JP5326386B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は一般に半導体装置に係り、特に多層配線構造を有する半導体装置に関する。
今日の半導体集積回路装置においては、共通基板上に莫大な数の半導体素子が形成されており、これらを相互接続するために、多層配線構造が使われている。
多層配線構造では、配線層を構成する配線パターンを埋設した層間絶縁膜が積層される。
このような多層配線構造では、下層の配線層と上層の配線層とが、層間絶縁膜中に形成されたビアコンタクトにより接続される。
特に最近の超微細化・超高速半導体装置では、多層配線構造中における信号遅延(RC遅延)の問題を軽減するため、層間絶縁膜として低誘電率膜(いわゆるlow−k膜)が使われる。これと共に、配線パターンとして、低抵抗の銅(Cu)パターンが使われている。
このようにCu配線パターンを低誘電率層間絶縁膜中に埋設した多層配線構造においては、Cu層のドライエッチングによるパターニングが困難であるため、層間絶縁膜中に予め配線溝あるいはビアホールを形成するいわゆるダマシン法あるいはデュアルダマシン法が使われる。ダマシン法あるいはデュアルダマシン法では、このようにして形成された配線溝あるいはビアホールをCu層で充填し、その後、層間絶縁膜上の余剰なCu層を化学機械研磨(CMP)により除去する、
特開平6−349947号公報 特開2006−319040号公報 特開平4−284637号公報
今日の微細化された半導体装置では、多層配線構造も微細化されており、これに伴って多層配線構造中の層間絶縁膜に形成される配線パターンの配線幅が減少している。
図1は、ダマシン法により形成されたCu配線パターンの配線幅と抵抗率の関係を示す図である。ただし図1ではCu配線パターンの厚さは250nmで一定に保持している。
図1を参照するに、Cu配線パターンの抵抗率が、配線幅が1000nm以下になり、特に100nm以下になった場合に、急激に増加することがわかる。これは、図1に示したようにCuのバルク抵抗率は変化していないが、配線幅が減少することにより表面の影響が増大し、またCu配線を構成するCuパターン中におけるCu結晶粒の大きさも配線幅の減少とともに減少し、その結果、抵抗率の表面散乱成分および粒界散乱成分が増加するためであると考えられる。
ところで一般に多層配線構造中の配線パターンには、図2に示すように長い距離を直線状に延在する直線パターンAは少なく、屈曲を繰り返し、それぞれの方向に延在する複数の延在部B1と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部B2を有する屈曲パターンBが多く含まれている。
本発明の発明者は、本発明の基礎となる研究において、ダマシン法で形成したCu配線パターンについて、配線パターンの抵抗率と、配線パターン中に含まれる屈曲部の数の関係を調査したところ、図3に示すように、屈曲部の数とともに配線抵抗率が略直線的に増大する関係が成立することを見出した。なお図3の関係は、配線幅が一定で0.17μm、厚さが0.15μm、総延長が1.5mmのCu配線パターンについての結果である。
ダマシン構造では、予め層間絶縁膜中に形成された配線溝を充填して配線パターンが電解メッキ法などにより形成されるが、図3の関係は、図2に示す屈曲部B2においては例えばCu結晶の粒成長が、例えば前記屈曲部B2に隣接する一対の延在部B1中におけるCu結晶の成長が干渉するなどの効果により妨げられ、配線パターンを構成するCuなど、金属結晶の粒径が小さく、このため図1で説明した粒界散乱成分が増大していることを示唆している。このような問題は、配線幅が1000nmより大きいCu配線パターンでは表面化しなかったものであるが、配線幅が1000nm以下、特に100nm以下の配線パターンでは深刻な問題になると考えられる。
図4は、前記図3で説明した幅が0.17μmのCu配線パターンについて求めた、屈曲部の数と平均粒界間隔dの関係を示す。ここで平均粒界間隔dは図5(A),(B)に示すように、絶縁膜1中に形成されたダマシン構造のCu配線パターン2の、矢印で示す電流経路に沿ったCu結晶の粒界GBと次の粒界GBの平均間隔を示す。ただし図5(A)は平面図、図5(B)は断面図を示す。
図4を参照するに、屈曲部の数が増大すると平均粒界間隔dは減少し、Cu配線パターン2中のCu結晶の粒径が減少していることがわかる。これは、図2における屈曲部B2においてCu粒径の減少が生じていることを示している。Cu結晶の粒径が減少すると、図1で説明した粒界散乱成分が増大し、Cu配線パターン2の抵抗率が増加してしまう。
一の側面によれば半導体装置は、活性素子を含む基板と、前記基板上方に形成され、配線層と層間絶縁膜を含む多層配線構造と、を備え、前記配線層は、前記層間絶縁膜中に形成されたダマシン構造の配線パターンを有し、前記配線パターンは、第1の配線幅でそれぞれの方向に延在する複数の延在部と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部を含み、前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅よりも大きい第2の配線幅を有し、前記配線パターンは電解メッキ法により形成されたものであり、前記少なくとも一つの屈曲部は、前記第1の配線幅で第1の方向に延在する第1の延在部と前記第1の配線幅で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第2の延在部を接続する
他の側面によれば半導体装置の製造方法は、層間絶縁膜中に配線溝を形成する工程と、前記配線溝中に、バリアメタル膜を介して導体層を電解メッキ法により形成する工程と、前記層間絶縁膜上の余剰な導体層を、前記層間絶縁膜の上面が露出するように化学機械研磨法により除去することにより、前記配線溝中に配線パターンを形成する工程と、を含み、前記配線パターンは、第1の配線幅でそれぞれの方向に延在する複数の延在部と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部を含み、前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅よりも大きい第2の配線幅を有し、前記少なくとも一つの屈曲部は、前記第1の配線幅で第1の方向に延在する第1の延在部と前記第1の配線幅で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第2の延在部を接続する。
本発明によれば、屈曲部の配線幅を局所的に増大させることにより、屈曲部において抵抗率を低減させることができ、配線パターン全体の抵抗率を低減することが可能となる。
[第1の実施形態]
図6は、本発明の第1の実施形態によるCu配線パターン10を示す平面図、図7は前記図6のCu配線パターン10の一部を拡大した平面図を示す。ただし図6,7中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。図中、矢印およびe−は電子流を示す。
図6,7を参照するに、本実施形態によるCu配線パターン10も図2のCu配線パターンと同様に延在部B1と屈曲部B2の繰り返しにより形成されており、それぞれの方向に延在する複数の延在部B1と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部B2を有している。また前記Cu配線パターン10の両端には、コンタクトC1およびC2が形成されている。
本実施形態では、前記屈曲部B2の幅W2を前記延在部の幅W1よりも大きく、特に前記幅W1の√2倍以上に設定している。その結果、前記屈曲部B2の各々には、一辺がW2の正方形幅広部が、形成されている。
図8は、前記図7のCu配線パターン10の線A−A’およびB−B’に沿った断面図を示す。
図8を参照するに、前記延在部B1および屈曲部B2とも、層間絶縁膜11中に同じ深さで形成された配線溝11T中に、TaやTi,Wなどの高融点金属、あるいはその窒化物よりなるバリアメタル膜10BMを介してダマシン法により形成されたCuパターン10Cuを含んでいる。
再び図7の拡大図を参照するに、本実施形態では、図9に示す前記屈曲部B2の幅W2を延在部B1の幅W1と等しくした従来の配線パターンの場合に比べて、前記屈曲部B2の幅W2を、前記屈曲部B2において電子通過領域の幅が最大となる対角線領域の幅Wc以上に設定することにより、屈曲部B2における抵抗率の増大を回避する。前記幅Wcは、前記幅W1を使ってWc=√2×W1となることから、本実施形態では、前記屈曲部B2の幅W2を、前記延在部B1の幅W1の√2倍以上に設定する。
すなわち本実施形態によれば、屈曲部B2に延在部B1から流入し、次の延在部B1に流出する電子流の入口の幅と出口の幅を、図9の従来の構成における前記屈曲部B2の最大幅Wc以上に設定することにより、屈曲部B2における抵抗率の増大に伴う配線パターン全体の配線抵抗の増大を回避することが可能となる。
図10は、前記図6,7のCu配線パターン10において、総延長を1.5mm、延在部B1の配線幅W1を0.17μmに設定し、屈曲部B2の配線幅W2を0.23μmに設定し、屈曲部B2の数を500〜3300の間で変化させた場合の配線抵抗率を、前記屈曲部B2の配線幅を従来のようにW1のままとした場合(図9)の配線抵抗率と比較して示す図である。図10の実験では、図7に示す最近接屈曲部B2の間の距離Lが0.45μm〜3.0μmの範囲となる。
図10を参照するに、従来の配線パターンに比べ本発明のパターンでは、抵抗率が確実に減少しており、また屈曲部の数に対する抵抗率の変化率も減少していることがわかる。
すなわち本実施形態により、Cu配線パターンを有するダマシン構造の多層配線構造において、配線抵抗を低減することが可能となる。
なお図6〜7のCu配線パターン10において前記屈曲部B2に形成される幅広部は正方形に限定されるものではなく、図11,12に示すように方形あるいは円形であってもよい。前記幅広部が方形である場合には、その短辺の長さが前記幅W2に相当し、これが幅W1の√2倍以上に設定される。さらに図13に示すように前記幅広部は延在部B1の一方の側に寄せて形成されてもよい。さらに図14に示すように、前記幅広部は正方形あるいは方形以外の形状を有していてもよい。
なお本実施形態のCu配線パターンにおいて、図6,7の幅広部は、全ての屈曲部に形成するのが好ましいが、このような幅広部を形成するのが困難な場合には省略することも可能である。
また本実施形態の構成を電力配線パターンに適用した場合、かかる屈曲部において生じやすいエレクトロマイグレーションを効果的に抑制することが可能となる。
本発明はCu配線パターンに限定されるものではなく、配線溝を銅、銀、金、ニッケル、あるいはそれらの合金により、電解メッキにより充填し、配線パターンを形成する場合にも有効である。
本発明は、先の図1の関係から、粒界散乱成分の効果が顕著となる、1000nm以下の配線幅、特に100nm以下の配線幅の場合に有効である。
[第2の実施形態]
次に第1の実施形態のCu配線パターンを多層配線構造に使った第2の実施形態による半導体装置の製造方法を、図15A〜15Dを参照しながら説明する。
図15Aを参照するに、シリコン基板301上には素子分離領域302により素子領域303が画成されており、前記素子領域303中においては前記シリコン基板301上にゲート絶縁膜303Iを介してゲート電極303Gが形成されている。また前記素子領域303においては前記シリコン基板301中、前記ゲート電極303Gの両側にソース拡散領域303Sおよびドレイン拡散領域303Dが形成されている。前記ゲート電極303Gは側壁絶縁膜を有し、絶縁膜304により覆われている。
前記絶縁膜304上にはSiCやSiNなどのエッチングストッパ膜306を介して層間絶縁膜310が形成されており、前記層間絶縁膜310中には配線溝中に、バリアメタル膜311Bを介してCu配線パターン311が埋設されている。前記Cu配線パターン311は、前記エッチングストッパ膜306および絶縁膜304を貫通して前記ドレイン拡散領域303Dを露出するコンタクトホール304V中に、バリアメタル膜305Aを介して形成されたW(タングステン)プラグ305により、前記拡散領域303Dに電気的に接続されている。
次に図15Bに示すように、前記図15Aの構造上に、層間絶縁膜321および323が、SiCやSiNよりなるエッチングストッパ膜320および322を介して交互に積層され、さらに図15Cに示すように前記層間絶縁膜323中に配線溝325Hが、前記エッチングストッパ膜322を露出するように形成される。さらに前記配線溝325H中において前記エッチングストッパ膜322にビアホール324Hが、前記Cu配線パターン311Bを覆うエッチングストッパ膜320を露出するように形成される。
さらに図15Cの工程において前記配線溝325Hの底部およびビアホール324Hの底部における露出エッチングストッパ膜322および320がエッチングにより除去され、前記配線溝325Hの底部では層間絶縁膜321が、また前記ビアホール324Hの底部ではCu配線パターン311が露出される。
さらに前記配線溝325Hおよびビアホール324Hは、バリアメタル膜325Bを介してCu層により充填され、前記層間絶縁膜323上の余剰なCu層を、その下のバリアメタル膜325とともに、前記層間絶縁膜323の上面が露出するように化学機械研磨法により除去することにより、図15Dに示すCu配線パターン325およびCuビアプラグ324が、前記配線溝325Hおよびビアホール324Hを充填するように、連続して形成される。
本実施形態においても、前記Cu配線パターン311および325において、各々の屈曲部に図6,7で説明した幅広部を形成することにより、配線パターン中に多数の屈曲部が存在していても、かかる屈曲部による抵抗値の増大を抑制することが可能となり、半導体装置の動作速度が向上する。
また先の実施形態の構成を電力配線パターンに適用した場合、かかる屈曲部において生じやすいエレクトロマイグレーションを効果的に抑制することが可能となる。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
(付記1)
活性素子を含む基板と、
前記基板上方に形成され、配線層と層間絶縁膜を含む多層配線構造と、
を備え、
前記配線層は、前記層間絶縁膜中に形成されたダマシン構造の配線パターンを有し、
前記配線パターンは、第1の配線幅でそれぞれの方向に延在する複数の延在部と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部を含み、
前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅の√2倍よりも大きい第2の配線幅を有する半導体装置。
(付記2)
前記屈曲部は、前記配線パターンのうち、一辺の長さが前記第2の配線幅の方形部分である付記1記載の半導体装置。
(付記3)
前記屈曲部は、前記配線パターンのうち、直径が前記第2の配線幅の円形部分である付記1記載の半導体装置。
(付記4)
前記複数の屈曲部の全てが前記第2の配線幅を有する付記1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記5)
前記第1の配線幅は1000nm以下である付記1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記6)
前記第1の配線幅は100nm以下である付記1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
(付記7)
前記配線パターンは、電力配線パターンである付記1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
Cu配線の抵抗率と配線幅の関係を示す図である。 半導体装置の多層配線構造において使われる配線パターンの例を示す図である。 Cu配線パターンの抵抗率と屈曲部の数の関係を示す図である。 Cu配線パターンの平均粒界間隔と屈曲部の数の関係を示す図である。 平均粒界間隔を説明する平面図および断面図である。 本発明の第1の実施形態によるCu配線パターンの全体構成を示す平面図である。 図6の一部を示す平面図である。 図7の一部を示す断面図である。 比較例を示す図である。 第1の実施形態の効果を説明する図である。 第1の実施形態の一変形例を示す図である。 第1の実施形態の別の変形例を示す図である。 第1の実施形態の他の変形例を示す図である。 第1の実施形態の他の変形例を示す図である。 第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その3)である。 第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その4)である。
符号の説明
1,11 層間絶縁膜
2,10 Cu配線パタ―ン
10Cu Cuパターン
10BM バリアメタル膜
11T,310T,323 配線溝
301 シリコン基板
302 素子分離領域
303 素子領域
303S ソース拡散領域
303D ドレイン拡散領域
303G ゲート電極
303I ゲート絶縁膜
304 絶縁膜
304V コンタクトホール
306,320,322 エッチングストッパ膜
310,321,323 層間絶縁膜
311,325 Cu配線パターン
311B バリアメタル膜
324H ビアホール
324 ビアプラグ
B1 延在部
B2 屈曲部
C1,C2 コンタクト
GB 粒界
W1,W2,Wc 配線幅

Claims (7)

  1. 活性素子を含む基板と、
    前記基板上方に形成され、配線層と層間絶縁膜を含む多層配線構造と、
    を備え、
    前記配線層は、前記層間絶縁膜中に形成されたダマシン構造の配線パターンを有し、
    前記配線パターンは、第1の配線幅でそれぞれの方向に延在する複数の延在部と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部を含み、
    前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅よりも大きい第2の配線幅を有し、
    前記配線パターンは電解メッキ法により形成されたものであり、
    前記少なくとも一つの屈曲部は、前記第1の配線幅で第1の方向に延在する第1の延在部と前記第1の配線幅で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第2の延在部を接続することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅の√2倍よりも大きい第2の配線幅を有する請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記屈曲部は、前記配線パターンのうち、一辺の長さが前記第2の配線幅の方形部分である請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記屈曲部は、前記配線パターンのうち、直径が前記第2の配線幅の円形部分である請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 前記複数の屈曲部の全てが前記第2の配線幅を有する請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
  6. 前記第1の配線幅は1000nm以下である請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置。
  7. 層間絶縁膜中に配線溝を形成する工程と、
    前記配線溝中に、バリアメタル膜を介して導体層を電解メッキ法により形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上の余剰な導体層を、前記層間絶縁膜の上面が露出するように化学機械研磨法により除去することにより、前記配線溝中に配線パターンを形成する工程と、
    を含み、
    前記配線パターンは、第1の配線幅でそれぞれの方向に延在する複数の延在部と、各々前記複数の延在部のうちの2つを接続する複数の屈曲部を含み、
    前記複数の屈曲部の少なくとも一つは、前記第1の配線幅よりも大きい第2の配線幅を有し、
    前記少なくとも一つの屈曲部は、前記第1の配線幅で第1の方向に延在する第1の延在部と前記第1の配線幅で前記第1の方向とは異なる第2の方向に延在する第2の延在部を接続することを特徴とする、半導体装置の製造方法。
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