JP5328719B2 - 蒸気洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶剤蒸気を用いて機械部品や電子部品などの被洗浄物を洗浄する蒸気洗浄装置に関する。
蒸気洗浄装置では、被洗浄物を収容した洗浄槽を減圧状態とし、そこに溶剤の加熱蒸気を導入して被洗浄物の表面を洗浄する。従来、こうした蒸気洗浄装置では、タイマーによる動作制御が行われており、洗浄開始から所定時間が経過した時点で洗浄を終了させるものが一般的であった(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006-051502号公報([0035]、[0049])
蒸気洗浄に必要な時間は、被洗浄物の種類(材質、大きさ、形状など)や数量によって異なり一定ではない。しかし、被洗浄物の種類や数量に応じた最適な洗浄時間をユーザが判断するのは困難であり、また、被洗浄物に応じてその都度タイマー設定を変更するのは煩雑である。そのため、従来の蒸気洗浄装置では、多様な被洗浄物に対応できるよう時間的な余裕を持たせた一律のタイマー設定で動作制御が行われている。しかし、このような場合、本来短時間の洗浄で十分な被洗浄物であっても長時間の洗浄が行われることとなるため、時間とエネルギの無駄が発生するという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被洗浄物の種類や数量に応じた最適な洗浄時間での洗浄を容易に行うことのできる蒸気洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係る蒸気洗浄装置は、
洗浄槽内で被洗浄物と溶剤蒸気を接触させることにより該被洗浄物の洗浄を行う蒸気洗浄装置において、
a)被洗浄物を気密に収容する洗浄槽と、
b)前記洗浄槽に溶剤の加熱蒸気を送り込む蒸気供給手段と、
c)前記洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段と、
d)前記洗浄槽内を減圧する減圧手段と、
e)蒸気洗浄の開始後において、前記減圧手段による洗浄槽内の減圧を断続的に実行させる減圧制御手段と、
f)前記断続的な減圧に起因する前記洗浄槽内の温度変動の幅が予め定められた値以下となった時点で蒸気洗浄が完了したと判定する判定手段と、
を備えることを特徴としている。
蒸気洗浄の開始直後は、溶剤蒸気が低温の被洗浄物に接触して直ちに凝縮するため、溶剤蒸気の導入によって槽内圧力が急激に上昇することはない。しかし、その後被洗浄物の表面温度が上昇して溶剤蒸気の温度に近くなると、溶剤の凝縮量が少なくなるため、槽内圧力が上昇していく。洗浄槽内の圧力が上昇すると、溶剤の沸点が上昇し、溶剤蒸気が被洗浄物に接する前に液化してしまうため蒸気洗浄の効率が低下する。これを防ぐため、上記本発明に係る蒸気洗浄装置では、蒸気洗浄の開始後に洗浄槽内を断続的に減圧する。洗浄槽内を減圧すると槽内温度は一時的に低下するが、その後、減圧を停止させると溶剤蒸気によって洗浄槽内の温度が再び上昇する。そのため、蒸気洗浄を開始した後は、洗浄槽内の温度が脈動しながら上昇していくこととなる。そして、溶剤蒸気との熱交換により被洗浄物がその中心付近まで温まってくると、こうした断続的な減圧に起因する槽内温度の変動幅は徐々に小さくなるので、前記の判定手段により、この温度変動幅が予め定められた値以下となった時点を蒸気洗浄の完了時点として判定することができる。
なお、蒸気洗浄の開始後において前記減圧手段による減圧が実行されている間、蒸気供給手段による洗浄槽への蒸気供給は停止させることが望ましいが、洗浄槽への溶剤蒸気の供給速度よりも減圧による洗浄槽からの溶剤蒸気の排出速度が十分に上回っている場合には、蒸気供給は必ずしも停止させなくてもよい。
前記減圧制御手段は、例えばタイマー等を利用して一定時間に亘る減圧を一定時間おきに実行するものとしてもよいが、洗浄槽内の圧力に基づいて前記減圧手段による減圧を実行させるものとすることが望ましい。
即ち、前記本発明に係る蒸気洗浄装置は、更に、
g)前記洗浄槽内の圧力を検知する圧力検知手段、
を有し、
前記減圧制御手段が、蒸気洗浄の開始後において前記洗浄槽内の圧力が予め定められた圧力範囲内となるように前記減圧手段による断続的な減圧を実行させるものとすることが望ましい。
また、前記本発明に係る蒸気洗浄装置は、前記判定手段が、
前記断続的な減圧に起因する前記洗浄槽内の温度変動の幅が予め定められた値以下となり、且つ、前記洗浄槽内の温度が予め定められた閾値以上となった時点で蒸気洗浄が完了したと判定するものとすることが望ましい。
上記のような構成から成る本発明に係る蒸気洗浄装置によれば、洗浄槽内の温度を測定し、断続的な真空引きに伴う槽内温度の変動幅に基づいて蒸気洗浄の完了を判定することにより、被洗浄物の種類や数量に応じた最適な洗浄時間での洗浄を容易に行うことが可能となる。また、従来のタイマー設定による動作制御を行うものに比べてエネルギや時間の無駄を低減することができる。
本発明の一実施例に係る蒸気洗浄真空乾燥装置の概略構成図。 同実施例の装置による洗浄工程の実行中における洗浄乾燥槽内の圧力変化を示すグラフ。 同実施例の装置による洗浄工程の実行中における洗浄乾燥槽内の温度変化を示すグラフ。 図3のグラフの拡大図。 同実施例の装置における蒸気洗浄完了の判定手順を示すフローチャート。
図1は、本発明の一実施例による蒸気洗浄真空乾燥装置の概略構成図である。この装置は、主に洗浄乾燥槽10と、該洗浄乾燥槽10に導入する溶剤蒸気を発生させる蒸気発生器20と、該洗浄乾燥槽10を減圧するための真空ポンプ等を含んだ減圧装置30から構成される。
洗浄乾燥槽10は、内部に洗浄及び乾燥を行う対象物(以下ワーク40と呼ぶ)を収容するための槽であって、この中でワーク40の蒸気洗浄及び乾燥処理が行われる。洗浄乾燥槽10は上部に開口を有しており、該開口は蓋11により密閉することができる。蓋11には真空破壊弁V1を有する大気開放口12が接続されている。減圧装置30は配管51により洗浄乾燥槽10と接続されており、該配管51上には排気弁V2と、配管51の一部を包むヒータ31が配設されている。洗浄乾燥槽10から減圧装置30へ吸引される気体に含まれる微小液滴は、ヒータ31に包まれた区間を通過する際に加熱されて完全に気化するため、これにより減圧装置30への液体の侵入を防止することができる。蒸気発生器20にはヒータ21が備えられている。蒸気発生器20と洗浄乾燥槽10は、蒸気案内弁V3が配設された配管52と、液戻し弁V4が配設された配管53によって図1に示したように接続されている。
また更に、洗浄乾燥槽10には槽内の温度及び圧力を測定するための温度センサ13及び圧力センサ14が設けられている。圧力センサ14としては、大気圧によって数値が変化しない絶対真空計であるピラニー真空計を好適に用いることができる。
更に、本実施例に係る蒸気洗浄真空乾燥装置には、マイクロコンピュータ等で構成されたコントローラ60が備えられている。コントローラ60は、装置各部の制御を行うための制御部61と、各種設定を記憶する設定記憶部62と、後述する洗浄工程の終了判定を行う判定部63とを機能的に備えている。コントローラ60は、図示せぬ制御線により真空破壊弁V1、排気弁V2、蒸気案内弁V3、液戻し弁V4、ヒータ21、31及び減圧装置30と接続されている。また、コントローラ60には、ユーザが処理に関する命令を制御部61へ送るための操作部70が接続されており、この操作部70から信号を受けたとき、制御部61はその信号に応じて真空破壊弁V1、排気弁V2、蒸気案内弁V3、液戻し弁V4、ヒータ21、31及び減圧装置30の動作を制御する。更にまた、コントローラ60は温度センサ13及び圧力センサ14とも接続されている。この温度センサ13及び圧力センサ14の出力する検出信号も、制御部61による装置各部の制御に利用される。
本実施例に係る蒸気洗浄真空乾燥装置による洗浄及び乾燥工程は以下のような手順で行われる。
[ワークのセット]
ユーザが蓋11を開き、ワーク40を洗浄乾燥槽10に入れて、蓋11を閉じる。
[蒸気発生]
蒸気発生器20内に溶剤(例えば、一般的な炭化水素溶剤であるNS100)を入れ、ユーザが操作部70を通じてコントローラ60に対して処理開始命令を出すと、コントローラ60は蒸気案内弁V3及び液戻し弁V4を閉じて、ヒータ21への通電を開始する。これにより溶剤が加熱され、溶剤蒸気が発生する。
[洗浄槽の減圧]
前記の蒸気発生に続いて又は前記の蒸気発生と並行して、コントローラ60は、真空破壊弁V1を閉じると共に排気弁V2を開き、減圧装置30を稼働させて洗浄乾燥槽10内の真空引きを行う。このように洗浄乾燥槽10内を減圧状態とすることにより、蒸気洗浄時における洗浄乾燥槽10内での溶剤蒸気の拡散が促進され、効率的な洗浄が可能となる。また、洗浄乾燥槽10内を減圧すると溶剤の沸点が標準状態における沸点よりも低くなるため、高沸点溶剤であっても比較的低い温度で気体状態を維持することができる。コントローラ60は圧力センサ14の出力信号を監視し、洗浄乾燥槽10内の圧力が予め設定した圧力P(例えば、7300Pa)まで下がった時点で排気弁V2を閉じて減圧装置30による真空引きを停止させる。
[洗浄工程]
続いて、コントローラ60は蒸気案内弁V3を開け、蒸気発生器20内の溶剤蒸気を配管52を通じて一定の速度で洗浄乾燥槽10に供給する。このとき溶剤蒸気の温度はワーク40の温度より高温のため、洗浄乾燥槽10に供給された溶剤蒸気は、ワーク40の表面で凝縮して該表面を洗浄すると同時に熱交換を行ってワーク40を加温する。
洗浄工程の開始直後は、溶剤蒸気が低温のワーク40に接触して直ちに凝縮するため、溶剤蒸気の導入によって槽内圧力が急激に上昇することはない。しかし、その後ワーク40の表面温度が上昇して溶剤蒸気の温度に近くなると、溶剤の凝縮量が少なくなるため、槽内圧力が上昇していく。
洗浄乾燥槽10内の圧力が上昇(即ち真空度が低下)すると、溶剤の沸点が上昇し、溶剤蒸気がワーク40に接する前に液化してしまうため蒸気洗浄の効率が低下する。これを防ぐため、洗浄工程の実行中は洗浄乾燥槽10内の圧力を一定の範囲に維持する必要がある。そこで、コントローラ60は圧力センサ14の出力信号を継続監視し、図2に示すように、溶剤蒸気の導入により洗浄乾燥槽10内の圧力が予め定められた圧力P(P>P、例えばP=11300Pa)を上回ったら、その時点で蒸気案内弁V3を閉じて蒸気供給を一旦停止すると共に、排気弁V2を開いて減圧装置30による真空引きを開始する。その後、槽内の圧力が前記の圧力Pまで下がった時点で排気弁V2を閉じて真空引きを停止し、蒸気案内弁V3を開いて蒸気導入を再開する。
こうした真空引きによって洗浄乾燥槽10内の温度は一時的に低下し、その後の真空引きの停止及び蒸気導入の再開によって洗浄乾燥槽10内の温度は再び上昇する。洗浄工程の実行中には、このような真空引きが断続的に行われる(即ち真空引きの実行と休止が繰り返される)ため、洗浄乾燥槽10内の温度は図3及び図4に示すように脈動しながら上昇していくこととなる。
その後、溶剤蒸気との熱交換によりワーク40がその中心付近まで温まってくると、真空引きを行っても槽内温度が下がりにくくなる。そのため、上記のような断続的な真空引きに伴う槽内温度の上下変動の幅Δtは徐々に小さくなる。そこで、コントローラ60は温度センサ13の出力信号を継続監視し、前記変動幅Δtが予め定めた所定値Δt以下となり、且つ槽内温度が予め定めた閾値t以上となった時点で蒸気洗浄が終了したと判定する。なお、所定値Δt及び閾値t は、実験により適切な値を求めることができる。これらの値は、製品出荷時点で設定記憶部62に記憶させておいてもよく、ユーザが操作部70を介して任意の値を設定し、設定記憶部62に記憶させられるようにしてもよい。
具体的な判定手順の一例を図5に示す。ここでは、まず判定部63が温度センサ13から現在の槽内温度tの情報を取得し(ステップS11)、例えば直前に取得した槽内温度との比較により槽内温度が下降したか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12でYesと判定されるまで、このステップS11及びS12が所定の時間おきに繰り返し実行される。
そして、上記のような真空引きの開始により洗浄乾燥槽10内の温度が下降してステップS12でYesと判定されると、判定部63は所定時間後に再び現在の槽内温度tを取得し(ステップS13)、例えば、直前の槽内温度と比較することで槽内温度が上昇したか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14でYesと判定されるまで、ステップS13及びS14が所定の時間おきに繰り返し実行される。
そして、上記のような真空引きの停止及び蒸気導入の再開によって槽内温度が再び上昇し、ステップS14でYesと判定されると、判定部63は、その時点の直前における槽内温度の極小値tminと極大値tmaxの情報を取得する。そして、該極小値tminと極大値tmaxの差を槽内温度の変動幅Δtとして算出し(ステップS15)、該変動幅Δtが予め定めた所定値Δt(例えば4℃)以下であるか否かを判定する(ステップS16)。ここで、変動幅Δtが所定値Δtを上回っていた場合(ステップS16でNo)は、ステップS11に戻ってステップS11〜S16を繰り返し実行する。
一方、変動幅Δtが所定値Δt以下であった場合(ステップS16でYes)は、続いて、その時点における槽内温度t(又は前記極大値tmax若しくは前記極小値tmin)が閾値t(例えば、95℃)以上であるか否かを判定する(ステップS17)。閾値t未満であった場合(ステップS17でNo)には、ステップS11に戻り、ステップS11〜S17を繰り返し実行する。
一方、閾値t以上であった場合(ステップS17でYes)には、判定部63が蒸気洗浄が完了したと判定し(ステップS18)、これを受けて制御部61が蒸気案内弁V3及び排気弁V2を閉じて洗浄工程を終了させる。
[乾燥工程]
以上により洗浄工程が終了したら、コントローラ60は真空破壊弁V1を開放して洗浄乾燥槽10内の真空を破壊し、槽内に充満している溶媒蒸気をできる限り液化させる。そして、液戻し弁V4を開いて液化した溶媒を配管53を通じて蒸気発生器20内に回収する。その後、液戻し弁V4及び真空破壊弁V1を閉じて排気弁V2を開き、減圧装置30を稼働させて洗浄乾燥槽10を、ワーク40に付着した溶剤が気化するような圧力まで急速に減圧する。すると、溶剤の沸点が急激に低下するため、ワーク40の表面に付着した溶剤が突沸・気化し、ワーク40の表面が乾燥する。
[ワークの取り出し]
乾燥工程が終了したら減圧装置30を停止し、ヒータ21への通電も停止し、液戻し弁V4及び排気弁V2を閉じる。そして、真空破壊弁V1を開いて洗浄乾燥槽10の圧力を大気圧に戻す。洗浄乾燥槽10内部の温度が十分に下がったら、蓋11を開いてワーク40を取り出す。
以上の通り、本実施例に係る蒸気洗浄真空乾燥装置によれば、洗浄工程の実行中における槽内温度を検出し、真空引きの実行及び休止に伴う槽内温度の変動幅に基づいて蒸気洗浄の完了を判定する構成としたことにより、ワークの種類に応じた最適な洗浄時間での洗浄を容易に行うことができる。このため、従来のようなタイマー設定による動作制御を行うものに比べて、時間とエネルギの無駄を抑えることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて詳細な説明を行ったが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で適宜変更が許容される。例えば、上記実施例の装置では、洗浄用の溶媒として炭化水素系溶剤を用いるものとしたが、これに限らず、本発明は、塩素系溶剤、臭素系溶剤、フッ素系溶剤、水、又は水系溶剤を用いる装置にも適用可能である。また、上記実施例では、洗浄工程の後に洗浄槽内を減圧して真空乾燥を行うものとしたが、他の手段による乾燥(例えば温風乾燥)を行うものとしてもよい。また或いは、本発明の蒸気洗浄装置には乾燥のための機構は設けず、他の装置で乾燥工程を行うようにしてもよい。
10…洗浄槽
13…温度センサ
14…圧力センサ
20…蒸気発生器
21…ヒータ
30…減圧装置
40…ワーク
60…コントローラ
61…制御部
62…設定記憶部
63…判定部
70…操作部

Claims (3)

  1. 洗浄槽内で被洗浄物と溶剤蒸気を接触させることにより該被洗浄物の洗浄を行う蒸気洗浄装置において、
    a)被洗浄物を気密に収容する洗浄槽と、
    b)前記洗浄槽に溶剤の加熱蒸気を送り込む蒸気供給手段と、
    c)前記洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段と、
    d)前記洗浄槽内を減圧する減圧手段と、
    e)蒸気洗浄の開始後において、前記減圧手段による洗浄槽内の減圧を断続的に実行させる減圧制御手段と、
    f)前記断続的な減圧に起因する前記洗浄槽内の温度変動の幅が予め定められた値以下となった時点で蒸気洗浄が完了したと判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする蒸気洗浄装置。
  2. 更に、
    g)前記洗浄槽内の圧力を検知する圧力検知手段、
    を有し、
    前記減圧制御手段が、蒸気洗浄の開始後において前記洗浄槽内の圧力が予め定められた圧力範囲内となるように前記減圧手段による断続的な減圧を実行させることを特徴とする請求項1に記載の蒸気洗浄装置。
  3. 前記判定手段が、前記断続的な減圧に起因する前記洗浄槽内の温度変動の幅が予め定められた値以下となり、且つ、前記洗浄槽内の温度が予め定められた閾値以上となった時点で蒸気洗浄が完了したと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気洗浄装置。
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