JP5326971B2 - 半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
図5は、半導体試験装置としての一般的な汎用LSIテスターの測定ユニットの構成例である。
汎用LSIテスターは汎用性と価格面を考慮して搭載する測定ユニット構成が決まっており、一般的には図5に示すように数本のデバイス電源用電源ユニット(DPS:Device Power Supply)、複数のDC測定用電源ユニット(PMU:Programmable Measurement Unit)、ファンクションテスト用のピンエレクトロニクス(PE:Pin Electronics)の各ユニットで構成されている。
これらのなかでデバイス電源用の電源ユニットは、例えば300mA以上2A以下の大電流駆動は可能であるが電圧印加電流測定の機能のみで電流印加電圧測定機能は有していないことが一般的である。
またDC測定用の電源ユニットは『電圧印加電流測定』および『電流印加電圧測定』の機能は有しているが、印加可能な電流は数十mA程度でありDC測定用電源ユニットのみで大電流を印加することは困難である。
大電流を印加するための方法は汎用LSIテスト装置を用いてLSIをテスト、測定するユーザ側に対応を委ねているのが一般的であり、以下の例のように汎用LSIテスト装置に搭載しているDC測定ユニット装置で測定できる範囲での測定になっている。
大電流負荷を生成するための方法としては以下の例が考えられる。
例1)複数のDC測定用電源ユニットを並列に接続する方法
次に複数のDC測定用電源ユニットを並列に接続する方法を適用した一例を示す。
図6は、大電流負荷生成方法を示す半導体試験装置の一構成例である。
この例では『電流印加電圧測定』モードに設定した複数のDC測定用電源ユニットをテストボード上で並列に接続し、並列接続されたそれぞれのDC測定用電源ユニットが印加する電流の総和が電流負荷として測定対象のDUTに印加される。
例2)負荷電流生成用に出力電圧に対応した抵抗値の抵抗をテストボード等に外付けする方法
図7は、大電流負荷生成方法を示す半導体試験装置の他の構成例である。
図7に負荷電流生成用に出力電圧に対応した抵抗値の抵抗をテストボード等に外付けする方法を適用した一例を示す。
この例では複数の大電流値条件、またはデバイスからの複数の出力電圧に対応するためにテストボード上に複数の抵抗がリレーを介して接続されている。
しかしながら、(例1)においては、テスト装置が高価にならないように汎用LSIテスト装置に組み込む測定ユニット数には制限があり、(DC測定用電源ユニットの搭載数)×(DC測定用電源ユニットの設定可能最大電流)を超える大電流を印加することは不可能である。
また、(例2)においては、例えば測定端子電圧が固定値であれば、負荷電流生成用の外付け抵抗は1種類でよいが測定端子の電圧が可変の場合には複数の電圧に対して同一電流を印加しようとすれば電圧可変の数だけ大電流負荷を生成するための外付け抵抗群を用意する必要がありまた複数の電流条件でのテスト測定が必要な場合にもその設定数に対応した外付けの抵抗群を用意する必要があり、現実的ではない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決するため、テスト装置の機能のみで大電流負荷を高精度に生成することができる半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
本発明に係る請求項1記載の発明は、複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置において、前記複数のDC測定用電源ユニットどうしを並列に接続する第1のプログラム制御可能なリレー群と、前記第1のプログラム制御可能なリレー群で並列接続された出力ノードを任意のテスター端子または任意のデバイス端子に接続するための第2のプログラム制御可能なリレー群と、前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続する第3のプログラム制御可能なリレー群と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記デバイス電源用電源ユニットは、前記電流クランプ機能を使用して電流クランプ値を設定し、前記電流クランプ機能がなければ前記電流クランプ値を超える電流が前記デバイスの被対象端子に流れることになる電圧を印加することによって前記被対象端子には当該電流クランプ値の電流を印加するとともに、前記被対象端子に並列接続された1つ又は複数のDC測定用電源ユニットを電流印加電圧測定モードに設定して、前記デバイス電源用電源ユニットで測定した電流クランプ状態の電流値と所期の印加電流値との差分を電流印加して補正することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、電流印加後の電圧測定を、前記電流印加電圧測定モードで電流を追加補正するDC測定用電源ユニットを用いて行うようにしたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、電流印加後の電圧測定を、前記電流印加電圧測定モードで電流を追加補正するDC測定用電源ユニット以外の測定ユニットを用いて、電流印加している端子以外の端子の電圧または電流を測定するようにしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項記載の発明において、前記デバイス電源用電源ユニットと前記DC測定用電源ユニットとを用いた電流印加電圧測定の一連の操作手順によるテスト方法をあらかじめ汎用LSIテスト装置のユーティリティソフトとして組み込んだことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置の制御方法において、前記複数のDC測定用電源ユニットどうしを並列に接続し、並列接続された出力ノードを任意のテスター端子または任意のデバイス端子に接続し、前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、第1のプログラム制御可能なリレー群が、前記複数のDC測定用電源ユニットを並列に接続する手順、第2のプログラム制御可能なリレー群が、前記第1のプログラム制御可能なリレー群で並列接続された出力ノードをデバイスの任意のテスター端子に接続する手順、第3のプログラム制御可能なリレー群が、前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続する手順、を実行させることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムを記録した記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、デバイス電源用電源ユニットの電流クランプ機能を用いて電流印加を行ないクランプ電流設定では設定確度、設定分解能が粗いため、デバイス電源用電源ユニットの電流測定機能でクランプ電流を正確に測定し、所期の印加電流設定値との差分をDC測定ユニットで補正するので、テスト装置の機能のみで大電流負荷を高精度に生成することができる半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体の提供を実現することができる。
本発明に係る半導体試験装置の一実施の形態としての基本的な構成図である。 図2は、本発明に係る半導体試験装置の動作を説明するためのフローチャートの一部である。 図2のフローチャートの一部の残りである。 本発明に係る大電流印加の場合の測定装置の構成図である。 半導体試験装置としての一般的な汎用LSIテスターの測定ユニットの構成図である。 大電流負荷生成方法を示す半導体試験装置の一構成例である。 大電流負荷生成方法を示す半導体試験装置の他の構成例である。
本発明に係る半導体試験装置は、汎用LSIテスト装置ではできるだけ少ない構成でテスターの価格を安価にするととともに適用できるLSIの分野を広げるという汎用LSIテスターの目的に沿って、例えば300mA以上の大電流印加に対応した測定ユニット装置を汎用LSIテスト装置に追加搭載することなく、大電流印加電圧測定を実現するものである。
本発明に係る半導体試験装置の一実施の形態としての基本的な構成図を図1に示す。
(1)は、DC測定用に用意された『電圧印加電流測定』および『電流印加電圧測定』用のDC測定用電源ユニット(以下、PMUと表記する。)であり複数用意されている。
(2)は、デバイス電源用に用意された電流クランプ機能を有する『電圧印加電流測定』用のデバイス電源用電源ユニット(以下、図面の説明ではDPSと表記する。)である。
ここで、テスターの電流クランプ機能については、例えば特許第2862296号公報を参照されたい。
複数のDC測定用電源ユニット(1)は、汎用LSIテスター(3)の内部で第1のプログラムによって制御可能なリレー群(6)を介して並列に接続されるとともに、並列接続された出力ノード(7)は第2のプログラムによって制御可能なリレー群(8)を介してデバイスの任意の端子に接続するためにテスターピン(5)に接続可能な構成である。
また、並列接続された出力ノード(7)は、第3のプログラムによって制御可能なリレー群(9)を介してデバイス電源用ユニット(2)の出力と並列に接続される構成である。
DPS(2)は、バスライン(20)を介してCPU(21)に接続されている。バスライン(20)にはRAM(22)、ROM(23)、I/Oポート(24)、PMU(1)、及び各プログラムによって制御可能なリレー群(6)、(8)、(9)が接続されている。
本実施形態の半導体試験装置は、大電流印加電圧測定を行うために、汎用LSIテスターに於いて最低限搭載しているデバイス電源用に用意された電流クランプ機能を有する『電圧印加電流測定』用のデバイス電源用電源ユニットとデバイスのDC測定用に用意された『電圧印加電流測定』および『電流印加電圧測定』用のDC測定用電源ユニットの出力端子がテスト装置内部でプログラムによって制御可能なリレーを介して並列に接続されるとともに被測定対象端子に対する電流印加はデバイス電源用電源ユニットとDC測定用電源ユニットを同時に用いることで実現する。
また、デバイス電源用電源ユニットはクランプ電流機能を使用し電流制限を設けてクランプ電流値を電流印加するとともに、同時にデバイス電源用電源ユニットを用いて正確なクランプ電流値を測定し、続けて並列接続されたDC測定用電源ユニットを電流印加電圧測定モードで使用して電流を追加補正することで正確な大電流印加が実現可能となる。また、電流印加端子の電圧を測定することが可能となる。また、大電流印加によってデバイスを破壊するおそれがある端子を測定することが可能となる。
また、これらの一連の手順を汎用LSIテスト装置のユーティリティソフトとしてテスト装置に組み込むことで、テスターのユーザはこれら手順をプログラムすることなく大電流印加での電圧測定が可能となる。
以上において、本実施形態によれば汎用LSIテスト装置に新たに大電流印加用の測定ユニットを追加することなく、またテスターユーザ側でテストボード上に負荷電流印加用の例えば一連の抵抗網を外付することなく、テスターユーザ側では通常のDC測定用電源ユニットでの電流印加電圧測定と同様のプログラム記述によって大電流印加電圧測定を実現することができる。
ここで、「クランプ電流値を電流印加する」ことについて述べる。
電圧印加電流測定機能を有するデバイス電源ユニットには、過電流が流れてデバイスが破壊することを防止するための電流クランプ機能がある。
例えば、何らかの故障が原因で測定被対象端子が1Ωの抵抗でGNDに短絡してしまっている場合を考える。
この被対象端子に5Vの電圧を印加して電流を測定するテストを行なうと5Aの電流が流れてしまいデバイスを破壊するおそれがある。
そこで、通常は電流クランプ機能を使用してプログラムで設定したクランプ電流値(例えば500mA)を超える電流が流れないように電流制限している。
この例の場合には被対象端子に5Vの電圧を印加すると電流クランプ機能によって被対象端子にはクランプ電流値(例えば500mA)が流れることになる。
本実施形態は、電圧印加電流測定機能の電源ユニットでありながら、この電流クランプ機能を積極的に利用することで定電流印加を実現しようとするものである。
実現方法としては上記の例のように過電流状態になる電圧値を印加することで設定したクランプ電流値で定電流印加が可能になる。
ただし、電流クランプ機能は精度が粗いため電圧印加電流測定機能の電源ユニットだけでは正確な定電流印加ができない。
そこで、電圧印加電流測定機能の電源ユニットは電流測定機能を用いて電流クランプ状態での被対象端子に流れる電流を測定し、本来印加したい所定の電流値に対する差分を被対象端子に対して『電流印加電圧測定』可能な、DC測定用電源ユニットを並列に接続して電流補正をするのである。
図2は、本発明に係る半導体試験装置の動作を説明するためのフローチャートの一部であり、図3は、図2のフローチャートの一部の残りである。
図2、3のフローチャートについて説明する。
尚、動作の主体はCPU(21)である。また、(1)〜(18)は図中のステップS1〜S34の中の主要なステップを示す。
(1)測定プログラムからの印加電流設定値(Iout)を読込む(ステップS1)。
(2)電流印加端子と電圧端子とが同一か否かを判定する(ステップS2)。
デバイスの測定に於いては特定端子に電流印加を行い、当該端子の電圧を測定する場合と、特定の端子に電流印加を行なうが特性を測定する端子は電流印加端子とは異なる場合とがある。電流印加端子と特性測定端子とが異なる場合には、電流印加とは別に測定のためにPMUが必要になる。
したがって、
(i)電流印加端子と測定端子とが同一の場合(ステップS3〜S18)
汎用LSIテスト装置に搭載されたPMU本数(M本)のすべてが電流印加に使用可能となる。
(ii)電流印加端子と測定端子が異なる場合(ステップS19〜S34)
汎用LSIテスト装置に搭載されたPMU本数(M本)の中の1本を測定に使用するので電流印加に使用可能なPMU本数をNとするとN=M-1となる。
以下、フローチャートについて説明を続ける。
ステップ2において、電圧測定端子が電流印加端子と同じ場合(ステップS2/Y)、印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU搭載数(M)であるか否かを判断する(ステップ3)。印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU搭載数(M)の場合(ステップS3/Y)、DPSのクランプ電流設定値=プログラムから読んだ印加電流設定値(Iout)に設定する(ステップS4)。
印加電流方向か否かを判断する。この場合、Yはマイナス(デバイスからテスターに向かう電流)、Nはプラス(テスターからデバイスに向かう電流)である(ステップS5)。
印加電流方向の場合(ステップS5/Y)、DPSで0V印加し、電流測定する。すなわち、デバイスでの対象端子に0V印加し、電流を測定する(ステップS6)。
補正電流計算をする。すなわち、|補正電流値|=|印加電流設定値|−|DPF電流測定値|を計算する(ステップ7)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|であるか否かを判定する(ステップS8)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|である場合(ステップS8/Y)、PMU1本あたりの電流値を計算する。すなわち、PMU設定電流(Ip2)=|補正電流値|/PMU本数(M)を計算する(ステップS9)。
DPSはクランプ電流値印加し、PMUはPMUで補正電流値(Ip2×M本)を印加する(ステップS10)。
測定対象端子の特性測定、電流値を印加しているPMUで電圧測定して終了する(ステップS11)。
電圧測定端子が電流印加端子以外の端子の場合(ステップS2/N)は後述する。
印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU搭載数(M)でない場合(ステップS/N)、PMUの1本あたりの電流値を計算する。すなわち、PMU設定電流(Ip1)=印加電流設定値/PMU本数(M)を計算する(ステップS13)。
PMUはPMUで電流値(Ip1×M本)を印加し(ステップS18)、ステップS11を進む。
印加電流方向がプラスの場合(ステップS5/N)、DPSでVCC印加し、電流測定する(ステップS14)。
補正値電流を計算する。すなわち、|補正電流値|=|印加電流設定値|−|DPS電流測定値|を計算する(ステップS15)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|であるか否かを判定する(ステップS17)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|である場合(ステップS17/Y)、ステップS9に進み、|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|でない場合(ステップS/N)、(DPS印加電圧=DPS印加電圧値+Δ電圧値)の電圧を印加し、電流を測定し(ステップS16)、ステップS15に戻る。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|でない場合(ステップS8/N)、(DPS印加電圧=DPS印加電圧値−Δ電圧値)の電圧を印加し、電流を測定し(ステップS12)、ステップS7に戻る。
(3)は電流印加端子と測定端子とが同一の場合のフローである。
(4)〜(6)はPMUのみで電流印加が可能の場合を示す。
(7)、(8)はPMUのみで電流印加ができないため、DPSでの電流印加が必要な場合を示す。
(9)〜(12):ステップS9〜S12
※(9)から(12)のフローはクランプ電流設定をしなければクランプ電流以上のマイナス電流が流れる状態を実現するためのフローである。
(15)〜(18):ステップS15〜S18
※(15)から(18)のフローはクランプ電流設定をしなければクランプ電流以上のプラス電流が流れる状態を実現するためのフローである。
●以下は電流印加端子と測定端子が異なる場合についてのフローである。
電流印加端子と測定端子とが同一の場合についてのフローと異なる点は電流印加に用いられるPMU本数が汎用LSIテスト装置に搭載したPMU本数Mではなく、1本少ないN=M-1であることと測定対象端子が電流印加している端子とは異なる点のみである。
電圧測定端子が電流印加端子以外の端子の場合(ステップS2/N)、図2から図3に移って、印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU本数N、かつN=PMU本数−1であるか否かを判定する(ステップS19)。
印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU本数N、かつN=PMU本数−1である場合(ステップS19/Y)、DPSのクランプ電流設定値=プログラムから読んだ印加電流設定値(Iout)に設定する(ステップS20)。
印加電流方向か否かを判定する。Yはマイナス(デバイスからテスターに向かう電流)であり、Nはプラス(テスターからデバイスに向かう電流)である(ステップS21)。
印加電流方向である場合(ステップS21/Y)、DPSで0V印加し、電流測定する(ステップS22)。
補正電流計算する。すなわち、|補正電流値|=|印加電流設定値|−|DPS電流測定値|を計算する(ステップS23)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|であるか否かを判定する(ステップS25)。
PMUの1本あたりの電流値を計算する。すなわち、PMU設定電流(Ip4)=|補正電流値|/PMU本数(N)を計算する(ステップS26)。
DPSはクランプ電流値印加し、PMUはPMUで補正電流値(Ip4×N本)を測定する(ステップS27)。
補正対象端子の特性測定し、補正電流印加に使用していないPMUで特性を測定し(ステップS28)、終了する。
印加電流設定値>PMU最大印加電流×PMU本数N、かつN=PMU本数−1でない場合(ステップS19/N)、PMUの1本あたりの電流値を計算する。すなわち、PMU設定電流(Ip3)=印加電流設定値/PMU本数(N)を計算する(ステップS29)。
PMUはPMUで補正電流値(Ip3×N本)を印加し(ステップS34)、ステップS28に進む。
印加電流方向がプラスの場合(ステップS21/N)、DPSでVCC印加し、電流測定する(ステップS30)。
補正電流計算する。すなわち、補正電流値=印加電流設定値+DPS電流測定値を計算する(ステップS31)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|であるか否かを判定する(ステップS33)。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|であるある場合(ステップS33/Y)、ステップS26に進み、|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|でない場合(ステップS33/N)、(DPS印加電圧=DPS印加電圧値+Δ電圧値)の電圧を印加し、電流を測定し(ステップS32)、ステップS31に戻る。
|クランプ電流設定分解能|>|補正電流値|でない場合(ステップS25/N)、(DPS印加電圧=DPS印加電圧値−Δ電圧値)の電圧を印加し、電流を測定し(ステップS24)、ステップS23に戻る。
図4は、本発明に係る大電流印加の場合の測定装置の構成図である。
同図において、DPSはクランプ電流設定して電圧印加を行い、PMUは電流印加電圧測定モードで並列に接続することを示している。
<プログラム>
以上で説明した本発明にかかる半導体試験装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明を実現する場合の説明を以下で行う。
複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、第1のプログラム制御可能なリレー群が、複数のDC測定用電源ユニットどうしを並列に接続する手順、第2のプログラム制御可能なリレー群が、第1のリレー群で並列接続された出力ノードを任意のテスター端子または任意のデバイス端子に接続する手順、第3のプログラム制御可能なリレー群が、複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続する手順、を実行させるプログラムが挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる装置を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
<記録媒体>
ここで、記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリやHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。
以上において、本実施形態によれば、半導体試験装置としての汎用LSIテスト装置を使用するユーザ側でテストボード上に負荷電流印加用の例えば一連の抵抗網を外付する必要がなくテスト装置の機能のみで大電流負荷を高精度に生成することができる方法を提供することができ、しかも汎用LSIテスト装置に新たに大電流印加用の測定ユニットを追加することなく、大電流印加電圧測定を実現することができ、大電流印加電圧測定が可能な安価のテスターを提供することができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 PMU
2 DPS
3 汎用LSIテスター
4 プログラム制御可能なリレー群
6 第1のプログラム制御可能なリレー群
8 第2のプログラム制御可能なリレー群
9 第3のプログラム制御可能なリレー
10 DUT
20 バスライン
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 I/O

Claims (8)

  1. 複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、
    電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置において、
    前記複数のDC測定用電源ユニットを並列に接続する第1のプログラム制御可能なリレー群と、
    前記第1のプログラム制御可能なリレー群で並列接続された出力ノードをデバイスの任意のテスター端子に接続可能な第2のプログラム制御可能なリレー群と、
    前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続する第3のプログラム制御可能なリレー群と、を備えたことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記デバイス電源用電源ユニットは、前記電流クランプ機能を使用して電流クランプ値を設定し、前記電流クランプ機能がなければ前記電流クランプ値を超える電流が前記デバイスの被対象端子に流れることになる電圧を印加することによって前記被対象端子には当該電流クランプ値の電流を印加するとともに、前記被対象端子に並列接続された1つ又は複数のDC測定用電源ユニットを電流印加電圧測定モードに設定して、前記デバイス電源用電源ユニットで測定した電流クランプ状態の電流値と所期の印加電流値との差分を電流印加して補正することを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 電流印加後の電圧測定を、前記電流印加電圧測定モードで電流を追加補正するDC測定用電源ユニットを用いて行うようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体試験装置。
  4. 電流印加後の電圧測定を、前記電流印加電圧測定モードで電流を追加補正するDC測定ユニット以外の測定ユニットを用いて、電流印加している端子以外の端子の電圧または電流を測定するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体試験装置。
  5. 前記デバイス電源用電源ユニットと前記DC測定用電源ユニットとを用いた電流印加電圧測定の一連の操作手順によるテスト方法をあらかじめ汎用LSIテスト装置のユーテリティソフトとして組み込んだことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の半導体試験装置。
  6. 複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置の制御方法において、
    前記複数のDC測定用電源ユニットどうしを並列に接続し、
    並列接続された出力ノードを任意のテスター端子または任意のデバイス端子に接続し、
    前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続することを特徴とする半導体試験装置の制御方法。
  7. 複数のデバイス測定用のDC測定用電源ユニットと、電流クランプ機能を有する複数のデバイス電源用電源ユニットと、を搭載した半導体試験装置を制御するプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    第1のプログラム制御可能なリレー群が、前記複数のDC測定用電源ユニットを並列に接続する手順、
    第2のプログラム制御可能なリレー群が、前記第1のリレー群で並列接続された出力ノードを任意のテスター端子または任意のデバイス端子に接続する手順、
    第3のプログラム制御可能なリレー群が、前記複数のデバイス電源用電源ユニットを前記出力ノードに並列に接続する手順、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP2009224657A 2009-09-29 2009-09-29 半導体試験装置、半導体試験装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5326971B2 (ja)

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