JP5329270B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は内燃機関の制御装置に関し、より詳しくは始動時の内燃機関の運転を制御する制御装置に関する。
バッテリレスの車両(例えば自動二輪車)における内燃機関の点火方式としては、内燃機関に接続される発電機の出力で充電されるコンデンサを放電させて点火する容量放電式(CDI)のものが広く知られている。上記した内燃機関にあっては、始動直後の発電機の出力が低いときであっても、その出力で必要な電力の全てを賄うこととなるため、従来より、始動時の消費電力を可能な限り低減するようにした制御装置が提案されおり、その例として特許文献1記載の技術を挙げることができる。
特許文献1記載の技術にあっては、発電機の出力電圧が所定値を超えるとき、発電機の出力をコンバータで昇圧させてコンデンサを充電する一方、所定値以下のときはコンバータの昇圧動作を停止させ、よって消費電力を低減して始動性を確保するようにしている。
特開2004−360631号公報
ところで、内燃機関の始動に際し、運転者によって始動操作(具体的には、キックスタータペダルの踏み込み)がなされたものの、内燃機関のクランク軸の回転速度が不足して完爆状態とならず、始動操作が再度必要となることがある。特に、オフロードレースやトライアル競技用の自動二輪車の場合、コースの路面状態や傾斜によってはキックの踏力が不足することがあり、内燃機関が完爆せずに再度の始動操作が必要な状態に陥ることが多い。
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、上記した再度の始動操作が必要な状態について何ら考慮されていないため、最初の始動操作で内燃機関が完爆しないと、発電機の出力電圧は徐々に低下して制御装置の動作電圧を下回り、制御装置(正確には制御装置内のCPU)においてリセット処理が行われることとなる。リセット処理が実行されてしまうと、再度の始動操作がなされて発電機の出力電圧が前記動作電圧以上となったとき、コンデンサの充電などの点火出力準備が再び行われることから、始動性の点で改善の余地を残していた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、始動操作によって内燃機関が完爆せずに再度の始動操作が必要な場合において、発電機の出力電圧の低下を防止し、始動性を向上させるようにした内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、内燃機関に接続される発電機の出力で駆動されて燃料を燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプを備え、前記発電機の出力で充電されるコンデンサを放電させて点火する内燃機関の制御装置において、運転者によって前記内燃機関の始動操作がなされたとき、前記コンデンサの充電を開始させるコンデンサ充電開始手段と、前記発電機の出力電圧の電圧値を検出する電圧値検出手段と、前記コンデンサ充電開始手段によって前記コンデンサの充電が開始された後、前記検出された電圧値が第1のしきい値以上となるとき、前記燃料ポンプを駆動させる燃料ポンプ駆動手段とを備えると共に、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプを駆動させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値よりも低く設定された第2のしきい値以下となり、かつ前記燃料ポンプを駆動させてから第1の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプの駆動を停止させるように構成した。
請求項に係る内燃機関の制御装置にあっては、内燃機関に接続される発電機の出力で駆動されて燃料を燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプを備え、前記発電機の出力で充電されるコンデンサを放電させて点火する内燃機関の制御装置において、運転者によって前記内燃機関の始動操作がなされたとき、前記コンデンサの充電を開始させるコンデンサ充電開始手段と、前記発電機の出力電圧の電圧値を検出する電圧値検出手段と、前記コンデンサ充電開始手段によって前記コンデンサの充電が開始された後、前記検出された電圧値が第1のしきい値以上となるとき、前記燃料ポンプを駆動させる燃料ポンプ駆動手段とを備え、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプを駆動させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値よりも低く設定された第2のしきい値以下となる場合、前記燃料ポンプの駆動を停止させると共に、前記燃料ポンプの駆動を停止させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値以上となり、かつ前記燃料ポンプの駆動を停止させてから第2の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプの駆動を再開させるように構成した。
請求項1に係る内燃機関の制御装置にあっては、運転者によって内燃機関の始動操作がなされたとき、コンデンサの充電を開始させ、その後発電機の出力電圧の電圧値が第1のしきい値以上となるとき、燃料ポンプを駆動させると共に、燃料ポンプを駆動させた後、発電機の出力電圧の電圧値が第2のしきい値以下となる場合、燃料ポンプの駆動を停止させるように構成したので、最初の始動操作によって内燃機関が完爆せずに再度の始動操作が必要な場合、詳しくは内燃機関が完爆せずに発電機の出力電圧の電圧値が徐々に低下する場合であっても、燃料ポンプの駆動の停止によってその低下を防止(抑制)することができる。従って、発電機の出力電圧が制御装置の動作電圧を下回ることがないため、リセット処理が実行されるのを回避でき、コンデンサの充電などの点火出力準備が再び行われることはない。さらに、始動操作後にコンデンサの充電を開始させて点火出力準備が既に完了していることから、点火出力タイミングのときに即座に点火することも可能となり、始動性を向上させることができる。
また、燃料ポンプを駆動させた後、発電機の出力電圧の電圧値が第2のしきい値以下となり、かつ燃料ポンプを駆動させてから第1の所定時間が経過している場合、燃料ポンプの駆動を停止させるように構成したので、上記した効果に加え、例えば燃料ポンプを駆動させた後に発電機の出力電圧が第2のしきい値付近で不安定な状態となった場合であっても、燃料ポンプの駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングを効果的に防止することができる。
請求項に係る内燃機関の制御装置にあっては、運転者によって内燃機関の始動操作がなされたとき、コンデンサの充電を開始させ、その後発電機の出力電圧の電圧値が第1のしきい値以上となるとき、燃料ポンプを駆動させると共に、燃料ポンプを駆動させた後、発電機の出力電圧の電圧値が第2のしきい値以下となる場合、燃料ポンプの駆動を停止させると共に、燃料ポンプの駆動を停止させた後、発電機の出力電圧の電圧値が第1のしきい値以上となり、かつ燃料ポンプの駆動を停止させてから第2の所定時間が経過している場合、燃料ポンプの駆動を再開させるように構成したので、上記した効果に加え、例えば燃料ポンプの駆動を停止させた後に発電機の出力電圧が第1のしきい値付近で不安定な状態となった場合であっても、燃料ポンプの駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングをより効果的に防止することができる。
この発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。 図1に示すECUの構成を全体的に示すブロック図である。 図1に示す内燃機関の制御装置の動作を示すフロー・チャートである。 図3の燃料ポンプ制御のサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図3のバッテリレス始動制御のサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図3の通常始動制御のサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図1に示す内燃機関の制御装置の動作を示すタイム・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係る内燃機関の制御装置を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。
図1において符号10は、図示しない車両(例えば自動二輪車)に搭載された内燃機関(以下「エンジン」という)を示す。エンジン10は4サイクル単気筒の水冷式で、排気量250cc程度のガソリン・エンジンからなる。尚、符号10aはエンジン10のクランクケースを示す。
エンジン10の吸気管12にはスロットルバルブ14が配置される。スロットルバルブ14は、車両のハンドルバーに運転者の手動操作自在に設けられたアクセラレータ(スロットルグリップ)にスロットルワイヤ(共に図示せず)を介して機械的に接続され、アクセラレータの操作量に応じて開閉され、エアクリーナ16から吸気管12を通ってエンジン10に吸入される空気の量を調整する。
吸気管12においてスロットルバルブ14の下流側の吸気ポート付近には、インジェクタ(燃料噴射弁)20が配置される。インジェクタ20には、燃料タンク22に貯留されるガソリン燃料が、燃料タンク22の内部に配置された燃料ポンプ24によって燃料供給管26を介して圧送される。
インジェクタ20は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)30の駆動回路(図1で図示せず)に電気的に接続され、ECU30から開弁時間を示すインジェクタ駆動信号が駆動回路を通じて供給されると開弁し、開弁時間に応じた燃料を吸気ポートに噴射する。噴射された燃料は吸入空気と混合して混合気を形成し、混合気は、吸気バルブ32が開弁されるとき、燃焼室34に流入する。
燃焼室34に流入した混合気は、点火コイル36から供給された高電圧で点火プラグ40が火花放電されるときに点火されて燃焼し、ピストン42を図1において下方に駆動してクランク軸44を回転させる。燃焼によって生じた排ガスは、排気バルブ46が開弁されるとき、排気管50を流れる。排気管50には触媒装置52が配置され、排ガス中の有害成分を除去する。触媒装置52で浄化された排ガスはさらに下流に流れ、エンジン10の外部に排出される。
スロットルバルブ14の付近にはポテンショメータからなるスロットル開度センサ54が設けられ、スロットルバルブ14の開度θTHを示す出力を生じる。吸気管12のスロットルバルブ14の上流側には吸気温センサ56が設けられて吸入空気の温度TAを示す出力を生じると共に、下流側には絶対圧センサ60が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAを示す出力を生じる。
エンジン10のシリンダブロックの冷却水通路10bには水温センサ62が取り付けられ、エンジン10の温度(エンジン冷却水温)TWに応じた出力を生じる。エンジン10のクランク軸44の付近にはクランク角センサ64が取り付けられて所定クランク角度位置で(具体的には20°ごとに)クランク角度信号を出力する。
エンジン10のクランク軸44には、発電機66が接続される。発電機66は、例えばクランク軸44の回転で駆動されて3相の交流電圧を出力する、永久磁石式の交流発電機からなる。尚、発電機66は、エンジン始動時に運転者によって始動操作がなされて(具体的には、キックスタータペダルキック(図示せず)が踏み込まれて)クランク軸44が回転させられるときにも駆動され、交流電圧を出力する。
発電機66から出力される3相の交流電圧は、レギュレートレクチファイヤ70に入力される。レギュレートレクチファイヤ70は、整流回路70aと出力電圧調整回路70bを備える。整流回路70aは、発電機66から入力される3相の交流電圧を、図示しないブリッジ回路で直流電圧に整流して出力電圧調整回路70bに出力する。出力電圧調整回路70bは、入力された直流電圧を調整して電源電圧を生成し、平滑コンデンサ72を介してECU30や燃料ポンプ24などに供給する。
尚、ECU30おいては、その動作電圧が例えば6Vに設定され、運転者の始動操作によって発電機66からレギュレートレクチファイヤ70などを介して動作電圧以上の電圧が供給されるときに起動する。このように、この実施例に係るエンジン10は、バッテリを備えないバッテリレスタイプのものであり、発電機66の出力で必要な電力の全てが賄われる。
上記したスロットル開度センサ54やクランク角センサ64などの各センサの出力はECU30に入力される。
図2はECU30の構成を全体的に示すブロック図である。
ECU30はマイクロコンピュータからなり、図2に示すように、波形整形回路30aと、回転数カウンタ30bと、A/D変換回路30cと、CPU30dと、点火回路30eと、2個の駆動回路30f,30gと、リレー30hと、ROM30iと、RAM30jと、タイマ30kと、DC/DCコンバータ30lおよび電圧検出回路30mを備える。
波形整形回路30aは、クランク角センサ64の出力(信号波形)をパルス信号に波形整形し、回転数カウンタ30bに出力する。回転数カウンタ30bは入力されたパルス信号をカウントしてエンジン回転数NEを検出(算出)し、エンジン回転数NEを示す信号をCPU30dへ出力する。A/D変換回路30cは、スロットル開度センサ54や水温センサ62などの各センサの出力が入力され、アナログ信号値をデジタル信号値に変換してCPU30dに出力する。
CPU30dは、変換されたデジタル信号などに基づき、ROM30iに格納されているプログラムに従って演算を実行し、クランク角度が点火出力タイミングのときに点火コイル36の点火制御信号を点火回路30eに出力する(即ち、点火時期制御を行う)。また、CPU30dは、各信号などに基づき、同様にROM30iに格納されているプログラムに従って演算を実行し、燃料噴射タイミングのときにインジェクタ駆動信号を駆動回路30fに送る(燃料噴射制御を行う)と共に、各信号などに基づいて燃料ポンプ24を駆動させる燃料ポンプ駆動信号を駆動回路30gに出力する。
DC/DCコンバータ30lは、平滑コンデンサ72などを介して入力される発電機66の出力(直流電圧)を昇圧させ、点火回路30e内のコンデンサ30e1を充電する。点火回路30eは、CPU30dからの点火制御信号に応じ、点火コイル36を通電して点火を行う。具体的には、点火回路30eは、CPU30dから点火制御信号が入力されるとき、コンデンサ30e1に充電された電荷を点火コイル36の1次コイル(図示せず)に放電させ、1次コイルへの放電の終了に伴って点火コイル36の2次コイル(図示せず)に生じる高電圧で点火プラグ40を点火させる。このように、点火回路30eは容量放電式(CDI)の点火回路からなる。
駆動回路30fは、CPU30dからのインジェクタ駆動信号に応じ、インジェクタ20を駆動して燃料を噴射させる。駆動回路30gは、CPU30dから燃料ポンプ駆動信号が入力されるとき、リレー30hを介して燃料ポンプ24を駆動させる一方、入力されないときは燃料ポンプ24の駆動を停止させる。
RAM30jは、例えば点火時期制御および燃料噴射制御において算出された点火時期や燃料噴射量などのデータが書き込まれる。また、タイマ30kは、後述するプログラムにおいて行われる時間計測の処理に利用される。電圧検出回路30mは、発電機66の出力電圧の電圧値を検出し、検出された電圧値に応じた信号をCPU30dに出力する。
図3はこの実施例に係る内燃機関の制御装置の動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、運転者によって始動操作がなされてECU30が起動させられるとき、ECU30においてクランク角度信号が入力されるごとに実行(ループ)される。
以下説明すると、先ずS10において電圧検出回路30mの出力に基づき、発電機66の出力電圧の電圧値(以下「電源電圧VB」という)を検出し、次いでS12に進み、燃料ポンプ24の動作を制御する燃料ポンプ制御を行う。
図4は図3の燃料ポンプ制御のサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
図4に示すように、S100において燃料ポンプ駆動フラグF_PUMPONのビットが1か否か判断する。このフラグは、後述する如く燃料ポンプ24が駆動しているときにそのビットが1にセットされる一方、燃料ポンプ24が停止しているときに0にセットされることから、始動操作後の最初のプログラムループではS100の判断は通例否定されてS102に進み、電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB以上か否か判断する。この第1のしきい値FPDRVVBについては後に説明する。
発電機66で発電が開始された直後であって電源電圧VBが比較的低いときはS102の判断は否定されて以降の処理をスキップしてプログラムを終了する。他方、S102で肯定されるときはS104に進み、燃料ポンプ駆動開始ディレイタイマTMFPONVB(ダウンカウンタ。初期値0。後述)の値が0か否か判断する。
S104の処理を最初に実行するときは肯定されてS106に進み、燃料ポンプ駆動フラグF_PUMPONのビットを1にセットする。これにより、図示しないプログラムによって燃料ポンプ駆動信号が駆動回路30gに出力され、リレー30hを通じて燃料ポンプ24を駆動させることとなる。
ここで、第1のしきい値FPDRVVBについて説明すると、しきい値FPDRVVBは、リレー30hの温間始動時(ホットスタート時)の感動電圧以上、かつECU30内におけるリレー30hの周囲温度の最高値を考慮した値(例えば10V)に設定される。
具体的に説明すると、リレーは一般に、燃料ポンプ24を駆動させる動作時にリレー接点を電気的に完全に接触させることのできる電圧(感動電圧)が規定されている。この感動電圧は、リレー30hが継続して動作状態にあった直後(温間始動時)と、リレー30hが継続して動作停止状態にあった直後(冷間始動時(コールドスタート時))とでは相違し、詳しくは温間始動時の方が冷間始動時に比して高くなる傾向にある。
また、リレー30hはECU30の内部に配置されるため、点火回路30eや駆動回路30f,30gなどの発熱に起因してリレー30hの周囲温度が上昇することから、その最高値も考慮する必要がある。そこで、第1のしきい値FPDRVVBを上記のように設定することで、リレー30hの状態(冷間始動、温間始動、周囲温度など)に関わらず、リレー30hのリレー接点を電気的に完全に接触させることができ、よって燃料ポンプ24を確実に駆動させることができる。
図4の説明を続けると、次いでS108に進み、燃料ポンプ駆動停止ディレイタイマTMFPSTPVB(ダウンカウンタ)の値に第1の所定時間(例えば100msec。後述)をセットしてプログラムを終了する。
S106でフラグF_PUMPONのビットが1にセットされ、燃料ポンプ24を駆動させた後のプログラムループにおいてはS100で肯定され、S110に進み、電源電圧VBが第2のしきい値FPSTPVB以下か否か判断する。第2のしきい値FPSTPVBは、第1のしきい値FPDRVVBよりも低く、かつECU30の動作電圧(6V)よりも高い値に設定され、例えば8Vとされる。
S110で否定されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS112に進み、燃料ポンプ駆動停止ディレイタイマTMFPSTPVBの値が0か否か、換言すれば、燃料ポンプ24を駆動させてから第1の所定時間が経過したか否か判断する。S112で否定されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS114に進み、燃料ポンプ駆動フラグF_PUMPONのビットを0にセットする。これにより、図示しないプログラムによって駆動回路30gへの燃料ポンプ駆動信号の出力が停止され、リレー30hを通じて燃料ポンプ24の駆動を停止させることとなる。
上記した第1の所定時間は、具体的には、電源電圧VBが第2のしきい値FPSTPVB付近で不安定な状態となった場合、およびリレー30hの接点バウンス時間を考慮した値に設定される。即ち、電源電圧VBが第2のしきい値FPSTPVB付近で不安定な状態となると、S110の判断において肯定と否定が繰り返され、燃料ポンプ24の駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングが生じるおそれがあるが、上記の如く燃料ポンプ24を駆動させてから第1の所定時間が経過した場合に燃料ポンプ24の駆動を停止させるようにすることで、そのような制御ハンチングを防止することができる。
さらに、第1の所定時間はリレー30hの接点バウンス時間(リレーの動作時と復帰時に、接点相互の衝突や振動によって生じる接点の間欠開閉現象の継続時間)も考慮して設定されるため、リレー規格外のハンチング動作による接点接触不良を回避できると共に、リレー寿命を確保することもできる。
次いでS116に進み、燃料ポンプ駆動開始ディレイタイマTMFPONVBの値に第2の所定時間(例えば100msec)をセットしてプログラムを終了する。S114でフラグF_PUMPONのビットが0にセットされ、燃料ポンプ24の駆動を停止させた後のプログラムループにおいてはS100で否定され、S102に進むこととなる。そこでは、前述した如く、電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB以上か否か判断され、肯定されるときはS104に進み、タイマTMFPONVBの値が0のとき、別言すれば、燃料ポンプ24の駆動を停止させてから第2の所定時間が経過したときは肯定されてS106に進み、フラグF_PUMPONのビットを1にセットして燃料ポンプ24の駆動を再開させる一方、第2の所定時間が経過していないときは否定されてS106,S108の処理をスキップして燃料ポンプ24の駆動の停止を継続する。
従って、この第2の所定時間も、第1の所定時間と同様、電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB付近で不安定な状態となった場合、およびリレー30hの接点バウンス時間を考慮した値に設定される。即ち、電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB付近で不安定な状態となると、燃料ポンプ24の駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングが生じるおそれがあるが、上記の如く燃料ポンプ24を停止させてから第2の所定時間が経過した場合に燃料ポンプ24の駆動を再開させるようにすることで、そのような制御ハンチングを防止することができる。また、接点バウンス時間も考慮することで、リレー規格外のハンチング動作による接点接触不良を回避できると共に、リレー寿命を確保することもできる。
図3の説明に戻ると、次いでS14に進み、クランク角センサ64の出力に基づいて検出(算出)されるエンジン回転数NEが所定値(完爆回転数。例えば1300rpm)以上か否か判断する。始動操作がなされた直後のプログラムループでは、エンジン回転数NEは未だ完爆回転数に到達していないため、S14の判断は否定されてS16に進み、バッテリレス始動制御実行済みフラグF_BATTLSEXE(後述)のビットが1か否か判断する。フラグF_BATTLSEXEは初期値が0とされるため、S16の処理を最初に実行するときは通例否定されてS18に進み、バッテリレスタイプのエンジン10を始動させるための制御を行う。
図5はそのバッテリレス始動制御を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
図5に示すように、S200において初回燃料噴射済みフラグF_1STVBINJのビットが1か否か判断する。フラグF_1STVBINJは初期値が0とされ、後述する如く初回の燃料噴射が完了したとき1にセットされることから、ここでは否定されてS202に進み、電源電圧VBに基づいて初回燃料噴射量を算出する。
次いでS204に進み、S202で得た初回燃料噴射量からインジェクタ20の開弁時間を算出し、それをインジェクタ駆動タイマにセットする。これにより、図示しないプログラムにおいて、インジェクタ駆動タイマにセットされた開弁時間だけインジェクタ駆動信号が駆動回路30fに出力され、インジェクタ20から初回の燃料が噴射される。
次いでS206に進み、初回燃料噴射済みフラグF_1STVBINJのビットを1にセットしてS208に進む。尚、S206でフラグF_1STVBINJのビットが1にセットされると、次回以降のプログラムループにおいてはS200で肯定され、上記したS202からS206までの処理をスキップし、S208に進む。
S208では初回燃料噴射が完了したか否か判断し、否定されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS210に進み、コンデンサ充電開始済みフラグF_CDICHARGEのビットが1か否か判断する。このフラグF_CDICHARGEは初期値が0に設定されると共に、後述する如くコンデンサ30e1の充電が開始されるとき1にセットされることから、ここでは否定されてS212に進み、発電機66の出力をDC/DCコンバータ30lで昇圧させ、コンデンサ30e1の充電を開始させる。尚、コンデンサ30e1にあっては、充電開始後に飽和状態になると充電が停止されると共に、フラグF_CDICHARGEのビットは0にリセットされる。
次いでS214に進み、コンデンサ充電開始済みフラグF_CDICHARGEのビットを1にセットし、S216に進んでバッテリレス始動制御実行済みフラグF_BATTLSEXEのビットを1にセットしてプログラムを終了する。
尚、S214でフラグF_CDICHARGEのビットが1にセットされると、次回以降のプログラムループにおいてはS210で肯定され、S212とS214の処理をスキップし、S216に進む。また、以上から分かるように、フラグF_BATTLSEXEのビットが1にセットされることはバッテリレス始動制御を実行済みであることを、0にセットされることはバッテリレス始動制御の実行が完了していないことを意味する。
S216でフラグF_BATTLSEXEのビットが1にセットされると、次回以降のプログラムループにおいて図3のS16で肯定され、S20に進み、バッテリレス始動制御実行後における通常の始動制御を行う。
図6はその通常始動制御を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。
先ずS300においてクランク角度が点火制御信号を出力すべき始動時点火出力タイミング(例えばBTDC10°)か否か判断し、肯定されるときはS302に進み、コンデンサ充電開始済みフラグF_CDICHARGEのビットが1か否か判断する。S302で肯定されるときはS304に進み、点火制御信号を出力して点火させ、次いでS306に進んでコンデンサ30e1の充電を開始し、次回の点火に備える。尚、S302で否定されるときはS304の処理をスキップしてS306に進む。
次いでS308に進み、コンデンサ充電開始済みフラグF_CDICHARGEのビットを1にセットする。尚、S300で否定されるときはS302からS308までの処理をスキップする。
次いでS310に進み、クランク角度が始動時燃料噴射タイミング(例えばATDC10°)か否か判断する。S310で否定されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS312に進み、検出されたエンジン水温TWに基づいて始動時燃料噴射量を算出する。この始動時燃料噴射量は、図示しないテーブルをエンジン水温TWに基づいて検索することで算出され、詳しくはエンジン水温TWが比較的低いときは多く、水温TWが高くなるに連れて少なくなるように設定される。
次いでS314に進み、算出された始動時燃料噴射量からインジェクタ20の開弁時間を算出し、それをインジェクタ駆動タイマにセットする。これにより、図示しないプログラムにおいて、始動時燃料噴射量に応じた開弁時間だけインジェクタ駆動信号が駆動回路30fに出力され、インジェクタ20から燃料が噴射される。
その後、エンジン回転数NEが所定値(完爆回転数)以上となると、図3のS14で肯定され、S22に進み、通常の点火・燃料噴射制御を実行する。通常点火・燃料噴射制御は、図示は省略するが、エンジン回転数NE、スロットル開度θTHおよび吸気管内絶対圧PBAに基づいて点火時期や燃料噴射量を算出し、算出された点火時期や燃料噴射量に応じて点火および燃料噴射を実行する。
図7は上記した処理を説明するタイム・チャートである。
図7に示すように、先ず時点t0において運転者によって始動操作がなされると、エンジン10のクランク軸44が回転させられ、発電機66で発電が開始される。時点t1において発電機66の電源電圧VBがECU30の動作電圧以上となると、ECU30が起動し、その後初回燃料を噴射させる(S204)。尚、図7においては、燃料を噴射させる時間をドットで示す。
初回燃料噴射が完了すると、時点t2において発電機66の出力をDC/DCコンバータ30lで昇圧させてコンデンサ30e1の充電を開始させると共に、フラグF_CDICHARGEのビットを1にセットする(S212,S214)。そして、時点t3で電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB以上となると、フラグF_PUMPONのビットを1にセットして燃料ポンプ24を駆動させると共に、タイマTMFPSTPVBに第1の所定時間をセットする(S106,S108)。そして、クランク角度が始動時点火出力タイミングになると(時点t4)、点火制御信号を出力して点火を実行する(S304)。点火制御信号出力後は次回の点火に備えるべく、時点t5においてコンデンサ30e1の充電を開始させる(S306)。
その後、クランク軸44の回転出力の不足などに起因してエンジン10が完爆状態とならず、エンジン回転数NEが低下し、それに伴って電源電圧VBも徐々に低下して第2のしきい値FPSTPVB以下となると(時点t6)、フラグF_PUMPONのビットを0にセットして燃料ポンプ24の駆動を停止させる(S114)。この燃料ポンプ24の駆動停止によって電源電圧VBの低下が防止されるため、電源電圧VBがECU30の動作電圧を下回ることはなく、よってECU30においてリセット処理が実行されるのを回避できる。また、このときに燃料ポンプ駆動開始ディレイタイマTMFPONVBの値に第2の所定時間をセットする(S116)。
最初の始動操作でエンジン10が完爆状態とならなかったため、時点t7において運転者によって再度の始動操作がなされると、エンジン回転数NEは徐々に上昇することとなる。その後、クランク角度が始動時燃料噴射タイミングとなる時点t8で始動時燃料噴射量を噴射させ、始動時点火出力タイミングとなる時点t9で点火を実行し、さらに時点t10においてコンデンサ30e1の充電を開始させる(S314,S304,S306)。尚、時点t8において燃料ポンプ24の駆動が停止しているにも関わらず、燃料を噴射させることができるのは、燃料供給管26に燃料圧力が残存しているためである。
そして、時点t11において電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB以上となると、燃料ポンプ24の駆動を再開させ(S106)、その後時点t12においてエンジン回転数NEが完爆回転数以上となってエンジン10が完爆状態となり、通常点火・燃料噴射制御を実行する(S22)。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、内燃機関(エンジン)10に接続される発電機66の出力で駆動されて燃料を燃料噴射弁(インジェクタ)20に圧送する燃料ポンプ24を備え、前記発電機66の出力で充電されるコンデンサ30e1を放電させて点火する内燃機関の制御装置において、運転者によって前記内燃機関10の始動操作がなされたとき、前記コンデンサ30e1の充電を開始させるコンデンサ充電開始手段と(ECU30。S18,S212)、前記発電機66の出力電圧の電圧値(電源電圧VB)を検出する電圧値検出手段と(電圧検出回路30m。S10)、前記コンデンサ充電開始手段によって前記コンデンサ30e1の充電が開始された後、前記検出された電圧値VBが第1のしきい値FPDRVVB以上となるとき、前記燃料ポンプ24を駆動させる燃料ポンプ駆動手段と(ECU30。S12,S102,S106)を備えると共に、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプ24を駆動させた後、前記検出された電圧値VBが前記第1のしきい値FPDRVVBよりも低く設定された第2のしきい値FPSTPVB以下となる場合、前記燃料ポンプ24の駆動を停止させるように構成した(S12,S110,S114)。
これにより、最初の始動操作によってエンジン10が完爆せずに再度の始動操作が必要な場合、詳しくはエンジン10が完爆せずに発電機66の出力電圧の電圧値VBが徐々に低下する場合であっても、燃料ポンプ24の駆動の停止によってその低下を防止(抑制)することができる。従って、発電機66の電源電圧VBが制御装置(ECU30)の動作電圧を下回ることがないため、リセット処理が実行されるのを回避でき、コンデンサ30e1の充電などの点火出力準備が再び行われることはない。さらに、始動操作後にコンデンサ30e1の充電を開始させて点火出力準備が既に完了していることから、点火出力タイミングのときに即座に点火することも可能となり、始動性を向上させることができる。
また、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプ24を駆動させた後、前記検出された電圧値VBが前記第2のしきい値FPSTPVB以下となり、かつ前記燃料ポンプ24を駆動させてから第1の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプ24の駆動を停止させるように構成したので(S12,S110〜S114)、例えば燃料ポンプ24を駆動させた後に発電機66の電源電圧VBが第2のしきい値FPSTPVB付近で不安定な状態となった場合であっても、燃料ポンプ24の駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングを効果的に防止することができる。
また、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプ24の駆動を停止させた後、前記検出された電圧値VBが前記第1のしきい値FPDRVVB以上となり、かつ前記燃料ポンプ24の駆動を停止させてから第2の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプ24の駆動を再開させるように構成したので(S12,S102〜S106)、例えば燃料ポンプ24の駆動を停止させた後に発電機66の電源電圧VBが第1のしきい値FPDRVVB付近で不安定な状態となった場合であっても、燃料ポンプ24の駆動と駆動停止が不要に繰り返される制御ハンチングをより効果的に防止することができる。
尚、上記において、第1、第2のしきい値、ECU30の動作電圧、第1、第2の所定時間やエンジン10の排気量などを具体的な数値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。
また、車両の例として自動二輪車を挙げたが、それに限られるものではなく、例えばスクータやATV(All Terrain Vehicle)など、運転者がシート(サドル)に跨って乗る型の、いわゆる鞍乗り型車両であれば良く、さらには他の車両(例えば四輪自動車)であっても良い。
10 エンジン(内燃機関)、20 インジェクタ(燃料噴射弁)、24 燃料ポンプ、30 ECU(電子制御ユニット)、30e1 コンデンサ、30m 電圧検出回路、66 発電機

Claims (2)

  1. 内燃機関に接続される発電機の出力で駆動されて燃料を燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプを備え、前記発電機の出力で充電されるコンデンサを放電させて点火する内燃機関の制御装置において、運転者によって前記内燃機関の始動操作がなされたとき、前記コンデンサの充電を開始させるコンデンサ充電開始手段と、前記発電機の出力電圧の電圧値を検出する電圧値検出手段と、前記コンデンサ充電開始手段によって前記コンデンサの充電が開始された後、前記検出された電圧値が第1のしきい値以上となるとき、前記燃料ポンプを駆動させる燃料ポンプ駆動手段とを備えると共に、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプを駆動させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値よりも低く設定された第2のしきい値以下となり、かつ前記燃料ポンプを駆動させてから第1の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプの駆動を停止させることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関に接続される発電機の出力で駆動されて燃料を燃料噴射弁に圧送する燃料ポンプを備え、前記発電機の出力で充電されるコンデンサを放電させて点火する内燃機関の制御装置において、運転者によって前記内燃機関の始動操作がなされたとき、前記コンデンサの充電を開始させるコンデンサ充電開始手段と、前記発電機の出力電圧の電圧値を検出する電圧値検出手段と、前記コンデンサ充電開始手段によって前記コンデンサの充電が開始された後、前記検出された電圧値が第1のしきい値以上となるとき、前記燃料ポンプを駆動させる燃料ポンプ駆動手段とを備え、前記燃料ポンプ駆動手段は、前記燃料ポンプを駆動させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値よりも低く設定された第2のしきい値以下となる場合、前記燃料ポンプの駆動を停止させると共に、前記燃料ポンプの駆動を停止させた後、前記検出された電圧値が前記第1のしきい値以上となり、かつ前記燃料ポンプの駆動を停止させてから第2の所定時間が経過している場合、前記燃料ポンプの駆動を再開させることを特徴とする内燃機関の制御装置。
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