JP5327520B2 - 開閉体の制御装置 - Google Patents
開閉体の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5327520B2 JP5327520B2 JP2009003822A JP2009003822A JP5327520B2 JP 5327520 B2 JP5327520 B2 JP 5327520B2 JP 2009003822 A JP2009003822 A JP 2009003822A JP 2009003822 A JP2009003822 A JP 2009003822A JP 5327520 B2 JP5327520 B2 JP 5327520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- person
- opening operation
- back door
- closing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
〔第1実施形態・全体構成〕
図1〜図3に示すように、乗用車の車体1の前後に車輪2を備え、車体1の両側部にサイドドア3を備え、車体1の後端にハッチ型のバックドア10が備えられている。本発明ではサイドドア3とバックドア10との何れも開閉体として捉え得るものであるが、この第1実施形態ではバックドア10を開閉体の一例として説明を行う。
図4に示すように、制御ユニットBは、入出力インタフェース31を備えると共に、CPU32にデータバスを介して接続する情報処理系等を備えている。入出力インタフェース31に対しては、ハンドルスイッチ18とクローズスイッチ20とからの信号の入力系が形成され、ラッチ機構19とスピーカ21とに対する出力系が形成されている。
制御ユニットBの制御形態の概要を図6のフローチャートのように示しており、情報の流れを図5に示している。つまり、認証処理手段33がスマートカード26を認証した状況において、バックドア10等がノックされ、開操作情報を取得した場合には、制御ユニットBの開放制御手段40がラッチ機構19のラッチ状態を解除し、駆動開閉ユニットAの電動モータMの駆動によりバックドア10の開放作動を開始する(#101〜#103ステップ)。
目標非設定モードでは、カメラ22で撮影された画像情報から人物が存在する判別結果を継続的に取得する場合にはバックドア10の開放作動を継続する(#106〜#108ステップ)。この開放作動を継続する場合に、位置特定モジュール37からの位置情報からバックドア10が人物等に接近したことを検知した際には、開放作動の速度の減速を行うとともに警報音を出力する。
目標設定モードでは、図11に示すように、目標開放位置Yaがセットされ、この目標開放位置Yaを角度センサSが検知するまでバックドア10の開放作動を継続し、検知したタイミングで開放作動を停止する(#112〜#115ステップ、#110ステップ)。
このように第1実施形態では、ユーザとして認証された人物がバックドア10をノックした場合には、ノックから少し遅れたタイミングでバックドア10の開放作動が開始される。これにより、ノックの後にバックドア10を基準にして立つ位置を選択することにより、目標非設定モードと目標設定モードとの何れか一方のモードの選択が可能になる。
この第2実施形態では乗用車の基本的な構成やバックドア10の開閉作動を実現する構成は、第1実施形態で図1〜図3に示したものと基本的に変わるものではなく、制御系の構成と制御形態が第1実施形態と比較して少し変わっており、以下に第1実施形態と異なる構成、制御形態について説明する。尚、この第2実施形態において第1実施形態と共通するものには第1実施形態と同じ番号・符号を付する。
この第2実施形態では、図12に示すように、制御ユニットBは、第1実施形態の制御系に対してCPU32にデータバスを介して接続する身長計測モジュール38を付加した構成を有すると共に、第1実施形態の開放制御手段40に代えて、開放制御手段40がモード選択部40dと、身長基準モード実行部40eと、目標設定モード実行部40fとで構成されている点において異なる。
制御ユニットBの制御形態の概要を図14のフローチャートのように示しており、情報の流れを図13に示している。つまり、認証処理手段33がスマートカード26を認証した状況において、バックドア10等がノックされ、開操作情報を取得した場合には、ソナー23の計測結果に基づいて障害物の存否の判別し、障害物が存在しない場合に人物の存否の判別を行う(#201〜#204ステップ)。
身長基準モードでは、カメラ22からの画像情報に基づいて人物抽出モジュール36で判別した人物の身長Hの情報を身長計測モジュール38で取得し、更に、データ保存部43から設定距離Dの情報を取得して図15に示すように、目標開放位置Ybを設定し、バックドア10の開放作動を開始する(#205、#206ステップ)。
目標設定モードでは、図15に示すように、目標開放位置Yaがセットされ、バックドア10の開放作動を開始する(#212、#213ステップ)。
このように第2実施形態では、ユーザであることを認識された人物がバックドア10をノックした場合には、ノックから少し遅れたタイミングでカメラ22で撮影された画像情報に人物の存否が判別される。これにより、ノックの後にバックドア10を基準にして立つ位置を選択することにより、身長基準モードと目標設定モードとの何れか一方のモードの選択が可能になる。
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
10 開閉体・バックドア
22 人検知手段・カメラ
23 位置特定手段(ソナー)
25 開操作情報取得手段・振動センサ
34 開操作情報取得手段・ノック検知モジュール
36 人検知手段(人物抽出モジュール)
37 位置特定手段(位置特定モジュール)
41 強制停止制御手段
B 制御ユニット
M アクチュエータ(電動モータ)
Ya 目標開放位置
Claims (5)
- 車体の外部からユーザが行う開操作を開操作情報として取得する開操作情報取得手段と、この開操作情報取得手段で取得した開操作情報に基づきアクチュエータを制御して前記車体の開閉体の開放作動を行う制御ユニットと、前記開閉体の近傍位置における人物の存否を検知する人検知手段とを備え、
前記制御ユニットは、
前記人検知手段により人物の存在が検知できない状態で前記開操作情報取得手段からの前記開操作情報を取得した際には、予め設定された目標開放位置まで前記開閉体を開放する目標設定モードの制御を行い、
前記人検知手段により人物の存在が検知された状態で前記開操作情報取得手段からの前記開操作情報を取得した際には、前記目標開放位置に拘らず前記開閉体の開放作動を継続して行う目標非設定モードの制御を行う開閉体の制御装置。 - 前記制御ユニットは、前記目標非設定モードの制御時にあっては、該人物の存在を検知している間、前記開閉体の開放作動を継続して行うとともに、該人物の存在を検知できなくなった際に該開閉体の開放作動を停止する請求項1記載の開閉体の制御装置。
- 前記開閉体が、その揺動端を後方上方に移動させる軌跡で開放作動を行うバックドアとして前記車体の後端に備えられ、前記人検知手段が、前記バックドアと対向する部位及びその下方部位が検知領域として設定されている請求項1又は2記載の開閉体の制御装置。
- 前記車体を基準にした人物の存在位置を特定する位置特定手段を備え、
前記制御ユニットは、前記目標設定モード又は目標非設定モードで前記開閉体の開放作動を開始した際には、前記位置特定手段が特定した人物の位置情報に基づいて人物との接触の有無を判別し、接触する判別結果である場合には、接触以前に開閉体の作動を減速して停止する、又は、接触以前に警報を発して開閉体の作動を停止するように前記アクチュエータを制御する強制停止制御手段を備えている請求項1〜3のいずれか一項に記載の開閉体の制御装置。 - 前記開操作情報取得手段が、前記開閉体又は車体がノックされた際の振動を取得する振動センサと、この振動センサからの信号に基づいてノックを検知するノック検知モジュールとを備えている請求項1〜4のいずれか一項に記載の開閉体の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003822A JP5327520B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 開閉体の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003822A JP5327520B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 開閉体の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010159605A JP2010159605A (ja) | 2010-07-22 |
JP5327520B2 true JP5327520B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=42576964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003822A Expired - Fee Related JP5327520B2 (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | 開閉体の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5327520B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113860A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 車両用開閉体の制御装置及び制御システム |
CN110481465A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-22 | 北京梧桐车联科技有限责任公司 | 一种车辆 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101198666B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2012-11-12 | 현대자동차주식회사 | 테일게이트의 인출식 아웃사이드 핸들 |
CN104220690B (zh) * | 2012-03-30 | 2016-04-13 | 株式会社阿尔发 | 车辆的控制构造 |
JP6186971B2 (ja) * | 2013-07-17 | 2017-08-30 | アイシン精機株式会社 | 車両ドア開閉装置及びその制御方法 |
KR101512394B1 (ko) * | 2013-08-12 | 2015-04-16 | 현대오트론 주식회사 | 후방카메라를 이용한 차량의 핸즈프리 리프트 게이트 개방시스템 및 방법 |
EP3344837A1 (en) * | 2015-09-03 | 2018-07-11 | Faraday & Future Inc. | System and method for opening and closing vehicle door |
JP2020153137A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドア制御装置 |
JP7342627B2 (ja) * | 2019-11-05 | 2023-09-12 | 株式会社デンソー | 車両制御システム |
JP7363743B2 (ja) * | 2020-10-28 | 2023-10-18 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用ドア制御システム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170235A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Nissan Shatai Co Ltd | オートバックドアの障害物検知装置。 |
JP2006319789A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 車両用障害物検知センサ |
JP4667984B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-04-13 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 車両の開閉自在な部材を開放するための制御装置 |
JP5168775B2 (ja) * | 2005-11-17 | 2013-03-27 | アイシン精機株式会社 | 開閉体の開閉制御装置 |
-
2009
- 2009-01-09 JP JP2009003822A patent/JP5327520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113860A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | アイシン精機株式会社 | 車両用開閉体の制御装置及び制御システム |
US10013827B2 (en) | 2014-12-18 | 2018-07-03 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Control device and control system for vehicle opening/closing body |
CN110481465A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-22 | 北京梧桐车联科技有限责任公司 | 一种车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010159605A (ja) | 2010-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5327520B2 (ja) | 開閉体の制御装置 | |
CN108350716B (zh) | 用于打开和关闭车门的系统和方法 | |
US11766993B2 (en) | Automatic power door opening on sustained presence | |
CN107128282B (zh) | 电动车门的移动装置控制 | |
US10407968B2 (en) | System and method for operating vehicle door | |
JP5131546B2 (ja) | ドア制御装置および方法、並びに、プログラム | |
US20090030579A1 (en) | Vehicle door controller | |
US10829978B2 (en) | System and method for operating vehicle door | |
CN109138691A (zh) | 具有主动距离控制的自动外罩系统 | |
CN111719991A (zh) | 自动车门控制系统和便利特征件 | |
US11247635B1 (en) | System for providing access to a vehicle | |
US11549303B2 (en) | Vehicle control device, vehicle control method, and recording medium | |
JP2008248582A (ja) | ドア開閉制御装置 | |
JP2021001447A (ja) | 車両用制御装置 | |
KR102126021B1 (ko) | Avm을 이용한 차량 도어 자동개폐 시스템 및 그 방법 | |
US11878654B2 (en) | System for sensing a living being proximate to a vehicle | |
US20220324309A1 (en) | System for controlling a closure panel of a vehicle | |
US20220325569A1 (en) | System for a vehicle having closure panels | |
JP6177024B2 (ja) | 撮像装置、スライドドア制御システム、及び移動体 | |
JP4230235B2 (ja) | 開閉体の開閉制御装置 | |
JP5397675B2 (ja) | ドア開閉装置 | |
JP2020186620A (ja) | 開閉体の制御システム | |
US12090824B2 (en) | System for a vehicle with a trailer coupled thereto | |
US20220327873A1 (en) | System for a vehicle operable to enter a reverse mode | |
JP2020084573A (ja) | 開閉体制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130710 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5327520 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |