JP2010226712A - 周波数資源割当てのためのセル間干渉予測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明の方法は、基地局(BS)のセットを含む無線ネットワークにおける資源割当てを予測する。
【解決手段】各BSは1つのセル内にあり、移動局のセットにサービス提供する。すべてのBSに対する資源割当てのシーケンスおよびルールを定義する。隣接するセル内のBSから以前の資源割当てを取得する。各BSにおいて、次の割当てに関して、前記隣接するセル内のBSによる以前の資源割当て、並びに資源割当てのシーケンスおよびルールに基づいて、セル内のMSのセットに対するセル間干渉(ICI)を独立して予測する。次に、各BSは、ICIおよび以前の資源割当てに基づいて、セル内のMSに対して資源を割り当てる。
【選択図】図2

Description

この発明は、包括的には無線ネットワークに関し、より詳細には、無線セルラネットワークにおける周波数資源割当てを予測することに関する。
セル間干渉
セル間干渉(ICI)は、セルラネットワークの性能に対する主要な制限要因となり得る。異なる基地局(BS)によってサービス提供される、隣接するセルのエッジに位置する移動局(MS)が、同じ時間資源および周波数資源を使用してデータを送信する場合、MSは起こり得るICIを受ける。BSが、ネットワーク性能が最適化されるように周波数資源割当てを調整する何らかの方法を有することが重要である。
部分的周波数再利用
部分的周波数再利用(PFR)は、ICIを低減することができる。PFRは、ネットワーク内のすべての利用可能な周波数資源を与えられると、資源を別個のセットに分割し、これらの資源を、セル中央のMSまたはセルのエッジにおけるセクタ内のMSによる使用のために割り当てる。
PFRを用いる場合、隣接するセルエッジセクタ内のMSは、異なる周波数資源を使用して送信する。従来のPFR法は、経時的に固定される。セルの特定のセクタ内のMSは、このセクタに割り当てられた周波数資源を使用してBSと通信しなくてはならない。
PFRはICIを低減するのに効果的であるが、PFRによって周波数ダイバーシティが減少する。これはMSが周波数スペクトル全体のわずかな部分しか使用することができないためである。このことは、MSが、良好なチャネル状態を有する周波数資源を通じてデータを送受信するのに、選択肢をあまり有しないことを暗に意味し、これによって、BSおよびMSが通信することができる最大レートが制限される。
他の形式の調整は、セル間の集中化されたスケジューリングを必要とする。これは、集中化されたスケジューラと通信する必要のある膨大な量の情報を鑑みて、実際には実現するのが非常に困難である。
したがって、周波数ダイバーシティを最小のオーバヘッドで達成することができるように、動的で柔軟性のある方式でICIを低減する必要がある。
この発明の実施の形態は、基地局(BS)による以前の周波数割当てを取得する方法を提供する。この発明は、複数のBSについて、周波数割当ての、単一の所定の共有のシーケンスおよびルールを使用する。この発明は、以前の周波数割当て並びにシーケンスおよびルールに基づいて、隣接するセル内のBSからの可能性のあるセル間干渉(ICI)を予測する。次に、各BSによって、周波数資源を独立して割り当てることができる。
各BSは隣接するBSの以前の周波数割当てに関する情報を取得し、BSによる周波数資源の可能性のある割当てを制御するシーケンスおよびルールにアクセスすることができる。次に、BSは、隣接するセル内のBSによって引き起こされる可能性のあるICIを予期することができる。この可能性のある干渉の知識を使用して、各BSは独立して周波数資源を割り当てることができる。この割当て結果によってICIを最小化することができ、一方でBSはセル内のMSに送信するための周波数資源を選択するのに完全な柔軟性を有する。
この発明は、特定のPFR方式に関して、ネットワーク容量を50%も増大させることができる。
この発明の実施の形態1を使用する2つの隣接するセルの概略図である。 この発明の実施の形態1による周波数資源割当てを予測する方法のフローチャートである。 最悪の場合の強い干渉および弱い干渉の概略図である。 この発明の実施の形態1による特定の時刻における周波数資源例の概略図である。
実施の形態1.
ネットワーク
図1に示すように、この発明の実施の形態1によるネットワークが、セル内に位置する基地局(BS)のセットを含む。図1はセルAおよびセルBを示している。各BSは各セル内の移動局(MS)のセットにサービス提供する。各セルは、周波数割当ておよび電力割当ての目的で、セル中央と、セルのエッジ付近の6つのセクタとに分割される。この分割は、BSにおいて複数本の指向性アンテナを使用することによって達成することができる。これらの局はフレームを使用してデータパケットを通信する。
電力制御によって、セル中央のMSのために使用される周波数資源は、隣接するセル内のMSに対して重大なセル間干渉(ICI)を引き起こさない。しかしながら、セルAのセクタ2およびセルBのセクタ5内のMS103は、BSによって同じ周波数資源が割り当てられている場合、ICIを受ける可能性がある。
予測方法
図2はこの発明の実施の形態1による周波数資源割当てを予測する方法を示している。
各BSは、周波数資源割当ての、単一の、共有の、かつ所定のシーケンスおよびルール231にアクセスすることができる。このシーケンスおよびルールは、可能性のある周波数割当てを経時的に特定する。このシーケンスおよびルールは、ネットワークの構成に基づいてネットワークオペレータによって定義する(205)ことができる。シーケンス内の各資源は、送信される次フレームのためのものである。
各BSは、隣接するセル内のBSから、基幹回線通信を介して(211)周波数資源割当てを取得し(210)、自身の以前の割当て220も取得する。BSは、以前の周波数割当てをメモリ内に保持する(250)。
次の割当てに関して、BSは、セル内のMSに対する可能性のあるICIを、隣接するセル内のBSによって使用された以前の周波数割当てに基づいて予測する(230)。シーケンスおよびルールは、周波数資源割当てをセル内のMS241に強制する。
BSは、取得した割当て、ICI、チャネル状態、および場合によっては遅延強制を使用して、シーケンスおよびルール231、並びにこのセルの以前の周波数割当て220に従って、周波数資源242を独立して割り当てる(240)。
次に、これらの割当てを、送信される次フレームのための取得、予測、および割当てのサイクルのために、隣接するBSに送信することができる。
以前の周波数割当ての取得
以前の周波数割当て情報は、特に、隣接するセル内のMSにICIを引き起こす周波数割当てを指す。たとえば、図1に示すネットワークにおいて、セルAのセクタ2における周波数割当てのみが、セルB内のセクタ4、5、および6内のMSに対しICIを引き起こす。したがって、セルA内のBSは、セクタ2における自身の周波数割当てをセルB内のBSに送信し、セルB内のBSは、セクタ5における自身の周波数割当てをセルA内のBSに送信する。
割当ての共有のシーケンスおよびルール
共有のシーケンスおよびルールは、BSによる、以前の割当てに基づく割当てを強制する。このため、BSは、隣接するセル内のBSからの起こり得るICIを予測することができる。いくつかの例示的なシーケンスおよびルールを説明する。ここで、各BS101は、セル内のMS241と通信するのに使用することができるN個の周波数資源を有する。
所定のシーケンスSは、N個の要素{S,S,・・・,SN−1}を有し、ただし、j=0,1,2,・・・,N−1についてS=j+1である。ルールは、セル内のセクタ内のMSに対して、セルがフレームtに対して周波数資源Sを割り当てる場合、このセルが、フレームt+1に対してセクタ内の周波数資源SおよびS(k+1)mod を割り当てることができることを指定する。
すべての周波数資源がすべてのフレームにおいて使用される場合、周波数割当てシーケンスは、
{0}、{0,1}、{0,1,2}、{0,1,2,3}、{0,1,2,3,4}であり、以下同様である。
同じシーケンスを使用して、Sが奇数の要素を有する場合、フレームtにおいて資源kをMSに対して割り当てるように、別のルールを設定することができる。BSは次フレームにおいて資源SおよびS(k+1)mod を割り当てることができる。Sが偶数であり、かつ資源がフレームtにおいてセクタ内のMSに割り当てられている場合、セルは次フレーム中に資源S(k−3)mod およびS(k+1)mod を割り当てることができる。
すべての周波数資源がすべてのフレーム中に使用される場合、周波数割当シーケンスは、
{5}、{5,6}、{3,5,6,7}、{3,4,5,6,7,8}、{1,3,4,5,6,7,8,9}、{1,2,3,4,5,6,7,8,9,10}であり、以下同様である。
上記実施の形態1のシーケンス{S,S,・・・,SN−1}を、すべてのi≠jについてS≠Sとなるような任意のシーケンスに置き換えることも可能である。
別のルールは、BSがフレームtに対して周波数資源Sを割り当てる場合、このBSがフレームt+1に対して周波数資源S、S(k+1)mod およびS(k+2)mod を割り当てることができる、というものにすることができる。
別のルールは、BSがフレームtに対して周波数資源Sを割り当てる場合、このBSがフレームt+1に対して周波数資源S、S(k+1)mod およびS(k+3)mod を割り当てることができる、というものにすることができる。
フレームt+1における周波数資源割当てに関するルールは、フレームtおよびt1に対する周波数資源割当てに応じて決まり、場合によっては、より以前の割当て情報が使用される。
極端な場合、ルールは、BSがフレームtに対して周波数資源Sを割り当てる場合、このBSがフレームt+1に対して任意の周波数を割り当てることができる、ように設定することができる。
セル中央のMSに対して使用される周波数資源は、隣接するセル内のMSに対して重大なICIを引き起こさないため、セル中央に対する割当ては、セル内の他のセクタとは異なるルールを有することができる。たとえば、BSは、セル中央のMSに対して、以前の割当てに一切関係なく周波数資源を割り当てることができる。
可能性のある周波数資源および干渉の導出
以前の周波数割当て並びに共有の所定のシーケンスおよびルールによって、スケジューラは、隣接するセル内のBSからのICIを、それらのBSの以前の割当てに基づいて予測することが可能になる。以前の周波数割当ては、セル内の特定のセクタ内のMSと通信するのに使用することができる可能性のある周波数資源セットも定義する。
BSスケジューラは、シーケンス内の特定の周波数資源を割り当てることを要求されていない。したがって、BS局は、特定のセクタ内のMSと通信するのに周波数資源を一切使用しないことを決定する。この場合、シーケンスに関するルールを所与とすると、BSは後続のフレームにおいて、その特定のセル内のMSに対して周波数資源を一切使用することができない。可能性のある3つの方法を使用してこの問題を解決することができる。
方法1:セクタがフレームt内に周波数割当てを一切有しない場合、スケジューラは、フレームt+1中の使用のために、1つまたは複数の周波数資源をランダムに選択することができる。
方法2:セクタがフレームt内に周波数割当てを一切有しない場合、スケジューラは、このセクタに対して所定の周波数資源を選択することができる。
方法3:セクタが、何らかの任意のm≧0について、フレームt,t−1,・・・,t−m内に周波数割当てを一切有せず、かつセクタがフレームt−m−1中のセクタに対していくつかの周波数資源を使用した場合、BSスケジューラは、このセクタに対するこれら特定の周波数資源を、フレームt+1に対して選択することができる。
隣接するセル内のBSが実際に自身の以前の割当てを所与として可能性のある周波数資源のうちの1つで送信する場合に結果として発生するICIを予測することも必要であり得る。実際のICIはネットワークに依拠する。たとえば、或るネットワークは、MSが高い伝送レートを要求する場合に高い送信電力を使用し、これによってICIが増大する。干渉電力は、ビーム形成またはプリコーディングに起因して影響を受ける可能性がある。また、各MSにおけるICIは、MSの正確なロケーションに依拠して異なる。
最悪の場合の干渉電力について説明し、次に最悪の場合の値のいくつかの部分を使用してICIを予測することができる。この部分の使用法を、以下に説明する。
2つの隣接するBS間の距離がRである場合、セクタ内のMSに対する送信電力はPCであり、セルAのセクタ2および3において、図3のセルBのセクタ5への送信によって発生する最悪の場合の干渉301および302(それぞれIStrongおよびIWeakで表される)は、
Strong=PC(2/R)α、および
Weak=PC{(√3)/R}α
である。
ただし、IStrong>IWeakであり、Cは定数であり、αはチャネル経路指数(channel path exponent)である。これらの式は、BS局が規則的に位置決めされていることを想定し、フェージングおよびシャドーイング効果のような効果を除外している。実際には、BSを配備するオペレータがICI測定を実行するとともに、測定結果をスケジューリング方法に使用することができる。
周波数割当ての実行
図4は、様々なセクタにおける可能性のある周波数割当ての一例を示している。16個の周波数資源S,S,・・・,S15が存在し、各セクタにおいて列挙される資源は、共有の所定のシーケンスおよびそれぞれの以前の割当てによって与えられる可能性のある周波数資源である。
特に、この例の場合、BSは資源S,S,S,Sを使用してセルAのセクタ1内のMSと通信することができ、BSは資源S,S,S,Sを使用してセクタ3内のMSと通信することができる。BSは任意の資源を使用して中央セル内のMSと通信することができる。しかしながら、資源SおよびSは、セクタ1、セクタ3内、またはセル中央の単一のMSにしか割り当てることができない。
BS局は、最適なネットワーク容量を達成するための、各MSに対する割当てを決定する。BS局はまた、ICIに起因するパケット損失の確率が最小になるように、MSと通信するための最大可能伝送レートを求める。
ICIを一切受けないときにBSがMSuにデータを送信するのに使用することができる伝送レートは、フレームあたりのビット数単位で、シャノンの容量公式によって以下のように与えられる:
Figure 2010226712
ただし、Wは帯域幅であり、tはフレームの継続時間であり、hu,iは周波数資源Sに関するBSからMSへのチャネル利得であり、PはBSにおける送信電力であり、σは雑音電力である。
隣接するセルの送信の結果、強い干渉が生じる場合、レートは以下となる。
Figure 2010226712
ただし、βは、ほとんどのMSが最大の干渉を受けないことに起因して最悪の場合の干渉を低減するネットワークパラメータである。弱い干渉を受ける場合、レートは以下となる。
Figure 2010226712
BSは、MSのロケーション、MSに対する周波数資源のそれぞれのチャネル利得、および可能性のある干渉に基づいて伝送レートを決定する。可能性のある干渉が存在する場合は常にレートが低減される。
本方法は、以下のように進行する:
まず、各MSuについて、MSuがセル中央にある場合、またはSが、MSuが位置するセクタの隣りの隣接するセルに対する可能性のある周波数資源でもなく、MSuが位置するセクタに隣接するセクタの隣りの、隣接するセクタにおいても使用されていない場合、周波数資源Sを使用する可能性のある伝送レートは、Ru,i no−interferenceである。
たとえば、図4において、MSuがセクタ1内に位置し、SがセルG、B、およびFによって使用されていない場合、BSはRu,0 no−interferenceを使用する。
周波数資源Sを使用する可能性のある伝送レートは、SがMSuが位置するセクタの隣りの、隣接するセルに対する可能性のある周波数資源であるとき、Ru,i strong−interferenceである。たとえば、MSuがセクタ3内に位置し、かつSがセルCによって使用される可能性がある場合、BS局はRu,2 strong−interferenceを使用する。
がMSuが位置するセクタに隣接するセクタの隣りの、隣接するセルにおいて使用される可能性のある周波数資源である場合、周波数資源Sを使用する、可能性のある伝送レートは、Ru,i weak−interferenceである。たとえば、MSuがセクタ5内に位置し、かつS10がセルFによって使用される可能性がある場合、BS局はRu,10 weak−interferenceを使用する。Sが、MSuが存在するセクタ内の可能性のある周波数資源でない場合、周波数資源Sを使用する可能性のある伝送レートはゼロである。結果としての可能性のある伝送レートはRu,iである。
スケジューリングは以下の方法を含むことができる。
第1の方法は、キューイング情報または他の優先度基準がBSスケジューラに対し一切与えられていないと想定する。この場合、BSは、最も高い可能性のあるレートを達成することができるMSから、より低い可能性のあるレートを有するMSへの降順で、すべての周波数資源が割り当てられるまで、資源を貪欲に割り当てる。各周波数資源は一度しか割り当てることができない。本方法は以下の擬似コードによって記述することができる。
Figure 2010226712
(すべての周波数資源)
Figure 2010226712
をMSuに割り当て、レート
Figure 2010226712
でデータをMSuに送信する、
Figure 2010226712
第2の方法は、BSスケジューラが、キューイング情報または他の優先度基準のような情報を有するものと想定する。たとえば、各MSuがキュー内にq個のパケットを有する場合、スケジューラは可能性のあるレートにqを乗算することによって新たな基準Mu,iを取得し、次に、最も高い可能性のあるレートを達成することができるMSから、より低いMu,iを有するMSへの降順で、すべての周波数資源が割り当てられるまで、資源を貪欲に割り当てる。本方法は以下の擬似コードによって記述することができる。
Figure 2010226712
(すべての周波数資源)
Figure 2010226712
各MSuおよびMSiに対し、
Figure 2010226712
を計算、
Figure 2010226712
をMSuに割り当て、レート
Figure 2010226712
でデータをMSuに送信する、
Figure 2010226712
命令文
Figure 2010226712
は、qがキューの長さを表す場合にしか当てはまらない。qが他の優先度基準を表す場合、この命令文を除外することができる。
代替的な実施の形態
フレームごとに周波数資源割当ての予測を実行するのではなく、新たな周波数資源のセットに切り換わる前に、複数のフレームに関して周波数資源割当てを固定しておくことが可能である。これによって、基幹回線にわたる通信要件が低減する。以前の周波数割当て情報は、周波数資源割当てが固定されている間に使用される周波数資源のうちのいくつかまたはすべてとすることができる。
この発明を好ましい実施の形態の例として説明してきたが、この発明の精神および範囲内で様々な他の適応および変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、この発明の真の精神および範囲内に入るすべての変形および変更を包含することである。

Claims (4)

  1. 基地局(BS)のセットを含む無線ネットワークにおける資源割当てを予測する方法であって、
    各BSは1つのセル内にあり、前記各BSは前記セル内の移動局のセットにサービス提供し、前記各セルはセル中央と、前記セルのエッジ付近の複数のセクタのセットとに分割され、前記資源は周波数を含み、
    前記方法は、
    すべての前記BSに対する資源割当てのシーケンスおよびルールを定義することであって、前記シーケンスは前記BSのセットによって共有される、定義すること、
    前記各BSによって、隣接するセル内のBSから以前の資源割当てを取得すること、
    前記各BSにおいて、次の割当てに関して、前記隣接するセル内のBSによる前記以前の資源割当て、並びに前記資源割当てのシーケンスおよびルールに基づいて、前記セル内の前記MSのセットに対するセル間干渉(ICI)を独立して予測すること、並びに
    前記各BSによって、前記資源割当てのシーケンスを使用して、前記ICIおよび前記以前の資源割当てに基づいて前記セル内の前記MSのセットに対して前記資源を独立して割り当てること、
    を含む、方法。
  2. 前記BSごとに、前記BSの以前の資源割当て、および前記隣接するセル内のBSの前記以前の資源割当てをメモリ内に保持することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 2つの隣接するBS間の距離はRであり、前記セクタ内の前記MSに対する送信電力はPCであり、強い干渉IStrongおよび弱い干渉IWeakはそれぞれ、
    Strong=PC(2/R)α、および
    Weak=PC{(√3)/R}α
    であり、ただし、IStrong>IWeakであり、Cは定数であり、αはチャネル経路指数である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記基地局の周波数割当てを前記隣接するセルに送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
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WO2013042496A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 株式会社日立製作所 無線通信システムおよび無線通信方法ならびに基地局装置

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