JP5327907B2 - 直交周波数分割多重システム、送信機、受信機、データ送信方法およびデータ受信方法 - Google Patents

直交周波数分割多重システム、送信機、受信機、データ送信方法およびデータ受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、直交周波数分割多重(OFDM)システム、送信機、受信機、データ送信方法およびデータ受信方法に係わり、特に非直交サブキャリアを用いた直交周波数分割多重システム、送信機、受信機、データ送信方法およびデータ受信方法に関する。
昨今、無線LAN、デジタル放送、光波長多重伝送において、直交周波数分割多重(OFDM)アクセス方式を用いたシステムが運用されている。直交周波数分割多重(OFDM)アクセス方式は、多数のサブキャリアを使用し、1つ以上の情報信号を多数のサブキャリアにて伝送することにより、耐雑音性の向上等を実現し、結果として大容量伝送が可能なアクセスシステムである。
直交周波数分割多重(OFDM)アクセス方式としては、特許文献1に記載の方式がある。特許文献1に記載の発明は、周波数利用効率を向上させるために、複数の運用システム間で直交性を保つサブキャリアの使用構成を最適化する方式に関するものである。
特表2010−522500号公報(段落0010−0016、要約)
直交周波数分割多重(OFDM)方式では多数のサブキャリアを使用するが、各サブキャリアでは独立したデータ伝送が必要であり、互いのサブキャリアが他のサブキャリアに対して影響を与えないこと、すなわちサブキャリア間に直交性があることが求められる。更なる伝送容量増大を実現するためには、送信信号の多値変復調化や使用する周波数帯域の広帯域化が求められる。
多値変復調化については、伝搬路特性に適した変復調が求められるが、劣悪な無線伝搬路での多値化は容易ではない。また周波数帯域の広帯域化については、各国の周波数政策により使用可能な周波数帯域幅が制定、制限されていることが現状であり、使用する周波数帯域の広帯域化も容易ではない。
直交周波数分割多重(OFDM)アクセス方式のみならず、他の無線通信システムにおいても、年々データトラフィック容量が増大する中で、有限リソースである周波数帯域を効率的に使用するために、より周波数利用効率の高いシステムが求められている。
本発明の典型的な目的は、周波数の利用効率を向上することができ、かつデータ伝送速度を向上することができる直交周波数分割多重システムを提供することにある。
本発明に係わる送信機は、直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機において、
情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を出力する直交サブキャリア変調処理部と、
前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成するとともに、該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去する、非直交サブキャリア変換処理部と、
前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部と、
を備えた送信機である。
本発明に係わる受信機は、直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機において、
前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換する非直交サブキャリア変換処理部と、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調する直交サブキャリア変調処理部と、
を備えた受信機である。
本発明に係わるデータ送信方法は、直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機のデータ送信方法において、
情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を生成し、
前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成し、
該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去し、
前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換するデータ送信方法である。
本発明に係わるデータ受信方法は、直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機のデータ受信方法において、
前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換し、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調するデータ受信方法である。
本発明によれば以下の典型的な効果を得ることができる。
第1の効果は従来方式より狭いサブキャリア間隔での変調方式を適用しているので、占有する周波数帯域を、従来方式のそれより狭帯域にできることである。
第2の効果は従来方式より狭いサブキャリア間隔での変調方式を適用しているので、従来方式より高い周波数利用効率を実現できることである。
第3の効果は従来方式より狭いサブキャリア間隔での変調方式を適用しているので、従来方式の同一周波数帯域内でのサブキャリア数を増大することができることである。
第4の効果は従来方式の機能を変更することなく、従来方式の機能ブロック間に非直交サブキャリア変換処理部を挿入する構成としているので、既存生産ラインの大幅な変更はなく、拡張できることである。
本発明に係わる送信機の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係わる受信機の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係わる送信機の非直交サブキャリア変換処理部のブロック図である。 本発明に係わる送信機の非直交サブキャリア変換処理部内の非直交サブキャリア生成部のブロック図である。 本発明に係わる送信機の非直交サブキャリア変換処理部内の非直交サブキャリア干渉推定部のブロック図である。 本発明に係わる受信機の非直交サブキャリア変換処理部のブロック図である。 送信機の主要な一部の動作を示すフローチャートである。 受信機の主要な一部の動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の典型的な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係わる送信機の一実施形態の構成を示すブロック図である。図2は本発明に係わる受信機の一実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示した送信機と図2に示した受信機とで直交周波数分割多重(OFDM)システムが構成される。図7は、送信機の主要な一部の動作を示すフローチャートである。図8は、受信機の主要な一部の動作を示すフローチャートである。
まず、図1、図3及び図7を用いて送信機について説明する。
図1において、直並列変換部11は情報データを入力信号とし、情報データをサブキャリア変調に適した信号に変換し、サブキャリア変調基底信号を出力する。直交サブキャリア変調処理部12はサブキャリア変調基底信号を入力信号とし、サブキャリア変調基底信号をサブキャリア変調し、直交サブキャリア変調波を出力する(ステップS31)。非直交サブキャリア変換処理部13は直交サブキャリア変調波を入力信号とし、非直交サブキャリア間で発生する他サブキャリアへの干渉成分を入力信号から事前に除去し、非直交キャリア変調波を出力する。
ここで、図1の非直交サブキャリア変換処理部13の構成について説明する。図3は非直交サブキャリア変換処理部13のブロック図である。
図3の非直交サブキャリア変換処理部13は直交サブキャリア変調波を入力信号とする。直交サブキャリア変調波は、非直交サブキャリア変換処理部13内の非直交サブキャリア生成部131、非直交サブキャリア干渉推定部132および非直交サブキャリア干渉除去部133における処理を経て、非直交キャリア変調波として非直交サブキャリア変換処理部13から出力される。
図3の非直交サブキャリア生成部131は直交サブキャリア変調波を入力信号とし、直交性のあるサブキャリアにて構成された変調波から直交性のないサブキャリア変調波を生成し、非直交サブキャリア生成信号を出力する(ステップS32)。図3の非直交サブキャリア干渉推定部132は直交サブキャリア変調波を入力信号とし、非直交サブキャリア生成部131にて直交性のあるサブキャリアにて構成された変調波から直交性のないサブキャリア変調波を生成する際に発生する干渉成分を、入力信号である直交サブキャリア変調波から推定し、その推定結果を非直交サブキャリア干渉信号として出力する(ステップS33)。図3の非直交サブキャリア干渉除去部133は非直交サブキャリア生成部131の出力信号である非直交サブキャリア生成信号と、非直交サブキャリア干渉推定部132の出力信号である非直交サブキャリア干渉信号を入力信号とし、非直交サブキャリア生成信号から非直交サブキャリア干渉信号を周波数軸上で減算した結果を非直交キャリア変調波として出力する(ステップS34)。
非直交キャリア変調波を用いる以降の処理を図1に戻り説明する。逆フーリエ変換部14は非直交キャリア変調波を入力信号とし、入力信号をOFDM変調し、第1のOFDM変調波を出力する(ステップS35)。ガードインターバル挿入処理部15は第1のOFDM変調波を入力信号とし、第1のOFDM変調波に対して無線伝搬遅延対策を講じたガードインターバルを挿入し、第2のOFDM変調波を出力する。無線送信処理部16はガードインターバルを挿入した第2のOFDM変調波を入力信号とし、入力信号をキャリア変調し、無線伝搬路へ送信する。
まず、図2及び図8を用いて受信機について説明する。
図2において、無線受信処理部21は図1に示した送信機から発信された無線受信波を入力信号とし、無線受信波をキャリア復調し、無線復調波を出力する。ガードインターバル除去処理部22は無線復調波を入力信号とし、無線復調波からガードインターバルを除去し、第1のOFDM復調波を出力する。フーリエ変換部23は第1のOFDM復調波を入力信号とし、第1のOFDM復調波をOFDM復調し、フーリエ変換された第2のOFDM復調波を出力する(ステップS41)。非直交サブキャリア変換処理部24は第2のOFDM復調波を入力信号とし、第2のOFDM復調波を直交サブキャリア復調に適した直交性があるサブキャリアへのマッピング情報に変換し、非直交キャリア復調波を出力する(ステップS42)。直交サブキャリア復調処理部25は非直交キャリア復調波を入力信号とし、非直交キャリア復調波をサブキャリア復調し、推定サブキャリア復調基底信号を出力する(ステップS43)。並直列変換部26は推定サブキャリア復調基底信号を入力信号とし、推定サブキャリア復調基底信号を硬判定し、推定情報データを出力する。
(動作の説明)
次に図1の非直交サブキャリア変換処理部13の動作を図3、図4及び図5を用いてさらに説明する。
図3は非直交サブキャリア変換処理部13のブロック図である。図4は非直交サブキャリア変換処理部13内の非直交サブキャリア生成部131のブロック図である。図5は非直交サブキャリア変換処理部13内の非直交サブキャリア干渉推定部132のブロック図である。
図4に示すように、非直交サブキャリア生成部131はサブキャリア間隔変換処理部1311を備え、周波数の変換処理を行う。
非直交サブキャリア生成部131のサブキャリア間隔変換処理部1311には、図3及び図4に示すように、直交サブキャリア変調処理部12から直交サブキャリア変調波が入力される。非直交サブキャリア生成部131では、入力信号である直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成する処理を行い、この処理結果を非直交サブキャリア生成信号として出力する。
図4の非直交サブキャリア生成部131の入力信号である直交サブキャリア変調波を次のように定義する。直交サブキャリア変調波のサブキャリア間隔をB、直交サブキャリア変調波にて用いるサブキャリア数をNとすると、直交サブキャリア変調波は、周波数f{0}、f{1}、f{2}、・・・、f{N−1}のサブキャリアを群とした信号となる。
また図4の非直交サブキャリア生成部131の出力信号である非直交サブキャリア生成信号を次のように定義する。非直交サブキャリア生成信号のサブキャリア間隔をB’(B’<B)、 非直交サブキャリア生成信号にて用いるサブキャリア数は直交サブキャリア変調波1と同一のNとすると、非直交サブキャリア生成信号1は、周波数f’{0}、f’{1}、f’{2}、・・・、f’{N−1}のサブキャリアを群とした信号となる。
非直交サブキャリア生成部131のサブキャリア間隔変換処理部1311では、直交サブキャリア変調波のサブキャリア間隔Bからサブキャリア間隔B’の信号を生成する際、サブキャリア間隔B’において直交性がないため、干渉成分が発生する。この干渉成分を後述する非直交サブキャリア干渉推定部132において推定する。
次に図3の非直交サブキャリア干渉推定部132の構成を図5に示す。
非直交サブキャリア干渉推定部132では、図4の非直交サブキャリア生成部132にて発生した干渉成分を推定するために、f{0}干渉推定部1320、f{1}干渉推定部1321、f{2}干渉推定部1322、・・・、f{N−1}干渉推定部1323のそれぞれにおいて、入力信号である直交サブキャリア変調波のサブキャリア間隔Bをサブキャリア間隔B’に変換する処理をサブキャリア毎に処理し、干渉成分を推定する。
具体的にはサブキャリア間隔Bをサブキャリア間隔B’にする際、例えば周波数f{0}からf’{0}に変換する際、周波数f’{1}のサブキャリア、周波数f’{2}のサブキャリアに対して干渉成分を及ぼし、この干渉成分量を算出する。そして、f干渉結合部1324において、周波数f’{0}、f’{1}、f’{2}、・・・、f’{N−1}、それぞれに対して干渉成分となる総和を非直交サブキャリア干渉信号として算出する。この総干渉成分量が非直交サブキャリア干渉推定部132の出力となる。
非直交サブキャリア生成部131より出力される非直交サブキャリア生成信号に含まれる干渉成分は、非直交サブキャリア干渉推定部132により算出された干渉成分量である、非直交サブキャリア干渉信号1、i’{0}、i’{1}、i’{2}、・・・、i’{N−1}となる。
図3の非直交サブキャリア干渉除去部133内の処理は周波数上での減算処理である。
次に図2の非直交サブキャリア変換処理部24の構成を図6に示す。
図6の非直交サブキャリア変換処理部24では、サブキャリア間隔B’の非直交サブキャリアにて多重された第2のOFDM復調波を入力信号とする。
図6に示すように、非直交サブキャリア変換処理部24はサブキャリア間隔変換処理部241を含み、サブキャリア間隔変換処理部241では、サブキャリア間隔B’の第2のOFDM復調波を図3の非直交サブキャリア変換処理部13の入力信号である直交サブキャリア変調波のサブキャリア間隔Bへ変換する。図6のサブキャリア間隔変換処理部241の処理は周波数の変換処理である。
図2の非直交サブキャリア変換処理部24はサブキャリア間隔の変換処理のみであり、従来方式のサブキャリア復調処理部を変更せずに適用できる構成である。
以上、本実施形態の送信機及び受信機の構成を述べたが、図1の直並列変換部11、直交サブキャリア変調処理部12、逆フーリエ変換部14、ガードインターバル挿入処理部15、無線送信処理部16および図2の無線受信処理部21、ガードインターバル除去処理部22、フーリエ変換部23、直交サブキャリア復調処理部25、並直列変換部26は、当業者にとってよく知られているので、その構成の詳細説明は省略する。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えばマルチキャリア多重方式や光波長多重方式などの他の多重方式にも適用することができる。
本実施形態に関連する発明としては、特許文献1に記載の発明がある。特許文献1の発明は、周波数利用効率の向上の目的のために、複数の運用システム間で直交性を保つサブキャリアの使用構成を最適化する方式に対し、本実施形態の方式は、従来方式に比し、狭いサブキャリア間隔を適用することにより使用する周波数帯域幅の狭帯域化を図る方式であり、実施する方式が異なる。更に本実施形態の方式では同一周波数帯域幅を用いた従来方式に比し、周波数利用効率の向上効果によりデータ伝送速度の向上が可能である。
本実施形態の構成では、従来方式より狭いサブキャリア間隔での変調方式を適用してするため、直交性がない(非直交)サブキャリアに多重する際に、他サブキャリアへの干渉成分が発生する。この他サブキャリアへの干渉成分を事前に除去する機能を有する非直交サブキャリア変換処理部をデータ送信側に具備することにより、本来直交がないサブキャリア間で直交性があるデータを生成する。更に従来方式に非直交サブキャリア変換処理部2をデータ受信側に具備することにより、直交性がない(非直交)サブキャリアにて受信したデータを直交性があるサブキャリアへのマッピング情報に変換し、送信データを推定する。
本実施形態の構成では、サブキャリア間隔を狭帯域化できることにより、占有する周波数帯域も従来のそれより狭帯域化することができる。このことにより本実施形態の方式は、従来方式より高い周波数利用効率を実現することができる。
本実施形態に係わる誤り訂正符号化装置は専用IC等のハードウェアで構成されるが、図1、3−5の送信機、又は/及び図2及び図6の受信機に示す構成部の全部又は一部をコンピュータを用いてソフトウェアで実現することもできる。
コンピュータをCPU、ハードディスク等のディスク装置(ROM等の記憶手段であってもよい)、キーボード等の入力部、RAM等のメモリ、液晶ディスプレイ等の表示部で構成し、各部をバスで接続する。そして、図1に示した直並列変換部11〜無線送信処理部16の全部又は一部(特に非直交サブキャリア変換部13)、又は/及び、図2に示した無線受信処理部21〜並直列変換部26の全部又は一部(特に非直交サブキャリア変換部24)の動作をプログラムで記述し、このプログラムをハードディスク等のディスク装置に記憶し、演算に必要な情報をRAM等のメモリに記憶し、CPUで当該プログラムを動作させることで、本実施形態の送信機又は/及び受信機の機能をプログラムで実現することができる。当該プログラムは、DVD、CD−ROM、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、ハードディスクにインストールすることで、コンピュータに読み込むことができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の構成には限られない。
(付記1)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機において、
情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を出力する直交サブキャリア変調処理部と、
前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成するとともに、該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去する、非直交サブキャリア変換処理部と、
前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部と、
を備えた送信機。
(付記2)
付記1の送信機において、前記非直交サブキャリア変換処理部は、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号から前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成する非直交サブキャリア生成部と、
前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成する際に発生する干渉成分を推定して非直交サブキャリア干渉信号を生成する非直交サブキャリア干渉推定部と、
前記直交性のないサブキャリア間隔の信号から前記非直交サブキャリア干渉信号を減算する非直交サブキャリア干渉除去部と、
を備えた送信機。
(付記3)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機において、
前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換する非直交サブキャリア変換処理部と、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調する直交サブキャリア変調処理部と、
を備えた受信機。
(付記4)
付記1又は2の送信機と、該送信機から送信された送信波を受信する付記3に記載の受信機とを備えた直交周波数分割多重システム。
(付記5)
付記1又は2の送信機において、該送信機は、光波長多重伝送システムに用いられる送信機であることを特徴とする送信機。
(付記6)
付記3の受信機において、該受信機は、光波長多重伝送システムに用いられる受信機であることを特徴とする受信機。
(付記7)
付記4の直交周波数分割多重システムにおいて、該直交周波数分割多重システムは、光波長多重伝送システムであることを特徴とする直交周波数分割多重システム。
(付記8)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機のデータ送信方法において、
情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を生成し、
前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成し、
該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去し、
前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換するデータ送信方法。
(付記9)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機のデータ受信方法において、
前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換し、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調するデータ受信方法。
(付記10)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機としてのコンピュータに、
情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を生成し、
前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成し、
該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去し、
前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換するように機能させるためのプログラム。
(付記11)
直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機としてのコンピュータに、
前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換し、
前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調するように機能させるためのプログラム。
本発明は、周波数の利用効率の向上、データ伝送速度を向上が求められる、直交周波数分割多重システム、送信機、受信機、データ送信方法およびデータ受信方法に用いられる。
11 直並列変換部
12 直交サブキャリア変調処理部
13 非直交サブキャリア変換処理部
14 逆フーリエ変換部
15 ガードインターバル挿入処理部
16 無線送信処理部
21 無線受信処理部
22 ガードインターバル除去処理部
23 フーリエ変換部
24 非直交サブキャリア変換処理部
25 直交サブキャリア復調処理部
26 並直列変換部

Claims (9)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機において、
    情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を出力する直交サブキャリア変調処理部と、
    前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成するとともに、該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去する、非直交サブキャリア変換処理部と、
    前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部と、
    を備えた送信機。
  2. 請求項1に記載の送信機において、前記非直交サブキャリア変換処理部は、
    前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号から前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成する非直交サブキャリア生成部と、
    前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成する際に発生する干渉成分を推定して非直交サブキャリア干渉信号を生成する非直交サブキャリア干渉推定部と、
    前記直交性のないサブキャリア間隔の信号から前記非直交サブキャリア干渉信号を減算する非直交サブキャリア干渉除去部と、
    を備えた送信機。
  3. 直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機において、
    前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換する非直交サブキャリア変換処理部と、
    前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調する直交サブキャリア変調処理部と、
    を備えた受信機。
  4. 請求項1又は2に記載の送信機と、該送信機から送信された送信波を受信する請求項3に記載の受信機とを備えた直交周波数分割多重システム。
  5. 請求項1又は2に記載の送信機において、該送信機は、光波長多重伝送システムに用いられる送信機であることを特徴とする送信機。
  6. 請求項3に記載の受信機において、該受信機は、光波長多重伝送システムに用いられる受信機であることを特徴とする受信機。
  7. 請求項4に記載の直交周波数分割多重システムにおいて、該直交周波数分割多重システムは、光波長多重伝送システムであることを特徴とする直交周波数分割多重システム。
  8. 直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられる送信機のデータ送信方法において、
    情報信号をサブキャリア変調して直交キャリア変調波を生成し、
    前記直交サブキャリア変調波で用いられている直交性のあるサブキャリア間隔の信号から、該サブキャリア間隔より狭い、直交性のないサブキャリア間隔の信号を生成し、
    該直交性のないサブキャリア間隔の信号の生成により生ずる干渉成分を除去し、
    前記干渉成分が除去された、前記直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換するデータ送信方法。
  9. 直交周波数分割多重(OFDM)システムに用いられ、直交性のないサブキャリア間隔の信号を逆フーリエ変換した送信波を受信する受信機のデータ受信方法において、
    前記送信波に基づく直交周波数分割多重復調波をフーリエ変換した後の信号を、直交性のないサブキャリア間隔の信号から直交性のあるサブキャリア間隔の信号へ変換し、
    前記直交性のあるサブキャリア間隔の信号をサブキャリア復調するデータ受信方法。
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