JP5321078B2 - 産業車両用油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は産業車両用油圧制御装置に関する。
従来の産業車両用油圧制御装置は、作動油を貯留するオイルタンクと、オイルタンク内の作動油を吐出する油圧ポンプと、油圧ポンプが吐出した作動油を油圧アクチュエータに供給する第1経路と、油圧アクチュエータからオイルタンクに作動油を排出する第2経路と、第1経路と第2経路とを連通するバイパス経路と、操作レバーの操作量に応じて第1経路の開度及び第2経路の開度を制御する制御弁と、油圧アクチュエータの負荷圧と第1経路内の供給圧とに基づいてバイパス経路の開度を制御する圧力補償弁とを備える(例えば、特許文献1)。
油圧ポンプは電動モータにより駆動される。この油圧ポンプは、駆動軸の1回転当たりの吐出量が変化しない固定容量型のものであり、オイルタンク内の作動油を電動モータの回転数に応じた吐出量で吐出するものが一般的に採用される。
このような構成である産業車両用油圧制御装置では、操作者が操作レバーを操作すると、制御弁がその操作レバーの操作量に応じて第1経路の開度及び第2経路の開度を制御する。そうすると、第1経路を介して油圧アクチュエータに作動油が供給されたり、油圧アクチュエータから第2経路を介して作動油が排出されたりする。その結果、油圧アクチュエータは、伸縮等の動作を行う。
また、この産業車両用油圧制御装置では、油圧ポンプの吐出量を高めに設定して第1経路内の供給圧を十分に高くしている。そして、圧力補償弁は、油圧アクチュエータの負荷圧と第1経路内の供給圧とに基づいてバイパス経路の開度を制御する。具体的には、油圧アクチュエータの負荷圧が第1経路内の供給圧に対してある程度低い場合、バイパス経路の開度を大きくして、第1経路内の余剰な作動油をオイルタンクに排出する。他方、油圧アクチュエータの負荷圧が第1経路内の供給圧に近い場合、バイパス経路の開度を小さくして、又はバイパス経路を閉じて、第1経路内の作動油がオイルタンクに排出され過ぎないようにする。その結果、油圧アクチュエータの負荷圧の変動に対して、第1経路内の供給圧が不足する不具合が生じ難い。
特開2006−132681号公報
ところで、産業車両の省エネ化を図るため、産業車両用油圧制御装置に対して、バイパス経路を介してオイルタンクに排出される作動油の量(以下、「余剰流量」という。)を減らすことが求められている。なぜなら、余剰流量を減らすことは、油圧ポンプを駆動する電動モータの回転数を低下させることであり、消費電力の減少に繋がるからである。
この点、上記従来の産業車両用油圧制御装置では、油圧アクチュエータの負荷圧に対して油圧ポンプの吐出量が過剰に高くならないようにするため、操作レバーの操作量から油圧ポンプが必要な吐出量を確保できる電動モータの回転数を推測し、その推測した回転数となるように電動モータを制御することが実施されている。しかしながら、この場合は、あくまでも推測に基づく制御に過ぎないので、マージンを多めに確保しなければならず、その結果として、余剰流量を適切に減らすことが難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、省エネ化をより一層図ることが可能な産業車両用油圧制御装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の産業車両用油圧制御装置は、作動油を貯留するオイルタンクと、
電動モータにより駆動され、前記オイルタンク内の前記作動油を前記電動モータの回転数に応じた吐出量で吐出する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプが吐出した前記作動油を油圧アクチュエータに供給する第1経路と、
前記油圧アクチュエータから前記オイルタンクに前記作動油を排出する第2経路と、
前記第1経路と前記第2経路とを連通するバイパス経路と、
操作レバーの操作量に応じて前記第1経路の開度及び前記第2経路の開度を制御する制御弁と、
前記油圧アクチュエータの負荷圧と前記第1経路内の供給圧とに基づいて前記バイパス経路の開度を制御する圧力補償弁とを備える産業車両用油圧制御装置において、
前記圧力補償弁は、弁室と、前記弁室内に形成され、前記負荷圧が印加される第1パイロット室と、前記弁室内に形成され、前記供給圧が印加される第2パイロット室と、前記弁室内に移動可能に収納され、前記負荷圧と前記供給圧とに基づいて移動するスプールと、前記スプールの移動量を検出するスプール移動量検出手段とを有し、
前記バイパス経路は、前記スプールの外周面に凹設され、
前記バイパス経路の前記開度は、前記移動量に応じて増減し、
前記スプール移動量検出手段が検出した前記移動量に基づいて、前記電動モータの回転数を増減させるように制御する電動モータ制御手段をさらに備えることを特徴とする(請求項1)。
本発明の産業車両用油圧制御装置において、油圧ポンプは、電動モータにより駆動され、オイルタンク内の作動油を電動モータの回転数に応じた吐出量で吐出する。圧力補償弁において、スプール移動量検出手段は、負荷圧と供給圧とに基づいて弁室内を移動するスプールの移動量を検出する。そして、電動モータ制御手段は、スプール移動量検出手段が検出した移動量に基づいて、電動モータの回転数を制御する。このとき、スプールの移動量がバイパス経路の開度と直接関係していることから、この産業車両用油圧制御装置は、上記従来技術と比較して、より適切に余剰流量を減らすことができる。余剰流量を減らすことは、油圧ポンプを駆動する電動モータの回転数を低下させることであり、消費電力の減少に繋がる。
したがって、本発明の産業車両用油圧制御装置は、省エネ化をより一層図ることができる。
油圧ポンプは駆動軸の1回転当たりの吐出量が変化しない固定容量型のものであることが好ましい。駆動軸の1回転当たりの吐出量が変化する可変容量型の油圧ポンプを採用すると、吐出量が不安定になり易いからである。
スプール移動量検出手段は、少なくとも、移動量が第1閾値未満である第1範囲にあること、移動量が第1閾値以上第2閾値未満である第2範囲にあること、及び移動量が第2閾値以上である第3範囲にあることを検出するものであり得る。そして、電動モータ制御手段は、移動量が第1範囲にあれば電動モータの回転数を増加させ、移動量が第2範囲にあれば電動モータの回転数を維持し、移動量が第3範囲にあれば電動モータの回転数を減少させ得る(請求項2)。
移動量が第1範囲にある場合、電動モータの回転数を増加させると油圧ポンプの吐出量が増加して、スプールの移動量が第1範囲から第2範囲に移る。また、移動量が第3範囲にある場合、電動モータの回転数を減少させると油圧ポンプの吐出量が減少して、スプールの移動量が第3範囲から第2範囲に移る。
例えば、第1〜3閾値を適宜設定して、油圧アクチュエータの負荷圧に対する第1経路内の供給圧のマージンが小さい状態に対応する第1範囲と、油圧アクチュエータの負荷圧に対する第1経路内の供給圧のマージンが過大である状態に対応する第3範囲と、それらの中間の状態に対応する第2範囲とを定めることができる。
このため、この産業車両用油圧制御装置は、常時必要かつ十分な流量の作動油を油圧アクチュエータに対して供給できるので、適切に余剰流量を減らすことができる。
スプール移動量検出手段は、移動量を無段階で検出するリニア型変位センサであり得る(請求項3)。
この場合、電動モータ制御手段において、設定の自由度が増大する。また、電動モータ制御手段は、より細かい段階で電動モータの回転数を制御することが可能となる。例えば、電動モータ制御手段は、無段階で検出されるスプールの移動量に対応して、無段階で電動モータの回転数を制御することもできる。このように、この産業車両用油圧制御装置は、電動モータの回転数をより効果的に制御できるので、本発明の作用効果を確実に奏することができる。
実施例の産業車両用油圧制御装置の概略構成図である。 圧力補償弁の概略断面図である(スプールの移動量が第1範囲にある状態を示す。)。 圧力補償弁の概略断面図である(スプールの移動量が第2範囲にある状態を示す。)。 圧力補償弁の概略断面図である(スプールの移動量が第3範囲にある状態を示す。)。 スプールの移動量とバイパス経路の開度との関係を示すグラフである。 実施例に係り、操作レバーの操作量と油圧ポンプの吐出量との関係を示すグラフである。 比較例に係り、操作レバーの操作量と油圧ポンプの吐出量との関係を示すグラフである。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、本発明の具体的態様の一例である実施例の産業車両用油圧制御装置(以下、単に「油圧制御装置」という。)1は、周知の構成であるフォークリフトに搭載されている。
フォークリフトの車体前部(図示しない)には、下端側で傾動可能に支持された左右一対のマスト3が立設されている。マスト3には、左右一対のリフト用油圧シリンダ4(以下、単に「油圧シリンダ4」と呼ぶ。)が設けられている。油圧シリンダ4は、マスト3と平行に固定されたシリンダ4aと、シリンダ4a内から上方に向けて突出し、軸線方向に進退可能とされたピストンロッド4bとを有する。ピストンロッド4bの上端には、チェーン8が巻き掛けられたチェーンホイール7が支承されている。マスト3の前面にはリフトブラケット5が昇降可能に装備され、リフトブラケット5には前方に向けて突出するフォーク6が取り付けられている。チェーン8の一端はマスト3の上部に連結され、チェーン8の他端はリフトブラケット5に連結されている。油圧シリンダ4は、シリンダ4aに対してピストンロッド4bが軸線方向に進退することにより伸縮する。そして、その伸縮動作がチェーン8を介してリフトブラケット5に伝達されることにより、フォーク6をリフトブラケット5とともに昇降動させる。
フォークリフトの車体前部とマスト3との間には、左右一対のチルト用油圧シリンダ9(以下、単に「油圧シリンダ9」と呼ぶ。)が設けられている。油圧シリンダ9は、上端がマスト3側に傾斜しつつ、その下端側が車体前部に回動可能に支持されたシリンダ9aと、シリンダ9a内からマスト3の中間部に向けて突出し、軸線方向に進退可能とされたピストンロッド9bとを有する。ピストンロッド9bの上端は、マスト3の中間部に連結されている。油圧シリンダ9は、シリンダ9aに対してピストンロッド9bが軸線方向に進退することにより伸縮し、マスト3を略垂直に立設する状態と後方に傾斜する状態との間で傾動させる。
フォークリフトの車体上部に設けられた運転席(図示しない)には、操作者がフォーク6の昇降動を操作するための操作レバー12と、操作者がマスト3の傾動を操作するための操作レバー13とが設けられている。フォークリフトの車体内部には、フォークリフトを走行させるための動力源や、その動力源その他フォークリフトを構成する各種機器を制御するコントローラ10等が設けられている。操作レバー12、13の前方又は後方への傾動角度は電気的に検出され、操作レバー12、13の操作量としてコントローラ10に伝達されるようになっている。
次に、油圧制御装置1について詳述する。油圧制御装置1は、油圧シリンダ4、9その他、フォークリフトに装備された油圧機器を制御するものである。本実施例では、油圧シリンダ4、9に関係しない構成の説明及び図示を省略する。油圧制御装置1は、作動油を貯留するオイルタンク17と、油圧ポンプ15と、電磁コントロールバルブ・マニホールド18と、油圧配管21、22、23、24、25とを備えている。
油圧ポンプ15は、駆動軸15aの1回転当たりの吐出量L0が変化しない固定容量型のものを採用している。油圧ポンプ15は、駆動軸15aを介して連結された電動モータ16により駆動され、オイルタンク17内の作動油を電動モータ16の回転数(単位時間当たりの回転数)R1に応じた吐出量(単位時間当たりの吐出量)L1で吐出する(L1=R1×L0)。回転数R1は、コントローラ10及びコントローラ10に接続された電動モータ用インバータ11により制御される。電動モータ用インバータ11は、PI制御やPID制御等の制御手法を採用している。このため、電動モータ16の目標回転数が頻繁に変更される場合でも、電動モータ用インバータ11は、電動モータ16の実際の回転数を迅速に目標回転数まで到達させることが可能となっている。コントローラ10及び電動モータ用インバータ11が電動モータ制御手段に相当する。
電磁コントロールバルブ・マニホールド18は、周知の構成である複数個の制御弁の集合体であり、比例制御弁31、32と圧力補償弁50とを有して構成されている。
比例制御弁31、32は、コントローラ10からの制御信号に基づいて作動するソレノイド31e、31f、32e、32fによりスプール(図示しない)を変位させて、作動油の流通経路を切り替える周知の構成のものである。圧力補償弁50については、後で詳しく説明する。
油圧配管21は、油圧ポンプ15と電磁コントロールバルブ・マニホールド18の供給ポート18aとを連通させている。油圧配管22は、電磁コントロールバルブ・マニホールド18の排出ポート18bと、オイルタンク17とを連通させている。油圧配管23は、比例制御弁31の接続ポート31aと、シリンダ4aの下側内部に設けられた第1室4cとを連通させている。油圧配管24は、比例制御弁32の接続ポート32aと、シリンダ9aの下側内部に設けられた第1室9cとを連通させている。油圧配管25は、比例制御弁32の接続ポート32bと、シリンダ9aの上側内部に設けられた第2室9dとを連通させている。
操作者がフォーク6を上昇させるためにリフト用の操作レバー12を後方に傾動させると、比例制御弁31は、油圧配管21と油圧配管23とを連通させる。そして、操作レバー12の後方への傾斜角度に比例する開度となるように、油圧配管21と油圧配管23とを連通させる流路の開度を制御する。これにより、油圧配管21、23は、油圧ポンプ15から吐出される作動油を第1室4cに供給し、その結果として、油圧シリンダ4が伸びて、フォーク6が上昇する。この場合の油圧配管21、23が第1経路に相当する。
他方、操作者がフォーク6を下降させるために操作レバー12を前方に傾動させると、比例制御弁31は、油圧配管22と油圧配管23とを連通させる。そして、操作レバー12の前方への傾斜角度に比例する開度となるように、油圧配管22と油圧配管23とを連通させる流路の開度を制御する。これにより、油圧配管22、23は、第1室4c内の作動油をオイルタンク17に排出し、その結果として、油圧シリンダ4が縮んで、フォーク6が下降する。この場合の油圧配管22、23が第2経路に相当する。
また、操作者がポスト3を後方に傾斜させるためにチルト用の操作レバー13を後方に傾動させると、比例制御弁32は、油圧配管21と油圧配管25とを連通させるとともに、油圧配管22と油圧配管24とを連通させる。そして、操作レバー13の後方への傾斜角度に比例する開度となるように、油圧配管21と油圧配管25とを連通させる流路の開度を制御する。これにより、油圧配管21、25は、油圧ポンプ15から吐出される作動油を第2室9dに供給し、油圧配管22、24は、第1室9c内の作動油をオイルタンク17に排出する。その結果として、油圧シリンダ9が縮んで、ポスト3が後方に傾斜する。この場合の油圧配管21、25が第1経路に相当し、油圧配管22、24が第2経路に相当する。
他方、操作者がポスト3を略垂直に立設する状態に戻すために操作レバー13を前方に傾動させると、比例制御弁32は、油圧配管21と油圧配管24とを連通させるとともに、油圧配管22と油圧配管25とを連通させる。そして、操作レバー13の前方への傾斜角度に比例する開度となるように、油圧配管21と油圧配管24とを連通させる流路の開度を制御する。これにより、油圧配管21、24は、油圧ポンプ15から吐出される作動油を第1室9cに供給し、油圧配管22、25は、第2室9d内の作動油をオイルタンク17に排出する。その結果として、油圧シリンダ9が伸びて、ポスト3が略垂直に立設する状態に戻る。この場合の油圧配管21、24が第1経路に相当し、油圧配管22、25が第2経路に相当する。
このように動作する実施例の油圧制御装置1では、図1に示すように、供給ポート18a及び排出ポート18bと、比例制御弁21、32との間に、圧力補償弁50が設けられている。
圧力補償弁50は、図2〜4に示すように、電磁コントロールバルブ・マニホールド18内に区画形成された弁室50aを有する。弁室50aは、電磁コントロールバルブ・マニホールド18の外面18e側から内部に向けて延在する略多段円柱形状の内部空間である。
弁室50a内において、弁室50aの延在する方向の内部側(図2〜4において、紙面右側)には、フランジ状に膨出する内部空間である第1パイロット室51が形成されている。また、弁室50a内において、弁室50aの延在する方向の略中央には、フランジ状に膨出する内部空間である第1環状室53が形成されている。さらに、弁室50a内において、弁室50aの延在する方向の外面18e側(図2〜4において、紙面左側)には、フランジ状に膨出する内部空間である第2環状室54が形成されている。
第1パイロット室51は、比例制御弁31、32の流路切替状態に対応して、作動中である油圧シリンダ4、9の第1室4c、9c及び第2室9dのいずれかと、流路51aを介して連通する。これにより、第1パイロット室51は、作動中である油圧シリンダ4又は油圧シリンダ9の負荷圧P2を示すことになる(周知の構成である「シリンダーセンシング回路」であるので、説明は省略する。)。
第1環状室53は、流路53aを介して油圧配管21と連通し、流路53bを介して比例制御弁31、32と連通することにより、第1経路の一部を構成している。これにより、第1環状室53は、第1経路内の供給圧P1(吐出ポンプ15の吐出圧)を示すことになる。
第2環状室54は、流路54aを介して比例制御弁31、32と連通し、流路54bを介して油圧配管22と連通することにより、第2経路の一部を構成している。
弁室50a内には、略円柱形状のスプール55が収納されている。スプール55は、弁室50aの延在する方向に沿って移動可能とされている。スプール55において、第1パイロット室51に対面する一端には、穴部55eが凹設されている。第1パイロット室51の壁部51eと、スプール55の穴部55eとの間には、コイルバネ59が配設されている。コイルバネ59は、スプール55を外面18e側に付勢する。
弁室50a内において、スプール55の他端と弁室50aの外面18e側の内壁面とにより、第2パイロット室52が区画形成されている。スプール55には、第2パイロット室52と第1環状室53とを連通させる連通路55aが貫設されている。これにより、第2パイロット室52は、第1経路内の供給圧P1を示すことになる。そして、スプール55は、第1パイロット室51内の負荷圧P2と第2パイロット室52内の供給圧P1との差圧に基づいて、弁室50aの延在する方向に沿って移動する(図3、図4に示す。)。
図2〜4に示すように、スプール55において、第2環状室54に対面する外周面には、環状凹部55bが形成されている。また、スプール55において、第2環状室54と第1環状室53との間に位置する外周面には、それぞれ環状凹部55bから第1環状室53に向けて延びる第1切り欠き部55c及び第2切り欠き部55dが凹設されている。
第1切り欠き部55cは幅が狭く浅い溝形状であり、第2切り欠き部55dは幅が広く深い溝形状である。第1切り欠き部55cは、第2切り欠き部55dと比較して、第1環状室53に向けて長く延びている。
外面18eには、接触式のリニア型変位センサ60が設けられている。リニア型変位センサ60は、ロッド60aを外面18eから弁室50a内に向けて突出させている。ロッド60aの先端は、第パイロット室52内においてスプール55に接触している。リニア型変位センサ60は、スプール55の移動に伴うロッド60aの伸縮に基づいて、スプール55の移動量D1を無段階で検出し、コントローラ10に伝達する。
ここで、スプール55の他端が弁室50aの外面18e側に壁面に当接する状態をスプール55の移動量D1=0として、スプール55が弁室50aの延在する方向に沿って移動する移動量D1を規定する。
図2に示す状態では、第1切り欠き部55c及び第2切り欠き部55dは、第1環状室53と連通しない。スプール55が移動して図3に示す状態となると、第1切り欠き部55cは第1環状室53と連通するが、第2切り欠き部55dは第1環状室53と連通しない。さらに、スプール55が移動して図4に示す状態となると、第1切り欠き部55cだけでなく第2切り欠き部55dも、第1環状室53と連通する。
環状凹部55b、第1切り欠き部55c及び第2切り欠き部55dが第1経路と第2経路とを連通するバイパス経路に相当する。そして、第1パイロット室51内の負荷圧P2と第2パイロット室52内の供給圧P1との差圧に基づいて弁室50a内をスプール55が移動することにより、図5に示すように、バイパス経路の開度(実線J1で示す。)が変化する。
図2に示す状態と図3に示す状態との間において、第1切り欠き部55cが第1環状室53と連通する状態となるまでは、図5に示すように、バイパス経路の開度(実線J1)は0であり、バイパス経路は閉じている。すなわち、第1経路内の供給圧P1は、油圧シリンダ4、9の負荷圧P2に対してマージンが小さいので、オイルタンク17に余剰な作動油を排出しないようにする。
そして、第1切り欠き部55cが第1環状室53と連通する状態になると、バイパス経路の開度(実線J1)が0から増大して、所定の小さな開度で安定した状態となる。すなわち、第1経路内の供給圧P1は、油圧シリンダ4、9の負荷圧P2に対して適度なマージンがあるので、オイルタンク17に少量の余剰な作動油を安定的に排出する。本実施例では、この段階に移行する際の移動量D1を閾値G1(図2〜図5に示す。)と定める。
次に、図3に示す状態と図4に示す状態との間において、第2切り欠き部55dが第1環状室53と連通する状態になると、バイパス経路の開度(実線J1)が急激に増大する。すなわち、第1経路内の供給圧P1は、油圧シリンダ4、9の負荷圧P2に対し過大であるので、オイルタンク17に余剰な作動油を積極的に排出する。本実施例では、この段階に移行する際の移動量D1を閾値G2(図2〜図5に示す。)と定める。
こうして、圧力補償弁50は、負荷圧P2と供給圧P1との差圧に基づいてバイパス経路の開度(実線J1)を制御することができる。
さらに、本実施例では、以下に説明するように、電動モータ16の回転数R1を適切に制御して、バイパス流路を介してオイルタンク17に排出される余剰な作動油の量(以下、「余剰流量」という。)を減少させている。
本実施例では、図2〜図5に示すように、スプール55の移動量D1が第1閾値G1未満である範囲を第1範囲E1と定める。移動量D1が第1閾値G1以上第2閾値G2未満である範囲を第2範囲E2と定める。移動量D1が第2閾値G2以上である範囲を第3範囲E3と定める。例えば、図2に示す状態では、移動量D1が第1範囲E1にあり、図3に示す状態では、移動量D1が第2範囲E2にあり、図4に示す状態では、移動量D1が第3範囲E3にある。
リニア型変位センサ60は、スプール55の移動量D1を常時検出して、コントローラ10に伝達する。コントローラ10は、移動量D1が第1範囲E1、第2範囲E2及び第3範囲E3のうちのどの範囲にあるかを判断する。また、コントローラ10は、電動モータ用インバータ11を介して、電動モータ11の実際の回転数等の制御情報も取得する。
コントローラ10は、図2及び図5に示すように、移動量D1が第1範囲E1にあれば電動モータ16の回転数R1を増加させるように、電動モータ用インバータ11に指令を出す。その結果、電動モータ用インバータ11に制御されて、電動モータ16の回転数R1が増加し、それに伴って、油圧ポンプ15の吐出量L1も比例的に増大する。そうすると、供給圧P1と負荷圧P2との差圧も増大し、図3及び図5に示すように、スプール55の移動量D1が増加して第2範囲E2に入る。
また、コントローラ10は、図4及び図5に示すように、移動量D1が第3範囲E3にあれば電動モータ16の回転数R1を減少させるように、電動モータ用インバータ11に指令を出す。その結果、電動モータ用インバータ11に制御されて、電動モータ16の回転数R1が減少し、それに伴って、油圧ポンプ15の吐出量L1も比例的に減少する。そうすると、供給圧P1と負荷圧P2との差圧も減少し、図3及び図5に示すように、スプール55の移動量D1が減少して第2範囲E2に入る。
図3及び図5に示すように、コントローラ10は、移動量D1が第2範囲E2にあれば電動モータ16の回転数R1を維持するように、電動モータ用インバータ11に指令を出す。その結果、電動モータ用インバータ11に制御されて、電動モータ16の回転数R1が維持され、それに伴って、油圧ポンプ15の吐出量L1も維持される。そうすると、供給圧P1と負荷圧P2との差圧も維持され、スプール55の移動量D1が第2範囲E2にある状態を保つ。
こうして、この油圧制御装置1では、スプール55の移動量D1が第2範囲E2にある状態に保たれるように、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11が電動モータ11の回転数R1を制御するので、油圧ポンプ15の吐出量L1を適正に調整することができる。
図6に具体例を示す。操作レバー12、13の操作量(操作レバー12、13の傾斜角度)が増加するにつれて、油圧シリンダ4、9に供給されるべき必要流量J2は、下方に膨らむカーブを描いて増大する。それに対応して、比例制御弁31、32は、第1経路の開度を増大させる。
この間、第1経路の開度の増大に応じて、供給圧P1と負荷圧P2との差圧が減少して、移動量D1が第1範囲E1に入る。そうすると、リニア型変位センサ60、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11の制御により、電動モータ11の回転数R1が増加して、移動量D1を第1範囲E1から第2範囲E2に戻した後、その状態を維持する。
また、操作レバー12、13の操作量(操作レバー12、13の傾斜角度)が減少するにつれて、油圧シリンダ4、9に供給されるべき必要流量J2は、下方に膨らむカーブを描いて減少する。それに対応して、比例制御弁31、32は、第1経路の開度を減少させる。
この間、第1経路の開度の減少に応じて、供給圧P1と負荷圧P2との差圧が増大して、移動量D1が第3範囲E3に入る。そうすると、リニア型変位センサ60、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11の制御により、電動モータ11の回転数R1が減少して、移動量D1を第3範囲E3から第2範囲E2に戻した後、その状態を維持する。
このような制御により、油圧ポンプ15の吐出量L1(=R1×L0)は、二点鎖線K1で示すように、油圧シリンダ4、9に供給されるべき必要流量J2に対して常時ある程度のマージンを保ちつつ、必要流量J2の曲線に沿うように増大又は減少することになる。その結果、余剰流量(図6において、実線J2と二点鎖線K1とで囲まれた範囲)を減らすことができる。
一方、従来技術である比較例を図7に示す。比較例では、実施例の油圧制御装置1からリニア型変位センサ60を取り除いている。このため、スプール55の移動量が不明であるので、コントローラ10は、操作レバー12、13の操作量(操作レバー12、13の傾斜角度)から電動モータ16の回転数を推測する。図7の例では、操作レバー12、13の傾斜角度に対して比例的に電動モータ16の回転数R1を増大又は減少させている。このように、比較例ではあくまでも推測に基づいて、電動モータ16の回転数R1を制御するだけであるので、マージンをかなり多めに確保するように制御する。その結果、油圧ポンプ15の吐出量は、二点鎖線K2で示すように、必要流量J2から大きく離れてしまい、余剰流量(図7において、実線J2と二点鎖線K2とで囲まれた範囲)がかなり多くなってしまう。
このように、上記構成である実施例の油圧制御装置1において、油圧ポンプ15は、電動モータ16により駆動され、オイルタンク17内の作動油を電動モータ16の回転数R1に応じた吐出量L1で吐出する。圧力補償弁50において、リニア型変位センサ60は、弁室50a内に移動可能に収納され、負荷圧P2と供給圧P1とに基づいて移動するスプール55の移動量D1を検出する。そして、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11は、リニア型変位センサ60が検出した移動量D1に基づいて、図5等に示すように、電動モータ16の回転数R1を制御する。このとき、スプール55の移動量D1がバイパス経路の開度と直接関係していることから、この油圧制御装置1は、図7に示す上記従来技術と比較して、図6に示すように、より適切に余剰流量を減らすことができる。余剰流量を減らすことは、油圧ポンプ15を駆動する電動モータ16の回転数R1を低下させることであり、消費電力の減少に繋がる。
したがって、実施例の油圧制御装置1は、省エネ化をより一層図ることができる。
また、この油圧制御装置1において、リニア型変位センサ60は、移動量D1が第1閾値G1未満である第1範囲E1にあること、移動量D1が第1閾値G1以上第2閾値G2未満である第2範囲E2にあること、及び移動量D1が第2閾値G2以上である第3範囲E3にあることを検出するものである。そして、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11は、移動量D1が第1範囲E1にあれば電動モータ16の回転数R1を増加させる。そうすると、油圧ポンプ15の吐出量L1が増加して、移動量D1が第1範囲E1から第2範囲E2に移る。また、移動量D1が第3範囲E3にあれば電動モータ16の回転数R1を減少させる。そうすると、油圧ポンプ15の吐出量L1が減少して、移動量D1が第3範囲E3から第2範囲E2に移る。さらに、移動量D1が第2範囲E2にあれば電動モータ16の回転数R1を維持する。そうすると、油圧ポンプ15の吐出量L1が維持され、移動量D1も第2範囲E2にある状態に保たれる。
このため、この油圧制御装置1は、バイパス流路の開度を適正に調整して、常時必要かつ十分な流量の作動油を油圧シリンダ4、9に対して供給できるので、適切に余剰流量を減らすことができる。
さらに、この油圧制御装置1では、リニア型変位センサ60により、移動量D1を無段階で検出することができる。このため、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11において、設定の自由度が増大する。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11は、第1〜3範囲E1〜E3の3段階よりも細かい段階で電動モータ16の回転数R1を制御することができる。また、コントローラ10及び電動モータ用インバータ11は、無段階で検出されるスプール55の移動量D1に対応して、無段階で電動モータ16の回転数R1を制御することもできる。
また、接触式であるリニア型変位センサ60の代わりに、渦電流式や静電容量式など周知の非接触式変位センサ等を採用できる。
本発明は産業車両に利用可能である。
17…オイルタンク
16…電動モータ
L0…油圧ポンプの駆動軸の1回転当たりの吐出量
L1…油圧ポンプの吐出量
15…油圧ポンプ
4、9…油圧アクチュエータ(4…リフト用油圧シリンダ、9…チルト用油圧シリンダ)
21、23、24、25…第1経路(油圧配管)
22、23、24、25…第2経路(油圧配管)
55b、55c、55d…バイパス経路(55b…環状凹部、55c…第1切り欠き部、55d…第2切り欠き部)
12、13…操作レバー
31、32…制御弁
P2…油圧アクチュエータの負荷圧
P1…第1経路内の供給圧
50…圧力補償弁
1…産業車両用油圧制御装置
50a…弁室
51…第1パイロット室
52…第2パイロット室
55…スプール
D1…スプールの移動量
60…スプール移動量検出手段(リニア型変位センサ)
10、11…電動モータ制御手段(10…コントローラ、11…電動モータ用インバータ)
R1…電動モータの回転数
G1…第1閾値
G2…第2閾値
E1…第1範囲
E2…第2範囲
E3…第3範囲

Claims (3)

  1. 作動油を貯留するオイルタンクと、
    電動モータにより駆動され、前記オイルタンク内の前記作動油を前記電動モータの回転数に応じた吐出量で吐出する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプが吐出した前記作動油を油圧アクチュエータに供給する第1経路と、
    前記油圧アクチュエータから前記オイルタンクに前記作動油を排出する第2経路と、
    前記第1経路と前記第2経路とを連通するバイパス経路と、
    操作レバーの操作量に応じて前記第1経路の開度及び前記第2経路の開度を制御する制御弁と、
    前記油圧アクチュエータの負荷圧と前記第1経路内の供給圧とに基づいて前記バイパス経路の開度を制御する圧力補償弁とを備える産業車両用油圧制御装置において、
    前記圧力補償弁は、弁室と、前記弁室内に形成され、前記負荷圧が印加される第1パイロット室と、前記弁室内に形成され、前記供給圧が印加される第2パイロット室と、前記弁室内に移動可能に収納され、前記負荷圧と前記供給圧とに基づいて移動するスプールと、前記スプールの移動量を検出するスプール移動量検出手段とを有し、
    前記バイパス経路は、前記スプールの外周面に凹設され、
    前記バイパス経路の前記開度は、前記移動量に応じて増減し、
    前記スプール移動量検出手段が検出した前記移動量に基づいて、前記電動モータの回転数を増減させるように制御する電動モータ制御手段をさらに備えることを特徴とする産業車両用油圧制御装置。
  2. 前記スプール移動量検出手段は、少なくとも、前記移動量が第1閾値未満である第1範囲にあること、前記移動量が前記第1閾値以上第2閾値未満である第2範囲にあること、及び前記移動量が前記第2閾値以上である第3範囲にあることを検出するものであり、
    前記電動モータ制御手段は、前記移動量が前記第1範囲にあれば前記電動モータの回転数を増加させ、前記移動量が前記第2範囲にあれば前記電動モータの回転数を維持し、前記移動量が前記第3範囲にあれば前記電動モータの回転数を減少させる請求項1記載の産業車両用油圧制御装置。
  3. 前記スプール移動量検出手段は、前記移動量を無段階で検出するリニア型変位センサである請求項1又は2記載の産業車両用油圧制御装置。
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