JP5326522B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関し、より詳しくは、リンク機構を介して車室床面に配設された車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、車室床面の段差部に配設された車両用シートが公知である(特許文献1を参照)。
この公知技術では、車室床面の段差部によって、車両前側の床面(下段面)よりも車両後側の床面(上段面)が一段高くされている。そして上段面には、複数のキャッチ部(車両用シートを固定するための部材)が、シート前後に並列して設けてある。
そして車両用シートは、上述のキャッチ部に係合可能なロック部と、スライドレールと、リンクアームを備える。ロック部は、車両用シートの下部に配設されており、スライドレールは、下段面に配設されている。
そしてリンクアームの一端が、車両用シートの前側に回転可能に配設されており、リンクアームの他端が、摺動部材を介して、下段面のスライドレールに摺動可能に軸支されている。そしてスライドレールには、摺動部材をロックするためのロック位置が複数設けてあり、各々のロック位置で摺動部材を固定可能である。
そして車両用シートを段差部に配置して、車両用シート下部のロック部を、車両後側の上段面の第一キャッチ部に係合する。さらに摺動部材を、スライドレールの後側のロック位置に固定することで車両用シートを上段面上に固定する(後方ポジションで保持する)ことができる。
またリンクアームの前側への回転動作によって、車両用シートを前側に変位させつつ、車両用シート下部のロック部を、車両前側の第二キャッチ部に係合させる。さらに摺動部材を、スライドレールの前側のロック位置に固定することで、車両用シートを、段差部から車両前側に張り出させて固定する(前方ポジションで保持する)ことができる。
特開2000−108744号公報
しかしながら上述の公知技術では、車両用シートを各ポジションで保持するための部材が比較的多く、シートの製造コストなどを考慮すると、すんなり採用できる構成ではなかった。また上述の公知技術では、車両用シートの変位において、複数の操作(ロック部とキャッチ部の係合と摺動部材の固定)を行う必要があり、その作業が思いのほか面倒であった(操作性が悪かった)。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、よりシンプルな構成によって、車両用シートのポジション変位を操作性良く行うことにある。
上記課題を解決するための手段として、本発明の車両用シートは、リンク機構を介して、車両一側の下段面よりも車両他側の上段面が高くされた車室床面に配設される。車室床面は、典型的に上段面及び下段面と、それらをつなぐ立ち上がり面を有する。
そして車両用シートを上段面上に配置する他方ポジションと、車両一側(下段面側)に張り出す一方ポジションの間を変位させるのであるが、この種の構成は極力シンプルであることが望ましい。
そこで本発明では、上述のリンク機構に、車両用シートと下段面を連結する一方リンクアームと、下段面よりも高い位置にある車室床面(上段面又は立ち上がり面)と車両用シートを連結する他方リンクアームとを設ける。そして一方リンクアームの回転半径を、他方リンクアームの回転半径よりも大きく設定した。
そして一方リンクアームと他方リンクアームの連携回転によって、車両一側を向く車両用シート一側を、車両他側を向く車両用シート他側よりも下方に配置した状態で車両一側又は車両他側に変位させる(変位動作)。そして他方リンクアームの更なる回転による倒れ動作によって、車両用シート一側の高さ位置に車両用シート他側の高さ位置を対応させる(位置合わせ動作)。そして車両用シートを、これら両動作によって、上段面上に配置する他方ポジションと、車両一側に張り出す一方ポジションの間で変位させる構成とする。
そして本発明では、フック部を、車両用シート一側から車室床面に向けて突設して、位置合わせ動作時の他方リンクアームの倒れ動作にて、車両用シート一側を回転中心として車両一側に向けて回転する構成とする。
また下段面に、フック部に係合可能な第一ストライカ部と第二ストライカ部を、車両一側から車両他側向けて並列して設けつつ、それぞれフック部の回転軌跡上に配置する。
そして位置合わせ動作時の他方リンクアームの倒れ動作によって、各ポジションに応じて、第一ストライカ部又は第二ストライカ部にフック部を係合させる構成とした。
すなわち一方ポジションへ変位のフック部は、変位動作における両リンクアームの連係回転によって車両一側に移動する。そして同フック部は、位置合わせ動作における他方リンクアームの倒れ動作(変位動作時と同方向の回転)によって比較的スムーズに第一ストライカ部に係合する。
また他方ポジションへ変位のフック部は、変位動作における両リンクアームの連係回転によって車両他側に移動する。そして同フック部は、位置合わせ動作における他方リンクアームの倒れ動作(変位動作時と逆方向の回転)によって、逆戻りしつつ第二ストライカ部に係合する。
このように本発明では、ストライカ部とフック部(比較的シンプルな構成)を用いるとともに、リンク機構の回転動作によって、車両用シートのポジション変位と、高さ位置合わせと、ストライカ部とフック部の係合を行う構成とした。
本発明によれば、よりシンプルな構成によって、車両用シートのポジション変位を操作性良く行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号Bを適宜付す。
図1を参照して、本実施例の車室床面には段差部が形成されており、車両前側の床面(下段面DP)よりも車両後側の床面(上段面UP)が一段高くされている。上段面UPと下段面DPの間は傾斜面(立ち上がり面RP)とされている。
そして下段面DPには、複数のストライカ部(第一ストライカ部32、第二ストライカ部34)が車両前後に並列して配設されている(各ストライカ部の詳細な配設位置は後述する)。これらストライカ部は、いずれも棒状部材(断面円状)であり、下段面DPに形成された凹状部(D1,D2)に配置する。
また上段面UP上には、後方ポジションへの変位動作による後方リンクアーム26の後倒れ時(詳細後述)に、複数のキャッチ部(第一キャッチ部36、第二キャッチ部38)が車両前後に並列して配置される。これらキャッチ部は、いずれも棒状部材(断面円状)であり、後方ポジジョン時に、上段面UPに形成された凹状部(D3,D4)に配置する。
[実施例1]
そして車両用シート2は、シートクッション4及びシートバック6を有する(図1を参照)。
シートクッション4下部の後側にはロック部8が設けてある。このロック部8の下部は凹状とされており、棒状の第一キャッチ部36又は第二キャッチ部38が嵌り込み状に係合する。
そして本実施例の車両用シート2は、リンク機構L(詳細は後述)を介して段差部に配設される。この車両用シート2は、リンク機構Lによって、後方ポジションと前方ポジションの間を変位するのであるが、この種の構成は極力シンプルであることが望ましい(図1〜図4を参照)。
そこで本実施例では、比較的シンプルな構成(リンク機構L、フック部10及びストライカ部32,34)によって、車両用シート2のポジション変位を操作性良く行うこととした。以下、各構成について詳述する。
(リンク機構)
リンク機構Lは、一対の前方リンクアーム20(一方リンクアームの一例)と、後方リンクアーム26(他方リンクアームの一例)を有する(図1及び図2を参照)。
後方リンクアーム26はI字状(側面視)の平板部材である。この後方リンクアーム26の上端を、シートクッション4下部の中央部(ブラケットB)に回転可能に軸支する。また後方リンクアーム26の下端を、上段面UPのブラケットBに傾倒可能に軸支することで、後方リンクアーム26をシートクッション4の中央に配設する。
そして後方リンクアーム26を、後述のポジション変位時において、上段面UPのブラケットBを回転中心(C2)として車両前後に傾倒回転する構成とする(図2の破線T2を参照)。
また後方リンクアーム26は、上段面UP上で回転するため、後述する下段面DPの前方リンクアーム20よりも高い位置で回転する。このため後述する変位動作時には、後方リンクアーム26で支持された車両用シート2の後側が、前方リンクアーム20で支持された車両用シート2の前側よりも上方に配置することとなる。
また一対の前方リンクアーム20は、共にL字状(側面視)の平板部材であり、上部アーム22と下部アーム24を有する。この上部アーム22を、シートクッション4の前端部に回転可能に軸支する。また下部アーム24を、下段面DPのブラケットBに傾倒可能に軸支することで、前方リンクアーム20をシートクッション4前側の両側に配設する。
そして一対の前方リンクアーム20を、ポジション変位時において、下段面DPのブラケットBを回転中心(C3)として車両前後に回転する構成とする。さらに本実施例では、前方リンクアーム20の回転半径E3を、後方リンクアーム26の回転半径E2よりも大きく設定して、比較的緩やかな回転軌跡を描く構成とする(図2の破線T3を参照)。
(フック部)
フック部10は、上述の各ストライカ部に係合して、車両用シート2前側を固定する部材である。本実施例のフック部10(平板状)の下方は、各ストライカ部(棒状)と係合可能な爪状である。
そして本実施例では、シートクッション4下部の前端から車室床面に向かってフック部10を延設する(延設長さ寸法E1)。そして車両用シート2が略水平の時(前方ポジション時又は後方ポジション時)には、フック部10の先端を、シートクッション4前端から車両前側に向かって傾斜させる(傾斜角θ)。
また傾斜角θを適宜調節するなどして、車両用シート2が下方傾斜状の時(車両用シート2の変位時)には、フック部10の先端を車両後側に向かって傾斜させる。そして後述する位置合わせ動作によって、フック部10の先端が、シートクッション4前端を回転中心(C1)とする半径E1の回転軌跡T1を描く構成とする(図2及び図3を参照)。
(ストライカ部の配設位置)
そして本実施例では、第一ストライカ部32を、下段面DP前側の凹状部D1内に配置する。このとき第一ストライカ部32を、前方ポジション時のフック部10の回転軌跡(図3の破線T1を参照)の途中に設ける。
また第二ストライカ部34を、下段面DP後側(段差部近傍)の凹状部D2内に配置する。このとき第二ストライカ部34を、後方ポジション時のフック部10の回転軌跡(図2の破線T1を参照)の途中に設ける。
(後方ポジションへの変位)
そしてリンク解除レバーを操作してリンク機構Lの回転動作を行い、車両用シート2を後方ポジション(他方ポジション)に変位させる(図1及び図2を参照)。
このとき前方リンクアーム20と後方リンクアーム26の車両後側への連携回転によって、車両用シート2前側が、車両用シート2後側よりも下方に配置した状態となり、車両後側に移動する(変位動作)。そして後方ポジションにおいて、後方リンクアーム26を後倒しして、車両用シート2前側の高さ位置に車両用シート2後側の高さ位置を合わせる(位置合わせ動作)。こうすることで車両用シート2が略水平となり、上段面UP上の後方ポジションに変位する。
そしてフック部10は、変位動作時の両リンクアーム20,26の連係回転によって後方に移動するとともに、一旦第二ストライカ部34上を通過する。そしてフック部10が、位置合わせ動作時の後方リンクアーム26の後倒し(変位動作時と逆方向の回転)によって、逆戻りしつつ第二ストライカ部34に係合する(図2の破線T1を参照)。
またロック部8も、位置合わせ動作によって上段面UPの第二キャッチ部38に係合することで、後方ポジションの車両用シート2を上段面UPに固定することができる。
(前方ポジションへの変位)
つぎに車両用シート2を前方ポジション(一方ポジション)に変位させる(図3及び図4を参照)。
このとき両リンクアーム20,26の車両前側への連携回転によって、車両用シート2前側が、車両用シート2後側よりも下方に配置した状態となり、車両前側に移動する(変位動作)。そして前方ポジションにおいて、後方リンクアーム26を前倒しして、車両用シート2前側の高さ位置に車両用シート2後側の高さ位置を合わせる(位置合わせ動作)。こうすることで車両用シート2が略水平となり、下段面DP側に張り出す前方ポジションに変位する。
そしてフック部10は、変位動作時の両リンクアーム20,26の連係回転によって、車両前方に移動する。そしてフック部10は、位置合わせ動作時の後方リンクアーム26の前倒し(変位動作時と同方向の回転)によって、比較的スムーズに第一ストライカ部32に係合する(図3の破線T1を参照)。
またロック部8も、位置合わせ動作によって上段面UPに配置する後方リンクアーム26の第一キャッチ部36に係合することで、前方ポジションの車両用シート2を段差部から張り出し状に固定することができる。
このように本実施例では、ストライカ部32,34とフック部10(比較的シンプルな構成)を用いる。そしてリンク機構Lの回転を利用して、車両用シート2のポジション変位と、高さ位置合わせと、ストライカ部32,34とフック部10の係合を行う構成とした。このため本実施例によれば、よりシンプルな構成によって、車両用シート2のポジション変位を操作性良く行うことができる。
また本実施例では、前倒し状態の後方リンクアーム26と、後倒し状態の後方リンクアーム26が同位置高さに配置する(後方リンクアーム26が上段面上で180°回転する)。このため前方ポジションの車両用シート2と、後方ポジションの車両用シート2は、略同一の高さ位置に配置することとなる。
よって本実施例の車両用シート2は、いずれのポジション時においても、乗員に違和感を極力生じさせることなく使用することができる。
[実施例2]
実施例2の基本構造は、実施例1とほぼ同一であるため、共通の構造等については対応する符号を付すことで詳細な説明を省略する。
本実施例では、前方ポジションの車両用シート2が、後方ポジションの車両用シート2よりも下方に配置する例を説明する(図5を参照)。本実施例では、第二ストライカ部34を、下段面DPよりも一段高い中段面に設ける。
また第一キャッチ部36を、一対の後方リンクアーム26aの間に橋渡し状として溶接固定する(二点の溶接個所にて固定する)。より詳しくは、前倒し状態の後方リンクアーム26aの張出し部位E(下段面DP側に張り出す部位)に第一キャッチ部36を固定する。
そして本実施例の後方リンクアーム26aは略L字状(側面視)であり、その上部が直線状であり、下部が屈曲状である。
この後方リンクアーム26aの上部(直線部分)を、シートクッション4下部の中央部(ブラケットB)に回転可能に軸支する。また後方リンクアーム26aの下部(屈曲部分)を、立ち上がり面RPのブラケットBに傾倒(回転)可能に軸支する。
後方ポジションの車両用シート2は、上段面UP上に配置する。このとき後方リンクアーム26aは、その上部(直線部分)が上段面UP上に後倒し状態となる。
(ポジション変位)
そして車両用シート2を前方ポジションに変位させる(図5の破線状態を参照)。
このとき後方リンクアーム26a(略L字状)を、立ち上がり面RPのブラケットBを中心に車両前側に前倒したのち、車両用シート2を略水平とする。このように本実施例では、後方リンクアーム26aが、立ち上がり面RPのブラケットB(上段面UPよりも下方)で前倒し状態となることから、上段面UPよりも下方位置で略水平状態となる。
このため本実施例では、前方ポジションの車両用シート2と、後方ポジションの車両用シート2の高さ位置を異ならせることで、車室空間を前後上下に有効利用することができる。
[変形例]
また上述の第一キャッチ部36を、段差部の立ち上がり面RPに配設する構成としてもよい。そして前方ポジションへの変位動作によって、シートクッション4のロック部8を、立ち上がり面RPの第一キャッチ部36に係合する構成とする。
本実施形態に係る車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施例では、車両前側に下段面DPを形成するとともに、車両後側に上段面UPを形成したが、車両床面の形状を限定する趣旨ではない。すなわち車両前側に上段面UPを形成するとともに、車両後側に下段面DPを形成してもよい。また車両左側に上段面UPを形成するとともに、車両右側に下段面DPを形成してもよい。
なお本実施例では、着座側が前方を臨むように車両用シートを配置したが、車両用シートの向きは特に限定しない。すなわち着座側が後方や側方を臨むように車両用シートを配置してもよい。
(2)また実施例1では、前方リンクアーム20を一対設けるとともに、後方リンクアーム26を一つ設ける構成を説明したが、これらリンクアームの数を限定する趣旨ではない。すなわち前方リンクアーム20は、単数であってもよく、二本以上の複数であってもよい。また同様に後方リンクアーム26も、単数であってもよく、複数であってもよい。
なお後方リンクアームは、専ら車両用シートを変位させるための部材であるため、例えばシートクッションの中央部に一つだけ設ける構成(よりシンプルな構成)としてもよい。また前方リンクアームは、車両用シートを支持する部材でもあるため、シートクッションに複数設ける構成が好ましい。
(3)また本実施例では、前方リンクアーム20(下部アーム24)を、後方ポジション時に凹状部D2内に収納する構成(コンパクトな構成)を説明した。これとは異なり、前方リンクアーム20(下部アーム24)を下段面DP上に配設する構成としてもよい。
また同様に後方リンクアーム26も、凹状部内に収納する構成としてもよく、上段面上に配設する構成としてもよい。
(4)また本実施例では、L字状の前方リンクアーム20と、I字状又はL字状の後方リンクアーム26を例示したが、これらリンクアームの形状を限定する趣旨ではない。また段差部(特に立ち上がり面)の形状も特に限定しないが、立ち上がり面の形状と前方リンクアームの形状を対応させることで、よりコンパクトな構成となる。
(5)また本実施例では、車両用シート2後部を固定するための構成として、ロック部とキャッチ部を例示した。このほかにも車両用シートを固定可能であれば各種の構成(例えばフック部及びストライカ部)を採用することができる。
(6)また本実施例の車両用シート2には、スライド機構を設けることもできる。そしてスライド機構によって、各ポジションの車両用シート2を車両前後にスライド移動させることができる。
後方ポジションの車両用シートの側面図である。 後側への変位途中の車両用シートの側面図である。 前側への変位途中の車両用シートの側面図である。 前方ポジションの車両用シートの側面図である。 実施例2の車両用シートの側面図である。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ロック部
10 フック部
20 前方リンクアーム
22 上部アーム
24 下部アーム
26 後方リンクアーム
32 第一ストライカ部
34 第二ストライカ部
36 第一キャッチ部
38 第二キャッチ部
B ブラケット
DP 下段面
L リンク機構
RP 立ち上がり面
UP 上段面

Claims (1)

  1. リンク機構を介して、車両一側の下段面よりも車両他側の上段面が高くされた車室床面に配設される車両用シートにおいて、
    前記リンク機構に、前記車両用シートと前記下段面を連結する一方リンクアームと、前記下段面よりも高い位置にある車室床面と前記車両用シートを連結する他方リンクアームとを設けるとともに、前記一方リンクアームの回転半径を、前記他方リンクアームの回転半径よりも大きく設定して、
    前記一方リンクアームと他方リンクアームの連携回転によって、前記車両一側を向く車両用シート一側を、前記車両他側を向く車両用シート他側よりも下方に配置した状態で前記車両一側又は前記車両他側に移動させる変位動作と、前記他方リンクアームの更なる回転による倒れ動作によって、前記車両用シート一側の高さ位置に前記車両用シート他側の高さ位置を対応させる位置合わせ動作を行うことにより、前記車両用シートを、前記上段面上に配置する他方ポジションと、前記車両一側に張出す一方ポジションの間で変位させる構成とし、
    フック部を、前記車両用シート一側から車室床面に向けて突設して、前記位置合わせ動作時の前記他方リンクアームの倒れ動作にて、前記車両用シート一側を回転中心として前記車両一側に向けて回転する構成とし、
    前記下段面に、前記フック部に係合可能な第一ストライカ部と第二ストライカ部を、前記車両一側から前記車両他側向けて並列して設けつつ、それぞれ前記フック部の回転軌跡上に配置して、
    前記位置合わせ動作時の前記他方リンクアームの倒れ動作によって、各ポジションに応じて、前記第一ストライカ部又は前記第二ストライカ部に前記フック部を係合させる構成とした車両用シート。
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