JP5329158B2 - 回転電気機械の動作方法 - Google Patents
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Description
本発明は回転電気機械の動作方法の分野に関する。これは独立請求項の前提部分に記載された特徴にしたがった回転電気機械の動作方法に基づいている。
高電力の電圧変換器回路が今日、多くの応用で使用されている。このような変換器回路は通常3つの電圧レベルを接続し、特に同期及び非同期マシンにおいて通常、3つの固定子巻線を有する回転電気機械を動作するためにしばしば使用されている。回転電気機械を動作するための通常の方法では、一般的にm個の電圧レベルを接続するためにDC電圧回路を有するこのような変換器回路へ相に関して接続され、ここでm≧2である。典型的に3つの電圧レベルを接続するための変換器回路の場合、DC電圧回路は第1のキャパシタと、その第1のキャパシタと直列接続されている第2のキャパシタとにより形成され、DC電圧回路はまた第1のキャパシタにおける第1の主接続と第2のキャパシタにおける第2の主接続と、2つの直列接続されたキャパシタにより形成されるサブ接続とを有している。さらに3つの電圧レベルを接続するための変換器回路は半導体スイッチを具備し、それらは通常相互接続されている。それに関連して図1は3つの電圧レベルを接続するための通常の3相変換器回路の1実施形態を示している。その方法によれば、変換器回路の各相は通常、変換器回路の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せにしたがってDC電圧回路に接続されている。3つの電圧レベルを接続するための変換器回路の場合、変換器回路の相はしたがって変換器回路の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せにしたがって、第1の主接続と、第2の主接続またはサブ接続に接続される。図2に示されている状態図では、これらの切換え状態の組合せとそれらの相互に関する転移が示されており、「+」は対応する相の第1の主接続に対する接続を表し、「-」は対応する相の第2の主接続に対する接続を表しており、「0」は対応する相のサブ接続に対する接続を表している。
対応する切換え状態の組合せの選択は例えば既知の「直接トルク制御」(DTC)方法により行われ、それにおいては回転電気機械のトルクの最新の実際値と、回転電気機械の固定子磁束と、サブ接続における電位は各ケースにおいて関連される予め定められた値の範囲と最初に比較される。それぞれの予め定められた値の範囲は時間的に変動するか時間的に変動可能であり、通常は回転電気機械のトルクの基準値からの上流の閉ループ制御回路と、回転電気機械の固定子磁束と、サブ接続における電位とにより決定される。最新の実際値がその関連される予め定められた値の範囲を超えるならば、切換え状態の組合せは先行する選択された切換え状態の組合せの関数としてテーブルから選択され、それによってこの切換え状態の組み合わせから生じる最新の値は必要ならば関連される値の範囲内であることができるが、これは保証されない。さらに切換え状態の組合せは関連される値の範囲が超過されるとき、常にトルクの最新の実際値、固定子磁束または電位に関して選択されるだけである。トルク、固定子磁束、電位の最新の実際値は連帯して考慮されない。
既知の「直接トルク制御」により回転電気機械を動作する前述の方法についての1つの問題は、先行する選択された切換え状態の組合せと最新の選択された切換え状態の組合せとの間には複数の転移が典型的に存在することであり、これらの転移は図2に切換え状態の組合せ間の線として示されている。切換え状態の組合せと1つの切換え状態の組合せから別の組合せへの転移は通常テーブルに永久的に記憶され、この場合、典型的には切換え状態の組合せの全ての組合せの可能性が図2に示されているようにテーブルに記憶されるわけではない。さらに「直接トルク制御」の場合には、ただ1つの切換え状態の組合せが関連される転移を有する先行する選択された切換え状態の組合せの関数として選択され、それはテーブルに記憶され、選択された切換え状態の組合せで生じる最新値を関連される値の範囲内に再度戻す。その代りとして選択される切換え状態の組合せは特に先行する選択された切換え状態の組合せに対する恐らく少数の転移と共にテーブルに記憶されていない。しかしながら切換え状態の組合せ間の複数の転移は変換器回路の電力半導体スイッチの多数の切換え動作を生成し、その結果として電力半導体スイッチの切換え頻度は増加される。しかしながらこのような高い切換え頻度は変換器回路の電力半導体スイッチで熱損失(より高いエネルギ消費)を生じ、その熱損失の結果として電力半導体スイッチはより迅速に劣化し、損傷されるか破損される可能性がある。
これに関して、EP 1 670 135 A1には、回転電気機械の動作方法が記載されており、それによってm個の電圧レベルを接続するために回転電気機械に対する相に関して接続されている変換器回路の電力半導体スイッチの切換え頻度が減少されることができ、ここでm≧2である。この方法によれば、1ステップ(a)において、変換器回路の相は変換器回路の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せにしたがってDC電圧回路に接続される。この切換え状態の組合せの選択は以下のさらに次のようなステップで行われる。
(b)サンプリング時間の選択された数Nについて開始サンプリング時間kで開始し、N個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せを決定し、ここでN≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kで各決定された切換え状態の組合せに対する切換え状態シーケンスを形成し、各切換え状態シーケンスは1行の相互に隣接するN個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せの配列であり、前記切換え状態の組合せは開始サンプリング時間kでそれぞれの切換え状態の組合せに関連され、
(d)各切換え状態シーケンスに対しては、回転電気機械のトルク軌道と、回転電気機械の固定子磁束軌道とを、サンプリング時間k+Nまでの開始サンプリング時間kに対する回転電気機械の決定された状態値セットと変換器回路から計算し、
(e)切換え状態シーケンスを選択し、ここで(k+N)番目のサンプリング時間での関連されるトルク軌道と固定子磁束軌道はそれぞれの場合、予め定められた時間範囲およびこの選択された切換え状態シーケンスの設定内であり、
ステップ(a)から(d)を反復し、k=k+1である。
(b)サンプリング時間の選択された数Nについて開始サンプリング時間kで開始し、N個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せを決定し、ここでN≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kで各決定された切換え状態の組合せに対する切換え状態シーケンスを形成し、各切換え状態シーケンスは1行の相互に隣接するN個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せの配列であり、前記切換え状態の組合せは開始サンプリング時間kでそれぞれの切換え状態の組合せに関連され、
(d)各切換え状態シーケンスに対しては、回転電気機械のトルク軌道と、回転電気機械の固定子磁束軌道とを、サンプリング時間k+Nまでの開始サンプリング時間kに対する回転電気機械の決定された状態値セットと変換器回路から計算し、
(e)切換え状態シーケンスを選択し、ここで(k+N)番目のサンプリング時間での関連されるトルク軌道と固定子磁束軌道はそれぞれの場合、予め定められた時間範囲およびこの選択された切換え状態シーケンスの設定内であり、
ステップ(a)から(d)を反復し、k=k+1である。
EP 1 670 135 A1による回転電気機械の動作方法では、ただ1つだけの切換え状態の組合せが選択され設定され、(k+N)番目のサンプリング時間における関連されるトルク軌道および関連される固定子磁束軌道はそれぞれの場合予め定められた値の範囲内である。しかしながら各関連される切換え状態の組合せのトルク軌道または固定子磁束軌道が既にk番目または(k+1)番目のサンプリング時間において予め定められた値の範囲外であることが可能であり、EP 1 670 135 A1による回転電気機械の動作方法はこのような状態を処理できない。それ故、回転電気機械の限定された動作しか可能ではない。
EP1670135A
それ故、本発明の目的はそれぞれの場合に関連されるトルク軌道と固定子磁束軌道との切換え状態の組合せを処理することができる回転電気機械の動作方法を特定することであり、そのトルク軌道と固定子磁束軌道は予め定められた値の範囲外である。
この目的は請求項1に記載された特徴により実現される。本発明の有効な進展は従属請求項で特定されている。
回転電気機械を動作するための本発明による方法では、回転電気機械はm≧2であるm個の電圧レベルを接続するためにDC電圧回路を有する変換器回路へ相に関して接続される。この方法によれば、1ステップにおいて、
(a)変換器回路の相は変換器回路の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せにしたがってDC電圧回路に接続される。この切換え状態の組合せの選択は以下のさらに次のようなステップで行われる。
(b)サンプリング時間の選択可能な数Lについて開始サンプリング時間kで開始し、L個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せを決定し、ここでL≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kにおいて各決定された切換え状態の組合せに対する切換え状態シーケンスを形成し、各切換え状態シーケンスは1行の相互に隣接するL個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せの配列であり、前記切換え状態の組合せは開始サンプリング時間kでそれぞれの切換え状態の組合せに関連されており、
(d)各切換え状態シーケンスに対して、回転電気機械のトルク軌道と、回転電気機械の固定子磁束軌道とを、サンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kについての回転電気機械の決定された状態値のセットと変換器回路から計算する。
(a)変換器回路の相は変換器回路の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せにしたがってDC電圧回路に接続される。この切換え状態の組合せの選択は以下のさらに次のようなステップで行われる。
(b)サンプリング時間の選択可能な数Lについて開始サンプリング時間kで開始し、L個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せを決定し、ここでL≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kにおいて各決定された切換え状態の組合せに対する切換え状態シーケンスを形成し、各切換え状態シーケンスは1行の相互に隣接するL個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せの配列であり、前記切換え状態の組合せは開始サンプリング時間kでそれぞれの切換え状態の組合せに関連されており、
(d)各切換え状態シーケンスに対して、回転電気機械のトルク軌道と、回転電気機械の固定子磁束軌道とを、サンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kについての回転電気機械の決定された状態値のセットと変換器回路から計算する。
本発明によれば、切換え状態の組合せの選択は以下のさらに別のステップにしたがって行われる。
(e)k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道が予め定められた上限値の範囲を超えるか、または予め定められた下限値の範囲よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲に基づいてトルク違反値を計算し、
(f)k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道が予め定められた上限値の範囲を超えるか、または予め定められた下限値の範囲よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲に基づいて固定子磁束違反値を計算し、
(g)各切換え状態シーケンスおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値と固定子磁束違反値から最大値を決定し、
(h)各切換え状態シーケンスで、最大値の和を形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せを、最大値の和がその最小値である選択された切換え状態の組合せとして設定し、
(j)ステップ(a)から(i)を反復し、それにおいてk=k+1である。
(e)k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道が予め定められた上限値の範囲を超えるか、または予め定められた下限値の範囲よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲に基づいてトルク違反値を計算し、
(f)k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道が予め定められた上限値の範囲を超えるか、または予め定められた下限値の範囲よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲に基づいて固定子磁束違反値を計算し、
(g)各切換え状態シーケンスおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値と固定子磁束違反値から最大値を決定し、
(h)各切換え状態シーケンスで、最大値の和を形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せを、最大値の和がその最小値である選択された切換え状態の組合せとして設定し、
(j)ステップ(a)から(i)を反復し、それにおいてk=k+1である。
前述のステップ(g)から(i)に対する代替方法として、切換え状態の組合せの選択はまた以下のさらに別のステップにしたがって行われることもできる。
(g)各切換え状態シーケンスおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値の和を形成し、固定子磁束違反値の和を形成し、
(h)各切換え状態シーケンスに対して、トルク違反値の和と固定子磁束違反値の和から最大値を形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せを、最大値がその最小値である選択された切換え状態の組合せとして設定する。
(g)各切換え状態シーケンスおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値の和を形成し、固定子磁束違反値の和を形成し、
(h)各切換え状態シーケンスに対して、トルク違反値の和と固定子磁束違反値の和から最大値を形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せを、最大値がその最小値である選択された切換え状態の組合せとして設定する。
ステップ(e)乃至(j)のステップにより、それぞれ関連されるトルク軌道または固定子磁束軌道が予め定められた範囲外である場合、最適な切換え状態の組合せは常に有効に選択される。本発明による方法はそれ故、それぞれ予め定められた範囲外である関連されるトルク軌道及び固定子磁束軌道との切換え状態の組合せを処理することができる。したがって、回転電気機械の限定されていない動作が可能である。
本発明のこれら及びさらに別の目的、利点、特徴は図面を伴った本発明の好ましい実施形態に関して以下の詳細な説明で開示される。
図面で使用されている参照符合を参照符合はリストで要約されている。原理的に、同一部分は図面では同じ参照符合で与えられている。説明されている実施形態は本発明の主題の例を表し、限定の効果をもたない。
図1は3つの電圧レベルを接続する3相変換器回路2の1実施形態を示しており、回転電気機械1は変換器回路2のDC電圧回路3へ相に関して接続されている。通常、回転電気機械1はm個の電圧レベルを接続するために変換器回路2に接続されることができ、この場合m≧2である。図1によれば、DC電圧回路3は第1のキャパシタC1とその第1のキャパシタC1と直列に接続されている第2のキャパシタC2とにより形成され、C1は基本的に値C2に等しい。図1に示されているような3つの電圧レベルを接続するための変換器回路の例示的な実施形態によるDC電圧回路3は、第1のキャパシタC1の第1の主接続V+と、第2のキャパシタC2の第2の主接続V−と、2つの直列接続されたキャパシタC1とC2により形成されるサブ接続NPとを有している。さらに図1に示されている変換器回路は部分変換器システム4を具備しており、それは各相u、v、wに対して設けられ、各ケースでは第1の切換えグルー5と第2の切換えグループ6と第3の切換えグループ7により形成され、各切換えグループ5、6、7は2つの直列接続された電力半導体スイッチにより形成されている。さらに各部分変換器システム4では、第1の切換えグループ5は第1の主接続V+に接続され、第2の切換えグループ6は第2の主接続V−に接続されている。さらに、第1の切換えグループ5は第2の切換えグループ6と直列に接続され、第1の切換えグループ5と第2の切換えグループ6との間の接続点は相接続を形成する。クランプ切換えグループの形態にある第3の切換えグループ7は第1の切換えグループ5へ、特に第1の切換えグループ5の2つの直列接続された電力半導体スイッチ間の接続点へ接続されている。さらに、第3の切換えグループ7は第2の切換えグループ6へ、特に第2の切換えグループ6の2つの直列接続された電力半導体スイッチ間の接続点へ接続されている。さらに、第3の切換えグループ7、特に第3の切換えグループ7の2つの直列接続された電力半導体スイッチ間の接続点はサブ接続NPへ接続されている。第1及び第2の切換えグループ5、6の電力半導体スイッチは図1に示されているように駆動可能な単方向の電力半導体スイッチの形態にあり、第3の切換えグループ7の電力半導体スイッチは単方向性の駆動可能ではない電力半導体スイッチの形態である。しかしながら、第3の切換えグループ7の電力半導体スイッチが駆動可能な双方向の電力半導体スイッチの形態であることも考えられる。
本発明の方法によれば、通常はm個の電圧レベルを接続するための変換器回路2である変換器回路2の相u、v、wは変換器回路2の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せSKa,kにしたがって第1のステップ(a)でDC電圧回路3に接続されている。前述したように、図2はm=3の電圧レベルを接続するための変換器回路2の切換え状態の組合せの状態図を例によって示しており、「+」は第1の主接続V+への対応する相u、v、wの接続を表しており、「−」は第2の主接続V−への対応する相u、v、wの接続を表しており、「0」はサブ接続NPへの対応する相u、v、wの接続を表しており、切換え状態の組合せSK間の線は切換え状態の組合せSK間の許容される転移を表している。例えばm=5の電圧レベルを接続するための変換器回路2の切換え状態の組合せの状態図は異なって表されることを述べておく。特に当業者は切換え状態の組合せSKを基にして、この変換器回路の全ての可能な切換え可能な切換え状態の組合せSKが制限なく切り換えられることができる変換器回路を確実に構成することができる。
さらに、前述の切換え状態の組合せSKa,kの選択は、以下詳細に説明するさらに別のステップにおいて行われる。ステップ(b)では、サンプリング時間の選択された数Lについて開始サンプリング時間kで開始し、全ての切換え状態の組合せSKk,...,SKk+LはLのサンプリング時間のそれぞれで決定され、好ましくはそれぞれ先行する決定された切換え状態の組合せSKk−1から開始し、ここでL≧1であり、第1の先行する決定された切換え状態の組合せSKk−1は好ましくはサンプリング時間k−1における先行する選択された切換え状態の組合せSKa,kである。ステップ(c)では、開始サンプリング時間kにおける各決定された切換え状態の組合せSKkに対して切換え状態シーケンスSSKが形成され、各切換え状態シーケンスSSKは1行の相互に隣接するL個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せSKk,...,SKk+Lの配列であり、前記切換え状態の組合せSKk,...,SKk+Lは開始サンプリング時間kでそれぞれの切換え状態の組合せSKkに関連されている。説明で分かるように、このような切換え状態シーケンスSSKは例により、開始サンプリング時間kにおける可能な切換え状態の組合せSKkの1つへの関連される線に沿った図2にしたがって一連の可能な切換え状態の組合せSKk,...,SKk+Lを表している。ステップ(d)では、各切換え状態シーケンスSSKに対して、回転電気機械1のトルク軌道Mと、回転電気機械1の固定子磁束軌道φとが、サンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kに対する回転電気機械1と変換器回路2の決定された状態値セットXe,k,...,Xe,k+Lから計算される。各前述の決定された状態値セットXe,k,...,Xe,k+Lは例えば2つの固定子磁束値φeS1,k,...,φeS1,k+LおよびφeS2,k,...,φeS2,k+Lと、2つの回転子束値φeR1,k,...,φeR1,k+LおよびφeR2,k,...,φeR2,k+Lと、恐らく速度値Ve,k,...,Ve,k+Lを含んでいる。状態値セットXe,k,...,Xe,k+Lを決定するために、最初にサンプリング時間kにおける2つの固定子磁束値φeS1,k,...,φeS1,k+LおよびφeS2,k,...,φeS2,k+Lと、サンプリング時間kにおける2つの回転子束値φeR1,k,...,φeR1,k+LおよびφeR2,k,...,φeR2,k+Lと、恐らくサンプリング時間kにおける速度値Ve,k,...,Ve,k+Lが例えば測定又は評価により決定され、これらの値はサンプリング時間kにおける状態値セットXe,kを形成する。サンプリング時間kにおける状態値セットXe,kからトルク軌道Mと固定子磁束軌道φのサンプリング時間kにおける軌道値MT,kとφT,kはその後、電気機械1と変換器回路2を説明し、又は機能的にシミュレートする当業者に知られている計算モデルにしたがって計算される。計算モデルにしたがって、サンプリング時間k+1における状態値セットXe,k+1はサンプリング時間kの状態値セットXe,kの関数としておよび関連される切換え状態シーケンスSSKのサンプリング時間kの決定された切換え状態の組合せSKkの関数として計算することにより決定され、これからトルク軌道Mと固定子磁束軌道φのサンプリング時間k+1における軌道値MT,k+1とφT,k+1が計算される。サンプリング時間k+2からk+Lについての状態値セットXe,k+2,...,Xe,k+Lの計算は状態値セットXe,k+1の前述の計算、この場合は状態値セットXe,k+2,...,Xe,k+Lの各計算に類似して行われ、それぞれの場合、関連される切換え状態シーケンスSSKのサンプリング時間k+1乃至K+L−1における関連される先行する計算された状態値セットXe,k+1,...,Xe,k+L−1と決定された切換え状態の組合せSKk+1,...,SKk+L−1が使用される。サンプリング時間k+2乃至k+Lについての軌道値MT,k+2,...,MT,k+LとφT,k+2,...,φT,k+Lの状態値セットXe,k+2,...,Xe,k+Lに続く計算は、サンプリング時間kとk+1についての軌道値MT,kおよびφT,kとMT,k+1およびφT,k+1の前述の計算に類似して同様に行われる。軌道値MT,k,...,MT,k+LとφT,k,...,φT,k+Lの前述の計算のために、回転電気機械1の前記トルク軌道Mと回転電気機械1の固定子磁束軌道φは各切換え状態シーケンスSSKで生じ、概略プロフィールがL=3のサンプリング時間に対して関連される切換え状態シーケンスSSKのこのような計算されたトルク軌道Mの例により図3に示されており、この場合トルク軌道Mの点は関連される決定された軌道値MT,k,...,MT,k+Lに対応する。最初に、サンプリング時間k乃至k+Lについての全ての状態値セットXe,k,...,Xe,k+Lはまた前述の手順にしたがって決定され、したがってサンプリング時間k乃至k+Lについてのそれぞれの軌道値MT,k,...,MT,k+LとφT,k,...,φT,k+Lはその後前述の手順にしたがってトルク軌道Mと固定子磁束軌道φを形成する目的でそこから計算されることを述べておく。
本発明によれば、さらにステップ(e)では、k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道Mが予め定められた上限値の範囲yM,maxを超えるかまたは予め定められた下限値の範囲yM,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲yM,min、yM,maxに基づいてトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lが計算される。図3では、上限値の範囲および下限値の範囲yM,min、yM,maxを有する予め定められた値の範囲は2つの水平の破線により示されている。それぞれ予め定められた値の範囲は時間と共に変化し、通常回転電気機械1のトルクとその回転電気機械1の固定子磁束の基準値から上流の閉ループ制御回路により決定され、このような閉ループ制御回路は当業者に知られている。さらに、ステップ(f)では、k番目のサンプリング時間の固定子磁束軌道φが予め定められた上限値の範囲ys,maxを超えるか予め定められた下限値の範囲yS,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲ys,min、yS,maxに基づいて固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lが計算される。ステップ(g)では、各切換え状態シーケンスSSKおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、最大値vmaxはその後トルク違反値vM,k,...,vM,k+Lと固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+Lから決定される。ステップ(h)では、各切換え状態シーケンスSSKに対して、最大値vmaxの和Svmaxが次に形成される。さらに別のステップ(i)では、開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せSKkはその後最大値vmaxの和Svmaxがその最小値である選択された切換え状態の組合せSKa,kとして設定される。
前述のステップ(g)乃至(i)の代りとして、切換え状態の組合せSKa,kの選択はまた以下のさらに別のステップにしたがって行うことができる。
(g)各切換え状態シーケンスSSKおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの和SM,vを形成し、固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの和SS,vを形成し、
(h)各切換え状態シーケンスSSKに対して、最大値vmaxをトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの和SM,vと固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの和SS,vから形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せSKkを、最大値vmaxがその最小値である選択された切換え状態の組合せSKa,kとして設定する。
(g)各切換え状態シーケンスSSKおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの和SM,vを形成し、固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの和SS,vを形成し、
(h)各切換え状態シーケンスSSKに対して、最大値vmaxをトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの和SM,vと固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの和SS,vから形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せSKkを、最大値vmaxがその最小値である選択された切換え状態の組合せSKa,kとして設定する。
最後に、ステップ(j)では、ステップ(a)乃至(i)が反復され、その場合k=k+1であり、即ち切換え状態の組合せSKa,kの選択はステップ(a)乃至(i)にしたがって前述したシーケンスによりk=k+1に対して行われる。Lは各ステップ(a)乃至(j)で一定である。
ステップ(e)乃至(j)により、それぞれ関連されるトルク軌道Mまたは固定子磁束軌道φが予め定められた値の範囲外である場合、最適な切換え状態の組合せSKa,kは常に有効に選択される。本発明による方法は、それ故、予め定められた範囲外のそれぞれ関連されるトルク軌道Mと固定子磁束軌道φとの切換え状態の組合せを処理することができる。したがって回転電気機械1の限定されない動作が有効に可能である。
ステップ(a)乃至(j)はソフトウェアの形態で実行されることができ、このソフトウェアはその後、特にデジタル信号プロセッサを使用して例えばコンピュータシステムへロードされ、このコンピュータシステムで動作されることができることを述べておく。
前述したように、図1はm=3の電圧レベルを接続するための変換器回路2を示しており、DC電圧回路3はm−2サブ接続NP、即ち単一のサブ接続NPを有する。m≧3であるm個の電圧レベルを接続するための変換器回路2の通常の場合では、変換器回路2はDC電圧回路3でm−2のサブ接続NPを有する。本発明による方法のステップ(d)に関して、これは各切換え状態シーケンスSSKに対して、さらにm−2のサブ接続NPにおける電位に対してm−2電位軌道UNPがサンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kに対する回転電気機械1と変換器回路2の決定された状態値セットXe,k,...,Xe,k+Lから計算されることを意味している。m−2の電位軌道UNPの前述の計算は回転電気機械1の対応するトルク軌道Mとその回転電気機械1の磁気固体子束軌道φについて前述した計算と類似した計算が行われる。さらにm≧3では、ステップ(e)に関して、k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道UNPが予め定められた上限値の範囲yNP,maxを超えるか予め定められた下限値の範囲yNP,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yNP,min、yNP,maxに基づいて電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lが各電位軌道UNPに対して計算され、ステップ(g)に関して、各切換え状態シーケンスSSKおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kにおいて、最大値vmaxが付加的に電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lから決定される。
言うまでもなく、m≧3では、ステップ(a)乃至(c)および(h)乃至(j)は維持される。m≧3に対して、ステップ(d)、(e)、(g)は同様にソフトウェアの形態で実現されることができ、このソフトウェアはその後、特にデジタル信号プロセッサを使用して例えばコンピュータシステムへロードされ、このコンピュータシステムで動作されることができることを述べておく。
別の方法として、m≧3に対してステップ(g)に関して、各切換え状態シーケンスSSKおよびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kにおいて、さらに電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの和SNP,vが形成され、ステップ(h)に関して、各切換え状態シーケンスSSKについて、最大値vmaxはさらに電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの和SNP,vから形成される。
言うまでもなく、この代替方法ではm≧3に対して、ステップ(a)乃至(c)および(i)乃至(j)は維持され、ステップ(g)と(h)は同様にソフトウェアの形態で実現されることができ、このソフトウェアはその後、特にデジタル信号プロセッサを使用して例えばコンピュータシステムへロードされ、このシステムで動作されることができる。
トルク違反値vM,k,...,vM,k+Lと、固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lと、電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの計算について以下さらに詳細に説明する。k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道Mが予め定められた上限値の範囲yM,maxを超えるならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yM,min、yM,maxに基づいてトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vM,k,...,vM,k+L=
(MT,k,...,MT,k+L−yM,max)/(yM,max−yM,min)
他方で、k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道Mが予め定められた下限値の範囲yM,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yM,min、yM,maxに基づいてトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vM,k,...,vM,k+L=
(yM,min−MT,k,...,MT,k+L)/(yM,max−yM,min)
ここで、MT,k,...,MT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するトルク軌道Mの軌道値である。
vM,k,...,vM,k+L=
(MT,k,...,MT,k+L−yM,max)/(yM,max−yM,min)
他方で、k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道Mが予め定められた下限値の範囲yM,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yM,min、yM,maxに基づいてトルク違反値vM,k,...,vM,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vM,k,...,vM,k+L=
(yM,min−MT,k,...,MT,k+L)/(yM,max−yM,min)
ここで、MT,k,...,MT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するトルク軌道Mの軌道値である。
k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道φが予め定められた上限値の範囲yS,maxを超えるならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yS,min、yS,maxに基づいて固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vS,k,...,vS,k+L=
(ΦT,k,...,ΦT,k+L−yS,max)/(yS,max−yS,min)
k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道Φが予め定められた下限値の範囲yS,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲yS,min、yS,maxに基づいて固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vS,k,...,vS,k+L=
(ΦT,k,...,ΦT,k+L−yS,max)/(yS,max−yS,min)
k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道Φが予め定められた下限値の範囲yS,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲yS,min、yS,maxに基づいて固定子磁束違反値vS,k,...,vS,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vS,k,...,vS,k+L=
(yS,min−ΦT,k,...,ΦT,k+L)/(yS,max−yS,min)
ここで、ΦT,k,...,ΦT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する固定子磁束軌道Φの軌道値である。
(yS,min−ΦT,k,...,ΦT,k+L)/(yS,max−yS,min)
ここで、ΦT,k,...,ΦT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する固定子磁束軌道Φの軌道値である。
k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道UNPが予め定められた上限値の範囲yNP,maxを超えるならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yNP,min,yNP,maxに基づいて電位違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vNP,k,...,vNP,k+L=
(UT,k,...,UT,k+L−yNP,max)/(yNP,max−yNP,min)
他方で、k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道UNPが予め定められた下限値の範囲yNP,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yNP,min、yNP,maxに基づいて電位軌道違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
(UT,k,...,UT,k+L−yNP,max)/(yNP,max−yNP,min)
他方で、k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道UNPが予め定められた下限値の範囲yNP,minよりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲yNP,min、yNP,maxに基づいて電位軌道違反値vNP,k,...,vNP,k+Lの計算が次式にしたがって行われる。
vNP,k,...,vNP,k+L=
(yNP,min−UT,k,...,UT,k+L)/(yNP,max−yNP,min)
ここで、UT,k,...,UT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するm−2の電位軌道UNPの軌道値である。
(yNP,min−UT,k,...,UT,k+L)/(yNP,max−yNP,min)
ここで、UT,k,...,UT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するm−2の電位軌道UNPの軌道値である。
説明の完全性のために、k番目のサンプリング時間のそれぞれの軌道が通常関連される上限値の範囲により形成される範囲内であるならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kにおける関連される違反値はゼロに設定されることを述べておく。
1…回転電気機械、2…3つの電圧レベルを接続する変換器回路、3…DC電圧回路、4…部分変換器システム、5…第1の切換えグループ、6…第2の切換えグループ、7…第3の切換えグループ。
Claims (7)
- 回転電気機械はm個の電圧レベルを接続するためDC電圧回路(3)を有する変換器回路(2)へ相に関して接続され、m≧2であり、
(a)変換器回路(2)の相(u、v、w)を変換器回路(2)の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せ(SKa,k)にしたがってDC電圧回路(3)に接続し、この切換え状態の組合せ(SKa,k)の選択はさらに、
(b)サンプリング時間の選択された数Lに対して開始サンプリング時間kで開始し、L個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せ(SKk1,...,SKk+L)を決定し、ここでL≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kにおいて各決定された切換え状態の組合せ(SKk)に対する切換え状態シーケンス(SSK)を形成し、各切換え状態シーケンス(SSK)は1行の相互に隣接するL個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せ(SKk,...,SKk+L)の配列であり、前記切換え状態の組合せ(SKk,...,SKk+L)は開始サンプリング時間kにおいてそれぞれの切換え状態の組合せ(SKk)と関連されており、
(d)各切換え状態シーケンス(SSK)に対して、回転電気機械(1)のトルク軌道(M)と、回転電気機械(1)の固定子磁束軌道(φ)とを、サンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kについての回転電気機械(1)と変換器回路(2)の決定された状態値セット(Xe,k,...,Xe,k+L)から計算するステップを含んでいる回転電気機械の動作方法において、さらに、
(e)k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道(M)が予め定められた上限値の範囲(yM,max)を超えるか予め定められた下限値の範囲(yM,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yM,min,yM,max)に基づいてトルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)を計算し、
(f)k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道(φ)が予め定められた上限値の範囲(ys,max)を超えるか予め定められた下限値の範囲(yS,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(ys,min,yS,max)に基づいて固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)を計算し、
(g)各切換え状態シーケンス(SSK)およびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、トルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)と固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)から最大値(vmax)を決定し、
(h)各切換え状態シーケンス(SSK)に対して、最大値(vmax)の和(Svmax)を形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せ(SKk)を、最大値(vmax)の和(Svmax)がその最小値である選択された切換え状態の組合せ(SKa,k)として設定し、
(j)ステップ(a)乃至(i)を反復し、それにおいてk=k+1であるステップを特徴とする動作方法。 - 回転電気機械はm個の電圧レベルを接続するためにDC電圧回路(3)を有する変換器回路(2)へ相に関して接続され、m≧2であり、
(a)変換器回路(2)の相(u、v、w)を変換器回路(2)中の電力半導体スイッチの切換え状態の選択された切換え状態の組合せ(SKa,k)にしたがってDC電圧回路(3)に接続し、この切換え状態の組合せ(SKa,k)の選択はさらに、
(b)サンプリング時間の選択された数Lについて開始サンプリング時間kで開始し、L個の各サンプル時間における全ての切換え状態の組合せ(SKk,...,SKk+L)を決定し、ここでL≧1であり、
(c)開始サンプリング時間kにおいて各決定された切換え状態の組合せ(SKk)に対して切換え状態シーケンス(SSK)を形成し、各切換え状態シーケンス(SSK)は1行の相互に隣接するL個のサンプリング時間の決定された切換え状態の組合せ(SKk,...,SKk+L)の配列であり、前記切換え状態の組合せ(SKk,...,SKk+L)は開始サンプリング時間kにおいてそれぞれの切換え状態の組合せ(SKk)に関連され、
(d)各切換え状態シーケンス(SSK)に対して、回転電気機械(1)のトルク軌道(M)と、回転電気機械(1)の固定子磁束軌道(φ)とを、サンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kに対して回転電気機械(1)と変換器回路(2)の決定された状態値セット(Xe,k,...,Xe,k+L)から計算するステップを含んでいる回転電気機械の動作方法において、さらに、
(e)k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道(M)が予め定められた上限値の範囲(yM,max)を超えるか予め定められた下限値の範囲(yM,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yM,min,yM,max)に基づいてトルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)を計算し、
(f)k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道(φ)が予め定められた上限値の範囲(ys,max)を超えるか予め定められた下限値の範囲(yS,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(ys,min,yS,max)に基づいて固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)を計算し、
(g)各切換え状態シーケンス(SSK)およびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kにおいて、トルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)の和(SM,v)を形成し、固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)の和(SS,v)を形成し、
(h)各切換え状態シーケンス(SSK)に対して、最大値(vmax)をトルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)の和(SM,v)と固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)の和(SS,v)から形成し、
(i)開始サンプリング時間kにおけるその決定された切換え状態の組合せ(SKk)を、最大値(vmax)がその最小値である選択された切換え状態の組合せ(SKa,k)として設定し、
(j)ステップ(a)乃至(i)を反復し、ここでk=k+1であるステップを特徴とする動作方法。 - m≧3であるm個の電圧レベルを接続するための変換器回路(2)はDC電圧回路(3)においてm−2サブ接続(NP)を有し、ステップ(d)に関して、各切換え状態シーケンス(SSK)に対して、さらにm−2サブ接続(NP)において電位のm−2電位軌道(UNP)がサンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kに対して回転電気機械(1)と変換器回路(2)の決定された状態値セット(Xe,k,...,Xe,k+L)から計算され、ステップ(e)に関して、k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道(UNP)が予め定められた上限値の範囲(yNP,max)を超えるか予め定められた下限値の範囲(yNP,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yNP,min,yNP,max)に基づいて電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)が各電位軌道(UNP)について計算され、ステップ(g)に関して、各切換え状態シーケンス(SSK)およびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、最大値(vmax)が付加的に電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)から決定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- m≧3であるm個の電圧レベルを接続するための変換器回路(2)は、DC電圧回路(3)においてm−2個のサブ接続(NP)を有し、ステップ(d)に関して、各切換え状態シーケンス(SSK)では、さらにm−2個のサブ接続(NP)における電位に対してm−2の電位軌道(UNP)がサンプリング時間k+Lまでの開始サンプリング時間kに対して回転電気機械(1)と変換器回路(2)の決定された状態値セット(Xe,k,...,Xe,k+L)から計算され、ステップ(e)に関して、k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道(UNP)が予め定められた上限値の範囲(yNP,max)を超えるか、予め定められた下限値の範囲(yNP,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yNP,min,...,yNP,max)に基づいて電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)が各電位軌道(UNP)について計算されることを特徴とし、ステップ(g)に関して、各切換え状態シーケンス(SSK)およびサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して、さらに電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)の和(SNP,v)が形成され、ステップ(h)に関して、各切換え状態シーケンス(SSK)について、最大値(vmax)はさらに電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)の和(SNP,v)から形成されることを特徴とする請求項2記載の方法。
- k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道(M)が予め定められた上限値の範囲(yM,max)を超える場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yM,min,yM,max)に基づいて上限値の範囲及び下限値の範囲(yNP,min,yNP,max)に基づいてトルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)の計算が次式にしたがって行われ、
vM,k,...,vM,k+L=
(MT,k,...,MT,k+L−yM,max)/(yM,max−yM,min 15)
k番目のサンプリング時間におけるトルク軌道(M)が予め定められた下限値の範囲(yM,min)よりも下回る場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対して上限値の範囲および下限値の範囲(yM,min,yM,max)に基づいてトルク違反値(vM,k,...,vM,k+L)の計算が次式にしたがって行われ、
vM,k,...,vM,k+L=
(yM,min−MT,k,...,MT,k+L)/(yM,max−yM,min)
ここで、MT,k,...,MT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するトルク軌道(M)の軌道値である請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。 - k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道(φ)が予め定められた上限値の範囲(yS,max)を超える場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yS,min,yS,max)に基づいて固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)の計算が次式にしたがって行われることを特徴とし、
vS,k,...,vS,k+L=
(ΦT,k,...,ΦT,k+L−yS,max)/(yS,max−yS,min)
k番目のサンプリング時間における固定子磁束軌道(Φ)が予め定められた下限値の範囲(yS,min)よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yS,min,yS,max)に基づいて固定子磁束違反値(vS,k,...,vS,k+L)の計算が次式にしたがって行われることを特徴とし、
vS,k,...,vS,k+L=
(yS,min−ΦT,k,...,ΦT,k+L)/(yS,max−yS,min)
ここで、ΦT,k,...,ΦT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する固定子磁束軌道(Φ)の軌道値である請求項1乃至5のいずれか1項記載の方法。 - k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道(UNP)が予め定められた上限値の範囲(yNP,max)を超える場合には、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対する上限値の範囲および下限値の範囲(yNP,min,yNP,max)に基づいて電位違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)の計算が次式にしたがって行われることを特徴とし、
vNP,k,...,vNP,k+L=
(UT,k,...,UT,k+L−yNP,max)/(yNP,max−yNP,min)
k番目のサンプリング時間におけるm−2の電位軌道(UNP)が予め定められた下限値の範囲(yNP,min)よりも下回るならば、サンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kの上限値の範囲および下限値の範囲(yNP,min,yNP,max)に基づいて電位軌道違反値(vNP,k,...,vNP,k+L)の計算が次式にしたがって行われることを特徴とし、
vNP,k,...,vNP,k+L=
(yNP,min−UT,k,...,UT,k+L)/(yNP,max−yNP,min)
ここで、UT,k,...,UT,k+Lはサンプリング時間k+Lまでのサンプリング時間kに対するm−2の電位軌道(UNP)の軌道値である請求項3または4記載の方法。
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