JP6007858B2 - 産業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧によって作動する油圧作動装置と、エンジンによって駆動される油圧ポンプと、を備えた産業車両に関する。
エンジンと、エンジンによって駆動される油圧ポンプと、を備え、油圧ポンプから吐出された作動油によって油圧作動装置を作動させる油圧機構を有する産業車両としては、例えばフォークリフトが知られている。フォークリフトは、例えば、フォークを昇降動作させる油圧作動装置としてリフト用の油圧シリンダと、マストを傾動動作させる油圧作動装置としてティルト用の油圧シリンダと、を有する。そして、油圧ポンプをエンジンで駆動させる場合には、油圧ポンプの負荷増によってエンジンのトルクが不足すると、エンジンストールが発生してしまうことがある。このため、従来、このようなエンジンストールの発生を防止するための構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−62137号公報
特許文献1では、エンジン回転数が低下したことを検知して排出配管を開放させる構成であるため、排出配管を開放してから油圧ポンプの負荷軽減に至る迄の間に、エンジン回転数がさらに低下することになる。このため、エンジンストールの発生を好適に防止しているとは言い難い。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、エンジンストールの発生を好適に防止できる産業車両を提供することにある。
上記課題を解決する産業車両は、エンジンと、油圧によって作動する油圧作動装置と、前記エンジンによって駆動される油圧ポンプと、を備えた産業車両において、前記油圧作動装置の動作を指示する指示部材と、前記油圧ポンプから吐出された作動油を前記油圧作動装置へ供給する供給油路と、前記油圧ポンプから吐出された作動油を油タンクへ戻す戻し油路と、エンジン回転数と予め定めた閾値とを比較し、前記エンジン回転数が前記閾値を下回った場合には前記作動油の油路を前記戻し油路とする制御装置と、を備え、前記閾値には、第1閾値と前記第1閾値に比して設定回転数が低い第2閾値と、を含み、前記制御装置は、前記指示部材の操作を検知したことによって前記作動油の油路を前記戻し油路とするとともに前記エンジン回転数を上昇させる吹上げ制御を行い、前記エンジン回転数と比較する閾値を前記第2閾値とする。
これによれば、指示部材の操作を検知したことによって作動油の油路を戻し油路とするとともに吹上げ制御を行うので、エンジン回転数の低下を待たずに油圧ポンプの負荷軽減を図り得る。このため、エンジンストールの発生を好適に防止できる。また、エンジン回転数をもとに戻し油路とする場合の判定用の閾値を複数有し、指示部材の操作を検知した場合には閾値を第2閾値とすることで、エンジンストールを回避しつつ、指示部材の操作時においてエンジン回転数をもとに戻り油路へ切り替えられる頻度を低減させる。これにより、油圧作動装置の動作が不安定になることを回避する。
上記産業車両において、前記制御装置は、前記吹上げ制御の終了を契機に前記エンジン回転数と比較する閾値を前記第1閾値に戻すと良い。
これによれば、指示部材の操作時以降における油圧ポンプの負荷の急変に対して、早い段階で戻し油路とし、油圧ポンプの負荷軽減を図り得る。このため、エンジンストールの発生を好適に防止できる。
上記産業車両において、前記制御装置は、前記閾値を徐々に増加させることによって前記第1閾値へ戻しても良い。これによれば、第2閾値から第1閾値へ時間を掛けて移行するので、制御に伴う応答遅れなどを加味しつつ、第2閾値を設定することによる効果を確実に得ることができる。
本発明によれば、エンジンストールの発生を好適に防止できる。
フォークリフトの全体構成を示す模式図。 制御内容を示すタイミングチャート。
以下、産業車両を具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、産業車両としてのフォークリフト10の車体には、荷役装置11が装備されている。荷役装置11は、左右一対のアウタマスト12とインナマスト13とからなる多段式のマスト14を備え、アウタマスト12には油圧作動装置として油圧式のティルトシリンダ15が連結されているとともにインナマスト13には油圧作動装置として油圧式のリフトシリンダ16が連結されている。マスト14は、ティルトシリンダ15に対する作動油の給排によって車体の前後方向に前傾動作又は後傾動作を行う。インナマスト13は、リフトシリンダ16に対する作動油の給排によって車体の上下方向に昇降動作を行う。また、インナマスト13には、リフトブラケット17を介してフォーク18が設けられている。フォーク18は、リフトシリンダ16の作動によってインナマスト13がアウタマスト12に沿って昇降動作を行うことにより、リフトブラケット17とともに昇降動作を行う。
また、フォークリフト10の車体には、フォークリフト10の走行動作及び荷役動作の駆動源となるエンジン19と、エンジン19によって駆動される油圧ポンプ20と、油圧ポンプ20から吐出された作動油が供給される油圧機構21と、が装備されている。油圧機構21は、コントロール弁22,23と、アンロード弁24と、を有する。コントロール弁22は、ティルトシリンダ15への作動油の給排を制御する。コントロール弁22には、ティルトシリンダ15の動作を指示する指示部材としてのティルト操作部材25が機械的に連結されており、ティルト操作部材25の操作によってコントロール弁22の開閉状態が切り替わる。また、コントロール弁23は、リフトシリンダ16への作動油の給排を制御する。コントロール弁23には、リフトシリンダ16の動作を指示する指示部材としてのリフト操作部材26が機械的に連結されており、リフト操作部材26の操作によってコントロール弁23の開閉状態が切り替わる。ティルト操作部材25及びリフト操作部材26は、フォークリフト10の作業者が操作できるようにフォークリフト10の運転室に配置されている。アンロード弁24は、油圧ポンプ20から吐出された作動油を車体に装備された油タンク27へ排出する際、その排出を制御する。
また、フォークリフト10の車体には、制御装置28が搭載されている。制御装置28は、エンジン回転数を検出する回転数センサ29から入力された検知信号をもとに、エンジン回転数の制御、及びアンロード弁24の開閉状態の制御を行う。また、制御装置28には、ティルト操作部材25の操作状態を検出する検出センサ25aと、リフト操作部材26の操作状態を検出する検出センサ26aと、が電気的に接続されている。また、制御装置28は、運転者の操作によってフォークリフト10の加速を指示するアクセル操作部材(アクセルペダル)30の操作量(アクセル開度)を検出する。そして、制御装置28は、アクセル操作部材30の踏み込み量によってエンジン回転数を制御する。なお、油圧ポンプ20をエンジン19によって駆動するフォークリフト10では、アクセル操作部材30を踏み込むとともにティルト操作部材25やリフト操作部材26を操作することにより、ティルトシリンダ15やリフトシリンダ16を動作させることができる。
この実施形態において、油圧ポンプ20の駆動によって油タンク27から汲み上げられるとともに油圧ポンプ20から吐出された作動油は、次に説明するように流れる。
アンロード弁24が第1位置に制御されている場合、作動油は、油圧ポンプ20に接続されている油路32を通ってコントロール弁22,23に流れ、コントロール弁22,23に接続されている油路33,34を通じてティルトシリンダ15及びリフトシリンダ16の油室に供給される。例えば、ティルト操作部材25が操作されている場合、油圧ポンプ20から吐出された作動油は、コントロール弁22に接続されている油路33を通じてティルトシリンダ15の油室に供給される。なお、ティルトシリンダ15及びリフトシリンダ16の油室から排出された作動油は、コントロール弁22,23に接続されている油路35を通じて油タンク27に排出される。一方、アンロード弁24が第2位置に制御されている場合、作動油は、コントロール弁22,23に流れず、油路32を通ってアンロード弁24に接続されている油路35を通じて油タンク27に戻される。
以下、この実施形態のフォークリフト10の作用を説明する。
図2に示す区間Aにおいて、制御装置28は、エンジン回転数が第1閾値Y1を下回ったか否かを判定する。エンジン回転数と比較する閾値は、アンロード弁24を第2位置に制御し、油圧ポンプ20から吐出される作動油を油タンク27へ戻す戻し油路を開放するか否かの判定基準となる値である。なお、区間Aは、アクセル操作部材30が操作されておらず、かつティルト操作部材25とリフト操作部材26の両方が操作されておらず、油圧ポンプ20に負荷を掛けていない状態である。また、エンジン19は、制御装置28からの回転数指令X1(アイドル回転数に相当する)で駆動している状態である。
図2に示す区間Bにおいて、制御装置28は、ティルト操作部材25やリフト操作部材26の操作に基づく信号の入力を検知すると、油圧作動装置の起動に伴って油圧ポンプ20の負荷が増加するため、アンロード弁24を第2位置に制御して戻し油路を開放する。戻し油路の開放によって作動油は、コントロール弁22,23へ流れず、油タンク27へ戻される。この実施形態において戻し油路は、油路32と、アンロード弁24と、油路35と、によって構成される。
制御装置28は、アンロード弁24を第2位置とするアンロード指令の出力を、エンジン回転数が所定値以上に到達するまでの間、又は時間T1が経過するまでの間、出力する。そして、アンロード弁24は、アンロード指令の出力が停止すると第1位置に戻り、油圧ポンプ20から吐出される作動油をティルトシリンダ15やリフトシリンダ16へ供給する供給油路が開放する。供給油路の開放によって作動油は、コントロール弁22,23へ流れ、ティルトシリンダ15やリフトシリンダ16へ供給される。この実施形態において供給油路は、油路32と、コントロール弁22,23と、油路33,34と、によって構成される。
また、制御装置28は、アンロード指令の出力に加えて、回転数指令X1に比して指令回転数が高い回転数指令X2を出力してエンジン回転数を上昇させる吹上げ制御を行う。この吹上げ制御によってエンジン回転数は、上昇する。なお、制御装置28は、回転数指令X2を時間T2の間、出力する。
この実施形態では、戻し油路の開放と吹上げ制御により、油圧ポンプ20への負荷軽減を図るとともに油圧ポンプ20の負荷増に伴うエンジン19のトルク不足を解消させている。これにより、この実施形態のフォークリフト10では、エンジンストールが回避される。
また、制御装置28は、アンロード指令の出力及び回転数指令X2の出力に加えて、エンジン回転数と比較する閾値を、第1閾値Y1に比して設定回転数が低い第2閾値Y2に変更する。エンジン19は、前述のようにエンジンストールを回避するように制御されているが、アンロード指令の出力の停止によって供給油路が開放されると油圧ポンプ20の負荷増に伴ってエンジン回転数は低下する。このため、仮に、エンジン回転数と比較する閾値として第1閾値Y1のみを有する場合は、油圧作動装置の作動後、エンジン回転数の低下に伴い、図2に一点鎖線で示すように再度、アンロード指令が出力される可能性がある。この場合、ティルトシリンダ15やリフトシリンダ16は、一旦動作を開始したが、アンロード指令の出力によって直ぐに停止することになり、動作が不安定となる。これは、荷役作業が中断されることを意味し、その結果、荷役位置などの調整がし難くなる可能性がある。
しかしながら、この実施形態では、ティルト操作部材25やリフト操作部材26の操作を検知した時、第1閾値Y1に比して設定回転数が低い第2閾値Y2を設定するので、油圧作動装置の作動後にエンジン回転数が低下しても、アンロード指令が再度出力され難くなっている。これにより、ティルトシリンダ15やリフトシリンダ16の動作開始後、直ちに動作が停止してしまうことが回避される。
そして、時間T2の間、回転数指令X2を出力した制御装置28は、吹上げ制御を終了するとともに、その終了に伴って回転数指令の値を徐々に低い値に設定しながら時間を掛けて回転数指令X1に戻す。また、制御装置28は、吹上げ制御の終了を契機に、エンジン回転数と比較する閾値を徐々に増加させることによって第1閾値Y1へ戻す。
図2に示す区間Cは、ティルト操作部材25やリフト操作部材26が継続的に操作されている状態である。そして、区間Cにおいて制御装置28は、エンジン回転数が第1閾値Y1を下回ると、アンロード指令を出力する。区間Cのようにティルト操作部材25やリフト操作部材26が継続的に操作されている状態でエンジン回転数が低下する場合、すなわち油圧ポンプ20の負荷が増加する場合には、例えば油圧シリンダがストーロークエンドに達したときがある。このため、制御装置28は、エンジン回転数が第1閾値Y1を下回ったことにより、アンロード指令を出力し、油圧ポンプ20への負荷軽減を図ることで、エンジンストールを回避させる。
前述のように、荷役を開始させる時の負荷の急変は、ティルト操作部材25やリフト操作部材26の操作状態から判断することができる。しかし、油圧シリンダがストーロークエンドに達したことによって負荷が急変することは、ティルト操作部材25やリフト操作部材26の操作状態などからは判断できない。このため、荷役を開始させる時と同様にエンジン19の吹上げ制御を開始させることは、吹上げ制御のタイミングが特定できず、行うことが難しい。このため、この実施形態においては、第1閾値Y1と第2閾値Y2を有し、荷役を開始させる時の吹上げ制御の終了後に閾値を第2閾値Y2に比して設定回転数が高い第1閾値Y1に戻すことで、アンロード指令が早い段階で出力される状況としている。このように第1閾値Y1と第2閾値Y2を状況に応じて使い分けることで、エンジン回転数の低下を契機にアンロード指令を出力させても、その状況に応じて好適にエンジンストールを回避できる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)荷役の開始に基づくティルト操作部材25やリフト操作部材26の操作を検知した場合にアンロード指令を出力するとともに吹上げ制御を行うので、エンジン回転数の低下を待たずに油圧ポンプ20の負荷軽減を図り得る。このため、エンジンストールの発生を好適に防止できる。
(2)また、第1閾値Y1と第2閾値Y2を有し、荷役の開始時には閾値を第2閾値Y2とする。このため、アンロード指令の出力や吹上げ制御によるエンジンストールを回避しつつ、アンロード指令が出力される頻度を低減させることができる。これにより、油圧作動装置の動作が不安定になることを回避できる。つまり、ティルトシリンダ15やリフトシリンダ16などが動作を開始し、直ぐに動作を停止してしまうなどの事態を回避できる。
(3)吹上げ制御の終了を契機に閾値を第1閾値Y1に戻す。このため、荷役の開始時以外の油圧ポンプ20の負荷の急変に対して、早い段階でアンロード指令を出力させることができ、油圧ポンプ20の負荷軽減を図り得る。このため、エンジンストールの発生を好適に防止できる。
(4)例えば、閾値を第1閾値Y1のみとした場合は前述のように荷役の開始時においてアンロード指令が出力される頻度が増加する可能性があり、一方で閾値を第2閾値Y2のみとした場合は吹上げ制御のタイミングなどが特定できない状況においてエンジンストールを回避できない虞がある。このため、第1閾値Y1と第2閾値Y2を有し、これらの閾値を状況に応じて使い分けることで、エンジンストールを好適に回避しつつ、さらに油圧作動装置の動作を安定させることもできる。
(5)閾値を徐々に増加させることによって第1閾値Y1へ戻すことにより、閾値は時間を掛けて第1閾値Y1へ移行することになる。このため、制御に伴う応答遅れなどを加味しつつ、第2閾値Y2を設定することによる効果を確実に得ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ コントロール弁22,23を電磁弁とし、その開閉状態を制御装置28からの信号によって制御しても良い。この場合、ティルト操作部材25やリフト操作部材26が操作されていない時には戻し油路によって作動油を油タンク27に常に排出させる。そして、ティルト操作部材25やリフト操作部材26が操作されたことを検知した場合は、所定時間の間、コントロール弁22,23による供給油路への切り換えを行わず、戻し油路を通じて作動油を油タンク27へ排出させる。そして、所定時間の経過後に、コントロール弁22,23を制御して供給油路を開放させる。この場合も、エンジン19の吹上げ制御と、閾値の切り替えを行う。このように構成しても、実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
○ 制御装置28による吹き上げ制御の終了を契機に、エンジン回転数と比較する閾値を徐々に増加させることによって第1閾値Y1へ戻す制御は、閾値を時間に対して直線的に徐々に増加させても良いし、閾値を時間に対してステップ的に徐々に増加させても良い。
○ 油圧作動装置は、昇降動作用の油圧シリンダや、傾動動作用の油圧シリンダに限らず、他の動作用の油圧シリンダでも良い。例えば、フォークリフト10に装備されるアタッチメントを動作させる油圧シリンダでも良い。また、油圧作動装置は、油圧パワーステアリング装置でも良い。
○ 回転数指令は、時間T2の経過とともに回転数指令X1に戻しても良い。また、閾値は、吹上げ制御の終了とともに第1閾値Y1に戻しても良い。
○ 産業車両に装備される油圧作動装置は、単数でも良いし、3つ以上でも良い。
○ 実施形態の制御は、フォークリフト以外の産業車両に適用することもできる。
10…フォークリフト、15…ティルトシリンダ、16…リフトシリンダ、19…エンジン、20…油圧ポンプ、22,23…コントロール弁、24…アンロード弁、25…ティルト操作部材、26…リフト操作部材、27…油タンク、28…制御装置、32〜35…油路、Y1…第1閾値、Y2…第2閾値。

Claims (3)

  1. エンジンと、油圧によって作動する油圧作動装置と、前記エンジンによって駆動される油圧ポンプと、を備えた産業車両において、
    前記油圧作動装置の動作を指示する指示部材と、
    前記油圧ポンプから吐出された作動油を前記油圧作動装置へ供給する供給油路と、
    前記油圧ポンプから吐出された作動油を油タンクへ戻す戻し油路と、
    エンジン回転数と予め定めた閾値とを比較し、前記エンジン回転数が前記閾値を下回った場合には前記作動油の油路を前記戻し油路とする制御装置と、を備え、
    前記閾値には、第1閾値と前記第1閾値に比して設定回転数が低い第2閾値と、を含み、
    前記制御装置は、前記指示部材の操作を検知したことによって前記作動油の油路を前記戻し油路とするとともに前記エンジン回転数を上昇させる吹上げ制御を行い、前記エンジン回転数と比較する閾値を前記第2閾値とすることを特徴とする産業車両。
  2. 前記制御装置は、前記吹上げ制御の終了を契機に前記エンジン回転数と比較する閾値を前記第1閾値に戻す請求項1に記載の産業車両。
  3. 前記制御装置は、前記閾値を徐々に増加させることによって前記第1閾値へ戻す請求項2に記載の産業車両。
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