JP5322906B2 - 基地局装置およびスケジューリング方法 - Google Patents
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PFメトリック=CQI値/CQI値の時間的な平均値
なお、PFメトリックについては、以下のように定義する場合もある。
PFメトリック
=その端末を割り当てた場合のデータレート/その端末の平均データレート
図1は、本発明にかかる基地局の構成例を示す図である。図1に示したように、基地局10は、端末や他の基地局へパケットを送信する送信部11と、端末や他の基地局からパケットを受信する受信部12と、パケットを送信するための所定の送信処理を行う送信パケット管理部13と、受信したパケットに所定の受信処理を行う受信パケット管理部14と、ネットワークとのインタフェースであるネットワークインタフェース部15と、セル内の端末の情報を管理する端末情報管理部16と、スケジューリング処理などの各種処理を行うプロセッサ部17と、を備える。なお、プロセッサ部17は、スケジューリング手段として動作する他、端末情報管理部16とともに端末管理手段を構成する。
(処理1)非セル端端末向けRBの割り当て
(処理2)セル端端末向けRBの割り当て
以下に、これらの処理について詳細に説明する。
非セル端端末向けRBの中のあるRB(便宜上、処理対象RBと呼ぶ)への端末割り当て処理について説明する。この処理では、プロセッサ部17は、まず、割当要求のある全端末の処理対象RBでの基本メトリック値を比較し、その値が最大の端末を選択する。この選択した端末を端末A(候補端末)とする。ここで、「割当要求のある端末」とは、下りリンクのスケジューリングの場合は基地局が下り送信データを持つ端末(各下り送信データの宛先の端末)、上りリンクのスケジューリングの場合は上り送信データを持つ端末を意味する。また、基本メトリックの代表的なものにはPFメトリック、max CIRメトリックなどが挙げられるが、他にどのようなものであってもよい。例えば、各端末のトラフィックのQoSレベルに応じてメトリックを決める方法も考えられる。
ASSIGNED_NOEDGE:既にセル端端末に割り当てた非セル端端末向けRBの数
n:基本メトリックが何番目の端末を割り当て候補とするか
N_RB_noedge:あるセルにおける非セル端端末向けRB数
N_RB_edge:あるセルにおけるセル端端末向けRB数
つづいて、セル端端末向けRBの中のあるRB(便宜上、処理対象RBと呼ぶ)への端末割り当て処理について説明する。
ASSIGNED_EDGE:既に非セル端端末に割り当てたセル端端末向けRBの数
n:基本メトリックが何番目の端末を割り当て候補とするか
MAX_EDGE=f_decide_max(ASSIGNED_NOEDGE)
MAX_EDGE
=f_decide_max_prev(ASSIGNED_NOEDGE_prev)
実施の形態2の基地局について説明する。なお、システム、基地局および端末の構成は実施の形態1と同様であるものとして説明を行う(図1〜図3参照)。また、実施の形態1と同様に、周波数帯域全体をいくつかのRBに分割し、各RBにセル内の端末を割り当て、複数の端末が同時に通信を行う多元接続技術(OFDMAやSC−FDMAなど)を用いる場合の例について説明する。以下に説明するスケジューリング動作は、上りリンクの通信および下りリンクの通信のいずれに対しても適用可能である。本実施の形態では、実施の形態1で説明した動作と同じ動作についての詳細説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
(2)非セル端端末に割り当てたRB数がMAX_RB_noedgeに達した場合は、以降のRBに割り当てる端末はセル端端末の中から選択する。つまり、セル端端末のみの基本メトリックを比較して、その値が最大の端末にRBを割り当てる(基本メトリック値が最大のものから順番に、セル端端末をRBに割り当てる)。
(3)上記の(1),(2)どちらにも該当しない場合は、全端末の中から割り当てる端末を選択する。この処理では、実施の形態1で説明した手順と同様の手順で端末を選択する。
図12は、実施の形態2の基地局における非セル端端末向けRBの割り当て動作の一例を示すフローチャートである。
MAX_RB_noedge:非セル端端末に割り当て可能なRB数の上限
USED_RB_edge:既にセル端端末に割り当てたRB数
USED_RB_noedge:既に非セル端端末に割り当てたRB数
(ケースa)割当要求のあるセル端端末が存在し、なおかつ「USED_RB_edge<MAX_RB_edge」が成立し、さらに、割当要求のある非セル端端末が存在し、なおかつ「USED_RB_noedge<MAX_RB_noedge」が成立する場合(ステップS71:Yes,ステップS72:Yes)、全端末の中からRBに割り当てる端末を選択することに決定する(ステップS74)。
(ケースb)割当要求のあるセル端端末が存在し、なおかつ「USED_RB_edge<MAX_RB_edge」が成立するが、割当要求のある非セル端端末が存在しない、または「USED_RB_noedge<MAX_RB_noedge」が成立しない場合(ステップS71:Yes,ステップS72:No)、セル端端末のみの中からRBに割り当てる端末を選択することに決定する(ステップS75)。
(ケースc)割当要求のあるセル端端末が存在しない、または「USED_RB_edge<MAX_RB_edge」が成立しないが、割当要求のある非セル端端末が存在し、なおかつ「USED_RB_noedge<MAX_RB_noedge」が成立する場合(ステップS71:No,ステップS73:Yes)、非セル端端末のみの中からRBに割り当てる端末を選択することに決定する(ステップS76)。
(ケースd)割当要求のあるセル端端末が存在しない、または「USED_RB_edge<MAX_RB_edge」が成立せずに、さらに、割当要求のある非セル端端末が存在しない、または「USED_RB_noedge<MAX_RB_noedge」が成立しない場合(ステップS71:No,ステップS73:No)、割当要求のある端末が存在しないと判断する(ステップS77)。この場合、RBの割り当て処理を終了する(図12参照)。
図14は、実施の形態2の基地局におけるセル端端末向けRBの割り当て動作の一例を示すフローチャートである。図14に示した動作は図12に示した動作とほぼ同様、具体的には、図12のステップS57〜S63の動作(全端末の中から端末を選択する場合の動作)およびステップS67の動作(RBの割当処理を終了するかどうか判断する動作)における“セル端”を“非セル端”に置き換えるとともに(ステップS59とS89)、“非セル端”を“セル端”に置き換え(ステップS60とS90,ステップS61とS91,ステップS67とS97)、また、“USED_RB_edge”を“USED_RB_noedge”に置き換えたもの(ステップS65とS95)であるため、詳細説明は省略する。
実施の形態3の基地局について説明する。なお、システム、基地局および端末の構成は実施の形態1と同様であるものとして説明を行う(図1〜図3参照)。また、実施の形態1と同様に、周波数帯域全体をいくつかのRBに分割し、各RBにセル内の端末を割り当て、複数の端末が同時に通信を行う多元接続技術(OFDMAやSC−FDMAなど)を用いる場合の例について説明する。ただし、本実施の形態では上りリンクでのスケジューリング動作を想定する。以下の説明では、先の実施の形態1,2で説明した動作と同じ動作についての詳細説明は省略し、異なる部分を中心に示す。
=f_if(L[1][i],L[2][i],…,L[j][i],…,L[N_BS][i])
実施の形態1または2で示したスケジューリング動作において、割当要求のある全端末の基本メトリック値を比較する際に(実施の形態1の動作では図8のステップS16,図9のステップS36に相当し、実施の形態2の動作では図12のステップS58,図14のステップS88に相当する)、各セル端端末の基本メトリック値を小さめの値に変換してから比較するようにする。即ち、i番目のセル端端末のj番目のRBでの基本メトリック値をb_metric[i][j]とした場合、変換後の値b_metric_r[i][j]を以下のように求める。
=f_b(b_metric[i][j],IF_LEVEL[j])
ここで、関数f_b()はb_metric[i][j]の単調増加関数、IF_LEVEL[j]の単調減少関数である。こうすることで、干渉レベルが大きい場合ほど、セル端端末の基本メトリック値は小さな値に変換される。一方、非セル端端末の基本メトリック値は変換されないので、セル端端末が端末Aとして選択される確率が下がり、その結果、セル端端末にRBが割り当てられる確率を下げることができる。
実施の形態1または2で示したスケジューリング動作において、セル端端末と非セル端端末のmax CIRメトリック値の比較をする際に(実施の形態1の動作では図8のステップS20,図9のステップS40に相当し、実施の形態2の動作では図12のステップS62,図14のステップS92に相当する)、セル端端末のmax CIRメトリック値を小さめの値に変換してから比較するようにする。即ち、i番目のセル端端末のj番目のRBでのmax CIRメトリック値をm_metric[i][j]とした場合、変換後の値m_metric_r[i][j]を以下のように求める。
=f_m(m_metric[i][j],IF_LEVEL[j])
ここで、関数f_m()はm_metric[i][j]の単調増加関数、IF_LEVEL[j]の単調減少関数である。こうすることで、干渉レベルが大きい場合ほど、セル端端末のmax CIRメトリックは小さな値に変換される。一方、非セル端端末のmax CIRメトリックの値は変換されないので、セル端端末にRBが割り当てられる確率を下げることができる。
実施の形態1または2で示したスケジューリング動作における非セル端端末向けRBの割り当て処理に含まれる、非セル端端末の中で基本メトリックの値が上位X個の端末の中でmax CIRメトリックがY番目に大きい端末を選択する処理(図8のステップS19,図12のステップS61で端末Bを選択する処理)において、干渉レベルを代表する値IF_LEVELが大きいRBほど、X,Yを小さくして端末Bを選択するようにする。即ち、実施の形態1または2のスケジューリング動作を実行する場合のi番目のRBのX,YをX_normal[i],Y_normal[i]とした場合、本実施の形態(この第3の方法)を実施の形態1または2のスケジューリング動作に適用した場合のi番目のRBでのX,YであるX[i],Y[i]を以下のように求める。
Y[i]=f_Y(Y_normal[i],IF_LEVEL[i])
ここで、関数f_X()はX_normal[i]の単調増加関数、IF_LEVEL[i]の単調減少関数である。また、関数f_Y()はY_normal[i]の単調増加関数、IF_LEVEL[i]の単調減少関数である。こうすることで、干渉レベルが大きい場合ほどX,Yは小さな値となり、端末Bとしてmax CIRメトリックの大きい非セル端端末が選択されるようになる。その結果、セル端端末にRBが割り当てられる確率を下げることができる。
実施の形態1または2で示したスケジューリング動作におけるセル端端末向けRBの割り当て処理に含まれる、セル端端末の中で基本メトリックの値が上位P個の端末の中でmax CIRメトリックがQ番目に大きい端末を選択する処理(図9のステップS39,図14のステップS91で端末Bを選択する処理)において、干渉レベルを代表する値IF_LEVELが大きいRBほど、P,Qを大きくして端末Bを選択するようにする。即ち、実施の形態1または2のスケジューリング動作を実行する場合のi番目のRBのP,QをP_normal[i],Q_normal[i]とした場合、本実施の形態(この第4の方法)を実施の形態1または2のスケジューリング動作に適用した場合のi番目のRBでのP,QであるP[i],Q[i]を以下のように求める。
Q[i]=f_Q(Q_normal[i],IF_LEVEL[i])
ここで、関数f_P()はP_normal[i]、IF_LEVEL[i]の単調増加関数である。また、関数f_Q()はQ_normal[i]、IF_LEVEL[i]の単調増加関数である。こうすることで、干渉レベルが大きい場合ほどP,Qは大きな値となり、端末Bとしてmax CIRメトリックの小さいセル端端末が選択されるようになる。その結果、セル端端末にRBが割り当てられる確率を下げることができる。
この方法では、上述した第1〜第4の方法と同様にセル端端末にRBが割り当てられる確率を下げるように制御し、なおかつ、セル端端末にRBを割り当てた場合にはその端末の送信電力を小さくし、隣接セルに与える干渉量が小さくなるようにする。
従来の送信電力制御では、端末の送信電力がP_normal[i][j](dB)になるとする。この場合に、本方法(第5の方法)では、i番目の端末がセル端端末であれば、j番目のRBのIF_LEVEL[j]の値(このj番目のRBでの干渉レベルを代表する値)に応じて、このi番目の端末の送信電力を、従来の送信電力制御による値P_normal[i][j]よりもΔP[j](dB)だけ小さくするようにする。一方、i番目の端末が非セル端端末であれば、送信電力は従来どおりP_normal[i][j]とする。
ここで、f_power()はIF_LEVEL[j]の単調増加関数である。よって、i番目の端末がセル端端末である場合の送信電力は以下のようになる。
(i番目の端末の送信電力)=P_normal[i][j]−ΔP[j]
m_metric_small[i][j]=m_metric[i][j]−ΔP[j]
・セル端端末のmax CIRメトリックを小さくするため、セル端端末がRBに割り当てられる確率が小さくなり、隣接セルに与える干渉量を小さくできる。
・仮にセル端端末が割り当てられた場合であっても、その端末の送信電力を従来よりも小さくするため、隣接セル端に与える干渉量を小さくできる。
11,21 送信部
12,22 受信部
13,23 送信パケット管理部
14,24 受信パケット管理部
15 ネットワークインタフェース部
16 端末情報管理部
17,26 プロセッサ部
20,20−1〜20−5 端末
25 スケジューリング情報管理部
30−1〜30−3 セル
Claims (21)
- 使用可能な周波数帯域全体を複数の帯域ブロックに分割し、さらに当該帯域ブロックを、セル端以外に位置している端末である非セル端端末に優先的に割り当てる帯域ブロックである非セル端端末向けRBと、セル端に位置している端末であるセル端端末に優先的に割り当てる帯域ブロックであるセル端端末向けRBとに分けて使用する基地局装置であって、
自セル内の各端末が非セル端端末とセル端端末のどちらであるかを判定し、当該判定結果を保持しておく端末管理手段と、
各帯域ブロックで所定の算出方法を用いて算出され、各帯域ブロックを使用した場合の通信品質を示す値である、各端末の第1および第2のメトリック値に基づいて、前記非セル端端末向けRBを端末へ割り当てる処理、および前記セル端端末向けRBを端末へ割り当てる処理を実施するスケジューリング手段と、
を備え、
前記スケジューリング手段は、
非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
割り当てようとしている非セル端端末向けRBである処理対象RBでの第1のメトリック値に基づいて、処理対象RBを割り当てる候補の端末を選択し、当該選択した端末が非セル端端末の場合は当該端末を処理対象RBを割り当てる端末に決定し、当該選択した端末がセル端端末の場合は、処理対象RBでの第1および第2のメトリック値に基づいて比較端末を非セル端端末の中から選択し、候補端末の第2のメトリック値と比較端末の第2のメトリック値の大小関係に基づいて、処理対象RBを割り当てる端末を決定し、
セル端端末向けRBの割り当て処理では、
割り当てようとしているセル端端末向けRBである処理対象RBでの第1のメトリック値に基づいて、処理対象RBを割り当てる候補の端末を選択し、当該選択した端末がセル端端末の場合は当該端末を処理対象RBを割り当てる端末に決定し、当該選択した端末が非セル端端末の場合は、処理対象RBでの第1および第2のメトリック値に基づいて比較端末をセル端端末の中から選択し、候補端末の第2のメトリック値と比較端末の第2のメトリック値の大小関係に基づいて、処理対象RBを割り当てる端末を決定する
ことを特徴とする基地局装置。 - 前記非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
第1のメトリック値が最大となる端末を候補端末として選択し、また、第1のメトリック値が上位の所定数の非セル端端末の中から、第2のメトリック値に基づいて比較端末を選択し、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理では、
第1のメトリック値が最大となる端末を候補端末として選択し、また、第1のメトリック値が上位の所定数のセル端端末の中から、第2のメトリック値に基づいて比較端末を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。 - 前記非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
第1のメトリック値が上位X個(Xは自然数)の非セル端端末の中の第2のメトリック値がY番目(Yは自然数)に大きい端末を比較端末として選択し、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理では、
第1のメトリック値が上位P個(Pは自然数)のセル端端末の中の第2のメトリック値がQ番目(Qは自然数)に大きい端末を比較端末として選択する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。 - 前記非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
候補端末が非セル端端末であれば候補端末に処理対象RBを割り当て、また、候補端末がセル端端末であれば、候補端末の第2のメトリック値が比較端末の第2のメトリック値よりも大きい場合に、候補端末に処理対象RBを割り当て、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理では、
候補端末がセル端端末であれば候補端末に処理対象RBを割り当て、また、候補端末が非セル端端末であれば、候補端末の第2のメトリック値が比較端末の第2のメトリック値よりも大きい場合に、候補端末に処理対象RBを割り当てる
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の基地局装置。 - 前記第1のメトリック値と第2のメトリック値を異なる方法で算出されたメトリック値とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基地局装置。
- 前記第1のメトリック値をPFメトリック値およびmax CIRメトリック値のいずれか一方とし、前記第2のメトリック値を他方とする
ことを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
自セル内の端末ごとのトラフィック量に基づいて、非セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限およびセル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限を決定し、
前記決定した各上限を超えない範囲で非セル端端末向けRBおよびセル端端末向けRBの端末への割り当てを行う
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
非セル端端末に対して割り当てた帯域ブロックの数が前記非セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限に達した場合、それ以降はセル端端末のみに帯域ブロックを割り当て、
セル端端末に対して割り当てた帯域ブロックの数が前記セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限に達した場合、それ以降は非セル端端末のみに帯域ブロックを割り当てる
ことを特徴とする請求項7に記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
隣接する基地局装置から、自セル内の通信が隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉レベルの情報を取得し、
前記干渉レベルの情報を考慮した上りリンクのスケジューリングを行う
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBがセル端端末に割り当て難くなるようにスケジューリングする
ことを特徴とする請求項9に記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
前記非セル端端末向けRBの割り当て処理および前記セル端端末向けRBの割り当て処理において、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBを割り当てる場合、
各セル端端末の第1のメトリック値を小さめの値に補正し、補正後の値を使用して、候補端末および比較端末を決定する
ことを特徴とする請求項9または10に記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
前記非セル端端末向けRBの割り当て処理および前記セル端端末向けRBの割り当て処理において、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBを割り当てる場合、
各セル端端末の第2のメトリック値を小さめの値に補正し、補正後の値を使用して、処理対象RBを割り当てる端末を決定する
ことを特徴とする請求項9、10または11に記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
前記非セル端端末向けRBの割り当て処理において、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBを割り当てる端末を決定する場合、隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が小さい処理対象RBを割り当てる端末を決定する場合と比較して、第2のメトリック値がより大きな端末を前記比較端末として選択する
ことを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理において、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBを割り当てる端末を決定する場合、隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が小さい処理対象RBを割り当てる端末を決定する場合と比較して、第2のメトリック値がより小さい端末を前記比較端末として選択する
ことを特徴とする請求項9〜13のいずれか一つに記載の基地局装置。 - 前記スケジューリング手段は、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBをセル端端末に割り当てる場合、
処理対象RBでの通信が隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉のレベルに基づいて、当該処理対象RBでの送信電力を決定し、当該決定した送信電力で送信を行うようにセル端端末に指示を行う
ことを特徴とする請求項9〜14のいずれか一つに記載の基地局装置。 - 使用可能な周波数帯域全体を複数の帯域ブロックに分割し、さらに当該帯域ブロックを、セル端以外に位置している端末である非セル端端末に優先的に割り当てる帯域ブロックである非セル端端末向けRBと、セル端に位置している端末であるセル端端末に優先的に割り当てる帯域ブロックであるセル端端末向けRBとに分けて使用する通信システムにおいて、基地局装置が、各帯域ブロックを自セル内の各端末に割り当てるスケジューリング方法であって、
自セル内の各端末が非セル端端末とセル端端末のどちらであるかを判定する判定ステップと、
各帯域ブロックで所定の算出方法を用いて算出され、各帯域ブロックを使用した場合の通信品質を示す値である、各端末の第1および第2のメトリック値に基づいて、前記非セル端端末向けRBを端末へ割り当てる処理、および前記セル端端末向けRBを端末へ割り当てる処理を実施するスケジューリングステップと、
を含み、
前記非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
割り当てようとしている非セル端端末向けRBである処理対象RBでの第1のメトリック値に基づいて、処理対象RBを割り当てる候補の端末を選択し、当該選択した端末が非セル端端末の場合は当該端末を処理対象RBを割り当てる端末に決定し、当該選択した端末がセル端端末の場合は、処理対象RBでの第1および第2のメトリック値に基づいて比較端末を非セル端端末の中から選択し、候補端末の第2のメトリック値と比較端末の第2のメトリック値の大小関係に基づいて、処理対象RBを割り当てる端末を決定し、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理では、
割り当てようとしているセル端端末向けRBである処理対象RBでの第1のメトリック値に基づいて、処理対象RBを割り当てる候補の端末を選択し、当該選択した端末がセル端端末の場合は当該端末を処理対象RBを割り当てる端末に決定し、当該選択した端末が非セル端端末の場合は、処理対象RBでの第1および第2のメトリック値に基づいて比較端末をセル端端末の中から選択し、候補端末の第2のメトリック値と比較端末の第2のメトリック値の大小関係に基づいて、処理対象RBを割り当てる端末を決定する
ことを特徴とするスケジューリング方法。 - 前記非セル端端末向けRBの割り当て処理では、
候補端末が非セル端端末であれば候補端末に処理対象RBを割り当て、また、候補端末がセル端端末であれば、候補端末の第2のメトリック値が比較端末の第2のメトリック値よりも大きい場合に、候補端末に処理対象RBを割り当て、
前記セル端端末向けRBの割り当て処理では、
候補端末がセル端端末であれば候補端末に処理対象RBを割り当て、また、候補端末が非セル端端末であれば、候補端末の第2のメトリック値が比較端末の第2のメトリック値よりも大きい場合に、候補端末に処理対象RBを割り当てる
ことを特徴とする請求項16に記載のスケジューリング方法。 - 自セル内の端末ごとのトラフィック量に基づいて、非セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限およびセル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限を決定する上限決定ステップ、
をさらに含み、
前記スケジューリングステップでは、
前記決定した各上限を超えない範囲で非セル端端末向けRBおよびセル端端末向けRBの端末への割り当てを行う
ことを特徴とする請求項16または17に記載のスケジューリング方法。 - 前記スケジューリングステップでは、
非セル端端末に対して割り当てた帯域ブロックの数が前記非セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限に達した場合、それ以降はセル端端末のみに帯域ブロックを割り当て、
セル端端末に対して割り当てた帯域ブロックの数が前記セル端端末に割り当てる帯域ブロックの上限に達した場合、それ以降は非セル端端末のみに帯域ブロックを割り当てる
ことを特徴とする請求項18に記載のスケジューリング方法。 - 隣接する基地局装置から、自セル内の通信が隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉レベルの情報を取得する情報取得ステップ、
をさらに含み、
前記スケジューリングステップでは、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBについては、セル端端末に割り当て難くなるようにスケジューリングする
ことを特徴とする請求項19に記載のスケジューリング方法。 - 前記スケジューリングステップでは、
隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉が大きい処理対象RBをセル端端末に割り当てた場合、
さらに、
処理対象RBでの通信が隣接基地局装置のセル内の通信に与える干渉レベルに基づいて、当該処理対象RBでの送信電力を決定し、当該決定した送信電力で送信を行うようにセル端端末に指示を行う
ことを特徴とする請求項20に記載のスケジューリング方法。
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