぞれの直径のドリル50に対して同一のサージカルガイド1を使用することができ、その分、コストを抑制することができる。
さらに、
(5)粘膜を剥いで骨面を大きく露出させるフラップ法、パンチングによってフィクスチャーが入るだけの孔を粘膜にあけるフラップレス法のいずれにも同様に適用することができる、
(6)従来は、ガイドリングがドリルに接触していたために、ドリルの振動によってガイド部材が外れやすかったり不安定になったりしたが、このようなことがない、
等の効果がある。
なお、赤色のレーザ光H1及び緑色のレーザ光H2に、ドリル50直径(約1.6mm)と比較してラインの幅が狭いもの(例えば、100μm程度)を使用すること及びおよびドリル50の表面を低反射処理することにより、ドリル50表面に照射されるレーザ光H1,H2の視認性を向上させることができる。
以上の説明では、レーザ装置10の一方のラインレーザモジュール11からは赤色のレーザ光H1を、また、他方のラインレーザモジュール12からは緑色のレーザ光H2を発光する場合を例に説明したが、これに代えて、双方のラインレーザモジュール11,12とも緑色のレーザ光H1,H2を発光するようにしてもよい。使用環境によっては、赤色よりも緑色のレーザ光H1,H2の方が視認性が高い場合があり、このような場合には、双方のレーザ光H1,H2ともに緑色とする。なお、赤色のレーザ光でも十分視認性が高い環境下では、双方とも赤色としてもよい。
<実施形態2>
上述の実施形態1では、レーザ装置10について、電源及びリード線11b、12bを除く他の構成部材が一体に構成された場合を説明したが、これに代えて、レーザ照射部11a,12aのみを調整機構20に取り付け、他の構成は、光ファイバー(不図示)を介してレーザ照射部11a,12aに連結するようにしてもよい。この場合には、レーザ装置のうち、口腔内に取り付けられる部分の構成を非常に小さくすることができる。これにより、患者が治療中に大きな口を開ける負担を軽減することできる。
このような光ファイバーを使用したレーザ装置の具体例を図7に示す。
図7に示すレーザ装置13は、発光部としてのレーザ光源14と、基端部15aがこのレーザ光源14にカプラー15cを介して連結された光ファイバー15と、この光ファイバー15の先端部15bに設けられたレーザ照射部16を含んでいる。
レーザ光源14は、例えば、半導体レーザ(赤色レーザダイオードまたは緑色DPSSレーザ)およびAPC(自動出力制御装置)によって構成されていて、電源17に接続されている。レーザ光源14は、カプラー15cを介して、光ファイバー15の基端部15aに向けて、例えば、波長が532nm(緑色)〜670nm(赤色)、出力が1mW程度のレーザ光を出射する。
光ファイバー15としては、外径が1mmから3mm程度のシングルモードまたはマルチモードものが使用され、上述のレーザ光源14から出射された光を、レーザ照射部16に導くようになっている。
この際、使用する光ファイバーとしては、マルチモードファイバーよりもライン幅を細くすることが可能なシングルモードファイバーの方がより好適である。(PMモードファイバーも使用可能である。)
レーザ照射部16は、光ファイバー15の先端部15bに被せたパイプ16aと、パイプ16aによって保持されたコリメートレンズ16b及びパイプ16aの先端に取り付けられたラインジェネレーター16cによって構成されている。
コリメートレンズ16bは、例えば、光ファイバー15の先端から焦点距離fだけ離して位置するように配置されていて、光ファイバー15から出射された光を円筒状の平行光にするものである。
ラインジェネレーター16cは、パウエルレンズまたはシリンドリカルレンズで構成されていて、コリメートレンズ16bの前方、パイプ16aの先端に配置されている。コリメートレンズ16bを通過した円筒状の平行光は、ラインジェネレーター16cを通過することにより、平面状のレーザ光H1(又はレーザ光H2)になる。レーザ光H1(又はレーザ光H2)は、図1に示すように、三角形状に広がって、モックアップ40上に植立されたワイヤ41(又はワイヤ42)の軸上及びモックアップ40の粘膜上にラインを描画する。
次に、図8(a),(b),(c)を参照して、上述の調整機構20とは別の調整機構20Aについて説明する。ここで図8(a)は調整機構20Aの上面図、(b)は(a)において右側から見た図、(c)は(a)中のA−A線矢視図である。調整機構20Aは、図8(b)に示すように、同図中の下端に示すガイド部材30に立設された円筒状のシャフトホルダ25を有している。シャフトホルダ25には上方からシャフト26が挿入されている。シャフト26は、その下端側がローレット付ねじ27によってシャフトホルダ25に固定されている。シャフト26は、ローレット付ねじ27を緩めることにより、上下動及び回転を行うことができる。シャフト26の上端には、ブロック状のベース部材28が螺合されている。ベース部材28には、図8(b)中の左右方向に雌ねじが螺刻されていて、この雌ねじに雄ねじN1を螺合することで、第1ホルダ29aが固定されている。第1ホルダ29aは、ラインレーザモジュール12を保持する部材であり、短冊状の金属板を屈曲あるいは湾曲させることで形成されている。すなわち、第1ホルダ29aは、図8(b)中において、雄ねじN1によって固定された垂直部分が上方に向かって垂直に延びた後、右方に90度屈曲されて横に延び、ラインレーザモジュール12の外周に倣って下方に円形に湾曲された後、左方に延びるように形成されている。また、他のラインレーザモジュール11を保持する第2ホルダ29bは、第1ホルダ20aの垂直部分を取り除いた他の部分と略同形に形成されている。第2ホルダ29bは、第1ホルダ29aに対して、雄ねじN2によって締結されている。
以上構成の調整機構20Aは、ラインレーザモジュール11,12の位置調整を簡単に行うことができる。すなわち、ローレット付ねじ27を緩めて、シャフト26を上下方向に移動させることにより、高さ位置の調整が可能である。また、同じく、ローレット付ねじ27を緩めて、シャフト26を軸心C1回りに回転させることで、軸心Cを基準とした回転方向の位置調整が可能である。また、雄ねじN1を緩めることで、軸心C2を基準とした回転方向の位置調整、つまり上下方向の首振りが可能である。さらに、雄ねじN2を緩めることで、図8(a)中におけるラインレーザモジュール11,12のそれぞれの軸心C3,C4のなす相対角度の調整が可能である。同図では平行に図示されているが、図1に示すように、ラインレーザモジュール11,12は、先端側(図8(a)中では右側)を近づけて後端側を離して、いわゆる「ハ」字形に配置することで、例えば、第1ワイヤ41を照射することが可能となる。
このように、調整機構20Aは、上述の位置調整を適宜に組み合わせることにより、ラインレーザモジュール11,12による所望の照射状態を容易に創り出すことができる
フィクスチャーの埋入位置に第1ワイヤ41,第2ワイヤ42が植立されたモックアップ(石膏模型)40にサージカルガイド1を取り付けた状態を示す斜視図である。 サージカルガイド1の調整機構20を説明する図である。 ドリル50の位置決め方法を構成する各工程を説明する図である。 インプラント70を説明する図である。 位置決め工程P5を説明する図である。(b)は(a)をA方向から見た図である。 サージカルガイド80を説明する図である。(b)は(a)をA方向から見た図である。 光ファイバー15を使用したレーザ装置13を模式的に示す図である。 (a)は調整機構20Aの上面図、(b)は(a)において右側から見た図、(c)は(a)中のA−A線矢視図である。
符号の説明
1 サージカルガイド
10 レーザ装置(光照射装置)
11a レーザ照射部(光照射部)
12a レーザ照射部(光照射部)
13 光ファイバーを使用したレーザ装置(光照射装置)
20 調整機構
30 ガイド部材
40 モックアップ
50 ドリル
70 インプラント(デンタルインプラント)
71 フィクチャー
80 サージカルガイド(ガイド孔位置決め治具:マークM指示専用)
H1 レーザ光
H2 レーザ光
L 交差線
M マークM
P1 第1嵌合工程
P2 調整工程
P3 取り外し工程
P4 第2嵌合工程
P5 位置決め工程

Claims (3)

  1. デンタルインプラントのフィクスチャーを埋入するためのガイド孔をドリルによって口腔内の歯槽骨に穿設する際の、前記ドリルの3次元的位置決めを行うためのサージカルガイドにおいて、
    患者の口腔内を模したモックアップに、穿孔時のドリルの位置に対応して植立されたワイヤに対し、相互に異なる角度から面状の光を照射する少なくとも2つの光照射部を有する光照射装置と、
    前記2つの光照射部を、前後左右上下移動可能及び回転可能に支持する調整機構と、
    前記調整機構を支持するとともに、前記モックアップの歯部、及び前記モックアップの歯部に対応する患者の実際の歯部に嵌合されて前記調整機構の位置決めを行う着脱自在なガイド部材と、を備え、
    前記ガイド部材を前記モックアップの歯部に嵌合させ、前記調整機構により、前記2つの面状の光が前記ワイヤ上で直線状に交差するように前記光照射部を調整した後、前記ガイド部材を前記モックアップから取り外して前記患者の実際の歯部に嵌合させ、前記2つの面状の光が直線状に交差する箇所に前記ドリルを合わせた状態で前記ドリルにより穿設を行う、
    ことを特徴とするサージカルガイド。
  2. 前記2つの光照射部から照射される光の色が異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサージカルガイド。
  3. 前記光照射装置は、前記調整機構によって調整可能に支持された前記光照射部と、光を発光する発光部と、前記発光部と前記光照射部とを連結する光ファイバーとを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサージカルガイド。
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