JP5329426B2 - 食器洗い機における洗浄に適したコーヒーを作る浸出ユニット - Google Patents

食器洗い機における洗浄に適したコーヒーを作る浸出ユニット Download PDF

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Description

本発明は、コーヒーを作る浸出ユニットに関するものである。さらに特に、本発明は、浸出(infusion)チャンバが浸出チャンバを開閉するために互いに動く二つの部分を備えている構造体から成る形式の家庭用又は業務用コーヒー機械用、或いは自動販売機用の浸出ユニットに関する。
上記形式の浸出ユニットは、家庭用及び業務用の両方のコーヒー機械の分野、例えば自動販売機において広く用いられている。この形式の浸出ユニットはUS−A−4,681,028に記載されており、イタリア国Gaggio Montano(BO)のSaeco International Group S.p.A.製の商品名Idea、SG500、FS400、Royal、SG200、Incanto、Viennaなどのモデルのコーヒー機械において作られ、用いられている。
浸出ユニットを取外しできるようにすることで、流水で洗浄するのが容易となる。ある特定の回数手でゆすぎ洗いした後及び/又は特定の回数の分与サイクルの後、ユニットの可動部品に注油する必要があり得る。このため、ユーザーが機械的部品(通常プラスチック製)が往復動接触しまた相互に動く部位に潤滑グリースを容易に添加するために、一回分の潤滑グリースを備えた潤滑キットが提供されてきた。しかし、これらの作業は厄介であり、また消耗してもよい物質を購入する必要がある。
取外しできない浸出ユニットでは、コーヒー機械の回路に導入される添加剤を用いた特殊な洗浄サイクルが必要であり、そのためにコストが掛かったり、洗浄後のサイクルにおいて作られた飲料の官能的性質が一時的ではあるが変化したりするといったマイナスの影響が生じる。
本発明の目的は、比較的容易にしかもより効率的に洗浄できる前述の形式の浸出ユニットの改良にある。
一実施形態において、本発明は、食器洗い機で容易に洗浄できる前述の形式の浸出ユニットを提供する。これらの家庭用機器内での洗浄は、比較的高い(50〜70°)の温度のお湯を用いてしかも強力な洗浄剤を添加して行われる。これらは、相互に接触する可動部品に添加された潤滑グリースを除去し、そのため各洗浄の後潤滑剤を繰り返し施さなければならない。分与ユニットから取り除かれた潤滑剤は、汚染物質であり、環境のために有害である。
従って、本発明の有利な実施形態の目的は、食器洗い機においても洗浄できる浸出ユニットを提供することにある。この目的のために、有利には、相互に接触しかつ相互に動く浸出ユニットの部品の少なくとも幾つかは、少なくとも相互に接触し摩擦する領域において、相互に異なる自己潤滑特性をもつ。例えば、浸出チャンバを開閉するモータ軸の摩擦支持部のような回転する対において、軸は、支持部より高い自己潤滑能力をもつ或いは支持部より低い自己潤滑能力をもつ材料で作られ得る。摺動する対も同じようにして作られ得る。
本明細書及び特許請求の範囲で機械に適用した機構の範囲において用いた用語に関連して、運動学的対は、表面のそれぞれの部分において接触しまた互いに往復動する対の機械的構成要素又は要素を意図し、それらの属する二つの機械的構成要素を相互に拘束する。運動学的対を形成する機械的構成要素又は要素はまた運動学的要素として定義される。
可能な実施形態では、相互運動及び接触における二つの部分間の種々の自己潤滑特性は、二つの部分に対して異なる自己潤滑特性をもつプラスチック樹脂を用いることで得ることができる。異なる好ましい実施形態では、二つの部分の一方すなわち二つの運動学的要素の一方を形成する合成樹脂には自己潤滑性物質が充填され、他方の部分のすなわち対の他方の運動学的要素の合成樹脂はこの自己潤滑充填剤なしにされ得る。
異なる実施形態では、相互に接触及び運動する二つの部分には、異なる量又は異なるタイプの自己潤滑物質が充填され得る。
自己潤滑させるように合成樹脂に充填する物質は例えば、黒鉛、モリブデン、ポリテトラフルオロエチレン(商業的にはテフロン(登録商標)として知られている)又は別の適当な物質であり得る。
本発明の別の可能な実施形態によれば、自己潤滑特性は、相互に接触する部分の表面処理で得ることができる。可能な器具では、ナノ技術処理が用いられ得る。
特に単純な実施形態では、一部に対の運動学的要素を形成した全機械的部分すなわち構成要素は、同じ自己潤滑特性で(又は自己潤滑なしで)作られ得る。例えば、全部分は自己潤滑充填剤なしで合成樹脂で作ることができ、運動学的対の他の運動学的要素を規定する機械的構成要素は、ほぼ一様に自己潤滑物質を充填したプラスチック材料から成る。代わりに、対の第1の運動学的要素を規定する部分の全面は、対の他の運動学的要素を形成する機械的構成要素の全面の自己潤滑特性と異なるほぼ一様な自己潤滑特性を得るように処理され得る。
それにもかかわらず、表面の全体ではなく一部分のみが隣接した部分の類似した部位と摩擦接触するので、本発明の有利な実施形態では、その部品の一部分のみに必要な自己潤滑特性が与えられる。このようにして、自己潤滑充填剤を形成する材料を減少させ、その結果コストを低減するような種々の利点が得られる。さらに、このようにして、食品との接触に適さない潤滑処理又は充填剤は、運動学的要素として用いられ、コーヒー粉末又はコーヒー粉末から抽出した飲料と接触する必要のない相互に接触及び運動する機械的構成要素の部分として用いられる。
同じ部品の異なる部分を形成する合成樹脂を種々の仕方で処理又は充填することによって、種々の自己潤滑能力を持つ運動学的要素を備えた全ての運動学的対を容易に作ることができる。の異なるし意図した運動学的要素度印利用とさせるのが分用語 装置は、自動販売機の動作に寄与する機械的、流体的、電気的、電子的又はその他の性質のあらゆる器械、構成要素、構造体、手段、設備などを包含する。以下の装置のいくつかは、上記支持構造体に接続され得る:
異なる特徴によれば、食器洗い機で浸出ユニットを容易に洗浄するために、本発明の可能な実施形態においては、例えば一対の側部を備え、浸出チャンバ及び浸出チャンバの開閉機構を洗浄できるようにする多数の開口を備えて構成した支持構造体を取外しできる浸出ユニットに設けることで食器洗い機内に作られた水の噴流が洗浄すべき表面に容易に到達でき、浸出チャンバ及び浸出チャンバの開閉機構は、支持構造体に属する側部間に位置され、開口の存在により側部を通過できる食器洗い機の水の噴流によって洗浄される。好ましくは、支持構造体が間に浸出チャンバの位置する二つの平行側部を備えている場合には、両側部には開口が設けられるが、単一側部に開口を設けた場合でも本発明の利点の一部は達成できる。
本発明の好ましい実施形態によれば、浸出ユニットは、洗浄を容易にさせる開口を備えた支持構造体と、互いに異なる自己潤滑能力で特徴付けられた相互に動く部品との両方を有している。第1の特徴により、水及び洗剤の浸透が改善でき、一方、第2の特徴により、動く部品にあらゆるタイプの外部潤滑剤を施す必要がなくなる。しかし、前述の利点の一部は、単に交互に自己潤滑性及び非潤滑性の動く部分(或いはいずれの場合でも異なる自己潤滑特性をもつ)の実施形態を利用して浸出ユニットの一つ以上の運動学的対を形成することでも得ることができることが理解されなければならない。
支持構造体はまた、前述の自己潤滑特性なしで用いることもできるが、幾つかの利点のためには、潤滑のために外部潤滑剤を繰り返し施すことが必要である。
開放構造体を備えた浸出ユニットの有利な実施形態手では、対の側部又は他の支持構造体は、複数の開口を取巻くすなわち前記開口を規定しかつ浸出チャンバ及び前記浸出チャンバの開閉機構の機械的支持構造体を形成する線状要素を有しかつ該線状要素によって少なくとも部分的に規定される。可能な実施形態では、浸出ユニットの側部は先浄水の噴流を通す開口を規定する枠構造体を有する。枠構造体は、有利には前述の線状要素で形成される。
本発明の有利な実施形態によれば、線状要素は、支持構造体例えば側部における力線、すなわち構造体がその動作中に耐えなければならない歪みの集中する力線、特に浸出チャンバの閉じられる際に浸出チャンバ内のコーヒーの圧縮によって生じる応力及びコーヒーの分与中に浸出チャンバ内の圧力によって生じる半作用の傾向と同様な傾向に従って伸びる。
本発明による浸出ユニットの更なる有利な実施形態及び好ましい特徴は、特許請求の範囲に記載され、そして以下実施形態の例を参照してさらに詳細に説明される。
特に、浸出ユニットの使用を容易にするために、浸出ユニットの支持構造体は有利には自己潤滑性材料、好ましくは内部に自己潤滑性物質を含んだプラスチック材料で構成され得る。これらの自己潤滑性物質は例えばモリブデン、黒鉛などで形成され得る。
本発明は、本発明の非限定実施形態を示す添付図面及び以下の説明からより良く理解される。
及び 本発明による浸出ユニットを異なる角度から見た斜視図。 図1及び図2の浸出ユニットの側面図。 一方の側部の枠体又は格子を形成する要素の一つを示す概略断面図。 及び 浸出チャンバの二つの状態(それぞれ開いた状態及び閉じた状態)における浸出ユニットの中央平面に沿った断面図。 図5の断面の平面と異なる平面における図5の断面図と同様な断面図。
以下の説明は、支持構造体を形成する対の側部を備えた形式のコーヒーを作る浸
出ユニットに応用される。しかし、その他のタイプの飲料を作る浸出ユニットにお
いてまた支持構造体及び部品の他の形態で同様な利点が得ることができ、また、い
ずれの場合も、前記構造体の洗浄を容易にかつ単純化にするように前記構造体を形
成するのが有用である。
可能な実施形態では、一般的に符号1で示す浸出ユニットは、浸出チャンバ及び浸出チャンバの開閉機構の支持及び収容構造体を有している。本発明の好ましい実施形態では、支持及び収容構造体は実質的に第1側部3及び第2側部5を有し、第1側部3及び第2側部5はクロスバー7A、7B、7C、9、11で互いに連結されている。第1側部3及び第2側部5の間には、第1の固定部分13及び第2の可動部分15が設けられ(図4及び図5)、第2の可動部分は、図4に示す開放位置と図5に示す浸出チャンバを閉じている作動位置との間で動く。図4において、浸出チャンバの可動部分15はホッパー17の下側に位置され、ホッパー17を通して、粉末容器、粉砕装置、手動装填入口などからのコーヒー粉末が浸出チャンバの可動部分15内に規定した仕切り室内に装填される。全体を符号19で示す開閉機構は、第1側部3及び第2側部5の間に収容され、浸出チャンバを閉じ、そして可動部分15内に収容したコーヒー粉末を圧縮するように動く。浸出チャンバの開閉機構19は、浸出ユニットの支持及び収容構造体の第1側部3及び第2側部5のそれぞれのシートに支持され、かつ軸線A−Aのまわりで回動又は回転するモータ軸23を備えている。
浸出チャンバ及びさらに特に浸出チャンバの固定部分13には弁21が組み合わされ、進出チャンバ内収容された圧搾コーヒー粉末に加圧高温のお湯を通すことによって作られた飲料はこの弁21を通って分与される。
浸出チャンバの開閉機構、浸出チャンバを形成する二つの部分13、15の構造並びにコーヒーを装填し、浸出を実施しそして抽出済みのコーヒー粉砕物を排出するサイクルの方法はそれ自体公知である。
ここでは、機構19が、モータ軸23と一体である一対のL型アーム101を有し、一対のL型アーム101が各L型アーム101の二つの端部の一方と一体のクロスバーで接合されていることを観察すれば十分である(特に図4、図5、図6参照)。各アーム101の反対側の端部でピン105によってスライダー107がヒンジ支持され、スライダー107は、浸出チャンバの可動部分15と一部片に作られたガイド109内を摺動する。
図4及び図5を比較するとわかるように、モータ軸23の軸線のまわりでの対のアーム101の回動により、浸出チャンバの可動部分15は二つの装填位置(図4)及び浸出位置(図5)の一方から他方へ回動及び移動する。図5及び図6の位置では、浸出チャンバの部分13、15は、コーヒー粉末(図示していない)を圧搾し、コーヒー粉末から風味を抽出する加圧お湯を供給する準備のできた閉じた状態にある。この状態では、スライダー105の拘束されるL型アーム101の部分は、閉じた浸出チャンバの軸線X−Xと整列し、すなわち浸出チャンバの軸線X−Xと実質的に平行となり、それにより、浸出チャンバに供給されたお湯の圧力によってコーヒー粉末に作用する圧搾力から生じる応力は、モータ軸23にトルクを発生することなくモータ軸23の支持体に伝達される。
機構19はまた、浸出チャンバの可動部分15の基部15Fの摺動を制御する装置を備えている。それ自体公知の仕方で、この動きは、浸出チャンバの可動部分15の移動及び回動と同期化されなければならず、それで、浸出チャンバ(浸出サイクルの終了時に図5の位置から図4の位置への)の開放中、基部15Fは上方縁部15Bと整列し、この上方縁部15Bは、回動中に、ホッパー17と一体のブレード縁部17Aと接触する。これにより、浸出チャンバの可動部分15の表面15Sに沿って抽出済みのコーヒータブレットの分離及び排出が保証される。
浸出チャンバの残りの部分15に対する基部15Fの動きは、レバー121によって制御され、レバー121は、浸出チャンバの可動部分15を形成している材料と一部片に構成した支持シート125内で回動するピン123と一体に形成されている。レバー121の一端部121Aは、浸出チャンバが図4の状態にある時に、側部3、5を接合するクロスバー7Bに形成された固定止め部材124と共動する。レバー121の他端部は、基部15Fと一体であり、部分15の本体における貫通孔内を摺動するロッド129とヒンジ継手を形成している端部であり、貫通孔はリップシールリング131でシールされる。止め部材124及び図示していない横方向突起部と共動し、側部3、5に設けたカム輪郭部(図示してなくそれ自体知られている)に作用するレバー121は、それの支持されている浸出チャンバの部分15の回動及び移動と同期して回動する。シート125におけるレバー121の回動は、浸出チャンバの可動部分15に形成されたコーヒー粉末を収容する仕切り室内の基部15Fの摺動を制御する。
作動機構19の構造に関する前述の簡単な説明から明らかなように、この機構は多数の運動学的対、すなわち互いに動きかつ摺動する相互に結合した運動学的要素を備えている。例えば、第1の回転対は、モータ軸23及び側部3、5におけるそれぞれのシートで形成され、別の回転対は、レバー121のピン123とシート125との間に規定され、摺動対は、各スライダー107とそれぞれのガイド109との間に規定され、さらに別の回転対は、関節継手127に形成されている。
例えばSaeco International Group S.p.A.(イタリア国)製の多くの機械に内蔵した浸出ユニットに用いられた、添付図面に示し、前記で簡単に説明した機構は、浸出チャンバを開閉する可能な機構の一つであり、また他の異なる機構も考えられ得ることが理解されなければならない。それにもかかわらず、あらゆる場合に、相互に動き、接触し、典型的にはプラスチック材料すなわち合成樹脂から成り、同じ数の運動学的対を形成する部品が設けられる。
運動学的対が正確にしかも静かに、すなわちいずれの場合にも浸出ユニットの用いられる形式の機械に対して許容できるノイズレベルで作動するために、外部潤滑を必要としないようにするように、有利には運動学的対の少なくとも幾つかは、異なる自己潤滑特性を備えた相互に接触する表面を有する。これは、高い負荷を受ける運動学的対に適用する。
特に、図示した機構の場合、モータ軸23と側部3、5におけるそれぞれのシート(受座)の間のカップリング及びガイド109とスライダー107との間のカップリングは特に応力を受ける。これらのカップリングすなわち運動学的対を形成している浸出ユニットの機械的構成要素は、相互に接触する摺動面が潤滑に関して異なる特性をもつように構成され得る。例えば、側部3、5、すなわちモータ軸23を支持するために形成された少なくともシートは自己潤滑充填剤を備えず、一方、モータ軸23は少なくとも支持体と接触する領域において、自己潤滑性材料の充填剤を添加したプラスチック材料で形成され得る。このようにして、軸支持回転対は、直接接触しかつ摩擦運動し、しかもこの対の受ける高い負荷に対しても十分であり、外部潤滑を必要としない有効な自己潤滑を得る特性をもつプラスチック材料で形成される。基本のプラスチック材料は、例えばポリオキシメチレン、或いはそれ自体既にある程度の自己潤滑特性をもつ別の材料であり得る。本発明の有利な実施形態によれば、側部3、5の各々は枠構造体、すなわち固体プレートから成る代わりに、種々の形状の多数の線状要素から成る構造を備え、これらの線状要素の幾つかを符号31で示し、それぞれの側部3、5における開口33を規定している。
支持構造体11及びそれの軸線B−Bの垂直方向上下の動きは例えば回動軸に対して摺動軸受16を設けることによって可能となる。
有利な実施形態によれば、要素31は、図3Aに断面で概略的に示すようにテーパー状に形成され得る実質的に長方形の細長い断面をもつ。それぞれの側部の平面に対して直交する要素31の横断面の寸法Dは、前記側部に平行な最小寸法dに対して実質的に大きく、例えば2〜5倍である。枠体を形成する個々の要素の配置及び寸法は、浸出ユニットの動作サイクルの種々の段階中に働く応力を支えるのに適した構造を得るために構造計算によって決められ得る。
このようにして、広い開口33を備えた二つの側部3、5が得られ、洗浄するために浸出ユニットのおかれる食器洗い機内に形成された水の噴流がこれらの広い開口33を通って流れ得る。これらの水の噴流は、浸出チャンバの開閉機構19並びに開閉機構の固定部分13及び可動部分15に容易に達する。従って、浸出ユニットは食器洗い機で有効に洗浄され得る。他方、開口33はまた、側壁3、5が固体である従来のユニットで得られ得るものに比較して浸出ユニットの手洗いを容易にもする。
図面から観察できるように、開口33を規定している線状要素31は交差領域をもち、そこに節部が形成され、それら節部の幾つかを図面に35で示している。線状要素31の形状及び配列、それらの長さ、交点すなわち節部及び線状要素が側部の縁部と相互に結合する領域は、浸出ユニットの使用中に側部3、5の受ける応力の構造的分析の関数として決められ、それで、枠構造体を形成する材料は側部3、5内の力線に沿って集中される。特に、浸出チャンバの開閉機構19の軸すなわち軸23のまわりに大量の材料が集中され、湾曲した線状要素31の接続する固体領域39を形成している。
各側部3、5において、浸出チャンバの部分15が沿って動くそれぞれの直線状ガイド41は軸23を支持する領域からのびている。このガイド41には開口43が設けられ、これらの開口に隣接して、ガイドをそれぞれの側部の縁部に接合する線状要素31間に別の開口33が規定されている。浸出チャンバの可動部分15に強制されたそれぞれの対のスライダー42A、42B(図6)は各直線状ガイド41に係合する。スライダー42A、42Bは、浸出チャンバの部分15が浸出チャンバノ固定部分13及びモータ軸23の軸線と軸方向に整列すると、直線状ガイド41に係合する(図5及び図6)。各ガイド41及びそれぞれのスライダー42A、42Bによって形成された運動学的対はまた前述のように自己潤滑特性を与えられ得る。モータ軸23の軸線A−Aの近くにおいて、湾曲したガイド41Aは、浸出チャンバの可動部分15がホッパー17と整列した位置から部分13と整列した位置まで及びその逆に回動する時、下方のスライダー42Aと係合する二つのガイド41の各々に接続する。
二つの側部3、5のガイド41は、浸出チャンバの固定部分13が連動される位置において、側部3、5を相互に接合するクロスバー9、11の近くで上方領域までのびている。この浸出チャンバには外部にリップシール47が設けられ、このリップシール47は通常のOリングシールに代わるものであり、食器洗い機における洗浄に対するものより耐久性が大きい。特に、リップシールは比較的安定な機械的及び摩擦学的特性をもち、高い温度での洗浄による弾性及びレジリエンスの変動派殆んどない。
可能な実施形態では、側部3、5の各々を形成している枠構造体は、特に浸出チャンバの部分13、15の閉成段階及び浸出中にモータ軸23すなわち枠構造体を形成するプラスチック材料の領域39に働く応力がクロスバー7A、7B、7Cに向かって移動するように構成される。
図面に見られ得るように、有利な実施形態では、各側部3、5において、固体(ソリッド、中実)材料の領域39はそれぞれのアーチ構造体301によって浸出ユニット1の基部に位置したクロスバー7A、7Bに接続される。このアーチ構造体は、クロスバー7A、7Bを接合しかつそれぞれの側部3、5の基部に沿ってのびるタイロッドを形成する線状構造体302と共動する。
さらに、有利な実施形態によれば、例えば二重アーチ構造体303、305から成る接続体は、各側部3、5において、モータ軸23を支持する領域39をクロスバー7Cに接合する。そしてクロスバー7B、7Cは線状縁部要素307によって接合される。この形態301、302、303、305、307により、軸23の軸線A(図3)に概略的に示す合力Fで示す負荷はクロスバー7A、7B、7Cに向かって伝達され得る。有利な実施形態によれば、各側部3、5のこの下方部分の枠構造体は湾曲した線状要素31A〜31Jによってさらに強化され得る。
浸出ユニット1の上方領域において、カウンタ・プランジャーと呼ばれる浸出チャンバの固定部分13は、可能な実施形態によれば、各側部3、5において二重アーチ形態321、323を備え得る構造体によってロックされ拘束される。この構造体により、モータ軸23の軸線A−Aに対向した外輪(すなわち凸状体)が得られ、そしてこの構造体は、二重アーチ構造体321、323で規定されたアーチのほぼ最高点で連結するガイド41に対して好ましくは中心決めされる。変更実施形態では、アーチ構造体は単一にでき、すなわちアーチ321だけ或いはアーチ323だけを備えることができる。
図示例の場合のように、二つのアーチ構造体321、323が設けられる場合には、二つのアーチ構造体321、323は、強化フイン325によって互いに有利に接合され得る。強化リブすなわちフイン325を備えたアーチ形態321、323は、水を通す開口を規定し、これらの開口は、浸出ユニットの洗浄を容易にさせ、そして同時に、浸出段階中に水圧に対する反力によって生じたひずみが集中される領域に側部3、5の材料を集中させる。アーチ構造体321、323によって、これらの応力はクロスバー9、11へ伝達される。
本発明の好ましい実施形態によれば、一つの又は複数のアーチ構造体321、323と共に、各側部3、5の枠構造体は、アーチ構造体321、323とに対して反対方向において対向した別のアーク要素327を備え、すなわちそれの最高点は直線状ガイド41に実質的に中心決めされしかも直線状ガイド41と連結され、またそれの端部は浸出ユニットの基部に対向している。アーチ構造体321、323の端部はクロスバー9、11のレベルで適当に連結されるが、別のアーク要素327の端部は、線状縁部要素329間のほぼ中間位置にあるそれぞれのガイド41とほぼ平行にのびる線状縁部要素329と連結される。これらの線状縁部要素329は中心ガイド41と共に、浸出チャンバの固定部分13に拘束された側部3又は5のブロック及び軸23の支持体の設けられる領域39を形成する材料のコアを接続するタイロッドを形成している。これにより、浸出チャンバに生じた高い応力が伝達される超静止閉成構造体が形成される。
本発明の可能な実施形態では、アーチ構造体327及びモータ軸23の軸線A−Aのまわりに材料を集中する領域39によると共に、線状縁部要素329は、好ましくはアーチ形状の可能な線状要素31Kによってガイド41に接続される。要素31Kは好ましくは、モータ軸23の軸線A−Aに対向した凹状体を備える。線状要素329及び中心ガイド41と共に、これらは、浸出ユニットを食器洗い機に入れた時に水を通す開口33を規定している。
有利な実施形態によれば、各側部3、5において、上方線状要素329は線状縁部要素333によってクロスバー7Cに接続され、一方、下方線状要素329は線状要素335によって下方クロスバー7Aに接続される。側部54において、下方線状要素329は、コネクタ350である内側にのびる329Aで示すガイド41の方向に細長い開口を規定する線状伸張部に対して偏倚部を備え、コネクタ350によって加圧水は浸出チャンバ内に供給される。
前述の形態はまた浸出ユニットの全体形状の関数として変わり得る。それにもかかわらず、各側部の枠構造体については作動軸の軸線を取巻く領域から二つの側部3、5の接合クロスバー(図面の例では7A、7B、7C)の位置する構造体の端部に向って負荷を伝達する形態を有するのが有利である。これらのクロスバーにネジを挿置して、二つの側部間の相互接続の強さを高めることができる。さらに、構造体は好ましくは、軸23を取巻く領域と浸出チャンバの固定部分13が結合される領域との間に要素41、329によって形成されるもののようなタイロッドを規定する形態を有する。
固定部分13の結合領域において、好ましくは二つの側部を接続するクロスバー、及び浸出チャンバの開閉方向から浸出チャンバの部分に作用する応力をクロスバーへ向って伝達する構造体が設けられる。
図面は単に本発明の実際の構成によって提供される例を示し、本発明の概念の範囲から逸脱することなしに形式及び構成を変えることができることが理解される。特に、前述の概念は、他の形式の浸出ユニット及び一層特にばらの粉末の代わりにコーヒー粉末の予めパックしたカプセル又は鞘を用いる浸出ユニットにも応用できる。鞘又はカプセルを用いるこの形式の浸出ユニットはまた市場において知られており、詳細に説明する必要がない。実際に、それらは、カプセルの底部及び頂部面に穴あけして、一側から水を供給し他側からコーヒーを収集するようにさせる穴あけ機が存在することを除いて、記載してきたユニットに関して概念から逸脱しない。
特許請求の範囲における全ての参照番号は、明細書の記載及び図面を参照して特許請求の範囲を容易に読めるようにするものであり、特許請求の範囲で表される保護の範囲を限定するものではない。

Claims (50)

  1. 支持構造体と、相互に動く第1部分及び第2部分を備えた浸出チャンバと、前記浸出チャンバを開閉する機構とを有し、前記支持構造体、前記浸出チャンバ及び前記機構が多数の運動学的対によって機械的に接続される、ホット飲料、特にコーヒーを作る取外し可能な浸出ユニットにおいて
    前記運動学的対の少なくとも幾つかが自己潤滑性であり、そして異なる自己潤滑特性をもつ運動学的要素で形成されることを特徴とする浸出ユニット。
  2. 自己潤滑型運動学的対の前記運動学的要素の一方が自己潤滑性材料から成る充填剤を備えたプラスチック材料で構成され、また自己潤滑型運動学的対の前記運動学的要素の他方が自己潤滑性充填剤を備えていないプラスチック材料で構成されることを特徴とする請求項1記載の浸出ユニット。
  3. 浸出チャンバの開閉機構を作動し、前記支持構造体に設けた支持体に支持されたモータ軸を有し、前記支持体及び前記モータ軸が、異なる自己潤滑特性をもつ要素を備えた自己潤滑型運動学的対を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浸出ユニット。
  4. 前記モータ軸が、浸出チャンバの可動部分と一体のガイドを摺動するスライダーを支持する回動アームと一体であることを特徴とする請求項3記載の浸出ユニット。
  5. 浸出チャンバの可動部分が、支持構造体と一体でありかつ浸出チャンバの開閉方向に沿ってのびる摺動ガイドに係合するスライダーを備えており、また前記各ガイド及び浸出チャンバの可動部分の相応したスライダーが、それぞれの自己潤滑性運動学的対を規定する異なる自己潤滑特性をもつ運動学的要素を形成していることを特徴とする請求項1記載の浸出ユニット。
  6. 浸出ユニットの前記可動部分が、浸出チャンバの可動部分に対する浸出チャンバの基部の動きを制御する浸出チャンバの基部の制御レバーの支持体を備え、前記支持体及び前記制御レバーが、自己潤滑性運動学的対の異なる自己潤滑特性をもつ運動学的要素を形成していることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  7. 前記支持構造体が、前記浸出チャンバ及び前記機構の洗浄を容易にさせる多数の開口を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  8. 前記支持構造体が、一対の側部を備え、これら側部間に前記浸出チャンバ及び浸出チャンバを開閉する機構が位置決めされていることを特徴とする請求項7記載の浸出ユニット。
  9. 前記二つの側部の少なくとも一方が前記開口を備えていることを特徴とする請求項8記載の浸出ユニット。
  10. 前記支持構造体が、前記開口を包囲しかつ浸出チャンバ及び開閉機構の機械的負荷支持構造体を形成する線状要素を備えていることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  11. 前記支持構造体が、前記開口を規定する枠構造体を備えていることを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  12. 前記枠構造体が、前記側部における力線の傾向によって規定した傾向に応じてのびる線状要素を備えていることを特徴とする請求項11記載の浸出ユニット。
  13. 前記枠構造体が、湾曲した線状要素を備えていることを特徴とする請求項11又は請求項12記載の浸出ユニット。
  14. 前記支持構造体が、浸出チャンバの開閉機構の回転軸に対する支持シートを備え、該支持シートが、前記枠構造体の線状要素によって前記支持構造体の周縁部に接続されていることを特徴とする請求項11〜請求項13のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  15. 浸出チャンバの可動部分に対するガイドが前記支持シートからのび、前記ガイドがそれの伸張部に沿って洗浄のための貫通開口を備えていることを特徴とする請求項14記載の浸出ユニット。
  16. 前記ガイドが線状枠体要素によって前記支持構造体の縁部に接合されていることを特徴とする請求項15記載の浸出ユニット。
  17. 前記ガイドが浸出チャンバの固定部分を拘束するシートで終端していることを特徴とする請求項15又は請求項16記載の浸出ユニット。
  18. 前記線状要素が、大きな第1の横寸法及び小さな第2の横寸法をもつ細長い断面を備え、大きな第1の横寸法が支持構造体に直交してのびていることを特徴とする請求項10〜請求項17のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  19. 前記支持構造体が、自己潤滑性材料から成ることを特徴とする請求項7〜請求項18のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  20. 前記支持構造体が、潤滑性材料を添加したプラスチック材料から成ることを特徴とする請求項19記載の浸出ユニット。
  21. 前記側部が、多数のクロスバーによって互いに接合され、各側部が枠構造体を規定する複数の線状要素を備え、これらの線状要素が、浸出チャンバの部分に作用する力によって構造体に作用する応力を前記クロスバーに向って伝達することを特徴とする請求項8〜請求項20のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  22. 前記側部の各々が、浸出チャンバの開閉機構のモータ軸に対する支持体を取巻く領域及びモータ軸に対する支持体に作用する応力をそれぞれの側部の基部に向って伝達する多数の格子要素を備えていることを特徴とする請求項21記載の浸出ユニット。
  23. 前記格子要素が、少なくとも一つのアーチ要素を備え、前記アーチ要素がそれぞれの側部の基部に沿って位置決めされた二つのクロスバーを接合し、モータ軸の支持体に加わる力の少なくとも一部がアーチ要素の外輪に伝達されることを特徴とする請求項22記載の浸出ユニット。
  24. 各側部が、その側部の基部に沿って位置決めした前記二つのクロスバーを接合する底部線状要素を備えていることを特徴とする請求項23記載の浸出ユニット。
  25. 各側部の基部から、基部のクロスバーの一つを、線状縁部要素がモータ軸の支持体の高さより高い位置に位置した、二つの側部を接続する別の上方クロスバーに接合する線状縁部要素がのびていることを特徴とする請求項24記載の浸出ユニット。
  26. 各側部に、底部クロスバーと上方クロスバーとの間の中間位置で、側部の基部を前記線状縁部要素に接続するアーチ要素が設けられることを特徴とする請求項25記載の浸出ユニット。
  27. 各側部が、モータ軸の支持体を取巻く領域を前記上方クロスバーに接合する接続部を備えていることを特徴とする請求項25又は請求項26記載の浸出ユニット。
  28. 前記接続部が、支持体を取巻く領域を上方クロスバーに接合する少なくとも一つの線状要素を備えていることを特徴とする請求項27記載の浸出ユニット。
  29. 前記線状要素がアーチ型であることを特徴とする請求項28記載の浸出ユニット。
  30. 前記接続部が、支持体を取巻く領域を前記上方クロスバーに接合する二つの線状及び好ましくはアーチ型要素を備えていることを特徴とする請求項28又は請求項29記載の浸出ユニット。
  31. 前記支持構造体が、浸出チャンバの前記固定部分の近くに、浸出チャンバの固定部分に隣接して側部を接合する一対のクロスバーを備えていることを特徴とする請求項8〜請求項30のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  32. 浸出チャンバの固定部分に隣接した前記クロスバーが、前記側部の各々におけるアーチ型接続部によって互いに接合されることを特徴とする請求項31記載の浸出ユニット。
  33. 前記アーチ型接続部が、浸出チャンバの開閉機構のモータ軸の軸線に対向した外輪を備えていることを特徴とする請求項32記載の浸出ユニット。
  34. 前記アーチ型接続部が二重アーチ構造体であることを特徴とする請求項32又は請求項33記載の浸出ユニット。
  35. 前記二重アーチ構造体が、二つのほぼ平行なアーチ要素を相互に接続するフィンを備えていることを特徴とする請求項34記載の浸出ユニット。
  36. 各側部において、前記アーチ型接続部が、ほぼ直線状の要素によって、浸出チャンバの開閉機構のモータ軸を支持する領域に接合されていることを特徴とする請求項32〜請求項35のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  37. 前記ほぼ直線状の要素が、アーチ型接続部の頂部からモータ軸の軸線に向ってのびていることを特徴とする請求項36記載の浸出ユニット。
  38. 前記ほぼ直線状の要素が、浸出チャンバの内側に対向した側において、浸出チャンバの閉成する動きに対するガイドを形成していることを特徴とする請求項36又は請求項37記載の浸出ユニット。
  39. 前記ほぼ直線状の要素が、アーチ構造体によって、前記ほぼ直線状の要素にほぼ平行にのびる、それぞれの側部の縁部を規定している線状要素に接合されていることを特徴とする請求項36〜請求項38のいずれか一項記載の浸出ユニット。

  40. 前記アーチ構造体が、浸出チャンバの固定部分に隣接したクロスバーに対向した外輪を備えていることを特徴とする請求項39記載の浸出ユニット。
  41. 前記ほぼ直線状の要素が、前記ほぼ直線状の要素の長手方向伸張部に沿って分配した多数の補助線状要素によって、側部の縁部を形成している前記線状要素に接続されていることを特徴とする請求項40記載の浸出ユニット。
  42. 前記補助線状要素がアーチ型形状であることを特徴とする請求項41記載の浸出ユニット。
  43. 前記補助線状要素が、モータ軸の軸線に対向した凹部を備えていることを特徴とする請求項42記載の浸出ユニット。
  44. 前記支持構造体がポリオキシメチレンから成ることを特徴とする請求項1〜請求項43のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  45. 自己潤滑性運動学的対を形成している運動学的要素の一方が、モリブデン、黒鉛、ポリテトラフルオロエチレン或いはそれらの組み合わせから成るグループから選択した材料の自己潤滑性充填剤を含むプラスチック材料で構成されることを特徴とする請求項1〜請求項44のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  46. 浸出チャンバの前記第1及び第2部分の間にリップシールが位置決めされることを特徴とする請求項1〜請求項45のいずれか一項記載の浸出ユニット。
  47. 相互に動く第1部分及び第2部分を備えた浸出チャンバに機械的に接続した支持構造体と、前記浸出チャンバを開閉する機構とを有する、ホット飲料、特にコーヒーを作る取外し可能な浸出ユニットにおいて
    前記支持構造体が多数の開口を備え、これら開口が、それら開口を通して前記浸出チャンバ及び前記機構を容易に洗浄できるように構成されていることを特徴とする浸出ユニット。
  48. 前記支持構造体が一対の側部を備え、それら側部間に、前記浸出チャンバ及び浸出チャンバを開閉する機構が位置決めされていることを特徴とする請求項47記載の浸出ユニット。
  49. 前記二つの側部の一方が前記開口を備えていることを特徴とする請求項48記載の浸出ユニット。
  50. 請求項1〜請求項49のいずれか一項記載の取外し可能な浸出ユニットを有するコーヒーなどのような飲料を作る機械。
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