JP5327156B2 - 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム - Google Patents

画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5327156B2
JP5327156B2 JP2010166440A JP2010166440A JP5327156B2 JP 5327156 B2 JP5327156 B2 JP 5327156B2 JP 2010166440 A JP2010166440 A JP 2010166440A JP 2010166440 A JP2010166440 A JP 2010166440A JP 5327156 B2 JP5327156 B2 JP 5327156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
recording medium
image
recording
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010166440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012029075A (ja
Inventor
博己 堀本
振宇 羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010166440A priority Critical patent/JP5327156B2/ja
Publication of JP2012029075A publication Critical patent/JP2012029075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5327156B2 publication Critical patent/JP5327156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

本発明は、原稿の画像を読み取って得られる画像データを取り外し可能な記録媒体に記録する機能を備えた画像読取装置および画像読取装置の制御プログラムに関する。
スキャナの機能として、原稿の画像を読み取って得られる画像データをUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録するスキャントゥメモリ(Scan To Memory)機能が知られている(たとえば、特許文献1参照)。スキャントゥメモリ機能によれば、スキャナにPC(Personal Computer)を接続し、ユーザがPCを使用して画像データを記録媒体に記録する必要がなくなるため、ユーザの利便性が向上する。
たとえば、スキャントゥメモリ機能を備えたMFP(Multiple Function Peripheral)を用いて、原稿の画像データをUSBメモリに記録する場合、ユーザは、MFPに設けられたUSBメモリの差込口にUSBメモリを差込むとともに、原稿をMFPにセットしてスタートボタンを押下する。MFPによる原稿の画像の読み取りが開始され、当該画像を読み取って生成される画像データがUSBメモリに記録されるまでの間、通常、ユーザは、MFPの前で処理が完了するのを待つ。
しかしながら、USBメモリは、メーカや型式により、データ転送速度が異なる。たとえば、特定のメーカで製造された型式の異なる2つのUSBメモリに同一の画像データをそれぞれ記録する場合、一のUSBメモリには数分で画像データが記録される一方、他のUSBメモリには数十分の時間が必要とされる。
したがって、スキャントゥメモリ機能を用いて原稿の画像データをUSBメモリに記録する場合、使用されるUSBメモリによっては、ユーザは、MFPの前で長時間待たされることになり、好ましくない。
特開2008−187495号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、原稿の画像を読み取って得られる画像データを取り外し可能な記録媒体に記録する機能を備えた画像読取装置において、画像データを記録媒体に記録する処理が実行されている間、ユーザが画像読取装置の前で長時間待たされるという状況が発生することを回避することができる画像読取装置および画像読取装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)原稿の画像を所定の読取解像度で読み取って画像データを生成する画像読取部と、前記画像データを記録するための記録媒体を取り外し可能に接続するための接続部と、前記接続部に接続された前記記録媒体のデータ転送速度を示す情報である転送速度情報を取得する取得部と、前記画像データを前記記録媒体に記録する記録処理部と、前記取得部により取得された前記転送速度情報に基づいて、前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間を算出する算出部と、前記算出部により算出された前記時間をユーザに通知する処理時間通知部と、を有し、前記算出部により算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合に、前記算出部により算出された前記時間を前記処理時間通知部がユーザに通知した状態で、前記所定の読取解像度とは異なる複数の読取解像度と前記複数の読取解像度の各々に基づいた前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの各時間とを対応付けて表示する表示部、をさらに有することを特徴とする画像読取装置。
(2)前記表示部に表示される複数の前記読取解像度の中から1つの読取解像度をユーザに選択させる受付部、をさらに有し、前記記録処理部は、前記受付部を介してユーザによる選択を受け付けると、前記受付部により受け付けられた読取解像度に基づいた画像データを、新たに前記記録媒体に記録することを特徴とする上記(1)に記載の画像読取装置。
(3)前記受付部により受け付けられた読取解像度に前記画像読取部の読取解像度を変更する変更部、をさらに有し、前記記録処理部は、前記受付部を介してユーザによる選択を受け付けると、前記変更部により変更された読取解像度で前記画像読取部が前記原稿の画像を読み取って生成される画像データを、新たに前記記録媒体に記録することを特徴とする上記(2)に記載の画像読取装置。
)前記接続部に接続された前記記録媒体に所定のデータを記録することにより、前記記録媒体のデータ転送速度を測定する測定部をさらに有し、前記取得部は、前記測定部により測定された前記データ転送速度を示す情報を前記転送速度情報として取得することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
)記録媒体を識別するための識別情報と当該記録媒体の前記転送速度情報とを対応付けて記憶している記憶部と、前記接続部に接続された前記記録媒体に記録されている、前記記録媒体の識別情報を認識する認識部と、をさらに有し、前記取得部は、前記認識部により認識された前記識別情報に対応付けられている前記転送速度情報を前記記憶部から取得することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
)前記記録媒体に前記転送速度情報が記録されている場合、前記取得部は、前記記録媒体から前記転送速度情報を取得することを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(7)前記算出部により算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記接続部に接続された前記記録媒体とは異なる出力先に前記画像データを出力する出力部をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
)前記記録処理部により前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの残り時間をユーザに通知する残り時間通知部をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
)前記記録処理部により前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了したことをユーザに通知する完了通知部をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(1)原稿の画像を所定の読取解像度で読み取って画像データを生成する画像読取部と前記画像データを記録するための記録媒体を取り外し可能に接続するための接続部とを有する画像読取装置を制御するための制御プログラムであって、前記接続部に接続された前記記録媒体のデータ転送速度を示す情報である転送速度情報を取得する手順(a)と、前記画像データを前記記録媒体に記録する手順(b)と、前記手順(a)において取得された前記転送速度情報に基づいて、前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間を算出する手順()と、前記手順()において算出された前記時間をユーザに通知する手順()と、前記手順(c)において算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記手順(c)において算出された前記時間をユーザに通知した状態で、前記所定の読取解像度とは異なる複数の読取解像度と前記複数の読取解像度の各々に基づいた前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの各時間とを対応付けて表示部に表示させる手順(e)と、を前記画像読取装置に実行させる制御プログラム。
(11)前記表示部に表示される複数の前記読取解像度の中から1つの読取解像度を受付部を介してユーザに選択させる手順(f)と、前記手順(f)において前記受付部により受け付けられた読取解像度に基づいた画像データを、新たに前記記録媒体に記録する手順(g)と、をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする上記(10)に記載の制御プログラム。
(12)前記手順(f)において前記受付部により受け付けられた前記読取解像度に前記画像読取部の読取解像度を変更させる手順(h)、をさらに前記画像読取装置に実行させ、前記手順(g)では、前記手順(h)において変更された読取解像度で前記画像読取部が前記原稿の画像を読み取って生成される画像データを、前記記録媒体に記録することを特徴とする上記(11)に記載の制御プログラム。
(1)前記接続部に接続された前記記録媒体に所定のデータを記録することにより、前記記録媒体のデータ転送速度を測定する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させ、前記手順(a)において、前記手順()において測定された前記データ転送速度を示す情報が前記転送速度情報として取得されることを特徴とする上記(10)〜(12)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
(1)前記接続部に接続された前記記録媒体に記録されている、前記記録媒体を識別するための識別情報を認識する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させ、前記手順(a)において、記録媒体の識別情報と当該記録媒体の前記送転送速度情報とを対応付けて記憶している記憶部から、前記手順()において認識された前記識別情報に対応付けられている前記転送速度情報が取得されることを特徴とする上記(10)〜(13)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
(1)前記記録媒体に前記転送速度情報が記録されている場合、前記手順(a)において、前記記録媒体から前記転送速度情報が取得されることを特徴とする上記(1)〜(1)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
(1)前記手順()において算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記接続部に接続された前記記録媒体とは異なる出力先に前記画像データを出力する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする上記(1)〜(1)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
(1)前記手順()において前記画像データが前記記録媒体に記録される処理が完了するまでの残り時間をユーザに通知する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする上記(10)〜(16)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
18)前記手順()において前記画像データが前記記録媒体に記録される処理が完了したことをユーザに通知する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする上記(10)〜(17)のいずれか1つに記載の制御プログラム。
19)上記(1)〜(18)のいずれか1つに記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、画像データを記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間がユーザに通知されるため、当該時間をユーザが把握することが可能となる。したがって、画像データを記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間が長い場合には、ユーザは、処理をキャンセルしたり、あるいは、画像読取装置の前を離れて別の作業を行ったりすることが可能となる。すなわち、原稿の画像を読み取って得られる画像データを取り外し可能な記録媒体に記録する機能を備えた画像読取装置において、画像データを記録媒体に記録する処理が実行されている間、ユーザが画像読取装置の前で長時間待たされるという状況が発生することが回避される。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFPにUSBメモリが接続される様子を示す図である。 図1に示されるMFPによるスキャントゥメモリ処理の手順を示すフローチャートである。 図4に後続するフローチャートである。 図5に後続するフローチャートである。 図4のステップS109に示される転送時間予測処理の手順を示すフローチャートである。 図1に示されるMFPのオペレーションパネルに表示される進捗状況表示画面の一例を示す図である。 図1に示されるMFPのオペレーションパネルに表示される解像度選択画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るネットワークシステムは、文書や写真等の原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取装置としての機能を備えたMFP10と、ユーザ端末としてのPC20と、MFP10から受信した画像データを保存するファイル保存装置としてのFTP(File Transfer Protocol)サーバ30と、MFP10から受信した画像データを電子メールによりPC20に送信するメール送信装置としてのメールサーバ40とを備える。MFP10、PC20、FTPサーバ30、およびメールサーバ40は、ネットワーク50を介して接続されている。なお、ネットワーク50に接続される機器の種類および台数は、図1に示される例に限定されない。
図2は、図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。
MFP10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、オペレーションパネル104、モータドライバ105、IR(Image Reader)/ADF(Auto Document Feeder)モータ106、画像処理チップ107、CCD(Charge Coupled Devices)/CIS(Contact Image Sensor)イメージセンサ108、RAM(画像処理用)109、ネットワークインタフェース110、USBインタフェース111、プリントエンジン112、およびROM(特徴データ保存用)113を有する。ネットワークインタフェース110は、ネットワーク50に接続されている。
CPU101は、ROM102に保存されている制御プログラムをRAM103に読み出した後、RAM103上の制御プログラムに従って、プリント、コピー、およびスキャン等の各種処理の全体制御を行う。
ROM102には、制御プログラムの他に、USBメモリのデータ転送速度を測定するための測定プログラムおよび画像データをUSBメモリに記録する処理が完了するまでの時間を算出するための転送時間予測プログラムが保存されている。RAM103は、制御プログラムの他に、画像データ、各種計算値等の一時保存場所としても使用される。
オペレーションパネル104は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、およびストップボタン等の要素を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。また、オペレーションパネル104は、スキャントゥメモリ動作時に、画像データをUSBメモリに記録する処理が完了するまでの時間をユーザに通知する。
モータドライバ105、IR/ADFモータ106、画像処理チップ107、CCD/CISイメージセンサ108、およびRAM(画像処理用)109は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ユニットを構成する。
CPU101は、オペレーションパネル104からコピーまたはスキャンの指示を受け付けると、モータドライバ105を介してIR/ADFモータ106の駆動制御を行うとともに、画像処理チップ107に対して画像処理要求を行う。画像処理チップ107は、CPU101から画像処理要求を受け付けると、CCD/CISイメージセンサ108から画像データを受け取り、オペレーションパネル104を通じて指示された画像データに変換するための画像処理を施し、画像処理が施された画像データをRAM103に一時保存する。その際、各種計算値等は、RAM(画像処理用)109に一時保存される。画像データのファイルフォーマットは任意であり、たとえば、TIFF(Tagged Image File Format)、PDF(Portable Document Format)等のファイルフォーマットが使用され得る。
オペレーションパネル104からの指示がスキャンの場合、RAM103に一時保存されている画像データはネットワークインタフェース110またはUSBインタフェース111へ転送される。オペレーションパネル104からの指示がコピーの場合、RAM103に一時保存されている画像データはプリントエンジン112へ転送される。
USBインタフェース111は、USBメモリ60(図3参照)等のUSB規格にしたがう機器を、MFP10が通電されている状態で当該MFP10に接続および接続解除し得るインタフェースである。図3に示されるように、USBインタフェース111は、USBメモリ60の端子を挿入し得るUSBコネクタ111aを含んでいる。
ROM(特徴データ保存用)113には、複数種類のUSBメモリについて、各USBメモリの特徴データとして、USBメモリのデータ転送速度を示す情報である転送速度情報とUSBメモリのデバイスIDとが対応付けて保存されている。ROM113は、たとえば、フラッシュROMであり、特徴データが追加的に保存され得る。
なお、MFP10は、上記構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。また、PC20は一般的なパーソナルコンピュータであり、FTPサーバ30およびメールサーバ40は、それぞれ一般的なFTPサーバおよびメールサーバであるため、それぞれの構成の詳細な説明は省略する。
次に、図4〜図7を参照して、MFP10のスキャントゥメモリ動作について説明する。スキャントゥメモリ動作では、MFP10の画像読取ユニットにより原稿の画像を読み取って得られる画像データが、USBコネクタ111aに接続されたUSBメモリ60に記録される。
図4は、MFPによるスキャントゥメモリ処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、MFP10のROM102にプログラムとして記憶されており、CPU101によって実行される。
まず、USBメモリ60が認識される(ステップS101)。本実施形態では、スキャントゥメモリ動作に先立って、ユーザにより、MFP10に原稿70(図3参照)がセットされるとともに、MFP10のUSBコネクタ111aにUSBメモリ60が接続される。USBコネクタ111aにUSBメモリ60が接続される場合、いわゆる、プラグアンドプレイ機能により処理が開始される。
続いて、USBメモリ60内部に転送速度情報があるか否かが判断される(ステップS102)。本実施形態では、USBメモリ60のデータ転送速度を示す情報である転送速度情報が、USBメモリ60の内部に記録されているか否かが判断される。
USBメモリ60内部に転送速度情報があると判断される場合(ステップS102:YES)、ステップS105の処理に移行する。一方、USBメモリ60内部に転送速度情報がないと判断される場合(ステップS102:NO)、ROM(特徴データ保存用)113に転送速度情報があるか否かが判断される(ステップS103)。本実施形態では、USBメモリ60に記録されているデバイスIDが認識され、認識されたデバイスIDと当該IDに対応付けられている転送速度情報とがROM(特徴データ保存用)113に保存されているか否かが判断される。
ROM113に転送速度情報があると判断される場合(ステップS103:YES)、ステップS105の処理に移行する。一方、ROM113に転送速度情報がないと判断される場合(ステップS103:NO)、USBメモリのデータ転送速度が測定される(ステップS104)。本実施形態では、所定のデータ量(たとえば、1MB)のデータ転送速度測定用データをUSBメモリ60に記録し、CPU101のタイマで記録時間を測定することにより、USBメモリ60のデータ転送速度が求められる。データ転送速度測定用データのデータ量を測定時間で割ることにより、データ転送速度が求められる。
なお、本実施形態とは異なり、所定の転送時間(たとえば、10秒)の間だけUSBメモリ60にデータを記録し、所定の転送時間内にUSBメモリ60に記録されたデータのデータ量を測定することにより、データ転送速度が求められてもよい。求められたデータ転送速度を示す情報は、転送速度情報として、USBメモリ60に記録される。また、転送速度情報は、USBメモリ60のデバイスIDと対応付けてROM(特徴データ保存用)113にバックアップとして保存される。
続いて、スキャン処理が開始される(ステップS105)。ユーザによりオペレーションパネル104のスタートボタンが押下される場合、スキャン開始指示が受け付けられ、CPU101からモータドライバ105に対して動作指令が出力されるとともに、画像処理チップ107に対して画像処理要求が行われる。その結果、画像読取ユニットが原稿70の画像を読み取って画像データを生成する処理が開始される。
なお、ステップS105に示す処理は、ステップS104の処理よりも先に実行され得る。この場合、USBメモリ60のデータ転送速度を測定する処理と同時並行で、原稿70の画像が読み取られ画像データが生成される。
続いて、画像データが生成されたか否かが判断される(ステップS106)。本実施形態では、画像読取ユニットにより原稿70の画像データが生成されたか否かが判断される。原稿70が複数ページからなる場合、複数ページ分のすべての画像データが生成されたか否かが判断される。
画像データが生成されていないと判断される場合(ステップS106:NO)、画像データが生成されるまで待機する。一方、画像データが生成されたと判断される場合(ステップS106:YES)、画像データの転送が開始される(ステップS107)。すなわち、原稿70の画像を読み取って得られる画像データをUSBメモリ60に記録する処理が開始される。
続いて、USBメモリ60の転送速度情報が読み出される(ステップS108)。本実施形態では、USBメモリ60の転送速度情報が、USBメモリ60またはROM(特徴データ保存用)113から読み出される。
続いて、転送時間予測処理が実行される(ステップS109)。本実施形態では、ステップS108に示す処理で読み出されたUSBメモリ60の転送速度情報に基づいて、原稿70の画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの時間(転送時間)が算出される。
図7は、転送時間予測処理の手順を示すフローチャートである。
まず、1ページ分の画像データのデータ量が取得される(ステップS201)。本実施形態では、画像読取ユニットにより生成された原稿70のページ単位の画像データのうち、1ページ分の画像データのデータ量が取得される。
続いて、予測時間が演算される(ステップS202)。本実施形態では、ステップS201に示す処理で取得されたデータ量を、図4のステップS108に示す処理で読み出された転送速度情報が示すデータ転送速度で割ることにより、1ページ分の画像データをUSBメモリ60に記録するために必要とされる時間が算出される。
続いて、予測時間が積算される(ステップS203)。たとえば、原稿70が複数ページからなる場合、既に算出済みの予測時間に、ステップS202に示す処理で算出された1ページ分の予測時間が加算されることにより、予測時間が積算される。
そして、次のページがあるか否かが判断される(ステップS204)。次のページがあると判断される場合(ステップS204:YES)、ステップS201の処理に戻る。一方、次のページがないと判断される場合(ステップS204:NO)、処理が終了される。
以上のとおり、図7に示されるフローチャートの処理によれば、原稿70の画像データのデータ量とUSBメモリ60のデータ転送速度とから、USBメモリ60に画像データを記録するために必要とされる時間が算出される。なお、本実施形態とは異なり、複数ページ分の画像データの総データ量が先に算出され、総データ量をデータ転送速度で割ることにより、時間が算出されてもよい。
続いて、転送時間が設定時間を越えるか否かが判断される(ステップS110)。本実施形態では、ステップS109に示す処理で算出された時間が予め設定された時間(たとえば、30分)を超えるか否かが判断される。
転送時間が設定時間を越えると判断される場合(ステップS110:YES)、図6のステップS115の処理に移行する。一方、転送時間が設定時間を越えないと判断される場合(ステップS110:NO)、進捗状況が表示される(ステップS111)。本実施形態では、USBメモリ60に画像データを記録する処理の進捗状況を示す進捗状況表示画面がオペレーションパネル104に表示される。
図8は、進捗状況表示画面の一例を示す図である。進捗状況表示画面210は、進捗状況表示部211と残り時間表示部212とを有する。また、進捗状況表示画面210には、キャンセルボタン213が設けられている。
進捗状況表示部211は、画像データをUSBメモリ60に記録する処理の進捗状況を表示する。進捗状況表示部211は、プログレスバーを有し、処理の進捗状況をユーザに視覚的に通知する。残り時間表示部212は、画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの残り時間を通知する。進捗状況表示画面210を通じて、ユーザは、画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの時間を把握することが可能となる。これにより、処理が完了するまでの時間が長いとユーザが判断した場合には、たとえば、ユーザは、MFP10の前から離れて別の作業を行うことが可能となる。
続いて、転送がキャンセルされたか否かが判断される(ステップS112)。本実施形態では、図8に示される進捗状況表示画面210のキャンセルボタン213が押下された場合、転送がキャンセルされたと判断される。
転送がキャンセルされたと判断される場合(ステップS112:YES)、転送が停止され、データが消去される(ステップS113)。そして、処理が終了される。一方、転送がキャンセルされていないと判断される場合(ステップS112:NO)、転送が完了したか否かが判断される(ステップS114)。本実施形態では、原稿70のすべての画像データがUSBメモリ60に記録されたか否かが判断される。
転送が完了していないと判断される場合(ステップS114:NO)、ステップS111の処理に戻る。一方、転送が完了したと判断される場合(ステップS114:YES)、処理が終了される。
以上のとおり、ステップS101〜S114に示す処理によれば、MFP10の画像読取ユニットにより原稿70の画像を読み取って得られる画像データをUSBメモリ60に記録する処理において、画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの時間がユーザに通知される。したがって、ユーザは、USBメモリ60に画像データを記録する処理が完了するまでの時間を把握することが可能となり、処理が完了するまでの時間が長い場合には、ユーザは、処理をキャンセルしたり、MFP10の前から一旦離れて別の作業を行ったりすることが可能になる。すなわち、ユーザが、MFP10の前で処理が完了するのを待つ状況が長時間続くことが回避される。
なお、上記実施形態では、処理が完了するまでの残り時間がオペレーションパネル104に表示された。しかしながら、残り時間は、ユーザがPC20や携帯電話で確認できるように、ネットワーク50上のWebサーバ(不図示)を介して、Web画面で通知されてもよい。あるいは、残り時間や処理の完了の通知がPC20や携帯電話に電子メールで送信されてもよい。たとえば、処理の完了の通知が電子メールでPC20に送信される場合、ユーザは、MFP10の前を離れてPC20の前で別の作業を行っている場合であっても、処理が完了したことを知ることができる。
一方、図4のステップS110に示す処理で、転送時間が設定時間を越えると判断される場合(ステップS110:YES)、解像度別予測時間が表示される(ステップS115)。本実施形態では、画像読取ユニットの読取解像度を下げて画像データのデータ量を低減することをユーザに促す解像度選択画面がオペレーションパネル104に表示される。
図9は、解像度選択画面の一例を示す図である。解像度選択画面220は、進捗状況表示部211、残り時間表示部212、および解像度選択部214を有する。また、解像度選択画面220には、キャンセルボタン213および出力先変更ボタン215が設けられている。進捗状況表示部211および残り時間表示部212の構成は、図8に示される進捗状況表示画面210における構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
解像度選択部214は、複数の読取解像度と、画像読取ユニットが各読取解像度で原稿70の画像を読み取った場合に画像データをUSBメモリ60に記録する処理に必要とされる各時間の予測値(以下、予測時間と称する)とを対応付けて表示する。なお、予測時間には、画像読取ユニットが原稿70の画像を読み取るための時間が加算されてもよい。このような構成によれば、ユーザが、画像読取ユニットの読取解像度を下げることにより、画像データのデータ量が低減され、より短い時間で画像データをUSBメモリ60に記録することができる。また、解像度選択画面220に複数の読取解像度と各読取解像度に対応する予測時間とが一覧表示されるため、ユーザは、予測時間を考慮して、所望の読取解像度を選択することができる。
続いて、解像度が変更されたか否かが判断される(ステップS116)。本実施形態では、図9に示される解像度選択画面220上でユーザにより1つの読取解像度が選択された場合、解像度が変更されたと判断される。
解像度が変更されたと判断される場合(ステップS116:YES)、画像データの転送が停止され、画像データが消去される(ステップS117)。そして、解像度の設定が変更され(ステップS118)、ステップS105の処理に戻る。本実施形態では、解像度選択画面220上でユーザにより選択された読取解像度に画像読取ユニットの設定が変更される。そして、変更後の読取解像度で画像読取ユニットにより原稿70の画像が再び読み取られ、データ量の小さい画像データが生成される。
一方、ステップS116に示す処理で、解像度が変更されていないと判断される場合(ステップS116:NO)、出力先が変更されたか否かが判断される(ステップS119)。本実施形態では、図9に示される解像度選択画面220の出力先変更ボタン215が押下された場合、出力先が変更されたと判断される。
出力先が変更されたと判断される場合(ステップS119:YES)、画像データの転送が停止される(ステップS120)。そして、画像データがFTP送信またはメール送信され(ステップS121)、処理が終了される。本実施形態では、MFP10のスキャントゥFTP(Scan To FTP)機能およびスキャントゥEメール(Scan To E−mail)機能のいずれか一方をユーザに選択させるための選択画面(不図示)がオペレーションパネル104に表示される。そして、ユーザによる選択にしたがって、MFP10のスキャントゥFTP機能およびスキャントゥEメール機能のいずれか一方の機能を適用して画像データが出力される。スキャントゥFTP機能が選択される場合、画像データがMFP10からFTPサーバ30に転送される。スキャントゥEメール機能が選択される場合、画像データがMFP10からメールサーバ40に転送され、メールサーバ40からPC20に電子メールで送信される。このような構成によれば、ユーザは、MFP10の前で処理が完了するのを待つ必要がなくなり、MFP10の前を直ちに離れることができる。
一方、ステップS119に示す処理で、出力先が変更されたと判断される場合(ステップS119:NO)、転送がキャンセルされたか否かが判断される(ステップS122)。転送がキャンセルされたと判断される場合(ステップS122:YES)、転送が停止され、データが消去される(ステップS123)。そして、処理が終了される。
一方、転送がキャンセルされていないと判断される場合(ステップS122:NO)、転送が完了したか否かが判断される(ステップS124)。転送が完了していないと判断される場合(ステップS124:NO)、ステップS115の処理に戻る。一方、転送が完了したと判断される場合(ステップS124:YES)、処理が終了される。
以上のとおり、ステップS115〜S124に示す処理によれば、画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの時間が設定時間を越える場合、画像読取ユニットの読取解像度が下げられ、データ量の小さい画像データが生成される。あるいは、FTPサーバ30やメールサーバ40に画像データが出力される。
以上のとおり、本実施形態によれば、画像データをUSBメモリ60に記録する処理が完了するまでの時間がユーザに通知されるため、当該時間をユーザが把握することが可能になる。したがって、ユーザがMFPの前で長時間待たされるという状況が発生することが回避される。すなわち、ユーザが時間を無駄に消費することが回避され、ユーザが効率よく自身の時間を活用することが可能となる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記実施形態では、USBメモリ内部やROMに転送速度情報があるか否かが判断され、転送速度情報がない場合に、USBメモリのデータ転送速度が測定された。しかしながら、データ転送速度は別途に取得され、MFPに手動で登録されてもよい。
また、USBメモリ内部やROMに転送速度情報があるか否かを判断する処理は省略されてもよく、この場合、USBメモリが認識されれば、直ちに、USBメモリのデータ転送速度が測定される。
また、上記実施形態では、USBメモリに画像データを記録する処理が完了するまでの時間が設定時間を越える場合、画像読取ユニットの読取解像度が変更され、原稿の画像が再度読み取られることにより、画像データのデータ量が低減された。しかしながら、原稿の画像が再度読み取られることなく、既に生成済みの画像データに対して画像処理が施され、画像データのデータ量が低減されてもよい。
また、上記実施形態では、記録媒体としてUSBメモリを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。記録媒体は可搬性を有する記録媒体を意味しており、典型的にはUSBメモリのほか、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、SDメモリカード等が挙げられる。また、記録媒体としては、記録媒体を内蔵あるいは装着可能な、情報携帯端末、携帯電話等の可搬性端末装置であってもよい。
また、上記実施形態では、画像読取装置としての機能を備えたMFPが採用されているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、たとえば、複写機やスキャナ等の他の装置に適用されてもよい。
本実施形態にかかる画像読取装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像読取装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
10 MFP、
101 CPU、
102,113 ROM、
103,109 RAM、
104 オペレーションパネル、
105 モータドライバ、
106 IR/ADFモータ、
107 画像処理チップ、
108 CCD/CISイメージセンサ、
110 ネットワークインタフェース、
111 USBインタフェース、
112 プリントエンジン、
20 PC、
30 FTPサーバ、
40 メールサーバ、
50 ネットワーク、
60 USBメモリ、
70 原稿、
210 進捗状況表示画面、
220 解像度選択画面。

Claims (19)

  1. 原稿の画像を所定の読取解像度で読み取って画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像データを記録するための記録媒体を取り外し可能に接続するための接続部と、
    前記接続部に接続された前記記録媒体のデータ転送速度を示す情報である転送速度情報を取得する取得部と、
    前記画像データを前記記録媒体に記録する記録処理部と、
    前記取得部により取得された前記転送速度情報に基づいて、前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された前記時間をユーザに通知する処理時間通知部と、を有し、
    前記算出部により算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合に、前記算出部により算出された前記時間を前記処理時間通知部がユーザに通知した状態で、前記所定の読取解像度とは異なる複数の読取解像度と前記複数の読取解像度の各々に基づいた前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの各時間とを対応付けて表示する表示部、をさらに有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記表示部に表示される複数の前記読取解像度の中から1つの読取解像度をユーザに選択させる受付部、をさらに有し、
    前記記録処理部は、前記受付部を介してユーザによる選択を受け付けると、前記受付部により受け付けられた読取解像度に基づいた画像データを、新たに前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記受付部により受け付けられた読取解像度に前記画像読取部の読取解像度を変更する変更部、をさらに有し、
    前記記録処理部は、前記受付部を介してユーザによる選択を受け付けると、前記変更部により変更された読取解像度で前記画像読取部が前記原稿の画像を読み取って生成される画像データを、新たに前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記接続部に接続された前記記録媒体に所定のデータを記録することにより、前記記録媒体のデータ転送速度を測定する測定部をさらに有し、
    前記取得部は、前記測定部により測定された前記データ転送速度を示す情報を前記転送速度情報として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 記録媒体を識別するための識別情報と当該記録媒体の前記転送速度情報とを対応付けて記憶している記憶部と、
    前記接続部に接続された前記記録媒体に記録されている、前記記録媒体の識別情報を認識する認識部と、をさらに有し、
    前記取得部は、前記認識部により認識された前記識別情報に対応付けられている前記転送速度情報を前記記憶部から取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記記録媒体に前記転送速度情報が記録されている場合、前記取得部は、前記記録媒体から前記転送速度情報を取得することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記算出部により算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記接続部に接続された前記記録媒体とは異なる出力先に前記画像データを出力する出力部をさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記記録処理部により前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの残り時間をユーザに通知する残り時間通知部をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記記録処理部により前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了したことをユーザに通知する完了通知部をさらに有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 原稿の画像を所定の読取解像度で読み取って画像データを生成する画像読取部と前記画像データを記録するための記録媒体を取り外し可能に接続するための接続部とを有する画像読取装置を制御するための制御プログラムであって、
    前記接続部に接続された前記記録媒体のデータ転送速度を示す情報である転送速度情報を取得する手順(a)と、
    前記画像データを前記記録媒体に記録する手順(b)と、
    前記手順(a)において取得された前記転送速度情報に基づいて、前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの時間を算出する手順()と、
    前記手順()において算出された前記時間をユーザに通知する手順()と、
    前記手順(c)において算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記手順(c)において算出された前記時間をユーザに通知した状態で、前記所定の読取解像度とは異なる複数の読取解像度と前記複数の読取解像度の各々に基づいた前記画像データを前記記録媒体に記録する処理が完了するまでの各時間とを対応付けて表示部に表示させる手順(e)と、を前記画像読取装置に実行させる制御プログラム。
  11. 前記表示部に表示される複数の前記読取解像度の中から1つの読取解像度を受付部を介してユーザに選択させる手順(f)と、
    前記手順(f)において前記受付部により受け付けられた読取解像度に基づいた画像データを、新たに前記記録媒体に記録する手順(g)と、をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする請求項10に記載の制御プログラム。
  12. 前記手順(f)において前記受付部により受け付けられた前記読取解像度に前記画像読取部の読取解像度を変更させる手順(h)、をさらに前記画像読取装置に実行させ、
    前記手順(g)では、前記手順(h)において変更された読取解像度で前記画像読取部が前記原稿の画像を読み取って生成される画像データを、前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 前記接続部に接続された前記記録媒体に所定のデータを記録することにより、前記記録媒体のデータ転送速度を測定する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させ、
    前記手順(a)において、前記手順()において測定された前記データ転送速度を示す情報が前記転送速度情報として取得されることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  14. 前記接続部に接続された前記記録媒体に記録されている、前記記録媒体を識別するための識別情報を認識する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させ、
    前記手順(a)において、記録媒体の識別情報と当該記録媒体の前記送転送速度情報とを対応付けて記憶している記憶部から、前記手順()において認識された前記識別情報に対応付けられている前記転送速度情報が取得されることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  15. 前記記録媒体に前記転送速度情報が記録されている場合、前記手順(a)において、前記記録媒体から前記転送速度情報が取得されることを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  16. 前記手順()において算出された前記時間が予め設定された時間を越える場合、前記接続部に接続された前記記録媒体とは異なる出力先に前記画像データを出力する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする請求項1〜1のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  17. 前記手順()において前記画像データが前記記録媒体に記録される処理が完了するまでの残り時間をユーザに通知する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  18. 前記手順()において前記画像データが前記記録媒体に記録される処理が完了したことをユーザに通知する手順()をさらに前記画像読取装置に実行させることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  19. 請求項118のいずれか1項に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2010166440A 2010-07-23 2010-07-23 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム Active JP5327156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010166440A JP5327156B2 (ja) 2010-07-23 2010-07-23 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010166440A JP5327156B2 (ja) 2010-07-23 2010-07-23 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012029075A JP2012029075A (ja) 2012-02-09
JP5327156B2 true JP5327156B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=45781477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010166440A Active JP5327156B2 (ja) 2010-07-23 2010-07-23 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5327156B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5911410B2 (ja) * 2012-09-27 2016-04-27 株式会社Pfu 画像読取システム、情報処理装置、画像読取装置、画像読取方法及びコンピュータプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10233986A (ja) * 1997-02-21 1998-09-02 Hitachi Ltd 映像信号記録装置
JP2006060740A (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Kyocera Mita Corp 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4577557B2 (ja) * 2004-11-24 2010-11-10 カシオ計算機株式会社 電子カメラ装置、動画記録方法及びプログラム
JP2007300546A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Canon Inc 画像入力装置
JP2010161661A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびネットワークシステム
JP4935850B2 (ja) * 2009-04-24 2012-05-23 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012029075A (ja) 2012-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8045197B2 (en) Data processing system, data processing apparatus, and data processing program product suited for transmitting and receiving data among a plurality of image processing apparatuses
US7652781B2 (en) Data processing system, data processing method, and data processing program product suited for transmitting and receiving data among a plurality of image processing apparatuses
AU2014256393B2 (en) Data storage system, image processing device, portable terminal, and program
JP6649632B2 (ja) ドキュメント印刷システム、画像形成装置およびドキュメント印刷プログラム
US20170269886A1 (en) Image processing apparatus, image processing system, and recording medium
US10003707B2 (en) Image processing apparatus and recording medium
JP4846837B2 (ja) クライアントサーバシステム、及び、クライアント装置
US20090164999A1 (en) Job execution system, portable terminal apparatus, job execution apparatus, job data transmission and receiving methods, and recording medium
US8717589B2 (en) Image processing system, job execution method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with job execution program
US7880935B2 (en) Stored information processing device for external storages, and stored information processing method
JP5327156B2 (ja) 画像読取装置および画像読取装置の制御プログラム
JP5644751B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成装置の制御プログラム
KR101435962B1 (ko) 화상형성장치, 화상형성장치의 제어 방법 및 기억매체
JP6996294B2 (ja) 画像処理装置、画像データ処理方法およびプログラム
JP7056263B2 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP5505285B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及びコンピュータプログラム
JP5030178B2 (ja) 印刷システム、情報処理装置、印刷装置、印刷方法、制御方法およびプログラム
JP6485051B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置およびプログラム
JP5998686B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
CN107659750A (zh) 输出装置、系统和输出方法
JP6031012B2 (ja) 画像形成システム
JP2002368917A (ja) 汎用イメージキャプチャ言語
US20240056538A1 (en) Image forming apparatus, non-transitory computer readable medium, and method
WO2021200108A1 (ja) 印刷システム及び印刷装置
JP6604480B2 (ja) スキャン外部記憶システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130205

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5327156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150